日本中東学会第36回年次大会中止に関連しての大会実行委員会からのお知らせ
2020年04月06日
日本中東学会会員の皆さま
すでに日本中東学会の大稔哲也会長からMLで告知がありましたように、2020年5月16日(土)17日(日)に桜美林大学新宿キャンパスで開催予定でありました第36回年次大会は、目下の新型コロナウィルスの感染拡大の現状を踏まえ、中止するという最終結論となりました。
年次大会実行委員会としては、すでに3月4日時点のメールで会員の皆様にお伝えしていたように、以下のような原則にしたがい、大会開催の可否を学会長や理事会とともに協議・検討して参りました。
- 参加者の健康と安全を最優先に判断する。
- 開催の有無や延期については、日本中東学会の学会長と理事会と情報交換し、その判断を尊重しつつ、最終決定をする。
しかし、3月下旬の都知事による「感染爆発の重大局面」という緊急会見の後、大会開催校の桜美林大学においても4月1日に春学期の全授業のオンラインでの実施、7月31日までの学生の大学入構禁止が発表されまして、事実上、キャンパス使用が不可能となりました。また秋以降の年次大会の延期開催も検討しましたが、現時点で会場の確保が確約されないなか、やむを得ず、延期も断念し、理事会とも協議の上、中止の判断となりました。
つきましては、以下、事務的なご連絡をさせて頂きます。
- 第36回年次大会の桜美林大学での開催は中止となりましたが、学術交流は他の手法で実施する方向で学会長や学会事務局、理事会とも検討中でありますことから、「最終プログラム」と「研究発表の要旨集」に関しましては、今後、研究発表予定者の方々の代替発表の方法が決まりました段階で、あらためてそれらの公表のしかたも含めてお知らせ致します。
- すでにお振込み頂いた懇親会費・昼食代・大会参加費の払い戻しに関しては、その詳細を追って、できるだけ早い時期にご連絡いたします。
- 総会・公開講演会に関しまして、すでに学会長からお知らせがありましたとおりです。
1年近く年次大会開催の準備をしてきました実行委員会としましては、今回の中止という判断は誠に残念ではありますが、学会員の皆さまの健康や安全には代えらませんので、また研究発表予定者の皆様におかれましては、今後とも代替発表に向けてのご準備もお願いすることになると思いますので、引き続き、何卒どうかよろしくお願い申し上げます。
それでは、以上、実行委員会より事務的なご連絡までをお伝え申し上げます。
日本中東学会第36回年次大会実行委員会
- 実行委員長
- 加藤 朗
- 事務局長
- 鷹木恵子
- 実行委員
- 堀井聡江、長澤栄治、近藤信彰、後藤絵美、細田和江、平寛多朗