日本中東学会

年次大会・公開講演会・研究会等

研究会・講演会

会員から寄せられた研究会・講演会情報です。

2019年開催情報

《1月》《2月》《3月》《4月》《5月》《6月》
《7月》《8月》《9月》《10月》 | 《11月》 | 《12月》

3月

第35回人文機構シンポジウム開催のお知らせ
2019年3月23日
イスラエルのパレスチナ人・ドイツのムスリム等に関するワークショップのお知らせ
2019年3月9日,10日

2月

シンポジウム 「日本のイスラームとクルアーン」の開催
2019年2月9日
AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」公開研究会のご案内
2019年2月9日
シンポジウム「新たな政治経済地図」
2019年2月6日
特別講演会「中世ユーラシアのイスラーム都市」のご案内
2019年2月2日

1月

Gökhan Çetinsaya教授 (Istanbul Şehir University)講演会のお知らせ
2019年1月31日 NEW
Tomas Wilkoszewski氏研究講演会(1/31・民博)開催のお知らせ
2019年1月31日
フェリックス・アーノルド博士ご講演「Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries」のお知らせ
2019年1月30日
国際研究集会 "Baghdad, a 1400 year old capital city in West Asia"開催のお知らせ
2019年1月29日
イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会
2019年1月26日
Tomas Wilkoszewski氏研究講演会(1/26・早稲田)開催のお知らせ
2019年1月26日
研究会「植民地期アルジェリアにおけるウラマーとスーフィー教団再考:社会経済的変容と政治文化的思想(Reconsiderer les ‘ulama’ et les confreries religieuses en Algerie a l’epoque coloniale: Les transformations socioeconomiques et les idees politico-culturelles)」のご案内
2019年1月20日
「現代ムスリム社会における風紀・暴力・統治」2019年度第2回研究会
2019年1月19日
第11回オスマン文書セミナーのご案内
2019年1月12日,13日
シンポジウム「「アラブの心臓」に何が起こったのか:現代中東の実像を捉える」のお知らせ
2019年1月12日

3月

第35回人文機構シンポジウム開催のお知らせ

第35回人文機構シンポジウム レクチャーコンサートc
「中東と日本をつなぐ音の道(サウンドロード)―音楽から地球社会の共生を考える」

【開催日時】
2019年3月23日(土) 13:30~16:30 (開場13:00)
【会場】
東大寺総合文化センター金鐘ホール(奈良市水門町100番地)
http://culturecenter.todaiji.or.jp/accessmap.html
JR大和路線・近鉄奈良線「奈良駅」から市内循環バス「大仏殿春日大社前」下車徒歩5分
※駐車場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。
【趣旨】
正倉院宝物にある琵琶や箜篌(くご)などの楽器は、中東がルーツであるとされています。琵琶の先祖となったアラブのウードは、ヨーロッパのリュートやギターともつながっています。音の道は地球をつなぎ、人びとは音楽によって喜びや悲しみをわかちあうのです。そのいっぽう、国歌や民族の魂の歌が境界をうみだすこともあります。特定の文化や社会に根づきながらも、人びとをつないでいく音楽の魅力に焦点をあてながら、国家や民族の境界をこえた地球社会で共に生きることについて考えてみたいと思います。
【プログラム】
13:00
開場
13:30
開会
総合司会:相島 葉月(国立民族学博物館准教授)
開会挨拶:平川 南(人間文化研究機構 機構長)
13:35
特別講演「大仏開眼と音楽」
森本 公誠(東大寺 長老)
13:55
基調講演「なぜベリーダンスは世界にひろがったのか?―音楽が創りだす地球社会の可能性」 西尾 哲夫(国立民族学博物館副館長、現代中東地域研究総括代表)
14:20
レクチャーコンサート「地球音楽を生きる―中東と日本をつなぐ楽器たち」
演奏1 ウード 常味 裕司
演奏2 サントゥール 谷 正人
演奏3 尺八 カイル・カマル・ヘロウ
解説 水野 信男(兵庫教育大学名誉教授)
ファシリテーター 飯野 りさ(日本学術振興会特別研究員)
15:50
総合討論
パネリスト 常味 裕司、谷 正人、カイル・カマル・ヘロウ
ファシリテーター 相島 葉月
16:30
閉会
【申込方法】
こちら(https://www.senri-f.or.jp/35sympo/2018/11/27/)からお申込みください。
定員に達した時点で締め切ります。
【お問合せ】
第35回人文シンポ事務局(一般財団法人千里文化財団 内)
TEL:06-6877-8893 E-mail:sympo☆senri-f.or.jp (☆を@に変えてお送りください。)

主催:大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
特別協力:東大寺
後援:文部科学省、東洋音楽学会、近畿日本鉄道株式会社
参加無料、手話通訳有、要事前申込(定員300名)

イスラエルのパレスチナ人・ドイツのムスリム等に関するワークショップのお知らせ

2019年3月9・10日(土日)に、東京大学駒場Iキャンパス21 KOMCEE West K303にて、“International Relations Within: Self-Complexity in Ethnic Conflict and Coexistence”と題した国際ワークショップを開催します。イスラエルのパレスチナ人・アメリカのアラブ難民について研究されている人類学者や、ドイツのムスリムやロシア人、あるいは民族関係に関する研究をされている社会心理学者など、中東学会の皆様のご関心にも近い研究者もお招きし、諸個人の自己内部の葛藤や調和といった観点から民族関係を考察し、記述していくことを目指します。1日目は登壇者の多様な分野の基本情報を共有することを主眼とし、2日目は、ワークショップのテーマについてより専門的に議論していくという手順になっております。

<プログラムProgram>

March 9: Introductory
11:00-11:50
Introduction (Taro Tsurumi)
12:00-12:50
Bernd Simon, “The Social Psychology of Identity: Concepts, Methods, Insights”
14:00-14:50
Taro Tsurumi, “Jewish Self-Complexity: A Case in the Russian Empire”
15:00-15:50
Anton Popov, “A Place Called ‘Home’: Property Ownership, Legitimacy and Local Identification of Greek Migrants in Southern Russia”
16:10-17:00
Rhoda Kanaaneh, “Colonized Hybridities: To Be Palestinian inside Israel”
17:10-18:00
Toshio Matsumura, “Chineseness or Chinese Aspects in the Political Context of Indonesia”
18:15-20:15
Reception
March 10: Advanced
9:30-10:20
Bernd Simon, “Identity as a Different Equal: Politicization, Respect, Tolerance”
10:30-11:20
Toshio Matsumura, “Reconsidering Binary Understanding on Ethnic Chinese in Indonesia: In Comparison with Brunei's Case”
11:30-12:20
Rhoda Kanaaneh, “Hybridity on Trial: Cultural Continuity and Discontinuity in Arab Asylum Narratives in the United States”
13:40-14:30
Anton Popov, “The Pontic Greek Cultural Revival: A Global Network and Local Concerns”
14:40-15:30
Taro Tsurumi, “The Origin of Jewish Separatism: Extinction of an Aspect or Emergence of a New?”
15:45-17:00
General discussion

詳細は以下をご覧ください。

https://www.tarotsurumi.com/2019-ir-within

事前登録は必要ありませんが、ご連絡いただけましたら詳細情報をお知らせいたします。使用言語は英語のみ(通訳なし)ですが、なるべく平易な英語を使用するよう努めます。

どちらか一方の日や、一つの発表だけのご参加でも歓迎いたしますので、お気軽にお越しくださいますようお願い申し上げます。
1日目の懇親会につきましてもどなたも歓迎いたします。

---English version---

On March 9-10 (Sat-Sun), 2019, I will organize an international workshop titled “International Relations Within: Self-Complexity in Ethnic Conflict and Coexistence,” focusing on ethnic and international relations from the perspective of self-complexity, in which the self has several ethnic aspects. Among others, anthropologists and social psychologists who study fields relevant to JAMES, such as Palestinians in Israel, Arab refugees in the US, and Muslims in Germany, will join it. On the first day, we will share basic knowledge of each field and on the second day, we will discuss further based on more detailed researches. The venue is the University of Tokyo, Komaba, 21 KOMCEE West K303.

-Program-
See the one in the Japanese version above.

For details, please visit the following page:
https://www.tarotsurumi.com/2019-ir-within

Registration is not required, but if you would contact me, I will send you more information. I would be happy even if you could join only a day or a session. Reception on the first day is also open to everyone.

Sincerely,

2月

シンポジウム 「日本のイスラームとクルアーン」の開催

イスラームは日本でもよく知られるようになり、理解の促進も図られている。その背景には何といっても世界的なイスラームの動向がある。本シンポジウムではこのような事態の進捗と今後の展望を得つつ、その中での日本におけるクルアーンの役割を分析する。なおクルアーンの新訳(『クルアーンーやさしい和訳』水谷周監訳著・杉本恭一郎訳補完)が2月初めに出されるので、当日配布予定。

日時:
2019年2月9日(土)13:30~17:00
場所:
東京大学東洋洋文化研究所3階大会議室
講演:
開会挨拶
長沢栄治 東京大学教授         5分
講師 水谷 周 イマーム大学アラブ イスラーム学院学術顧問
「クルアーン和訳と日本のイスラーム」 30分
大川玲子 明治学院大学教授
「世界のクルアーン解釈と日本」    同上
休憩
10分
塩尻和子 東京国際大学教授、筑波大学名誉教授
「日本のイスラーモフォビア」     30分
四戸潤弥 同志社大学教授
「イスラーム学と日本のイスラーム」  同上
林 純子 東京弁護士会外国人の権利に関する委員会副委員長
「日本のイスラームー法曹界から」   同上
質疑応答
35分
締めくくりと閉会の挨拶 徳増公明 日本ムスリム協会会長
10分
司会
杉本恭一郎 (NPO法人)千葉イスラーム文化センター理事長
共催:
東京大学東洋文化研究所班研究「中東の社会変容と思想運動」
(宗)日本ムスリム協会
参加につき事前登録不要。会場の収容人員は約80名です。
連絡先:
長沢 nagasawa@ioc.u-tokyo.ac.jp 水谷 makmizu123@hotmail.com

AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」公開研究会のご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」は,2018年度の公開研究会を以下の要領で開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

◇日時・場所
日時:
2019年2月9日(土)13:30―18:00
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所会議室(304)
交通情報
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
※ 事前申込不要
※ 本研究会に関するお問い合わせ先:khargush1969[at]gmail.com
◇プログラム
13:30―14:00
はじめに(趣旨説明)
渡部良子(東京大学)「イスラーム社会史史料としてのサフィー廟寄進地記録の重要性の再検討:‘Abdi Beg編Sarih al-Milk 2写本(17世紀?18世紀初)に注目して」
14:00―16:30
研究発表
14:00―14:35
後藤裕加子(関西学院大学)「サファヴィー朝前期の文人官僚 アブディー・ベクとその著作」
14:35―15:10
小野浩(京都橘大学)「サファヴィー家に関わる君主勅令」
15:10―15:20
休憩
15:20―15:55
高木小苗(早稲田大学)「14世紀アルダビール地方の一村落の変遷:Sarih al-Milkと関連文書の比較検討を通して」
15:55―16:30
阿部尚史(お茶の水女子大学)「19世紀のSarih al-Milk」
16:30―16:40
休憩(10分)
16:40―17:10
コメント
高松洋一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
17:10―18:00
総合討論
◇研究会趣旨
イスラーム圏の社会において、聖者廟はしばしば大きな富を蓄積し、社会・文化・経済の中心として重要な役割を担った。イスラーム法に基づくワクフ(寄進)により集積された聖者廟の財産は,政治権力による庇護,地域社会との関係,様々な法・社会制度・慣行の利用など,政治・法・経済の多様な制度・慣行が絡まり合う中で保全され,聖者廟の活動を支えてきたと考えられる。聖者廟が築いた財産管理のシステムと戦略に光を当てることは,聖者廟の活動を支えた財政基盤のあり方を明らかにするのみならず,聖者廟を取り巻く行財政・法・経済制度と,その時代的変遷を知る手がかりになるだろう。
テュルク・モンゴル系遊牧王朝の覇権の下,タリーカが大きな政治・社会的影響力を持ったイラン高原では,財力と独立的勢力を持つ聖者廟も登場した。特に,現代イランの原型を形成することになるシーア派王朝サファヴィー朝(16?18世紀)以降,シーア派イマーム廟,シーア派イマームの係累とされる聖者廟(イマームザーデ)が特別な重要性を帯びて発展し,現代社会においても大きな存在感を放っている。これらイランにおける聖者廟の財政基盤・財産管理システムの研究は,第8代イマーム・レザー廟,テヘランのイマームザーデ,シャー・アブドゥルアズィーム廟など,近年大きく進展しつつある。
このようなイラン高原の聖者廟の中でも,とりわけ独自の歴史を持つのが,サファヴィー朝の起源となったサファヴィー教団名祖シャイフ・サフィー廟(イラン北西部アルダビール州アルダビール,2010年UNESCO世界遺産登録)である。14世紀初の成立以降,政治権力・地域社会との密接な結びつきを通して多数の寄進地を獲得し,サファヴィー朝下では王朝祖廟としての特殊な地位を享受し,同朝滅亡後は衰退しつつも近代までその活動を維持したサフィー廟は,中世?近代のイラン高原の歴史の展開を直接的に反映した聖者廟の歴史を伝える貴重な事例といえる。その寄進地目録としてサファヴィー朝期の16,17世紀に編纂された寄進地記録sarih al-milkは,サファヴィー朝成立の歴史的背景,サファヴィー朝によるサフィー廟庇護政策を伝える重要な史料として,先学により研究されてきた。しかし,これら寄進地記録がワクフの正当性を示すイスラーム法文書集成というその本来の性格から,どのように編纂され,利用されてきたのか,その機能的特徴と史料的可能性を総合的に明らかにする試みは,まだ十分行われているとは言えない。サフィー廟に保管されたイラン最古の文書群サフィー廟文書の目録化,レザー廟財務帳簿史料の研究の進化など,シーア派聖者廟の財産管理に関わる史料の発掘・研究可能性が確実に広がりつつある現在,最も古い聖者廟財産管理関連史料の1つであるサフィー廟寄進地記録を,中世から近世にかけてイラン高原に形成された行財政・法制度・慣行,寄進地管理制度の中に位置づけ再検討することは,重要な意義を持つだろう。
本共同研究(2018?2020年度)は,このような問題関心から,寄進地記録を中心とするサフィー廟の財産管理史料を総合的な研究を目指している。初年度は,サファヴィー朝初期16世紀編纂の寄進地記録として有名な‘Abdi Beg編sarih al-milkを取り上げ,これまでにも多くの研究に利用されてきたこの作品のデータベース化に取り組んだ。本研究会では,‘Abdi Beg編sarih al-milkの全体像,編纂の時代的背景,歴史研究におけるその史料的価値,そして改訂により長期的に持続したその役割をテーマに,サフィー廟寄進地記録の研究可能性に新たな光を当て,今後の研究可能性を探ることを目指す。

シンポジウム「新たな政治経済地図」

来年2月6日に宇都宮大学におきまして、中東のエネルギー資源に関する議論やレンティア国家論でも広く知られるルキアーニ教授をお招きし、以下の要領で公開シンポジウムを開催いたします。皆様のご来場をお待ちしております。

公開シンポジウム「新たな政治経済地図:エネルギー資源、移民、政治経済的地域統合」

• 日時・会場
• 日時:
2019年2月6日(水) 13:00~16:30
• 会場:
宇都宮大学峰キャンパス 峰が丘講堂
• 定員200名、同時通訳あり、参加費無料、参加登録あり
https://cscenter.co.jp/glblcrss-sympo2019/
• シンポジウム趣旨
• 21世紀に入り、グローバル化の進行によって、国家や地理的に規定された従来の地域を超えて共通・連動する諸問題が増えています。20世紀までの主権国家とそれを軸とした国際社会という近代社会科学的「常識」が崩壊し、社会の安定と発展を確保してきた諸制度が機能不全に陥っています。このような「新しい危機」に、我々はいかに対応できるのでしょうか。本シンポジウムでは、エネルギー資源の転換、国際移民、政治経済的地域統合という今日の我々の世界を揺るがす問題を通して、我々の未来を考えていきます。
• 登壇者
• ジャコモ・ルキアーニ教授(ジュネーヴ国際開発高等研究所)「エネルギー移行における炭素資源の役割」
• 松尾昌樹准教授(宇都宮大学)「移民が果たす政治的機能:中東の事例から」
• 石戸光教授(千葉大学)「エネルギーと政治経済的地域統合:東南アジアを事例に」
• 共催
宇都宮大学国際学部
文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究「グローバル関係学」計画研究A02 政治経済的地域統合(課題番号:16H06548)
• 本シンポジウムに関する問い合わせ先
TEL:075-241-9620 FAX:075-241-9692
Email:glblcrss-sympo2019@cscenter.co.jp

特別講演会「中世ユーラシアのイスラーム都市」のご案内

2019年2月2日(土)に、Felix Arnold博士(ドイツ考古学研究所)とMichele Bernardini教授(ナポリ東洋大学)をお迎えし、特別講演会「中世ユーラシアのイスラーム都市」を京都大学・ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)にて開催します。

皆様のご参加をお待ちしております。

*本特別講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の一環です。同領域研究・計画研究については、HPをご覧ください。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html

ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)特別講演会
中世ユーラシアの「イスラーム都市」

(新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05 第七回研究会)

日時
2019年2月2日土曜日 午後2時より
場所
京都大学大学院文学研究科附属ユーラシア文化研究センター(羽田記念館)
〒603-8832 京都市北区大宮南田尻町13 TEL 075-491-6027
講演
Madīnat al-Zahrā’ (Spain): a caliphal city of the tenth century
Felix Arnold氏(ドイツ考古学研究所:マドリード)
司会・紹介:深見奈緒子氏(日本学術振興会)
Ghazni during the Qarawunas period: 1300-1370 ca.
Michele Bernardini氏(ナポリ東洋大学)
司会・紹介:守川知子氏(東京大学)

※聴講は無料です。
※講演は英語で行われます(通訳はありません)。
※講演会終了後、同会場で懇親会を予定しています。お気軽にご参加ください(一般2000円、学生1000円)。

ポスターは↓からダウンロードいただけます。
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/A402C.pdf

お問い合わせはこちらまで:eurasia-haneda@bun.kyoto-u.ac.jp

1月

Gökhan Çetinsaya教授 (Istanbul Şehir University)講演会のお知らせ

1月31日(木)に、イスタンブル・シェヒル大学教授のギョクハン・チェティンサヤ氏をお迎えして、特別講演会を開催いたします。 チェティンサヤ氏は19~20世紀のオスマン朝政治史やトルコの外交史をご専門とされ、主著に、アブデュルハミト2世期のイラク行政を扱ったOttoman Administration in Iraq, 1890-1908 (London: Routledge, 2006)があります。

日時:
2019年1月31日(木) 16:30-18:30
会場:
東京大学本郷キャンパス、法文2号館第三会議室
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
講演者:
Professor Gökhan ÇETINSAYA (Istanbul Şehir University)
講演題目:
“Ottoman rule in Iraq under Abdulhamid II”

*講演は英語で行われます。事前申し込みは不要です。
皆様のご参加をお待ちしております。

*本講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の一環です。同領域研究・計画研究については、HPをご覧ください。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html

Tomas Wilkoszewski氏研究講演会(1/31・民博)開催のお知らせ

この度、在外ウイグル人の人類学的研究をなされているTomas Wilkoszewski氏をお招きし、下記要領にて研究講演会”Uyghurs in Turkey: migration and skills”を開催いたします。会場準備のために事前申込制となっております。皆様のご参加をお待ちしております。また、1月26日には早稲田大でも別テーマで講演していただきますので、ご関心のある方は別信の案内もご覧ください。

研究講演会 ”Uyghurs in Turkey: migration and skills 2”

・日時:
2019年1月31日(木)16時~17時45分
・発表者:
Tomas Wilkoszewski氏(マッコーリー大学/オーストラリア)
・タイトル:
Uyghur Medical Practitioner in Turkey: Pluralistic Healing Modalities and Intersubjectivity(英語・通訳なし)
・場所:
国立民族学博物館2F 第6セミナー室
・地図:
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
・発表要旨:
Introducing their biographical and professional backgrounds as a starting point I will discuss attempts of Uyghur medical practitioners in Istanbul and Kayseri to enter the emerging market of alternative medicine in Turkey. Applying holistic medical practices that cover a broad scope from herbal expertise to the revitalization of a traditional Uyghur medicine they are trying to attract a multi-ethnic clientele interested in alternative healing processes. Looking at the perceptions of the patients by taking not only the individual experience, but also the dimension of intercorporeality and intersubjectivity into account, I will furthermore discuss the interactional level of the patient-doctor relationship and the creation of meaning.
・申込方法:
会場準備のため、下記URLより参加申し込みをお願いいたします。
https://goo.gl/forms/hVOt5yKRCfC3Ixvk2
主催・共催:
科学研究費補助金・研究活動スタート支援「テュルク系ディアスポラの多地域・多言語的ネットワークと20世紀世界史」(代表・小野亮介)
NIHU現代中東地域研究 国立民族学博物館 現代中東地域研究拠点
同 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 中東イスラーム研究拠点
NIHU北東アジア地域研究 国立民族学博物館 北東アジア地域研究拠点

フェリックス・アーノルド博士ご講演「Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries」のお知らせ

来たる2019年1月30日、Felix Arnold博士をお招きし、以下の要領で講演会を開催いたします。
参加自由、事前登録不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

日時:
2019年1月30日(水)16:00〜18:00
場所:
東京大学東洋文化研究所3階大会議室
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
講演者:
Felix Arnold博士(マドリード・ドイツ考古学研究所上席研究員)
講演題目:
Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries in the caliphal city
講演者ならびに講演の概要について:
フェリックス・アーノルド博士は、エジプトおよびスペイン各地のドイツ隊発掘をリードしてきた考古学者です。2000年にカールスルーエ工科大学にて博士号を取得されたのち、マドリード・ドイツ考古学研究所、カイロ・ドイツ考古学研究所、ハーバード大学で研究員を歴任され、現在は、マドリード・ドイツ考古学研究所の上席研究員として、後ウマイヤ朝の首都・マディーナ・アッ=ザフラー(936年創立)の発掘の隊長を務められています。本講演会では、2018年に世界遺産として新たに登録されたことが記憶に新しい同都市における、近年の発掘の成果についてお話しいただきます。

“Madinat al-Zahra (Córdoba, Spain): Recent discoveries”
Madinat al-Zahra was founded in 936 CE near Córdoba (Spain) as the capital of the Umayyad caliphate. Abandoned already in the early 11th century, the city is today one of the most important archaeological sites of the Islamic culture in the Western Mediterranean region and since 2018 a World Heritage site. The German Archaeological Institute and the Junta de Andalucía are currently conducting a joint five year project that focuses on the investigation of the so called Plaza de Armas. The 115 m wide and 150 m long plaza was located in front of the palace gate. In 2017 a great portico was documented which constituted the façade of the caliphal palace. This year, an administrative complex was discovered on the opposite side of the plaza, including a reception hall constructed on a platform. The hall appears to have been designed according to Abbasid prototypes and highlights the Abbasid influence on the architecture of Madinat al-Zahra. A large scale geomagnetic survey has furthermore revealed detailed information on the design of the palace garden. In the lecture, Felix Arnold will present the results of the recent excavations and present an overview of the development of Madinat al-Zahra over time.

※ご発表は英語でなさいます。通訳はつきません。
※参加自由、事前登録不要です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

共催:
東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」(http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/project/group/group.php?id=W-5
平成30–34年度 文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究(研究領域提案型)『都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際的研究』研究項目C01「中世~現代の西アジア都市」計画研究5「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/projects/c01.html

問い合わせ先:masuya(at)ioc.u-tokyo.ac.jp

国際研究集会 "Baghdad, a 1400 year old capital city in West Asia"開催のお知らせ

2019年1月29日(火)に、国内外の研究者をお招きして、下記の要領で国際研究集会を開催します。奮ってご参加ください。

詳細は下記ホームページをご覧ください。

日本語版:
新学術領域研究「都市文明の本質」 【C01-計画研究05 第3回研究会】
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html
English version:
MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research "The Essence of Urban Civilization"  【C01-Research Group 05 3rd Workshop】
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city_EN/seminar_EN/index_EN.html

The International Workshop: "Baghdad, a 1400 year old capital city in West Asia”

日時:
2019年1月29日(火) 10:00~17:30
会場:
東京大学本郷キャンパス、法文2号館・教員談話室
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400020145.pdf
趣旨説明
Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo)
司会:
Nobutaka NAKAMACHI (Konan University)
・Yasuyoshi OKADA (Kokushikan University)
“Ctesiphon - Its architectural performance in the context of the Sassanian capital”
・Naoko FUKAMI (JSPS Research Station, Cairo)
"Re-thinking the round fortified city of Baghdad from the urban history of West Asia"
司会:
Minoru INABA (Kyoto University)
・Michele BERNARDINI (University of Naples "L'Orientale")
“Baghdad and Tabriz: Two capitals for one kingdom”
・Gökhan ÇETINSAYA (Istanbul Şehir University)
“The notables of Baghdad in the late Ottoman rule”
総合討論
Felix ARNOLD (German Archeological Institute, Madrid)
Akihiko YAMAGUCHI (University of the Sacred Heart)

*発表はすべて英語で行われます。
*事前申し込みは不要です。
*研究会終了後に、山上会館にてレセプション(18:00~20:00)を行います。レセプション参加を希望される場合は、1月21日(月)までに、守川(tomomo[at]l.u-tokyo.ac.jp)までご連絡ください。

本研究会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」(代表:山田重郎先生)にかかる計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の一環です。同領域研究・計画研究につい0ては、HPをご覧ください。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html

イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会

来る1月26日(土)、イスラーム地域研究・若手研究者の会1月例会を開催いたします。 1月例会の報告は、早稲田大学教育・総合科学学術院助手の沈雨香さんにお願いしました。
本報告では、中東湾岸諸国における女性の高学歴化の現状を各国の政府や国際機関の統計データを用いて確認したうえで、先行研究から導き出された理論枠組みとの比較を通して、中東湾岸社会ならではの特質とその背景について考察していただく予定です。

これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

*資料代:200円

日時:
1月26日(土)14:00~17:30
会場:
早稲田大学 戸山キャンパス31-02教室
発表者:
沈雨香(早稲田大学 教育・総合科学学術院 助手)
題目:
「中東湾岸諸国における女性の高学歴化の現状とその特質について」
コメンテーター:
後藤絵美(東京大学 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク 特任准教授)

イスラーム地域研究・若手研究者の会ホームページ: http://islamkokkaron.sakura.ne.jp/

Tomas Wilkoszewski氏研究講演会(1/26・早稲田)開催のお知らせ

この度、在外ウイグル人の人類学的研究をなされているTomasWilkoszewski氏をお招きし、下記要領にて研究講演会”Uyghurs in Turkey: migration and skills”を開催いたします。会場準備のために事前申込制となっております。皆様のご参加をお待ちしております。また、1月31日には民博でも別テーマで講演していただきますので、ご関心のある方は別信の案内もご覧ください。

研究講演会 ”Uyghurs in Turkey: migration and skills 1”

・日時:
2019年1月26日(土)16時~18時
・発表者:
Tomas Wilkoszewski氏(マッコーリー大学/オーストラリア)
・タイトル:
Migration, Food and Agency: The Uyghur Cuisine in Turkey(英語・通訳なし)
・コメント:
櫻田涼子氏(育英短期大学)
・場所:
早稲田大学早稲田キャンパス3号館809教室
・地図:
https://www.waseda.jp/top/access/waseda-campus
http://www.waseda.jp/student/koho/15_campusmap_2018.pdf
・発表要旨:
Based on my fieldwork among Uyghur immigrants in Turkey I will talk about the connection between migration, food and agency. Food not only plays an important role in the Uyghur’s home building, the preparation of food is also a skill that enables migrant groups gaining a livelihood in the host country introducing a specific Uyghur cuisine to Istanbul's gastro map. Garnished with examples from Istanbul, I will furthermore discuss the narration and the preparation of food as processes of remembering a past from the home country and argue that cooking can create a sense of agency while extending an everyday life activity into the realm of political discourses.
・申込方法:
会場準備のため、下記URLより参加申し込みをお願いいたします。
https://goo.gl/forms/hVOt5yKRCfC3Ixvk2
主催・共催:
科学研究費補助金・研究活動スタート支援「テュルク系ディアスポラの多地域・多言語的ネットワークと20世紀世界史」(代表・小野亮介)
早稲田大学人間科学学術院アジア社会論研究室
中央大学政策文化総合研究所・分科会
中国ムスリム研究会

研究会「植民地期アルジェリアにおけるウラマーとスーフィー教団再考:社会経済的変容と政治文化的思想(Reconsiderer les ‘ulama’ et les confreries religieuses en Algerie a l’epoque coloniale: Les transformations socioeconomiques et les idees politico-culturelles)」のご案内

来る1月20日、上智大学・アジア文化研究所では、植民地期アルジェリアにおけるウラマー(イスラーム知識人)とスーフィー教団の関係を再考するワークショップを開催します。アーネスト・ゲルナーの『イスラム社会』(原著1981年)および『民族とナショナリズム』(同1983年)におけるウラマー/聖者の二項対立的な図式化への批判、アルジェリアのイスラーム改革主義運動の都市と農村における展開や、スーフィー教団内部の改革主義やナショナリズムの台頭を議論します。
ナショナリズム、イスラーム改革主義、植民地主義の問題に敷衍しつつ、アルジェリアの歴史的事例を検討する貴重な機会ですのでぜひお越しください。

日時:
2019年1月20日 13時~18時30分
テーマ:
「植民地期アルジェリアにおけるウラマーとスーフィー教団再考:社会経済的変容と政治文化的思想(Reconsiderer les ‘ulama’ et les confreries religieuses en Algerie a l’epoque coloniale: Les transformations socioeconomiques et les idees politico-culturelles)」
会場:
上智大学6号館406室
使用言語:
フランス語(通訳なし)
報告者:
①渡邊祥子(アジア経済研究所)≪ La dichotomie ‘ulama’/ marabouts en question: Peut-on appliquer la theorie d’Ernest Gellner du nationalisme et du reformisme a l’Algerie coloniale? ≫
②Kamel Chachoua (IREMAM, France), ≪ Le projet de reforme des Zawiyas kabyle, par le cheikh Ibnou Zakri ( 1852-1914), Mufti de la grande mosquee d'Alger, auteur d’une epitre sur ≪ awdhah al dalail ala wujub islah al zawaya bi bilad al qabail ≫ publiee a Alger en 1902 ≫
③Afaf Zekkour ( Universite Hassiba Benbouali, Chlef, Algerie), ≪ Les enjeux socio-economique des islahistes du departement d’Alger : une confrontation entre centres urbains et zones rurales 1931-1956 ≫
④私市正年 (上智大学), ≪ L’etablissement de l’etat-nation algerien: l'alliance et de la convergence des deux nationalismes -- le mouvement nationaliste culturel et le mouvement nationaliste politique -- ≫
共催:
上智大学イスラーム研究センター(SIAS)、上智大学アジア文化研究所、日本学術振興会科学研究費16K16928「イスラーム改革主義の大衆的基盤についての研究:20世紀半ばのアルジェリアを事例に」(研究代表者:渡邊祥子)、同17K03143「ザーウィヤのイスラーム教育とアルジェリア独立運動へのイデオロギー的影響の研究」(研究代表者:私市正年)

*なお、準備の都合上、ご出席を希望される方は、上智大学・イスラーム研究センターまでEメール等でお名前とご所属をお知らせください。
宛先: ias-iac@sophia.ac.jp

上智大学イスラーム研究センター
〒102-0081 東京都千代田区四番町4
上智大学市ヶ谷キャンパス研究棟5階511号室
TEL&FAX: 03-3238-4073
<ias-iac@sophia.ac.jp>
http://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html

「現代ムスリム社会における風紀・暴力・統治」2018年度第2回研究会

文科省科学研究費補助金・基盤研究(B)「現代ムスリム社会における風紀・暴力・統治に関する地域横断的研究」は、2018年度第2回研究会を以下の要領で行います。
いずれも中東地域に関する報告ではありませんが、社会において宗教的諸価値・規範の実現を目指す(ないしは防ぐ)試みや状況を取り上げる点で、中東地域のイスラーム主義やジェンダー・イシューなどを考察するための多角的な視座を養う貴重な機会になると思われます。関心あられる方のご参加をお待ちしています。

日本中東学会の皆様 お世話になっております。会員の高尾賢一郎です。標題の件に関し、過日メーリングリストで配信された本メール転載部の研究会の会場が、以下に変更となりましたのでお知らせいたします。 引き続き、参加をご希望の方は事前にご一報ください。新しい教室は手狭ですので、場合によってはお断りする可能性もありますが、ご了承ください。 高尾
1 日時
2019年1月19日(土曜)14時30分~18時
※開場:14時(14時までは非公開の打ち合わせ)
2 場所
【訂正版】筑波大学東京キャンパス文京校舎 431会議室
※東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅下車「出口1」徒歩3分程度
※アクセス・キャンパスマップ
http://www.office.otsuka.tsukuba.ac.jp/wp/location/
東京大学東洋文化研究所 3階 大会議室
※アクセス・キャンパスマップ
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
3 プログラム
(1)研究報告1
報告題:「愛国・愛教・面子:「剪髪」議論に見る辛亥革命期の華北ムスリム社会」
報告者:海野 典子(日本学術振興会・特別研究員(PD)/中央大学)
概要:本報告は、辛亥革命期の華北ムスリムが展開した辮髪切除に関する議論を分析することによって、愛国・愛教・面子という価値観をめぐるムスリム同士および中国社会との緊張関係を読み解く。
(2)研究報告2
報告題:「コシェル・ミート・ボイコット運動(1902年)再考ー米国ユダヤ人女性アクティヴィズムと変容するJudaism解釈ー」(仮)
報告者:石黑 安里(同志社大学・特任助教)
概要:本報告は1902年にニューヨーク市で起きたコシェル・ミート・ボイコット運動から、公共空間へと活動の場を広げたユダヤ人女性によるアクティヴィズムについて、Judaismの文脈から考察する。
(3)研究報告3
報告題:「戒律なき仏教の規律―近現代日本の場合―」
報告者:碧海 寿広(龍谷大学アジア仏教文化研究センター・博士研究員)
概要:仏教の生活規律である戒律が、日本では歴史的に機能不全である。日本仏教は、代わりに何を規律にしてきたか。近現代を中心に考察する。
※各研究報告の時間は、個別の質疑応答を含めて1時間程度を予定しています。
4 参加申し込み
資料準備の都合上、参加をご希望の方は事前に下記のメールアドレスに一報いただければ幸いです。 高尾賢一郎:takaokncr★gmail.com(★を@に変えてください)
主催:
文科省科学研究費補助金・基盤研究(B)「現代ムスリム社会における風紀・暴力・統治に関する地域横断的研究」(代表:高尾賢一郎)
共催:
文科省科学研究費補助金・若手研究「近現代イスラームにおける「排除」と知識人に関する研究」(代表:後藤絵美)

第11回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」(代表:黒木英充)の事業の一環として、2019年1月12日(土)と13日(日)に第11回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーは科研費基盤B「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:高松洋一)の研究会との共催となります。

第11回目の今年度は、役所間の通信の役割を担った「書付(tezkire)」と呼ばれる様式を中心に、オスマン朝の財政に関連して、アラビア文字のスィヤーカト(siyakat)書体が用いられた文書をとりあげて講読します。スィヤーカト書体は、オスマン朝では財務関係の文書や帳簿でのみ使用された点を打たない独特な書体で、一見すると速記文字や暗号のようで判読不可能に見えますが、表現や単語がかなり限定されていることもあり、見かけほどには難しくありません。
昨年度はやはり財政に関する帳簿をとりあげましたが、帳簿と異なり、文書の場合はスィヤーカト書体のみで作成されることは非常に稀です。前近代のオスマン朝の文書では複数の文書類型が一枚の料紙に共存しているおかげで、内容に関連してスィヤーカト書体以外の書体で記されたテキストが同一の料紙に必ず存在します。それらを参照しつつ解読することで、スィヤーカト書体部分の理解がいっそう易しくなりますから、過剰に怖れるには及びません。
スィヤーカト書体で書かれたテキストは、ほとんどペルシア語と言ってもよいほど、トルコ語の要素が少ないものですが、参照可能なトルコ語テキストの情報があれば、比較的容易に解釈することが可能です。ただペルシア語の簿記術では、スィヤーク(siy?q、トルコ語divan rakamlar?)と呼ばれる独特の数字が有名ですが、時代が下るとオスマン朝の財政文書ではほとんど使われなくなり、数字はいわゆる元祖「アラビア数字」で書かれます。今回の講読でもスィヤークをとりあげることはしませんが、オスマン朝財政文書では数字でなく文字表記が独自の発達を遂げた点で、比較の上でも興味深いのではないかと思われます。
講読では、18世紀以降の判読の易しい実例からだんだん慣れていけるように教材を工夫したいと考えています。第1日目は、最初にスィヤーカト書体が現れるオスマン朝の財務関係文書についての解説とスィヤーカト書体について講師が一般的な解説をおこない、つづいて実例を講読します。第2日目も前日に引き続いて、18世紀の文書の実例を講読していきます。

なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

  1. 「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
  2. 「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで12月14日(金)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。
また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、なるべく早くその旨お知らせください。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター事務局
e-mail: fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」
第11回オスマン文書セミナー

◇主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:
科研費基盤B「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:高松洋一)
◇期間:
2019年1月12日(土)~13日(日)
◇会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階大会議室 (303号室)  1月12日(土)、13日(日)とも
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
http://www.tufs.ac.jp/access/
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇講師
高松洋一(AA研)
◇プログラム
1月12日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 財政関係の文書とスィヤーカト書体の概説
16:20-18:00 文書の講読1
1月13日(日)
13:00-14:40 文書の講読2
15:00-16:40 文書の講読3
17:00-18:00 総合討論

シンポジウム「「アラブの心臓」に何が起こったのか:現代中東の実像を捉える」のお知らせ

公開シンポジウム「「アラブの心臓」に何が起こったのか:現代中東の実像を捉える」

■日時・会場
・日時:2019年1月12日(土)13:00〜17:00(開場 12:30)
・開場:立命館大学衣笠キャンパス・創思館1Fカンファレンスルーム
(定員140名、登録不要・参加費無料)
http://www.ritsumei.ac.jp/ accessmap/kinugasa/
http://www.ritsumei.ac.jp/ campusmap/kinugasa/
http://www.shd.chiba-u.jp/glblcrss/activities/activities20181130.html#article
■登壇者(敬称略)
報告1「シリア——黙殺される復興」(青山弘之・東京外国語大学)
報告2「エジプト——「安定」は虚像か実像か?」(横田貴之・明治大学)
報告3「シリア——イスラーム過激派の衰退」(髙岡豊・中東調査会)
報告4「イラク——宗派対立の拡大条件」(山尾大・九州大学)
報告5「レバノン——「決めない政治」をやめるフリをすることを「決める」」(末近浩太・立命館大学)
報告6「ヨルダン——ハーシム家レジームの清算と継承」(吉川卓郎・立命館アジア太平洋大学)
報告7「イスラエル——法の精神として現前するナショナル・アイデンティティ」(濱中新吾・龍谷大学)
総合討論 報告者、討論者(岩坂将充・同志社大学)(今井宏平・アジア経済研究所)
■趣旨
イスラーム国(IS)の猛威が去った今も、「アラブの心臓」と呼ばれる諸国を中心に、中東では政治的な混乱が続いています。本シンポジウムでは、青山弘之編『「アラブの心臓」に何が起きているのか:現代中東の実像』(岩波書店, 2014年)の執筆者たちが、刊行後のフォローアップとして、最新の研究成果を踏まえながら、今の中東の実像と将来の展望を語ります。
■主催(共催)
科学研究費補助金・新学術領域研究(研究領域提案型)「グローバル関係学」計画研究B02
「越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争」(研究代表者:末近浩太)
科学研究費補助金・基盤研究(A)
「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之)
科学研究費補助金・基盤研究(B)(海外学術調査)
「現代中東におけるイスラーム主義運動の動向と政治的帰結に関する比較理論研究」(研究代表者:末近浩太)
立命館大学国際地域研究所プロジェクト
「中東地域研究の新たなパラダイム構築に向けて:宗教と政治の絡み合いを再考する」(研究代表者:末近浩太)
龍谷大学社会科学研究所 共同研究プロジェクト
「中東諸国民の国際秩序観」(研究代表者:濱中新吾)
■本シンポジウムに関するお問い合わせ先
17v00017 [at] gst.ritsumei.ac.jp(担当・二宮(末近研究室))