日本中東学会

年次大会・公開講演会・研究会等

研究会・講演会

会員から寄せられた研究会・講演会情報です。

2020年開催情報

《1月》《2月》《3月》

2020年3月

「大塚和夫先生の研究を振り返る会」のご案内
2020年3月29日

2020年2月

国際研究集会”Sasanian Cities” のご案内
2020年2月19日
キャサリン・ブルーアン氏を迎えた2つのイベント
2020年2月17日, 22日
公開研究会のお知らせ:AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究」2019年度公開研究会「アルダビール再考:前近代イランにおけるタリーカ・聖者廟・都市」
2020年2月15日
イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察
2020年2月2日 NEW
「イスラーム国家の王権と正統性」研究会
2020年2月1日

2020年1月

第20回 現代中東地域研究レクチャー・シリーズの開催のお知らせ
2020年1月30日
北海道中央ユーラシア研究会1月例会の御知らせ
2020年1月28日
「シャリーアと近代」令和元年度第6回(通算第83回)研究会のご案内
2020年1月25日
講演会「紛争を生きるージャーナリストが見た戦時下の中東」(京都)のお知らせ
2020年1月25日
「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」2019年度第7回研究会
2020年1月24日
パレスチナ/イスラエルと東欧に関する国際会議のお知らせ
2020年1月20日,21日
第5回パレスチナ/イスラエル研究のご案内
2020年1月13日
中東文学研究会1月例会のご案内
2020年1月11日, 12日
第12回オスマン文書セミナーのご案内
2020年1月11日, 12日
公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」第14回のご案内
2020年1月11日
シンポジウム「現代イスラーム世界を眺望する:研究の最前線」(立命館大学)のご案内
2020年1月11日
フィールドサイエンス・コロキアム「フィールドで出会う性、性から出会うフィールド」
2020年1月10日

2020年3月

「大塚和夫先生の研究を振り返る会」のご案内

大塚和夫先生のご逝去から今年で10年が経ったのを契機に、今一度、人類学および中東イスラーム地域研究の視点から、先生のご研究を回顧するシンポジウムを企画いたしました。
時期的にはまだだいぶ先になりますが、みなさまのご来場をお待ちしております。
なお、本シンポでは第2部の発表者を一部公募いたしますので、以下、プログラムをご覧になり、お申し込みいただけましたら幸いです。

「近代・イスラームの人類学」、その先へ-大塚和夫先生が目指したもの-

日時:
2020年3月29日(日)13:00~17:00
会場:
首都大学東京 国際交流会館大会議室
【プログラム】(敬称略)
挨拶と趣旨説明:
長沢栄治
第1部 パネルディスカッション:大塚和夫先生の研究を振り返る
司会&研究説明:
大川真由子
登壇者:
小田亮、臼杵陽、齋藤剛、末近浩太
コメント:
赤堀雅幸
ディスカッション
<休憩>20分
第2部 大塚和夫先生から学んだこと
~さまざまな分野から10名ほどにお話いただきます
司会:
飯塚正人
中田考、岡真理、高倉浩樹、森山央朗、黒木英充 +公募枠5名(募集については文末を参照)
奥様の言葉
むすびの言葉:
綾部真雄
会場内にてレセプション
(17:30~)
主催:
大塚和夫先生の研究を振り返る会
(呼びかけ人:赤堀雅幸・飯塚正人・石田慎一郎・大川真由子・黒木英充・末近浩太・長沢栄治)
共催:
首都大学東京・人文科学研究科社会人類学教室、
科研費・基盤A「イスラーム・ジェンダー学構築のための基礎的総合的研究」ほか

つきましては、第2部の発表者(大塚先生から学んだこと、先生とのエピソードなど、5分~8分でご発表いただける方)を5名ほど公募いたします。
若手研究者からの積極的なご応募をお待ちしております(大塚先生と直接の面識がない方も大歓迎です。分野は問いません)。

締め切り:
2020年1月10日(金)
申し込み・問い合わせ先:
大川真由子
m-okawa@kanagawa-u.ac.jp

発表者が確定しましたら、改めて広報させていただきます。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。

2020年2月

国際研究集会”Sasanian Cities” のご案内

2020年2月19日(水)に、国内外の研究者をお招きして、下記の要領で国際研究集会を開催します。奮ってご参加ください。
詳細は下記ホームページをご覧ください。

日本語版:新学術領域研究「都市文明の本質」 【C01-計画研究05 第13回研究会】
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html
English version:MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research "The Essence of Urban Civilization" 【C01-Research Group 05 13th Workshop】
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city_EN/seminar_EN/index_EN.html

International Workshop: Sasanian Cities

日時:
2020年2月19日(水)9:30-17:30
会場:
東京大学本郷キャンパス・法文2号館・教員談話室
Date:
19 February 2020 (Wed.) 09:30-17:30
Venue:
The University of Tokyo, Conference Room, Faculty of Laws & Letters (Hōbun) Bldg. 2, Hongo Campus
(No.31 on the map https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400020145.pdf)
趣旨説明(Opening Remarks)
Tomoko Morikawa (The University of Tokyo)
1. Seiro HARUTA (Tokai University)
“Introductory Overview: What are ‘Cities’ in the Achaemenid, Parthian and Sasanian Periods?”
2. Yasuyuki MITSUMA (University of Tsukuba)
“Citadel of Babylon under Greco-Macedonian and Iranian Rulers”
3. Yousef MORADI (SOAS University of London)
“The Monumental Building Complex of Sarab-e Murt and its Relationship with the Surrounding Urban Areas from the Parthian Period to Early Islamic Era”
4. Carlo CERETI (Sapienza University of Rome)
“The Middle Persian Shahrestaniha-e Eranshahr and the Geography of the Sasanian Empire”
5. Alisher BEGMATOV (The Berlin-Brandenburg Academy of Sciences and Humanities)
“Cities on the Northern Fringes of the Sasanian Empire and Their Vicissitudes during the Pre-Islamic and Early Islamic Eras”
6. Manabu KAMEYA (Hirosaki University)
“Early Islamic Military Cities and their Sasanian Background”
総合討論(General Discussion)
Discussant: Kazuya YAMAUCHI (Teikyo University)

本研究会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」(代表:山田重郎先生)にかかる計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」の一環です。同領域研究・計画研究については、HPをご覧ください。
http://rcwasia.hass.tsukuba.ac.jp/city/seminar/index.html

キャサリン・ブルーアン氏を迎えた2つのイベント

古代ローマ史・エジプト史の専門家であるキャサリン・ブルーアン氏(カナダ・トロント大学)が2月に来日されます。以下の2つのイベントを企画しましたので、年度末のお忙しい時期ですが、ご関心のある方はご参加いただければ幸いです。

(1)ラウンドテーブル・ディスカッション:西洋古代史・中東史研究の国際化にむけて
Round Table Discussion: How to foster International Collaboration among Historians: the Case of Classical and Near-Eastern Studies

本イベントでは、西洋古代史・前近代中東史研究における国際ネットワークの構築と多言語使用の現状と課題について、古代ローマ史・エジプト史の専門家であるキャサリン・ブルーアン氏(トロント大学)を話題提供者としてお迎えし討論を行います。氏は英語とフランス語の両方で研究成果の発信をしており、言語選択上の戦略や問題点についてお話いただきます。また国際的な研究ネットワークの構築の実践についても、氏が編集中のエジプトの社会経済史に関する論文集(Imperial Landscapes: Empires, Societies, and Environments in the Ancient to Modern Nile Delta) への寄稿者である熊倉和歌子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)からのコメントを交えて、お話を伺います。さらにブルーアン氏の同僚である社会人類学者ギリシュ・ダスワニ氏からも適宜、補足的な説明をしていただく予定です。

エジプト史、ギリシア・ローマ史研究およびイスラーム史研究の国際化と国際発信、またカナダの学術事情にご関心をもつ方々の広い参加をお待ちしております。

日時:
2020年2月17日(月曜日)16:30-18:00
会場:
東京大学本郷キャンパス経済学研究科小島ホール2階第3セミナー室
地図:
http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/about/access/campusmapj.pdf
使用言語:
英語(適宜日本語での説明を挟みます。またフランス語での発言も歓迎します)
参加:
無料・事前登録無し
話題提供者:
Katherine BLOUIN (Toronto University)
Wakako KUMAKURA (Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies)
Girish DASWANI  (Toronto University)
司会:
Ryosuke TAKAHASHI (Tokyo Metropolitan University)
問い合わせ:
高橋亮介 r_takahashi@tmu.ac.jp
共催:
「歴史家ワークショップ」・科学研究費「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」(代表:周藤芳幸, 18H03587)

(2)国際ワークショップ:「前近代エジプトおよび周辺地域の環境と経済」
Workshop: Environment and Economy in Premodern Egypt and Beyond

ローマ時代のエジプト・ナイルデルタの社会経済史を専門とするキャサリン・ブルーアン氏(トロント大学)の講演と日本人研究者による研究報告からなる研究集会を開催します。

日時:
2020年2月22日(土曜日)14:00-18:00
会場:
東京外国語大学本郷サテライトキャンパス7階会議室;http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/
使用言語:
英語
参加:
無料・事前登録無し。ただし参加予定の方は事前に連絡をいただけると助かります。
Feb 22nd Sat 14:00-18:00 (the room reserved 13:30-18:30)
7th Floor Meeting Room, Hongo Satellite Campus, Tokyo University of Foreign Studies
14:00-15:00: Lecture
Katherine BLOUIN (Toronto University)
"Surrounded by the Sea and by Salt Marshes": Environmental Entanglements in the Lake Menzaleh (NE Nile Delta) under Roman Rule
15:20-17:30: Short Papers
(titles are subject to change)
15:20-15:40
Hiroshi KATO (Hitotsubashi University)
A Note on the Ecological Environments in the Manzala Lake Region in Modern Times
15:20-15:40
Wakako KUMAKURA (Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies):
Resilience to Catastrophes in view of the Transformation of the Medieval Fayyum Basin
15:40-16:00
Ryosuke TAKAHASHI (Tokyo Metropolitan University):
Economic Interactions of Families in Second-century AD Tebtunis
16:00-16:30
Satoshi URANO (Rikkyo University):
Two Projects newly launched by Japanese and Turkish Historians and Scientists in Asia Minor in 2020 --- Eber Lake (Ancient Askanios) Paleoecological Project in Phrygia and Tlos City Wall Project in Lycia.
16:30-16:40
Break
16:40-16:55
Manabu KAMEYA (Hirosaki University):
Distribution of Palm Trees in the Mediaeval Fayum
16:50-17:10
Saho MITSUHASHI (Nara Women's University):
Cairo and the Nile in the Mamluk Period
17:15-18:00 Discussion
Commentator: Katherine BLOUIN
連絡・問い合わせ先:
高橋亮介 r_takahashi@tmu.ac.jp
共催:
科学研究費「古代地中海世界における知の動態と文化的記憶」(代表:周藤芳幸, 18H03587)・「歴史家ワークショップ」・科学研究費「中東・北アフリカ地域における黒死病前後の環境変動と疫病流行」(代表:熊倉和歌子, 17K13521)・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」・公益財団法人鹿島学術振興財団研究助成「地形図から読み解く歴史:エジプトとハドラマウト(イエメン)の比較研究」(代表:新井和広)

公開研究会のお知らせ:AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究」2019年度公開研究会「アルダビール再考:前近代イランにおけるタリーカ・聖者廟・都市」

AA研共同利用・共同研究課題
「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として」2019年度公開研究会
「アルダビール再考:前近代イランにおけるタリーカ・聖者廟・都市」

http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp244

◇日時・場所
2020年2月15日(土)13:00?18:00
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・大会議室(303)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇プログラム
13 : 00 ~ 13 : 10
趣旨説明 渡部良子(AA研共同研究員・東京大学)
13 : 10 ~ 13 : 50
発表1
矢島洋一(AA研共同研究員・奈良女子大学)「新出『ハヤーティー史』に見るサファヴィー教団」
13 : 50 ~ 14 : 30
発表2
杉山雅樹(AA研共同研究員・京都外国語大学)「『ティムールのワクフ文書』再考」
14 :30 ~ 14 : 50
休憩
14 : 50 ~ 15 : 30
発表3
守川知子(AA研共同研究員・東京大学)「聖都アルダビールとサファヴィー朝:サフィー廟を中心に」
15 : 30 ~ 16 :10
発表4
杉山隆一(AA研共同研究員・東京大学東洋文化研究所)「ガージャール朝期のイマーム・レザー廟」
16 :10 ~ 16 :30
休憩
16 :30 ~ 16 : 45
コメント 二宮文子(AA研共同研究員,青山学院大学)
16 : 45 -18 : 00
総合討論
◇研究会趣旨
イスラーム圏の社会において、聖者廟はしばしば大きな富を蓄積し、社会・文化・経済の中心として重要な役割を担った。おもにイスラーム法に基づくワクフ(寄進)により集積された聖者廟の財産は,政治権力による庇護や地域社会との関係,様々な法・社会制度・慣行の利用など,政治・法・経済の多様な制度・慣行が絡まり合う中で保全され,聖者廟の活動を支えてきたと考えられる。聖者廟の財産管理のシステムと戦略に光をあてることは,聖者廟の活動を支えた財政基盤のあり方を明らかにするのみならず,聖者廟を取り巻く行財政・法・経済制度の地域的特色と時代的変遷を知る手がかりにもなりえる。
このような問題関心から,本共同研究課題(2018~2020年度)は,特にイラン高原におけるイスラーム聖者廟の活動をその財産管理の方法・戦略という視点から問い直すことを目的に,中世から近代まで長期に亘る財産関連史料を残すイラン北西部アルダビール・サファヴィー教団名祖シャイフ・サフィー廟の財産管理の研究に取り組んでいる。近世イラン社会の基盤を築いたサファヴィー朝(1501-1736)の起源であり,王朝祖廟として大きな発展を遂げたサフィー廟は,イスラーム聖者廟の盛衰のダイナミズムを示すとともに,中世から近世,近代に至るイラン高原の政治・社会変容を示す鏡でもある。
昨年度(2018年度),初年度の成果発表である第1回公開研究会(2019年2月9日)では,サファヴィー朝初期16世紀後半に編纂されたサフィー廟不動産目録‘Abd? Beg編?ar?? al-Milk(『正当なる所有権』)を取り上げ,これまでにも多くの研究に利用されてきたこの目録の全体像,編纂の時代的背景,歴史研究におけるその史料的価値,そしてサフィー廟財産管理におけるその役割を再検討し,その研究可能性に新たな光をあてることを試みた。第2年次の本研究会は,サフィー廟を生んだサファヴィー教団と聖者廟都市アルダビールそのものに,新たな光をあてる。現代のイラン・シーア派社会の基盤を形成したサファヴィー朝期の政治・社会・文化・思想史研究は,近年,新たな視座と多様な史料の開拓のもと目覚ましい発展を遂げている。しかし,その原点であるサファヴィー教団とサフィー廟・アルダビールの研究は,20世紀の古典的研究ののち,一部の美術建築史・文化史研究を除き意外にも目立った進展を示していない。だが新史料の発見や文書・写本研究の深化,イラン聖者廟研究・都市研究の発展は,タリーカとして登場したサファヴィー朝の起源やその核としての都市アルダビールの歴史を再検討する可能性を拓いている。本研究会は,新史料に基づくサファヴィー教団史の再考,ワクフ文書が反映する政治権力とタリーカの関係,サフィー廟を要とする「聖都」アルダビール,そしてシーア派聖者廟運営システムの発展に関する4つの研究を通し,サフィー廟発展の歴史的背景を前近代イランのタリーカ,聖者廟組織,そして都市という視座から再考する。

イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察

来る2月2日(日)に、立命館アジア・日本研究所主催ワークショップ〈イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察〉を立命館大学大阪梅田キャンパス(大阪市、入場無料、要事前申し込み)にて開催します。詳細については下記をご参照ください。
ご参加に際しては事前のお申し込みが必須ですので、参加をご希望の方は下記リンクより1月30日(木)まで事前登録をお願いします。
https://forms.gle/Gfeq1bFwUAn4EsQT6

是非、お誘いあわせの上ご参加いただければ幸いです。
ご多忙とは存じますが、よろしくお願いいたします。

立命館アジア・日本研究所主催ワークショップ
〈イラン核危機と朝鮮半島核危機の比較考察〉

1.場所及び日時
日時:
2020年2月2日(日曜日) 12:30-17:30
場所:
立命館大学 大阪梅田キャンパス
(〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4 大阪富国生命ビル5階・14階)
・JR 大阪駅 南口より徒歩5分 ・阪急 梅田駅 2階中央改札口より徒歩5分
・阪神 梅田駅 東改札口より徒歩3分 ・地下鉄谷町線 東梅田駅 北東改札口より徒歩1分
・地下鉄御堂筋線 梅田駅 南改札口より徒歩3分
要事前申し込み(限定30名様、先着順)、入場無料
↪聴講および取材希望の方は1月30日(木)まで下記リンクあるいはチラシにあるQRコードより事前にご登録をお願いします。
https://forms.gle/Gfeq1bFwUAn4EsQT6
またフォームでのお申込みが難しい場合は、下記メールアドレスを通じてのご登録も受付させていただきます。
choi-j-h@fc.ritsumei.ac.jp(崔正勲)
2. プログラム ※受付:12時15分開始
1)開会のあいさつ:
小杉泰(立命館アジア・日本研究所所長)
2)ワークショップ
第1セッション
「イラン核危機における緊張形成についての分析」(12:40-14:15)
報告: 田中浩一郎(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授)
報告: 近藤百世(中東調査会 協力研究員)
討論: 戸崎洋史(日本国際問題研究所軍縮・科学技術センター主任研究員)
質疑応答
第2セッション
「朝鮮半島核危機における緊張形成についての分析」(14:25-16:00)
報告: 高有煥(東国大学校北韓学科教授、韓国国政諮問委員会諮問委員長)※日韓逐次通訳予定
報告: 崔正勲(立命館アジア・日本研究所専門研究員)
討論: 文京洙(立命館大学特任教授、アジア日本研究機構副機構長)
質疑応答
第3セッション
ラウンドテーブル「イラン核危機と北朝鮮核危機の比較考察」(16:10-17:20)
発題:戸崎洋史(日本国際問題研究所主任研究員)
発題:中戸祐夫(立命館大学国際関係学部教授)
コメント:田中浩一郎(慶應義塾大学教授)、崔正勲(立命館大学専門研究員)
ディスカッション
※上記プログラムは予告なく一部変更する場合がありますので、予めご了承ください。
お問い合わせ:choi-j-h@fc.ritsumei.ac.jp(崔正勲)

「イスラーム国家の王権と正統性」研究会

科学費基盤研究A「イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として」では、下記の通り研究会を開催いたします。
今回は、長谷部史彦さん、苅谷康太さんをお迎えして、マムルーク朝とソコト・カリフ国の王権についてお話いただきます。
皆様のご参加をお待ちしております。

「イスラーム国家の王権と正統性」研究会

日時:
2020年2月1日(土)13時30分より
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303) (府中市朝日町3-11-1)
プログラム
13:30-13:40
趣旨説明
13:40-14:40
苅谷康太(アジア・アフリカ言語文化研究所)
「ソコト・カリフ国のカリフについて」
14:50-15:50
長谷部史彦(慶應義塾大学)
「マムルーク朝王権とカリフ制・首都改造・聖地支援」
16:10-16:30
近藤信彰(アジア・アフリカ言語文化研究所)
「王権と正統性プロジェクトについて」
16:30-17:30
総合討論
主催:
科学費基盤研究A「イスラーム国家の王権と正統性--近世帝国を視座として」(代表 近藤信彰)
(参加自由、無料)

2020年1月

第20回 現代中東地域研究レクチャー・シリーズの開催のお知らせ

現代中東地域研究国立民族学博物館拠点では、現代中東について研究を深めるため、レクチャー・シリーズを開催いたしております。
次回第20回目は、吉田雄介氏をお招きし、近現代の日本から中東への敷物輸出についてのご報告いただく予定です。
また弊拠点研究分担者の山口匠氏に、モロッコの文化資源の記録と公開についてもご報告いただく予定です。
みなさまのご来場をお待ちしております。

第20回 現代中東地域研究レクチャー・シリーズ/現代中東地域研究国立民族学博物館拠点「文化遺産とミュージアム」研究班研究会

日時:
1月30日(木)15:00~17:30
会場:
国立民族学博物館2F 第6セミナー室
http://www.minpaku.ac.jp/museum/information/access
演題:
脱領域化した敷物-近現代における日本からイラン・中東への敷物輸出を事例に
講師:
吉田雄介(大阪大学)
演題:モロッコにおける文化資源の記録と公開:あるNGO団体の映像的実践を事例として 報告者:山口匠(東京大学) 使用言語:日本語 問合せ:kenjikuroda@minpaku.ac.jp

北海道中央ユーラシア研究会1月例会の御知らせ

北海道中央ユーラシア研究会の第135回例会を、1月28日(火)に開催いたします。
詳細は以下のようになっております(http://src-h.slav.hokudai.ac.jp/casia/index.html)。

日時:
2020年1月28日(土)16時30分~18時45分
場所:
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター4階小会議室(401)
報告者:
安木新一郎(函館大学)
題目:
毛皮と貨幣から見たジョチ朝の成立
討論者:
川口琢司(藤女子大学)

事前登録不要、参加費無料です。御関心の向きは、ぜひ足を御運び下さい。
情報の転送も歓迎致します。

「シャリーアと近代」令和元年度第6回(通算第83回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、科研費(基盤B)「民法、民事訴訟法におけるイスラーム法と中東法の国際比較研究」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。
下記日程にて今年度第6回(通算第83回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※会場準備の都合上、あらかじめご一報いただけると幸いです。

日時:
2020年1月25日(土)12:30~18:00
会場:
東洋文庫7階現代イスラーム班ブース(東京都文京区本駒込2-28-21)
http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html
テクスト:
第5編「質」および第6編「預託物」の訳語検討

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

講演会「紛争を生きるージャーナリストが見た戦時下の中東」(京都)のお知らせ

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)設立を記念し、中東・イスラーム地域を舞台とし果敢に取材を続ける二人のジャーナリストをお迎えして、下記の要領で講演会を開催いたします。
日本からはアジアプレス・インターナショナルより玉本英子氏、そしてイタリアよりフランチェスカ・ボッリ氏にご登壇いただき、テレビや新聞では報道されない「今の中東」の実情を伺います。皆さまのお越しをお待ちしております。

■「紛争を生きるージャーナリストが見た戦時下の中東」

【日時】
2020年1月25日(土) 13:30〜17:00  事前登録不要・入場無料
【会場】
京都経済センター大会議室6-C (定員105名)  https://keizai-center.kyoto/access/
【プログラム】
13:00 開場
13:30 開会挨拶
13:35 玉本英子氏講演
14:35 フランチェスカ・ボッリ氏講演(イタリア語通訳あり)
15:45 休憩
15:55 鳥山純子先生コメント(立命館大学)
16:05 玉本・ボッリ両氏対談(司会:鳥山先生/イタリア語通訳あり)
16:55 閉会挨拶
【講演者】
玉本英子氏:東京生まれ、アジアプレス所属。中東地域を中心に20年以上取材。「戦火に苦しむ女性や子供の視点に立った一貫した姿勢」が評価され、第54回ギャラクシー賞報道活動部門優秀賞。「ヤズディ教徒をはじめとするイラク・シリア報告」で第26回坂田記念ジャーナリズム賞特別賞。
フランチェスカ・ボッリ氏:南イタリアのバーリに生まれる。人権擁護の分野にて、バルカン半島、イスラエル、パレスチナを中心とした中東地域で働く。2012年に戦火のアレッポに関するルポルタージュを著す。英ガーディアン紙、イスラエルのイェディオト・アハロノト紙等に寄稿、記事は24言語に訳されている。。
【問合先】
17v00017@gst.ritsumei.ac.jp(担当:二宮)
【HP】
https://www.cmeis-ritsumei.net/
【主催】
立命館大学中東・イスラーム研究センター/立命館大学国際地域研究所/科研費新学術領域研究計画研究B02「越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争」(研究代表者:末近浩太)

「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」2019年度第7回研究会

「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(科研費基盤(B)、代表者:高松洋一)では、2019年度第7回となる研究会を、下記要領で開催いたします。
研究会では史料講読をおこないます。扱う史料は、サファヴィー朝(1501-1736)シャー・タフマースプShah Tahmasp(r. 1524-76)期に成立したギヤース・アッディーンGhiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniの簿記術論文です。

【日時】
2020年1月24日(金)17:00~19:00
【場所】
東洋文庫7階会議室3(http://www.tbias.jp/access.html
【講読史料】
Ghiyath al-Din Abu Ishaq Kirmaniによる簿記術論文(ペルシア語およびアラビア語)
【講読箇所】
第3部(daf‘a)「アワールジャ帳簿(awarja)について」(再読)換算(tas’ir)の処置の帳簿用例(食料品屋baqqalの帳簿)から
写本画像:
Mar‘ashi 8140: 182- = image 93-
Majlis 6544: (欠落)
Astan-i Quds 7148: 80a- = image 83-
【担当】
渡部良子(東京大学・非常勤講師)

今回はじめて参加されるという方には、必要資料をご用意しますので、本案内文末に記した連絡先までご連絡ください。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

***研究会の概略***

本研究会は、文部科学省委託事業「特色ある共同研究拠点の整備の推進事業」として東洋文庫拠点で採択された研究課題 「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の展開:オスマン朝治下において作成された帳簿群を中心として」(2008年度-2012年度、代表:高松洋一、下記リンク参照) 、および日本学術振興会・科学研究費研究課題「イスラーム圏におけるイラン式簿記術の成立と展開」(課題番号 25284132 基盤研究(B) 研究代表者:高松洋一、2013-2016 年度)の成果をもとに、さらなるステップを目指しています。
公募研究期間に行った14世紀半ばのペルシア語簿記術指南書『簿記術に関するファラキーヤの論説』(アルマーザンダラーニー著) 訳注に引き続き、他時代の簿記術指南書の講読・内容の比較をおこない、イスラーム圏における国家財政・経済活動の基盤であり知の技術である簿記・財務技術がどのように発展・伝播・変容していったか、通時的な観察と地域間の共時的な比較研究を進めていきたいと考えています。

リンク

ご不明な点がありましたら、連絡先(khargush1969[at]gmail.com [at]を@に置き換えてください)までご連絡ください。

パレスチナ/イスラエルと東欧に関する国際会議のお知らせ

1月の20-21日に、東京大学駒場Iキャンパス(数理科学研究科棟・井の頭線駒場東大前駅最寄)にて、アイデンティティのカテゴリに注目しながらロシア・東欧からパレスチナ/イスラエルに連なる歴史を検証する国際会議(英語使用)を開催します。
平日開催となりますが、1セッションだけでもご参加いただけましたら幸いです。懇親会*以外は事前申し込み不要ですが、ご参加いただける方で鶴見までご連絡いただけましたら、事前のペーパーについてご案内いたします。
詳細は以下英語の案内とリンクをご覧ください。
https://www.tarotsurumi.com/2020-identitys-allies-and-labels
通訳はありませんが、簡単でおおらかなものでよろしければ、質疑応答の際に通訳することは可能です。
*懇親会ご参加の方は2週間前までにお申し込みください。

Dear the members of JAMES,
I'm Taro Tsurumi, a JAMES member at the University of Tokyo. In January 20-21, we will have an international conference titled "Identity's Allies and Labels: History of Identity Categories in Eastern Europe and Palestine/Israel," which will be held at the Komaba I Campus, The University of Tokyo.
Although it will be held in week days, we would be happy if you could join us even in a session. You don't need registration except for the reception*, if you will join us and contact me, I will give you information on papers that will be available from several weeks before the conference.
*If you would join the reception on the first day, please contact me by two weeks before the conference.

---Program---

January 20

10:00-10:10
Introduction
Taro Tsurumi
10:10-12:00
Session I - From Russia to Palestine
Only Parts of the Program: On Zionism as a Personal Revolution/Brian Horowitz
Categories of Experience and Projection: Pogroms, People, and State in the Russian Zionist Imagination/Taro Tsurumi
13:30-15:20
Session II - Categories in New Regimes
On the Origin of a Bio-Political Identity: Jews and Bolsheviks in the Russian Civil War/Elissa Bemporad
From Jordanians to PLO Supporters: A Palestinian Alternative Identity/Hiroyuki Suzuki
15:45-17:35
Session III - The Local and the Translocal Entangled
Litvak Jewry in a Time of Transition: Zalman Reyzen's Vision of Vilna as a Jewish Civil Society/Samuel Kassow
Palestinian Popular Identities in Lifta: Oral Histories on a Destroyed Palestinian Village/Miyuki Kinjo
18:00-20:00
Reception
Open to anyone with registration in advance: mail me for registration

January 21

9:30-12:10
Session IV - In Search of Categories, or Out of Ones
The National Boundaries of Citizenship in Mandate Palestine: Of Naturalization Applications and British Categorizations of ‘Former Ottomans’/Lauren Banko
The Matter of Time: A Native’s Trajectory/Sherene Seikaly
Labeling and Categorizing the Enemy: The PLO Research Center's Studies of Jews and Zionism/Jonathan Gribetz
13:30-15:20
Session V - Between the East and the West
Semitism: A Short History of a Controversial (Jewish) Concept/Hanan Harif
Mapping the Categories: Neutral, Political, and Other Groupings Referenced in Life Story Narratives of Jewish Polish and Iraqi Women Who Immigrated to Israel in the 1950s/Aziza Khazzoom
15:35-17:30
General discussion/Every panelist and audience
The conference website:
https://www.tarotsurumi.com/2020-identitys-allies-and-labels

第5回パレスチナ/イスラエル研究のご案内

NIHU「現代中東地域研究」AA研拠点パレスチナ/イスラエル研究会では、下記の通り定例研究会を開催することになりました。
ご関心のある皆さまのご来場をお待ちいたしております。

2019年度第5回 パレスチナ/イスラエル研究会
NIHU地域研究推進事業「現代中東地域研究」
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)拠点

■日時:
2020年1月13日(月・祝)13:00~18:00
■会場:
会場:東京外国語大学 本郷サテライト 3階セミナールーム(文京区本郷2-14-10)
アクセス http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html
最寄駅:地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」駅 徒歩5分 / JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅 徒歩10分
※当日は祝日ですので、建物入口で3階の部屋番号を押して開錠をお願い致します。
◆報告1:
今野泰三(中京大学国際教養学部准教授)
「宗教的シオニズムの組織化に関する歴史的考察――カリッシャー著『シオンを求めて』刊行(1862年)からミズラヒ結成(1902年)まで」(仮題)
◆報告2:
武田祥英(共立女子大学非常勤講師)
「第一次大戦期英国におけるユダヤ教徒の状態 -バルフォア宣言を再検討する観点から-」(仮題)
主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ研究所 中東イスラーム研究拠点
(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業)

中東文学研究会1月例会のご案内

新年、1月11日、12日の週末、京都大学にて、以下のような要領で、中東現代文学研究会の定例研究会を開催いたします。
*資料準備の都合上、参加される方は、事前に岡までご一報ください。
*11日(土)には、終了後、懇親会があります。こちらも、参加される方は、ご一報ください。

中東現代文学研究会 1月定例研究会(通算第23回例会)

■日時:
2020年1月11日(土)、12日(日)
■会場:
京都大学 吉田南キャンパス 総合人間学部棟1階、1104演習室
地図:http://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/
※吉田南キャンパスは、時計台キャンパス正門の、道ひとつはさんで、向かいにあるキャンパスです。
※総合人間学部棟は、吉田南キャンパス正門入ってすぐ左手の建物です。
時計台側の北側通用扉からお入りください。
扉入って左手、二つ目の教室です。
■プログラム
1月12日(土)13:00‐18:00
◆特集1 《シリア内戦》:サマル・ヤズベクさん来日講演プレ企画
シリアの女性作家、サマル・ヤズベクさんがシリア内戦について綴ったエッセイ『無の国の門』が柳谷あゆみさんの訳で3月中旬、刊行予定です(白水社)。出版にあわせて著者が来日し、東京と京都で講演します。 ヤズベクさん来日講演のプレ企画として、「シリア内戦」にフォーカスします。まず、翻訳者の柳谷さんから同書についてご紹介いただき、そのあと、今年、『セメントの記憶』が日本でも公開された、ジヤード・クルスーム監督のドキュメンタリー映画『不滅の軍曹』を柳谷さんの解説で鑑賞します。
●発表:13:00‐15:00
柳谷あゆみ(公益財団法人東洋文庫研究員、中世アラブ政治史・現代アラブ文学翻訳)
「存在と無、生と死、そしてわたし:サマル・ヤズベク著『無の国の門』(Bawwabat ard al-adm)」(仮題)
●中東映画鑑賞 15:15‐17:45
作品:「不滅の軍曹(al-raqib al-khalid)」
監督:ジヤード・クルスーム監督(Ziyad Kalthoum)
2013年製作|シリア、レバノン映画|72分|ドキュメンタリー
解説:柳谷あゆみ
コメンテータ:岡崎弘樹(千葉大学、アラブ政治思想)
◇内容:
“2011年、私の徴兵は終わったはずだった。しかし祖国で革命運動が始まり私は軍曹へと昇格してしまった。私の仕事は15年間映画を上映していないバースィル・アサド劇場の運営だった。軍での仕事が終わると、私は小さなカメラを持ち友人のモハメド・マラスの映画の撮影現場に足を運び、彼のスタッフの多くの反体制派にカメラを向けた。彼らの家は破壊され、多くの仲間は殺され、国を追われた者も多くいる。撮影が終わると私は家に帰り、祖国で起きている破壊と暴力についてのニュースを見つめる。無力だ。日は再び昇り、私は軍服を着て新しい1日を始めるために出かける”。
シリア人映画監督であるモハメド・マラスの撮影現場でジヤード・クルスームが完成させた初の長編ドキュメンタリー。映画は、2012年当時、彼が徴兵制によって仕えていたシリア政府軍管理施設の内部と、勤務後に参加していた映画制作現場の様子を記録している。
◇監督について:
1981年、シリア・ホムス生まれ。ベルリン在住。2009年、クルド人女性グループを追った短編ドキュメンタリー『OH MY HEART』を製作するも、シリア国内では上映禁止に。2010年、政府軍に徴兵される。2011年、アラブの春がシリアに飛び火し、平和デモ鎮圧のために派兵されたダマスクスで、兵士に殺される市民を目撃。2012年、内戦激化のなか、兵士として、"The Immortal Sergeant"の製作開始。本作品は2014年ロカルノ国際映画祭でプレミア上映され、BBC主催アラビック映画祭2015で最優秀賞を受賞。2013年、政府軍を抜けベイルートへ亡命し『セメントの記憶』の製作を開始する。2017年に完成した本作品は世界60カ国100以上の映画祭で上映され、ヨーロッパ映画賞、ドイツ映画賞、インディペンデントスピリット賞、アジア太平洋映画賞など世界の栄えある映画賞に選ばれる。
〇懇親会
18:30~

1月13日(日) 10:00‐16:30

◆特集2 「父と息子の物語」 10:00‐12:00
●1.宮下 遼(大阪大学、トルコ文学)
「現代トルコ小説における「父なし子」:オルハン・パムク『赤い髪の女』」
●2.岡 真理(京都大学、現代アラブ文学)
「父を探して――現代アラブ小説における2つの「帰還小説」:ヒシャーム・マタル『帰還』、サウード・アル=サヌーシー『竹の稈』」
●3.石川清子(静岡芸術文化大学、フランス語マグレブ文学)
「ヤミナ・ベンギギ『移民の記憶』にみる息子と父の物語」
〇Lunch
12:00‐12:50
●ミニ発表 12:50‐13:20
磯部加代子(トルコ語クルド文学翻訳家)
「『見よ、わたしを』――アズラ・コヘンの描く、二つの時代の物語」
*トルコの若手女性作家、アズラ・コヘンによる小説『見よ、わたしを』(2019)を紹介します。舞台は1930年代のトルコ、イスタンブル。600年以上続いたオスマン帝国(の崩壊)と新生共和国という二つの時代の物語が、二組の若き男女の恋模様を軸に描かれています。著者コヘンは1979年イズミル生まれ。自らを作家ではなく、「農家」と名乗る、風変わりな「作家」。
◆特集3 リベンジ企画「歴史を創作する Part 2」 13:30‐15:00
中東《時代》小説におけるジェンダーとワタンをめぐって 
2019年7月、東京大学にてシンポジウム「歴史を創作する 中東《時代小説》の現在」を開催しました。そのパネル・ディスカッションの続きです。時代小説、歴史小説におけるジェンダーとワタンについて議論します。
司会:岡崎弘樹
登壇者:石井啓一郎、鈴木郁子、徳原靖浩、福田義昭、宮下遼、柳谷あゆみ、山本薫、岡真理
●今後の打ち合わせ
15:10‐16:00
主催:
中東現代文学研究会
共催:
トルコ文学研究会

第12回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」(代表:黒木英充)の事業の一環として、2020年1月11日(土)と12日(日)に第12回オスマン文書セミナーを開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただしオスマン・トルコ語の授業を行う場では決してありませんのでご注意ください。また、本セミナーは科研費基盤(B)「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:髙松洋一)の研究会との共催となります。

第12回目の今年度はこれまでとは若干趣向を変え、特定の様式の史料類型には限定せずに、ワクフ(寄進)に関わる文書・帳簿史料を取り上げて講読します。具体的には、ワクフ設定時に作成されるワクフ文書(wakfiye)のテキストからはじめ、ワクフの財務管理に関する帳簿(defter)、ワクフ対象になった施設の職員の任命・俸給に関する嘆願書(arzuhal)や「書付(tezkire:役所間の通信)」等を取り上げる予定です。ワクフを一つの切り口として、ワクフ制度に関連してオスマン朝の官僚機構で作成された種々の様式の史料に触れ、文書行政の運用を考えてみようというのが、今回のねらいです。

またワクフはイスラーム法上の寄進行為ですので、ワクフ文書を読解するにはイスラーム法学的な知識も必要となってきますが、最初のワクフ文書の講読を通じて独特の用語に慣れ、具体的なワクフ運営に関わる種々の史料の講読にスムースに入っていけたらと考えています。財務管理や俸給の記録に関しては、ここ2回ほど本セミナーで扱ってきたアラビア文字のスィヤーカト(siyakat)書体に関する知識も必須となります。スィヤーカト書体の史料は語彙がかなり限定されているとはいえ、独特のペルシア語表現や、点を打たない速記文字のような形を単語ごとに覚えていかなければなりませんが、初めて参加される方にもわかるように説明を工夫したいと考えています。
本セミナーでワクフ文書を取り上げるのは初めてですが、帳簿(第10回)、嘆願書(第7回・第8回)、書付(第11回)などは近年のセミナーで取り上げてきましたので、今まで取り上げたことのある類型についての様式については、初めての参加者にも配慮しつつ、以前の配付資料を活用して簡潔に説明する予定です。

なおセミナーへの参加資格として、例年通り次の1.または2.のいずれかにあてはまることを条件といたします。

  1. 「現代トルコ語の読解力があり、かつアラビア文字に関する知識を有する」
  2. 「ペルシア語あるいはアラビア語の読解力があり、かつ現代トルコ語文法の知識を有する」

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで12月19日(木)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料を郵送いたします。なお参加費は無料です。
また、東京近郊以外に在住の方には旅費の支出も検討しておりますが、予算の都合上、旅費支給を希望される方は、12月13日(金)までにその旨お知らせください。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 フィールドサイエンス研究企画センター事務局
e-mail: fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

基幹研究「中東・イスラーム圏における分極化とその政治・社会・文化的背景」
第12回オスマン文書セミナー

◇主催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
◇共催:
科研費基盤B「イスラーム圏における簿記史料の通時的・共時的研究」(代表:髙松洋一)
◇期間:
2020年1月11日(土)~12日(日)
◇会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
3階大会議室 (303号室)  1月11日(土)、12日(日)とも
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
http://www.tufs.ac.jp/access/
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
◇講師
髙松洋一(AA研)
◇プログラム
1月11日(土)
14:00-14:15 趣旨説明 講師・自己紹介
14:20-16:00 オスマン朝のワクフ文書の様式について
16:20-18:00 ワクフ文書の講読
1月12日(日)
13:00-14:40 ワクフに関する文書の講読
15:00-16:40 ワクフに関する帳簿の講読
17:00-18:00 総合討論

公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」第14回のご案内

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)は、今年度「アラビア半島の歴史・文化・社会」と題する公開セミナーを開催しています。
最終回の第14回は、立命館大学文学部の馬場多聞さんを招き、中世イエメンにおける奴隷の活動について考えます。
https://park-ssl.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/topics/1023.html

件名:
公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」第14回
題目:
中世イエメンにおける奴隷
講演者:
馬場多聞(立命館大学文学部)
概要:
中世イエメンでは、奴隷あるいは解放奴隷と思しき人々が、為政者のもとで肉体労働に従事したり、側妾としてとどめおかれたり、宦官として政治的軍事的に高位に至ったりした。一方で、奴隷と呼ばれる人間集団が、海岸地帯に集住し、政権の混乱期に活発に活動していたことも史料上に描かれている。中世イエメンにおけるこれらの奴隷は何者であり、何をなしたのか。本講演では、史料において奴隷に関連する単語で呼ばれる人々に着目し、その具体的な活動内容を探る。
日時:
2020年1月11日(土)16:00ー17:30
会場:
東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム3
共催:
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
入場無料、事前申し込み不要
問い合わせ先:
東京大学中東地域研究センター
03-5465-7724 / info(a)utcmes.c.u-tokyo.ac.jp [(a)を@に変換してご利用ください。]

シンポジウム「現代イスラーム世界を眺望する:研究の最前線」(立命館大学)のご案内

2019年10月の立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)の新規設置にかかり、同アジア・日本研究所および国際地域研究所との共催で、シンポジウム「現代イスラーム世界を眺望する:研究の最前線」を下記の要領で開催いたします。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。

■日時
2020年1月11日(土曜)13:00~17:00 (開場 12:30)
■場所
立命館大学衣笠キャンパス 創思館1F カンファレンスルーム
(定員140名、事前登録不要・参加費無料)
http://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/
〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1
TEL 075-465-8144(キャンパスインフォメーション)
■プログラム(敬称略)
13:00
挨拶・趣旨説明
13:05-14:15
第一部 政治 司会:末近浩太(立命館大学)
  • 横田貴之(明治大学)「エジプトにおけるムスリム同胞団の新たな挑戦とその課題」
  • 山尾大(九州大学)「EU難民危機は中東でいかに報道されたのか―量的テキスト分析から―」
  • 山本健介(日本学術振興会)「ポスト・オスロ合意時代のエルサレム・パレスチナ社会ー併合への抵抗と日常化の狭間でー」
14:15-15:25
第二部 経済 司会:千葉悠志(公立小松大学)
  • 堀拔功二(日本エネルギー経済研究所)「湾岸産油国におけるエネルギー消費をめぐる複合的課題」
  • ハシャン・アンマール(立命館大学)「イスラームの市場と資本主義の市場原理の拮抗ーいにしえの商都アレッポの情景を回顧しつつー」
  • 足立真理(京都大学)「現代インドネシアにおけるザカート(喜捨)制度化への挑戦と課題」
15:35-16:45
第三部 思想 司会:須永恵美子(日本学術振興会)
  • 黒田彩加(日本学術振興会)「アメリカ・ムスリム知識人による過激派批判と国際政治の動向ー『アラブの春』以降のイスラーム 思想のゆくえー」
  • 黒田賢治(国立民族学博物館)「イスラーム思想の実践としての身体鍛錬ーイランの空手道場を事例にー」
  • 小杉泰(立命館大学)「宗教をめぐる新しい布置図とイスラーム法源学の復権」

閉会挨拶

■連絡先
17v00017@gst.ritsumei.ac.jp(担当:二宮)
■HP
https://www.cmeis-ritsumei.net/
■主催・共催
  • 立命館アジア・日本研究所、中東・イスラーム研究センター、国際地域研究所
  • 科研費基盤A「現代イスラームにおける法源学の復権と政治・経済の新動向:過激派と対峙する主流派」;科研費基盤B「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」;科研費基盤B「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」;科研費新学術領域研究計画研究B02「 越境的非国家ネットワーク:国家破綻と紛争」
  • NIHUプログラム「現代中東地域研究」京大拠点・第2班「イスラーム中道派研究班」

フィールドサイエンス・コロキアム「フィールドで出会う性、性から出会うフィールド」

このたび、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)では、2019年度第1回フィールドサイエンス・コロキアムを下記の要領で開催します。フィールド調査を行っている方や性の問題に関心がある方にもご参加いただき、意見共有や討論ができればと思っております。多くの方のご参加を、心よりお待ちしております。

2018年度第1回フィールドサイエンス・コロキアム
「フィールドで出会う性、性から出会うフィールド:イスラームとジェンダーとの関わりから」

一人ひとりが持つ「性」は、調査に出ようが出まいが実際には個々の人生に大きく関わっています。しかし、自分が生まれ育った場所を離れ、別の場所でのフィールド調査を志す時、「性」の存在をつきつけられることは少なくありません。とりわけ、ムスリムを対象としたフィールドでの「性」との出会いは、常に簡単な出来事として現れるわけではありません。思ってもみなかった状況で問題を引き起こしたり、行く手を阻む厄介な存在として現れたり、自分では制御不能なもののように思えることもあります。
語らないからよくわからない、「ある」ものとするべきでないから出会った時に面食らう。本コロキアムでは、そんな「性」との出会いについて、比較的最近エジプトやアルジェリアといったフィールドから帰国した、あるいは現在パキスタンや香港でフィールド調査を行う若手研究者を中心に、自らのフィールド体験の中に「性」との出会いを語り、その経験に正面から向き合い、当たり前に「ある」ものとしての付き合い方を考えます。

プログラム

日時
2020年1月10日(金)14:00-17:00
場所
AA研マルチメディア会議室(304)
【報告】
1. 鳥山 純子(立命館大学)
「フィールドにおける性、このやっかいなる好機」
2. 岡戸 真幸(上智大学)
「語られる男性性と沈黙:エジプトのフィールドで混乱する私」
3. 小栗 宏太(東京外国語大学)
「二つの海の出会うところ:香港で触る/触られる」
4. 山本 沙希(お茶の水女子大学)
「<性>と遭遇する空間—アルジェのタクシー車内で繰り広げられる会話」
5. 賀川 恵理香(京都大学)
「気まずい、と感じること:パキスタンにおけるフィールドワーク」
共催
アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドサイエンス研究企画センター(FSC)
日本学術振興会科学研究費 基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学の構築のための基礎的総合的研究」(代表:長沢栄治)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
お問い合わせ
fsc_office[at]aa.tufs.ac.jp(FSC事務局)あてにメールにてお問い合わせください。 *[at]を@に変更して送信ください。 ※参加自由(登録不要)、参加費無料です。 http://www.aa.tufs.ac.jp/fsc/colloquium2019_1.html