第二回KIASイスラーム基礎概念研究セミナー
2007年12月25日
パレスチナ地域の言語文化研究班・第2回研究会
2007年12月23日
イスラム国家論研究会 12月例会
2007年12月23日
映画「太陽の男たち」の上映
2007年12月22日
東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト合同研究会(報告者:カナファーニー=ザハール教授)
2007年12月22日
「20世紀初頭エジプトのシャリーア法廷台帳に見る結婚・ジェンダー・ナショナリズム」
2007年12月22日
「スーフィー・聖者研究会」第3回研究会
2007年12月22日
公開講義「映像で見るパレスチナ2」
2007年12月19日、20日、21日
カリーム・ダグラス・スロアン・クロウ博士講演会
2007年12月18日
中東カフェ「服を選ぶ、アイデンティティを選ぶ」
2007年12月16日
東洋文庫拠点連携国際シンポジウム「近世アーカイブズの多国間比較」
2007年12月14日~12月15日
レバノン、マロン派に関する講演会
2007年12月15日
現代レバノン政治に関する講演会
2007年12月14日
「中央ユーラシアにおける帝国統治:編入と疎外」
2007年12月10日
九州史学会大会・イスラム文明学部会
2007年12月9日
パレスチナデー・シンポジウムと音楽の集い
2007年12月8日
上智大学イスラーム地域研究拠点グループ1研究会
2007年12月8日
イスラームにおける「平和と戦争」論――反テロ戦争の論理とイスラーム
2007年12月6日
ワークショップ「国連パレスチナ分割決議案<再考>-60周年を機に」
2007年12月1日
アフガニスタン研究ネットワーク講演会
2007年12月1日

《11月》

KIASユニット3「急進派」研究会
2007年11月30日
慶應義塾大学 21 世紀 COE-CCC カンファレンス
2007年11月27日
ベイルート若手研究者報告会
2007年11月26日
国際会議「移動する中国ムスリム」
2007年11月25日
イスラム国家論研究会 11月例会
2007年11月24日
第2回「中央アジアの法制度研究会」
2007年11月24日
東洋大学アジア文化研究所国際ワークショップ
2007年11月23日
馬利章先生講演会
2007年11月23日
KIASイスラーム基礎概念研究セミナー
2007年11月22日
多文化共生の道を探るセミナー
2007年11月16日~17日
パレスチナ問題における宗教者間対話―その可能性と展望
2007年11月14日
NIHUプログラム イスラーム地域研究・東京大学拠点(TIAS)グループ2「パレスチナ研究班」の研究会
2007年11月13日
イスラエル・パレスチナの宗教・社会・平和 公開シンポジウム
2007年11月12日
ニーズ対応型地域研究推進事業「アジアのなかの中東-経済と法を中心に」主催研究会
NIHUプログラム イスラーム地域研究・東京大学拠点(TIAS)グループ2「中東政治の構造変容」主催研究会
2007年11月12日、18日
「サウジアラビアと日本における情報通信技術(ICT)―現状と未来―」
2007年11月10日
Symposium "Reconsidering Modern History of Afghanistan"
2007年11月10日
Robert D. McChesney 先生講演会
2007年11月7日
エマード・アブー・ガーズィー博士 講演会 (関西)
2007年11月6日
レバノンから緊急来日講演会「私たちは再び難民となった ガレキの中から再生を考える」
2007年11月3日(大阪)/4日(東京)
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」研究会
2007年11月3日
エマード・アブー・ガーズィー博士 講演会 (東京)
2007年11月3日
中東研究センター国際シンポジウム「湾岸情勢とエネルギー安全保障――地域安定化への課題――」
2007年11月1日
AA研カナファーニー=ザハール博士研究会
2007年11月1日
第30回イスラム人口研究懇談会
2007年11月1日

《10月》

西南学院大学博物館・第2回特別展「祈りの継承~ユダヤの信仰と祭~ジュダイカ・コレクション1」
2007年10月29日~12月15日
AA研企画展「鮮麗なる阿冨汗一八四八」
2007年10月29日~11月30日
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」講演会
2007年10月29日
イスラム国家論研究会10月例会
2007年10月27日
第一回「イスラーム中道派」研究会
2007年10月26日
慶應義塾大学 21 世紀 COE-CCC カンファレンス
2007年10月20日
International Workshop of Islamic Area Studies (SIAS group3-KIAS unit4)
2007年10月12-13日
「中東社会史」研究会
2007年10月7日
イスラム国家論研究会9月例会
2007年10月6日
東京外国語大学AA研研究会"Insecurity and Migration: The Case of Lebanon following the Summer 2006"
2007年10月6日
「人間の安全保障」プログラム パブリックフォーラム2007秋
2007年10月5日
東京外国語大学AA研フォーラム"Diaspora Remittances: the Case of Lebanon"
2007年10月4日
資料・写真展及び講演会「1930年代のアフガニスタン、そして現在」
2007年10月1日~月30日

《9月》

中国ムスリム研究会第13回定例会
2007年9月29日
映画会議「サブラー・シャティーラーのキャンプ虐殺から25年---加害者による証言映像をめぐって」
2007年9月24日
「大阪外大:地政学プロジェクト・パレスチナ班」研究会
2007年9月22日
どうなる!? 大統領選後のトルコ情勢
2007年9月21日
「イスラームの知と「異教徒」」2007年度第1回研究会
2007年9月15日
第29回イスラム人口研究懇談会のお知らせ
2007年9月15日
ハンフリーズ教授講演会
2007年9月12日

《7月》

緊急シンポジウム「内紛と分裂?・パレスチナはどうなるのか」
2007年7月28日
慶應義塾大学21世紀COE-CCC「多文化世界多世代交差世界の政治社会秩序形成」カンファレンス
2007年7月28日
「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)グループ2「中東社会史班」研究会
2007年7月28日
イスラム国家論研究会7月例会
2007年7月28日
第28回イスラム人口研究懇談会
2007年7月27日
「イスラーム地域研究」京都大学拠点(KIAS)グループ4「広域タリーカ」及び上智大学拠点(SIAS)グループ3「スーフィズムと民衆イスラーム」連携合宿
2007年7月26日
International Symposium on Islamic Economics ―Theoretical and Practical Perspectives in a Global Context-
2007年7月23日
拓殖大学イスラーム研究所 ・ 京都大学イスラーム地域研究センター共催「イスラーム・セミナー」
2007年7月21日
「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」研究会
2007年7月21日
「イスラーム地域研究」東洋文庫拠点及び東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究プロジェクト共催研究会
2007年7月21日
「イスラーム地域研究」京都大学拠点(KIAS)及び拓殖大学イスラーム研究所共催研究報告会
2007年7月20日
笹川平和財団主催シンポジウム「上海協力機構-日米欧とのパートナーシップは可能か」
2007年7月18日
「イスラーム地域研究」早稲田拠点総括班・グループ1(イスラームの知と権威: 動態的研究)共催研究会
2007年6月26日、7月3日、7月10日、7月17日
「イスラーム地域研究」早稲田拠点グループ2(アジア・ムスリムのネットワーク)研究会
2007年7月14日、7月17日
国際ワークショップ「シーア派世界―国際的政治変動のなかで」
2007年7月15日
「イスラーム地域研究」上智拠点グループ1(イスラーム主義運動・民衆運動・社会運動)研究会
2007年7月14日
占領と暴力と痛みの記憶 映画『Women in Struggle-目線-』上映会&監督講演会
2007年7月8日
第1回「イラン農村40年の社会変容」研究会(略称)公開研究会
2007年7月8日
(財)中東調査会・笹川平和財団共催講演会 「エネルギー資源を巡るコーカサスとロシアのパワーゲーム」
2007年7月5日
第13回映像なんでも観る会 (特集:監督佐藤真の映像講座 「世界を批判的に受けとめるために -他者への<まなざし >-」)
2007年7月4日
Call for Papers: The 6th Annual International Conference on an Interfaith Perspective on Globalisation for the Common Good
2007年7月5日~9日(於 イスタンブル、トルコ)
「イスラーム地域研究」早稲田拠点グループ1(イスラームの知と権威: 動態的研究)研究会
2007年7月1日
「ペルシア語文化圏の歴史と社会」研究会
2007年7月1日
第2回ペルシア語文書学セミナー
2007年7月14日~16日

《6月》

日本中東学会第12回公開講演会「中東・イスラーム世界の素顔を知る」
2007年6月30日
イスラム国家論研究会6月例会
2007年6月30日
「前近代~ソ連期 中央アジアの法制度」研究会(仮称)
2007年6月30日
アラブ イスラーム学院シンポジウム「サウジと日本における教育」
2007年6月27日
シーア派研究会
2007年6月24日
「イスラーム地域研究」京都大学拠点グループ3(スーフィズムと民衆イスラーム)及びグループ4(広域タリーカ)連携研究会
2007年6月23日
Jos J. L. Gommans先生講演会
2007年6月23日
最新レバノン報告会
2007年6月17日
「イスラーム地域研究」上智拠点グループ1(イスラーム主義運動・民衆運動・社会運動)研究会
2007年6月2日

《5月》

イスラム国家論研究会5月例会
2007年5月27日
第5回中東カフェ
2007年5月26日
『ブラック・アテナ』刊行記念シンポジウム
2007年5月8日

《4月》

イスラム国家論研究会4月例会
2007年4月21日
国際ワークショップ "Muslims and Christians in Medieval Iberia"
2007年4月19日
カナファーニー=ザハル博士を囲む懇談会
2007年4月13日
東文研主催ワークショップおよび講演会
2007年4月10日
第27回イスラム人口研究懇談会
2007年4月6日
マグレブ研究会
2007年4月5日
イスラーム地域研究パレスチナ班研究会
2007年4月5日

《3月》

イスラム国家論研究会 3 月例会
2007年3月31日
イラン研究会
2007年3月24、25日
地域研究次世代ワークショップ主催「次世代ワークショップ」企画 『ディアスポラから世界を読む』
2007年3月24日
関西アラブ研究会第21回研究会
2007年3月24日
モロッコの民主化問題に関する講演会
2007年3月24日
中央アジア古文書研究セミナー・イスラーム地域研究東洋文庫拠点合同研究会
2007年3月17日、18日
シンポジウム 西アジアのやきものとガラスを語る
2007年3月17日、18日
シンポジウム「激動する中東と日本の私たち」
2007年3月17日
公開パネルディスカッション「イスラエルとパレスチナ:現在の行詰まりをどう打破するか」
2007年3月16日
東京国際芸術祭2007 中東シリーズ
2007年3月15~18日、17日、23~27日
イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究会
2007年3月15日
講演会「瞬間の記録ー未来の映像アーカイブ・センター設立にむけて」
2007年3月14日
上映会・講演会「アラブ映画祭2007 in Kyoto University」
2007年3月12、13日
AA研「イスラーム写本・文書資料の総合的研究」研究会
2007年3月10日
イラン・パペ(Ilan Pappe)来日講演集会
2007年3月9日
パレスチナ問題連続セミナー
2007年3月8日、11日
東文研セミナー
2007年3月8日、9日
パレスチナ女性の来日報告会&シンポジウム
2007年3月4日(東京)、9日(大阪)、10日(広島)、11日(三重)、14日(相模原)、17日(市川)、18日(東京)
国際ワークショップ「中世」におけるキリスト教とイスラームの相互イメージ―現代における相互理解の深化のために―
2007年3月4日、5日、7日
イスラム国家論研究会 2月例会
2007年3月3日
日本学術会議シンポジウム
2007年3月2日
トルコ音楽映画crossing the bridgeクロッシング・ザ・ブリッジ
2007年3月

《2月》

イスラム金融セミナー
2007年2月28日
イスラーム地域研究上智拠点(SIAS)「スーフィズムと民衆イスラーム」グループ 研究合宿
2007年2月27日、28日
講演会「パレスチナに聴く」
2007年2月24日
「イスラーム地域研究」プロジェクト・上智拠点グループ1研究会
2007年2月24日
中国ムスリム研究会第12回定例会
2007年2月24日
マスウード・ダーヘル教授講演会
2007年2月23日
アンワル・アブデルマリク氏を囲む会
2007年2月22日
上映会・講演会「パレスチナ-エドワード・サイード再考-」
2007年2月17日
中東カフェ「ムスリムの働きマン in ニッポン vs 大野元裕さん@銀座」
2007年2月17日
メティン・ヘペル教授講演会
2007年2月15日、16日
イスラーム地域研究拠点1・4、京大地域研共催研究会・アフマド・サァディー教授を迎えて
2007年2月11日
中東カフェ @広島  流麗な音楽~トーク~食事への誘い
2007年2月10日
イスラム国家論研究会  1月例会
2007年2月3日
京都大学 イスラーム地域研究センター(KIAS)研究会[ユニット4「広域タリーカ」]
2007年2月3日
スワーダ・アル・ムダファーラ氏 巡回講演「アラビア半島から日本の教育を問う」
2007年2月2日
イスラーム地域研究(IAS)東大拠点パレスチナ研究班セミナー
2007年1月29日~2月16日
長野市民教養講座
2006年4月28日~2月16日

《1月》

イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究会
2007年1月27日
『インド洋海域世界とカッチの港町』プロジェクト・グジャラート公開研究会
2007年1月27日
「イスラーム地域研究」(上智拠点?Uー1グループ) 第2回研究会
2007年1月20日
『移動と記憶―ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』をめぐって』シンポジウム
2007年1月27日(土)訂正あり
国際シンポジウム"Ethnic Division of Polity and Society in Post-Civil War and Under-Conflict Nations: Cyprus, Lebanon, Former Yugoslavia, Iraq and Israel/Palestine"
2007年1月28日
第二回中東カフェ
2007年1月14日
国際セミナー:「イラン文化とペルシア文学」~シーア派イスラム文化理解に対する日本からの提言~
2007年1月6~7日
千葉大学国際ワークショップ: 19 世紀中東・バルカンへの新しいアプローチ / International Workshop: New Approaches to the Nineteenth-Century Middle East and Balkans
2007年1月13~14日
上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)2-3グループ研究会
2007年1月6日

《その他》

平成19年度中東・イスラーム研究セミナーおよび教育セミナー
研究セミナー  前期:2007年7月16~18日、後期:2007年12月19日~22日
教育セミナー  2007年9月18~21日

第二回KIASイスラーム基礎概念研究セミナー  

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)で12月25日にシンガポール・南洋理工大学のKarim Douglas S. Crow先生をお招きし、イスラーム基礎概念研究セミナーを開催いたします(東京大学グローバルCOEプログラム「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」との共催)。ふるってご参加ください。

日時:12月25日(火)11:00~13:00
場所:京都大学吉田キャンパス旧工学部4号館4階第一講義室(AA401号室)
講師:Karim Douglas S. Crow (Nanyang Technological University, Singapore)
題目:Limits of Rationality in Muslim Experience
言語:英語

参加をご希望の方は下記アドレスまで御一報ください。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

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パレスチナ地域の言語文化研究班・第2回研究会

 

大阪大学世界言語研究センター「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクトでは、パレスチナ言語文化研究班の第2回研究会を以下のように開催しますのでご案内します。年末の忙しい時期ですが、どなたでも自由にご参加ください。
 なお、今回も関西アラブ研究会の協力を得て開催します。終了後に懇親会を予定していますので、ご予定くださると幸いです(事前通知不要)。

研究会名称: 「民族紛争の背景に関する地政学的研究-中央アジア、アフリカ、パレスチナ、旧ユーゴの言語・文化の研究―」
  パレスチナ地域の言語文化研究班・第2回研究会

日時: 2007年12月23日(日)13時 ~ 17時
場所: 千里ライフサイエンスセンタービル 601号室
発 表:
1.錦田 愛子 (東京外国語大学AA研・非常勤研究員)
   「ディアスポラのパレスチナ人 ―ヨルダンにおける法的地位と帰属意識―」
2.依田 純和 (大阪大学世界言語研究センター・特任助教)
   「ビールゼート方言テキストに見られる中部パレスチナ村落方言の特徴」
3.中道 静香 (大阪大学世界言語研究センター・特任講師)
   「エジプトおよびパレスチナにおけるアラビア語方言資料概観」
主催:大阪大学世界言語研究センター
 「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクト・パレスチナ言語文化研究班

http://www.world-lang.osaka-u.ac.jp/user/liccosec/outline.html
協力:関西アラブ研究会

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イスラム国家論研究会 12月例会

12月例会は、慶應義塾大学の苗村卓哉さんに発表をお願い致しました。
15・16世紀ダマスクスの代表的なウラマーの一人であるイブン・トゥールーンに関する伝記的な情報の収集を通じて、当時のウラマーの学問修得や人間関係構築の実態を明らかにしていただく予定です。大勢の方々の御参加をお待ちしております。なお、今回は都合により日曜日の開催となっておりますので、ご注意ください。

日時: 12月23日(日) 13:30~17:00
会場: 東京大学(本郷)法文1号館 317 教室
報告者: 苗村 卓哉 氏(慶應義塾大学大学院・後期博士課程) 「15・16世紀ダマスクスにおけるウラマーの学問修得と人間関係構築 -イブン・トゥールーンを一例として-」
コメンテーター: 中町 信孝 氏(早稲田大学アジア研究機構アジア研究所助手)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
お問い合わせは、事務連絡担当の小澤までお願い致します。

e-mail: acg38350@hkg.odn.ne.jp(@は半角)
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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映画「太陽の男たち」の上映  

先日もお知らせいたしました通り、東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトが運営する集中講義「映像で見るパレスチナ?U」を一般にも公開しております。

 全3日のうちすでに2日が終了し、残すは12月22日土曜日の回のみとなりました。この最終回ではパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの小説を原作とし、1972年にシリアで制作された映画「太陽の男たち(原題、騙されし者たち)」を上映します。

 日本では長らく上映機会のなかったこの作品に、今回新たに日本語字幕をつけました。映画のみの観覧も可能ですので、この機会にぜひ多くの方々、特に学生の方々にご覧いただければと思います。

日時: 12月22日土曜日 10:00~12:00
     (映画上映後、13:00~16:30頃まで藤田進教官とゲストの太田昌国さんとの討議、質疑応答を行います)
場所: 東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟1階 マルチメディアホール
参加費無料、事前申し込みなし
詳しくはこちらをどうぞ→http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/fs-activities/event.html
問い合わせ:東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
prmeis[at]tufs.ac.jp ([at]を@に代えて下さい)
担当者 山本薫

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東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト合同研究会(報告者:カナファーニー=ザハール教授)

東京外国語大学AA研共同研究プロジェクト合同研究会(報告者:カナファーニー=ザハール教授)のお知らせ

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(通称AA研)中東イスラーム研究教育プロジェクトでは、AA研共同研究プロジェクト「ムスリムの生活世界とその変容--フィールドの視点から」(主査・大塚和夫)および「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」(主査・黒木英充)と共催で、下記の研究会を実施いたします。

この研究会は公開です。会場準備の都合上、なるべく事前に(1)お名前(2)ご所属先(3)ご連絡先(e-mailかお電話番号)を明記の上、meis[at]aa.tufs.ac.jp([at]=@)へお申し込みください。当日の参加も歓迎いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:2007年12月22日(土)15:00~17:30
場所:AA研大会議室(303室)
報告者:Aida Kanafani-Zahar/アーイダ・カナファーニー=ザハール(Visiting Professor, ILCAA/ AA研客員教授・CNRS主任研究員)
報告タイトル: A photographic journey of rural Lebanon: The role of photography in anthropological work

概要:
 レバノンは小国ながら、地中海沿岸から一挙に標高3000m以上にも達する西レバノン山脈を擁します。そこに複雑に刻み込まれた峡谷部と、東レバノン山脈との間の細長いベカー高原とを中心に、多数の農村・集落が展開しています。住民の宗派的分布の多様性とともに、標高差・気温差など自然環境の繊細な違いによる多様な農村文化が発達してきたと言えます。
 本研究会では、レバノン内戦中の1980年から87年にかけて、ベカー高原とレバノン山間部の農村で幅広くフィールドワークを行ったカナファーニー教授が、自身の撮影による数多くの写真をお見せしながら、農作物、家畜、食文化など農村の生活文化について論じます。また同時に、人類学的調査研究において写真(カメラ)というツールをどのように使うべきか、写真と調査者・被写体の関係などについても議論します。なお、カナファーニー教授は、これまでベイルート・アメリカン大学やハーバード大学などで写真展を開催してこられ、その画像情報は各大学で資料として収蔵されています。会議は英語で行い、通訳はありません。

会場準備の都合上、なるべく事前に(1)お名前(2)ご所属先(3)ご連絡先(e-mailかお電話番号)を明記の上、(meis[at]aa.tufs.ac.jp [at]=@)お申し込みください。当日の参加も歓迎いたします。

主催:東京外国語大学AA研中東イスラーム研究教育プロジェクト
共催:AA研共同研究プロジェクト
「ムスリムの生活世界とその変容--フィールドの視点から」(主査・大塚和夫)
「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」(主査・黒木英充)

*申込み・問い合わせ先:
中東イスラーム研究教育プロジェクト(MEIS)事務局
(AA研フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)内)
e-mail:meis[at]aa.tufs.ac.jp [at]=@
phone: 042-330-5618/5665

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「20世紀初頭エジプトのシャリーア法廷台帳に見る結婚・ジェンダー・ナショナリズム」  

イスラーム地域研究・東洋文庫拠点では、エジプト社会史研究者ハナン・ホルースィー氏をお招きして研究会を開催いたします。どうぞ奮ってご参加ください。

 本研究会では、20世紀初頭エジプトのシャリーア法廷台帳の記録をもとに当時の婚姻・司法・ナショナリズムの変容について、国内有力紙にて展開された婚姻を巡る論争の記事と対照させつつ、実際と理論の双方から論じていただく予定です。これまで未使用のシャリーア法廷台帳を多く用い、意欲的な内容になると思われます。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

※参加のため、旅費の支給を要する方は東洋文庫拠点までご相談ください。

日時:2007年12月22日(土) 15:00-17:00
場所:財団法人東洋文庫3階講演室
  http://www.tbias.jp/access.html
[報告]「20世紀初頭エジプトのシャリーア法廷台帳に見る結婚・ジェンダー・ナショナリズム」
Using the Post-Reform Islamic Court Records to Study Marriage, Gender, and Nationalism in Early Twentieth-Century Egypt.

報告者:ハナン・ホルースィー氏 (ニューヨーク大学大学院博士課程・テンプル大学非常勤講師)
コメント: 嶺崎寛子氏(お茶の水女子大学・日本学術振興会)
使用言語:英語(通訳なし)

お問合せ:03-3942-0235(東洋文庫イスラーム地域研究資料室)
E-mail:info@tbias.jp(@は、半角)

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「スーフィー・聖者研究会」第3回研究会

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット4「広域タリーカ」と上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)グループ3「スーフィズムと民衆イスラーム」連携研究会は、正式名称を『スーフィー・聖者研究会』として活動を継続してゆきます。今後ともよろしくお願いいたします。

「スーフィー・聖者研究会」では12月22日に上智大学で第3回研究会を開催いたします。今回はモロッコとエチオピアの事例について、それぞれ社会人類学と音楽人類学の立場から発表をしていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

                記

日時: 2007年12月22日(土) 午後1時~5時
場所: 上智大学四谷キャンパス第2号館6階2-630a(アジア文化共用会議室)
   (JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅)

 *第2号館: 正門を入って左手にある新しいビルです。ちなみに当日北門
        は開いておりませんのでご注意ください。
 *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya

発表者:

斉藤剛氏(日本学術振興会特別研究員)
「現代モロッコにおけるスーフィズムと権力」(仮題)

Simone TARSITANI氏(日本学術振興会特別研究員)
"An ethnomusicological study of the Islamic rituals of Harar, Ethiopia"

*斉藤氏の発表は日本語で、TARSITANI氏の発表は英語で行われます。

会場準備の都合上、ご出席いただける方はSIAS事務局までご連絡ください。
--------------
上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/

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公開講義「映像で見るパレスチナ2」

日時:2007年12月19・20・22日10:00~16:00(一日のみの聴講も可能です)
会場:東京外国語大学 研究講義棟1階 マルチメディアホール
事前登録なし、参加費無料

上映作品とゲスト講師:
12/19(水) ウェイティング(2005年/ラシード・マシュハラーウィ監督)
     ゲスト講師:西谷修(東京外国語大学教授 現代思想)
12/20(木) ガーダ-パレスチナの詩(2006年/古居みずえ監督)
       ゲスト講師:古居みずえ(写真家・ジャーナリスト)
12/22(土)太陽の男たち(1972年/タウフィーク・サーリフ監督)
       ゲスト講師:太田昌国(現代企画室 民族問題研究)

詳細はHPで→http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/fs-activities/event.html

問い合わせ:東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
        prmeis[at]tufs.ac.jp  ([at]を@に代えて下さい)
        担当者 山本薫

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カリーム・ダグラス・スロアン・クロウ博士講演会

Shi‘i Thought of Contemporary Iran: from Jihad to Human Rights
                             (現代イランのシーア派思想:ジハードから人権まで)

講師: Dr. Karim Douglas Sloan Crow
カリーム・ダグラス・スロアン・クロウ博士
南洋理工大学S.ラジャラトナム国際研究院(シンガポール)准教授

日時:2007年12月18日(火) 15:00?17:00 終了予定
会場:慶應義塾大学三田キャンパス 東館4階セミナー室
*参加無料、事前申込不要*
主催:慶應義塾大学言語文化研究所
共催:東京大学グローバルCOE
『共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)』

問い合わせ先:
慶應義塾大学言語文化研究所  TEL:03-5427-1595 (直通)
  http://www.icl.keio.ac.jp 

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中東カフェ「服を選ぶ、アイデンティティを選ぶ」

毎月実施している「中東カフェ」の12月のイベントをお知らせさせていただきます。

中東に関心を持たない一般の市民にも中東を知らせる目的ではじまった「中東カフェ」はおかげさまで大きな反響を得ています。その一環で今回、「服」や「刺繍」をテーマにした中東カフェといたしました。このアイディアを、分担者の田中好子さん(パレスチナ子どもキャンペーン事務局)はご提案されました。テーマにあわせ、若者のファッションの町、渋谷で実施します。詳細は下記に添付いたします。

またあらたな試みとして、「中東カフェ・ラジオ」をはじめました。現在は、実施予定のカフェのゲストにインタビューを行い、ネットに載せていますが、将来もう少し幅広く中東の話題に展開したいと考えています。週一のペースで更新されます。お聞きになられる場合はこちらをご覧ください。(本日更新予定)http://www.japan-middleeast.jp/streaming/radio.html

どうぞよろしくお願いします。
敬具
アレズ ファクレジャハニ
東京外国語大学産学官連携研究員
____________________

第11回中東カフェ「服を選ぶ、アイデンティティを選ぶ」
http://japan-middleeast.jp/

トーク: 道明三保子(文化女子大学教授)
インタビューア:田中好子(パレスチナ子どものキャンペーン事務局長)
コメンテーター:酒井啓子(東京外国語大学教授)

日時:12月16日 日曜日
中東カフェ:13:30~15:30(開場13:00)
刺繍カフェ:15:45~16:45
会場:渋谷 UPLINK(〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1)
参加費:無料 (当日会場で飲み物代金500円を店にお支払い下さい)
    ★刺繍カフェ参加の場合は別途材料費300円が必要となります
定員:先着60名
主催:「中東とアジアをつなぐ新たな地域概念・共生関係の模索」プロジェクトチーム 
共催:パレスチナ子どものキャンペーン
問合せ・申込み:
(1)名前(2)職業(3)連絡先(メールアドレス,携帯電話等) (4)刺繍カフェ参加の有無をご記入の上、12月12日(水)迄にメールにて下記アドレスまでお申込ください。
東京外国語大学「中東カフェ」事務局: nihon-chukinto ( at=@ )tufs.ac.jp

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東洋文庫拠点連携国際シンポジウム「近世アーカイブズの多国間比較」  

イスラーム地域研究東洋文庫拠点では、12月14日-15日に下記のとおり国文学研究資料館との連携で国際シンポジウムを開催いたします。多数のご参加をお待ちしております。

※参加に際し旅費の支給を必要とされる方は、東洋文庫拠点までご相談ください
(イスラーム地域研究東洋文庫拠点サイト:http://www.tbias.jp/

■東洋文庫拠点連携国際シンポジウム「近世アーカイブズの多国間比較」
(2007/12/14-12/15)

主催:国文学研究資料館(アーカイブズ研究系「東アジアを中心としたアーカイブズ資源研究」プロジェクト)、日本学術振興会科学研究費補助金・基盤A「歴史的アーカイブズの多国間比較に関する研究」、日本アーカイブズ学会
助成:NIHU研究プログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点
後援:立教大学
日時:2007年12月14日(金)~15日(土)
場所:立教大学

プログラム
12月14日(金)午後

趣旨説明  渡辺浩一(国文学研究資料館)

セッション1「近世アーカイブズをめぐる統治と社会」
オゼル・エルゲンチ(ビルケント大学)、ヒュリヤ・タシュ(アンカラ大学)「オスマン国家官僚における文書作成―時期区分、組織化の展開、文書類の多様化および大量化―」
加藤基嗣(一橋大学大学院生)「清朝行政文書の作成と管理について」
オリヴィエ・ポンセ(フランス国立古文書学校) 「近世フランス王権によるアーカイブズの構築と利用(15-18世紀)」
高橋実(国文学研究資料館) 「日本近世社会の特質と文書の作成・管理について」

12月15日(土)

セッション2「実践される近世アーカイブズ」
ヴァネッサ・ハーディング(ロンドン大学)「近世イングランドと書かれ印刷される言葉」
大友一雄(国文学研究資料館) 「文書システムの創造と継承―江戸幕府の支配と組織構造を考える―」
金〓栄(韓国国史編纂委員会)「文書・記録と‘休紙’:朝鮮後期文書の伝存様相」
王振忠(復旦大学)「村落文書と村落志―徽州歙県西渓南を例として―」

全体討論

■シンポジウムに関してのお問い合わせは下記にお願いいたします。
国文学資料館総務課企画広報係
Tel03-3785-7131Fax 03-5751-7166
e-mail : kikakukoho@nijl.ac.jp(@は半角)

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レバノン、マロン派に関する講演会

上智大学アジア文化研究所は、本年度の招聘研究者としてレバノンからKhalil Karam氏をお招きし研究協力を行うとともに、上智大学イスラーム地域研究拠点研究グループ3(SIAS 3)との協力により、レバノンのマロン派をめぐる下記の講演会を行いますので、関心のおありの方々のご参加をお待ち申し上げます。

日時:2007年12月15日(土)13:30-15:30

会場: 上智大学2号館2-510JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷

 第2号館: 正門を入って左手にある新しいビルです。
 会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya(アクセス)
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya(構内)

講演者: ハリール・カラム(レバノン、サンジョセフ大学政治学教授・学術交流日本センター所長)

講演題目: 中東のマイノリティ―マロン派の過去と未来(Minorities in the Middle East: Past and Future of the Maronites)

使用言語: 英語。通訳なし。

ハリール・カラム氏は上智大学と学術交流協定を有するイエズス会系のサンジョセフ大学において、政治学を講ずるとともに、ユネスコのレバノン国内委員会の副議長を務めるなど多方面で活躍している研究者です。同氏はまた、マロン派の信徒として、2001-03年にマロン派連盟議長を務めるなど同派においても重きをなしており、今回の訪日にあたってもマロン派総主教(スフェイル枢機卿)の親書を携えてくる予定です。

講演会終了後には、簡単な懇親会を予定しております。

なお、12月14日(金)夕刻には、カラム氏の専門である現代レバノンの政治に関する講演会も予定しておりますので、こちらについてはご参加を検討いただければ幸いに存じます。

会場の広さの関係から、ご出席になられる予定の方々は、できる限り、アジア文化研究所長アドレス(diriac@sophia.ac.jp)宛に事前にご連絡いただけると幸いです。その際には、14日と15日、どちらの研究会にご出席の予定か明記いただけますようお願い申し上げます。

研究会についてご不明な点などは、上記、研究所長までご連絡ください。

よろしくご検討のほどお願い申し上げます。

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赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所教授)
m-akahor@sophia.ac.jp

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現代レバノン政治に関する講演会

上智大学アジア文化研究所は、本年度の招聘研究者としてレバノンからKhalil Karam氏をお招きし研究協力を行うとともに、上智大学イスラーム地域研究拠点研究グループ1(SIAS 1)との協力により、現代レバノン政治をめぐる下記の講演会を行いますので、関心のおありの方々のご参加をお待ち申し上げます。

日時:2007年12月14日(金)17:00-19:00

会場: 上智大学2号館2-510
JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅
 第2号館: 正門を入って左手にある新しいビルです。
 会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya(アクセス)
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya(構内)

講演者: ハリール・カラム(レバノン、サンジョセフ大学政治学教授・学術交流日本センター所長)

講演題目: 2007年―岐路に立つレバノン(2007: Lebanon at a Crossroad)

使用言語: 英語。通訳なし。

ハリール・カラム氏は上智大学と学術交流協定を有するイエズス会系のサンジョセフ大学において、政治学を講ずるとともに、ユネスコのレバノン国内委員会の副議長を務めるなど多方面で活躍している研究者です。次期の大統領選出をめぐって揺れるレバノン政治の今を、当日は存分に語っていただく予定です。

講演会終了後には、簡単な懇親会を予定しております。

なお、カラム氏はまたマロン派の信徒として、2001-03年にマロン派連盟議長を務めるなど同派においても重きをなしており、今回の訪日にあたってもマロン派総主教(スフェイル枢機卿)の親書を携えてくる予定です。12月15日(土)午後には、マロン派に関する講演会も予定しておりますので、こちらについてもご参加を検討いただければ幸いに存じます。

会場の広さの関係から、ご出席になられる予定の方々は、できる限り、アジア文化研究所長アドレス(diriac@sophia.ac.jp)宛に事前にご連絡いただけると幸いです。その際には、14日と15日、どちらの研究会にご出席の予定か明記いただけますようお願い申し上げます。

研究会についてご不明な点などは、上記、研究所長までご連絡ください。

よろしくご検討のほどお願い申し上げます。

-----------------------------------------
赤堀雅幸(上智大学アジア文化研究所教授)
m-akahor@sophia.ac.jp

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「中央ユーラシアにおける帝国統治:編入と疎外」

京都外国語大学60周年記念国際ワークショップ
「中央ユーラシアにおける帝国統治:編入と疎外」

日時:2007年12月10日(月)13:30~19:30
場所:京都外国語大学 国際交流会館4階会議室(No.941)
共催:京都外国語大学国際言語平和研究所北海道大学スラブ研究センター
使用言語:英語、ロシア語

開会の辞:堀川徹(京都外国語大学)
セッション1 トルキスタンとカザフ草原における帝国統治(13:40-15:30)
サラヴァト・イスハコフ(ロシア科学アカデミーロシア史研究所) 「ロシア領トルキスタン:いくつかの研究課題」
セルゲイ・アバシン(ロシア科学アカデミー民族学・人類学研究所) 「将来ある民族サルト:ロシア領トルキスタンにおける民族学と帝国」
イリーナ・エロフェエヴァ(遊牧学研究所、カザフスタン) 「環境から見たカザフ草原の遊牧民の軍事史:17世紀から19世紀半ば」
討論者:野田仁(日本学術振興会)
司会:帯谷知可(京都大学)

セッション2 帝政末期におけるムスリム共同体を導く新しいルール(16:00-17:50)
ジェームズ・メイヤー(コロンビア大学ハリマン研究所、米国) 「帝政末期におけるムスリム共同体の主導権をめぐるポリティクス:分裂と提携」
グルミラ・スルタンガリエヴァ(アクトベ教育大学、カザフスタン/SRC) 「ヴォルガ・ウラル地域とカザフ草原西部のムスリム慈善協会:その形成と活動(19世紀末から20世紀初頭)」
グザヴィエ・ル・トリヴェレック(東洋言語文明学院、フランス) 「20世紀初頭におけるバシキール・ナショナリズムの出現」
討論者:生田真澄(神戸大学)
司会:磯貝健一(京都外国大学)

懇親会(18:00-19:30) 於:国際交流会館7階インターナショナル・ホール

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九州史学会大会・イスラム文明学部会  

九州大学イスラム文明学研究室では、下記の要領で九州史学会大会イスラム文明学部会を開催いたします。本年度は、特別企画として「映像資料から歴史を読む」を予定しております。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

日時: 12月9日(日)
場所: 九州大学箱崎文系キャンパス(福岡市)

午前の部(10:30~12:00)
 稲光康平(九州大学)「大征服時代のエジプトにおけるコプト再考」
 芹川 梓(東京大学)「十四世紀モロッコにおけるマジュリス」
 生田 篤(九州大学)「新聞紙上のアラファート」

午後の部(13:30~16:30) 特別企画:映像資料から歴史を読む
 清水宏祐(九州大学)    趣旨説明
 堀  直(甲南大学)   「新疆のバザールとウスタン」
 林佳世子(東京外国語大学)「ざわめく街角、ゆれるスカーフ」
 小松久男(東京大学)   「中央アジア現代イスラームの相貌」
 清水宏祐(九州大学)   「トルコにおける都市空間の変容」

※イスラム文明学部会の懇親会 (18:00開始予定)

なお、前日の8日(土)には、九州史学会全体のシンポジウム「文書からみた東アジアの戦争と外交―モンゴル・元を中心に」も開催されますので、ご関心のおありの方は、こちらの方も併せてご参加下さい。

九州大学文学部イスラム文明学研究室 清水和裕
〒812-8581 福岡市東区箱崎6-19-1
Tel & Fax : 092-642-2384
URL: http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/his_isla/
  (islam@lit.kyushu-u.ac.jp

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パレスチナデー・シンポジウムと音楽の集い

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□■ 「パレスチナ と 国際社会」 ■□

    国連パレスチナデー記念

□■   講演 と 音楽の集い   ■□

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日時:2007年12月8日(土)15:00~19:00(開場14:30)

会場:梅窓院・祖師堂
   (東京・地下鉄銀座線外苑前駅下車1b出口 徒歩1分)

□■第1部:シンポジウム■□ 15:00~17:30 

 「パレスチナ難民と国際社会」

問題提起:広河隆一さん「パレスチナ人の60年」

 討論:「国際社会の責任と私たち」

   板垣雄三さん(東大名誉教授)
   滝澤三郎さん(国連難民高等弁務官事務所・駐日代表)
   広河隆一さん(DAYS JAPAN編集長)

□■第2部:アラブ音楽コンサート■□ 18:00~19:00

 「Kull da Kan leh(私に起こったすべてのこと)」

 演奏:Farha(ファルハ~喜び~)with松本泰子

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◆参加費:2000円(前売り1500円)中学生以下無料
   ※収益は現地での支援事業に使われます
   ※前売り券のお申し込みは、当会ホームページをご参照下さい。
    また、チラシもダウンロードできます。お知り合いの方にご紹介下さい。
    → http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/

◆主催:パレスチナ子どものキャンペーン
◆共催:アーユス=仏教国際協力ネットワーク
◆後援:梅窓院
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 1947年、国連はパレスチナの土地を分割し、ユダヤ人国家とアラブ人国家を作るという決議を採択しました。ユダヤ人国家はその翌年にイスラエルとして建国されましたが、アラブ人国家は今に至るも作られないままです。そしてこの過程で100万人といわれる難民が生み出され、中東各地の難民キャンプにはパレスチナ難民が過酷な条件の下、基本的な人権を持つことなく生活しています。
 60年たとうとするいま、その数は400万人をこえ、国連は「世界の難民の4人に1人はパレスチナ人」と述べています。また5度にわたる大きな戦争に加えて、ヨルダン川西岸とガザでの軍事占領も長く続いていています。
 私たちは一日も早いパレスチナ問題の解決が、パレスチナとイスラエルのみならず中東と世界の平和にとって重要な課題だと考えています。また、その解決は当事者だけでは達成できず、この問題の発端に関わった国際社会の責任なのです。

---<出演者紹介>--------------------

◆広河隆一さん
1943年生まれ。ジャーナリスト。月刊誌「DAYS JAPAN」編集長。大学卒業後イスラエルへ渡り、キブツで生活するなかでパレスチナ問題と出会う。パレスチナ・中東問題やチェルノブイリなどの核問題を中心に取材を続け、精力的に発表。土門拳賞、早稲田ジャーナリズム大賞など多くの受賞がある。「ジャーナリスト本来の監視の目を担うべく、大手メディアが報じない世界の現実を伝えるために」2004年以来「DAYS JAPAN」を発刊し、編集長として活躍中。

◆板垣雄三さん
1931年生まれ。東京大学名誉教授。専門は中東現代史。日本における中東・イスラーム研究の組織化に尽力し、日本さまざまな共同研究を組織し、中東学会会長、日本学術会議会員、日本イスラーム協会理事長などを歴任。文化功労者でもある。

◆滝澤三郎さん
1948年生まれ。国連難民高等弁務官(UNHCR)事務所駐日代表。1981年より国連に所属し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)、国連工業開発機関(UNIDO)を経て、2007年1月までUNHCRジュネーブ本部財務局長・財務官。難民問題のエキスパートでもある。

◆「Farha(ファルハ~喜び~)」with松本泰子
常味裕司さん(ウード)、太田恵資さん、平松加奈さん(ヴァイオリン)、海沼正利さん(カーヌーン)、和田啓さん(レク)、大坪寛彦さん(コントラバス)、松本泰子さん(ヴォーカル)

NHK「新シルクロード」の音楽を作曲家吉田潔と担当しているウード奏者の常味裕司さんを中心とするアラブ古典音楽アンサンブル。ウード、カーヌーン、打楽器といったアラブ古典楽器に、ヴァイオリン2台、コントラバス1台を加えたアンサンブルの華麗な演奏は日本ではこれまでなかったもの。

**************************************************
特定非営利活動法人 パレスチナ子どものキャンペーン
Campaign for the Children of Palestine(CCP)
〒171-0031 東京都豊島区目白3-4-5 アビタメジロ603
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: ccp@bd.mbn.or.jp(@は半角)
URL:http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/

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上智大学イスラーム地域研究拠点グループ1研究会

「イスラーム地域研究」上智拠点1では、現在、「イスラーム地域研究」(総括班)の招聘で、日本に滞在中のErvan Nurtawab氏に、下記のようなテーマでご報告をお願いしました。

PKS(公正開発党)は、エジプトのムスリム同胞団の思想的影響を受けているばかりか、1999年の総選挙では大躍進したイスラーム政党でもあり、氏のご報告と議論は、イスラーム主義運動と大衆運動との関係を考える上でも非常に有益と思います。

ぜひ、ご出席くださいますようお願いをいたします。


日時:12月8日(土)、午後3時30分~5時30分

発表者:Ervan Nurtawab氏(Professor, Syarif Hidayatullah State Islamic University)

テーマ:The PKS and the Future of Islamic State in Indonesia-“A Long-Running Jihad”

場所:上智大学2号館630a号室
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上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/

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イスラームにおける「平和と戦争」論――反テロ戦争の論理とイスラーム

日時:2007年12月6日(木) 15:00~18:00
場所:筑波大学文系修士棟、8A108(階段教室)
テーマ:イスラームにおける「平和と戦争」論――反テロ戦争の論理とイスラーム
講師: 板垣雄三(東大名誉教授)
    臼杵陽(日本女子大教授)
コメンテーター:津城寛文、佐久間秀範、木村武史 (いずれも筑波大学)
司会:塩尻和子(筑波大学)
共催:日本学術振興会委託研究「千年持続学の確立:心性の持続性に関する学融合的研究」(代表:木村武史)
後援:筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻
    筑波大学北アフリカ研究センター、筑波大学大学院地域研究研究科、筑波大学人文文化学群比較文化学類
参加費:無料
責任者・連絡先:塩尻和子 skazuko@logos.tsukuba.ac.jp(@は半角)

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ワークショップ「国連パレスチナ分割決議案<再考>-60周年を機に」  

今年2007年は、1947年11月28日に国連総会でパレスチナ分割案(国連総会決議181号)が採択されてから60周年に当たります。イギリスによるパレスチナ委任統治終了後、イスラエル国家の根拠となり、パレスチナ問題のあり方とその後のパレスチナ人の苦難の歴史を決定づけた決議でもあります。パレスチナ問題の直接的な起源となったこの国連決議とは何であったのかを多角的に改めて考えてみようというのがこのワークショップの目的です。ワークショップでは、冷戦開始直後の国際政治状況、とりわけ英米ソなど大国のパレスチナ問題に対する姿勢と中東域内政治、アラブ諸国の域内情勢、そしてパレスチナの情況などを踏まえつつ、21世紀初頭の現在の時点からその60年間を批判的に振り返り、分割決議案を再考しようとするものです。

 なお、本ワークショップはNIHUプログラム・イスラーム地域研究・東大拠点・研究グループ2「中東政治の構造変動」パレスチナ研究班および京大拠点「京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科附属イスラーム地域研究センター」(KIAS)の共催で行なわれます。

日時:2007年12月1日(土)13:30~15:30
場所:京都大学本部キャンパス・共同総合研究棟(旧・工学部4号館)4階東側、会議室(AA447号室)http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm#map
司会:長沢栄治(東京大学東洋文化研究所教授)

趣旨説明
13:30~13:45 臼杵 陽(日本女子大学文学部教授)

報告

13:45~14:45 木村修三(前姫路獨協大学学長)「冷戦開始期における米ソの奇妙な協調-国連パレスチ ナ分割決議採択にいたる国際政治過程-」

14:45~15:45 奈良本英佑(法政大学教授)「ピール報告から181号まで」

15:45~16:00 休憩

コメント

16:00~16:40 板垣雄三(東京大学名誉教授)、小杉泰(京都大学大学院教授)

相当討論

16:40~18:00

臼杵 陽 Akira USUKI
日本女子大学文学部史学科
〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
         (百年館高層棟709号室)
電話   03-5981-3586(研究室)
ファックス 03-5981-3582(史学科研究室)
e-mail: usuki@fc.jwu.ac.jp

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アフガニスタン研究ネットワーク講演会

アフガニスタン研究ネットワーク講演会のご案内


この度、アフガニスタン研究ネットワークでは下記の要領で講演会を開催することになりました。
ご多忙中とは存じますが、奮ってご参加くださいますようお願い申し上げます。

日時: 2007年12月1日(土) 15:00~18:00
会場: 東京外国語大学事務棟2階中会議室
講演者:稲葉穣 (京都大学人文科学研究所准教授) 「前近代アフガニスタン史の可能性と課題」
問い合わせ:八尾師研究室
E-mail: mhachi@tufs.ac.jp
http://www.tufs.ac.jp/common/is/kenkyu/ofias/afgannet/

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KIASユニット3「急進派」研究会

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット3「急進派」研究会を下記
要領で行います。
ふるってご参加ください。

日時:11月30日(金)15:00~18:00
場所:京都大学旧工学部4号館4階第一講義室(AA401号室)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/tariqa_ws/access_map.pdf

発表1:
保坂修司(近畿大学)「現象としてのジハード主義――その史的展開と現状」

発表2:
高岡豊(中東調査会)「イラクにおける急進派の系譜」


参加をご希望の方は下記アドレスまで御一報ください。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
--
*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640FAX:075-753-9641
*********************************************

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慶應義塾大学 21 世紀 COE-CCC カンファレンス

慶應義塾大学21世紀COE-CCC「多文化世界多世代交差世界の政治社会秩序形成」では市民意識比較研究サブユニットの一環として以下のカンファレンスを開催いたします.

主催 市民意識比較研究サブ・ユニット

日時 2007年11月27日 (火) 16:45-18:00

場所 慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟3階345-B教室

報告者およびタイトル
?@堀井聡江(桜美林大学)
「エジプト民法典の変遷-先買権制度を中心に」

お問い合わせ等はhttp://www.coe-ccc.keio.ac.jp/index.htmlをご参照ください.

皆さまのご参加をお待ちしております.

慶應義塾大学21世紀COE-CCC非常勤研究員・法学研究科後期博士課程
今井真士

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ベイルート若手研究者報告会

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が文部科学省特別教育研究経費により実施している「中東イスラーム研究教育プロジェクト」は、レバノン共和国ベイルートにおける研究拠点
「中東研究日本センター」Japan Center for Middle Eastern Studies を会場として、若手研究者の研究報告会「日本における中東・イスラーム研究の最前線」Middle Eastern and Islamic Studies in Japan: the State of the Art を、2007年11月26日(月)に開催します。

 これは、日本の若手研究者が進めている中東研究の最新の成果を、レバノンをはじめとする中東の研究者たちに広く知っていただくとともに、専門家同士の密度の濃い議論の場を提供すること
を目的とするものです。

 この会議での報告者を下記の要領で募集しますで、関係各方面にお知らせ頂ければ幸甚に存じます。また参加を希望される方はふるってご応募ください。

 なお、レバノンをめぐる情勢の変化に伴い、会場をトルコもしくはエジプトに変更する可能性もありますので、ご了承ください。

----------------記---------------
1.日程

2007年11月26日(月)

2.会場

中東研究日本センターJapan Center for Middle Eastern Studies(JaCMES)
2nd Floor, Azariyeh Building (Lazarists Center) A2-1, Bashura, Emir Bashir Street, Beirut Central District, LEBANON
tel. & fax. +961-1-975851
http://www.aa.tufs.ac.jp/fsc/meis/base.html

3.応募資格

以下の条件を全て満たす者とします。

a. 日本において中東やイスラームに関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学など)を専攻している者。国籍は問わない。
b. 応募時に年齢40歳未満の者。
c.応募時に大学院博士後期課程に在籍している者、もしくはそれと同等以上の研究業績を有する者。博士号の有無、有職者であるか否かを問わない。

4.会議の概要

報告者は30分間で英語により研究報告を行い、その後15分間コメンテータほか参加者との質疑応答を行うこととします。

5.派遣内容

報告者には日本からベイルートまでのエコノミークラス航空券による旅費と報告会の日程を含めて4日間程度の滞在費を東京外国語大学の規定に従って支給します。
また、報告に対するコメンテータとして、レバノンの研究者を招聘しますが、これに加えて報告者の方でコメンテータとして出席を希望する研究者がいれば、その方をレバノンのみならず近辺の中東
諸国から招聘する可能性もあります。

6.募集人数

5名程度

7.応募書類

(1) 履歴書(市販横書き用紙に準じるもの、写真貼付)
(2) 主要研究業績一覧
(3) 報告内容要旨(英語による報告題目のほか、日本語1,200字程度もしくは英語600ワード程度で作成してください。また、コメンテータとして招聘を希望する研究者がいる場合には、その名前・所属
先・連絡先を記入してください。)

8.応募手続

応募書類は、下記「11.問合せ先」まで書留郵便で提出してください。締切日は、2007(平成19)年7月20日(金曜日)必着とします。 なお、封筒に『若手研究者報告会応募書類在中』と朱書きしてください。

9.選考方法

書類審査

10.選考結果通知

2007(平成19)年8月上旬(予定)

11.問い合わせ先

〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
    東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
    フィールドサイエンス研究企画センター内
中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
    (質問については、必ず文書又はe-mailでお願いします。
     電話によるお問い合わせには、お応えできません。)
e-mail:meis@aa.tufs.ac.jp
    Webページ:http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/

なお、上記と同じ募集要項の掲載ページは次のとおりです。
http://www.aa.tufs.ac.jp/fsc/meis/aa-lectures071126_boshu.html

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国際会議「移動する中国ムスリム」

関係各位

 錦秋の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。

 科学研究費補助金(基盤研究B)「中国ムスリムの宗教的・商業的ネットワークとイスラーム復興に関する学際的共同研究」(代表 松本光太郎)では、来る11月25日(日)に早稲田大学国際会議場におきまして、下記のとおり、国際シンポジウムを開催いたします。 お忙しいなかとは存じますが、是非ご参加くださいますようよろしくお願い致します。

国際シンポジウム
「移動する中国ムスリム――ヒトと知識と経済を結ぶネットワーク」

日時:2007年11月25日(日)
会場:早稲田大学国際会議場第3会議室(早稲田大学西早稲田キャンパス)(詳しくは下記のホームページをご覧ください)
○早稲田大学へのアクセスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/index.html
○西早稲田キャンパスへのアクセスhttp://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html
*シンポジウムの参加に関しましては、事前予約は必要ございません。
*シンポジウム終了後、高田馬場から徒歩5分のレストラン「ラージプート」におきまして懇親会を予定しております(お一人様会費4000円)。懇親会につきましては人数を把握する必要がございますので、参加を希望されます方は下記の問い合わせ先に11月20日までにご連絡ください。

プログラム
9:30~9:40   開会の辞 松本光太郎(東京経済大学コミュニケーション学部)

■第一部:個別発表
*司会:松本ますみ(敬和学園大学人文学部)

9:40~10:20 木村自(関西大学文化交渉学研究教育拠点)「中国ムスリムの移住と宗教実践の変容――台湾における雲南ムスリム・コミュニティの事例から」
コメント:吉田世津子(四国学院大学社会学部)

10:20~11:00 砂井紫里(早稲田大学文学部)「清真寺における共食と国内外ムスリムの交流」
コメント:吉松久美子(作家)

11:00~11:10 コーヒーブレイク

11:10~11:50 アブドゥル・カーディル(西北民族大学社会人類学民俗学学院)「村落の境界と都市在住ウイグル族の地縁ネットワーク」
コメント:王建新(中山大学人類学系)

11:50~12:30澤井充生(首都大学東京都市教養学部)「清真寺のネットワーク型社会――中国におけるムスリム知識人の事例」
コメント:高橋健太郎(駒澤大学文学部)

12:30~13:30 昼食

■第二部:パネルディスパッション「移動する中国ムスリム――ヒトと知識と経済を結ぶネットワーク」
*司会:新保敦子(早稲田大学教育学部)

13:30~15:00
パネリスト:
?@馬平(寧夏社会科学院回族イスラーム教研究所)「中国回族ムスリムの社会的ネットワークの構造」
?A張中復(国立政治大学民族学系) 「現代イスラーム改革主義の再流入と社会・宗教の復興――現代甘粛臨夏を事例として」
?B馬利章(雲南大学外国語学院) 「雲南ムスリムのマッカ巡礼記」
?C松本ますみ(敬和学園大学人文学部) 「国境を超えたムスリム女性教育ネットワークとイスラーム・フェミニズムの誕生――中国とマレーシアを比較して」

15:00~15:30 コーヒーブレイク

15:30~15:50 コメント  楊海英(静岡大学人文学部)

15:50~17:00 総合討論

17:00~17:10 閉会の辞 梅村坦(中央大学総合政策学部)

18:00~ 懇親会(パキスタン料理店「ラージプート」:高田馬場駅下車徒歩5分)

問い合わせ先:
シンポジウム実行委員会
muslimsinchina@gmail.com

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イスラム国家論研究会 11月例会

11月例会は、東京大学の近藤洋平さんに発表をお願い致しました。
イスラーム思想史上重要な概念である信仰者・不信仰者について、ムスリム学者がどう理解していたかを、クルアーン解釈書・神学書・ファトワー集などから明らかにして頂く予定です。大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 11月24日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館 317 教室
報告者: 近藤 洋平 氏(東京大学大学院・博士課程)
題目:イスラーム思想における信仰者・不信仰者の概念について ―ハナフィー・マートゥリーディー学派の思想を中心に―
コメンテーター: 飯山 陽 氏(上智大学非常勤講師)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
お問い合わせは、事務連絡担当の小澤までお願い致します。

e-mail: acg38350@hkg.odn.ne.jp
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/
113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学東洋史学研究室内

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第2回「中央アジアの法制度研究会」  

第2回中央アジアの法制度研究会は、会場を静岡にうつして下記の要領で開催いたします。
本研究会は、中央アジアにおける前近代からソ連期、独立期にいたる法制度の変遷をテーマに、イスラーム法、ロシア・ソ連法の研究者が参加し、文字通り学際的で稔りある会になることを願って、本年6月より開始されたものです。
 関心をお持ちの方には奮って御参加いただきたく、ご案内申し上げます。

京都外国語大学
堀川 徹

日 時:2007年11月24日(土)13:30~18:15 懇親会:19:00~21:00
場 所:静岡市産学交流センター TEL:054(275)1655
    〒420-0857静岡市葵区御幸町3番地の21 ペガサート6階・7階
 詳細は、下記HPをご覧下さい。
 http://www.hanjyou.jp/ss/user/top/TopAction

プログラム:
13:30~13:45 研究会開催にあたって(堀川)、出席者の自己紹介
13:45~14:45 「近代的所有権の構造――国際比較研究」 宮下修一(静岡大学)
14:45~15:00 コーヒーブレーク
15:00~16:00 「西欧の所有権とロシアの所有権-比較史的検討(1)」 大江泰一郎(静岡大学)
16:00~16:15 コーヒーブレーク
16:15~17:15 「西欧の所有権とロシアの所有権-比較史的検討(2)」 大江泰一郎(静岡大学)
17:15~18:15 質疑応答、自由討議
19:00~21:00 懇親会

お問合せ先:
* 京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川 徹  E-mail:to_horik@kufs.ac.jp
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6  TEL 075-322-6055 FAX 075-322-6245

* 静岡大学人文学部法学科 宮下 修一  E-mail:jsmiyas@ipc.shizuoka.ac.jp
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836  TEL 054-238-4232 FAX 054-237-2975

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馬利章先生講演会のお知らせ

大阪大学「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクト
京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット2「中道派」プロジェクト
関西アラブ研究会共催

研究会のお知らせ

以下の日程で,中国雲南大学の馬利章先生のご講演を開催いたします。
どうぞふるってご参加ください。


日時:平成19年11月23日(金)(祝日)午後2時から5時
場所:千里ライフサイエンスビル604号室
    地下鉄千里中央駅北口すぐ,大阪モノレール千里中央駅下車徒歩5分
    (http://www.senrilc.co.jp/
講演者:馬利章先生
    (雲南大学外国語学院アラビア語教育研究室主任 副教授)
講演題目:「雲南のムスリムからみる中央アジア」(仮題)
講演は中国語かアラビア語で,逐次通訳があります。
参加無料

連絡先:
大阪大学世界言語研究センター研究協力係
562-8558
大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1
電話:072-730-5014
ファクス:072-730-5009
メイル: okuyama@osaka-gaidai.ac.jp
--
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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640FAX:075-753-9641
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東洋大学アジア文化研究所国際ワークショップ  

下記のように、東アジア・東南アジア関係のトランス・ナショナル問題に関係した国際ワークショップを開催いたしますので御案内させて戴きます。
(なお詳細のプログラムとポスター<PDF版>は次のアドレスからダウンロードできます。http://www.soc.toyo.ac.jp/culture/New/transnational_workshop2007/trannational_main.html

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<TOYO UNIVERSITY INTERNATIONAL WORKSHOP>
A Preliminary Study on Transnational Communities in Asian Peripheries: Perspectives from Comparative Area Studies

期日:2007年11月23日(祝)
場所:東洋大学白山キャンパス2号館16階スカイホール
主催:東洋大学アジア文化研究所(ACRI)
<使用言語:英語>
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プログラム:
12.30-12:50 Registration of Participants
12:50-13:00 Welcoming Remarks
13:00-13:10 Introduction
Assoc. Prof. Dr. NAGATSU Kazufumi (Faculty of Sociology, Toyo University)
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Session 1: Perspectives from Southeast Asia
Moderator: Assoc. Prof. Dr. KOBAYASHI Masao
(Faculty of Sociology, Toyo University)
13:10-13:40 Exchange and Reciprocity among Homo Mobilitas: A View From a Samar Village, Philippines
Dr. HOSODA Naomi(Research Fellow, Center for Integrated Area Studies, Kyoto University)
13:40-14:10 Communities at the Edge: Pulau Banggi in Transition
Assoc. Prof. Dr. JUNAENAH Sulehan (Faculty of Social Sciences and Humanities, Universiti Kebangsaan Malaysia)
14:10-14:40 Living on the Border: Mobility and Networks of the Sama-Bajau in the Sulu-Makassar Sea
Assoc. Prof. Dr. NAGATSU Kazufumi
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14:40-14:50 Coffee Break
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Session 2: Perspectives from East Asia
Moderator: Prof. Dr. HIGA Yuten
14:50-15:20 An Important Factor to Support East Asian Economical Circle: Taiwanese Transnational Movements to Mainland China
Prof. Dr. GOTO Takehide (Faculty of Law, Toyo University)
15:20-15:50 Passing across the Borders: Some Cases of Korean Transnational Families
Prof. MATSUMOTO Seiichi (Faculty of Sociology, Toyo University)
15:50-16:20 A Korean Christian Mission in Southeast Asia: Building a Model of Transnational Community
Prof. Dr. KIM Dong-Kwang(Department of Education, Pusan National University,South Korea)
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16:20-16:30 Coffee Break
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16:30-16:50 Comments Prof. Dr. UENO Hiroko (Faculty of Sociology, Toyo University)
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Session 3: Discussion Moderator: Assoc. Prof. KOBAYASHI Masao
16:50-17:20 Comparative Perspectives on Transnational Communities in Asian Peripheries
17:20-17:30 Closing Remarks Prof. MATSUMOTO Seiichi

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KIASイスラーム基礎概念研究セミナー  

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)では「イスラーム基礎概念研究セミナー」の一環として下記要領で講演会を行います。ふるってご参加ください。

日時:11月22日(木)15:00~17:00
場所:京都大学旧工学部4号館4階第一講義室(AA401号室)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/tariqa_ws/access_map.pdf
講師:Ervan Nurtawab (Syarif Hidayatullah State Islamic University of Jakarta, Indonesia )
題目:Quranic commentaries in classical Java and Sunda
言語:英語

参加をご希望の方は下記アドレスまで御一報ください。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640FAX:075-753-9641
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多文化共生の道を探るセミナー

「多文化共生の道を探る ― グローバル化の中の他文化と日本 ―」

基調講演 
船曳建夫 「日本文化を語る」

セクション演習
(1)川田順造 「アフリカの人たちの価値観」
(2)古矢旬 「アメリカの現在とその歴史的背景」
(3)大塚和夫 「アッラーと「神」」
(4)花澤聖子 「中国の「見えない文化」をひも解く」
(5)渡邊啓貴 「現代フランス社会の基層文化」

場所:大学セミナーハウス
日程:2007年11月16日(金)~17日(土)
参加費:学生は8,500円(会員校学生5,000円)、社会人15,000円で、宿泊、食事、懇親会を含みます。

お申込は次のホームページからお願い致します。
http://www.seminarhouse.or.jp/seminar_b/2007/08/1.html

お電話やファックスのお申込も受付しております。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

財団法人 大学セミナーハウス企画広報担当 孫 国鳳
===============================================
 〒192-0372 東京都八王子市下柚木1987-1
        TEL:042-676-8511(代)8532(直)
       IPTEL:050-3533-1553
        Email:g-sun@seminarhouse.or.jp
URL:http://www.seminarhouse.or.jp/
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「パレスチナ問題における宗教者間対話~その可能性と展望~」  

このたび、JVC(日本国際ボランティアセンター)の招聘でパレスチナ/イスラエルから宗教者間対話のため来日された、イスラーム、キリスト教、ユダヤ教の宗教関係者を招き、京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」と共催で、下記要領にて意見交換のためのセミナーを開催いたします。

じっくりと議論したいと思います。
ふるってご参加ください。

参加希望の方は事前に、岡 anajoana@nifty.com までご連絡をお願いいたします。



「パレスチナ問題における宗教者間対話~その可能性と展望~」

日時:11月14日(水)18:00~20:30
場所:場所:京都大学本部キャンパス・共同総合研究棟(旧・工学部4号館)4階東側、会議室(AA447号室)
http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm#map

講師:シャイフ・バラカート・ファウズィー・アブドゥルハサン(アル・クドゥス大学イスラーム研究講師)
Shaykh Barakat Fawzi Abdul-Hasan (Lecturer in Islamic Studies, al-Quds University, Jerusalem)

ジャマール・カーディル教授(ベツレヘム大学宗教学教授)
Professor Jamal Khader (Chairman of Department of Religious Studies, Bethlehem University, Palestine)

イエホダヤ・アミール教授(ヘブライ・ユニオン・カレッジ・イスラエルラビ育成プログラム長)
Rabbi Professor Yehoyada Amir (Director of the Israel Rabbinic Program, Hebrew Union College, Jerusalem)

使用言語:英語

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NIHUプログラム イスラーム地域研究・東京大学拠点(TIAS)グループ2「パレスチナ研究班」の研究会

TIASグループ2「パレスチナ研究班」の研究会案内  イスラーム地域研究拠点1研究グループ2「中東政治の構造変容」パレスチナ研究班は下記の通り研究会を予定しております。現在、パレスチナ/イスラエルにおける三つの一神教(イスラーム、キリスト教、ユダヤ教)の研究者、宗教指導者を迎えて、中東・イスラーム研究者として意見の交換の場を設けたいと考えております。この小さなワークショップで聖地における三つの一神教の現状について三人の招聘者の方々を交えて自由に議論したいと思います。じっくり話し合えるような集まりにできればと思っていますので、どうか万障繰り合わせの上、ご参加下さい。
 なお、お三方はJVC(日本ボランティアセンター)によって招聘、来日されました。

日時:11月13日(火)10:00~12:00
場所:東大本郷キャンパス工学部8号館7F 東洋文化研究所移転先大会議室
講師:
シャイフ・バラカート・ファウズィー・アブドゥルハサン(アル・クドゥス大学イスラーム研究講師)
Shaykh Barakat Fawzi Abdul-Hasan (Lecturer in Islamic Studies, al-Quds University, Jerusalem)
ジャマール・カーディル教授(ベツレヘム大学宗教学教授)
Professor Jamal Khader (Chairman of Department of Religious Studies, Bethlehem University, Palestine)
イエホダヤ・アミール教授(ヘブライ・ユニオン・カレッジ・イスラエルラビ育成プログラム長)
Rabbi Professor Yehoyada Amir (Director of the Israel Rabbinic Program, Hebrew Union College, Jerusalem)
話題:パレスチナ/イスラエルにおける三つの一神教の共存に向けて

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イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
    文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックスイスラーム地域研究事務室、グループ2

臼杵 陽 Akira USUKI
日本女子大学文学部史学科
〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1(百年館高層棟709号室)
電話   03-5981-3586(研究室)
ファックス 03-5981-3582(史学科研究室)
e-mail: usuki@fc.jwu.ac.jp

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イスラエル・パレスチナの宗教・社会・平和 公開シンポジウム

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公開シンポジウム
「イスラエル・パレスチナの宗教・社会・平和」
イスラエル・パレスチナのイスラム教・キリスト教・ユダヤ教の学者と日本の仏教学者による対話
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「パレスチナ問題」を考えるとき、イスラエル・パレスチナを聖地とするイスラム教・キリスト教・ユダヤ教の3つの宗教を避けて通ることはできません。長い歴史のなかでこれらの宗教は時には重なり合い時には対立しながら、この地域の社会を構成し、文化や伝統を築いてきたからです。私達がこの問題の平和的解決を考えるとき、これらの宗教がどのように共通の平和観を持ち、社会と関わり、また他宗教について語っているのか、知る必要があります。宗教は問題の要因にもなり得ると同時に解決に役割を果たせる可能性もあると考えます。

 今回、イスラエル・パレスチナから、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教の神学者であり教育者である方々を日本にお招きし、日本の仏教者も交え、それぞれの宗教と社会の関係そして宗教が平和な社会を築くために果たしえる役割について語り合います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


日時: 2007年11月12日(月)19:00~21:00(開場18:30)
会場: 増上寺慈雲閣(最寄り駅:地下鉄「大門」「御成門」「芝公園」山門に向かって一番左手の建物です)
  地図は http://www.zojoji.or.jp/map/index.html
  境内は、この頁からhttp://www.zojoji.or.jp/keidai/index.html 境内の全体図を表示をクリック。
参加費: 1000円(学生 700円)
定員: 100名

■スピーカー■
●イスラム教シェイフ バラカット・ハサン氏
 エルサレムにあるアル・クッズ大学で宗教教育法コースの修士号を取り、その後エジプト、カイロにあるアラブ連盟付設アラブ研究所にて博士号を取る。現在、パレスチナ自治政府教育省カリキュラムセンター人文社会学局人文部長とアル・クッズ大学講師を務める。

●キリスト教司祭 ジャマル・ハデル氏
 1988年に カトリック神父となる。バチカンの教皇庁グレゴリウス大学で神学の修士号と博士号を取得し、その後パレスチナ西岸地区のベイトジャラカトリック神学校及びベツレヘム大学で教鞭を執る。現在はベツレヘム大学宗教学部長を務める。

●ユダヤ教ラビ イェホヤダ・アミル氏
 ヘブライ大学で修士号及び博士号を取得し、その後同大学の助教授を務めた。現在は、ヘブライユニオン大学のイスラエル・ラビ・プログラム長と現代ユダヤ思想の教授を務める傍ら、国際ローゼンツヴァイク会の代表メンバー及びイスラエル改革運動宗教行動センター理事も務める。

●仏教僧侶 戸松義晴氏
 ハーバード大学大学院神学校で生命倫理と仏教の社会性を学び、修士号を取得後、社会に関わる仏教の研究を進める。浄土宗本還寺と心光院の住職を務める傍ら、浄土宗総合研究所専任研究員、浄土宗平和協会専門委員、慶應大学医学部医学統括教育センター講師を務める。

●コーディネーター 小林和香子 (日本国際ボランティアセンター エルサレム事務所代表)


注;当日は英語で開催されますが、日本語同時通訳がつきます。

■共催■
 アーユス仏教国際協力ネットワーク(http://www.ayus.org
 浄土宗平和協会 (http://www.jodo.or.jp/
 日本国際ボランティアセンター(http://www.ngo-jvc.net
■協力■
 日蓮宗国際協力基金、孝道教団
■助成■
 孝道教団、国際交流基金、日蓮宗国際協力基金
■問い合わせ先・申込先■
 アーユス仏教国際協力ネットワーク
    TEL 03-3820-5831
  e-mailmika@ayus.org(担当 枝木)
 日本国際ボランティアセンター
  TEL 03-3834-2388
  e-mailjvc-jer@ngo-jvc.net(担当 藤屋)

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ニーズ対応型地域研究推進事業「アジアのなかの中東-経済と法を中心に」主催研究会
NIHUプログラム イスラーム地域研究・東京大学拠点(TIAS)グループ2「中東政治の構造変容」主催研究会  

イリノイ工科大学Khairy Tourk教授を囲んで、以下の二つの研究会を開催します。自由な意見交換の機会としたいと思いますので、関心のある方は、お気軽に参加ください。教授はアレクサンドリア大学卒のエジプト人研究者で、大学卒業後は、研究の拠点をアメリカに移して、現在に至っています。専攻は比較体制論・組織経営論ですが、近年は、中東、とりわけエジプトと東アジアの比較を視野に入れた近代経済史や、ムスリムを取り囲む西欧の政治・イデオロギー事情など、幅広い分野で発言をしております。3、4年前には、東大の社会科学研究所、一橋大の商学部で客員研究員をなさっておりました。また、エジプト・アレクサンドリア大学商学部における「アジア研究センター」の立ち上げに尽力され、アレクサンドリアを拠点とした東アジア諸国とエジプトとの間の学術交流ネットワーク形成に努めておられます。今回の研究会は、(1)取引費用アプローチによる、日本、韓国、エジプトの近代化にまつわる問題点、(2)アメリカを中心とした西側のムスリムが置かれたイデオロギー事情について、講義をなされます。(文責 加藤博)

(1) ニーズ対応型地域研究推進事業「アジアのなかの中東-経済と法を中心に」主催研究会

内容: "Modernization under Asymmetric Power Relation: the case of Japan, Korea and Egypt"
日時: 2007年11月12日(月)午後3時半―5時半
場所: 一橋大学東キャンパス・マーキュリータワー5階3506室(上記推進事業事務局 http://wakame.econ.hit-u.ac.jp/%7Eareastd/)電話 042-580-9113
言語: 英語


(2) NIHUプログラム イスラーム地域研究・東京大学拠点グループ2「中東政治の構造変容」主催研究会

内容: "Moslems in the West"
日時: 2007年11月18日(日)午後4時―6時
場所: 東京大学本郷キャンパス・理学部A棟 A212室(詳しい地図を参照されたい方は、下記の連絡先にメールをいただければ、別途、お送りいたします)
言語: 英語

イスラーム地域研究東大拠点グループ2の連絡先 03-5841-8953
電子メール:iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp 当日の会議室連絡先 03-5841-5890

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「サウジアラビアと日本における情報通信技術(ICT)―現状と未来―」

 ★★1.シンポジウムのお知らせ   ★★★★★★★★
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   【サウジアラビアと日本における情報通信技術(ICT)】
             ―現状と未来―

日程:2007年(平成19年)11月10日(土)
場所:アラブ イスラーム学院(東京都港区元麻布3-4-18)
参加費:無料
申し込み方法:一般参加希望者は、ファックスにてお申し込み下さい。【ファックス番号:03-5412-0551】
(学院からの招待状がある方は、同封返信ファックス用紙でお申し込み下さい。
 アラブ イスラーム学院の学生、卒業生、課外学習者は申し込み不要です)

申し込みフォーム:指定フォームはありません。
         郵便番号、住所、氏名、所属、電話番号、ファックス番号を明記してください。
締め切り:平成19年11月7日(水)までにお申し込み下さい。
発表言語:日本語、英語、アラビア語(通訳)

受付:10:00
開会式:10:30-11:00
主催者歓迎の辞: ムハンマド ハサン アルジール(アラブ イスラーム学院学院長)
          祝辞:      ファイサル トラード 閣下(駐日サウジアラビア大使) 
主賓ご祝辞:   岸田文雄(内閣府特命担当大臣)   
シンポジウム開始:11:00
閉会:      16:30(終了)

              プログラムと時間
             --------------------

セッション1  『経済産業と情報通信技術』    (11:00~12:30)
--------------
 ★『日本企業におけるIT利活用の現状と今後の展望』
   講師: 元橋 一之(東京大学工学系研究科技術経営戦略専攻教授)
 ★『石油化学産業におけるICTの利活用アラムコの事例』
   講師: ズィヤド アルシャハラニ(アジアIT リプレゼンタティブ、サウジぺトロリウムリミテッド東京支社)
 ★質疑応答:30分

休憩昼食(軽食を用意しています)         (12:30~13:00)
--------------

セッション2  『情報通信技術の実情』       (13:00~14:30)
--------------
 ★『日本のIT産業の実情、教育、研究及び今後の展開』
   講師: 白石 洋一(群馬大学大学院工学研究科生産システム専攻工学専攻教授)
 ★『サウジアラビアにおけるICT産業化育成:現状と課題』
   講師: ブカーリ イサム(アラブ イスラーム学院副学院長、早稲田大学大学院博士後期課程)
 ★質疑応答:30分

休憩                       (14:30~14:45)
--------------

セッション3  『情報通信技術の活用と展望』    (14:45~16:15)
--------------
 ★『日本のICT活用教育の現状』
   講師: 清水 康敬(独立行政法人メデイア教育開発センター理事長、東京工業大学名誉教授)
 ★『巡礼(ハッジ)における情報通信技術の活用』
   講師: ナビール コシュク(二大聖地守護者ハッジ・オムラ研究所教授)
   講師: アナス バサラマ(早稲田大学大学院博士後期課程)

 ★質疑応答:30分

最終セッション                   (16:15~16:30)
--------------
  講評及び提言

-------------------------------------------------------------------------

              シンポジウム趣旨
             --------------------
 現在、世界中の人々が恩恵を受けている情報通信技術(ICT)の質と量は計り知れません。
 ICTの発展は、教育、経済、産業、行政、政治、健康などあらゆる分野で革命的な役割を果たしています。その技術は、手段としての役割と共に、新たなグローバルシステム構築の根幹を占めています。これは明日の世界が、ICTがもたらす統一したシステムで結ばれる事を予見させます。
 翻って歴史を振り返れば、中世のアラブの科学者により世界に広められた、インドで発見されたゼロの概念、アラビア数字、アルジェブラ、アルゴリズム、などの科学は、統一されたシステムを残し、今日の情報革命時代へとつながり人類に繁栄をもたらす原動力となりました。
 日本は国家の新たな発展をICTに委ねていますが、それは明治維新後や、戦後の日本の発展を、技術革新を原動力として成し遂げた状況に類似しています。
 今日のサウジアラビアは、進んだ情報通信技術を教育、産業、ロジステック、など広範囲に活用し、国家の発展と国際協力に寄与しています。
 本シンポジウムでは、サウジアラビアと日本の工業、産業、教育分野等におけるICTの現状を考察します。
 そして、ICTが将来の日本とサウジアラビア、アラブ諸国、イスラーム諸国との関係強化に役立ち、発展と繁栄をもたらす新たな原動力としての役割を担うであろうことを展望します。
 皆様お誘いの上、多くのご来場をお待ちしております。

地図↓
http://www.aii-t.org/j/tareef/hiroo.htm

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Symposium "Reconsidering Modern History of Afghanistan"  

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環として、企画展示「鮮麗なる阿富汗一八四八」を記念し、下記のとおり、国際シンポジウムを開催します。企画展のラットレーの作品の背景となった19世紀から20世紀初頭のアフガニスタン関する興味深いものです。今回お招きしたマクチェスニー教授は、ニューヨーク大学のアフガニスタン・デジタルライブラリーの館長でもいらっしゃいます。
皆様の御参加をお待ち申し上げております。

Dear Colleagues,
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies will hold the International Symposium "Reconsidering Modern History of Afghanistan." The English program is below the Japanese one..

「アフガニスタン近代史再考――ラットレーの石版画展によせて」
主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中東イスラーム研究教育プロジェクト
    アフガニスタン文字文化財復興支援室

日時:2007年11月10日(土) 14時より~
会場:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)大会議室(東京都府中市朝日町3-11-1)
  1.開会挨拶:大塚 和夫(AA研所長)
2.近藤 信彰(AA研)「ラットレーの作品とその意義」
3.小牧 昌平(上智大学)「ヘラートのヤール・モハンマド・ハーンについて--その人物像」
4.ロバート・D・マクチェスニー(ニューヨーク大学)「20世紀初頭の二人のアフガニスタンの歴史家とアフガニスタン史学の運命」
5.コメント:山根 聡(大阪大学)
6.閉会挨拶:宮崎 恒二(東京外国語大学副学長)

日英同時通訳付

備考:

18時より レセプション(生協特別食堂)会費制
参加ご希望の方はe-mailもしくはファックス(この用紙をそのままお使いください)に必要事項を記入し、11月5日までにお申し込みください。
申し込み先:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールド・サイエンス研究企画センター
e-mail: afghan_exhib@aa.tufs.ac.jp
fax: 042-330-5665

ファクス用記入欄該当する箇所にチェックを入れ、参加人数を書き入れてください。
□シンポジウム・レセプションに参加   名(ご本人様を含め)
□シンポジウムのみ参加   名(ご本人様を含め)
□レセプションのみ参加   名(ご本人様を含め)
お名前:ご所属:ご連絡先(e-mailまたはお電話番号)

:---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
     International Symposium"Reconsidering Modern History of Afghanistan"
Saturday, November10th, 200714:00~
at Room 303, ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies 3-11-1, Asahicho, Fuchu, Tokyo
with English-Japanese Simultaneous Interpreters
1. Opening address: Kazuo OHTSUKA (Director, ILCAA)
2. Nobuaki KONDO (ILCAA) :The Works of James Rattray and its Signi! ficance
3. Shohei KOMAKI (Sophia University):Yar Mohammad Khan in Herat: hischaracter
4. Robert D. McChesney (New York University): Two Early Twentieth-Century Afghan Historians and the Fate of AfghanHistoriography
5. Comments: So YAMANE (Osaka University)
6. Closing address: Koji MIYAZAKI (Vice President, TUFS)

18:00~Reception at University Restaurant

The Participants are required to contact with the office before November5th.
Field Science Research Center, ILCAA
Telephone& Fax : 042-330-5665
E-mail: afghan_exhib@aa.tufs.ac.jp
Registration Form 
□ Symposium and reception
□ Symposium□ ReceptionName:Organizations:E-mail or telephone number :

アジア・アフリカ言語文化研究所近藤信彰

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Robert D. McChesney 先生講演会  

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環として、以下の研究会を開催いたします。
 報告者のRobert D. McChesney先生(New York University)は、Waqf in Central Asia(1991)、 Central Asia : foundations of change(1996)などの御著書で知られる、中央アジア史、アフガニスタン史の第一人者でいらっしゃいます。

またとない機会ですので、皆様、是非ともご参加いただきますようお願い申し上げます。

日時:2007年11月7日(水) 17:30より November 7th, 2007 17:30~
場所: 東京外国語大学本郷サテライト
Hongo Satellite,Tokyo University of Foreign Studies,
http://www.tufs.ac.jp/info/hongou.html 
内容: Robert D. McChesney. The Lost Treasure of Central Asian Architecture and its Recovery
(英語・通訳なし 参加自由)

お問い合わせ:アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールド・サイエンス研究企画センター内中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
 meis[a]aa.tufs.ac.jp  [a]は@の代用

近藤信彰

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エマード・アブー・ガーズィー博士 講演会 (関西)  

NIHUプログラム・イスラーム地域研究・東大拠点・グループ2の「中東社会史班」は、国立国会図書館関西館と協力して、エマード・アブー・ガーズィー博士の講演会を催します。同博士は文書史料を使ったエジプト史研究の第一人者であり、エジプトの文化行政の最前線でも活躍されています。どなたでも参加を歓迎しますので、どうか奮ってご参加下さるようお願い申し上げます。

日時:平成19年11月6日(火)15:00~17:00
会場:国立国会図書館関西館 第1研修室 (アジア情報研修特別講演会)

JR学研都市線「祝園駅」、近鉄京都線「新祝園駅」から、奈良交通バス36番系統「光台循環」、41・47番系統「学研奈良登美ヶ丘駅」行き「光台一丁目」バス停下車
近鉄けいはんな線「学研奈良登美ヶ丘駅」から奈良交通バス 41・47番系統「祝園駅」行「光台一丁目」バス停下車
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/visit_info/route.html参照

題目:
エマード・アブー・ガーズィー博士 (エジプト高等文化評議会・文化諸委員会統括本部長、カイロ大学文学部図書館・文書・情報学学科・助教授)
 「エジプトの文書館・図書館と文書研究」
使用言語 :  アラビア語 (通訳付)
定員:70名。※先着順
申込方法:電子メール(k-azia@ndl.go.jp)またはFAX(0774-94-9115)にて、件名を「特別講演希望」とし、?@氏名、ふりがな?A所属機関 ?B連絡先電話番号、電子メールアドレス(またはFAX番号) を明記のうえお申込みください。
申込締切:平成19年10月31日(水)(※定員に満たない場合は延長して受け付けますので、お問い合わせください)
申込み・問合せ:国立国会図書館関西館 アジア情報課
〒619-0287 京都府相楽郡精華町精華台8-1-3
http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/asia/

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レバノンから緊急来日講演会「私たちは再び難民となった ガレキの中から再生を考える」

 

パレスチナ子どものキャンペーンでは、レバノンのパレスチナキャンプからNGO関係者を日本に招聘し、東京と大阪で、現状と心理状況について報告会を持ちます。

 

この夏、レバノンではパレスチナ難民キャンプの一つが破壊されてガレキとなり、住民35000人が、住居や家財など一切を失って再び難民となりました。その支援活動、40万人といわれるレバノン在住の難民の現状と今後についてなどをお話する予定です。

皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

田中好子

==レバノンから緊急来日講演会========

「私たちは再び難民となった ガレキの中から再生を考える」

11月3日 大阪
11月4日 東京

◆報告者◆

カッセム・アイナさん(NGO「子どもの家」代表)
アブダッラー・バラキさん (北部バダウィ・キャンプの「子どもの家センター」所長。自身も避難民)
ジャックリーン・サバさん (臨床心理士、多数の避難民のカウンセリングを行う。レバノン人)

■大阪での講演会■

日時:11月3日(土・祝) 午後2時から5時
会場:大阪 ドーンセンター(大阪府立女性総合センター)
      大阪市中央区大手前1-3-49
      京阪/地下鉄谷町線「天満橋」下車、JR東西線「大阪城北詰」下車
   参加費:500円

■東京での講演会■

日時:11月4日(日) 午後2時から6時
会場:東京 立教大学 太刀川記念館
      大学の正門を通り過ぎ「学院北門」から入ってください
      豊島区西池袋3-34-1
      JR・地下鉄 池袋駅西口下車
       参加費:500円
 
※このプログラムは国際交流基金市民青少年交流事業の助成と、日本コミュニティ心理学会の後援を受けています。
※東京での報告会の後、午後7時からは懇親会があります。
※来日費用への賛同金もお願いしておりますので、どうぞご協力下さい。

主催・連絡先:特定非営利活動法人パレスチナ子どものキャンペーン
    Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
    Email: ccp@bd.mbn.or.jpURL:http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 この夏、レバノンではパレスチナ難民キャンプの一つが破壊されてガレキとなり、住民35000人が、住居や家財など一切を失って再び難民となりました。

 戦闘の巻き添えになり、家族を失った人、着の身着のままで何一つ持ち出せなかった人、怖い思いをした人たち・・・。避難民たちの多くは近くのバダウィ難民キャンプに身を寄せ、学校やモスクなど公共の施設は避難所となっています。

 電気や水道も十分でなく、シャワーも浴びられず、支援物資も限られ、ブルーシートで仕切られた狭くプライバシーのない不衛生な空間に家族が寝起きをしています。これだけの数の人たちのための住居をどうするのか?という見通しが立たないまま、冬が近づいています。

 人々は、恐怖、生活苦、将来への不安の中に暮らしていて、多くの人が肉体的にも心理的にも追い詰められています。

 子どもたちも居場所も楽しみもなく、心の中に様々な思いを抱えています。現地のNGO「子どもの家」ではこうした子どもと大人たちのために、心理カウンセリングや精神医療のサービス、他にはない歯科のサービスのほか、子どもたちがリラックスでき、エネルギーを発散するためのリクリエーション活動や、補習などの活動を進めています。

 レバノンに住む40万人といわれるパレスチナ難民の地位と現状について、また実際のカウンセリングから見えてくるものなど、現地で活動をするNGOスタッフを日本に招き、その話を聞きます。瓦礫の中から再生し、未来を作り上げようとする人々の思いをぜひ、直接お聞きください。

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京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」研究会  

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)・ユニット1「国際関係」では同じく京都大学の地域研究統合情報センター(CIAS)「現代中東における国家運営のメカニズムに関する実証的研究」と共催で、下記要領にて研究会を開催いたします。
参加希望の方は事前に小森先生komori@cias.kyoto-u.ac.jp宛てにご連絡をお願いいたします。

CIAS「現代中東における国家運営のメカニズムに関する実証的研究」第四回研究会およびKIASユニット1研究会

日時:11月3日(土)16:00-20:00
場所:京都大学地域研究統合情報センター4階会議室

報告
(1) 浜中新吾(山形大学)「中東諸国におけるグローバリゼーションと政治体制の頑健性」
(2) 山尾大(京都大学)「現代イラクにおける国家体制とレジティマシー:バアス党権威主義期と戦後連立政権期」

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エマード・アブー・ガーズィー博士 講演会 (東京)  

NIHUプログラム・イスラーム地域研究・東大拠点・グループ2の「中東社会史班」は、文書史料を使ったエジプト史研究の第一人者であり、エジプトの文化行政の最前線でも活躍されるエマード・アブー・ガーズィー博士を迎え、講演会を催します。どなたでも参加を歓迎しますので、どうか奮ってご参集下さるようお願い申し上げます。

日時:11月3日(土)15:00~17:30
場所:東京大学本郷キャンバス・法文2号館第3会議室
 (正門から入ると、直進して左手三つ目の建物のアーケードをはさんで安田講堂側3階です)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html

題目: エマード・アブー・ガーズィー(カイロ大学文学部助教授、エジプト高等文化評議会・文化諸委員会統括本部長)
「中世における文書とアラブ文明」
使用言語 : アラビア語 (ペーパーを配布致します)

なお、参加される方は、事前に iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp(@は半角) までお知らせいただければ助かります。

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中東研究センター国際シンポジウム「湾岸情勢とエネルギー安全保障――地域安定化への課題――」  

来る11月1日、日本経団連会館におきまして、日本エネルギー経済研究所中東研究センターの国際シンポジウムを開催いたします。
 「湾岸情勢とエネルギー安全保障――地域安定化への課題――」と題した本年度のシンポジウムでは、イランとイラク、及び米国の対イラン・イラク政策に焦点をあて、日本のエネルギー安全保障に直結する湾岸地域の情勢と今後の展望につき議論する予定です。プログラムの詳細及びお申し込み方法などは、以下のサイトをご参照ください。
http://jime.ieej.or.jp/htm/sympo.htm

<プログラム>
11月1日(木)
第一部:国際社会の関与とイラクの安定
10:10~10:50 吉岡明子(当研究所中東研究センター研究員)「行き詰まったイラク政治プロセス---国内的・地域的要因と今後」
10:50~11:30 ラアド・アルカディーリ(PFCエナジー国家戦略シニア・ディレクター)「イラクの「クロンダイク」再来:イラク石油部門の開発と投資の展望」

第二部:地域の挑戦と国際社会の対応
13:00~13:40 ホアン・コール(ミシガン大学教授)「アメリカの対イラク・イラン政策」
13:40~14:20 田中 浩一郎(当研究所中東研究センター長)「安保理制裁下のイラン外交戦略と『核化』問題」

第三部:パネルディスカッション&質疑応答
14:40~16:30
パネリスト:
ミシガン大学教授 ホアン・コール
PFCエナジー国家戦略シニア・ディレクター ラアド・アルカディーリ
当研究所中東研究センター長 田中 浩一郎
当研究所中東研究センター研究員 吉岡明子
司会:
当研究所中東研究センター研究主幹 長 和彦

16:40~18:40 懇親会

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AA研カナファーニー=ザハール博士研究会  

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、客員教授のカナファーニーザハール博士を迎えて、下記の研究会を開催いたします。
皆様のご参加をお待ち申し上げております。


アジア・アフリカ言語文化研究所
近藤信彰

日時:2007年11月1日(木) 15:00-17:00
Date: Thursday, November 1, 2007
Time: 15:00-17:00
会場:AA研3階マルチメディア会議室
   (東京都府中市朝日町3-11-1東京外国語大学)
Place: Meeting Room 304, ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies

報告:アーイダ・カナファーニー=ザハール Aida Kanafani-Zahar(AA研客員教授/フランス国立科学研究センター主任研究員)
(Visiting Professor, ILCAA/Chargee de recherche, CNRS)
"Family Law in Lebanon: What Perspectives for a Civil Marriage?"
コメント:西井凉子(AA研准教授)
Discussant: Ryoko Nishii (Associate Professor, ILCAA)
英語、通訳なし
主催: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
      AA研フォーラム
      中東イスラーム研究教育プロジェクト
      AA研共同研究プロジェクト「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」
 
問い合わせ:
アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールド・サイエンス研究企画センター内
中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局 meis[a]aa.tufs.ac.jp  [a]は@の代用

(趣旨)
 レバノンが18の公認宗派からなる多宗派国家であることは広く知られています。政治的には縦割りの「宗派体制」confessionalism が長く人々のアイデンティティを規定してきましたが、一方で社会の様々な局面で宗教宗派の異なる人々が交じり合い、協同して生活してきました。ただし、婚姻は同一宗派内でなされることが圧倒的に多く、これにより家族・親族の宗教宗派的帰属の安定が維持されてきたということができます。ただし婚姻に当たっては、少数ながらも個人による改宗のみならず、たとえばスンニー派ムスリムとマロン派キリスト教徒の間のように、異なる宗教間の婚姻も観察され、このことをレバノン人は"civil marriage" (アラビア語で zawaj madani)と呼んできました。この宗教宗派と家族制度の交錯する問題を、レバノンの家族法を手がかりに、人類学者のカナファーニー=ザハール 教授にお話しいただきます。同教授は、レバノンでのフィールドワークに基づき、農村における多宗派共生、内戦の記憶といった問題から食文化・物質文化論に至る幅広いテーマで数多くの著作を発表していらっしゃいます。代表的な著書にLiban: le vivre ensemble. Hsoun, 1994-2000, Paris, Paul Geuthner,2004. (2005年フランス・レバノン賞受賞)などがあります。
 コメンテータは、南タイ地域におけるムスリムと仏教徒の通婚に関してフィールド調査・研究を実施してこられた人類学者・西井凉子さんです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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第30回イスラム人口研究懇談会  

来る11月1日(木)の午後に以前の会場の早稲田大学本部キャンパス南門横「高田牧舎」ビル2階(地下鉄東西線早稲田駅下車)において下記の通り、第30回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。イラク出身で日本イスラミックセンターでイスラム法上の結婚証明書を出す係をされていた、名城大学大学院生のナジム・アルバジさんが在日ムスリムについて英語(通訳なし)で報告してくださいますので、是非ご参加ください。懇親会はHalalのパキスタン料理店で行います。

 第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、来年の春(3~4月)以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。なお、次回は(12~1月)は京都大学大学院生の飛奈裕美さんがパレスチナでの現地調査を踏まえた報告をしてくださる予定です。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっており、すでに1人の方からご応募があり、もう1人の報告者を引き続き募集しておりますので、奮ってご応募ください。

 なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojima@waseda.jp)(@は半角)宛にメールで10月30日(火)の午後6時までにお知らせ下さい。懇親会場は高田馬場のパキスタン料理の老舗ですので、この機会に是非ご参加ください。

店田 廣文(早稲田大学)  小島 宏(早稲田大学)

****************
日時:2007年11月1日(木)午後4時20分~5時50分
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)
   (地図はhttp://www.jinsoken-waseda.jp/about/traffic.html
プログラム:
16:20-17:10 “Muslims in Japan, present situation and ambition from the past to the present”Najim A. Albazi (ナジム A.アルバジ、名城大学大学院)
17:10-17:25 自己紹介・休憩
17:25-17:50質疑応答
18:30-   懇親会 高田馬場 パキスタン料理「Rajput」
  (http://gourmet.yahoo.co.jp/0000704087/0010920769/
****************

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西南学院大学博物館・第2回特別展「祈りの継承~ユダヤの信仰と祭~ジュダイカ・コレクション1」

西南学院大学博物館・第2回特別展
「祈りの継承~ユダヤの信仰と祭~ジュダイカ・コレクション1」

期間:2007年10月29日(月)~12月15日(土)
開館時間:10:00~18:00 日曜休館(祝日開館) 入場無料
場所:西南学院大学博物館
   福岡県福岡市早良区西新3-13-1

 弊館は昨年5月に開館したばかりですが、キリスト教・ユダヤ教関連資料を展示の主軸としており、第2回特別展として、12月15日まで、『祈りの継承~ユダヤの信仰と祭~ジュダイカ・コレクション1』を開催しています。
 当展示では、関谷定夫・西南学院大学名誉教授がイスラエルを中心に各地で長年かけて収集した、ジュダイカと総称されるユダヤ教の典礼具・祭礼具を約80点展示しています。  日本ではこれまで、ジュダイカの実物資料がこれだけまとまって展示された機会はありません。福岡は、多くの方々にとってアクセスしづらい場所であることは承知しておりますが、ご興味ある方は、機会がありましたら是非足をお運びくださいますようお願い申し上げます。

関連公開講演会
「儀礼に込められたユダヤの祈り」
日時:2007年11月17日(土)14:00~16:00
場所:博物館2階 講堂  無料・事前申し込み不要
講師:市川裕 東京大学教授

詳細は、以下のURLをご覧下さい。
http://www.seinan-gu.ac.jp/museum/index.html

お問い合わせ先:西南学院大学博物館事務室
        TEL 092-823-4785 FAX 092-823-4786

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AA研企画展「鮮麗なる阿冨汗一八四八」  

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、中東イスラーム研究教育プロジェクトの一環として、企画展示「鮮麗なる阿冨汗(アフガン) 一八四八--石版画にみるアフガニスタンの風俗と習慣」を開催いたします。

 これは、1848年に出版されたイギリス軍中尉ジェームズ・ラットレーのアフガニスタンに関する石版画(リトグラフ)集を、高精度デジタル複製でご覧いただくものです。本画集は限定出版の非常に珍しいもので、我が国ではAA研が唯一所蔵しているものであり、本邦初公開となります。石版画は全部で30点で、当時のアフガニスタンの人物や建築、風景が、鮮麗な色彩で描かれています。作者自身による詳細な解説とあわせて、当時のアフガニスタンの風俗・習慣を知る第一級の史料です。

 一方で、本画集は、第一次イギリス・アフガン戦争の際に描かれたものであり、「テロとの戦争」への我が国の関わりが焦点となるなか、大国に翻弄されてきたアフガニスタンの歴史を再考する機会ともなるかと存じます。

 一人での多くの皆様のご来場をお待ち申し上げております。

 11月10日(土)には公開シンポジウム「アフガニスタン近代史再考」も開催されます。これについては別途ご案内申し上げます。

日時:2007年10月29日(月)~11月30日(金) 10時半より17時まで
   土曜、日曜休場、ただし、11月10日(土)、23日(祝)、24日(土)、25日(日)は開場
会場: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所1階資料室
備考:入場無料

お問い合わせ先:
アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究教育プロジェクト
tel. &fax 042-330-5665
e-mail: afghan_exhib[a]aa.tufs.ac.jp [a]は@
特設Webページ url: http://www.aa.tufs.ac.jp/afghan/ 

近藤信彰

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京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」講演会  

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット1「国際関係」でイエメン・サヌア大学副学長アフマド・キブシー教授をお招きして、下記要領で講演会を行います。ふるってご参加ください。

日時:10月29日(月)14:00~16:00
場所:京都大学旧工学部4号館4階第一講義室(AA401号室)
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/tariqa_ws/access_map.pdf

講師:Prof. Ahmad Muhammad al-Kibsi (Vice-President for Academia Affairs and Professor of Political Science, Sana'a University)
講演題目:Contemporary Yemen and Islam(仮題)
使用言語(英語)

参加をご希望の方は下記アドレスまで御一報ください。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

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イスラム国家論研究会10月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
10月例会は、慶應義塾大学の為永憲司さんに発表をお願い致しました。
キャスラヴィーの立憲革命史の叙述の分析を通じてそこに示されている革命の諸相を明らかにして頂く予定です。
大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 10月27日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 為永 憲司 (慶應義塾大学・博士課程) 「キャスラヴィーのイラン立憲革命史にみる革命の諸相」
コメンテーター: 森島 聡((株)中東文化研究所 代表取締役)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。 http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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第一回「イスラーム中道派」研究会  

大阪大学「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクトと京都大学イスラーム地域研究センター・ユニット2「中道派」の共催で研究会を下記要領で開催いたします。ふるってご参加ください。

第一回「イスラーム中道派」研究会
日時:10月26日(金)14:00~17:00
場所:大阪大学箕面キャンパス(旧大阪外国語大学)総合研究棟6階プレゼンテーションルーム
交通アクセスはhttp://www.osaka-gaidai.ac.jp/koutuu.html
総合研究棟の位置はhttp://www.osaka-gaidai.ac.jp/map1.html

発表および発表者
1.山根聡(大阪大学世界言語研究センター) 「中道派形成におけるイジュティハード:1957-58年International Islamic Colloquium(ラーホール)におけるマウドゥーディーの見解」

2.横田貴之(日本国際問題研究所) 「中道派のイスラーム復興運動―エジプト・ムスリム同胞団の思想と実践」


なお参加をご希望の方は下記アドレスまで御一報ください。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
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慶應義塾大学 21 世紀 COE-CCC カンファレンス  

慶應義塾大学21世紀COE-CCC「多文化世界多世代交差世界の政治社会秩序形成」では市民意識比較研究サブユニットの一環として以下のカンファレンスを開催いたします. 日時:2007年10月20日 (土) 15:00-18:00
場所:慶應義塾大学三田キャンパス 大学院棟2階323教室
主催:市民意識比較研究サブ・ユニット

報告者およびタイトル

杉木明子(神戸学院大学) 「北部ウガンダにおける紛争と市民社会組織」
鈴木恵美(東京大学) 「エジプトにおける市民運動の可能性について」

お問い合わせ等はhttp://www.coe-ccc.keio.ac.jp/index.htmlをご参照ください.

皆さまのご参加をお待ちしております。

慶應義塾大学21世紀COE-CCC非常勤研究員・法学研究科後期博士課程
今井真士

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International Workshop of Islamic Area Studies (SIAS group3-KIAS unit4)

上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)グループ3、京都大学イスラーム地域研究拠点(KIAS)ユニット4との共催で国際ワークショップを下記要領で開催いたします。
多数のご参加をお待ちしております。

Rethinking Tariqa: What Makes Something Tariqa?
International Workshop of NIHU Program: Islamic Area Studies (SIAS group3-KIAS unit4)

日時:10月12日(金)13:00~17:15 
          [レセプション・パーティー(18:00~20:00)]
10月13日(土)9:00~12:30
場所:京都大学旧工学部4号館4階会議室(AA447)
http://www.kyoto-u.ac.jp/access/kmap/map6r_y.htm#map
(当日は百万遍交差点にある京都大学案内板に、案内板から会場までの案内を貼っておきます)

詳しい内容は下にプログラムを貼り付けましたのでごらんください。

会場設営のため、参加のお返事は10月4日(木)までにいただけますでしょうか(すでに申込をいただいた方は不要です)。ご協力よろしくお願いいたします。

10月12日 ワークショップ(13:00~17:15)       参加 ・ 不参加
10月12日 レセプション・パーティー(18:00~20:00)  参加 ・ 不参加
10月13日 ワークショップ(9:00~12:30)        参加 ・ 不参加

なおレセプション参加費は一般2,000円、学生1,000円となっております。

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
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Rethinking Tariqa: What Makes Something Tariqa?
International Workshop of NIHU Program: Islamic Area Studies
(SIAS group3-KIAS unit4)

Program (The Second Circular)

[Date and Venue]

Date: 12 (afternoon) and 13 (morning) October, 2007
Venue: Meeting Room (AA447), Faculty of Engineering Bldg. No. 4, 4th
Floor, Kyoto University(京都大学旧工学部4号館4階東側会議室[AA447号室])

12 Oct. 13:30-17:15

13:00-13:30 Registration

<Opening Session> 13:30-14:00

Chair: AKAHORI Masayuki (Sophia University, Tokyo: Head of Group 3, SIAS)

13:30-13:40 SATO Tsugitaka (Waseda University, Tokyo: Project Leader of IAS & Director of WIAS) “Welcome Speech”

13:40-14:00 TONAGA Yasushi (Kyoto University, Kyoto: Head of Unit 4, KIAS) “Opening Speech”

<1st Session> *14:00-17:15

Chair: AKAHORI Masayuki

14 :00-15 :00 Alexandre PAPAS (Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales, Paris)
“When Sufi Shaykhs Think Out their Own Tariqa: Two Treatises by Ahmad Kasani Dahbidi (1461-1542) on the Khwajagan adab”

Commentator: SAWADA Minoru (Toyama University, Toyama)

15:00-16:00 FUJII Chiaki (Kyoto University, Kyoto)
“‘Tariqas’ without Silsilas: The Case of Zanzibar”

Commentator: Simone TARSITANI (Kyoto University, Kyoto)

16:00-16:15 (Break)

16:15-17:15 KISAICHI Masatoshi (Sophia University, Tokyo: Director of SIAS)
“Institutionalized Sufism and Non-Institutionalized Sufism: A Reconsideration of the Groups of Sufi Saints of the Non-Tariqa Type as Viewed through the Historical Documents of Medieval Maghreb”

Commentator: NAKANISHI Tatsuya (Kyoto Gakuen University, Kyoto)

Reception Party 18:00-20:00
At the Meeting Room III (2nd Floor) of Kyoto University Clock Tower Centennial Hall(京都大学百周年時計台記念館2階会議室III)

13 Oct. 09:00-12:30

<2nd Session>*09:00-11:00

Chair: TONAGA Yasushi

09:00-10:00 NINOMIYA Ayako (Kyoto University, Kyoto)
“To Whom You Belong? : Pir-Murid Relationship and Silsilah in Medieval India”

Commentator: TAKAHASHI Kei (Sophia University, Tokyo)

10 :00-11:00 Thierry ZARCONE (CNRS, Paris)
“Anthropology of Tariqa Rituals: The Initiatic Belt (shadd, kamar) in the Reception Ceremony”

Commentator: MORIMOTO Kazuo (The University of Tokyo, Tokyo)

11:00-11:20 (Break)

<Closing Session> 11:20-12:30

Chair: TONAGA Yasushi

11:20-12:10 General Discussion

12:10-12:30 HAMADA Masami (Kyoto University, Kyoto: Advisory Member of SIAS) “Concluding Remarks”

* For the summary of each presentation, please find below. Every title is provisional at the moment. Every speaker is allotted one hour for his/her presentation and the discussion.

(Organizer)

TONAGA Yasushi (Kyoto University, Kyoto)

***

[Prospectus]

We have got a good accumulation of information about various Tariqas so far. We tend to imagine a hierarchical organization when we hear a word “Tariqa.” Is this true through the long history of Tariqas and throughout the Islamic world? It may be better to grasp this notion as “trend” without concrete organizational form in some cases, especially in the pre-modern period. In order to achieve the general idea of Tariqa, we should speculate which elements are indispensable for Tariqa. This question leads us to the importance to analyze various phases of Tariqas based on the comparison among the Tariqas in various times and places. It takes a long time to answer this question. The organizer hopes that this international workshop will become a small first step for this significant task.

[Summaries of presentations]

1. Alexandre PAPAS (Ecole des Hautes Etudes en Sciences Sociales, Paris)
“When Sufi Shaykhs Think Out their Own Tariqa: Two Treatises by Ahmad Kasani Dahbidi (1461-1542) on the Khwajagan adab”

My paper attempts to reconsider the tariqa from the perspective of a tariqa leader. The case of the Naqshbandi Ahmad Kasani Dahbidi (16th-century) seems particularly interesting inasmuch as this shaykh founded a prominent branch of the Khwajagan order. Within two treatises on the rules and practices (adab) of his tariqa ? the Risala-yi adab al-salikin and the Risala-yi adab al-siddiqin (unpublished manuscripts written in Persian) ? he gives his own vision of the Sufi institution. While addressing directly to his disciples, Kasani depicts his tariqa in terms of mystical path, religious obligations, spiritual techniques, communal rules and organizational principles. Significantly, the practice of suhbat (spiritual conversation and companionship) is a central one in Kasani’s system. Through this example, we see how the different meanings of tariqa remain inseparable, indivisible in the conception of a Sufi shaykh. Thus, reading Kasani’s treatises on his own Sufi order, tariqa appears as a coherent institution where spiritual progress depends on the degree of administration, as if there would not be any spirituality without worldly authority. Yet one cannot find in Kasani’s writings a fixed organizational form of the Khwajagan tariqa: unlike other cases in the history of turuq, here the adab do not conduct every aspects of Sufi life. The tariqa of Ahmad Kasani combines formal rules with informal aspects, depending on the shaykh or khalifa’s authority.

2. FUJII Chiaki (Kyoto University, Kyoto)
“‘Tariqas’ without Silsilas: The Case of Zanzibar”

The aim of this presentation is to develop the features of tariqas (Sufi orders) in Zanzibar (Tanzania) and reconsider the image of them so far. Since the latter half of the 19th century, tariqas have come up to East Africa from Zanzibar, and they contributed to the Islamization of the people of coastal areas and the trade routes. Then tariqas became widely popular among manumitted slaves, who accounted for between two-third and three-fourth of the Zanzibar islands’ total population. The practices of tariqas have influenced on their daily life as Muslims. In this presentation, I examine tariqas of Zanzibar from some participant observations of the festivals of Prophet Muhammad’s birthday, which the majority of tariqas in the Islamic worlds do their practices actively, and interviews to the leaders of the tariqas. The fundamental elements to form tariqas are the following three points, genealogy of the master and pupil (silsila), the name of tariqa which derives from the patriarch, and the practices which they recite the names of the God repeatedly (zikri [dhikr]). But in Zanzibar I observed that some tariqas lack of the first two elements, which make much of the relationship of master and pupil. Instead they make a point of zikri, the third point, which their identities are largely based on. In my view this feature is unique to Zanzibar and is not observed in the other Islamic worlds.

3. KISAICHI Masatoshi (Sophia University, Tokyo)
“Institutionalized Sufism and Non-Institutionalized Sufism?A Reconsideration of the Groups of Sufi Saints of the Non-Tariqa Type as Viewed through the Historical Documents of Medieval Maghreb”

Perhaps the most important innovation of the Islamic world in the twelfth and thirteenth centuries was the “internationalized” Sufi order. Between 1150 and 1250 C.E. communities of mystics that had heretofore consisted of loosely organized groups of disciples following individual spiritual masters, were transformed into corporate and increasingly hierarchical entities. In the Far Maghreb this innovation first appeared in the form of the ethnically oriented tawa’if, that were centered around important rural institutions such as Ribat Tit-n-Fitr and Ribat Asafi. This increase in complexity correlated with the expansion of each ribat’s influence beyond its home region. Such was the case, for example, with the creation of al-Ta’ifa al-Sanhajiyya in the late twelfth century. What started as a parochial institution dependent on the support of a single Sanhaja subgroup, ended as the center of a trans-regional Sufi order that recruited mystics on an ethnic basis from all over the Far Maghreb. A slightly different situation occurred with Ribat Asafi and al-Ta’ifa al-Majiriyya in the thirteenth century. These developments are in general agreement with the model of institutional Sufism proposed by J. S. Trimingham, in his work The Sufi Orders in Islam (1971). But while Moroccan tawa’if remained regionally localized institutions, the Qadiriyya and Rifa’iyya, which were organized in Iraq, turned into “internationalized” Sufi orders. Taking a clue from Sufi orders having different characters, I would like to propose that groups of Sufi-saints be categorized into several different types.

4. NINOMIYA Ayako (Kyoto University, Kyoto)
“To Whom You Belong? : Pir-Murid Relationship and Silsilah in Medieval India”

In Persian works written in Medieval India, we seldom meet with the word 'Tariqa' and, even when we do, it could usually be understood as a Sufic path in general. Modern research works on Indian Sufism might be conscious of this fact because most of them do not use the word Tariqa for Sufi groups or lineages. On the other hand, some researchers explain Sufi orders as 'the networks and lineages.' Judging from how some Sufic groups' names developed, this explanation seems to be suitable to the Medieval Indian situation. Sufi lineage itself is called variously in Persian works such as khandan, khanwadah or silsilah. Later in the sixteenth century, these words were used, in many cases, interchangeably. The most common way to distinguish lineages was to add certain pir's name to those words, as 'khandan of Shaykh Baha' al-Din Zakariya.' To identify visitors, Sufis usually asked whose murid he was. Several ways to ask ones pir's name were mentioned in a work written in the Deccan, which shows the importance of pir-murid relationship among them. Then, more abstract expressions like 'khandan of shaykhs (masha'ikh) of Chisht' appear. And in the middle of the fourteenth century, some Sufi groups started to be called by their lineages' names like 'Chishtiyan' or 'Suhrawardiyan.' In this lineage-based group, murids recognized the other branches sharing the same root, but still they believed that their own pir's line has a special importance. Thus, their understanding of the lineage group was double-layered, which is clearly shown in the contents of Siyar al-awliya, a fourteenth century Chishti biography. It is important to notice that understanding of the lineage-based group's structure might be different between affiliated members and observers from the outside. Why Medieval Indian people put such an importance to pir-murid relationship? A famous Chishti Shaykh Nizam al-Din Awliya tells one anecdote about the first khirqah, suggesting that being a Sufi is to take over others' sins. He also said that it helps a murid in the Last Judgement to have a pir and be affiliated to a silsilah. In saint worship, researchers usually pay attention to this-worldly benefits like healing diseases. However, these sayings show devotees ask to pirs for help not only for this world but also for the next world.

5. Thierry ZARCONE (CNRS, Paris)
“Anthropology of Tariqa Rituals: The Initiatic Belt (shadd, kamar) in the Reception Ceremony”

My aim in this presentation is to investigate the major role played by the ritual of girding on the belt (shadd, kamar) in the reception ceremony in Turkic and Persian Sufi lineages. I would like to point that this ritual was in several cases more significant than the three other reception rituals widespread in Sufism: i.e. the spiritual pact (‘ahd, bay’a, mubaya’a), the dhikr (talqin al-dhikr), and the transmission of the cloak (khirqa). The first section of this presentation examines the history of the initiatic belt in the Futuwwa and in the Ottoman guilds of craftsmen (esnaf, lonca), and then its introduction in Sufism through the Anatolian Akhi movement (14th-15th c.). The second section investigates the place of the initiatic belt in the rituals of the Persian Khaksar, and of the Turkish Bektashi and Mevlevi, all being genuine Persian and Anatolian lineages we must consider naturally inclined to adopt this belt. This leads to a third section which deals with the introduction of the initiatic belt in other Sufi lineages which, contrary to the lineages quoted above, were not inclined to adopt this belt in their rituals. This is the case of some Turkish branches of the Rifaiyye and Kadiriye lineages, originally two Arabic lineages which were in the course of time deeply turkicized.

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
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「中東社会史」研究会のお知らせ

NIHUプログラム・イスラーム地域研究・東大拠点・グループ2の「中東社会史班」は、10月7日に第4回研究会を開催します。中東・イスラームと公共圏研究に関するもので、今後の勉強会につなげてゆくものです。どなたでも参加を歓迎しますので、関心をお持ちの方は、どうか奮ってご参集下さい。

・日時と場所;10月7日(日)、午後2時から5時30分
  東京大学本郷キャンバス・法文1号館2階216号室
  (正門から入ると、直進して右手二つ目の建物です)

・内容;

《研究発表》

(1)池田 美佐子 (名古屋商科大学教授) 「公共圏と中東イスラーム歴史研究」

(2)澤江史子 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員) 「現代イスラーム復興と公共圏」

コメンテーター 岡 元司 (広島大学大学院准教授) 「公共圏論議と近年の中国史研究-伝統中国社会史研究の視点から-」

以上

なお、参加される方は、事前に iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp まで御一報いただければ助かります。
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問い合わせ先 :
イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
イスラーム地域研究事務室、グループ2
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イスラム国家論研究会9月例会のお知らせ

9月例会は、お茶の水女子大学の坂本祐子さんに発表をお願い致しました。

都市における一般住宅の「間取り」に着目し、現代のチュニジアで生活様式がどのように変 化しているかを考察して頂く予定です。

大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 10月6日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 坂本 祐子 氏(お茶の水女子大学大学院・博士後期課程)
題目: 現代チュニジアにおける居住形態の変化
コメンテーター: 斎藤 剛 氏(日本学術振興会特別研究員PD /成蹊大学客員研究員)

会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉 から入り、正面の階段で3階にお越しください。
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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東京外国語大学AA研研究会"Insecurity and Migration: The Case of Lebanon following the Summer 2006"  

東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトおよびAA研共同研究プロジェクト「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」は、今週末の土曜日に、レバノン国ノートルダム大学レバノン移民研究センター副センター長Guita Hourani 氏をお迎えして、下記のとおり研究会パート2を開催いたします。
 事前の参加申し込み等は不要です。ふるってご参加ください。皆さまのご来場をお待ちしております。

研究会"Insecurity and Migration: The Case of Lebanon following the Summer 2006"

日時  2007年10月6日(土)午後3時~5時
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
        (東京都府中市朝日町3-11-1)

内容
 報告: Guita Hourani, “Insecurity and Migration: The Case of Lebanon following the Summer 2006”
 コメント: Prof. Aida Kanafani-Zahar(AA研客員教授;フランス国立科学研究センター主任研究員)
 言語:英語、通訳なし

趣旨:
 レバノンは移出民が国内人口の3倍に上る一方、移入民も家内労働者を中心に、スリランカ、フィリピン、エチオピアなどから10万人以上、隣国シリア からも農業・建設関係労働者を中心に万単位が、さらにパレスチナ難民が40万人も存在します。昨年7月から8月にかけて1ヶ月余り続いたイスラエルによるレバノン攻撃は、レバノン国内の外国人の避難という問題を浮かび上がらせました。そこにはやはり万単位のカナダ、アメリカ、フランスなどのパスポートをもつレバノン人が、夏の休暇に帰省していたという事実も明らかになりました。こうした危機的状況の中で、移民の安全がどのように問題にされたのか、様々な観点から議論します。
 コメンテータのアーイダ・カナファーニー=ザハール博士は、レバノンをフィールドとする人類学者で、農村における多宗派共存問題、レバノン内戦の記憶、異宗派間婚姻、食文化など幅広い領域を専門にしておられ、2007年10月から08年2月まで、AA研にて客員教授として研究に従事される予定です。

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「人間の安全保障」プログラム パブリックフォーラム2007秋
Graduate Program on Human Security, Public Forum in Autumn 2007

パレスチナ難民と「人間の安全保障」
Palestine Refugees and "Human Security"

事前登録にご協力ください。

   国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA: United Nations Relief and Works Agency for Palestine Refugees in the Near East)の事務局長を務めるカレン・アブザイド氏をお迎えし、パブリック・フォーラムを開催いたします。
 UNRWAは、1950年にその活動を開始して以来、50年以上にわたってヨルダン、レバノン、シリア、西岸およびガザ地区に住むパレスチナ難民に対して教育、医療、救済・社会サービスなど様々な分野における人道支援を行っている機関です。

日時: 2007年10月5日(金) 10:00-12:00 (開場9:30)
Date: Oct 5, 2007 (Fri.) 10:00-12:00 (Open 9:30)

場所: 東京大学駒場キャンパス 18号館ホール
Place: The Hall of the Building 18, Komaba Campus, The University of Tokyo


総合司会 Coordinator

木村 秀雄 Hideo Kimura
東京大学大学院総合文化研究科教授
「人間の安全保障」プログラム副運営委員長
Vice-Chairperson, Graduate Program on Human Security, The University of Tokyo

主催者代表挨拶 Welcome Note
遠藤 貢 Mitsugi Endo
東京大学大学院総合文化研究科教授
「人間の安全保障」プログラム運営委員長
Chairperson, Graduate Program on Human Security, The University of Tokyo

幸田シャーミン Charmine Koda
国際連合広報センター所長
Director of the United Nations Information Center

基調講演 Keynote Speech
中東におけるパレスチナ難民をとりまく情勢の変化 ~人間の安全保障への展望~
Changing Circumstances Facing Palestine Refugees in the Middle East : Prospects for Human Security
カレン・アブザイド Karen Koning AbuZayd
UNRWA事務局長
Commissioner-General, UNRWA

モデレータ Moderator

山内 昌之 Masayuki Yamauchi
東京大学大学院総合文化研究科教授
The University of Tokyo

閉会挨拶 Closing Remarks

西中村 浩 Hiroshi Nishinakamura
東京大学大学院総合文化研究科教授 副研究科長
Vice-Dean, Graduate School of Arts and Sciences, The University of Tokyo
日英同時通訳・参加方法について
Simultaneous Interpretation (Japanese-English)/ Application Recommended
当フォーラムは、日英同時通訳付きで行われます。

会場整理等の都合により、当シンポジウムへ参加をご希望の方には事前登録へのご協力をお願いしております。
事前登録の方法は、WEB登録とFAX登録の2種類がございます。いずれかの方法でお申し込み下さい。
WEBでのお申し込みは、こちらをご覧ください(外部の登録専用サーバーへジャンプします)。
FAXでのお申し込みは、専用フォームをお使い下さい(電話でのお申し込みは受け付けておりません)。
個人情報の管理については慎重かつ厳重に対処しますので、差し支えのない範囲でご回答下さいますよう、お願いいたします。
定員になり次第参加申し込みの受け付けを締め切らせて頂く場合がございます。あらかじめご了承下さい。
Simultaneous interpretation (Japanese-English) will be provided.
The application for the Symposium is recommended. Please visit this website or use this fax registration form.
Please note that we might decline your application in the case of full occupancy.

主催 Organizers

東京大学大学院総合文化研究科 「人間の安全保障」プログラム
Graduate Program on Human Security, The University of Tokyo

国際連合広報センター
United Nations Information Center, Tokyo

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東京外国語大学AA研フォーラム"Diaspora Remittances: the Case of Lebanon"  

東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクトおよびAA研共同研究プロジェクト「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」は、今週木曜日に、レバノン国ノートルダム大学レバノン移民研究センター副センター長Guita Hourani 氏をお迎えして、下記のとおり研究会を開催いたします。
 事前の参加申し込み等は不要です。ふるってご参加ください。皆さまのご来場をお待ちしております。

AA研フォーラム"Diaspora Remittances: the Case of Lebanon"

日時 2007年10月4日(木)午後3時~5時
会場 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
       (東京都府中市朝日町3-11-1)
内 容
  報告: Guita Hourani, "Diaspora Remittances: the Case of Lebanon"
コメント: 三尾裕子(AA研教授)
言語: 英語、通訳なし

趣旨:
 レバノンは「移民国家」です。国内人口推定300-400万に対して、在外レバノン人は推定1200万といわれています。ラテンアメリカ、北米、西欧、西アフリカ、オーストラリアが主な移民先で、日本におけるカルロス・ゴーン(アラビア語ではゴスン)やアメリカ大統領候補として知られる消費者運動家ラルフ・ネーダー(アラビア語名はナーデル)、イラク戦争時の中東軍総司令官アビーゼイドを引き合いに出すまでもなく、各地で経済的・政治的に大きな役割を果たしています。レバノン人自体が世界化しており、これが中東の小国レバノンに特異な政治的重みを与えているということができます。
 移民研究においては、移民先の社会や文化への適応、移民のアイデンティティの問題など、これまで興味深い議論が展開されてきました。しかし、移民のネットワークを形成している経済的基盤、送金の問題は、そのデリケートさゆえに本格的な議論の対象にはなってこなかったといえましょう。
 本研究会では、レバノン移民を中心にこの問題に焦点を当て、華僑研究を推進していらっしゃる人類学者・三尾裕子氏によるコメントと共に、議論したいと思います。

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資料・写真展及び講演会
「1930年代のアフガニスタン、そして現在-
日本人農業技術指導員尾崎三雄氏の収集資料を中心に―」開催について

ジェトロ・アジア経済研究所図書館では下記のような資料・写真展&講演会の開催を予定しております。会員の皆様どうぞご参加ください。

**************************************************

資料・写真展及び講演会
『1930年代のアフガニスタン、そして現在 -日本人農業技術指導員尾崎三雄氏の収集資料を中心に―』開催について


平成16年に図書館では、1935年から3年間、アフガニスタンに初めて長期滞在した日本人農業技術指導員であった尾崎三雄氏の遺族から、同時期にアフガニスタンで刊行された新聞、雑誌、図書など貴重な現地資料約100点、および当時現地にて撮影した写真等の寄贈を受けた。これらは当時のアフガニスタンを知るための貴重な資料であり、世界的にも希少な資料である。

昨年、本部ビジネスライブラリーのアジ研図書館サテライトにおいて資料と写真展「若きアフガニスタンの記録」および講演会を開催したが、今回は研究所図書館に舞台を移し、最近の写真資料も加えて資料・写真展を開催する。

また、これにあわせて研究所研究員による尾崎氏の事蹟とアフガニスタンの現状に関する講演会を実施する。 

○ 資料・写真展示

・開催期間:平成19年10月1日(月)~10月30日(火)
・開催場所:アジア経済研究所図書館2階
・主な展示資料: 尾崎三雄氏の現地収集ペルシャ語資料、フィールドノート、執筆論文等
           1935-1937年尾崎三雄氏撮影によるアフガニスタン写真約40枚
           最近のアフガニスタン写真約10枚

○講演会

・開催日:平成19年10月9日(火) 14:00~16:00
・開催場所:アジア経済研究所C21会議室
・講師
  鈴木 均 副主任研究員(新領域研究センター研究グループ長代理)
        「尾崎三雄が見た1930年のアフガニスタン」
  窪田 朋子 研究員(新領域研究センター)
        「アフガニスタンの現状と日本の貢献」
・定員:50名程度
・参加費:無料

以上

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中国ムスリム研究会第13回定例会のお知らせ

拝啓 

 秋暑厳しき候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。

 さて、2007年9月29日(土)に、中国ムスリム研究会第13回定例会を開催することとなりました。今回の定例会では、下記の研究者の方々に、日頃の御研究の成果を発表していただきます。御多忙中とは存じますが、奮って御参加ください。

 なお、研究会・懇親会の準備の関係上、参加いただける方々の人数を事前に確認する必要がございます。御面倒をおかけいたしますが、ご出席いただきます際には、9月25日(火)までに当事務局のメールアドレスMuslimsInChina@hotmail.comに御連絡いただきますようよろしくお願い致します。また、懇親会への御出欠に関しましてもお書き添えいただければ幸いに存じます。

 皆様のご参集をお待ちしております。     敬具

2007年8月28日
中国ムスリム研究会事務局   
 世話人:松本ますみ(敬和学園大学) 
 連絡係:平山光将(中央大学大学院)
      木村 自(大阪大学)

---------------------【記】-------------------

中国ムスリム研究会第13回定例会のお知らせ

日時: 2007年9月29日(土)14:00~17:15

場所:駒澤大学 大学会館246 7階会議室
http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_komazawa/
(『大学会館246』という名前の建物です。詳しくはホームページをご覧ください。)

14:00~14:45 報告1
報告者:清水由里子(中央大学大学院・博士後期課程)
タイトル:ウイグル人の女子学校教育の開始とその展開:1930年代のカシュガルを事例に(仮)

14:45~15:30 質疑応答
15:30~15:45 休憩
15:45~16:30 報告2
報告者:田島大輔(立命館大学人文総合科学インスティテュート・博士前期課程)
タイトル:『満洲国』とイスラーム

16:30~17:15 質疑応答
18:00頃から懇親会
 研究会の終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。懇親会だけ参加できるという方も歓迎いたします。ぜひぜひご参加ください。
 その他、ご不明な点につきましては、下記の中国ムスリム研究会事務局までお問い合わせくだされば幸いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
中国ムスリム研究会事務局
   世話人:松本ますみ
   連絡係:平山光将
        木村 自
E-mail: muslimsinchina@hotmail.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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映画会議「サブラー・シャティーラーのキャンプ虐殺から25年---加害者による証言映像をめぐって」(9/24)のお知らせ

 ちょうど25年前の1982年9月、ベイルートのパレスチナ人難民キャンプ、サブラーとシャティーラーでイスラエル軍による管理・幇助の下、大虐殺事件が発生しました。わずか3日間に2,000人とも3,000人ともいわれる数の非武装民間人の生命が奪われたこの事件は、1975-90年のレバノン内戦のひときわ大きな暗黒点となっただけでなく、パレスチナ人の苦難の歴史における最大の悲劇の一つとして記憶されています。また本事件は、9/11事件後のグローバルな対テロ戦争を、より大きな歴史的文脈に位置づけて考究する際に、欠かすことのできない要素の一つをなしています。「人間の安全」が極限的に破壊される状況「ジェノサイド」の典型例を示しており、この観点からも世界史的広がりの中で検討を要する問題です。

 このたび、虐殺事件の加害者の証言をもとにしたドキュメンタリー映画を上映するとともに、この希有な作品の監督をレバノンから招聘し、日本の研究者と共に四半世紀前の本事件を振り返り、暴力の記憶や戦争を取り巻く思想状況などについて議論し、考察する機会を設けます。ご関心のある方々の参加を歓迎いたします。

日時:2007年9月24日(月) 13:30~18:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館ホール
     東京都目黒区駒場3-8-1
     京王井の頭線「駒場東大前」下車徒歩5分
     http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
入場無料、コメント・質疑部分につき日英同時通訳あり

プログラム:
13:00    開場
13:30-13:45 趣旨と背景説明
         黒木英充(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授)
13:45-14:05 "Beirut 1982" 上映
         (英語;広河隆一氏提供)
14:05-15:45 "Massaker" 上映
         (アラビア語;日本語字幕つき)
15:45-16:00 休憩
16:00-17:00 コメント1 臼杵陽(日本女子大学教授)
         コメント2 石田勇治(東京大学教授)
         コメント3 板垣雄三(東京大学名誉教授)
17:00-18:00 パネルディスカッション+質疑応答
        パネリスト:
         ロクマーン・スリーム(Umam Documentation & Research)
         モニカ・ボルグマン(Umam Documentation & Research)
         臼杵陽
         石田勇治
         板垣雄三
        司会:黒木英充

主催:日本学術振興会人文社会科学振興プロジェクト研究事業
    「地域研究による「人間の安全保障学」の構築」(代表・黒木英充) http://www.aa.tufs.ac.jp/humsecr/
    「ジェノサイド研究の展開」(代表・石田勇治) http://www.cgs.c.u-tokyo.ac.jp/

映画"Massaker"について:
 2004年ドイツ。Monika Borgmann, Lokman Slim, Hermann Theissen 共同監督
作品。
 レバノン内戦のさなか1982年9月16日から18日にかけて、ベイルート南部郊外の2つのパレスチナ人難民キャンプはイスラエル軍に包囲され、マロン派キリスト教徒を中心とするレバノン人民兵組織ファランジスト党(al-Kata'ib)メンバーによる難民の大虐殺が行われた。当時、PLOはイスラエル軍の大攻勢とアメリカ政府による「仲介」の結果、レバノンを退去させられており、キャンプは軍事的保護を失った状態だった。

 本映画は、この虐殺事件に加害者として関与した元民兵の男性6人にインタビューし、その証言記録を編集したもの。こうした事件の被害者の声が記録されることは珍しくないが、加害者の声が直接聞かれるのは稀である。

 本作品は、ベルリン、マルセイユ、ニヨン、リスボンの映画祭で受賞を重ねている。

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「大阪外大:地政学プロジェクト・パレスチナ班」研究会

この度、大阪外国語大学では、平成19年より5年の計画で標記のような研究プロジェクトを進めることになりました。つきましては、その第1回研究会を、関西アラブ研究会の協力を得て、以下の要領で開きますので、ご案内いたします。

本プロジェクトでは、パレスチナの地政学的特徴を、言語文化面に焦点を当て、通時的共時的観点から浮かび上がらせることを目的としています。他の3地域と連動して、言語領域、文化領域、複合領域の3分野で調査研究を進める予定ですが、第1回目として、まずは、パレスチナのアラビア語が、他地域のアラビア語とどのように連続し、どのような独自性があるのかについて話題を提供していただき、今後の研究の方向性を議論したいと考えています。

  (*) ご存知の通り、大阪外国語大学は本年10月に大阪大学と統合します。統合後、本プロジェクトは「大阪大学世界言語研究センター」が推進母体となる予定です。

研究会名称: 民族紛争の背景に関する地政学的研究-中央アジア、アフリカ、パレスチナ、旧ユーゴの言語・文化の研究-」Lingua-Culture Contextual Studies in Ethnic Conflicts of the World
パレスチナ地域の言語文化研究班研究会(第1回)Palestine Group (1st Meeting)

日 時: 2007年9月22日(土)13時 - 17時

場 所: 大阪外国語大学プレゼンテーション・ルーム(総合研究棟4階)
     アクセスと学内地図URLhttp://www.osaka-gaidai.ac.jp/menu/cannai.html

第1部発表:
 ?@依田純和(大阪外国語大学)「パレスチナのアラビア語研究の現状と課題」
 ?A菅瀬晶子(総研大葉山高等研究センター)「イスラエルにおけるアラブ人キリスト教徒とそのアイデンティティの様態 -メルキト派カトリック信徒を中心に-」

第2部発表:
 ?@岡崎英樹(四天王寺国際仏教大学)「イブン・アッサラージュ "al-'Usul fi an-Nahw" から見たアラブ文法学派論争」

 ?A辻上 奈美江(神戸大学大学院)「サウジアラビアのウラマーのファトワーとジェンダー秩序の構築」

主 催:大阪外大「民族紛争の背景に関する地政学的研究」プロジェクト・パレスチナ言語文化研究班

協 力:関西アラブ研究会(第22回研究会)

---------
連絡先:
大阪外国語大学「地政学プロジェクト」運営委員
高階美行 (tel/fax) 072-730-5302
takasina@osaka-gaidai.ac.jp

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どうなる!? 大統領選後のトルコ情勢

ジェトロでは下記のようなセミナーを計画しています。

セミナーの概要
タイトル  どうなる!? 大統領選後のトルコ情勢
            ~トルコから周辺市場を狙う

日時  9月21日(金)14:00~16:30  

場所  ジェトロ9BCD会議室(東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル)

講師  (A)「大統領選挙の結果と今後の政局の展望(仮)」

      アジア経済研究所地域研究センター中東研究ブループ長 間 寧

     (B)「最近のトルコのビジネス環境と変化(仮)」

      ジェトロ・イスタンブール事務所長 佐野 充明

      (C)「トルコ市場におけるビジネス・チャンス」

     前ホンダ・トルコ社長  澤井 克己 氏

定員  100名

料金  ジェトロ・メンバーズ 2,000円 一般の方 3,000円 <税込み>

詳細及び申込みフォーム

   http://www.jetro.go.jp/events/seminar/20070817157-event

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「イスラームの知と「異教徒」」2007年度第1回研究会

 NIHUプログラム イスラーム地域研究早稲田拠点グループ1「イスラームの知と権威」では、下記のとおり、「イスラームの知と「異教徒」」今年度第1回の研究会を実施いたします。

 今回は第1回ということで、イスラームの知と「異教徒」について研究するうえで議論のたたき台となるような報告を、法学研究がご専門の飯山陽さんにお願いしました。

 ズィンミー研究、法学研究、ムスリム圏・非ムスリム圏の境域地帯の研究など、多様なテーマを専攻している方のご参加をお待ちしています。

日時:9月15日(土)15:00~17:00

場所:早稲田大学41-31号館202会議室

(キャンパス外の建物です。http://www.islam.waseda.ac.jp/wias/access/の地図をご覧下さい)

報告者:飯山陽(東京女子大学・非常勤講師)

題目:“イスラームの知と「異教徒」”をどう研究するか?-法学研究の視点から-

問い合せ:早稲田大学イスラーム地域研究所(info@islam.waseda.ac.jp)

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第29回イスラム人口研究懇談会のお知らせ

来る9月15日(土)の午後に早稲田大学西早稲田キャンパス14号館(地下鉄東西線早稲田駅下車)において下記の通り、第29回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。外務省国際情報統括官組織第二国際情報官室事務官でマレーシアのイスラーム政治を研究されている川端隆史先生が同国の政治におけるイスラームとジェンダーの関係(下記の報告概要参照)について報告してくださいますので、是非ご参加ください。懇親会はご報告に因んだマレーシア料理店で行います。

第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、来年の春(3~4月)以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。なお、次回は11月1日(木)にイラク出身で名古屋大学大学院生のナジム・アルバジさんが在日ムスリムについての報告、その次の回(12~1月)は京都大学大学院生の飛奈裕美さんがパレスチナでの現地調査を踏まえた報告をしてくださる予定です。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっており、すでに1人の方からご応募があり、もう1人の報告者を引き続き募集しておりますので、奮ってご応募ください。

なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は非常にこぢんまりとしており、予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojima@waseda.jp)宛にメールで9月13日(木)の午後6時までにお知らせ下さい。懇親会場はイボー出身の女性が切り盛りしている店でマレーシア研究者でも必ずしも行くことがない店のようですので、この機会に是非ご参加ください。

店田 廣文(早稲田大学)  小島 宏(早稲田大学)

****************
日時:2007年9月15日(土)午後3時~5時
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス14号館10階1060号室(共同研究室4)
(地図はhttp://www.waseda.jp/jp/campus/nishi_up.html
プログラム:
3:00-4:00 川端隆史(外務省)「マレーシア政治における『イスラーム的』な基準とジェンダ--汎マレーシア・イスラーム党(PAS)の政策分析からのアプローチ--」
4:00-4:15 自己紹介・休憩
4:15-5:00質疑応答
6:00-    懇親会  荻窪 マレーシア料理「馬来風光美食」
  (http://malay.oresama.tv/

****************
報告概要
マレーシアでは、イスラームを国教としており、多数派民族のマレー人は理論上、全 員がムスリムであることから、政治的にイスラームをめぐる言説は極めて重要である。 実際、与党統一マレー国民組織(UMNO)と野党汎マレーシア・イスラーム党(PAS)の間で は、イスラーム主義政策をめぐって、激しい論戦が展開されてきている。PASは、1990 年総選挙でクランタン州で政権を奪取して以来、独自のイスラーム主義政策を実施して きており、ジェンダーに絡むものが目立っている。例えば、コンサートにおける男女の 席の区分、女性のドレスコード導入、男女別レジの設置などがある。今回の発表では、 PASが主張するイスラーム主義の理想と政治的な現実のはざまで揺れる「イスラーム的 」な政策において、ジェンダーがどのように語られているかについて論じたい。
****************

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ハンフリーズ教授講演会

ハンフリーズ教授講演会 The Historiography of the Modern Middle East: Transforming a Field of Study

「NIHUプログラム イスラーム地域研究」早稲田拠点では、下記のとおりR.S. Humphreys教授(University of California, Santa Barbara)をお招きして講演会を開催いたします。

9.11以降も含めた近年のアメリカ合衆国における中東・イスラーム研究の動向について、歴史・現代政治・文化人類学など幅広い視点から語っていいただく予定です。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。講演会後には、懇親会も予定しております。

なお、会場準備の都合上、参加を希望される方は、講演会・懇親会それぞれの出欠を早稲田大学イスラーム地域研究所(info@islam.waseda.ac.jp)まで、ご連絡ください。

日時:9月12日(水)15:00~

場所:早稲田大学41-31号館2階202会議室

講演者:R.S. Humphreys教授(University of California, Santa Barbara)

題目:The Historiography of the Modern Middle East: Transforming a Field of Study

--
早稲田大学イスラーム地域研究所
佐藤健太郎
skentaro@waseda.jp
tel:03-5286-1917
内線:75-3056

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緊急シンポジウム「内紛と分裂?・パレスチナはどうなるのか」

緊急シンポジウム「内紛と分裂?・パレスチナはどうなるのか」

(趣旨)

 「封鎖で主要食料も医療品もまもなく底をついてしまう。150万人の住民は危機的な状況だ」。ガザ地区のNGOから悲鳴のような報告書が届いています。

 いまパレスチナは危機的な状況です。昨年来、断続的に続いていたハマスとファタハの抗争は、6月中旬、ハマスによるガザ地区制圧という事態にまで発展しました。アッバス自治政府議長はヨルダン川西岸で非常事態内閣の設立を宣言、これによって、パレスチナはハマスが統治するガザ地区と、ファタハ統治の西岸とに二分されるという最悪の状況に陥ってしまいました。

 アッバス議長を支援するため欧米諸国は経済支援を再開しました。しかしその恩恵がガザ住民及ぶかどうかはまだ不透明です。「ハマス封じ」のためにガザ地区の封鎖はいっそう強化され、住民の生活困窮は極限に達することが予想されます。一方、西岸への内紛拡大も懸念されます。

 このような事態はなぜ起きてしまったのか。パレスチナの民衆は今、どういう状況のなかで、どのような思いで生活しているのか。これからパレスチナはどうなっていくのか。これが中東・国際情勢にどういう影響を及ぼすのか。そして、いま私たちは何ができるのか――

 この緊急事態に、長くパレスチナと関わってきた専門家、ジャーナリスト、そしてNGOスタッフが集まり、また現地からの声を交え、報告・議論します。

 ぜひご参加ください。

?〕映像上映

・「ジェニン―侵攻5年後の被害住民たち―」(30分)
 (ジェニン住民の“ハマス”観)
・「06年夏・ガザ住民が語る『内部抗争』」(5分)
・「自治政府と治安警察の実態」(10分)
 (いずれも撮影・編集/土井敏邦)

?〕パネル・ディスカッション
1)なぜこの事態は起こったのか
2)ハマスによる制圧後のガザはどういう状況なのか
3)今後パレスチナはどうなるのか
4)日本・私たちは何ができるのか/何をすべきか

(出演者)
・臼杵陽(日本女子大学文学部教授)
・川上泰徳(『朝日新聞』編集委員・前中東総局長/ビデオ出演)
・樋口直樹(『毎日新聞』外信部・前エルサレム支局長)
・藤屋リカ(日本国際ボランティアセンター〔JVC〕・パレスチナ事業担当)

(現地駐在員による最新ガザ現地報告)
・土井敏邦(ジャーナリスト)(司会)

(電話インタビュー)
・ラジ・スラーニ(NGO「パレスチナ人権センター」代表)
・ハナン・エルクルドゥ(ガザNGO「アルド・エル・インサーン(人間の大地)」〔子どもの栄養センター〕)ハンユニス・センター代表

  (敬称略)

日時:7月28日(土)14:00~18:00(開場 13:30)
場所:文京区民センター (3 階会議室 3-A)
   東京都文京区本郷4-15-14、03-3814-6731
   最寄駅、都営三田線「春日」駅、地下鉄丸の内線「後楽園」駅、JR中央線「水道橋」駅
備考:参加費1000円(学生800円)(参加費から経費を差し引いた金額は、ガザ地区の支援に寄付します)
連絡先:03-3834-2388/ jvc-jer@ngo-jvc.net(@は半角)
    045-311-3772/ doitoshikuni@mail.goo.ne.jp(@は半角)
共催:「日本国際ボランティアセンター(JVC)」
   「土井敏邦 パレスチナ記録の会」

臼杵 陽 Akira USUKI
日本女子大学文学部史学科
〒112-8681 東京都文京区目白台2-8-1
電話:03-5981-3586(研究室)
ファックス:03-5981-3582(史学科研究室)
e-mail: usuki@fc.jwu.ac.jp(@は半角)

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慶應義塾大学21世紀COE-CCC「多文化世界多世代交差世界の政治社会秩序形成」カンファレンス

慶應義塾大学21世紀COE-CCC「多文化世界多世代交差世界の政治社会秩序形成」では市民意識比較研究サブユニットの一環として以下のカンファレンスを開催いたします。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:2007年7月28日 15:00-18:00
場所:慶應義塾大学 三田キャンパス131E教室
内容:末近浩太 (立命館大学国際関係学部) 「レバノンにおける民主主義とナショナリズム」
    横田貴之(国際問題研究所) 「現代エジプトにおけるイスラーム運動の『市民』概念―ムスリム同砲団を中心に」
お問い合わせ・HP:http://www.coe-ccc.keio.ac.jp/index.html

慶應義塾大学21世紀COE-CCC非常勤研究員・法学研究科後期博士課程
  今井真士 shomuccc@law.keio.ac.jp(@は半角)

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「イスラーム地域研究」東京大学拠点(TIAS)グループ2「中東社会史班」研究会

NIHUプログラム・イスラーム地域研究・拠点1・グループ2の「中東社会史班」は、下記の要領で第3回研究会を開催致します。暑さ厳しい折ではありますが、どなたでも参加を歓迎しますので、どうか奮って御参集下さい。

日時: 7月28日(土)、午後2時~5時30分
場所: 東京大学本郷キャンバス・法文1号館2階216号室(正門から入ると、直進して右手二つ目の建物です)

 《研究発表》
(1)鳥山純子(お茶の水女子大)「現代カイロの化粧言説にみる消費文化と女性の身体観」
(2)後藤絵美(東京大学)「「ヘガーブ・モーダ」の誕生---現代エジプトにおけるヴェールの流行と宗教言説の変容---」

なお、参加される方は、事前にiaschuto@l.u-tokyo.ac.jp(@は半角) までお知らせいただければ助かります。

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問い合わせ先 :
イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp(@は半角)
住所: 〒113-0033
    文京区本郷7-3-1東京大学文学部アネックス
    イスラーム地域研究事務室、グループ2
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イスラム国家論研究会7月例会  

7月例会は、慶應大学の夜舩絵美さんに発表をお願い致しました。下記の要項で発表して頂く予定です。大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 7月28日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 夜舩 絵美 氏(慶應大学大学院・博士課程)「カーミル・ガッズィーのアレッポ史に見るオスマン帝国後の国民国家形成と地方都市民のアイデンティティー」
コメンテーター: 高岡 豊 氏(中東調査会研究員)

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報告要旨:
 ダマスクスに次ぐシリア・アラブ共和国第二の地方都市であるアレッポは紀元前2000年に遡る世界最古の都市のひとつとも言われ、歴史的な地域の政治・経済・文化活動の拠点として、多言語・他宗教の住民が共存するコスモポリスとして、これまでに多くの研究者の関心を引いているが、オスマン帝国後、より正確には「ナフダ」の語りが始まる19世紀中ばをもって歴史研究の主体として論じられることがなくなり、以後の「アレッポ史」は今日の国民国家の枠組みを基本単位としてオスマン帝国の専制、「トルコ化」や、あるいはフランスの植民地主義に対する抵抗・独立運動の模様を描いたアラブ民族主義史(「現代シリア史」)のなかに埋没している。今発表ではフランスの委任統治が始まって3年が過ぎた1923年から1926年の時期にアレッポを代表するスンナ派ムスリムの知識人、カーミル・ガッズィーが出版した『アレッポ史の黄金の川』の第3巻の年代記史料のなかでも、先行研究では手のつけられていない第一次大戦から委任統治の始まる前後の記述を頼りにこの失われたアレッポ史を紐解き、さらに「現代シリア史」との比較を交えつつそこに表明されたオスマン帝国後のアレッポ人独自のアイデンティティーの一端を明らかにする。
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会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。

http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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小笠原 弘幸
イスラム国家論研究会幹事
vine32@gmail.com(@は半角)

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第28回イスラム人口研究懇談会

来る7月27日(金)の午後に早稲田大学西早稲田キャンパス14号館(地下鉄東西線早稲田駅下車)において下記の通り、第28回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。『イスラーム法通史』(山川出版、2004年)の著者でイスラーム財産法・身分関係法がご専門の桜美林大学の堀井聡江先生がイスラームと家族について報告してくださいますので、是非ご参加ください。懇親会はご留学先での生活に因んだトルコ料理店で行います。
第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、夏(9~10月)に報告をしていただける方はお知らせ下さい。なお、冬(12~1月)については京都大学大学院の飛奈裕美さんがパレスチナでの現地調査を踏まえた報告をしてくださる予定です。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっており、すでに1人の方からご応募があり、もう1人の報告者を引き続き募集しておりますので、奮ってご応募ください。
なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojima@waseda.jp)(@は半角)宛にメールで7月25日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。懇親会場は比較的古くからあるトルコ料理店であるため、かえって行くことが少ないと思われますので、この機会に是非ご参加ください。

店田 廣文(早稲田大学)  小島 宏(早稲田大学)

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日時:2007年7月27日(金)午後4時30分~6時15分
場所:早稲田大学西早稲田キャンパス14号館10階1060号室(共同研究室4)
   (地図はhttp://www.waseda.jp/jp/campus/nishi_up.html
プログラム:
4:30-5:30 堀井聡江(桜美林大学)「イスラームと家族」
5:30-5:45 自己紹介・休憩
5:45-6:15 質疑応答
7:00-    懇親会  新宿3丁目 トルコ料理「ボスポラス・ハッサン」
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「イスラーム地域研究」京都大学拠点(KIAS)グループ4「広域タリーカ」及び上智大学拠点(SIAS)グループ3「スーフィズムと民衆イスラーム」連携合宿  

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)ユニット4「広域タリーカ」と上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)グループ3「スーフィズムと民衆イスラーム」は下記の要領で研究合宿を開催いたします。

日程: 2007年7月26日(木)13:00 ~ 27日(金)12:40
場所: 上智軽井沢セミナーハウス(JR軽井沢駅から徒歩30分、タクシー5分)

研究合宿では「スーフィズムとサラフィズム」というテーマで、関連する5つの論文についての書評発表を行います。
またこれとは別に以下の研究発表も予定しております。

加藤瑞絵(東京大学)「fikrをめぐる諸言説の思想史的考察 ―世界へ向かう思考と自己へ向かう思考の間」(仮題)

ご興味のある方・参加ご希望の方には詳細なプログラムをお送りいたしますので、下記SIAS事務局までご連絡ください。

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上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp(@は半角)
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/

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International Symposium on Islamic Economics
―Theoretical and Practical Perspectives in a Global Context-

イスラーム地域研究京都拠点(KIAS)で下記要領で国際シンポジウムを開催いたします。
会場の席数が限られておりますので、参加をご希望の方は事前にご連絡をお願いいたします。

This is an announcement of International Symposium of KIAS (Center for Islamic Area Studies at Kyoto University).

International Symposium on Islamic Economics
--Theoretical and Practical Perspectives in a Global Context--

Date &Time: July 23(Monday), 2007 10:00-18:30
Location: Conference Room(AA447), the 4th floor of Faculty of Engineering Bldg. No.4, Yoshida Campus, Kyoto University
Access Map for Yoshida Campus
http://www.kyoto-u.ac.jp/english/eaccess/e07_acce/location.htm
http://www.kyoto-u.ac.jp/english/eaccess/e07_acce/yoshida_all.htm
Access Map for Faculty of Engineering Bldg. No.4
http://www.kyoto-u.ac.jp/english/etop2/images/main2006.gif

Speakers: Abdul Rahim ABDUL RAHMAN(IIUM Institute of Islamic Banking &Finance),
Mehmet ASUTAY(School of Government and International Affairs, Durham University),
KOSUGI Yasushi(Kyoto University),
MEHBUB UL-HASSAN(Nagoya City University),
NAGAOKA Shinsuke(Kyoto University),
Salma SAIRALLY (Kyoto University),
Seif El-Din Ibrahim TAG El-DIN(Markfield Institute of Higher Education),

Program:
9:20- Open Registration Desk
10:00-10:15 Opening Remarks
10:15-12:00 Session 1
Islamic Revival and the Rise of Islamic Banking
Kosugi Y.
Community Development Financial Institutions: Lessons in Social Banking for the Islamic Financial Industry
S.Sairally
Discussion
12:00-13:30 Lunch
13:30-15:10 Session 2
Islamic Economics as an Alternative for the Current Capitalist World Economic System
M.Asutay
Divergence or Convergence? An Overview of Theoretical Discussions in Islamic Finance
Nagaoka S.
Discussion
15:10-15:30 Coffee Break
15:30-17:45 Session 3
Islamic Capital Markets: Its Relevance and Potential
S.Ibrahim Tag El-Din
Islamic Microfinance: A Missing Component in Islamic Banking
A.Abdul Rahman
Islamic Banking in Pakistan: Development and Transformation
Mehboob ul-Hassan
Discussion
17:45-18:15 General Discussion
18:15-18:30 Closing Remarks

Inquiries:
All inquires concerning the symposium should be addressed to KIAS Office
E-mail:inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
46 Shimoadachi-cho, Yoshida Sakyo-ku, KYOTO 606-8501, JAPAN
TEL:075-753-9640

*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp(@は半角)
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
*********************************************

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拓殖大学イスラーム研究所 ・ 京都大学イスラーム地域研究センター共催「イスラーム・セミナー」

拓殖大学イスラーム研究所は、研究活動の一環として、一人でも多くの人に正しいイスラーム知識を広め、イスラーム世界と日本との相互理解を深める一助とするために、イスラームに関する講演会等を開催しています。
 今回は、京都大学イスラーム地域研究センターとの共催で、下記の内容で「イスラーム・セミナー」を開講致しますので、ご案内申し上げます。

         記

1.テーマ: 「イスラーム銀行・金融の仕組みとその展望」  啓典クルアーンの教義に立脚したイスラーム銀行・金融の手法を解明する

2.講師・講演テーマ (日本語⇔英語 同時通訳付) :

(1) 武 藤 英 臣 拓殖大学イスラーム研究所客員教授・シャリーア専門委員会委員長  「イスラーム金融と日本」     
(2) サルマ・サイラリー モーリシャス財務省経済分析官、京都大学客員准教授  「シャリーアの規則とイスラーム銀行の歴史的発展」
(3) メフメット・アスタイ 英国・ダーラム大学教授  「イスラーム金融業の成長と現在の進展」

3.日 時: 平成19年7月21日(土) 午後1:00~午後3:30 (当日、正午よりS館4Fにて受付を開始致します。)  

4.会 場: 拓殖大学 文京キャンパス S館4階 S401教室 (東京メトロ・丸ノ内線「茗荷谷」駅 出口2方面より徒歩3分)

5.聴講料: 無料

6.問合せ先: 拓殖大学 学務部オープンカレッジ課
          〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14
          Tel : 03(3947)7166 Fax : 03(3947)9416
          E-mail : islamken@hotmail.com

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「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」研究会

報告:
1)粕谷元(AA研共同研究員、日本大学) 「アフマド・シャリーフ・アッサヌースィーとトルコ独立戦争」

 第一次世界大戦末期にトルコに渡ったアフマド・シャリーフ・アッサヌースィー(d.1933)の行動を明らかにすることによって、トルコ独立戦争のジハードとしての性格、トルコ独立戦争期の汎イスラーム主義とナショナリズムとの関係、モースル地  方の帰属問題、カリフ制をめぐる論議など、様々な論点を抽出し、議論します。

2)北澤義之(AA研共同研究員、京都産業大学)「パレスチナ問題の現状と人間の安全保障」(仮題)

 イラク戦争後のパレスチナ人をめぐる状況は、東地中海地域全域で危機的局面を示しています。ヨルダン―イラク、シリア―  イラク国境におけるイラクからのパレスチナ(再)難民やファタハ・イスラームとレバノン軍の戦場になった北部レバノンの難民キャンプの危機は、特に際立っています。本報告では、NGO  の報告書等に依拠しつつ、パレスチナ人の現状を広域的に概観し、人間の安全保障の観点から問題点の整理を図ります。

また、本プロジェクトと関連して、下記の場所でオスマン帝国時代の古地図7点をデジタル化して公開しています。
地図のズーム拡大、視点の移動による詳細な図面観察が可能です。どうぞご利用ください。
http://www.aa.tufs.ac.jp/%7Ekuroki/jrp/osman_haritasi.html
今後も掲載地図を増やしてゆく予定です。

日時:2007年7月21日(土)14:00-17:30
会場:AA研 3階大会議室
   東京都府中市朝日町3-11-1
   http://www.tufs.ac.jp/info/map-and-contact.html
主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)共同研究
プロジェクト「東地中海地域における人間移動と「人間の安全保障」」 (主査・黒木英充)
共催:東京外国語大学中東イスラーム研究教育プロジェクト(プロジェクトリーダー・大塚和夫)

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「イスラーム地域研究」東洋文庫拠点及び東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究プロジェクト共催研究会

NIHUプログラムイスラーム地域研究東洋文庫拠点ならびに東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究プロジェクトは、共催で、以下の 研究会を開催いたします。報告者のオミード・レザーイー氏はアジア・アフリカ言語文化研究所で行われるペルシア語文書学セミナーのために来日されます。

 19世紀後半のイランのシャリーア法廷に関する貴重な研究報告ですので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:2007 年7月21日(土) 15:00~17:00
場所:京都外国語大学 9号館(国際交流会館)4階会議室
HP:http://www.kufs.ac.jp/kufs_new/

報告:オミード・レザーイー(イラン・ワクフ慈善庁文書専門員) 「アーガー・サイエド・サーデグ・モジュタヘド・サンゲラジーとシャリーア法廷文書」
通訳:近藤信彰(アジア・アフリカ言語文化研究所)
お問合せ
東京外国語大学アジア.アフリカ言語文化研究所 近藤信彰
n-kondo@aa.tufs.ac.jp(@は半角)

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「イスラーム地域研究」京都大学拠点(KIAS)及び拓殖大学イスラーム研究所共催研究報告会

研究報告会「イスラーム銀行・金融の仕組みとその展望」のご案内

 京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)では拓殖大学イスラーム研究所と共催で、7月21日の公開セミナー「イスラーム銀行・金融の仕組みとその展望」に先立ち、研究報告会を下記要領で開催いたします。
 イギリス、マレーシア、アラブ首長国連邦よりそれぞれTag El-Din氏、Abudul Rahman氏、Foster氏をお招きして、イスラーム銀行・金融の実情をご報告いただきます。

日時:2007年7月20日(金)15:30-18:00
(当日、15:00より拓殖大学文京キャンパスS館4階にて受付を開始いたします)
会場:拓殖大学文京キャンパスS館4階S401教室
(東京メトロ・丸ノ内線「茗荷谷」駅出口2方面より徒歩3分)
http://www.takushoku-u.ac.jp/map/map_b.html

1. Islamic Finance: The UK Experience
Seif El-Din Ibrahim TAG EL-DIN(Markfield Institute of Higher Education)
2. Islamic Finance: The Malaysian Experience
Abdul Rahim ABDUL RAHMAN(IIUM Institute of Islamic Banking & Finance)
3. Islamic Banking & Finance and Its Great Potential for Japan
John Foster(Deputy editor of Islamic Business & Finance magazine)

研究報告は英語で行われますが、同時通訳が付きます。

問合せ先:
拓殖大学 学務部オープンカレッジ課
〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14
Tel: 03(3947)7166 Fax: 03(3947)9416
E-mail : islamken@hotmail.com(@は半角)

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京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp(@は半角)
TEL:075-753-9640 FAX:075-753-9641
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笹川平和財団主催シンポジウム「上海協力機構-日米欧とのパートナーシップは可能か」

「上海協力機構-日米欧とのパートナーシップは可能か」

 2001年にロシアと中国及び中央アジア4国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン)で設立された上海協力機構は、モンゴル、インド、パキスタン、イランをオブザーバーに加え、近年、存在感を増しています。米国などでは機構を「ならず者国家の集まり」のように捉え、拒否感が漂う一方で、欧州では機構の地域に果たす役割を肯定的に受け止め、むしろ積極的に関与すべしとの意見も出始めています。上海協力機構をどのように捉えるべきか、そして私たちは機構とどのように関わるべきか、世界各地で議論が始まっています。

 かかる事情を鑑み、笹川平和財団では、北海道大学スラブ研究センターとの共催により、ユーラシアの多国間協力のあり方を考える材料として上海協力機構をとりあげ、日米欧の専門家とともに、上海協力機構とどのようにつきあうべきかを一緒に考えてみたいと思います。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

日時: 2007年7月18日(水) 13:50-16:30
場所: 日本財団ビル2階 大会議室 (東京都港区赤坂1-2-2、地下鉄虎ノ門もしくは溜池山王駅より徒歩5分)
プログラム:
13:50 開会挨拶 関晃典 笹川平和財団理事長
14:00-15:00 報告1 オクサナ・アントネンコ(英国国際戦略研究所シニア・リサーチ・フェロー)「欧州から見た上海協力機構」
          報告2 マーク・キャッツ(ジョージメーソン大学教授)「米国から見た上海協力機構」
          報告3 岩下明裕(北海道大学スラブ研究センター教授)「上海協力機構と日本」
15:00-15:50 討議
         コメンテーター 田中明彦(東京大学東洋文化研究所教授)
         清水学(上智大学・法政大学講師)
         モデレーター  中居良文(学習院大学法学部教授)(敬称略)
15:50-16:20 質疑応答
16:20-16:30 まとめ・閉会
使用言語: 英語/日本語 ※同時通訳付  【参加費無料】

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笹川平和財団事業部・小林香織
E-mail: kobayashi@spf.or.jp(@は半角)
Fax: 03-6229-5473 / Tel: 03-6229-5443

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「イスラーム地域研究」早稲田拠点総括班・グループ1(イスラームの知と権威: 動態的研究)共催研究会

イスラーム地域研究早稲田大学拠点では、総括班・グループ1の共催で、ムハンマド・アフィーフィー先生(カイロ大学教授)をお招きして、下記の通りエジプ ト社会史セミナー(全4回)を開催いたします。

 アフィーフィー先生は、オスマン朝期を中心にエジプト社会に関して多くの研究を精力的に発表している研究者です。下記のとおり、エジプト社会について様々な角度から語っていただく予定ですので、多くの方々のご参加をお待ちしております。

参加ご希望の方は、メールにてイスラーム地域研究・早稲田拠点(info@islam.waseda.ac.jp)までご連絡いただければさいわいです。
全4回のうち、1回のみの参加も可能です。 また、当日の飛び入り参加も大歓迎です。

講師:ムハンマド・アフィーフィー 教授(カイロ大学)Prof. Mohamed Afifi (Cairo University)
場所:早稲田大学41-31号館202
(キャンパス外の建物です。http://www.islam.waseda.ac.jp/wias/access/の地図をご覧下さい)
使用言語:英語(通訳なし)

第1回
Non-traditional or Unofficial sources for the contemporary history of Egypt (the songs, photoes, the cinema and literature)
日時:6月26日(火) 16:00~17:30

第2回
Waqfs' Documents
日時:7月3日(火) 16:00~17:30

第3回 会場、時間が変更しました。
The Sharia Courts Documents as a source of the Egyptian socio-economic history
共催:財団法人 東洋文庫
日時:7月10日(火) 15:30~17:00
場所:東洋文庫3階講演室(313)

第4回
The Copts in Ottoman Era
日時:7月17日(火) 16:00~17:30

-- 早稲田大学イスラーム地域研究所
佐藤健太郎
skentaro@waseda.jp(@は半角)
tel:03-5286-1917
内線:75-3056

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「イスラーム地域研究」早稲田拠点グループ2(アジア・ムスリムのネットワーク)研究会

NIHU(=人間文化研究機構)プログラム・イスラーム地域研究早稲田大学拠点、グループ2は、アーヤトッラー・エッテマーディー師(イランのカーシャーン にあるダール・アル・エルム神学校長)の来日を機に、以下のとおり、公開講演会を企画いたしましたので、お知らせいたします。
なお、両日とも講演はペルシア語で行われますが、イスラーム聖職者の澤田達一氏による通訳がつきます。(入場無料)

主催:イスラーム地域研究早稲田大学拠点
日時:2007年7月14日(土曜)  13:30~15:30
講演:アーヤトッラー・エッテマーディー師 「イスラーム神学校:その歴史と現在」
通訳:澤田達一(イスラーム聖職者)
会場:早稲田大学小野記念講堂(27号館地下2階)
(場所は http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html をご参照ください)

主催:イスラーム地域研究早稲田大学拠点
共催:国際日本文化研究センター
日時:2007年7月17日(火曜)  13:30~15:30
講演:アーヤトッラー・エッテマーディー師 「イスラーム神学校における教育文化」
通訳:澤田達一(イスラーム聖職者)
コメンテータ:池内恵(国際日本文化研究センター)
会場:国際日本文化研究センター(京都)
(場所は http://www.nichibun.ac.jp/info/access.html をご参照ください)

NIHU(=人間文化研究機構)プログラム・イスラーム地域研究の詳細については、以下のサイトをご覧ください。
web: http://www.islam.waseda.ac.jp
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NIHUプログラム・イスラーム地域研究
中心拠点
〒162-0042
東京都新宿区早稲田町27-7
早稲田大学41-31号館4階
早稲田大学イスラーム地域研究所
TEL&FAX: 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp(@は半角)
web: http://www.islam.waseda.ac.jp
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国際ワークショップ「シーア派世界―国際的政治変動のなかで」

下記の要領で国際ワークショップ「シーア派~国際的政治変動のなかで Shiites Societies in Global Politics」を開催いたします。
レバノン、UAE、アメリカから専門家を招き、話題にはなりつつも、とかく単純化されがちな「シーア派」諸社会の歴史と現在について、ともに議論し理解を深める機会にしたいと願っています。
皆様のご来場をお待ち申し上げております。 (山岸智子)

国際ワークショップ「シーア派~国際的政治変動のなかで」 シーア派の人々は、戦火の絶えない世界をどのように生きようとしているのか。

日時: 7月15日(日) 13:30-17:30
場所: 明治大学駿河台校舎 リバティタワー2F 1022教室 (明治大学へのアクセスについてはhttp://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html をご覧ください)
使用言語: 日本語・英語 通訳つき
参加無料

プログラム

13:30-13:45 ご挨拶・問題提起 山岸智子(明治大学)
13:45-14:10 発表 山尾大(京都大学大学院)
14:10-14:35 発表 ファーティマ・アル=サーイグ(UAE大学)
14:35-15:00 発表 ヒラル・ハーシャーン(ベイルート・アメリカン大学)
15:00-15:15 休憩
15:15-15:40 発表 フアン・コール(ミシガン大学)
15:40-15:55 コメント 坂梨祥子(中東研究センター)
15:55-16:10 コメント 酒井啓子(東京外国語大学)
16:10-16:15 休憩
16:15-17:00 討議1 コメントに対して発表者から
17:00-17:30 討議2 フロアとの質疑応答
17:30 終了

プログラムの時間進行については、若干の変更の可能性があります。
お問い合わせは info@shiites-study.net までお尋ねください。

*この国際ワークショップは科研費研究「シーア派諸社会の特質とネットワークを考察するための総合的研究」主催によるものです。

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「イスラーム地域研究」上智拠点グループ1(イスラーム主義運動・民衆運動・社会運動)研究会

「イスラーム地域研究」上智拠点1グループでは、2007年度の第3回研究会を 下記のように開催いたします。ぜひご参加くださいますようご案内いたします。
なお、準備の都合上、ご出席希望の方は事務局までご連絡をください。

日時:2007年7月14日(土) 13時30分~17時30分
場所:上智大学2号館630-a 会議室
報告:
1. 三代川寛子(上智大学大学院博士後期課程)
「現代エジプトにおけるムスリム同胞団とコプト」
コメンテーター・横田貴之(日本国際問題研究所)
2. 見市建氏(岩手県立大学)
「比較のなかのジャマーア・イスラミヤ:武装闘争派の形成」
コメンテーター・小林寧子氏(南山大学)

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上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
E-mail: ias-iac@sophia.ac.jp(@は半角)
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/

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占領と暴力と痛みの記憶 映画『Women in Struggle-目線-』上映会&監督講演会

パレスチナの反占領闘争に参与し、イスラエルの獄にあったパレスチナ人女性たちの証言を綴った、ブサイナ・ホーリー監督のドキュメンタリー映画『Women in Struggle-目線-』の上映会と監督講演会 を、7月8日(日)京都大学にて、以下のような要領で開催いたします。 ふるってご参加ください。 また、参考のため、末尾に今後の全国の上映スケジュールをつけておきます。

★占領から40年いま、占領とジェンダーについて考える★ 上映会+監督講演会+ラウンドトーク Women in Struggle ―パレスチナ 女たちの闘い―
日時:7月8日(日)13:00~17:30(開場12:20)
場所:京都大学 文学部新館 第3講義室
備考:資料代700円(応相談)
主催: 京都大学 人間・環境学研究科 岡真理研究室、FAV
共催:ブサイナ監督を京都に呼ぶ会、パレスチナ映画を観る会
協賛:京都YWCA・ブクラ、ピースムービーメント実行委員会
連絡先:075-882-4529(西村)

1967年6月、イスラエルがヨルダン川西岸とガザ地区を占領し て今年で40年。パレスチナはなお、占領下にあり、住民たちは 苦難を強いられています。 占領下パレスチナに生きるブサイナ・カナアーン・ホーリー監 督の『Women in Struggle~目線~』は、占領が始まって間も なく、女性の規範的役割を逸脱し、パレスチナ解放のため民族 闘争に身を投じた、4人のもと政治犯の女性たちを描いたもの です。 4人は、イスラエルの刑務所で過ごした歳月について証言しな がら、獄中にあっていかに自らの尊厳を守り続けたか、そして 、かつての困難な体験が、いかに彼女たちの現在と未来へのま なざしに影響を与えているか、語ります。 占領とは何か、とりわけ女性として占領下を生きること、女性 たちがパレスチナ人として占領と闘うとはいかなることか、そ して、パレスチナと私たちが生きるこの日本と東アジアはいか なる歴史の地脈で結ばれているのか、ブサイナ監督とともに考 えたいと思います。〈文責 岡真理〉

★プログラム★
・占領40年目のパレスチナ…矢野可奈子(京都大学研究生、YWCA ブクラ)
・映画解説…岡真理(京都大学教員、現代アラブ文学)
・映画 『Women in Struggle』上映 (56分)
・ブサイナ・ホーリー監督講演
・ラウンド・トーク 「占領下の女性と暴力」 ブサイナ監督×池内靖子さんx岡野八代さん×岡 真理
占領と暴力とジェンダーの問題に深く出会い、パレスチナと私 たちが生きる東アジアの歴史と現実をグローバルに見つめてみ たい。

★講師のプロフィール★
○ブサイナ・カナアーン・ホーリー監督 インディペンデント映画監督。 ボストンで映画制作の学士号、写真の修士号を取得。欧州のテ レビ用にパレスチナ女性として初めて中東をテーマとした作品 製作に撮影などで多数携わる。2000年にMajd制作会社を起こし 、パレスチナをテーマにドキュメントを作り続ける。 本作は、自らが製作・監督・撮影を行った初の長編ドキュメン タリー映画。
○池内靖子さん 立命館大学産業社会学部教員。ジェンダー・パースペクティヴ から現代演劇、パフォーマンス・アーツを考察す る。日本軍“慰安婦”歴史館後援会共同代表。『異郷の身体― テレサ・ハッキョン・チャをめぐって』(人文書院、 2006年)、『フェミニズムと現代演劇』 (田畑書店、1994年) など
○岡野八代さん 立命館大学法学部教員。政治思想史・フェミニズム理論。 日本における従軍「慰安婦」問題に取り組むことを通じて、 現在は、フェミニズム理論から、政治思想・法哲学の諸前提・ 議論の根源にすえられている「主体」論を批判。 『法の政治学―法と正義とフェミニズム』(青土社、2002年) 、『シティズンシップの政治学』(白澤社、2003年)、 『女たちの絆』(共訳)(みすず書房、2005年)など。
○岡 真理 京都大学大学院人間・環境学研究科教員。現代アラブ文学。 学生時代にパレスチナ文学に出会い、以来、パレスチナ問題に 関わる。現代世界に生きる人間の普遍的思想課題としてパレス チナ問題を考える。『棗椰子の木陰で―第三世界フェミニズム と文学の力』(青土社、2006年) 『彼女の「正しい」名前とは何か』(青土社、2000年)、 『記憶/物語』(岩波書店、2000年)など。

■□東京
●6月30日(土)14:00~(13:30開場) 「ドキュメンタリーの力」 場所:一橋大学・佐野書院(国立市中 2-17-35)
   JR「国立駅」南口徒歩10分、大学通りを南に直進、キャ ンパスの端を右折
参加費:無料
14:00 『レイバー Women』(30分)他
16:30 『Women in Struggle -目線-』上映+監督トーク
主催:一橋大学フェアレイバー研究教育センター、連連影展(FAV )
連絡先:042-580-9139(レイバーセンター)
    070-5550-2338(若井)
●7月1日(日)13:00~(12:30開場)
場所:港区立男女平等参画センター リーブラ4F集会室
   JR「田町駅」東口徒歩2分
   地下鉄浅草線・三田線「三田駅」徒歩4分
   *保育あり:6/22(金)までにリーブラまで
参加費:1,000円
13:00~13:10 パレスチナからの目線開催にあたって
13:10~14:10 『Women in Struggle -目線-』上映
14:10~14:20 10分休憩
14:20~15:30 監督トーク&ディスカッション
主催:リーブラ、連連影展(FAV)
協賛:NPO前夜、女たちの戦争と平和資料館(wam)、日本国際 ボランティアセン ター
(JVC)、PARC(アジア太平洋資料センター)、反差別国際運動 日本委員会 (IMADR-JC)、ピープルズプラン研究所、ふぇみん婦人民主ク ラブ、Video Juku 、 ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉(5/7現在) 連絡先:Tel 03- 3456-4149 Fax 03-3456-1254(リーブラ)

■□沖縄
●7月4日(水)
「DAYS PALESTINA」第1弾 パレスチナからの眼差し
『Women in Struggle -目線-』上映
場所:桜坂劇場(那覇市牧志3-6-10)
参加費:学生1,000円 大人1,500円
17:30~18:30 1回目上映
18:30~19:30 監督トーク&ディスカッション
19:30~20:30 2回目上映
主催:基地軍隊を許さない行動する女たちの会、沖縄とパレス チナを結ぶ会、珊 瑚舎
協賛:うないネットなは
連絡先:098-836-9011(珊瑚舎) 090-7399-5029(遠藤)

■□広島
●7月6日(金)19:00~(18:30開場)
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ
   北棟6Fマルチメディアスタジオ
   (広島市中区袋町6番36号)
   袋町小学校横、市内電車「袋町電停」徒歩約3分
上映カンパ:一般1,000円 学生500円
主催:広島・中東ネットワーク
共催:岡本非暴力平和研究所、オリーブ・プロジェクト広島実行委員会、ヒロシマ平和映画祭、アムネスティひろしま
連絡先:090-3177-7336(野間)

■□大阪
●7月7日(土)14:00~16:30(13:30開場)
場所:大阪市立難波市民学習センター講堂 (JR難波駅上OCATビル4F)
   地下鉄「なんば駅」22・23番出口方面、四つ橋線・千日前線「なんば駅」30番出口方面、近鉄「なんば駅」西側改札
*上映前に背景を解説する時間を10分ほど予定。
資料代:一般/1,200円
    パレスチナの平和を考える会賛助会員・学生・低所得者/900円
主催 : パレスチナの平和を考える会
協賛:「女性・戦争・人権」学会
連絡先:palestine.forum@gmail.com(@は半角) 090-9273-4316

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第1回「イラン農村40年の社会変容」研究会(略称)公開研究会

私たち研究グループは、2004年度から、科研費(海外学術研調査)の補助をうけ、 「イラン・ザーグロス山地コル川地方の40年の社会変容」(2004~2007度)のテーマ で、現地調査研究を続けてきました。本年度が最終年度にあたるため、その調査研究 成果の一端を、年3回(07年7月、07年11月、08年3月)の公開研究会として開催する こととなりました。 昨今の政治状況から、イランでの現地調査は少なからず困難を伴いましたが、 「研究分担者全員は、できるかぎり長く現場に身を置くこと」を原則として、これま でやってきました。西アジア地域、イラン圏、それにフィールド調査手法による研究 などに関心のある方、また、学生や、若手研究者などの参加も歓迎です。奮ってご参 加ください。
 なお、開催についてのご質問、詳細などは、原 隆一(rhara@ic.daito.ac.jp)(@は半角)ま でご連絡ください。
 
***********
日時:2007年7月8日(日)午後1時30分~6時頃
場所:大東文化大学法科大学院信濃町校舎(JR信濃町ビル3階、大会議室)
   (JR信濃町駅の駅ビルの3階です。日曜日のため、裏口から入り、少しわかりにくいかもしれません。案内図を掲示しておきます)

プログラム
13:30~14:00 報告  原 隆一「マルヴダシュト地方のフィールド調査の 趣旨とこれまでの経緯について」
14:00~14:40 発表 ケイワン・アブドリ 「マルブダシュト地方の大地主制の変遷ーガヴァミ家とエスタフリー家の例からー」
14 :40~15:00  質疑応答
15:00~15:40  発表   南里浩子「マルヴダシュト地方の2つの農村家族の異なる生存戦略40年~家族表データから~」
15:40~17:30  質疑応答
17:30~18:00  報告 後藤晃 「1972年と2006年、フィールド調査でみたイランの農村社会の大きな変化」
18:00~    懇親会
............................
大東文化大学国際関係学部
原 隆一
E-mail : rhara@ic.daito.ac.jp(@は半角)
      ag4r-hr@asahi-net.or.jp(@は半角)
............................

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(財)中東調査会・笹川平和財団共催講演会
  「エネルギー資源を巡るコーカサスとロシアのパワーゲーム」研究会

この度、笹川平和財団は人物交流事業の一環として、グルジア戦略国際研究財団ロンデリー理事長、グルジア外務省ドンドゥア総合政策局長を招聘いたします。ロンデリー理事長はサーカシュヴィリ・グルジア大統領の顧問としてグルジア外交に関して同大統領に助言するなど大きな影響力があります。ドンドゥア総合政策局長はコーカサスのパワーゲームをグルジア外交の現場で活躍しております。
 今回、(財)中東調査会・笹川平和財団共催にてグルジア外交・コーカサスの国際関係に造詣の深い専門家から、グルジア・ロシア関係など現代グルジアが直面する諸問題につき講演して頂きます。  つきましては、皆様には奮ってご参加の程お願い申し上げます。

日時: 2007年7月5日(木) 午後3時~午後5時
場所: 日本財団ビル2階 大会議室 港区赤坂1-2-2

最寄り駅:銀座線虎ノ門駅(出口3)、銀座線・南北線溜池山王駅(出口9)
使用言語:英語(通訳なし)
参加費:無料

プログラム
15:00―15:10
  挨拶 笹川平和財団理事長 関 晃典
15:10-15:40
  アレクサンダー・ロンデリー(グルジア戦略国際研究財団理事長)「エネルギーを巡るコーカサス・ロシアのパワーゲーム」
15:40-16:10 
ディヴィッド・ドンドゥア(大使、グルジア外務省総合政策局長)「グルジア外交政策:対露外交の最前線」
16:10-17:00
  質疑応答
(なお、講演者および使用会議室は都合により変更する場合があることをご承知おき願います)

ご参加の申し込みは、ファックスかEメールにてお願い申し上げます。
申し込み先
ファックス:03-6229-5473
E-mail: kamoshita@spf.or.jp(@は半角)

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Call for Papers: The 6th Annual International Conference on an Interfaith Perspective on Globalisation for the Common Good

Dear friends and colleagues,
We are delighted to inform you of our forthcoming conference at Fatih
University, Istanbul, details of which can be seen at the link given
below. It would be wonderful indeed, if you can join us, sharing your
vision and wisdom with us. It is our belief that, together serving the
common good, we can create a world that is just, free and prosperous for
all.
Looking forward to hearing from you in due course,
With warm regards,
Kamran Mofid& Sammas Salur

Conference Announcement & Call for Papers

The 6th Annual International Conference on an Interfaith Perspective on
Globalisation for the Common Good

A Non-violent Path to Conflict Resolution and Peacebuilding
(Building a World that is Just, Free and Prosperous for All)

Istanbul: The City of Understanding and Reconciliation between East and
West

5-9 July 2007 -Istanbul

With Post-Conference optional visits to:
(9-11 July, Konya (the resting place of Rumi)& 11-14 July, Symrna,
Aegean District and Bursa (the first Capital of Ottoman State)

For details please see: http://www.commongood.info/announcement2007.html

Web Site: http://commongood.info

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第13回映像なんでも観る会
 (特集:監督佐藤真の映像講座 「世界を批判的に受けとめるために -他者への<まなざし >-」)

「中東映像人類学・ジャーナリズム・ドキュメンタリーの共同へ向けて!(仮題)」開催に向けた第四弾企画として、『エドワード・サイード OUT OF PLACE』の監督、佐藤真さんをお招きして、「世界を批判的に受けとめるために -他者への<まなざし >ー」を開催いたします。今回は、佐藤監督に、アーカイヴドキュメンタリーと自作を交えながら、映像を問い直すこと、あるいは映像を思考(哲学)することについて、「ポスト映像人類学」「写真のまなざし」という2講座で大いに語ってもらいます。会場も広く、開かれた会ですので、どなたでも奮ってご参加ください。

日時:2007年7月4日(水)18時15分開場
場所:京都大学吉田キャンパス工学部4号館4階大会議室
(百万遍の交差点付近の京都大学入り口を入ってすぐ左手にある4階建の校舎です。法科大学院と同じ校舎です。校舎全体の色は白とベージュで構成されています。)
プログラム:
18時15分開場
18時30分開始
1.『SELF AND OTHERS』上映
2.佐藤真映像講座1「写真のまなざし」
3.『イマジニング・インディアン Imagining Indians』上映
4.佐藤真映像講座2「ポスト映像人類学」

作品解説:
『イマジニング・インディアン Imagining Indians』(アメリカ/1992年/79分 監督:ヴィクター・マサエスヴァ)
「ホピ族のインディペンデント作家・マサエスヴァが撮ったインディアンのイメージについて批判的に検討するアーカイヴドキュメンタリー。彼のユニークな視点によって、西部開拓の神話は虚実の境を往来させられ、鋭いブラックユーモアを生み出す。」 http://www.athenee.net/culturalcenter/schedule/done/2000_2/sato.html より

『SELF AND OTHERS』(監督:佐藤真、53分、日本、2000)
「'83年にわずか36歳で夭逝した写真家、牛腸茂雄。牛腸の写 真のまなざしは没後しだいに味わいを増し、人々の心をとらえていった。この映画は、牛腸ゆかりの地にたち、残された草稿や手紙と写真、肉声をコラージュし、写真家の評伝でも作家論でもない新しいイメージを私たちに提示する。

佐藤真監督のコメント
 誰かが見た夢のような映画をねらった。牛腸茂雄さんの写真は牛腸しか人間関係が分からない私的な世界なのに私たちとも関係があるように見えてくるという不思議な世界。映画もそんな作品にしたかった。あまり難しいことは考えず、ボーッと見てもらえればうれしい。(2000年2月13日)」
http://www.cine.co.jp/works1/selfandothers/ より

佐藤真:
1957年青森県生まれ。東京大学文学部哲学科卒業。ドキュメンタリー作家、京都造形芸術大学教授。映像作品は、『阿賀に生きる』『まひるのほし』『花子』『エドワード・サイード OUT OF PLACE』など。著書は、『日常という名の鏡-ドキュメンタリー映画の界隈』『ドキュメンタリー映画の地平 上・下』など。
http://www.cine.co.jp/list/satou.html

問い合わせ先(kazuhiroarai2005kyoto@yahoo.co.jp(@は半角)[新井一寛])

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「イスラーム地域研究」早稲田拠点グループ1(イスラームの知と権威: 動態的研究)研究会 世界の論壇に大衝撃を与えた世界史の修正『ブラック・アテナ』に関する勉強会

 この度、世界史を捉えなおすため、バナール著『ブラック・アテナ』(新評論)についての勉強会を開催いたします。
同書は、現在、正当とされている古代ギリシアについての認識が19世紀前半にヨーロッパにおいて形成されたと指摘し、「古代ギリシアは非西欧中心の混成文化文 明によって発達した」ことを解き明かした世界的に注目を集めている書籍です。 つきましては、お誘い合せの上ご参集賜りますれば幸いです。

日時: 2007年7月1日(日)午前11時~12時30分
場所: 早稲田大学 8号館411教室(東京都新宿区西早稲田1-6-1)
   西早稲田キャンパス南門入って左の建物です。

主催:早稲田大学イスラーム地域研究所(NIHUプログラム「イスラーム地域研究」早稲田拠点グループ1)
次第:
11:00~11:30
 片岡幸彦 (本書監訳者)講義(グローバル・ネットワーク21代表、元立命館大学教授)
 「バナール著『ブラック・アテナ』を発刊して 日本の小さな希望」
11:30~12:30
 会場を含めた討議
参加費:無料
問い合せ先:早稲田大学イスラーム地域研究所(info@islam.waseda.ac.jp)(@は半角)

------------------
NIHUプログラム・イスラーム地域研究中心拠点
〒162-0042
東京都新宿区早稲田町27-7
早稲田大学41-31号館4階
早稲田大学イスラーム地域研究所
TEL&FAX 03-5286-1749
e-mail: info@islam.waseda.ac.jp(@は半角)
web: http://www.islam.waseda.ac.jp
-----------------------

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「ペルシア語文化圏の歴史と社会」研究会

東京外国語大学アジア研究所では、2007年度より3年間の予定で、共同研究プロジェクト「ペルシア語文化圏の歴史と社会」を開始いたします。

「ペルシア語文化圏」とはおおよそ11世紀から19世紀のいずれかの時期にペルシア語を文学語、行政語として用い、ペルシア語文化の影響を強く受けたイラン、 アフガニスタン、インド、マーワラアンナフル、アナトリアを中心とした地域を指します。言語の共有が当時の社会や文化に何をもたらしたのか、ペルシア語が 広まらなかった地域の社会や文化と何が異なるのか、そしてペルシア語文化圏という概念がどこまで有用なのか、さまざまな分野・地域の専門家を結集して比較 検討するというのが趣旨です。

下記の通り、第一回の研究会を開催いたします。参加自由ですので、皆様のご参加をお待ち申し上げます。

日時:2007年7月1日(日) 14:00~18:00
場所:東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303号室)
東京都府中市朝日町3-11-1

プログラム:
14:00-14:30 本研究会の趣旨について 近藤信彰(AA研)
14:30-15:00 参加者自己紹介
15:15-16:15 研究発表  深見奈緒子(AA研共同研究員・東京大学東洋文化研究所) 「ペルシア建築史再考」
  16:30-17:00 コメント 新井勇治(研究協力者・愛知産業大学造形学部)
17:00-18:00 総合討論 

問い合わせ先:近藤信彰 (n-kondo@aa.tufs.ac.jp)(@は半角)

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日本中東学会第12回公開講演会「中東・イスラーム世界の素顔を知る」

日本中東学会では下記の要領で、公開講演会「中東・イスラーム世界の素顔を知る」(Re-discovering Islam and the Middle East)を開催することになりまし た。いわゆる「9・11事件」やイラク戦争以来、もっぱら「テロ」や「戦争」といった文脈で中東・イスラーム関連の報道・解説等が氾濫するようになった日本 社会にあって、もう一度、イスラームとは何か、中東の人々はどのような社会に生きているのかを問い直そうという試みです。人類学あるいは歴史学の手法に基 づいて長年現地で調査をおこない、ステレオタイプにとらわれない独創的な成果を挙げてきた二人の研究者を講師としてお迎えします。

 日頃歴史や地理の教育に携わっておられる高校や中学の先生方、あるいはNGO活動等で中東と関わろうとしている市民の参加も歓迎します。質疑・討論の時間 も充実させる予定ですので、奮ってご参加下さい。(入場無料・参加自由)

日時:2007年6月30日(土)14:00?18:00(13:30開場)
会場: 千葉大学 西千葉キャンパス けやき会館 大ホール
   (JR総武線「西千葉駅」より千葉大学南門まで徒歩2分。京成千葉線「みどり台駅」より千葉大学正門まで徒歩7分。けやき会館は正門入ってすぐ。http://www.chiba-u.ac.jpの地図をご参照ください)。

プログラム
14:10~15:10
片倉もとこ (国際日本文化研究センター所長・国立民族学博物館名誉教授/人類学)
「イスラームの日常世界―人間観をめぐって」

15:20~16:20
  大稔哲也 (東京大学大学院人文社会系研究科准教授/中東社会史)
「カイロの庶民街から見たコプトとムスリム―ムスリム社会における諸宗教の共存」
16:30~18:00 討論

なお、本講演会は、NIHUプログラム・イスラーム地域研究(中心拠点)との共催により行なわれます。

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イスラム国家論研究会6月例会

6月例会は、早稲田大学の大足恭平さんに発表をお願い致しました。
イラン立憲革命を事例として、シーア派における「公正」思想が体制移行保障装置としての政治的機能を持つことを明らかにして頂く予定です。大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 6月30日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 大足 恭平(早稲田大学大学院・博士課程)「イラン立憲革命における「公正」思想の政治的機能」
コメンテーター: 勝沼 聡 (慶應義塾大学・非常勤講師)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

=====
小笠原弘幸(イスラム国家論研究会幹事)
vine32@gmail.com(@は半角)

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「前近代~ソ連期 中央アジアの法制度」研究会(仮称)

下記の要領で、日本私立学校振興・共済事業団の平成19年度学術研究振興資金(課題名:国際共同による中央アジアのイスラーム法廷文書研究)による第一回 研究会を開催いたします。本研究会は、中央アジアにおける前近代からソ連期にいたる法制度の変遷をテーマに、イスラーム法、ロシア・ソ連法の研究者が参加 して、文字通り学際的で稔りある会になることを願って開始するものです。
 関心をお持ちの方には奮って御参加いただきたく、ご案内申し上げます。

日時:2007年6月30日(土)13:00~18:15 懇親会:19:00~21:00
場所:京都外国語大学9号館(国際交流会館)4階会議室

プログラム:
13:00~13:30 趣旨説明(堀川)、出席者の自己紹介
13:30~14:30 イスラーム法概説(1) 立法者としての「神」(磯貝健一)
14:30~14:50 コーヒーブレーク
14:50~15:50 イスラーム法概説(2) スンナ派四法源と学派の成立(磯貝)
15:50~16:10 コーヒーブレーク
16:10~17:10 イスラーム法概説(3) 前近代における法学者養成カリキュラム(磯貝)
17:15~18:15 質疑応答、自由討議
19:00~21:00 懇親会

連絡先:
京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川 徹  e-mail:to_horik@kufs.ac.jp(@は半角)
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel. 075-322-6055 Fax 075-322-6245

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アラブ イスラーム学院シンポジウム「サウジと日本における教育」

21世紀、多様な文化の中に生きる私達は、互いに相手の文化を尊重し、世界の平和を希求し、共存、共栄の世界を目指しています。
例えば日本人は、『日本古来の伝統を重んじつつ、近代科学を取り入れ、世界の一員として共存共栄を目指し発展』しております。
一方、サウジアラビアから端を発したアラブ・イスラーム文化圏に属する人々は、1400年前から他の文化圏と接触しながら融合し、『固有の価値観を護りつつ、知識を広 く世界に求め、他民族と共存、共栄し人類共通の文化遺産を残している』ことは歴史が示すとおりです。
幸いにも、21世紀に生きる私たちは、居ながらにして多様な文化と接触することが可能な時代に生活しています。 多くのアラブ人は、日本人と接した結果、その印象として、宗教は異なるも生活態度や、道徳の面で幾多の共通点があることを指摘しています。
同様に、アラブ人やイスラームの人たちと接した日本人の多くは、親切心、親しみやすさを覚え、家庭的な温かさを感じるといいます。 それぞれの民族が持つ固有の文化はどのように育まれたのでしょうか、どんな遺伝子がその民族の子孫に組み込まれているのでしょうか。
各民族固有の文化はその民族の歴史、宗教、教育、言語等によって育まれ、一朝一夕で創られた物ではありません。その文化を育んでいる原点の 教育がどのように形造られてきたのか、それを学ぶことは多文化時代に生きる私達にとって興味深いことです。
『サウジアラビアと日本における教育』では、文化を育む基礎としての教育はどのよう行われているのか、講師各位が両国の状況をお話しします。

主題:『サウジアラビアと日本における教育』
日程:平成19年6月27日(水)
場所:アラブ イスラーム学院 東京都港区元麻布3?4?18
参加費:無料
申し込み方法: 参加希望者はE-Mailまたはファックスでお申し込みください。
        【E-mail=kouzaaiit@hotmail.com】(@は半角)
           または【ファックス番号:03-5412-0551】
申し込みフォーム: 指定フォームはありませんが、郵便番号、住所、氏名、Name、所属、電話番号、ファックス番号を明記してください。
締め切り:平成19年6月22日(金)までにお申し込み下さい。
発表言語:日本語・アラビア語(通訳)

受付:10:00
開会式:10:30~11:00 
セッション1(10:30~11:00)
議長:カラム ハリール(教授、エジプト・アラブ共和国文化参事官)
日本教育発展の歴史
    (講師:斉藤泰雄博士 国立教育政策研究所国際研究・協力部、 総括研究官)
サウジアラビア教育発展の歴史
    (講師:イブラヒ-ム サーダーン教授 イマーム大学)
昼食(12:00~13:00)
セッション2(13:00~14:00)
議長:森 伸生 拓殖大学教授
イスラーム道徳とサウジ教育への影響
    (講師:ムハンマド アルジール教授 アラブ イスラーム学院長)
禅と道徳教育
    (講師:松原 哲明 龍源寺住職、日本キルギル科学技術文化センター理事長)
休憩 (14:00~14:10)
セッション3 (14:10~15:10)
議長:森 伸生 拓殖大学教授
サウジアラビアにおける日本語教育
    (講師:カラム ハリール教授、エジプト・アラブ共和国文化参事官)
日本教育の現状と課題
    (講師:尾木直樹 法政大学教授、教育評論家)
最終セッション
講評及び提言(15:10~15:20)

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シーア派研究会

下記の要領で、シーア派のなかの少数派~ザイド派とボホラーについての研究会をひらきます。日本語版Wikipediaでも記事のないグループの政治行動、そしてインド洋を横断する彼らのネットワークについて研究成果を共有するまたとない機会になると思いますので、 ご興味のおありの方はぜひおいでください。
なお準備の都合などがございますので、出席希望の方は前日までに山岸智子 go.tomyam.go@gmail.com(@は半角) までご連絡をお願いいたします。

日時:6月24日(日) 13:30から
場所:明治大学駿河台校舎・アカデミーコモン 10F 310F室

プログラム:
13:30-14:15 研究発表 松本弘「イエメン・ザイド派の政治的展開」
14:15-14-30 質疑応答
14:30-15:15 研究発表 栗山保之「17世紀のインド洋海域世界におけるイエメン・ザイド派イマーム政権の対外関係について」
15:15-15:30 質疑応答
15:45-16:30 研究発表 大石高志「広域ネットワークと地域との接合と乖離:ボホラーの事例を中心にして」
16:30-16:45 質疑応答
16:45-17:30 総合討論

(この研究会は科研費研究「シーア派の諸社会の特質とネットワークの総合的研究」で開催されます。)

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「イスラーム地域研究」京都大学拠点グループ3(スーフィズムと民衆イスラーム)
及びグループ4(広域タリーカ)連携研究会

SIASグループ3「スーフィズムと民衆イスラーム」-KIASユニット4「広域タリーカ」連携研究会のご案内

SIASグループ3-KIASユニット4連携第2回研究会を「南アジアのスーフィー・タリーカ」と題して下記の要領で催したいと存じます。
ふるってご参加ください。

日時:6月23日(土)午後2時~6時
場所:京都大学本部キャンパス・共同総合研究棟(旧・工学部4号館)4階東側、会議室(AA447号室)
(会場へのアクセスは、末尾をご覧下さい)

発表:
外川昌彦(広島大学大学院国際協力研究科)「インド世界とイスラーム―聖者チャイタニヤの伝記文学から」

水野裕子(広島大学大学院国際協力研究科)「パキスタンの聖者信仰に関する文化人類学的研究―師弟関係と霊魂観からみた宗教世界の一考察」

なお、研究会終了後、懇親会を予定しております。
研究会にご参加の方は、員数把握のため、できる限り事前のご連絡を、下記宛お願い申し上げます。
東長靖(京都大学)inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp(@は半角)
*研究会会場へのアクセス*
1)ホームページから建物の場所をご確認いただく方法をご説明します。
  http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/07-top.htm を開き、「交通案内・マップ」の中の「吉田キャンパス」の「本部構内」をクリックして下さい。主要な場所からの交通案内と、本部構内の地図が入っていま す。この地図の左上の方に「工学部4号館」も掲載されています(共同総合研究棟という正式名称でなく、通称が記載されています。学内の地図も同様です)。 百万遍の交差点から東に今出川通を進むと、すぐ門があります。これを入ってすぐ左側の建物です。
(注:京大の場所自体をよくご存じない方は、上記URLで、「初めて来られる方へ」の中の「各キャンパスの位置」をクリックし、まず「吉田キャンパス」の大 体の場所をご確認ください。)

2)京都駅からバスでお越しの場合は、206系統でも17系統でも、「百万遍 (ひゃくまんべん)」下車が便利です。17系統はA2乗り場、206系統はD2乗り場 からご乗車ください。 (ご注意:206系統は巡回バスになっているため、A3乗り場からも同じ番号の逆 周りのバスが出ていますが、これに乗らないようご注意下さい。)

*********************************************
京大イスラーム地域研究センター
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科
附属イスラーム地域研究センター事務局
kyotoias@asafas.kyoto-u.ac.jp (@は半角)
TEL:075-753-9640FAX:075-753-9641
*********************************************

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Jos J. L. Gommans先生講演会

上智大学アジア文化研究所では、オランダ・ライデン大学のJos J. L. Gommans先生をお招きして、以下の通り講演会を開催いたします。多数の参加をお待ちしておりま す。

日時:6月23日(土曜)15:00~17:00
場所:上智大学四谷キャンパス7号館第4会議室(12階)
演題:Post-nomadic Empires in Mughal India and Manchu China
(使用言語;英語、通訳なし)

 なお、講演会終了後、懇親会も予定しておりますので、こちらにもふるってご参加下さい。

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小牧昌平
上智大学アジア文化研究所
e-mail s-komaki@sophia.ac.jp(@は半角)

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最新レバノン報告会

レバノン情勢が再び慌しくなっています。北部ナハルエルバレドにあるパレスチナ難民キャンプでは、武装グループ「ファタハ・イスラム」が住民を人質状態で立てこもり、 レバノン軍との交戦状態が続いたまま1ヶ月になろうとしています。
ベイルートでの爆弾事件や暗殺事件、ハリリ元首相暗殺事件の調査委員会設置を巡る国連決議など、レバノンの政治情勢は昨年夏の戦争以降、混迷を深めています。
レバノンの今日の状況をどのように見たらよいのか、最近レバノンから帰国された東京外国語大学の黒木英充さんにお話をしていただきます。
なお、15:30~16:30の間は、同じ会場で、パレスチナ・ガザ地区のアトファルナろう学校の15年を振り返る映像とお話の会です。 再び緊迫しているガザの状況についてもご紹介する予定です。

日時:6月17日(日)午後16:30~17:45
会場:中央大学駿河台記念館670号室
  (御茶ノ水駅5分、東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
  地図 http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/access/access_surugadai_j.html
主催:パレスチナ子どものキャンペーン
講師:黒木英充さん(東京外国語大学)
参加費:無料

連絡先:パレスチナ子どものキャンペーン
Tel:03-3953-1393 Fax:03-3953-1394
Email: ccp@bd.mbn.or.jp (@は半角)
HP:http://www32.ocn.ne.jp/~ccp/

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第2回ペルシア語文書学セミナー

 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、中東イスラーム研究
教育プロジェクトおよび共同研究プロジェクト「ペルシア語文化圏の歴史と社会」の一環
として、第2回ペルシア語文書学セミナーを開催します。また、本セミナーはNIHUプロ
グラムイスラーム地域研究東洋文庫拠点との共催となります。

 前回(2006年3月)は、講義形式で使用言語はペルシア語でしたが、今回は通訳を含めて
日本語で事前に文書のコピーを参加者にお配りして演習形式で行います。対象としては、
主に19世紀のイランの法廷文書の中で代表的なものを扱います。

 このセミナーのために、イランからオミード・レザーイー氏(ワクフ慈善庁文書専門員)を
招聘いたします。レザーイー氏には『イラン・ワクフ文書総目録』(第1巻ファールス州、
第2巻ケルマーン州)、『51通の訴願状と法的勧告』(文書翻刻)、『ペルシア語文書学研究』
(論文集)などの編書、著書があり、イランに所蔵されている法廷文書をもっとも知悉している方です。

 最終日には、アラブ史、中央アジア史、オスマン朝史の国内の専門家をコメンテーターに
お招きして、文書の地域間の書式・内容の比較を行い、また、これまでの法廷文書研究の
回顧を踏まえて、今後の研究の方向性を探りたいと考えています。

 参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門
分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで6月11日(月)
までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。

 また、東京近郊以外に在住の方には、旅費の支出も検討しておりますので、希望される
方はその旨お知らせください。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター内 
中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
 e-mail: meis@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

中東イスラーム研究教育プロジェクト第2回ペルシア語文書学セミナー
◇主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:NIHU研究プログラム・イスラーム地域研究東洋文庫拠点
◇期間:2007年7月14日(土)~16日(月・祝)

◇会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
 3階マルティメディア会議室(304号室)
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html
http://www.aa.tufs.ac.jp/location_j.html

◇講師 オミード・レザーイー氏(ワクフ慈善庁文書専門員)
      近藤信彰(AA研)

◇プログラム
7月14日(土)
14:00-14:30 講師紹介 参加者自己紹介
14:40-16:10 売買契約文書I
16:30-18:00 売買契約文書II

7月15日(日)
10:40-12:10 合意契約文書 I
13:10-14:40 合意契約文書 II
15:00-16:30 ワクフ設定文書 I
16:50-18:10 ワクフ設定文書II

7月16日(月・祝)
10:40-12:10 法的勧告
13:10-16:00 総合討論――文書の地域間比較
磯貝健一氏(東洋文庫・AA研共同研究員)
  「中央アジアの文書との比較において」
  大河原知樹氏(東北大学・AA研共同研究員)
  「アラビア語文書との比較において」
  秋葉淳氏(千葉大学・AA研共同研究員)
「オスマン朝法廷研究との関連で」


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「イスラーム地域研究」上智拠点グループ1(イスラーム主義運動・民衆運動・社会運動)研究会

「イスラーム地域研究」上智拠点グループ1(イスラーム主義運動・民衆運動・社会運動)では、2007年度第1回研究会を下記のように開催いたします。今年度の活動予定も含めて意見交換をいたしたいと思いますのでぜひご参加ください。なおパソコン、プロジェクタを使用する予定です。

日時:6月2日(土) 午後4時45分~6時30分
場所:上智大学2号館630a号室
報告:北澤義之氏(京都産業大学)
   「ヨルダンから見たハマース運動―調査報告をかねて―」
報告後、今年度の活動計画についての相談をしたいと思います。

* 準備の都合上、ご出席の方は下記事務局までご連絡ください。

グループ1代表・私市正年
--------------
上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp
http://www.info.sophia.ac.jp/SIAS/
*メールアドレスの@マークは全角になっております。

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イスラム国家論研究会5月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
5月例会は、東京大学の川本智史さんに発表をお願い致しました。
主に平面計画や建築装飾の研究を中心に行われてきた、ルーム・セルジューク 朝建築史研究について、文献史料を用いることにより王権儀礼と建築空間の関連から新たな解釈を提示して頂く予定です。
大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 5月27日(日) 13時30分~17時00分
会場: 早稲田大学41-31号館2階202会議室
報告者: 川本智史 氏(東京大学大学院・博士課程)
題目: ルーム・セルジューク朝期アナトリアにおける宮廷儀礼と都市・建築
コメンテーター: 深見奈緒子 氏(東京大学・東洋文化研究所)
会場は、東西線早稲田駅2番出口を出て、右手の信号を渡り、そのまま直進約60M先右手のビルになります。
会場地図:http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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『ブラック・アテナ』刊行記念シンポジウム

 西洋「古典古代」とは、実はエジプトをはじめとするオリエントやアフリカの文明のなかから生み出されたものであることを明らかにし、西洋中心主義的歴史観の欺瞞を暴露した衝撃の書、マーティン・バナール著『ブラック・アテナ』の第一巻が、このたび翻訳・刊行されることになりました。
 下記の要領で刊行記念シンポジウムが開かれますので、ふるってご参加下さい。

マーティン・バナール著『ブラック・アテナ』第一巻『古代ギリシャの捏造』刊行記念シンポジウム(来場自由)

1、日時:5月8日(火)
  午後1時半より、30分の休憩を挟んで、最大5時半まで。
2、場所:京都駅前京都タワーホテル6階ナポリの間
3、テーマ:「『ブラック・アテナ』と21世紀の世界」
4、開会挨拶:板垣雄三(東京大学名誉教授)
5、パネリスト:桜井万里子(ギリシャ史、東京大学名誉教授)
         小田実(作家、第二巻序文執筆)             
         李有成(リー・ユーチェン、台湾国立中央研究院欧米研究所長)
         單徳興(シャン・テッシン、サイードの専門家)
6、司会と問題提起:幸泉哲紀(元オハイオ州立大学・龍谷大学教授、GN21
副理事長・第一巻の「解説」担当)

 なお当日受付にて、4月25日に刊行される『ブラック・アテナ』第一巻『古代ギリシャの捏造』(新評論刊、670頁、定価=6500円+325円)がGN21特別価格(二割引き)にて頒布される予定です。

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イスラム国家論研究会4月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
4月例会は、京都大学の山尾大さんに発表をお願い致しました。下記の要項で発表して頂く予定です。大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 4月21日(土) 13時30分~17時00分
会場: 上智大学(四谷キャンパス)11号館405教室
報告者: 山尾大 氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科一貫制博士課程)
題目:「現代イラクの政治変動とイスラーム政党:サドルとダアワ党を中心に」
コメンテーター:青山弘之 氏(日本貿易振興機構アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ研究員)

報告要旨:
 本報告は、現代イラクの政治変動とシーア派イスラーム政党の動態的関係を考察するものである。
 35年間にも及ぶバアス党の権威主義体制下で弾圧を生き延びた諸イスラーム政党は、2003年のイラク戦争後、政治の中枢に躍進を見せた。本報告では、イラク最大のイスラーム政党で現政権与党のイスラーム・ダアワ党と、その理論的支柱となった思想家・政治活動家のM.B.サドル(1935-80)を取り上げ、1950年代後半から80年までの歴史的経緯を分析する。
 ますはじめに、現代中東政治研究における国家に関する議論を整理し、イスラーム政党と政治変動の関係を分析するための枠組みを提示する。次に、ダアワ党の主たる支持基盤となるシーア派宗教界の社会統合原理とその政治化のプロセスを概観し、さらに、激動の政治との相互作用の中で、サドルの政治思想が同党にいかなる影響を与えたのかを分析する。最後に、ダアワ党とイラクの政治変動が相互にいかなる影響を与えながら展開したのかを明らかにしたい。
 
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4月例会は上智大学での開催となります。ご注意下さい。当日北門は閉まっておりますので、正門から会場の方へお越し下さい。
(会場:http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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国際ワークショップ "Muslims and Christians in Medieval Iberia"

 NIHUプログラム・イスラーム地域研究・早稲田拠点グループ1「イスラームの知と権威」の「イスラームの知と「異教徒」」研究会では、下記のとおり国際ワークショップ"Muslims and Christians in Medieval Iberia"を開催いたします。

 モロッコを代表するアンダルス研究者と、日本の若手気鋭の中世スペイン史研究者にそれぞれの立場から11世紀イベリア半島におけるムスリム・キリスト教徒関係について、報告していただきます。

 ディスカッションにおいては、中世イベリア半島に限らず幅広い時代的・地域的視野のもとで、より一般的なムスリム・非ムスリム関係にまで議論を展開していきたいと考えています。平日の午後ではありますが、多種多様な専門の方に来ていただけますよう、お願いいたします。

 また、懇親会では、報告者ベンアブード先生に、ご自身も制作に関与されたモロッコ北部の都市テトワンを紹介するインタラクティブCD-ROMのプレゼンテーションをしていただく予定です。テトワンは、モロッコの中でもアンダルス文化の影響をもっとも色濃く受けた街として知られています。こちらも、どうぞお楽しみに。

※会場準備の都合がありますので、出席予定の方は早稲田大学イスラーム地域研究所(info@islam.waseda.ac.jp)までご連絡いただけますよう、お願いいたします。

              記

International Workshop "Muslims and Christians in Medieval Iberia"

日時:4月19日 15:00~17:30
Date & Time: April 19, 2007, 15:00-17:00

場所:早稲田大学41-31号館2階202会議室
Place: Waseda University, Bldg.41-31, Room 202
  (キャンパス外の建物です。地図は下記のURLをご覧ください。
http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html

プログラム
Program
15:00-15:10
Opening Remarks
15:10-15:50
KURODA Yuga 黒田祐我 (Graduate Student, Waseda University)
"The relations between Christian kingdoms and al-Andalus in the 11thcentury -"Social conflict" and coexistence-"

15:50-16:30
M'hammad Benaboud ムハンマド・ベンアブード (Professor, AbdelmalekEssadi University)
"Muslims and Christians in Al-Andalus during the Period of the TaifaStates (11th century)"

16:40-17:30
Discussion

懇親会
Party with Presentation of Interactive CD-ROMs on Tetouan (an AndalusiCity in Morocco) by Prof. M.Benaboud
 時間:18:00~
 Time: 18:00-
 場所:早稲田大学大隈記念タワー15階 「西北の風」
 Place: Restaurant "Seihoku no Kaze", Okuma Memorial Tower 15th Floor
   (http://www.waseda.jp/jp/campus/nishiwaseda.html, tel: 03-5272-6530)

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カナファーニー=ザハル博士を囲む懇談会

カナファーニー=ザハル博士を囲む懇談会
Information-Exchange Meeting with Dr. Aida Kanafani-Zahar

社会人類学を専門とされる同博士を囲んで、レバノン・中東の多文化状況や、内戦・暴力の記憶の問題をどのように平和構築の問題につなげてゆくか、をテーマに議論する機会を設けます。ご関心をお持ちの方々の参加を歓迎します。

1)日時:4月13日(金)午後5時から7時まで
date and time: Friday, April 13, 17:00-19:00 

2)場所:日仏会館 6階601会議室
東京都渋谷区恵比寿3-9-25 日仏会館
place: Maison Franco-Japonaise, Room 601    
3-9-25, Ebisu, Shibuya-ku, Tokyo    
電話 phone 03-5424-1141
http://www.mfjtokyo.or.jp/guide/guide_002.html

3)話題提供者:Dr.Aida Kanafani-Zahar (フランス国立科学研究センター主任研究員)Researcher, C.N.R.S, Paris

4)話題
Subject:"Religious Pluralism and Collective Memory in ContemporaryLebanon: From an Anthropologist's Point of View"

5)言語:英語
Language: English

6)公開、参加費無料
Open to public, free of participation charge

7)主催:中東イスラーム研究教育プロジェクト(東京外大AA研)
Organized by: The Research and Educational Project for Middle East and
Islamic Studies (ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies)


<アーイダ・カナファーニー=ザハル博士のプロフィール
Introduction of Dr. Aida Kanafani-Zahar >

フランス国立科学研究センター(CNRS)主任研究員・現代社会研究所(パリ)所属
C.N.R.S.Researcher, at Institut de Recherche sur les Societes
Contemporaines, Paris, Group de Sociologie des Religions et de la
Laicite.

Ph.D. 社会人類学・テキサス大学オースティン校、1979年
Ph.D. in Social Anthropology, The University of Texas at Austin, 1979.

主な著書に Her books include: Lebanon: religious and communal pluralism
(フランス語、2004)、Force-feeding of sheep: production of fat in the
mountains ofLebanon (フランス語、1999) Food Preservation in Lebanon (フ
ランス語、1994)など。その他、内戦後レバノンの宗派間関係、集合的記憶、社
会制度の世俗化、食文化・物質文化 など幅広いジャンルで多数の論文を発表し
ていらっしゃいます。
今回の来日は日仏会館の招聘によるものです。
Her many articles deal with various subjects, such as post-warcontemporary Lebanon, religious pluralism, life during the war in
Lebanon, and anthropology of food.Dr. Kanafani-Zahar's visit to Tokyo is supported by Maison Franco-Japonaise.

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東文研主催ワークショップおよび講演会

ワークショップおよび講演会のご案内 (English below)

 東京大学東洋文化研究所では、フランスの新進気鋭のイラン学者、DavidDurand-Guedy博士を招き、来る4月10日(火)に以下の要領でワークショップおよび講演会を開催します。ご多忙の折とは存じますが、奮ってご参加下さい。

日時:4月10日(火)、ワークショップ13:00-15:30、講演会16:30-18:00
場所:東京大学本郷キャンパス工学部8号館7階736号室
(地図: http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/access_detail.html

1. Worshop Historical Writing in Medieval Islam
David Durand-Guedy
“Seljuqid History Seen by Saladin's Secretary, al-Katib Imad al-Din al-Isfahani.”

Retsu Hashizume (Ph.D. Student, Univ. of Tokyo)
“A Codicological Study on the Manuscripts Known as the Mir'at al-zaman.”

Osamu Otsuka (Ph.D. Student, Univ. of Tokyo)
“Kayumarth in Persian General Histories to the End of the 14th Century:
The Relationship between Iranian Mythical History and Biblical History.”

2. Lecture
David Durand-Guedy
“Isfahan under the Saljuqs (XI-XIIth c.): A Reassessment of the Turkish
Domination in Iran.”

*Dr. David Durand-Guedy (Institut Francais de Recherche en Iran; CNRS
Unit≪Islam medieval≫):
最近の業績 “Iranians at War under Turkish Domination:The Example of Pre-Mongol
Isfahan,” Iranian Studies (2005);
“Un fragmentinedit de la chronique des Salguqides de Imad al-Din al-
Isfahani: le chapitre sur Tag al-Mulk,” Annales Islamologiques (2005);
“Memoires d'exiles. Lecture de la chronique des Salguqides de Imad al-
Din al-Isfahani,” Studia Iranica (2006). 講演会の論題と関連する学位論文の英語版がRoutledge社より近刊予定。

**講演会終了後に懇親会を予定しています。

***連絡先 森本一夫 morikazu@ioc.u-tokyo.ac.jp(参加は自由=連絡不要です)

****The above workshop and lecture will be held on 10 April at the hoursabove at Room 736, 7th fl., Building no. 8, Faculty of Engineering, Univ. of
Tokyo (map at the URL above).
Contact person: Dr. Kazuo Morimoto(morikazu@ioc.u-tokyo.ac.jp).
Casual dinner at a restaurant in Hongo or Ueno area is also planned.

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第27回イスラム人口研究懇談会

来る4月6日(金)の午後に早稲田大学本部キャンパス南門横「高田牧舎」ビル2階(地下鉄東西線早稲田)において下記の通り、第27回イスラム人口研究懇談会が開催される運びとなりました。名古屋大学大学院の岩下曜子さんがわざわざ名古屋からお越しくださり、フランスにおけるムスリマのヴェールに関する論争について報告してくださいますので、是非ご参加ください。懇親会はお話にちなんだマグレブ料理専門店で行います。

第13回から原則として報告者を1人とすることにしましたが、広い意味でムスリムの人口問題(社会開発、民族、家族、女性、労働、移民、都市化、環境、健康等)に関連していれば結構ですので、夏(6~7月)以降に報告をしていただける方はお知らせ下さい。修士論文・博士論文の中間報告、JICAプロジェクト等での経験談も歓迎します。経験談については複数制をとっており、すでに1人の方からご応募があり、もう1人の報告者を引き続き募集しておりますので、奮ってご応募ください。

なお、研究会は参加自由ですが、懇親会場は予約が必要ですので、懇親会に参加を希望される方は小島(kojimahk@hotmail.com)宛にメールで4月4日(水)の午後6時までにお知らせ下さい。懇親会場は東京でも数少ないマグレブ料理専門店ですが、都心から離れているため、このような機会でないとなかなか行けないので、是非ご参加ください。

店田 廣文(早稲田大学)  小島 宏(国立社会保障・人口問題研究所)

****************

日時:2007年4月6日(金)午後4時30分~6時15分
場所:早稲田大学人間総合研究センター分室(高田牧舎ビル2F)
   (地図はhttp://www.jinsoken-waseda.jp/about/traffic.html
プログラム:
4:30-5:30 岩下曜子(名古屋大学大学院)「フランスにおけるムスリム女性のヴェール着用と多様性 ―信教の自由とライシテの相克」
5:30-5:45 自己紹介・休憩
5:45-6:15 質疑応答
7:15-    懇親会  二子玉川 マグレブ料理 「Le Maghreb」
http://www.lemaghreb.jp/index.html

****************     

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マグレブ研究会

桜が開花し、大学のキャンパス内には晴れ着姿の卒業生に代わって、まもなくどこか幼さの残る新入生がやってきます。毎年のことですが、季節感いっぱいの今日、このごろです。

さて、今回のマグレブ研究会は、水野信男先生を中心にしてモロッコ音楽について、パネルディスカッション形式の研究・討論会を行います。

年度初めのお忙しい折かとお察しいたしますが、ぜひご出席くださいますようお願い申し上げます。 


テーマ: 「モロッコ音楽を旅する―アンダルシア・ベルベル・アフリカの融合文化の魅惑―」

日時: 2007年4月5日(木)、午後4時30分~6時30分

場所: 上智大学 L-812(図書館8階)

JR&地下鉄 四ツ谷駅下車、徒歩3分

講師: 水野信男氏(兵庫教育大学)

飯山陽氏(上智大学)

佐藤健太郎氏(早稲田大学)

司会: 私市正年


連絡先

102-8554千代田区紀尾井町7-1

上智大学アジア文化研究所

私市正年

電話:03-3238-3697

メールアドレス: m-kisaic@sophia.ac.jp

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イスラーム地域研究パレスチナ班研究会

NIHUプログラムイスラーム地域研究東京大学拠点研究グループ2「中東政治の構造変容」パレスチナ研究班は下記の通り、研究会を予定しております。なお、アーイダ・カナファーニ=ザハル教授はレバノンをフィールドとする人類学者で、フランス国立科学研究センター(CNRS)教授として日仏会館の招聘で来日し、日仏会館でも講演を行います。

IASパレスチナ研究班研究会報告者:アーイダ・カナファーニ=ザハル教授(CNRS)
報告タイトル:「レバノン戦争後のレバノン・パレスチナ・イスラエル関係」(仮題)

日時:4月5日(木)16:00~18:00
場所:東京大学東洋文化研究所会議室(東京大学本郷キャンパス工学部8号館7F736号室)

日仏会館での授講演会
「レバノンの現在と過去:戦争後の相互理解の実現と国家に強制された和解」
日時:2007年4月10日(火) 18時~20時 
場所:日仏会館6階 601会議室(渋谷区恵比寿3-9-25)
フランス語での講演・日本語への通訳あり
入場無料(事前申込の必要はありません)
問い合わせ:03-5421-7641

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イスラム国家論研究会 3 月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
3月例会は、お茶の水女子大学の波戸愛美さんに発表をお願い致しました。
マムルーク朝後期に成立した説話集『千夜一夜物語』ライデン版、『大旅行記』、年代記『日録』をもとに、軍事奴隷のみではなくこれまで史料の制約上見過ごされがちであった家内奴隷にも着目し、イスラム世界の奴隷と奴隷像について考察して頂く予定です。
大勢の方々の御参加をお待ちしております。



日時: 3月31日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 波戸 愛美 氏(お茶の水大学大学院・博士課程)
題目: マムルーク朝における奴隷と奴隷像: 『千夜一夜物語』ライデン版と同
時代史料の比較から
コメンテーター: 五十嵐 大介 氏(日本学術振興会・特別研究員)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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イラン研究会

本年のイラン研究会を下記の要領で開催いたします。

日時:3月24日(土)午後1時開始~3月25日(日)午後4時頃散会

場所:東北大学大学院国際文化研究科棟1階会議室(仙台市青葉区川内41)

アクセスについては東北大学大学院国際文化研究科ホームページ:
http://www.intcul.tohoku.ac.jp/main/map.htmlをご覧ください。

 イラン研究会は、イランにまつわる研究成果の披露、情報の交換、出席者同士の交流親睦を目的に、79年革命以来4半世紀余にわたって年に1度ノウルーズの直後に開催されてきました。通常の意味での学会ではありませんので、会員登録や会費納入などの必要はありません。今回は現在のところ、森島聡、藤元優子、水田正史、鈴木均の各氏が発表予定です。イランに興味や関心を持たれる方なら、誰でも参加自由です。また当日の発表や報告も受け付けております。国際文化研究科イスラム圏研究講座のスタッフ・院生、ならびに東北大学に学ぶイラン人留学生が歓迎いたしますので、ふるってご参加ください。
 
連絡先 黒田 卓 e-mail: kuroda@intcul.tohoku.ac.jp
Tel & Fax: 022-795-7604

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地域研究次世代ワークショップ主催「次世代ワークショップ」企画 『ディアスポラから世界を読む』

日時: 2007年3月24日(土)13:00-18:30 (開場12:30)

会場: 東京麻布台セミナーハウス(大会議室)
http://kenshu.e-joho.com/azabudai/map.html (会場地図)

共催:地域研究コンソーシアム、京都大学地域研究統合情報センター、スラブ研究センター
http://www.jcas.jp/kouhou/as20070324-cias.html

概要:
「ディアスポラ」とは元来、ある民族集団がもとの土地から離散することを指し、歴史的には主にユダヤ民族の離散経験について使われてきたが、今日では、国民国家の枠組みでは捉えきれない人の移動とそれに伴う社会現象を「ディアスポラ」と呼ぶ機会が増えてきている。これに伴い、ディアスポラをめぐる学際的な議論は近年、欧米圏では活発化の一途を辿っているが、日本国内では、依然として本格的な理論的考察の対象にはなっていない。本ワークショップ企画では、「ディアスポラ」概念の使用状況や使用に伴う諸問題も視野に入れつつ、歴史学、文化人類学、カルチュラル・スタディーズ、政治哲学、社会思想史、そしてユダヤ、アルメニア、カリブ、「在日」、華僑、回族、沖縄・奄美という、研究地域も方法論も多種多様な若手研究者らが、この概念の潜在的可能性をさらに押し広げる試みを敢行する。 第一セッション「ディアスポラと西欧近代」では、ユダヤ人やアルメニア人に代表されるヨーロッパ(キリスト教世界)の「内なる他者」としてのディアスポラと、間大西洋世界(trans-Atlantic world)における黒人奴隷制をはじめとする「ヨーロッパの他者」としてのディアスポラとを、「近代」という同一の位相において比較しつつ、ディアスポラの歴史的経験を多角的に検証し、理論化することを目指す。こうした試みによって、グローバル化時代における今日の多様なディアスポラのあり方に、歴史的かつ理論的な展望を与えることが期待できるだろう。
 第二セッション「東アジアにおけるディアスポラ」では、われわれの位置する東アジアに舞台を移し、「在日」朝鮮人、華僑、回族、沖縄・奄美の人びとといった、国民国家的な枠組みから周縁化されてきた人びとの文化的営みに焦点を当て、この地域に見られるディアスポラ的次元の多様性と特殊性を浮き彫りにする。さらに、第一セッションで提起されることになる「ディアスポラ」の概念化を東アジアの経験とつき合わせることで、現代世界に対して東アジアの経験のもつ固有性と普遍的意義を同時に探ってゆくことが可能となるだろう。

プログラム:

【第一セッション:ディアスポラと西欧近代:13:00-15:30】

[報告者]

ガルート(追放)からディアスポラ(離散)へ―ユダヤ教超正統派における「帰還の目的論」とその禁忌―
赤尾光春(スラブ研究センター学術研究員)

忠実な臣民から根無しの国民へ―第一次大戦後のアルメニア社会の再編―
吉村貴之(東京外国語大学非常勤講師)

<私>たちの経路―カリビアン・ディアスポラの自伝的文学をめぐって―
浜邦彦(東京外国語大学非常勤講師)

近代的時空間の編制と「非国民」
早尾貴紀(東京経済大学非常勤講師)

[コメンテーター]

臼杵陽(日本女子大学文学部教授)
鈴木慎一郎(信州大学全学教育機構助教授)


【第二セッション:東アジアにおけるディアスポラ:16:00-18:30】

[報告者]
タイトル未定(コリアンディアスポラ問題)
金友子(立命館大学非常勤講師)

韓国華僑の外なる「故郷」と内なる「祖国」―ディアスポラを考えるための一事例―
王恩美(一橋大学大学院博士課程)

雲南回民起義による離散とその語られ方―ディアスポラ的離散とその後をめぐる一考察―
木村自(国立民族学博物館機関研究員)

移動民にとっての都市文化と芸能空間―日本社会を例に―
本山謙二(学術振興会特別研究員(PD))


[コメンテーター]

丸川哲史(明治大学政治経済学部助教授)


[総合司会]

荒井幸康(スラブ研究センター学術研究員)


企画責任者と連絡先:
赤尾光春
スラブ研究センター
住所:〒060-0809札幌市北区北9条西7丁目
ファックス:011-706-4952
E-mail: roytek@slav.hokudai.ac.jp

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関西アラブ研究会第21回研究会

 初春の候、皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 さて、第21回研究会を下記の要領にて開催いたします。ご多忙とは存じます
が、お誘い合せの上、ふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。

   記


1.日 時:2007年3月24日(土) 13時30分より

2.場 所:大阪外国語大学 総合研究棟(6F)プレゼンテーションルーム(*)

3.研究発表:
(研究発表30分、議論15分。都合により調整することがあります。)

13:30 会長挨拶  池田 修先生 (四天王寺国際仏教大学)

13:35-14:20 (1)池田 修(四天王寺国際仏教大学)
  「al-Mufaddaliyyat (3)」

14:20-15:05 (2)依田 純和(大阪外国語大学 非常勤講師)
 「パレスチナの言語状況-パレスチナのアラビア語概観」

15:05-15:20 コーヒー・ブレイク

15:20-16:05 (3)木村 将史(大阪外国語大学 大学院前期課程)
 「コーランのアラビア語における性数一致現象について」


4.研究会の打合せ (16:05-16:35)
(a) 会誌編集委員会よりの報告
(b) その他

5.その他
(a) 2007年度会費納入のお願い
 当日会場で受け付けますので、会費をご持参いただけると幸いです。
一般 \8,000   大学院生 \3,000   学生 \1,000

(b) 研究発表の募集
次回の研究発表を募集します。研究会当日にも申込を受け付けますので、ふるってご応募ください。


【連絡先】
研究会全般: 菊池忠純(四天王寺国際仏教大学)Tel/Fax: 06-6431-9337
         mail: kikuchi@mail.shitennoji.ac.jp
         高階美行(大阪外国語大学)   Tel/Fax: 0727-30-5302
         mail: takasina@osaka-gaidai.ac.jp

事務関係: 岡崎英樹(四天王寺国際仏教大学)Tel/Fax: 072-365-7572
        河井知子(大阪外国語大学)   Tel/Fax: 0727-66-7606


※ 会場アクセスは大阪外国語大学のHPにてご確認ください。バス時刻表へのリンクもあります。
  また、会場が従来と異なりますので、下記URLで場所をご確認ください。
 http://www.osaka-gaidai.ac.jp/menu/cannai.html

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モロッコの民主化問題に関する講演会

NIHUプログラムイスラーム地域研究の東大拠点グループ2民主化研究班では、下記の要領でモロッコの民主化問題に関する講演会を開催します。
ご関心のある方の積極的な参加を歓迎します。(講演・質疑とも英語で行なわれます)


講師:アシーヤ・ベンサラーハ博士(モロッコ王国無任所大使)
   Dr. Assia Ben Salah (Ambassador at large, Kingdom of Morocco)
演題:「中東の民主化:モロッコの事例(Democracy in the Middle East: the
case of Morocco)
日時:3月24日(土)16:00~18:00
会場:東洋文化研究所会議室(東京大学本郷キャンパス工学部8号館7F736号室)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/access_detail.html

{講師の紹介}

アシーヤ・ベンサラーハ・アラウィー博士(Dr.Assia Bensalah Alaoui)
パリ大学(パンテオン校)にて法学博士号取得。安全保障、食糧問題、EUとアラブ世界・マグレブ諸国、軍縮、紛争予防、ジェンダー問題などについて多くの著作、論文を執筆。ムハンマド五世大学法学部教授(公法、国際経済法)および同学部付属戦略研究所・研究部長をつとめ、現在はモロッコ王国無任所大使(Ambassador at Large)。モロッコ日本友好協会副会長。


連絡先:グループ2事務局 iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp

  同ホームページ http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/news/index.html

  松本弘 matsumoh@ic.daito.ac.jp
  長沢栄治 nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp

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中央アジア古文書研究セミナー・イスラーム地域研究東洋文庫拠点合同研究会

 先に「第5回中央アジア古文書研究セミナー」のご案内をいたしましたが、この度、フランスの国立アラブ・イスラーム世界研究所(IREMAM)から来日されるシリア研究者のRandi Deguilhem氏をお招きしてプログラムを変更し、人間文化研究機構イスラーム地域研究東洋文庫拠点と合同で研究会を開催することにいたしました。
 興味をお持ちの皆様には、ふるってご参加いただきたく改めてご案内申し上げます。

日 時 2007 年3月17日(土) 14:00~18:00
          3月18日(日) 10:30~17:00
場 所 京都外国語大学 9号館(国際交流会館)4階会議室
    ホーム・ページ:http://www.kufs.ac.jp/kufs_new/

【プログラム】
3/17(土)
<報告> 堀川徹(京都外国語大学・東洋文庫)
14:00-14:20 科研費・トヨタ財団助成金によるヒヴァの法廷文書研究について

<古文書購読> 矢島洋一(京都外国語大学)
14:20-15:50 ロシア支配期中央アジアの法廷台帳(1)
16:00-17:30 ロシア支配期中央アジアの法廷台帳(2)
17:40-18:00 質疑応答

3/18(日)
<古文書講読> 磯貝健一(京都外国語大学・東洋文庫)
10:30-12:00 中央アジアのファトワー文書(1)
13:00-14:30 中央アジアのファトワー文書(2)
14:30-14:50 質疑応答

<講演> ランディ・デュギレム(Dr. Randi DEGUILHEM :Institut de
Recherches d'Etudes sur le Monde Arabes et Musulman (IREMAM))
15:00-16:30 革新的流行:オスマン朝の最終世紀における公立学校

<総合討議> 16:30-17:00 

*セミナーに参加を希望される方(参加資格は一切問いません)は、資料送付先を明記の上、電子メール、郵便またはファックスにて下記堀川までご連絡願います。前もって、講読で使用する資料をお送り致します。参加の受付は、事務手続きの関係上2月22日(木)をもって締め切らせていただきます。
*講演会のみに参加される方(セミナーの資料を必要とされない方)は、お申し込みの際にその旨お知らせ願います。
*必要な方には旅費を用意致しますので、希望される方は併せてご連絡願います。

連絡先:
京都外国語大学 国際言語平和研究所 堀川 徹
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
Tel. 075-322-6055 Fax 075-322-6245
e-mail:to_horik@kufs.ac.jp

人間文化研究機構イスラーム地域研究東洋文庫拠点 柳谷あゆみ
〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21(財)東洋文庫
Tel/Fax 03-3942-0235
e-mail: aymyngy@yahoo.co.jp

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シンポジウム 西アジアのやきものとガラスを語る

愛知県陶磁資料館では2007年3月31日まで、企画展「ペルシアのやきもの -8000年の美と伝統」を開催しております。この展覧会を記念して「シンポジウム 西アジアのやきものとガラスを語る」を下記の日程で開催し、この分野を代表する研究者の方々に、最新の研究成果を基にしたご講演をいただきます。一般の方々にもわかりやすい内容を予定しておりますので、お気軽にご参加ください。

日  時:2007年3月17日(土)午後1時~4時30分
        3月18日(日)午前10時~午後4時
会 場:愛知県陶磁資料館 本館 講堂
主  催:愛知県陶磁資料館 中近東窯業史研究会 愛知県陶磁資料館友の会
後  援:トヨタ輸送株式会社
問合わせ先:愛知県陶磁資料館 学芸課 担当:森、小川、塚原
   〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234 TEL:0561-84-7474 FAX:84-4932
   ホームページ:http://www.pref.aichi.jp/touji/
    *事前申込不要。参加費無料(シンポジウム資料代別途、500円)。

プログラム
3/17(土)
 午後1:00~2:00
 ・記念講演(愛知県陶磁資料館友の会記念講演会)
  「イスラーム陶器の研究と成果」  金沢大学 教授 佐々木達夫 氏
 2:00~2:15 休憩
 2:15~3:00
 ・「古代イランの土器 -最新の調査成果から-」
       中近東文化センター 研究員 足立拓朗 氏
 3:00~3:45
 ・「ガラスに見る文化と交易 ~イスラーム時代エジプトの発掘品から~」
       中近東文化センター 研究員 真道洋子 氏
 3:45~4:30
 ・「地中海の建築装飾-モザイク」
       岡山市立オリエント美術館 主任学芸員 飯島章仁 氏


3/18(日)
 10:00~10:45
 ・「西アジア陶器と中国陶磁との相互影響関係について」
    愛知県陶磁資料館 主任学芸員 森 達也
 10:45~11:30
 ・「アラブ首長国連邦の遺跡出土のイスラーム陶器」
    金沢大学 助教授 佐々木花江 氏
 11:30~12:50 休 憩
 12:50~午後1:35
 ・「サファヴィー朝イランの装飾文様」 
    神奈川大学 専任講師 阿部克彦 氏
 1:35~2:20
 ・「ラスター彩の歴史」 東京大学東洋文化研究所 助教授 桝屋友子 氏
 2:20~3:05
 ・「ペルシア陶器を焼いた窯とその立地」 中近東文化センター
    研究員 岡野智彦 氏
 3:05~3:20 休 憩
 3:20~4:00 討 論

愛知県陶磁資料館への交通
   [リニモ]
   ・「陶磁資料館南」駅から徒歩600m
   [名鉄バス]
   ・名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅から「愛・地球博記念公園」行き「陶磁資料館」
下車(土曜日・休日のみ運行)
   [自家用車]
   ・東名高速道路「日進JCT」経由 名古屋瀬戸道路「長久手IC」から瀬戸方面に約5km
   ・東名、東名阪道「名古屋IC」から瀬戸・豊田・足助方面に約10km
   ・東海環状自動車道「せと赤津IC」から長久手方面に約7km
    (駐車場無料・250台収容)

企画展「ペルシアのやきもの -8000年の美と伝統-」
会  場:愛知県陶磁資料館 本館 第1・2展示室
会  期:2007年1月27日(土)~3月31日(土) 休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
観 覧 料:一 般 500円(400円)、高大生 400円(320円)、中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金

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シンポジウム「激動する中東と日本の私たち」

今年の3月20日で、イラク戦争開戦から4年を迎えます。イラクの治安はさらなる悪化を続け、パレスチナ情勢も混迷を続ける中、中東でまた新たな戦争の勃発も噂されています。一方、日本では憲法9条改訂や核武装をめぐる論議が活発化してきています。

このような状況の中、今、中東で何が起きているのか、そして日本はそれとどう関わっているのか。それを踏まえ、これから日本はどう行動すべきなのかを考えるべき時なのではないでしょうか。

そこで、イラク、パレスチナ、アフガニスタンでの支援活動を行うNGO、日本国際ボランティアセンター(JVC)のスタッフ、そして中東の専門家である学者やジャーナリストの方々を迎え、この問題を考えるシンポジウムを開催致します。多くの方々の参加をお待ちしています。

【日時】3月17日(土) 13:00~18:20(12:30開場)
     ※途中での入退場自由

【場所】立教大学 8号館 8101教室
    〒171-8501東京都豊島区西池袋3-34-1
     http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/pmap/ikebukuro.html
キャンパス内地図
     http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/ikebukuro/index.html

【参加費】800円(学生、立教大学教職員、JVC会員は500円)
      (資料代含)

【定員】450名

【プログラム】
第一部:講演・パネルディスカッション((13:00~14:30)
     「『対テロ戦争』のの現場で何が起きているか-NGOの視点から-」
 ・パネリスト:谷山 博史(JVC代表、前アフガニスタン現地代表)
         原 文次郎(前JVCイラク担当)
         藤屋 リカ(JVCパレスチナ担当)

第二部:基調講演「9.11後の世界」(14:40~15:30)
 ・講演者:板垣 雄三(東京大学 名誉教授)

第三部:講演・パネルディスカッション(15:40~17:10)
     「中東において日本は何をしているのか」
 ・パネリスト:伊勢崎 賢治(東京外国語大学 教授、元日本政府特別顧問)
         板垣 雄三
         高橋 清貴(JVC調査研究・政策提言担当)
         ジャーナリスト(予定)

第四部:パネルディスカッション(17:20~18:20)
     「日本は中東とどう関わっていくべきか」
 ・パネリスト全員による討議

(基調講演者紹介)
板垣雄三(いたがき・ゆうぞう)
1931年2月、東京生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒。東京大学東洋文化研究所、同教養学部、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、アインシャムス大学中東研究センター(カイロ)、東京経済大学コミュニケーション学部、国立民族学博物館、等に勤務。歴史学、国際関係論、比較政治、地域研究、イスラム学などを担当した。日本学術会議会員(第16,17,18期)、アジア中東学会連合(AFMA)会長、国際歴史学委員会(CISH)日本委員会委員長、(社)日本イスラム協会理事長、日本中東調査会常任理事、などを歴任。現在、東京大学名誉教授・東京経済大学名誉教授。パレスチナ子どものキャンペーン評議員、パレスチナ医療協会顧問。
専門 中東・イスラーム研究
著書 『イスラーム誤認』(岩波書店、2003)、『歴史の現在と地域学』(岩波書店、1992)、『石の叫びに耳を澄ます』(平凡社、1992)、[編]『「対テロ戦争」とイスラム世界』(岩波新書、2002)、[共著]『日本の洗濯-考えるエッセンス』(西村書店、2005)、など。『学際』19号の論考は以下で読める。
http://www.gakusai.org/gakusai19_mokuji.html

【共催】立教大学 平和・コミュニティー研究機構
    立教大学 21世紀社会デザイン研究科
    日本国際ボランティアセンター(JVC)

【お問い合わせ、お申込】日本国際ボランティアセンター(JVC)
Tel: 03-3834-2388 Fax: 03-3835-0519
E-mail: jvc-jer@ngo-jvc.net 担当:藤屋

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公開パネルディスカッション「イスラエルとパレスチナ:現在の行詰まりをどう打破するか」

主催 財団法人中東調査会
後援 外務省

 イスラエル・パレスチナ間の和平交渉は2001年1月以来すでに6年間も行なわれていません。最近では米国を仲介としたイスラエル・パレスチナ首脳会議の開催や、ハマースとファタハが参加するパレスチナ統一政権作りが合意されるなど、いくつかの動きがありましたが、こうした動きが和平交渉の再開に結びつくという保証はありません。

そこで以下のようにイスラエル、パレスチナ双方の研究者をお招きし、現在の行詰まり状態をどうすれば打破できるかをそれぞれの立場から議論してもらうことにしました。2人のパネリストは3月14、15日に東京で開催される第3回イスラエル・パレスチナ和平信頼醸成会議に参加するため来日されます。


日時:3月16日(金)午後1時半~4時

場所:フォーリンプレスセンター会議室

(千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル6階)

パネリスト:

・エヤール・ベンアリ氏(ヘブライ大学社会学部教授)

ベンアリ教授は1月末まで同大学トルーマン平和研究所長を務め、イスラエル・パレスチナ間の民間対話プロジェクトを推進されています。

・ハリール・シカーキー氏(パレスチナ政策調査センター所長)

パレスチナ政策調査センターは長年、パレスチナ社会の政治意識などに関する世論調査を行っており、シカーキー所長の政治分析は高い評価を受けています。

司会:立山良司・防衛大学校教授

使用言語:英語

*参加申し込みは不要です。

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東京国際芸術祭2007 中東シリーズ

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■東京国際芸術祭2007 中東シリーズのご案内 http://tif.anj.or.jp

ファミリア・プロダクション(チュニジア)
ラビア・ムルエ(レバノン)
東京国際芸術祭×UPLINK共同企画
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東京国際芸術祭2007では、レバノンの鬼才ラビア・ムルエの新作・世界初演、そしてチュニジアの巨匠ファーデル・ジャイビの最新作をお送りします。アラブ演劇の創世記を築いたジャイビと、演劇表現の新たな地平を探る新世代ムルエ。中東・アラブ世界を代表するアーティストが東京で投げかける作品は、日本のみならず世界の大きな期待と注目が寄せられています。ぜひこの機会にお運び下さい。

■アーティスト作品集 ウェブ公開中!
アーティストの過去作映像がウェブ上でご覧いただけます。
http://tif.anj.or.jp/movie/index.html

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■ファミリア・プロダクション(チュニジア)『囚われの身体たち』
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日程:3月15日(木)~3月18日(日)
会場:にしすがも創造舎特設劇場
http://tif.anj.or.jp/program/familia.html

2005年『ジュヌン―狂気』で日本の観客を圧倒したアラブ演劇の巨匠、ファーデル・ジャイビによる衝撃の最新作。9.11以降イスラーム世界で進行する若者のイスラーム回帰現象と、世界中に蔓延する若者たちのアイデンティティ危機を鋭く示唆する。照明と音楽によって緻密に練り上げられた美しい舞台空間の中に、演劇の原点を問うような、身体とことばの圧倒的な存在感が光る。06年パリ・オデオン座での世界初演で大絶賛を浴び、07年2月のチュニス公演では連日超満員となった話題作!

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■ラビア・ムルエ(レバノン)  
『これがぜんぶエイプリルフールだったなら、とナンシーは』
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日程:3月23日(金)~3月27日(火)
会場:にしすがも創造舎
http://tif.anj.or.jp/program/rabia.html

検閲すれすれの挑発と絶妙のユーモアで、自らの生きるレバノン社会の傷と矛盾を執拗に表象・解体し、その虚構性を鋭く批判するラビア・ムルエ。そこに残される芸術の可能性とは何か?共同体に生きる「個人」の役割とは?2006年夏の悪夢を経てベイルートから世界に撃ち放たれる待望の新作は、刻一刻と変化するレバノン情勢を反映しながら、個人と社会の「物語=歴史」が交錯する場となるだろう。新作・世界初演!


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■東京国際芸術祭×UPLINK共同企画第1弾!
レバノンの鬼才アーティスト、ラビア・ムルエ特集
─ アラブ世界随一のアートカルチャー誌『ZAWAYA』編集長
  ピエール・アビザーブ氏をナビゲーターに迎えて ─
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日時:3月17日(土) 14:30~17:00 
会場:アップリンク・ファクトリー
http://www.uplink.co.jp/factory/log/001843.php

ラビア・ムルエのパフォーマンス秘蔵映像に加え、アラブ圏随一のマルチジャンル・アート専門雑誌ZAWAYA編集長、ピエール・アブザーブ氏による解説つきトーク。かつて中東のパリと呼ばれたアラブ経済・文化の中心地ベイルートから、内戦や度重なる危機を経て社会に充満するアートの熱い胎動を、映像とトークでリアルにお伝えします!

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●発 行:NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
URL:http://anj.or.jp
●お問合せ:170-0001 東京都豊島区西巣鴨4-9-1 旧朝日中学校
TEL:03-5961-5200(ANJ)/5202(TIF)FAX:03-5961-5207
tif@anj.or.jp
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イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究会

NIHUプログラムイスラーム地域研究東洋文庫拠点では、エクス・アン・プロヴァンスに本拠を据えるフランス国立アラブ・イスラーム世界研究所(IREMAM)のランディ・デュギレム女史を迎え研究会を開催いたします。

デュギレム女史は今回初めての訪日にあたって、ご自身の専門であるワクフ研究とオスマン朝改革時代の公立教育研究からそれぞれ魅力的なテーマを設定し、東京・京都にて1回ずつ発表を行う予定です(東京・京都では別々のテーマでの講演となります。ご留意ください)。

3月15日(木)には東京の東洋文庫にて下記の講演を実施いたしますので、ご案内申し上げます。なお、再度のお知らせになりますが、京都ではデュギレム女史は3月18日(日)京都外国語大学にて開催の合同研究会にて「革新的流行:オスマン朝最終世紀の公立学校」というタイトルで発表を行います。いずれの会場でも多数の参加を望んでおりますので、ご興味をお持ちの方はどうぞお誘いあわせの上奮ってご参加ください。

■東洋文庫拠点研究会(東京)■

日時:3月15日(木)15:00-17:00

会場:(財)東洋文庫3階会議室
 ※最寄り駅・JR山手線駒込駅、東京メトロ南北線駒込駅、都営三田線千石駅
  東洋文庫地図:
http://maps.google.co.jp/maps?ie=UTF-8&oe=UTF-8&hl=ja&tab=wl&q=%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E6%96%87%E5%BA%AB

発表:「ワクフ研究の歴史をたどる:規範から拡散へ」
“From the Normative to the Discursive: Historiography of World Waqf Studies”

発表者:ランディ・デュギレム(IREMAM研究員)

使用言語:英語

※終了後に懇親会を予定しております。こちらもお気軽にご参加ください。

お問い合わせ:(財)東洋文庫研究部イスラーム地域研究資料室
        Tel/Fax 03-3942-0235

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講演会「瞬間の記録ー未来の映像アーカイブ・センター設立にむけて」

昨今、京都大学では映像関係の研究活動が様々なかたちで活発に行われておりますが、その潮流の一環として次の公開講演会が行われます。

「瞬間の記録ー未来の映像アーカイブ・センター設立にむけて」
2007年3月14日[水]
13:00~17:00
入場無料・申し込み不要
会場:京都大学百周年時計台記念館百周年記念ホール
主催:京都大学フィールド映像アーカイブ・センター設立準備委員会-

・はじめに
尾池和夫[京都大学 総長]
  「京大におけるフィールドワークの伝統と将来像」

・基調講演
田沼武能[日本写真家協会 会長]
  「現代日本における写真保存の緊急性」
沖津文雄[1975年スワート・ヒマラヤ探検隊 隊員]
  「京大学術探検の映像から:地球の姿を読み解く」
松本徳彦[日本写真保存センター設立推進連盟 事務局長]
  「なぜ写真を残そうとするのか:〈日本写真保存センター〉設立の背景」

・映像アーカイブから何を読み取るか:その重要性と新たな世代へ
山田勇[京都大学 名誉教授]
  「森と人の時空間:多雨林世界の景観変遷」
西田利貞[日本モンキーセンター 所長]
  「野生チンパンジー追跡の40年:マハレ研究史」
川瀬慈[京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 博士過程]
  「新たな世代に向けて:世界無形遺産登録のための映像制作」

・特別講演
野町和嘉[写真家]
  「地球の祈り:瞬間をどう残すか」

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上映会・講演会「アラブ映画祭2007 in Kyoto University」

国際シンポジウム「映像に語らせる中東・イスラーム-中東映像人類学・ドキ
ュメンタリー・ジャーナリズムの共同へ向けて」に向けて!

第二弾企画「アラブ映画祭2007 in Kyoto University」(2007年3月12・13日)

 2007年秋に京都大学において予定されている国際シンポジウム 「映像に語らせる中東・イスラーム-中東映像人類学・ドキュメンタリー・ジャーナリズムの共同へ向けて(仮題)」に向けて、先月から京都大学では中東映画祭を企画しており、第一弾企画では「パレスチナ‐エドワード・サイード再考」を開催いたしました。

 この度は、第二弾企画として、国際交流基金のご好意もあり、エジプトからダーウード・アブドゥッサイード監督、チュニジアからナーセル・ヘミール監督をお招きし、2日間にわたって「アラブ映画祭2007 in Kyoto University」を開催いたします。会場も大きくオープンな上映会であり、監督たちも多くの方々との交流を希望しておりますので、研究者の方に限らず、皆様奮ってご参加ください。



【初日】
日時:3月12日(月)16時~

場所:京都大学吉田キャンパス工学部4号館4階会議室

主催:映像なんでも観る会
   現代中東イスラーム世界・フィールド研究会
    http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/islam-field.htm

スケジュール:
16時~:映画『恐怖の大地』の上映[日本語字幕]

上映後:ダーウード・アブドゥッサイード監督の講演
(日本語通訳:ナジーブ・エルカシュ氏)
司会:新井一寛(京都大学大学院ASAFAS博士課程)

映画と監督の紹介
『恐怖の大地』
1999年/142分/カラー
監督:ダーウード・アブドゥッサイード
地下組織に潜入した男が、自分を送り込んだはずの警察組織から見放されて…。
『インファナル・アフェア』や『ダーティ・ハリー』を髣髴とさせる社会派アクション。

ダーウード・アブドゥッサイード Mr. Daoud Abdel Sayyid (『恐怖の大地』監督)
1946年カイロ生まれ。67年にカイロの高等映画学院を卒業後、ユーセフ・シャヒーンの助監督などを務めながら短編映画を制作する。『放浪者たち』(85)で長編デビューし、ニューリアリズムの傑作として高い評価を受ける。以後『キトカト地区』(91)、『恐怖の大地』(99)など話題作を発表。エジプトを代表する実力派監督として現在も活躍している。


【2日目】
日時:3月13日(火)12時~

場所:京都大学吉田キャンパス工学部4号館4階会議室

主催:映像なんでも観る会
   現代中東イスラーム世界・フィールド研究会
    http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/islam-field.htm

スケジュール:
16時~:映画『バーブ・アジーズ』の上映[日本語字幕]
上映後:ナーセル・ヘミール監督の講演
            (日本語通訳:ナジーブ・エルカシュ氏)
司会:新井一寛(京都大学大学院ASAFAS博士課程)


映画と監督の紹介
『バーブ・アジーズ』
2004年/98分/カラー/チュニジア=ドイツ=フランス=イギリス
監督:ナーセル・ヘミール
ペルシャからパキスタン、アゼルバイジャン、カザフスタンと、砂漠を旅する老人と孫娘をめぐる映像詩。めくるめく“アラビアン・ナイト”の世界が展開する。

ナーセル・へミール Mr. Nacer Khemir(『バーブ・アジーズ』監督/チュニジア)
1948年チュニジア生まれ。フランスで教育を受ける。『砂漠を彷徨する人々』(84)The Wanderersで監督デビュー。90年に『鳩の失われたネックレス』The Dove's Lost Necklaceを発表し、ロカルノ国際映画祭で審査員特別賞を受賞する。彫刻家やパフォーマー、作家としても活躍している。

(上記映画・監督の紹介文は全て「国際交流基金:アラブ映画祭2007」HPからの引用http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/topics/movie/arab2007_1.html 
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/topics/movie/arab2007_3.html)。

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AA研「イスラーム写本・文書資料の総合的研究」研究会

2003年度より4年に亘って行われてきたアジア・アフリカ言語文化研究所の共同研究プロジェクト「イスラーム写本・文書資料の総合的研究」ですが、今年度をもって終了することとなりました。つきましては、最後の研究会を下記の通り開催いたします。モンゴル時代の興味深い報告がそろいました。参加自由ですので、皆様お誘い合わせの上、ご参集ください。

         記

1.日時  2007年3月10日(土)14:00~18:00

2.会場  東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303号室)
(当日はAA研の正面玄関は開いておりません。正面横の階段を3階にお上がり下さい。)
       会場の地図は以下のサイトをご覧ください。
       http://www.aa.tufs.ac.jp/location_j.html

3.報告者と題目
   四日市康博氏(九州大学) 「イル=ハン朝期モンゴル命令文書初探---多言語
   複合ペルシア語文書の比較から」
   羽田亨一氏(AA研)  「ラシード・ウッディーンと"Tanksuq-name-yeIlkhan dar
    fonun-e `olum-e Khata'i"」

4. お問い合わせ 近藤信彰 e-mail: n-kondo@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

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イラン・パペ(Ilan Pappe)来日講演集会


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

   イラン・パペ(Ilan Pappe)来日講演集会
   パレスチナ/イスラエル
   ──民衆の共存に向けた歴史の見直しを

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

[日時]2007年3月9日(金)
    18:15開場/18:30開始

[場所]文京シビックセンター(26階)スカイホール
 http://www.mapfan.com/m.cgi?MAP=E139.45.19.3N35.42.16.5&ZM=11
   (東京メトロ丸ノ内線・南北線後楽園駅下車、徒歩3分)
   (都営地下鉄大江戸線・三田線後楽園駅下車、徒歩3分)

[講演]イラン・パペ(ハイファ大学〈イスラエル〉・歴史学教授)
    ※会場逐次通訳あり

[解説]臼杵 陽(日本女子大学文学部・歴史学教授)

[参加費]1,000円(資料代として)

[共催]ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
    東京大学21世紀COE:共生のための国際哲学交流センター(UTCP)

[連絡先]〒162-0823
    東京都新宿区神楽河岸1?1
    東京ボランティア・市民活動センター メールボックスNo.114
    ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉
    [メールアドレス]midan_filastine@excite.co.jp
    [URL]http://midan.exblog.jp/

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[開催にあたって]

 1948年のイスラエル「建国」宣言と第1次中東戦争から、来年(2008年)で60年になります。そして今年は、1967年の第3次中東戦争から40年です。中東「和平」のためとして提案されてきた様々な「2つの民族のための2つの国家」案は、破綻と頓挫を重ねてきました。 さらにイスラエルは、2001年「9・11」以後のアメリカ合州国ブッシュの「対テロ世界戦争」をも格好の口実として、占領支配を強化してきました。分離壁の建設と「一方的撤退」政策がパレスチナの土地の囲い込みと封鎖を強めるなかで、パレスチナ人たちに強いられているのは「出口なし・選択肢なし」という絶望的な状況です。
 しかしブッシュの「対テロ世界戦争」はイラクで泥沼に陥り、一方イスラエルもシオニズムと徹底した軍事主義の実践にもかかわらず「平和と安定」を実現できていません。
 それにもかかわらず日本は、アメリカの「対テロ戦争」を支持して自衛隊を中東地域に派兵し続け、またイスラエルに対しては、その軍事占領を批判しないばかりか、逆に2国間関係の拡大・強化を目論んでいます。
 中東・東アラブ地域における、歯止めなしの核拡散と更なる破滅的な戦争の可能性を前にして、1948年から、そして1967年からの歴史を、他ならぬ私たち自身の現代史の不可分の一部として捉え返す作業が必要だと考えます。
 そして、こうした私たちの問題意識からの注目点の一つは、1990年代に入って登場した「ニュー・ヒストリアン」と呼ばれる人々の存在です。これらの人々は、イスラエル建国の「歴史」を実証主義的な研究に基づいて検証するなかから、パレスチナ人虐殺の事実やパレスチナ難民発生の具体的なプロセスを明らかにする努力を続けてきました。 なかでも、この度の来日を機に講演していただくイラン・パペさん(プロフィール参照)は、イスラエル国家を支えるイデオロギーとしてのシオニズムそのものを批判する立場を表明し続けてきたことで、パレスチナ人の間でも高く評価されています。
 今回の講演では、限られた時間ではありますが、イスラエルの「建国神話」に対抗する歴史見直し論議について、また民衆の共存に向けた展望についてのお話を伺いたいと考えています。ぜひ参加してください。

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[プロフィール]

イラン・パペ(Ilan Pappe)
1954年、イスラエル生まれ。ハイファ大学・歴史学教授。第1次中東戦争(1948年)に関する論文で、1984年オックスフォード大学博士号を取得。帰国後、ハイファ大学政治学科講師に就任し、シオニズムを批判する立場からの研究を積み重ねる。その研究に対するイスラエルの学会からの反発と、パレスチナ人学生の論文評価をめぐる学内での対立により、ハイファ大学を「追放」されるが、国際的な非難の声を受けて処分を覆す。反シオニスト左派のオルタナティヴ情報センターが発行する英語雑誌News from Withinにも頻繁に寄稿・発言するなどの活動も精力的に行っている。
近著『The Ethnic Cleansing of Palestine』(Oneworld Publications/2006年)

臼杵陽(うすき・あきら)
1956年、大分県生まれ。日本女子大学文学部教授(歴史学)。著書に『世界化するパレスチナ/イスラエル紛争』(岩波書店/2004年)ほか多数。パペを始めとしたイスラエルの歴史修正主義論争を日本で紹介。パペの"A History of Modern Palestine"の翻訳書を近刊予定。

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パレスチナ問題連続セミナー

NIHUプログラムイスラーム地域研究の東大拠点グループ2パレスチナ研究班では、下記の要領でパレスチナ問題に関する連続セミナーを開催します。
ご関心のある方の積極的な参加を歓迎します。(いずれも講演・質疑とも英語で行なわれます)

(1)
イラン・パペ教授
Prof. Ilan Pappe (Haifa University)
「イスラエルの歴史を見直す」(仮題)
The History of Israel Reconsidered (tentative title)
日時:3月8日(木)16:00~18:00
会場:東洋文化研究所会議室(東京大学本郷キャンパス工学部8号館7F736号室)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/access_detail.html

この研究会は、東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター
(UTCP)」との共催で行なわれます。

(2)
アッザーム・タミーミー教授
Dr..Azzam Tamimi
(Director,Insititute of Islamic Political Thought)
「ハマースとこれからのパレスチナ問題」(仮題)
Hamas and the Future of Palestine Question(tentative title)
日時:3月11日(日)16:00~18:00
会場:東洋文化研究所会議室(東京大学本郷キャンパス工学部8号館7F736号室)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/access_detail.html

この研究会はNIHUプログラムイスラーム地域研究京都大学拠点「イスラーム地域
研究センター」との共催で行なわれます。


連絡先:グループ2事務局 iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp

  同ホームページ http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/news/index.html

  臼杵陽 usuki@fc.jwu.ac.jp 
  長沢栄治 nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp

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東文研セミナー

東京大学東洋文化研究所は、ルーマニアにおけるオスマン史研究の第一人者であり、現在イスタンブルのルーマニア文化センターの所長も務められているブカレスト大学歴史学部教授ミハイ・マキシム氏を招聘しセミナーを行います。ルーマニアの歴史研究者が来日する機会はなかなかありませんので、是非皆様の御参加をお待ちしております。

日時:2007年3月8日(木)、16:00-18:00
場所:駒場キャンパス 18号館4Fコラボレーションルーム4
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html
題目:"From a totalitarian regime to democracy: contemporary Romanian
historiography and textbooks on the Romanian history in the Ottoman period"
備考:発表は英語で行われます(通訳なし)

日時:2007年3月9日(金)、16:00-18:00
場所:本郷キャンパス 工学部8号館7F東洋文化研究所会議室
    http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_09_j.html
題目:"16.-19.yuzyillarda Osmanli-Romen iliskileri uzerinde yeni belgeler
(16-19世紀オスマン・ルーマニア関係に関する新文書)"
備考:発表はトルコ語で行われます(通訳なし)

講師:Prof. Dr. Mihai Maxim (University of Bucharest, Director of Romanian Cultural Institute "Dimitrie Cantemir" in Istanbul)

連絡先:東京大学東洋文化研究所
     鈴木董
     03-5841-5882
     不在の場合は黛秋津宛てにメールをお送りください。
     amayuzumi(at)yahoo.com ((at)の代わりに@を記入してください)

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パレスチナ女性の来日報告会&シンポジウム

 ~パレスチナと日本子どもたちの共通の未来のために~

 パレスチナ女性の来日報告会&シンポジウムのご案内

  -東京・相模原・市川・三重・大阪・広島-

───────────────────────────

レバノンの難民キャンプからパレスチナの女性たちが来日します。当会が、レバノンの難民キャンプで長年実施している支援事業のスタッフです。

------------------------------------------------------
*モナ・カブーリさん(27歳)
 シャティーラ難民キャンプ(ベイルート)、幼稚園の先生

*ナディア・エル・ディヘイディさん(33歳)
 レバノン北部バダウィ難民キャンプ、子ども歯科の看護師
-------------------------------------------------------

二人とも難民キャンプで生まれ育ち、日本は初めてです。幼稚園や子ども歯科という現場で子どもたちと日常的に接しているので、難民キャンプの生活と子どもの現状、ニーズ、子どもや親の思いを語ってもらいます。また、パレスチナ人に生まれることの意味をお話するでしょう。

一方、日本の子ども関係者、親たちとの交流を深め、日本の子どもたちの問題を知ってもらうつもりです。日本とパレスチナ、子どもたちを取り巻く環境は大変に違っていますが、共通して抱える問題も多いのです。お互いの子どもの状況を知り、共通した課題を語り合い、経験を共有するなかで、一緒に未来を考えたいと思います。

ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

┌──────────────┐
│  関東での報告会の予定    │
└──────────────┘


│歓迎交流会(東京)
└────────────────────
 日時:3月4日(日)午後1時半~4時半

 会場:常圓寺(じょうえんじ)祖師堂ホール地下1階
    (新宿区西新宿7-12-5)
    新宿駅西口下車6分・丸の内線西新宿駅4分
    青梅街道沿い 損保ジャパンビル向かい側
    地図:http://www.joenji.jp/annai.html

 参加費:1000円(アラブのお菓子とお茶がつきます)
     ※事前に事務局までお申し込みください。

 協力:常圓寺、アーユス仏教国際協力ネットワーク


│シンポジウム(東京)
└────────────────────

パネリスト:来日中の2人、糟谷幸美さん(教員)、
      星順子さん(保育士)、大橋智さん(臨床心理士)

 日時:3月18日(日)午後1時半~4時半

 会場:常圓寺(じょうえんじ)祖師堂ホール地下1階

 参加費:500円

 協力:常圓寺、アーユス仏教国際協力ネットワーク


│報告会(相模原)
└────────────────────
 日時:3月14日(水)午後7時~9時30分

 会場:杜のホールはしもと セミナールーム2
  (神奈川県相模原市橋本3-28-1 ミウィ橋本8階)
   JR横浜線・相模線、京王相模原線橋本駅下車
   橋本駅北口出てすぐ右『ミウィ橋本』7・8階
   地図:http://www.hall-net.or.jp/access/mori/mori_map.html


│報告会(市川)
└────────────────────

 日時:3月17日(土)午後5時~7時半  

 会場:市川聖マリア教会(予定)
    (千葉県市川市八幡3-19-11)
    JR総武線本八幡駅北口下車6分、京成本線
    八幡駅下車3分、都営新宿線本八幡駅下車5分
    地図:http://www.nskk.org/yokohama/ichikawa/map.htm

 参加費:500円

 協力:聖公会・市川聖マリア教会


┌───────────────┐
│  西日本での報告会の予定    │
└───────────────┘

│報告会(大阪)
└────────────────────

 日時:3月9日(金)午後6時半~9時

 会場:大阪YWCA (大阪市北区神山町11-12)
    阪急、阪神梅田駅下車10分、JR大阪駅下車12分、
    地下鉄堺筋線扇町駅下車5分
    地図:http://osaka.ywca.or.jp/college/0600000_/

 参加費:500円

 協力:大阪YWCA国際部

 連絡先:パレスチナ子どものキャンペーン大阪連絡所
     Email:kn.ogawa@nike.eonet.ne.jp
     TEL&FAX 072-958-1084(小川)
     または
     大阪YWCA国際部
     TEL 06-6361-0838(宮崎さん)


│報告会(広島)
└────────────────────

 日時:3月10日(土)午後5時~7時半

 会場:幟町カトリック教会 多目的ホール
    (広島市中区幟町4-42)
    JR全線広島駅下車南口より徒歩約10分
    地図:http://hiroshima.catholic.jp/

 参加費:無料(カンパのご協力をお願いします)
     ※会場には駐車場がありません。


│報告会(三重)
└────────────────────

 日時:3月11日(日)午後3時半~6時

 会場:アスト津ビル4階 研修室A
    JR津駅下車1分
    地図:http://www.ust-tsu.jp/access.html

 参加費:無料(カンパのご協力をお願いします)

 共催:広河隆一写真展実行委員会

*当日は同じ会場で、広河隆一写真展実行委員会の会員総会、広河隆一さん講演会(午後1時半)に引き続き、この報告会が 開催されます。(広河隆一さんの講演会には予約が必要です。)
 写真展実行委員会連絡先:
 Fax 059-229-3078 Email syashinten@za.ztv.ne.jp

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国際ワークショップ 「中世」におけるキリスト教とイスラームの相互イメージ―現代における相互理解の深化のために―

期日: 2007年3月4日(日)、5日(月)および7日(水)
場所: 3月4‐5日: 早稲田大学26号館「大隈記念タワー」7階
        3月7日: 英知大学「サピエンチアタワー」5階
参加費: 無料 〔ご参加ご希望の方は下記連絡先まで〕
         早稲田大学商学部 八巻和彦研究室
         Fax: 03-5286-3921; E-mail: yamaki@waseda.jp

主催:科研費「ヨーロッパ中世における宗教間理解の哲学的基礎」研究グループ
八巻和彦 (早稲田大学・研究代表者)、薗田但(仁愛大学)、松本耿郎(英知
大学)、山我哲夫(北星学園大学)、降旗芳彦(実践女子大学)、佐藤直子(上智大学)
矢内義顕(早稲田大学)

招聘講演者:
ゴラム=レザ・アワーニ教授Gholam Reza A'avani:イラン哲学研究所(テヘラン)所長
ヴァルター=アンドレアス・オイラー教授Walter Andreas Euler:ドイツ・トリア大学神学部 組織神学及び諸宗教の神学担当教授

東京第一セッション 〔講演と討論〕
期日: 2007年3月4日(日) 13時30分より17時00分まで
場所: 早稲田大学26号館「大隈記念タワー」7階701号室

13時30分-14時30分
開会挨拶  八巻和彦(早稲田大学)
講演:オイラー教授 「キリスト教のイスラームへの関係:『正しい仕方でないかぎり聖典の民とは議論するな』コーラン29章46節」 (Do not argue with the people of the Book unless in a fair way..."(Sura 29:46) Christianity's relationship to Islam)
14時30分-15時00分:休 憩
15時00分-17時00分:意見交換

なお、引き続き18時より、場所を変えて懇親会を開催します。

東京第二セッション 〔講演と討論〕
期日: 2007年3月5日(月) 9時00分より12時30分まで
場所: 早稲田大学26号館「大隈記念タワー」7階701号室

9時00分-10時00分
講演:アワーニ教授 「過去におけるイスラームとキリスト教の対話」
(The Dialogue between Islam and Christianity in the Past)
10時00分-10時30分: 休 憩
10時30分-12時30分: 意見交換

12時30分-14時30分: 昼 食

東京第三セッション 〔公開講演会〕
期日: 2007年3月5日(月) 14時40分より17時00分まで
場所: 早稲田大学26号館「大隈記念タワー」7階702号室

14時40分-15時40分
講演:オイラー教授「ルネサンス絵画におけるキリスト教とイスラーム」- 15世紀後期のあるイタリア絵画とクザーヌスの『コーランの精査』」
(An Italian Painting from the Late Fifteenth Century and the Cribratio alkorani of Nicholas of Cusa).
15時40分―16時00分:休 憩
16時00分―17時00分:意見交換


……………………………………………………………………
大阪第一セッション 〔講演と討論〕
期日: 2007年3月7日(水) 10時00分より12時30分まで
場所: 英知大学「サピエンチアタワー」5階

10時00分―11時00分
講演:アワーニ教授 「全ての神を立てる宗教の擁護者たるイスラーム」
(Islam the Protector of All Divine Religions)
11時00分-11時15分:休 憩
11時15分-12時30分:意見交換

12時30分-14時00分:昼 食

大阪第二セッション 〔講演と討論〕
期日: 2007年3月7日(水) 14時00分より16時30分まで
場所: 英知大学「サピエンチアタワー」5階

14時00分―15時00分
講演:オイラー教授 「ベネディクトゥス16世教皇、マヌエル2世皇帝そして枢機卿ニコラウス・クザーヌス-信仰と理性の関係とイスラームについてのキリスト教的視点」(Pope Benedict XVI., the Emperor Manuel II. and Cardinal Nicholas of Cusa: Relation between Faithand Reason and Chrstian view on Islam)
15時00分-15時15分:休 憩
15時15分-16時30分:意見交換
16時30分:閉会挨拶 松本耿郎教授(英知大学)

なお、引き続き18時より、場所を変えて懇親会を開催します。


<交 通 案 内>

早稲田大学:〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1-104
代表電話 03-3203-4141
詳細案内図: http://www.waseda.jp/jp/campus/nishi_up.html 


英知大学:〒661-8530兵庫県尼崎市若王寺2丁目18-1
代表電話:06-6491-5000(代)
詳細案内図:
http://www.sapientia.ac.jp/eichi/university/knows/access/access.html

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イスラム国家論研究会 2月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2月例会は、中央大学の清水由里子さんに発表をお願い致しました。
1934-37年にカシュガルで発行された新聞史料Yengi Hayatを用い、そこに見られる民族名称としてのウイグルという呼称やウイグル史の創出などの動向に着目して、その思想的背景を考察して頂く予定です。
大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 3月3日(土) 13時30分~17時00分
会場: 東京大学(本郷)法文1号館317教室
報告者: 清水由里子 氏(中央大学大学院・博士後期課程)
題目:民族名称ウイグルとウイグル史に関する一考察-ウイグル語新聞Yengi Hayat(1934-37)を中心に
コメンテーター: 安藤潤一郎 氏(東京大学大学院・博士課程)
会場は、東大正門から入って銀杏並木を直進し、左側2番目の棟です。銀杏並木沿いの扉から入り、正面の階段で3階にお越しください。
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

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日本学術会議シンポジウム

シンポジウム「地域研究の最前線-知の創成-」

日時: 2007年3月2日(金)午後2時ー6時
場所: 日本学術会議講堂(地下鉄千代田線下車徒歩3分)
     106-8555 東京都港区六本木7-22-34 電話03-3403-6291

主催: 日本学術会議地域研究委員会
共催: 地域研究学会連絡協議会、地域研究コンソ-シアム
後援: アジア政経学会・アメリカ学会・環日本海学会・東南アジア学会・
    日本アフリカ学会・日本EU学会・日本オセアニア学会・日本カナダ学会・
    日本中東学会・日本南アジア学会・日本ラテンアメリカ学会・ロシア東欧学会


開会の挨拶: 油井大三郎(東京女子大学・日本学術会議地域研究委員会委員長)

司会:小杉泰(京都大学・日本学術会議地域研究委員会・地域研究基盤整備分科会委員長)

報告者:
 毛里和子(早稲田大学・日本学術会議連携会員)「現代アジア学の創成」

加々美光行(愛知大学)「現代中国学の構築」

藤井 毅(東京外国語大学)「アジア地域研究・史資料基盤構築の課題」

市川光雄(京都大学)「アジア・アフリカに関する総合的研究教育拠点の形成」

家田 修(北海道大学・日本学術会議連携会員)「スラブ・ユーラシア研究と中域圏」

森 孝一(同志社大学)「一神教の学際的研究の現状」

村井吉敬(上智大学)「地域立脚型グローバル・スタディーズの構築にむけて」

コメンテーター:
  平野健一郎(早稲田大学・人間文化研究機構地域研究推進センター長)

田中耕司(京都大学地域研究統合情報センター長・日本学術会議連携会員)

閉会の挨拶: 加藤普章(大東文化大学・地域研究学会連絡協議会事務局長)

問い合わせ先:地域研究コンソーシアム事務局 (FAX075-753-9602 info@jcas.jp)

その他: 事前登録は必要ありません。ご自由にご参加下さい。


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トルコ音楽映画crossing the bridgeクロッシング・ザ・ブリッジ

来春3月に日本語字幕版上映が予定されている、トルコ音楽映画crossing the bridgeクロッシング・ザ・ブリッジ(Fatih Akin監督、2005)のお知らせです。
現代トルコの音楽文化の一部およびそれらをとりまく社会的背景・問題を、動態的な視点から考察する上で、たいへん興味深い音楽ドキュメンタリー作品です。
ご興味のある方はどうぞ足をお運びください。
松本奈穂子

(以下宣伝チラシより引用)
クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~
CROSSING THE BRIDGE The Sound of Istanbul
www.crossingthebridge.de
(第58回カンヌ国際映画祭正式出品作品、2006年 メキシコシティFICCO国際映画祭ベスト・ドキュメンタリー観客賞)


 イスタンブール、そこは“オルタナ・エキゾ”ミュージックが溢れ出す街。哀調の旋律と躍動のリズム、魅惑の音楽に酔いしれ、歓喜する!!ヨーロッパとアジアの狭間で独特の文化を発展させてきたトルコ、イスタンブール。そこは、ボスポラス海峡を隔てあらゆる民族が交差した街であり、伝統と現代とが交じり合う、他所では有り得ない魅惑的な音楽が生み出され続けている。クラブ・サウンドとスーフィー(イスラム神秘主義)音楽を融合した全く新しい音楽や、自らの人生や民族の内にある反社会的なメッセージを込めた音速ラップ、そしてサズという約2000年の歴史を持つ伝統的な弦楽器が奏でる、神秘的かつ情熱的な音色・・・。現在トルコ、特にイスタンブールは、クラブカルチャーの最先端の場であり、またアート・カルチャーの新たなスポットとしても世界中から注目が集まっているのだ。 イスタンブールの音楽シーンは、なぜこんなにも魅力的なのか―。その秘密を求め、ベルリン・アンダーグラウンドの重鎮アレキサンダー・ハッケ(ノイバウテン)はトルコへと旅立つ。まず初めに出逢ったババズーラは、「東洋にも西洋にも属していない、それがトルコなんだ。」という信念のもと、ボスポラス海峡の船上でライブを行う。そんな彼らの突然の誘いで一緒にセッションをすることになったハッケは、これを足がかりに次々と新たな出逢いを求めていく。1000年以上の歴史を持つ縦笛「ネイ」の音色で人々を酔わすメルジャン・デデ、切なくて悲しいクルド民謡をあえて歌うアイヌール、思わず踊りださずにはいられないジプシー楽師、音楽の力で人生や社会の矛盾を訴える路上のギター弾きやブレイクダンサー達、86歳になっても尚、光を放ち現役を貫いている歌手ミュゼィイェン・セナール、そしてトルコの国民的歌姫セゼン・アクス・・・。個性豊かな人達が作り出す魅惑的な音楽の力によって、この街に住む多種多様な人々の心と心が繋がり、私達はいつしかその魅力の虜となっていくのであった。

監督ファティ・アキン「愛より強く」(05)で第54回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞し、カンヌ国際映画祭で審査員を務めるなど、今やドイツを代表する監督の一人。第6作目の本作では、イスタンブールを中心に、ミュージシャンはもとより、そこで生活をする人々にも焦点を当てており、音楽の背景、街の雰囲気を耳と心で感じることが出来る、音楽ドキュメンタリーの枠を超えた作品を創り出した。トルコやドイツで大ヒットを記録、ヨーロッパを中心に世界25カ国以上での公開が決定し、高い評価を受けている。

出演:アレキサンダー・ハッケ(アインシュテルツェンデ・ノイバウテン)、メルジャン・デデ、アイヌール、ババズーラ、オリエント・エクスプレッションズ、デュマン、シヤシヤベンド、エルキン・コライ、セゼン・アクス、レプリカス、セリム・セスレル、ブレンナ・マクリモン、ミュゼィイェン・セナール、イスタンブール・スタイル・ブレイカーズ、オルハン・ゲンジェバイ、ジェザ

[トルコ・ドイツ/2005年/92分/アメリカン・ヴィスタ/ドルビーSRD/カラー/英語・ドイツ語・トルコ語/監修:サラーム海上/配給:アルシネテラン/協力:トルコ共和国大使館、トルコ航空、ドイツ文化センター、ビクターエンタテインメント/オリジナルサウンドトラック(2/21発売):ビクターエンタテインメント/www.alcine-terran.com]


上映館:シアターN渋谷(2007年3月公開予定)
03-5489-2592

料金
特別鑑賞券 1500円
当日一般   1800円

配給・宣伝 アルシネテラン 
問い合わせはアルシネテランにお願いします 
150-0002 東京都渋谷区渋谷4-5-6 トキワビル2F
Tel:03-5467-3730 Fax:03-5467-3731  www.alcine-terran.com

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イスラム金融セミナー

(財)国際貿易投資研究所(ITI)セミナーのご案内

拡大するイスラム金融と日本

イスラム金融が俄かに注目を集めています。石油価格高騰で潤った産油国が4000億ドルに上る巨額の資金を国際市場で運用するようになったのが大きな要因ですが、それだけではありません。9.11事件が契機となり、オイルダラーを欧米金融機関に預けて運用を任せていた時代は終わりを告げたのです。イスラム諸国(その多くが産油国)は独自の資金運用メカニズム構築と市場育成を急ぐ必要がありました。その過程で見直されたのが、彼らの歴史が作り上げたイスラム金融の再評価であります。近代金融市場で競合して行くための‘新たな’制度組織の整備と、資金吸収のための市場拡大を同時並行的に取り組んでいるのです。そのために、馴染みのなかった私どもにとっては余計に理解が難しく、実態が掴みにくいものに映ります。こうした事情を踏まえてITIは昨年来、イスラム金融とは何なのか、いわゆる通常の金融と比較しつつ、その特性を明らかにすべく研究を行ってきました。内外の関心が高まっているこの機会を捉えて、研究成果の一端を皆様方にご紹介したく、以下のようなプログラムでセミナーを企画しました。
プログラムと講師:
(1)イスラム金融とは
    立命館アジア太平洋大学教授 武藤 幸治
(2)イスラム金融制度の実態-マレーシアとカタール-
    桜美林大学大学院後期博士課程 福島 康博
(3)日本におけるイスラム金融の現状と課題
     日本銀行調査統計局主査 吉田 悦章

日時    :2007年2月28日(水) 13:30~16:00

場所    :国際交流基金国際会議場
港区赤坂1-12-32 アーク森ビル20階

主催     :(財)国際貿易投資研究所

後援     :独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)

参加費(資料代):2,000円/人
         *お問い合せTEL 03-5563-1251

受講ご希望の方は、03-5561-7961へFAXにてお申し込み願います。
先着順に、受講票をFAXいたします。なお、定員(100名)になり次第締め切らせ
ていただきますのでご了承下さい。

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イスラーム地域研究上智拠点(SIAS)「スーフィズムと民衆イスラーム」グループ 研究合宿

皆様

イスラーム地域研究上智拠点(SIAS)「スーフィズムと民衆イスラーム」グループ
(グループ3)では、研究合宿を開催いたします。奮ってご参加ください。

今回の合宿では3本の文献発表(読書会)と3つの研究発表を行います。

読書会では、スーフィズム批判に関する論集(Jong, F. de & B. Radtke (eds.), Islamic Mysticism Contested: Thirteen Centuries of Controversies and Polemics, Leiden: Brill, 1999)の中から3本の論文をピックアップして議論を深めるつもりです。取り上げる論文や発表者については現在調整中です。また場合によっては合宿参加者の中から発表者を募る可能性もあります。

研究発表については、二宮さん、高尾さん、藤井さんの御三方に最新の研究成果についてご発表いただく予定です。

                  記

日程: 2007年2月27日(火)~28日(水)
場所: KKR宮の下(詳しくは以下のリンクをご覧ください)
    http://www4.ocn.ne.jp/~kkr-miya/index.htm

研究発表:

二宮文子氏(京都大学西南アジア史学研究室)
「中世北インドにおける『14のハーンワーダ』」

高尾賢一郎氏(同志社大学大学院神学研究科)
「シャイフ・アフマド・クフターロー研究―現代シリアの聖者・スーフィー研究
の事例として」(仮)

藤井千晶氏(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「タリーカ像の再検討ーザンジバル北部の事例から」

何かご不明な点がありましたらお尋ねください。
また準備の都合上、ご参加いただける方は1月30日(火)までに事務局まで
ご連絡ください。
--------------
上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp

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講演会「パレスチナに聴く」

パレスチナの現地報告会をかねて岡真理さんの講演会を開催します。
____________

岡真理さんは、次のように言っています。
「パレスチナ問題の根源には、ヨーロッパにおける歴史的な反ユダヤ主義の犠牲者であったユダヤ人が、パレスチナ人という他者を第二の「ユダヤ人」とすることによってその「解放」を目指してしまったという背理があります。私たちはその背理をいかに乗り越えることができるでしょうか。」

パレスチナに聴く

〈報告〉はじめてのパレスチナ?@「イスラエルは何を恐れているの?」

米田るり子(北星学園女子高校講師)

?A「地獄のパレスチナ」
マヌエル・アレラーノ(メキシコ人北大留学生)

?B「気骨ない日本人、気骨ある人々に出会う」
山本光一(日本キリスト教団北海教区幹事)

?C「パレスチナのキリスト教」
大友正幸(日本聖公会札幌キリスト教会牧師)

〈講演〉岡 真理 さん
『ホロコーストとナクバのはざまで 思想としてのパレスチナ』
_________

と き:2月24日(土)13:00開場13:30開演17時終了予定

ところ:札幌北光教会2階ホール(011-241-3614)札幌市中央区大通西1〈テレ
ビ塔前〉

参加費:500円(高校生以下無料)

主 催:パレスチナに聴く会

後 援:日本キリスト教団北海教区社会問題担当委員会/日本聖公会北海道海外宣教協力委員会/日本キリスト教会北海道中会ヤスクニ問題委員会/カトリック札幌働く人の家/札幌メノナイト教会有志/など

連絡先:松元保昭〈パレスチナ連帯・札幌〉TEL/FAX 011-882-0705

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「イスラーム地域研究」プロジェクト・上智拠点グループ1研究会

「イスラーム地域研究」プロジェクト・上智拠点グループ1では、本年度第3回の研究会を下記のように開催します。前回に続いて、個別のイスラーム主義運動研究の現状理解、イスラーム主義運動と非イスラーム主義運動の比較、イスラーム主義運動の歴史的背景について議論をしたいと思います。

今回は、とくにアルジェ大学のDaho Djerbal 教授(上智大学アジア文化研究所・招聘)をお招きし、氏のご専門であるアルジェリア解放闘争とイスラームの関係についてご講演いただき、イスラーム主義運動の歴史的背景をも議論したいと思います。

ぜひご出席いただきたくご案内申し上げます。

             記

日時:2月24日(土)  12:00~18:00
場所:上智大学・11号館305室(3階)(図書館の奥の建物)

発表

(1)12:30~14:00 
 横田貴之氏 (日本国際問題研究所)「ムスリム同胞団研究の現状と課題」

(2)14:15~15:45 
 清水学氏(上智大学)「金融資本の現段階的特徴とイスラーム運動との接点」

(3)16:00~18:00 
 Daho Djerbal 氏(アルジェ大学)
「The Struggle for Algerian National Liberation and Islam」

コメンテーター:小山田紀子氏(新潟国際情報大学)

*(3)Daho Djerbal氏の報告・討論のみは英語で行われます。(通訳なし)
なお、準備の都合上、ご出席予定の方は、上智大学イスラーム地域研究拠点事務
局までご連絡ください。

--------------
上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp

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中国ムスリム研究会第12回定例会

初春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は大変お世話になっております。 さて、2007年2月24日(土)に、中国ムスリム研究会第12回定例会を開催することとなりました。今回の定例会では、下記の研究者の方々に、日頃の御研究の成果を発表していただきます。御多忙中とは存じますが、奮って御参加ください。 なお、研究会・懇親会の準備の関係上、参加いただける方々の人数を事前に確認する必要がございます。御面倒をおかけいたしますが、ご出席いただきます際には、2月19日(月)までに当事務局のメールアドレスMuslimsInChina@hotmail.comに御連絡いただきますようよろしくお願い致します。また、懇親会への御出欠に関しましてもお書き添えいただければ幸いに存じます。

皆様のご参集をお待ちしております。

                            敬具

2007年1月26日
中国ムスリム研究会事務局   
   世話人:松本ますみ(敬和学園大学) 
   連絡係:平山光将(中央大学大学院)
       木村自(国立民族学博物館)

---------------------【記】-------------------

日時: 2007年2月24日(土)14:00~17:15
場所:東京経済大学6号館F307教室
http://www.tku.ac.jp/%7Ekoho/access/kokubunji_map.html
http://www.tku.ac.jp/%7Ekoho/campus/institution/kokubunji.html
(詳しくはホームページをご覧ください)

研究発表:
14:00~14:45 報告1
 報告者:砂井紫里(早稲田大学大学院文学研究科21世紀COE・助手)
 タイトル:「ともに食べること食べないこと――福建省晋江市の清真寺におけ
る共食」(仮)
14:45~15:30 質疑応答
15:30~15:45 休憩
15:45~16:30 報告2
  報告者:松本ますみ(敬和学園大学国際文化学科・教授)
  タイトル:「「『雲南清真鐸報』にみる雲南イスラーム近代主義」
16:30~17:15 質疑応答

(18:00頃から、懇親会)

懇親会:研究会の終了後、会場近くで懇親会を開く予定です。懇親会だけ参加できるという方も歓迎いたします。ぜひぜひご参加ください。

その他、ご不明な点につきましては、下記の中国ムスリム研究会事務局までお問い合わせくだされば幸いです。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
中国ムスリム研究会事務局
   世話人:松本ますみ
   連絡係:平山光将
        木村自
E-mail: muslimsinchina@hotmail.com
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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マスウード・ダーヘル教授講演会

今回、大阪外国語大学アラビア語研究室では今月後半に来日予定のダーヘル教授(レバノン大学)のご協力を得て、下記の講演会を開催することとなりました。
ご存知のように、同教授は日本におけるアラブ研究、中東研究に強い関心をお持ちですが、その立場から、逆に日本におけるアラブ言語文化教育への期待を中心に、研究交流の可能性について、ご見解をお聞きできればと考えております。
使用言語はアラビア語ですが、随時、講演内容は日本語で要約をいたします。
どなたでも自由にご出席いただけますので、ご関心をお持ちの方はご参加下さるようご案内いたします(参加費無料、事前連絡不要)。


マスウード・ダーヘル教授講演会のご案内

講師: マスウード・ダーヘル教授(レバノン大学歴史学教授)

日時: 2月23日(金)午後3時-5時

場所: 大阪外国語大学 記念会館

講演テーマ: 「日本におけるアラブ言語文化教育への期待」(予定)

主催: 大阪外国語大学アラビア語研究室

共催: 関西アラブ研究会


(*)講演会終了後、教授を囲んで懇談の予定ですのでゆとりを持ってご参加ください。


【講師の略歴】

マスウード・ダーヘル教授は現在レバノン大学で歴史学の教授をされており、教育学学士号、歴史学修士号をレバノン大学より、社会歴史学博士号をパリのソルボンヌ大学より授与されました。教授は過去に国際交流基金の招待で来日し、東京大学で講義をされたことがあります。フルブライト奨学金を得て、アメリカのジョージタウン大学にも招かれ講義を行いました。2004年にはUNDPへ派遣されました。


【主たる業績】

・The Social History of Lebanon, 1914-1926
・State and Society in the Arab Orient, 1840-1990
・Japan as viewed by the Araabis 1904-2004
・The Arab and Japanese Renaissances: The Similarity of Preliminary Conditions and Dissimilarity of the Final Outcomes

【アクセス】
http://www.osaka-gaidai.ac.jp/koutuu.html

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アンワル・アブデルマリク氏を囲む会

NIHUイスラーム地域研究
早稲田拠点グループ1「イスラームの知と権威」
東大拠点グループ2「中東政治の構造変容」
共催セミナーのお知らせ


アンワル・アブデルマリク氏を囲む会
「アラブ・中東研究の50年、そしてこれから」

来週「イスラム世界との文明間対話セミナー」で来日予定のアンワル・アブデルマリク氏を囲んでセミナーを下記の予定で開催します。同氏は、とくに日本の若手研究者との意見交換を希望しています。ふるって参加くださいますようお願いします。

日時: 2007年2月22日(木)午後4時から2時間程度
会場: 早稲田大学41-31号館2F会議室
     東京都新宿区早稲田町27-7
   (早稲田拠点事務室電話03-5286-1749)
地図については下記のURLをご参照ください。
http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html

連絡先:早稲田拠点事務室 info@islam.waseda.ac.jp
     栗田禎子 kurita@bun.l.chiba-u.ac.jp
    東大拠点グループ2事務室 iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
長沢栄治 nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp


  *  *  *  *  *  *  *

{アンワル・アブデルマリク氏の紹介}

アンワル・アブデルマレク
アイン・シャムス大学名誉教授(哲学)
フランス国立科学研究センター名誉研究ディレクター
ケンブリッジ大学クレア・ホール終身メンバー
アル・アフラーム紙コラムニスト
エジプト外交問題評議会メンバー

Prof. Dr. Anwar Abdel-Malek
"Al Ahram" Columnist
Member, Egyptian Council for Foreign Affairs
Emeritus Professor of Philosophy, Ain Shams University
Directeur de recherche honoraire, Centre national de la recherche
scientifique, Paris
Life Member, Clare Hall, University of Cambridge
http://weekly.ahram.org.eg/2006/786/profile.htm

世界的に著名な欧米中心主義脱却論の先駆的リーダー。英国の中国科学史家J. ニーダムの弟子をもって任じる。フランスCNRSの上級研究員を長く勤め、国連大学初期の研究プログラム展開でProject on "Socio-culturalDevelopment, Alternatives in a Changing World"の指導的中心に立った。E. サイードの「オリエンタリズム」概念やM. バーナルの『Black Athena』の「古典古代」批判を先導したことで知られる。熊田亨訳で『社会の弁証法』、『民族と革命』(いずれも岩波書店、1977)がある。
欧文主要著書
Egypte--Societe militaire, 1962
Sociologie de l'imperialisme, 1971
La dialectique sociale, 1972
La pensee politique arabe contemporaine, 1973
Civilisations and Social Theory, 1981
La renaissance du monde arabe, 1982
Intellectual Creativity in Endogenous Culture, 1982等。
直近のアラビア語著書
Min ajl istratijiyya hadariyya. 2006
Al-wataniyya, hiya al-hall. 2007等。

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上映会・講演会「パレスチナ-エドワード・サイード再考-」

シンポジウム「映像に語らせる中東・イスラーム-中東映像人類学・ドキュメンタリー・ジャーナリズムの共同へ向けて」に向けて!
第一弾企画「パレスチナ-エドワード・サイード再考」


2007年6月に京都大学において予定されているシンポジウム 「映像に語らせる中東・イスラーム-中東映像人類学・ドキュメンタリー・ジャーナリズムの共同へ向けて(仮題)」に向けて、今月から京都大学では中東映画祭を行っていきます。
このたびは、その第一弾企画として、映画「OUT OF PLACE」の助監督を務めたナジーブ・エルカシュ氏をお招きして「パレスチナ-エドワード・サイード再考-」を開催いたします。奮ってご参加ください。


日時:2月17日(土)13時~

場所:京都大学吉田キャンパス工学部4号館4階第二講義(セミナー)室

主催:映像なんでも観る会
   現代中東イスラーム世界・フィールド研究会
    http://islam-field.hp.infoseek.co.jp/islam-field.htm

スケジュール:
13時~:映画「D.I.」の上映
休憩
15時~:映画「OUT Of PLACE」の上映
休憩
ナジーブ・エルカシュ氏の講演
司会:新井一寛(京都大学大学院ASAFAS博士課程)


ナジーブ・エルカシュ氏(ジャーナリスト、「OUT OF PLACE」助監督

シリアの首都ダマスカス生まれ。レバノンの大学で心理学を専攻。ロンドン・
フィルム・アカデミー http://www.londonfilmacademy.com/ で映画製作の博士を修める。文部省(現・文部科学省)の奨学金を得て来日。また、以下のサイトにナジーブ氏の紹介が掲載されています。「アラブ人の目 ナジーブ・エルカシュ氏は語る」
http://www.janjan.jp/special/interview/najib.php

「アラブ映画祭2005」
http://www.jpf.go.jp/j/culture_j/topics/movie/arab_4.html


映画「D.I」

「イスラエル領のナザレでエリアの父が心臓発作で倒れ、東エルサレムに住む息子エリアが病院に駆けつける。エリアが愛するマナルはパレスチナ側のラマラの女性で、検問所は通れず、エルサレムに入れない。ふたりがデートできる唯一の場所はチェック・ポイントの駐車場だ。銃口光る検問所を、愛は果たして通過できるか……。」
http://www.bowjapan.com/di/より引用)

監督・脚本を手がけたエリア・スレイマンは、主人公をも好演。長篇としての第1作目『消滅の年代記』(96)では、ヴェネチア映画祭最優秀新人監督賞を受賞。長篇第2作目となるD.I.では、カンヌ映画祭審査委員賞(02)、シカゴ映画祭シルヴァー・ヒューゴ賞(02)、ヨーロッパ映画賞最優秀外国映画賞(02)を受賞しました。エドワード・サイードとの親交もあり、その思想の影響を大きく受けているようです。(http://www.k2.dion.ne.jp/~rur55/J/Obituary-suleiman.htm


映画「OUT Of PLACE」

2003年9月、パレスチナ出身の世界的知識人であるエドワード・サイードが亡くなった。後半生を過ごしたニューヨークでもなく、生誕の地であるエルサレムでもないレバノンのブルンマーナに、2004年春、サイードの墓はつくられた。彼の複雑な背景を物語るその墓所のエピソードから、映画は始まる。荒れ狂う濁流のような歴史に呑まれたパレスチナの土地と人々の暮らし。周辺のアラブの国々で難民として暮らすパレスチナの人々。他方、ディアスポラとして長年迫害の歴史を生きてきたユダヤ人達。世界中からイスラエルに帰還してきたそのユダヤ人達が抱える、被害と加害の混在する深い矛盾。エドワード・サイードの遺志と記憶をめぐる旅は、イスラエル・アラブ双方の知識人たちの証言を道標に、サイードが求め続けた和解と共生の地平を探る。そして、サイードと共にイスラエル・パレスチナの子ども達の未来のために、音楽による共生を実践しようとしていたダニエル・バレンボイムによる追悼講演の時のピアノ演奏で、映画は静かに終わる(『Out of Place』公式HPhttp://www.cine.co.jp/said/story.htmlからの引用)。

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中東カフェ「ムスリムの働きマン in ニッポン vs 大野元裕さん@銀座」

趣旨: 「英語、フランス語、アラビア語、日本語」を自在に操り、赤いネクタイを好む工学博士の彼は、ムスリムの、一流企業のビジネスマン! 在日ムスリムというと、中古車販売や単純労働者として日本で働いている、という印象が強いのではないでしょうか?  日本に留学し、日本で就職した彼/彼女たちは、日本での生活基盤をどのように作り上げてきたのでしょうか。
日本人や日本社会とどのような付き合いをし、その過程で感じたことを、イラク専門家であり自らビジネスを営む大野元裕さんが、率直に聞いていきます。

【パネリスト】
ナズムル アーサン  東京大学大学院研究員、デルタフォーチュン社最高経営責任者
アレズ ファクレジャハニ  東京外国語大学産学官連携研究員
その他、一名 
旧帝国大学での工学部修士号を取得後、日本有数のIT企業に勤務するモロッコ出身の若手技術者の方がご参加される予定

【コーディネーター】
大野元裕  ゼネラルサービス専務取締役、中東調査会上席研究員、NPO法人国際情報
センター理事

日時:2月17日(土) 
開場:18時 
講演:18時15分 ~ 20時30分
会場:蕃銀座珈琲店
〒104-0061東京都中央区銀座3-8-10
銀座駅A13出口を出て1分
参加費:無料 
ただし、コーヒー代として500円をお店にお支払いください

定員:先着50人
申込方法:下記メールアドレスに、(1)お名前、(2)ご職業、(3)ご連絡先 (メールアドレス又は携帯電話)をご記入の上、  2月14日(水)までにお 申し込みください。
nihon-chukinto (at=@) tufs.ac.jp (メール作成時にat の代わりに@とご記入ください。)
詳細は http://japan-middleeast.blogspot.com/

♪中東カフェとは? 中東研究の成果を社会と共有することを目的に、双方向に開かれた議論・交流の場を設けようという試みです。報道や国際援助、ビジネス、文化交流などさまざまな現場で中東と日本をつなぐ仕事に携わる各界の方々をゲストに迎えてのトークショーや映画や文学などを切り口に中東の社会を深く知る講座など、多様な催しを定期的に実施していく予定です。

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メティン・ヘペル教授講演会

上智大学アジア文化研究所では、トルコ政治学の権威であるメティン・ヘペル教授を招聘し、2月15日(木)16日(金)の2日に渡って講演会を開催いたします。
ふるってご参加ください。

ヘペル教授は、トルコにおける政治学の重鎮として知られ、これまでにトルコの政治・民主化・国際関係などに関する著作を数多く発表されてきました。ハーヴァード大学・プリンストン大学などに客員研究員として在籍された後、現在は、トルコを代表する私立大学であるビルケント大学政治学科にて教鞭を取られていると同時に、トルコ科学アカデミー協議会会員としてもご活躍です。


日時:平成19年2月15日(木)15:00-17:00、16日(金)15:00-17:00
場所:上智大学四ツ谷キャンパス中央図書館8階 L-812号室
言語:英語(通訳なし)

講演テーマ:
15日;"Religion and Politics in Turkey: The Issue of Dissimulation"
16日;"The Military and Politics in Turkey: The European Union versusNational Security"

講演者:
メティン・ヘペル教授 Prof.Dr.Metin Heper
(ビルケント大学経済・行政・社会科学部学部長、政治学科教授)

どなたでも参加できます。皆様のお越しをお待ちしております。
http://www.info.sophia.ac.jp/iac/lecture/index.html
なお、15日は講演会終了後に懇親会を予定しておりますので、こちらにもふるってご参加下さい。


問い合わせ先:
上智大学アジア文化研究所 小牧昌平
s-komaki@sophia.ac.jp
上智大学地域研究専攻博士後期課程 岩坂将充
iwasak-m@sophia.ac.jp

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イスラーム地域研究拠点1・4、京大地域研共催研究会
アフマド・サァディー教授を迎えて

 イスラエルのベン・グリオン大学からアフマド・サァディー教授をお迎えして、下記の要領で、研究会を開催いたします。多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日時: 2007年2月11日(日) 16:00~18:30
場所: 京大地域研究統合情報センター会議室(会場については下記をご参照ください) 
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/index.php/access

報告  Dr. Ahmad Sa‘di (Ben-Gurion University of the Negev, Israel)
"The Impact of Globalization on the Palestinian Community in Israel"

講師略歴:現ベン・グリオン大学(イスラエル)政治・行政学部上級講師。1958年生。ハイファ大学(社会学修士)、マンチェスター大学(社会学博士)で学んだ後、エメク・イズレール大学社会学部講師(1995-1999)、ベン・グリオン大学政治・行政学部講師(1999-2004)を経て、2004年10月より現職。主要業績としてAhmad H. Sa'di & Lila Abu-Lughod (eds) (February, 2007), Nakba:Palestine, 1948 and the Claims of Memory, New-York: Columbia University Press.など。

共催:科研プロジェクト「ポスト・グローバル時代の現代世界」(代表者押川文子)

   人間文化研究機構イスラーム地域研究

    拠点1:東京大学大学院人文社会系研究科付属次世代人文学開発センター

          イスラーム地域研究部門

    拠点4:京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科

          附属イスラーム地域研究センター

問い合わせ・参加申し込み先

 公開で開催します。参加ご希望の場合はできるだけ事前にご連絡ください。

   京都大学地域研究統合情報センター 押川文子(osikawa@cias.kyoto-u.ac.jp)

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中東カフェ @広島  流麗な音楽~トーク~食事への誘い

酒井が研究代表を務める「中東とアジアをつなぐ新たな地域概念.共生関係の模索」(文科省「ニーズ対応型地域研究推進事業」の一環)では、話し手と聞き手の距離を縮めた、双方向の議論を促す「中東カフェ」を連続的に開催しています。来月2月には、広島大学の吉村先生や広島市立大学の宇野昌樹先生などを中心とした「広島 中東ネットワーク」の全面的なサポート、企画をいただきまして、「カフェ」を実施いたします。東京でも珍しい、カーヌーン演奏とアラブ料理が提供されます。何卒多くの方々のご参加をお待ちしております。(酒井啓子)
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中東カフェ @広島  

流麗な音楽~トーク~食事への誘い

日時:2月10日 14時ー18時
会場:カトリック幟町教会
広島市中区幟町4-42

第一部 14時ー15時 (マリアホール)
音楽演奏:ヤスミーン植月さんのカーヌーン演奏

第二部 15時15分ー17時
トーク:山本薫東京外国語大学非常勤研究員
     酒井啓子東京外国語大学教授

第三部 17時ー18時
     軽食

参加費:無料
なお、ご希望の方にトルココーヒー又は紅茶、アラブ料理と資料のセットを800円でご用意いたします。事前にお申し出いただいた方を優先しますので、参加申し込みの際にセットを希望する人数をお知らせください。お支払いは当日受付にて、広島中東ネットワークのスタッフにお願いいたします。

定員:先着120名申込方法:下記メールアドレスに、(1)お名前、(2)ご職業、(3)連絡先(メールアドレスか携帯電話など)(4)参加人数(5)食事券の人数分をご記入の上、2月7日(水)までにお申し込みください。
nihon-chukinto (at=@) tufs.ac.jp
(メール作成時にat の代わりに@とご記入ください。)

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イスラム国家論研究会 1月例会

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
1月例会は、東京大学の宮下遼さんに発表をお願い致しました。
ディーワーン文学中の一分野「酒の書Saki-name」の解題を通じて、オスマン朝人士における酒宴の在り方について考察して頂く予定です。
大勢の方々の御参加をお待ちしております。

日時: 2月3日(土) 13時30分~17時00分
会場: 早稲田大学41-31号館2階202会議室
報告者: 宮下遼 氏(東京大学大学院・博士課程)
題目::「酒の書」に見るオスマン朝の酒宴:十七世紀を中心に
コメンテーター: 高松洋一 氏(東京外国語大学大学院地域文化研究科21世紀C
OEプロジェクト「史資料ハブ地域文化研究拠点」ポスト・ドクター研究員)
会場は、東西線早稲田駅2番出口を出て、右手の信号を渡り、そのまま直進約60
M先右手のビルになります。
会場地図:http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html
http://kokkaron.hp.infoseek.co.jp/

 

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京都大学 イスラーム地域研究センター(KIAS)研究会[ユニット4「広域タリーカ」]

昨年12月1日に、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・附属イスラーム地域研究センター(KIAS)が、イスラーム地域研究(IAS)の5つ目の拠点として設立されました。このセンターの研究組織は、5つのユニットに分かれておりますが、その内のユニット4.は「広域タリーカ」の名のもとに研究を推進することとなりました。この研究ニットでは、上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)の研究グループ3(「スーフィズムと民衆イスラーム」)と、積極的に連携協力をして、研究を進めてまいります。タリーカの問題を中心に据えつつ、これと密接に関わるスーフィズム・聖者信仰・サイイド/シャリーフ論に加えて、可能ならその周辺領域のウラマーの問題や、民間信仰の問題をも取り込んで、研究を進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、KIAS ユニット4の第1回研究会を、下記のとおり催したいと存じます。
年度末の忙しい時期ですが、どうぞお誘い合わせのうえ、ご参加ください。

***

日時:2月3日(土)午後2時~6時
場所:京都大学本部キャンパス・共同総合研究棟(旧・工学部4号館)4階東側、
会議室(AA447号室)
(会場へのアクセスは、メール末尾をご覧下さい)

発表:
藤井千晶(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「預言者の医学―ザンジバルの事例から」(仮題)
新井一寛(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「タリーカ組織論の射程‐共同性と単独性、ミクロからネットワークまで‐」(仮題)

***

なお、研究会終了後、懇親会を予定しております。
研究会にご参加の方は、員数把握のため、できる限り事前のご連絡を、下記宛お願い申し上げます。
inq-kias@asafas.kyoto-u.ac.jp
東長靖(京都大学)

*研究会会場へのアクセス*
1)ホームページから建物の場所をご確認いただく方法をご説明します。
http://www.kyoto-u.ac.jp/top2/07-top.htm
を開き、「交通案内・マップ」の中の「吉田キャンパス」の「本部構内」をクリックして下さい。主要な場所からの交通案内と、本部構内の地図が入っています。
この地図の左上の方に「工学部4号館」も掲載されています(共同総合研究棟という正式名称でなく、通称が記載されています。学内の地図も同様です)。百万遍の交差点から東に今出川通を進むと、すぐ門があります。これを入ってすぐ左側の建物です。
(注:京大の場所自体をよくご存じない方は、上記URLで、「初めて来られる方へ」の中の「各キャンパスの位置」をクリックし、まず「吉田キャンパス」の大体の場所をご確認ください。)
2)京都駅からバスでお越しの場合は、206系統でも17系統でも、「百万遍(ひゃくまんべん)」下車が便利です。17系統はA2乗り場、206系統はD2乗り場からご乗車ください。
(ご注意:206系統は巡回バスになっているため、A3乗り場からも同じ番号の逆周りのバスが出ていますが、これに乗らないようご注意下さい。)

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スワーダ・アル・ムダファーラ氏 巡回講演「アラビア半島から日本の教育を問う」

講演会

スワーダ・アル・ムダファーラ (アザン・ビン・ケイス・プライベート・スクール学校長) 
司会:黒田一雄(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)

国際文化会館では2007年2月に、アラビア半島の国オマーンにある、私立学校アザン・ビン・ケイス・プライベート・スクールの校長であるスワーダ・アル・ムダファーラ氏を招聘し、会館を初め、各地でスワーダ氏の講演会を開催いたします。スワーダ氏は、日本人として初めてオマーン人となった女性であり「外国人」としては前例がない中、1990年に5人の生徒が通う学校をスタートさせ、様々な困難に直面しながらも持ち前のヴァイタリティで学校経営を軌道に乗せ、現在ではオマーンでもトップクラスの高い教育水準を誇る、生徒数約500名の学校に育てあげました。また、ニューズウィーク(日本語版)誌では「世界が尊敬する日本人」の一人として取り上げられました。

日本とは文化・社会制度が全く異なるアラビア半島の国でスワーダ氏の学校が高い評価を受けている理由は何かなど、スワーダ氏の教育者としてのビジョンや問題意識を通じ、岐路に立たされている今の日本の教育現場に外からの視点を投げかけます。さらには、イスラムの国オマーンの国情を踏まえ、昨今の流動的な国際情勢の中にあって多文化間の相互理解の促進にどのように取り組むべきか、お話を伺います。

■ 日時        2007年2月2日(金)7:00~8:30 pm
■ 会場        国際文化会館 岩崎小彌太記念ホール
■ 用語        日本語(日英同時通訳付き)
■ 会費        無料
■ お申込み     下記国際文化会館企画部宛に、お電話、ファックス、
あるいは電子メールにてお名前と日中のご連絡先をお知らせください。

その他のスワーダ氏講演予定
2月 4日(日) 大阪(大阪国際交流センター)
2月 5日(月) 山口(「山口から考える中東・イスラム」高校生プロジェクト)
2月 6日(火) 佐賀(NPO法人 夢の学校をつくる会)
2月 7日(水) 東京(NPO法人GEWEL)
2月 8日(木) 愛知(愛知県国際交流協会)

* 本プロジェクトは全日本社会貢献団体機構より助成を受けています。

財団法人 国際文化会館 企画部
106-0032 東京都港区六本木5-11-16
電話:03-3470-3211 FAX:03-3470-3170
E-mail:program@i-house.or.jp

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イスラーム地域研究(IAS)東大拠点パレスチナ研究班セミナー

イスラーム地域研究東京大学拠点研究グループ2「中東政治の構造変容」パレスチナ研究班では、下記のとおり連続セミナーを催すこととなりました。

なお、このセミナーは5回連続で開催される予定です。どうぞふるってご参加ください。


初回日時:
 2007年1月29日(月) 15時~※

場所: 
 東京都新宿区早稲田町27-7早稲田大学41-31号館2階、会議室
(アクセス・マップ http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html


講演者:
 アフマド・サァディー(ベン・グリオン大学教授)

題目:
 「シオニズム政治とパレスチナ政治」

※第二回以降の予定は、以下のとおりです。
2月5日(月) 16時~
2月7日(水) 16時~
2月14日(水) 16時~
2月16日(金) 16時~

使用言語:
  英語

参加を予定される方はグループ2に確認のメールをくださるようお願いいたします。

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イスラーム地域研究、グループ2事務局
E-mail: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp
住所: 〒113-0033
    文京区本郷7-3-1, 東京大学文学部アネックス
    
===========================================


This is an announcement of a series of lectures by Prof.Ahmad Sa’di from Ben-Gurion University.

These lectures will be held by Palestine Studies Project, NIHU-Tokyo University.

You are cordially invited to a lecture series by.

If you intended to participate in these lectures, please send an e-mail to: iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp

Thank you.

Date & Time:
January 29th(Monday), 15:00~*

Title:
"Govern mentality, Zionism and the Palestinians"

Lecturer:
Prof.Ahmad Sa’di(Ben-Gurion University of the Negev, Israel)

Place:
Waseda University, Building 41-31, 2nd Floor
(Address: Tokyo, Shinjuku-ward, Wasedacho 27-7)

*The following schedule of this lecture series is as below:
February 5th(Monday) 16:00~
February 7th(Wednesday) 16:00~
February 14th(Wednesday) 16:00~
February 16th(Friday) 16:00~

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長野市民教養講座のお知らせ

昭和55年以来続けられている「長野市民教養講座」。
人が持つ限りない知的欲求の充足をテーマに、真摯にアカデミズムを追求しています。

第41次 「イスラム世界の統一性と多様性?中東を中心に」(2006年4月~2007年2月)

 27年目、第41次を迎える長野市民教養講座は、今年の統一テーマを「イスラム世界の統一性と多様性―中東を中心に」と題して、4月から翌年2月まで11回にわたり、専門分野の先生方をお迎えし、ご講演いただきます。イスラムの歴史、文化、食生活など幅広い視野で親しみやすくわかりやすく、講座を進めてまいります。みなさまのご参加をお待ちしております。

日程・講義題・講師

第1回
4月28日(金)
イスラム世界と日本:理解の接点をさぐる
三浦 徹(お茶の水女子大学教授)

第2回
5月26日(金)
中東の町に暮らす―市場の喧騒と祈りの声
林 佳世子(東京外国語大学教授)

第3回
6月2日(金)
変わりゆく中東の農村と農業~石油の富の影で
長沢栄治(東京大学教授)

第4回
7月14日(金)
砂漠に暮らす―遊牧の民と聖者の墓
赤堀雅幸(上智大学助教授)

第5回
8月4日(金)
ユダヤ教・キリスト教・イスラーム
飯塚正人(東京外国語大学助教授)

第6回
9月15日(金)
イスラーム政治と国際社会
小杉 泰(京都大学教授)

第7回
10月20日(金)
イスラムにおける経済:信仰と金儲け
加藤 博(一橋大学教授)

第8回
11月17日(金)
イラクの復興はどうなるか
酒井啓子(東京外国語大学大学院教授)

第9回
12月8日(金)
パレスチナ問題と日本の役割
臼杵 陽(日本女子大学教授)

第10回
1月26日(金)
スーダンのダルフール危機を考える
栗田禎子(千葉大学教授)

第11回
2月16日(金)
中央アジアのイスラム:歴史と現在
小松久男(東京大学教授)

【会 場】
 ホテルメトロポリタン長野(長野駅前)
【時 間】
 受付:午後5時半~/講義:午後6時~
【受講料】
 200円(当日、会場受付にてご納入ください。)
【主 催】
 長野市民教養講座運営委員会
【後 援】
 カシヨ情報グループ
 カシヨ株式会社、株式会社柏与ビジネスセンター、カシヨ商事株式会社、
長野ビジネスアカデミー、  石田通信機株式会社、イシダ事務機株式会社、
長野デコラ株式会社、株式会社長野 レジャープランニング、
東洋印刷株式会社、株式会社カシヨキャリア開発センター、株式会社カシヨ、
ケイビイフォーム株式会社

お問い合わせ 長野市民教養講座事務局 TEL 026-251-0510(カシヨ株式会社内)

本講座全体の案内については、下記のHPをごらんください。
http://www.kashiyo.com/company/main05.html

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イスラーム地域研究東洋文庫拠点研究会

東洋文庫拠点では、現地語資料の収集、文献情報ネットワークの構築、文書史料による比較制度研究の3つの事業を、他の研究機関やグループと連携して進めております。

来る27日に、日本学術振興会外国人特別研究員クノスト氏をお招きして研究会を開催します。同氏はオスマン時代の都市研究を専門とし、法廷文書などの文書史料とフィールド調査を結びつけた都市社会史の研究を進めています。昨年11月に来日、今後2年間、東洋文庫をベースに、ともに研究活動を行います。

発表:Legal status and social role of religious institutions: The mosque in Ottoman Aleppo.

発表者:シュテファン・クノストStefan Knost(日本学術振興会外国人特別研究院、東洋文庫研究員)

日時及び会場:
1月27日(土)15:00-17:00 早稲田大学41-31号館2階会議室
http://www.islam.waseda.ac.jp/about_wias/access.html

※会場は東洋文庫ではありませんので、ご注意ください。なお、キャンパス外の建物です。Webページ地図にて場所をご確認ください。

使用言語:英語(通訳なし)
※研究会の終了後、懇親会を開催する予定です。

通訳なしですが、クノスト氏は大変聞き取りやすい英語を話されますので、どうぞ皆様奮ってご参加ください。

問合せ:03-3942-0235(東洋文庫イスラーム地域研究資料室)

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『インド洋海域世界とカッチの港町』プロジェクト・グジャラート公開研究会

 2001年1月26日、インド西部は大地震に襲われました。私たち、プロジェクト・グジャラートは、パキスタンとの国境に位置するカッチ地方を中心に、文化遺産を軸とした震災復興に関する調査研究を進めております。具体的には、現地に培われた伝統的町並みや歴史的建造物を文化遺産として評価し、歴史建築の保存、再生を踏まえ、地域文化の復興を目指しております。今まで、鹿島財団、トヨタ財団、平和中島財団よりの助成を受け、調査、研究を続けてきました。
 今回、「インド洋海域世界における港市の研究―インド・カッチ地方を中心として―」をテーマとしたシルクロード財団からの研究助成が終了するのに伴い、これまでの研究成果を踏まえた公開研究会を以下の要領で開催いたします。カッチ地方は、周囲をランという湿地帯で囲まれた地域で、インド洋に面した地方には、古くから栄えた港町が点在しております。インド洋海域世界の中で、カッチ地方を歴史的にとらえてみようという視点は、カッチに残る文化遺産を評価する上で重要であると考えておりす。
 多くの方に参加いただき、活発な議論が交わされる有意義な会にしたいと思っております。ご関心をお持ちの方はどうかご参加下さい。みなさまのご参加をお待ちしています。
 なお、研究会終了後、懇親会を予定しています。こちらも是非、ご参加ください。


『インド洋海域世界とカッチの港町』
プロジェクト・グジャラート公開研究会

日時:1月27日(土) 14:00-
場所:東京大学生産技術研究所駒場リサーチキャンパスA棟403
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/map/index.html

プログラム

14:00-14:20 深見奈緒子 「プロジェクト・グジャラートのこれまでの活動」

14:20-14:50 鈴木英明 「インド洋西海域におけるカッチの人々の活動と「ハヴェリー(お屋敷)」

14:50-15:10 質疑応答

15:20-15:50 山根周「『都市』としてのカッチ地方の港町-アーメダバード、ラホールとの比較を通して」

15:50-16:10 質疑応答

16:20-16:50 深見奈緒子 「カッチ地方の歴史的建造物-カシアワール地方との比較を通して」

16:50-17:10 質疑応答

17:20-17:50 岡村知明 「バドレシュワルの都市空間構成-ムンドラとの比較をとおして-」

17:50-18:10 質疑応答

18:10-18:30 全体討論

研究会についてのご質問がありましたら、鈴木英明suzukiアットマークioc.u- tokyo.ac.jpまでご一報下さい。(「アットマーク」は@に変換の上、ご送信下さい。

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「イスラーム地域研究」(上智拠点?Uー1グループ) 第2回研究会

上智拠点?Uー1グループの研究課題は、イスラーム主義運動を、社会運動の視点から再検討することですが、前回(12月16日)の京都・研究会で基本的な研究枠組みについて議論をしましたので、これをふまえて個別の実証的な研究にとりくんでいきます。最初の数回の研究会では、個別の組織・運動について議論し、研究状況の共通認識を得たいと考えております。
皆様の積極的なご参加をお願いいたします。
なお、準備の都合上、ご出席の方は事務局までご連絡ください。

日時:2007年1月20日 午後1時~6時
場所:上智大学2号館630-a (アジア文化研究所・会議室)
報告:堀場明子(上智大学) 「インドネシアのマルク紛争とラスカル・ジハード」
   高岡豊(中東調査会)「ヒズボッラー研究の現状」
   鷹木恵子(桜美林大学) 「マイクロクレジットの動向と中東」

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『移動と記憶―ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』をめぐって』シンポジウム

在仏マグレブ移民の記憶と植民地主義の問題を描いたドキュメンタリー映画『移民の記憶』(ヤミナ・ベンギギ監督)の日本初上映と関連シンポジウムが行われますので、ぜひお誘いあわせのうえ、ご来場ください。

日時 1月27日(土) 
上映会 13時~
シンポジウム16時10分~

場所 東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟2階227教室

東京外国語大学府中キャンパス:西武多摩川線多磨駅徒歩4分or京王線飛田給駅
北口・循環バス5分アクセスマップ:
http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html

会場・シンポに関する問い合わせ:
東京外国語大学 海外事情研究所 Tel:042-330-5405(fax:-5406)
映画に関する問い合わせ:E-mail: kyuri712@yahoo.co.jp  担当:久保田

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国際シンポジウム"Ethnic Division of Polity and Society in Post-Civil War and Under-Conflict Nations: Cyprus, Lebanon, Former Yugoslavia, Iraq and Israel/Palestine"

日本学術振興会・人文・社会科学振興プロジェクト研究事業の一つ「平和構築に向けた知の展開」プロジェクトは、東京外国語大学「中東イスラーム研究教育プロジェクト」と共催で、下記の要領で国際シンポジウム"Ethnic Division of Polity and Society in Post-Civil War and Under-Conflict Nations: Cyprus, Lebanon, Former Yugoslavia, Iraq and Israel/Palestine"を開催します。詳しくは英語版の趣旨文をご覧頂きたく存じますが、中東・バルカン地域で内戦や武力衝突を伴いつつ進行してきたエスニックなラインに沿った国家の分割、社会の分裂の問題を、多角的に検討することを目指しています。エスニックな分断は避けられない、仕方のないことなのか?現地から招聘する研究者や知識人とともに、このテーマについて議論を深めたいと考えます。多くの方々の御参加をお待ちしております。

International Symposium
"Ethnic Division of Polity and Society in Post-Civil War and Under- Conflict Nations: Cyprus, Lebanon, Former Yugoslavia, Iraq and Israel/Palestine"

Date: Sunday, January 28, 2007.
Place: Tokyo Green Palace, Nibancho 2, Chiyoda-ku, Tokyo 102-0084
http://www.tokyogp.com/english/index.html
Admission free/ No registration required/ Simultaneous Interpretation provided

日時:2006年1月28日(日)10:30-20:30(開場10:00-20:30)
場所:東京グリーンパレス ばらの間
   http://www.tokyogp.com/index.html
入場無料(レセプション会費制)、参加自由(事前登録不要)、日英同時通訳つき

Program:
10:00- Doors Open
10:30-10:45 Hidemitsu Kuroki (ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies): Welcome Remarks and Preamble
1. Session of Cyprus and Lebanon
Chair: Makoto Kobayashi (Yokohama City University)
10:45-11:15 Andreas Theophanous (Intercollege, Cyprus)
11:15-11:30 Discussion
11:30-12:00 Lokman Slim (Umam Documentation and Research, Lebanon)
12:00-12:15 Discussion

12:15-13:30 Lunch with Coffee Break

2. Session of Former Yugoslavia
Chair: Yuji Ishida (University of Tokyo)
13:30-14:00 Tetsuya Sahara (Meiji University)
14:00-14:30 Hidajet Repovac (Sarajevo University)
14:30-14:50 Discussion

14:50-15:05 Coffee Break

3. Session of Iraq and Israel/Palestine
Chair: Keiko Sakai (Tokyo University of Foreign Studies)
15:05-15:35 Ghanim Jawad (Al-Khoei Foundation, United Kingdom)
15:35-15:50 Discussion
15:50-16:20 Ahmad Sa'di (Ben-Gurion University of the Negev, Israel)
16:20-16:35 Discussion

16:35-16:50 Coffee Break

4. Session of Comments and Discussion
Chair: Jun Furuya (Hokkaido University)
16:50-17:20 Comment1: under negotiation
17:20-17:40 Comment2: Taro Tsukimura (Kobe University)
17:40-18:00 Comment3: Hiroyuki Tosa (Kobe University)
18:00-18:30 Discussion

18:30-20:30 Reception(invitation requried)

Preamble:
Ethnic partition of state is a formula commonly applied to settle ethnic/ sectarian conflicts and civil wars. Even though the state is downsized as a result and its former national economy is fragmented into less efficient sub-national pieces, partition is often chosen as a solution with regret and resignation, on the justification that there is no other way to resolve the violent confrontation.The Middle East and the Balkans are warehouses of ethnic conflict and divided states. In 1974, after two decades of violent confrontation between the Greeks and the Turks in Cyprus, a border was created to divide the island between the south and the north. This separation still continues today, despite local movements for reunification. In 1975, the civil war in Lebanon erupted as a result of sectarian antagonism and the Palestine Question. At the beginning of the fifteen-year civil war, the Lebanese feared their nation would follow in the footsteps of Cyprus. The small country’s dissolution into even smaller cantons created the term "Lebanonization," which was applied to the situation in Yugoslavia after 1991. Here, ten years of conflict and bloodshed dissolved the multi-ethnic country into five republics. Most recently, the sixth state of Montenegro was peacefully separated from Serbia in June this year. Now Iraq is on the verge of devastating civil war and is said to be in the process of "Lebanonization": the Kurdish north, the Sunnite center, and the Shiite south. In Israel/Palestine, extensive concrete walls are ghettoing the Palestinians into cage-like areas. Avigdor Lieberman, the vice-prime minister of Israel, now openly insists that Israel follow the "Cyprus Model," suggesting the possibility of expelling the Arab-Israeli population beyond the walls from inside Israel.
Ethnic partition of state causes ethnic division of society, and vice versa. During the civil wars of the Middle East and Balkan countries, polarization of residential areas along ethnic lines, population exchange, forced displacement, and "ethnic cleansing" occurred.
Here we raise questions. How are the multi-ethnic system and pluralism of the pre-partition states evaluated among divided societies? How were memories of pre-civil war co-existence transformed through these ethnic conflicts? Was ethnic division inevitable? How did exterior powers, including the super powers, intervene in the conflicts and exert their influence in the formation of the post-civil war framework? Do we see the shadow of colonialism in this process?At this symposium we will discuss the above points from the perspectives of the respective countries and will explore the potential "local wisdom" applicable to establishing democracy in multi-ethnic
societies.

Contact:
Office of the Human Security Studies
e-mail: murakami@aa.tufs.ac.jp
お問い合わせ:
 「人間の安全保障学」事務局
e-mail: murakami@aa.tufs.ac.jp

Organizers:
* "Advanced Studies for Building Peace" Project (supported by Japan
Society for the Promotion of Science)
*The Research and Educational Project for Middle East and Islamic
Studies at TUFS
With the Cooperation of:
*NIHU Program: Islamic Area Studies -Unit of the University of Tokyo
*Comparative Studies on Transnational socio-political movements in contemporary Asia and Africa(Grand-in-Aid for Scientific Research(A), JSPS: Tokyo University of Foreign Studies)

主催:
・日本学術振興会・人文社会科学振興プロジェクト研究事業「平和構築に向けた知の展開」
・東京外国語大学「中東イスラーム研究教育プロジェクト」
後援:
・NIHUプログラムイスラーム地域研究(東京大学拠点)
・日本学術振興会・科学研究費・基盤研究(A)「現代アジア・アフリカ地域におけるトランスナショナルな政治社会運動の比較研究」(研究代表者:酒井啓子)

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第二回中東カフェ

第二回中東カフェを以下のように開催いたします。皆様のご参加をお待ちしています。

シリーズ ‐ この人に聞く <1>

イランー日本ーアメリカ
中東外交:日本の選択

日時:1月14日 18:30-20:30(開場:18:15)
会場:UPLINK FACTORY(渋谷駅徒歩13分)
 http://www.uplink.co.jp/factory


スピーカー 日本総合研究所会長  寺島実郎さん

 テレビ、雑誌など幅広いメディアでおなじみの寺島実郎さん。 日本のあるべき外交政策を説得力のある議論で展開し続ける。
 その寺島さんは、実は70-80年代の三井物産勤務時代にイランを中心とした中東諸国の情報分析に深く関わっていた。イラン革命、米・イラン間の対立関係、そしてイラン・イラク戦争と、激動の中東情勢のなかで、日本はどうすべきか・・・。当時の「中東体験」は、まさに寺島さんの現在の外交観の根幹となった。今回は、寺島さんのイランなど中東諸国との関わりから始めて、今後日本がどう中東と付き合っていくべきか、国際社会のなかでの日本の役割は、といった、多岐にわたるお話しを、インタビュー・座談形式でじっくりうかがっていく。

定員:先着50人(申し込み順)

申込方法:下記メールアドレスに、(1)名前、(2)肩書き、( 3)連絡先(メールアドレス、携帯電話)をご記入の上、1月10 日(水)までにお申し込みください。

nihon-chukinto (at=@) tufs.ac.jp

(メール作成時にat の代わりに@とご記入ください。)

詳細は、http://japan-middleeast.blogspot.com/をごらんください。

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♪中東カフェとは?
中東研究の成果を社会と共有することを目的に、双方向に開かれた議論・交流の場を設けようという試みです。報道や援助、ビジネス、文化交流などさまざまな現場で中東と日本をつなぐ仕事に携わる各界の方々をゲストに迎えてのトークショーや映画や文学などを切り口に中東の社会を深く知る講座など、多様な催しを定期的に実施していく予定です。

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国際セミナー:「イラン文化とペルシア文学」―シーア派イスラム文化理解に対する日本からの提言

 大阪外国語大学が主催する日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業国際セミナー:「イラン文化とペルシア文学」の開催についてご案内いたします。
このセミナーは、イランにおけるシーア派イスラム文化の諸相を多様な観点から理解することなどを目的とする『シーア派イスラム文化に対する日本からの提言』を課題とする研究活動の一貫として行われるもので、2006年1月の日本でのセミナー、2006年10月のイランでのセミナーに続く、3回目の国際セミナーとなります。イランから6名と、日本から9名の研究者の参加を予定しています。
セミナーではペルシア語が使用されますが、日本語通訳があります。来聴歓迎ですので、ぜひご来場ください。


セミナー名:

日本学術振興会アジア・アフリカ学術基盤形成事業国際セミナー「イラン文化とペルシア文学」

研究交流課題: シーア派イスラム文化理解に対する日本からの提言

日時:
2007年1月6日(土) 14:00~18:00
2007年1月7日(日)  9:00~12:00

場所:
千里ライフサイエンスセンター 5F サイエンスホール
(豊中市新千里東町1-4-2・北大阪急行地下鉄御堂筋線・千里中央駅すぐ)

コーディネーター: 森 茂男 (大阪外国語大学・外国語学部・教授)

入場料:無料

主催:大阪外国語大学

ホームページ:
http://www.osaka-gaidai.ac.jp/%7Emes/persian/AAPlatform.html


参加予定者:

《日本側参加研究者》

小野寺 菜穂(東京外国語大学)ONODERA, Naho
佐々木 あや乃(東京外国語大学)SASAKI, Ayano
ターヘリー・ハギーギー ザフラー(東京外国語大学) TAHERI HAGHIGHI, Zafra
竹原 新(大阪外国語大学)TAKEHARA, Shin
羽田 美希(大阪外国語大学)HADA, Miki
藤元 優子(大阪外国語大学)FUJIMOTO, Yuko
森 茂男(大阪外国語大学)MORI, Shigeo
山中 由里子(人間文化研究機構国立民族学博物館民族文化研究部)YAMANAKA, Yuriko
ラジャブザーデ ハーシェム(大阪外国語大学)RAJABZADEH, Hashem


《イラン側参加研究者》

ABEDISHAL, Kamyar (The Academy of Persian Language and Literature)
BAHRAMIAN, Alireza (The Center for the Great Encyclopedia of Islam)
MIRABEDINI, Seyedhassan (The Academy of Persian Language and Literature)
REZAI BAGHBIDI, Hassan (University of Tehran) SADEGHI, Ali Ashraf (Thewritten heritage center) SAMIEE, Ahmad (The Academy of Persian Language and Literature)

会場URL:千里ライフサイエンスセンターHP URL:http://www.senri-lc.co.jp/lc-index.html


連絡先:
大阪外国語大学ペルシア語専攻
〒562-8558大阪府箕面市粟生間谷東8-1-1
Tel&Fax: 072-730-5313
E-mail:persian@osaka-gaidai.ac.jp

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千葉大学国際ワークショップ: 19 世紀中東・バルカンへの新しいアプローチ
International Workshop: New Approaches to the Nineteenth-Century Middle East and Balkans

千葉大学で2007年1月13日(土),14日(日)に開催される国際ワークショップのご案内を差し上げます。本ワークショップでは、オスマン帝国近代史を専門とするトルコの新鋭研究者4 名を招聘し、国内の研究者を交えて19世紀に生じた中東・バル カン地域の変容を検討します。オスマン帝国史研究における最新の議論を聞きつつ、オスマン帝国のみにとどまらず広い視野に立って討論を展開していきたいと考えております。
 報告は全て英語で行われますが、質疑応答や総合討論では、日本語やトルコ語でもかまいません。
 ワークショップは公開で行いますので、ご関心のある方々はふるってご参加下さい。
 参加を希望される方は、事前にご連絡いただければ、報告要旨集(PDFファイル)をお送りします。連絡先等は下記を参照して下さい。

We are pleased to announce that an international workshop entitled: "New Approaches to the Nineteenth-Century Middle East and Balkans--The Construction of the Ottoman Modern State" will be held at Chiba University on January 13 and 14, 2007. We will invite from Turkey four younger scholars of the late Ottoman history and they, together with three Japanese scholars, will present papers on various aspects of the transformation of the 19th-century Middle East and Balkans. We will hear the most recent arguments in the field of the Ottoman studies, which we expect will be followed by a lively discussion from broader perspectives.
All the papers will be read in English. Attendance at the workshop is free.
Please email us to the following address, we will send you the summaries of papers.

日時:2007年1月13日(土),14日(日)
会場:千葉大学西千葉キャンパス社会文化科学系総合研究棟2階マルチメディア会議室
http://www.chiba-u.ac.jp/general/about/map/nishichiba.html
Chiba University Nishi-Chiba Campus, Multimedia Conference Room, Graduate School of Humanityand Social Sciences

プログラム(報告タイトルは仮題です)

January 13, Saturday

13:30 Opening Remarks

I. Session: Law and Order in the Modern State

13:50-14:30 ジェンギズ・クルル Cengiz Kirli (Bogazici University, Turkey)
The Invention of Corruption: Tanzimat, Criminal Law and the Bureaucracy

14:30-15:10 ナーディル・オズベク Nadir Ozbek (Bogazici University, Turkey)
The Social Profile of Ottoman Gendarmerie (1876-1908)

(break)

15:30-16:10 秋葉淳 Jun Akiba (Chiba University)
Administration of Justice in the Ottoman Arab Frontiers: Libya and Yemen, 1872-1914

16:10-16:50 Discussion

17:45-19:45 懇親会 Banquet

January 14, Sunday

II. Session: The Provincial Reforms and the Changing Inter-communal Relations

10:30-11:10 吉田達矢 Tatsuya Yoshida (Meiji University)
The Banditry on Both Shores of the Aegean during the First Half of the 19th Century

11:10-11:50 ヨンジャ・キョクサル Yonca Koksal (Koc University, Turkey)
State Reforms and Regional Variance: Tanzimat Policies in Bulgaria and Anatolia

III. Session: Land Conflicts and Property Relations

13:00-13:40 ユジェル・テルズィバシュオール Yucel Terzibasoglu (Bogazici University)
Land and Property Surveys in the 19th Century

13:40-14:20 江川ひかり Hikari Egawa (Ritsumeikan University)
Nomads and the Land Disputes in the 19th Century Anatolia

(break)

14:40-16:00 General Discussion
Chair: 小沢弘明 Hiroaki Ozawa (Chiba University)
Discussant: 栗田禎子 Yoshiko Kurita (Chiba University)

主催:人間文化研究機構連携研究「ユーラシアと日本の交流に関する総合的研究
『ユーラシアと日本:交流と表象』」「国民国家の比較史的研究」班」
   千葉大学文学部史学科
共催:日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究B「ヨーロッパ近現代史における中心=周縁関係の再編」(研究代表者:小沢弘明)
後援:千葉大学(国際研究集会開催支援プログラム)
URL: http://www.history.L.chiba-u.jp/~akibajun/
連絡先:千葉大学文学部史学科秋葉研究室
〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33
Tel & Fax: 043(290)3630
Email: workshop_chiba07@yahoo.co.jp

参加希望の方は、以下のフォーマットに必要事項をお書きのうえ上記のアドレスに電子メールをお送りください。要旨集(PDFファイル)をお送りします。事前連絡がなくても当日参加できます。

--参加申込用紙--(*印はどちらかをお選びください)

・要旨集希望:*英語・日本語対訳付き/英語のみ
・懇親会(会費4000円(学生3000円)予定):*参加/不参加/未定
・お名前:
・要旨集送付先アドレス:

If you have an interest in this workshop, please send an email to the address above using the following application form. We will send you summaries of papers in PDF format.
You can also attend the workshop without application in advance.

===Application Form===(*Please select one)

Summaries: *English/English with Japanese translation
Formal Banquet (provisionally 4000 yen (3000 for students)): *attend/not attend/not yet decided
Your Name:
Address for receiving summaries:


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上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)2-3グループ研究会

上智大学イスラーム地域研究拠点(SIAS)2-3グループでは、下記の日程で研究会を開催いたします。

2-3グループでは、これまで「スーフィズム・聖者信仰・タリーカをめぐる研究会」の中で継続されてきた共同研究の成果を継承・発展させ、京都大学イスラーム地域研究拠点(KIAS)研究ユニット4と連携しつつ、スーフィズム、聖者信仰、タリーカ、預言者一族崇敬の四つの大きな現象について、その 総合的理解と理論的再検討を目指してゆきます。本グループの実質的な開始ともいえる今回の研究会では、「預言者一族」をテーマとして新井・森本両氏にご発表いただく予定です。
皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

             記

日時: 2007年1月6日(土) 午後1時~5時
場所: 上智大学四谷キャンパス第2号館6階2-630a(アジア文化共用会議室)
   (JR中央線、東京メトロ丸の内線・南北線/四ッ谷駅)

 *第2号館: 正門を入って左手にある新しいビルです。ちなみに当日北門は開いておりませんのでご注意ください。
 *会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/access_yotsuya
   http://www.sophia.ac.jp/J/sogo.nsf/Content/campusmap_yotsuya

発表者:

森本一夫氏(東京大学東洋文化研究所助教授)
「サイイド/シャリーフ概論」(仮題)

新井和広氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手)
「ハドラミー・サイイド:家系史再構築の問題点」(仮題)

会場準備の都合上、ご参加いただける方は、下記の事務局までご連絡頂けると幸いです。

上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点 高橋圭
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上智大学アジア文化研究所
イスラーム地域研究拠点
〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
TEL&FAX: 03-3238-4447
ias-iac@sophia.ac.jp

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その他

平成19年度中東・イスラーム研究セミナーおよび教育セミナー 募集開始

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所中東イスラーム研究教育プロジェクトが主催する「中東・イスラーム研究セミナー」(前期:平成19年7月25日~28日、後期:平成19年12月19日~22日)および教育セミナー(平成19年9月18日~21日)の応募受付を開始いたしました。

応募締切、応募要領等詳細は、本プロジェクトWebサイトご覧ください。
http://www.tufs.ac.jp/common/prmeis/index.html