日本中東学会

年次大会・公開講演会・研究会等

日本中東学会第36回年次大会 暫定プログラム

1.開催日時・会場

開催日時:
2020年5月16日(土)、17日(日)
開催場所:
桜美林大学新宿キャンパス 〒169-0073 東京都新宿区百人町3丁目23-1
(JR山手線「新大久保」駅から徒歩8分、JR中央・総武線「大久保」駅から徒歩6分)
https://www.obirin.ac.jp/access/shinjuku/

2.暫定プログラム

【1日目 2020年5月16日(土)】 

13:00~16:45
公開講演会 「人類共生と宗教」
「人類共生と宗教」というテーマは、公開講演会開催日の5月16日はちょうど「国連平和共生デー」であること、大会会場のある新大久保界隈は多文化共生の町として知られ、実際に商店街では「天使のすむまち」プロジェクトなどが実施されていること、そして大会開催校の桜美林大学はキリスト教主義の大学であることなどを勘案し考案したものです。グローバル時代の今日、人類共生は困難な、しかしながら避けて通ることができない課題であり、この機会にさまざまな宗教の研究者と人類共生に関する実践家たちによる講演を踏まえて、ともに「人類共生と宗教」について考えてみたいと思います。
会場:
桜美林大学新宿キャンパス 創成館 サンテナリオホール
共催:
桜美林学園キリスト教センター
司会
後藤絵美(東京大学)
第1部  人類共生とさまざまな宗教
13:00~13:10
開会挨拶と趣旨説明    加藤 朗(桜美林大学) 
13:10~13:30
愛と共生のイスラーム   東長 靖(京都大学)
13:30~13:50
マイノリティとしてのユダヤ人の過去・現在・未来 市川裕(元東京大学)
13:50~14:10
贖罪論の克服から共生へ  山口里子(日本フェミニスト神学宣教センター)
14:10~14:30
周辺から見る現代日本仏教 川橋範子(名古屋工業大学)
14:30~14:40
<休憩>
第2部  人類共生に向けた実践
14:40~15:00
サンティアゴ巡礼と食と人間の安全保障 桃井和馬(桜美林大学)
15:00~15:20
大塚モスクと東洋大学の交流:地域の一員として 子島 進(東洋大学)
15:20~15:40
大久保の生活者の「心の支え」 山本重幸(共住懇)
15:40~16:00
新大久保における韓流と多国籍会議メンバーの様々な宗教 鄭宰旭(新宿韓国商人連合会)
16:00~16:35
質疑応答と討論
16:35~16:45
閉会の辞 大稔哲也 日本中東学会会長(早稲田大学)
17:00~18:00
日本中東学会総会
18:05~18:20
オルガン・ピアノ ミニコンサート オルガン 横山正子(桜美林大学) ピアノ 東郷幸輝(桜美林大学4年)
18:30~20:30
懇親会(桜美林大学新宿キャンパス1階 カフェテリア)

【2日目 2020年5月17日(日)】  桜美林大学新宿キャンパス

◆企画セッション 氏名の右側の( )は所属、Jは大学院生を指す。

(1) 非国家主体の理論と実践-クルド人の非政府主体を事例として(仮)
会場:
J305 12:40~14:10
司会:
今井宏平(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
発表 ① 青山弘之(東京外国語大学)
「傀儡か自治か:シリア北東部におけるクルド民族主義勢力の盛衰(2011~2019年)」
発表 ② 吉岡朋子(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)
「イラク・クルディスタン地域の国家性-未承認国家論からの検討」
発表 ③ 貴井万里(日本国際問題研究所)・辻田俊哉(大阪大学)
「イラン・クルディスタン民主党(KDPI)の動向と地域へのインパクト:「統治なき地域」の概念とその類型に関する検討を踏まえて」
コメンテーター:
岡野英之(近畿大学)
(2) Who Governs Life? Health/ state control and transnationality of medical care system
会場:
J305 14:20~15:50
Chair:
Keiko Sakai (Chiba University)
Presentation ① Omar Dewachi (Rutgers University)
“Mandatory Medicine and Statecraft in Iraq”
Presentation ② Rika Fujiya (Keiogijyuku University)
“The political roles of medical doctors in the occupied Palestinian territory”
Presentation ③ Sachiko Hosoya(International University of Health and Welfare)
“Transborder mobility of patients with a genetic disease: various attempts to seek a better life”
Discussant:
Hiroki Okazaki (Chiba University)
(3) ダイグロシアとアラビア語教育
会場:
J306 12:40~14:10
司会:
未定
発表 ① 岡崎英樹(四天王寺大学)
「Integrated Approach に取り入れるべき口語変種について(仮)」
発表 ② 近藤久美子(大阪大学)
「ブルネイ・ダルサラーム国におけるアラビア語教育」
発表 ③ 榮谷温子(慶応義塾大学)
「正則アラビア語とエジプト方言の対照分析(仮)」
発表 ④ モハンマド・ファトヒー
「“話されるフスハー”の特性とその教授実践例」
コメンテーター:
未定

 

(4) 企画展「サウジアラビア、オアシスに生きる女性たちの50年」に対する一般来場者の反応について
会場:
J306 14:20~15:50
司会:
縄田浩志(秋田大学)
発表 ① 西尾哲夫(国立民族学博物館)・黒田賢治(国立民族学博物館)
「フォーアラム型情報ミュージアムとしての展示の可能性について」
発表 ② 竹田多麻子(横浜ユーラシア文化会館)
「一般来場者にとってのサウジアラビア:展示アンケート結果から」
発表 ③ 藤本悠子(片倉もと子記念砂漠文化財団)
「『みられる私』より『みる私』をどう具体化できたか:片倉もとこフィールド資料を活かした博物館展示」
発表 ④ 縄田浩志(秋田大学)
「アラブ流もてなし文化の体験イベントの試み」
コメンテーター:
未定
◆個人研究発表  氏名の右側の( )内は所属。Jは大学院生を指す。
第1部会 / Session 1  会場: J201
9:00-9:40 髙橋稜央(北海道大学大学院文学研究科J)
「後ウマイヤ朝期アンダルス社会とキリスト教徒をめぐる法学議論」
9:40-10:20 早矢仕悠太(東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学J)
「マーリク派法学における死地蘇生規定の受容(仮題)」
10:20-11:00 沖祐太郎(九州大学法学研究院)
「19世紀末のアラビア語国際法テキストにおける「戦争」観念の思想史的検討」
11:00-11:40 小野仁美(東京大学大学院人文社会系研究科)
「イブン・アーシュールのマカースィド論とその21世紀への影響」(仮題)
12:40-13:20 大渕久志(東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻イスラム学J)
「ザイヌッディーン・カッシー(1228年以前歿)著『仲間への贈りもの』(マルアシー図書館所蔵写本 4416, ff. 1v–91v)の予備的研究――執筆背景と行為論について」(仮)
13:20-14:00 竹村和朗(高千穂大学)
「生前贈与の意味と意義:現代エジプトの事例から考える」
14:00-14:40 真殿琴子(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科J)
「オスマン朝下スーフィズム思想における「存在の円」(仮)
14:40-15:20 相樂 悠太(東京大学大学院人文社会系研究科J)
「イブン・アラビー修行論における「心」(qalb)の概念」
15:20-16:00 村上武則(京都大学大学院J)
「アルメニア文字クルド語新約聖書の研究」
第2部会 / Session 2 会場: J202
9:00-9:40 Mita, Kaori (Chuo University J)
“Rise of Populism in Kuwait: From Observation of Coalition Building ”
9:40-10:20 Goto, Manami (Tokyo University of Foreign Studies)
“Dress to Express or Dress to Impress: Adaptation of National Dress amongst Migrants in the Gulf ”
10:20-11:00 Abbas Zaher, Doaa (Temple University)
“Women's empowerment in Saudi Arabia”
11:00-11:40 Taheri, Zahra (The Australian National University)
“The status of women in Tusi’s Akhlaq-e Naseri, Nasirian Ethics”
12:40-13:20 Mallet, Alex (Waseda University)
“Christians, Turks, and the First Crusade”
13:20-14:00 Morrison, Scott (Oxford Brookes University)
“Islamic Law's Insights Concerning Debt”
14:00-14:40 Matsuda, Kazuto (Edinburgh University)
“Fueling the only fire? - Hydrocarbon's Impact on the Interstate Relations and Domestic Politics of the Arabian Gulf since 1973”
第3部会 / Session 3  会場: J203
9:00-9:40 ターリク・フセイン, ハカミ(東海大学大学院J)
「日本語とアラビア語における謝罪意識の比較 ― 謝罪をする側の意識に焦点を当てて ―」
9:40-10:20 鷲見朗子(京都ノートルダム女子大学)、鷲見克典(名古屋工業大学)
「アラビア語学習者における基本的心理欲求の充足が学習結果に及ぼす効果:自己決定理論に基づく検証」(仮)
10:20-11:00 榮谷温子(慶応義塾大学)
「アラビア語エジプト方言の疑問詞 ―日本語との対照分析―」
11:00-11:40 アルモーメン, アブドーラ(東海大学国際教育センター)
「アラビア語・日本語の放送通訳に於ける明示化と非明示化の攻略法」
12:40-13:20 木下実紀(大阪大学大学院言語文化研究科J)
「19世紀末イラン翻案作品にみられる言説」(仮)
13:20-14:00 岡 真理(京都大学)
「「帰還」小説 ― エグザイル、ホーム/ランド、そして父と息子の物語」(仮)
14:00-14:40 濱田聖子(東京大学)
「ジャーヒズ著『けちんぼども』に描かれる文人たち」(仮)
14:40-15:20 竹田敏之(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科)
「アラブ・イスラーム文化における「千行詩」の伝統と現代性:イブン・マーリク以降のアラビア語文法学を中心に」
15:20-16:00 モハンマド, ファトヒー(東京外国語大学)
「正しいアラビア語とは―アラビア語を対象とする研究の課題について―」
第4部会 / Session 4  会場: J206
9:00-9:40  望月 葵(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科J)
「シリア難民危機以降のヨーロッパ:難民の帰属と社会包摂」(仮)
9:40-10:20 岡崎弘樹(日本学術振興会)
「現代シリアにおける世俗主義と権威主義国家の同盟関係」
10:20-11:00 早川英明(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻J)
「「宗派主義」は定義できる」(仮)
11:00-11:40 岡部友樹(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科J)
「紛争後の抗議運動:レバノンにおける『10月17日革命』を事例に」(仮)
12:40-13:20 松原康介(筑波大学)
「20世紀シリアにおける都市計画の思想史」
13:20-14:00 池田昭光(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
「レバノン都市社会の変容:マール・ミハーイル地区の開発を事例に」(仮)
14:00-14:40 田村うらら(金沢大学)
「トルコ共和国における「遊牧民」ユルックの公共化:ユルック文化祭典の分析」
14:40-15:20 モハッラミプール, ザヘラ(東京大学大学院総合文化研究科J)
「黒板勝美のペルシア旅行と博物館構想」(仮)
第5部会 / Session 5  会場: J207
9:00-9:40 永島 育(早稲田大学大学院J)
「エディルネ機動師団:オスマン陸軍による不正規戦争遂行の一例として(1903-1904)」
9:40-10:20 岩元恕文(九州大学人文科学府J)
「トルコ共和国初期におけるユダヤ人と国民国家―「市民よ、トルコ語話そう」運動前後におけるアヴラム・ガランティとテキンアルプの活動」
10:20-11:00 今城尚彦(東京外国語大学大学院J)
「アレヴィー・アイデンティティ」概念の批判的検討:トルコ都市部における若者の自己規定とその葛藤」(仮)
11:00-11:40 幸加木文(千葉大学)
「宗教保守化と再世俗化の狭間における宗教意識の現状―トルコ人女性のスカーフ着用に関する言説分析より」(仮)
12:40-13:20 小林 周(日本エネルギー経済研究所 中東研究センター)
「リビアの国家再建における課題 ―世論調査を元に―」(仮)
13:20-14:00 今井真士(学習院大学法学部)
「権威主義体制下における二院制の多様性:2019年憲法改正におけるエジプトの元老院の開設とその理論的意義」(仮)
14:00-14:40 黒田賢治(人間文化研究機構/国立民族学博物館)
「現代イランにおける記憶の歴史化と忘却の政治:ある帰還志願兵を中心に」
14:40-15:20 梶山卓哉(龍谷大学J)
「イラン・イスラーム共和国憲法草案の比較」(仮)
15:20-16:00 千坂知世 (大阪大学国際公共政策研究科J)
「イラン・イスラム共和制における国家の選挙介入:護憲評議会による国会選挙(1980-2012)の立候補資格審査を事例に」(仮)
第6部会 / Session 6  会場: J208
9:00-9:40  渡部敬子(大阪府立大学大学院J)
「社説は、いかにパレスチナに於ける「ユダヤ人国家」樹立を促進したか―パレスチナポストとジューイッシュクロニクルの社説の批判的ディスコース分析―」(仮)
9:40-10:20  金城美幸(立命館大学)
「被占領地のパレスチナ難民にとって「帰還」とは:リフター村の事例より」(仮)
10:20-11:00 児玉恵美(東京外国語大学総合国際学研究科国際社会専攻J)
「レバノンにおけるパレスチナ解放運動と殉教概念」(仮)
11:00-11:40 鈴木啓之(東京大学)
「イスラエル占領政策の蹉跌:軍参謀総長の回顧録からの検討」(仮)
12:40-13:20 今野泰三(中部大学)
「「入植地問題」研究の出発点―Judaismを巡る議論における集団移住と入植地建設の意味―」
13:20-14:00 戸澤典子(東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻J)
「ヨルダン川西岸地区のアメリカ系ユダヤ人入植者―2000年以降の移民定住を事例として―」
14:00-14:40 池端蕗子(立命館大学)
「『君主と学者の同盟』の現代版か?―ヨルダン、ガーズィー王子の思想と活動―」(仮)
14:40-15:20 保井啓志(東京大学)
「フェミニズムから見たシオニズムの一考察」(仮)
15:20-16:00 ヘバタッラー, オマル(名古屋大学人文学研究科J)
「イスラームにおける女性暴力―女子割礼を中心として」(仮)
第7部会 / Session 7  会場: J209
9:00-9:40 臼杵 悠(一橋大学大学院経済学研究科)
「ヨルダン労働市場への参加決定要因と就業状況:世帯調査から」
9:40-10:20 ハシャン, アンマール(立命館大学アジア日本研究機構)
「イスラーム仮想通貨はどこまで可能か? ― その是非をめぐる3つの争点と法学的経済論の視座―」
10:20-11:00 足立真理(京都大学東南アジア地域研究研究所)
「インドネシアにおけるザカート制度化/準市場化の沿革とその現代的展開」(仮)
11:00-11:40 桐原 翠(日本学術振興会)
「ハラール認証制度における認証規準―イスラーム法規定とマレーシアの行政規則—」(仮)
12:40-13:20 清水 学((有)ユーラシア・コンサルタント)
「インドBJP政権の対中東・ムスリム認識」(仮)
13:20-14:00 小山 友(千葉大学大学院人文公共学府J)
「移民送出国による関係性と国内政治構造から解明する現代オランダにおけるムスリムの政治:近隣西欧諸国との比較の視点から」(仮)
14:00-14:40 青木健太(公益財団法人中東調査会)
「アフガニスタン現代政治の構造と特徴―現体制における権力の配置とその含意―」(仮)
14:40-15:20 柴田英知(名古屋市立大学大学院人間文化研究科/歩く仲間)
「ラポールとオーソリティー再考 -国際協力と地域研究の現場比較-」(仮)
第8部会 / Session 8  会場: J210
9:00-9:40 棚橋由賀里(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科J)
「ムハンマド・イブン・スライマーン・ジャズーリーのイスラーム思想 ― 15世紀モロッコにおける神理解と民衆教導」
9:40-10:20 関佳奈子(上智大学アジア文化研究所)
「20世紀初頭のモロッコ北部における諸部族の動向―『テトゥワン史Ta’rīkh Tiṭwān』からみたリーフ戦争再考の手がかり―」(仮)
10:20-11:00 山口 匠(東京大学大学院総合文化研究科J)
「デジタル・アーカイヴ化される文化的多様性―現代モロッコにおける公共文化への挑戦」(仮)
11:00-11:40 池北眞帆(大学院博士課程進学予定)
「スペイン極右勢力VOXの排外主義 ― エスカレートするマグレブ出身者への攻撃と正当化の論理 ―」(仮)
12:40-13:20 渡部良子(東京大学)
「前近代イランにおける聖者廟の財産管理:サファヴィー朝期におけるシャイフ・サフィー廟の不動産運営を通して」
13:20-14:00 後藤敦子(お茶の水女子大学)
「セルジューク朝におけるワズィール職の一側面 : ダルガズィーニー家を中心に」(仮)
14:00-14:40 成地草太(明治大学大学院文学研究科史学専攻アジア史J)
「オスマン帝国東部国境地域におけるチェルケス難民問題 ― 1860年代後半のラズィスタン県バツーム郡における地元住民による難民定住反対運動 ―」(仮)
14:40-15:20 岩田和馬(東京外国語大学大学院J)
「18世紀イスタンブルの場の占有権をめぐる争い」

日本中東学会第36回年次大会実行委員会事務局 〒194-0294 東京都町田市常盤町3758 桜美林大学
リベラルアーツ学群 鷹木恵子研究室
Tel: 042-797-9293, E-mail: james2020obirin@gmail.com
可能な限りメールでのご連絡お問い合わせをお願い申し上げます。