日本中東学会

年次大会・公開講演会・研究会等

研究会・講演会(2023年)

会員から寄せられた研究会・講演会情報です。

開催情報

《1月》《2月》《3月》《4月》《5月》《6月》《7月》《8月》《9月》 |《10月》 | 《11月》《12月》

12月

笹川平和財団_参加者募集_12月25日(月)2023年度第2回現代中東若手研究会(zoom開催)
2023年12月25日
中東☆イスラーム研究セミナー受講生募集
2023年12月22日~24日
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ
2023年12月22日
研究会 Computational Approaches to the Study of Hadith (12/22)のお知らせ
2023年12月22日
12.21 中東情勢オンライン講演会(奥山 爾朗 駐ヨルダン大使「最近の日・ヨルダン関係、ガザ情勢への対応を含むヨルダンの内外政」)
2023年12月21日
東文研セミナー マムルーク朝法学者のペスト論
2023年12月20日
国際ワークショップ "The Safavids, the Post-Safavids and the East Indian Companies" のご案内
2023年12月17日
Frederic Bauden教授講演会のご案内
2023年12月16日
シンポ「帝国と民族のあいだ―パレスチナ/イスラエルをめぐるもう一つの層」
2023年12月16日
第1回全日本アラビア語弁論大会開催のお知らせ
2023年12月16日
シンポジウム「イスラーム国家体系と国際法」のご案内
2023年12月10日
2023年度九州史学会大会イスラム文明学部会のお知らせ
2023年12月10日
第21回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
2023年12月9日, 10日
国際会議「The Middle East and Europe, 1097-1517」開催のお知らせ
2023年12月9日, 10日
データ駆動型研究に向けたRDFハンズオン・セミナー Part. 1
2023年12月2日, 23日
イスラーム教養公開講座のご案内
2023年12月3日
「武人×帝国×ユーラシアー統合と包摂のダイナミズムー」(オンライン・シンポ)のご案内
2023年12月3日
第65回 関西イラン研究会のご案内
2023年12月2日

11月

Book Launch and Seminar: Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power
2023年11月30日
11月30日ベイルート若手研究者報告会の追加募集(9月1日必着)
2023年11月30日
ドイツにおけるレイシズム連続講演会のご案内
2023年11月25日
Seminar: Rethinking Frantz Fanon and Anti-Colonialism in the Contemporary Middle East
2023年11月25日
日本イスラム協会2023年度後期公開講演会のお知らせ
2023年11月25日
東京ジャーミィ特別公開文化講座「メヴラーナ(ルーミー)のクルアーンに基づく個性とメッセージ」
2023年11月25日
東アジアにおけるアラビア語教育:アラブ・イスラーム・中東研究シンポジウム参加・発表の募集
2023年11月24日, 25日
龍谷大学「比較宗教とルーミー」講演会のお知らせ
2023年11月24日
11月21日アルジェリア映画上映会のご案内
2023年11月21日
イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会のお知らせ
2023年11月18日
一般公開シンポジウム「いま、地域から「豊かな食」と「つながり」を考える」
2023年11月18日
共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」2023年度第2回研究会(公開)
2023年11月18日
特別ワークショップ「ガザ紛争を考える:イスラエル、パレスチナと国際社会はどうなるか」
2023年11月16日NEW
オンデマンド連続講演会「イスラームにおける聖性の継承:預言者、聖者の血統と聖遺物」
2023年11月13日, 20日NEW
Tarek Sabraa博士講演会とアラビア語手稿本セミナーのご案内
2023年11月12日, 19日, 26日NEW
11.7 中東情勢オンライン講演会(「パレスチナ情勢に対するイスラエル・米国の動向と展望」)
2023年11月7日
東京ジャーミイ文書館第1回シンポジウム 参加受付開始のお知らせ
2023年11月3日~5日
「性と性愛をめぐる前近代イスラーム史」(イスラーム・ジェンダー学科研第4回若手研究報告会)のご案内
2023年11月2日

10月

国際シンポジウム: 50 YEARS AFTER THE OIL CRISIS: BUILDING A NEW JAPAN-MIDDLE EAST RELATIONSHIP 石油危機から50年ー日本と中東の新たな関係構築ー
2023年10月30日
Disease as a Form of Silent Resistance/「病気という無言の抵抗」セミナー開催のお知らせ
2023年10月28日
公開講演会 「ローザンヌ条約から100年ー終わらぬ余波ー」
2023年10月27日
国際ワークショップ 近代以前のイスラーム教におけるクルアーンの遺産とインテレクチュアル・ヒストリー的課題
2023年10月22日
シュテファン・クノスト氏講演会のご案内
2023年10月22日
国際シンポジウム「多文化社会ドイツにおける移民難民統合の課題と展望 ―教育の視点から―」
2023年10月21日
座談会「Fieldnetでつながろう:フィールドワーカー、フィールドにもどる」開催のお知らせ
2023年10月21日
ウェビナー:ジェンダー平等とイスラーム/Gender Equality & Islam
2023年10月19日
ブックトークBook Talk - States of Subsistence: The Politics of Bread in Contemporary Jordan のご案内
2023年10月16日
第19回松下幸之助国際スカラシップフォーラム開催のお知らせ
2023年10月14日
国立大学附置研究所・センター会議 第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「危機の世紀」
2023年10月13日
シンポジウム「地中海古代語へのまなざし―移動する人、移動する言葉」(10/7)のお知らせ_西尾哲夫(国立民族学博物館)
2023年10月7日
第4回環インド洋世界史研究会(10/5)開催のご案内
2023年10月5日
特別ワークショップ「『オイルショック」』ら50年」開催のお知らせ
2023年10月5日
国連大学イベントについてのお知らせ(10月3日 午後5時~)
2023年10月3日
10.3中東情勢オンライン講演会案内(岩坂将充 北海学園大学法学部教授「トルコにおける2023年大統領選挙・議会選挙と今後の展望」)
2023年10月3日

9月

公開シンポジウム「オスロ合意から30年」開催のお知らせ
2023年9月30日
公財)国際通貨研究所「中東ミニウエビナー」開催の件
2023年9月28日
「都市の世界史」第15回オンライン講演会(9月27日(水)19:30~21:00)のご案内
2023年9月27日
【発表者募集】環インド洋地域研究 若手研究者集会
2023年9月25日
Jérôme Samuel氏講演会「ジャワ島のガラス絵(19~20世紀)」9月24日東京大学
2023年9月24日
イスラーム地域研究・若手研究者の会9月例会(9/23)のお知らせ
2023年9月23日
AA研中東☆イスラーム教育セミナー受講生募集のお知らせ(締切6/19)
2023年9月21日〜24日
9.21 中東情勢オンライン講演会(岡 浩 駐エジプト大使「最近の日・エジプト関係、エジプト内外政(仮)」)
2023年9月21日
シリア人作家講演会&映画上映会
2023年9月18日
東文研セミナー 門井由佳博士「イスラーム美術とミュージアム―21世紀の展望」
2023年9月13日
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会のご案内
2023年9月10日
Dr. Christine Kämpfer 講演会 "Just another Travelogue on Qājār Persia? Exploring the Travel Diaries of the German Botanist Carl Haussknecht (1838–1903) and his observations on society under Nāṣir al-Dīn Shāh"@本郷サテライト/オンライン
2023年9月9日
Dr. Julia Rubanovich 講演会 "Biblical Narrative Poems in Judeo-Persian in Fourteenth-Century Iran" @本郷サテライト/オンライン
2023年9月9日
笹川平和財団_現代中東若手研究会参加者募集及び2023年度第一回会合のお知らせ
2023年9月7日
国際ワークショップ "Magic and the Manipulation of ‘Nature’ in Arabic, Persian, and Urdu Narratives"@国立民族学博物館
2023年9月5日
大阪 国際セミナー「チュニジアにおける労働と女性の権利(ワーク・ライフバランス含む)」
2023年9月5日
大阪開催 国際シンポジウム「子どもの権利条約と子どもを保護する法―チュニジアと日本」
2023年9月5日
東京 国際セミナー「チュニジアの金融:現状と課題」のご案内
2023年9月3日
東京開催 国際シンポジウム 「子どもの権利条約と『子の利益』―チュニジアと日本の事例」
2023年9月3日
国際シンポジウム "Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World"@AA研303
2023年9月1日~3日

8月

公開講演会「ターリバーン復権下で『動く』アフガン女性運動―現地での聞き取りから」
2023年8月21日
公開セミナー「北海道におけるムスリム—ムスリム観光客受入と定住者との共生に向けた課題」
2023年8月21日
日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(オンライン) (2023年度第3回のお知らせ)
2023年8月18日
イスラーム地域研究・若手研究者の会8月例会のお知らせ
2023年8月12日
気候変動レジームと権威主義的資源国に関する研究会のお知らせ
2023年8月10日
ワークショップ「イスラーム諸国の「人権」規範形成と国際的な信頼醸成」のご案内
2023年8月8日
「大エジプト博物館のいま――ファラオの至宝をまもる2023」のお知らせ
2023年8月5日

7月

成蹊大学アジア太平洋研究センター主催講演会のご案内
2023年7月29日
公開企画「UNRWAの歩みとパレスチナ問題」開催のお知らせ(7/29 14:00-16:30)
2023年7月29日
オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第12回「実践!アカデミアのためのアサーティブ・コミュニケーション」7/24(月)18:00-
2023年7月24日
「シャリーアと近代」令和5年度第3回(通算第113回)研究会のご案内
2023年7月21日
UTCMESセミナー「セネガルの宗教運動バイファルによる托鉢とウォロフ語の説教」開催のお知らせ(7/15 15:00-16:30)
2023年7月15日
SRC 2023 Summer International Symposium "The Phase of Catastrophe: The Crisis of the 14th Century in Afro-Eurasian Context."
2023年7月13日,14日
東文研セミナー(2023年7月13日)のご案内
2023年7月13日
7.10中東情勢オンライン講演会(前田 哲 駐カタール大使)
2023年7月10日
Majlis@Waseda: Biking One Lap Around the World for Africa's Last Colony, 11th July, 2023
2023年7月11日
公開企画「ウクライナ危機下のイラン・イスラエル・米国」開催のお知らせ(7/8 15:00-17:00)
2023年7月8日
東文研セミナー「オスマン史研究会第12回定例大会(7/8)」のお知らせ
2023年7月8日
23年度日本イスラム協会前期公開講演会のお知らせ
2023年7月8日
日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Hybrid) (2023年度第2回のお知らせ)
2023年7月7日
CSEASジェンダー・セミナーのご案内(Prof. Patricia Sloane-White)
2023年7月4日
SRCセミナー:マリ・ファヴロ先生『オルド』ブックトーク
2023年7月4日
THE POWER OF BOOKS——女性がつくる書店と出版社/Bookstores and publishers created by women
2023年7月2日
グローバル地中海ワークショップ「アフリカ、中央ユーラシアをめぐる文化の環流」
2023年7月1日

6月

二人の中東出身フェミニストの対話/A Dialogue Between Two Middle Eastern Feminists
2023年6月29日
6月29日「中東大使を囲む会」のご案内
2023年6月29日
第20回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内
2023年6月24日,25日
海外学術調査フォーラム(外語大AA研)開催のご案内
2023年6月24日
6月24日(土)立命館AJI連続セミナー「多極化する世界と核拡散問題」のご案内
2023年6月24日
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ(2023年6月22日)
2023年6月22日
「シャリーアと近代」令和5年度第2回(通算第111回)研究会のご案内
2023年6月18日
イスラーム地域研究・若手研究者の会のお知らせ
2023年6月17日
劇場公開記念 特別ワークショップ「パオロ・タヴィアーニ監督作品『遺灰は語る』とイタリア」
2023年6月13日
Rachida Chih先生研究講演会@東京のお知らせ
2023年6月11日
Announcement: Special Lecture by Prof. Rachida Chih in Sophia University, Tokyo
2023年6月11日
6.9 中東情勢オンライン講演会
2023年6月9日
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第6回研究会のご案内
2023年6月9日
講演会開催のご案内:「知の先達たちに聞く―鎌田繁先生をお迎えして―」
2023年6月6日
Special Lectures: Life and Social Landscape in Pre-Modern World
2023年6月6日
Arabic Language Teaching Workshop
2023年6月3日, 4日
UTCMESギャラリートーク「中東の馬にレンズを向けて:サウディアラビア・ヨルダン・トルコ」開催のお知らせ
2023年6月3日
『アラブの嵐』から読み解く日本とエジプトの文化還流/The Circulation of Culture: On the Japanese Film, Arabu no Arashi
2023年6月2日,3日

5月

第64回 関西イラン研究会のご案内
2023年5月27日
パレスチナ学生基金 2023年公開講演会のお知らせ
2023年5月27日
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ
2023年5月24日
Seminar on Land Tenure, Inheritance, and Gender in Middle East
2023年5月23日
「シャリーアと近代」令和5年度第1回(通算第111回)研究会のご案内
2023年5月21日
Rachida Chih先生研究講演会のお知らせ
2023年5月20日
Announcement: Special Lecture by Prof. Rachida Chih "Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt (Fifteen century)"
2023年5月20日
Seminar on Raqqa, Syrian Urban Society
2023年5月19日
5.12 第28回中東情勢分析発表会(中東調査会研究主幹 高尾賢一郎、研究主幹 青木健太)
2023年5月12日
オンライン講演会「イスラームにおけるウェルビーイング観」
2023年5月12日
(公財)東洋文庫国際シンポジウム「契約と訴訟の比較:アジアとイスラーム諸地域」
2023年5月6日

4月

講演会「"太陽の男たち"とパレスチナ難民」開催のお知らせ
2023年4月22日
第2回環インド洋世界史研究会のご案内
2023年4月8日
東文研セミナー "The Ottoman Postal System: An Infrastructural History" のご案内
2023年4月3日

3月

東文研セミナー「オスマン史研究と史料翻訳:『ミドハト・パシャ自伝』への道/からの道」
2023年3月29日
国際会議 “Toward Peaceful Alliance and Cooperation in the Caucasus:Tectonic Changes in the Region”
2023年3月26日
GEAHSS第6回公開シンポジウム参加申し込み方法
2023年3月26日
第21回中央アジア古文書研究セミナーのご案内
2023年3月25日, 26日
2022年度イラン研究会のご案内3/25-26(AA研)
2023年3月25日, 26日
ワークショップ “Circles of Trust: Marriage, Village Guarantors, and Private Reading Groups in the Ottoman Empire” のご案内
2023年3月25日
環太平洋オスマン帝国史研究国際会議のご案内
2023年3月22日, 23日
Khvandamir: Value and Readership of Persian General Histories"のご案内
2023年3月21日
ワークショップ“Trade Diasporas across the Early Modern Mediterranean”のご案内
2023年3月20日
第13回オスマン文書セミナーのご案内
2023年3月18日, 19日
日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online) (2022年度第10回のお知らせ)
2023年3月18日
シンポジウム「中央アジア・西アジア文書研究の最前線---ハラム文書研究事始めによせて---」
2023年3月18日
第63回 関西イラン研究会のご案内
2023年3月18日
2022年度第4回現代中東若手研究会参加者募集のお知らせ
2023年3月14日
「龍谷大学国際社会文化研究所・宗教間対話研究講演会」のお知らせ
2023年3月13日
11th-12th March]Announcement of the international symposium of Minpaku Special Research Project
2023年3月11日, 12日
International Workshop: "Kalila and Dimna in Anatolia: Persian and Turkish Traditions"
2023年3月11日
特別シンポジウム「イラク戦争から20年:イラク、中東、アメリカ、国際社会はどう変わったか」開催のお知らせ
2023年3月10日
ワークショップ「オスマン朝治下地中海の法の重層性と領海性」のご案内
2023年3月9日
Philip Bockholt氏 講演会 "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"
2023年3月7日
公開シンポジウム「共に創る:誰もがより生きやすい社会を考える」
2023年3月5日
Mar 4 (Sat) Workshop: Echoes from the Medieval West Asian Cities at the Univesity of Tokyo
2023年3月4日
2022年度IG科研公開セミナー「鹿児島から『異文化』と『食』を考える」のご案内
2023年3月4日
「都市の世界史」第10回オンライン講演会(3月3日(金)19:30~21:00)のご案内
2023年3月3日
国際ワークショップ “Trade, Diplomacy and Capitulations in Early Modern World” のご案内
2023年3月3日
2022年度イスラーム信頼学全体集会「対立と紛争のなかで、つなぐ」
2023年3月2日
全体集会におけるポスター発表者の募集
2023年3月2日
「Development, Growth and Policy Refrorm in the Middle East」 Qatar Chair Distingushed Speaker Lecture with JIME-IEEJ
2023年3月1日

2月

2.28中東情勢オンライン講演会(岩井 文男 駐サウジアラビア大使)
2023年2月28日
アダム・サブラ氏講演会(東京2/24・京都2/27)のお知らせ
2023年2月24日, 27日
2月19日「女たちの『アラブの春』」および2月24日「中東地域におけるコロナ禍とジェンダー」のご案内:上智大学アジア文化研究所
2023年2月19日, 24日
シリア人作家サーレハ氏講演(明治大学)
2023年2月25日
シリア人作家サーレハ氏講演(広島市立大学)
2023年2月22日
「イスラーム信頼学」ワークショップ「比較の中のイスラーム経済」のご案内
2023年2月22日
Qajar Round Table: Urban Landscapes in Qajar Iran at Kyoto University
2023年2月20日
ワークショップ「近世の海洋空間をめぐる異文化接触と信頼」のご案内
2023年2月19日
早稲田大学高等研究所公開セミナー「近代日本と中東・イスラーム圏:ヒト・モノ・情報の交錯から見る」のご案内
2023年2月18日
特別講演会:Vanessa Van Renterghem (INALCO) & Anja Pistor-Hatam (Kiel University)
2023年2月18日
連続講演会「TEI (Text Encoding Initiative) × Library が拓くデジタル人文学と図書館の未来」
2023年2月18日
シリア人作家サーレハ氏対談講演(京都大学)
2023年2月18日
日本ゲニザ学会主催 <ゲニザ・ワークショップのお知らせ>
2023年2月14日~16日
ワークショップ「20世紀ムスリム社会のフェミニズム思想:カースィム・アミーンとターハル・ハッダード」
2023年2月14日
「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第5回研究会のご案内
2023年2月13日
公開ワークショップ「今日の中東・北アフリカの食糧問題―チュニジア・レバノン・エジプトの事例より」
2023年2月10日
セミナー「ターハル・ハッダードとチュニジア家族法」(対面とオンライン)
2023年2月10日
RSGC研究セミナー「中東の社会問題:中東とアジアの研究ネットワーク構築」開催のご案内
2023年2月9日
国際ワークショップ「中東・アジアにおける研究ネットワークの確立:第1回研究拠点代表(イラク、カタール)会合」開催のご案内
2023年2月7日
Al Jazeera ドキュメンタリー『教科書のナクバ』日本語字幕完成記念上映会+トーク
2023年2月5日

1月

マムルーク朝文書研究セミナーのご案内
2023年1月28日,29日
イスラーム地域研究若手研究者の会」1月例会のお知らせ
2023年1月28日
『クルド音楽への誘い:レクチャーと演奏』(対面とオンライン)
2023年1月28日
2011年後のチュニジア南部タタウィーン地域社会に関するワークショップのご案内
2023年1月25日
公開ワークショップ「財の管理から見るイスラーム聖者廟:中央アジア・イラン・南アジア」
2023年1月22日
(公財)東洋文庫国際シンポジウム「契約と訴訟の比較:アジアとイスラーム諸地域」
2023年1月22日
「グローバル時代におけるハラール基準の標準化と多様性の動態」第2回国際ワークショップのご案内
2023年1月22日
島薗進編集 『宗教信仰復興叢書』刊行記念 一般社団法人日本宗教信仰復興会議主催シンポジウム「現代における宗教信仰復興を問う」
2023年1月22日
環インド洋地域研究 第一回国際シンポジウムのご案内:"Discovering the Indian Ocean World”
2023年1月21日〜23日
慶應大学(地域研究・比較政治)研究会 ウクライナ情勢
2023年1月21日
若手研究報告会「動物倫理の『最前線』:最前線としてのイスラエルからの応答」のご案内
2023年1月21日
イスラーム信頼学ワークショップ「オスマン・カリフ制をめぐる議論」のご案内
2023年1月21日
日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online) (2022年度第9回のお知らせ)
2023年1月20日
第1回環インド洋世界史研究会のご案内
2023年1月13日
早稲田大学高等研究所公開セミナー 「オスマン帝国と東アジア:近代化をめぐる交流の軌跡」のご案内
2023年1月13日
国際ワークショップ「アラビア語とヘブライ語の物語ワークショップ」
2023年1月9日
中東現代文学研究会 定例研究会のご案内
2023年1月7日, 8日
国際シンポジウム 革命における公論と暴力
2023年1月7日
イスラーム信頼学ワークショップ「信頼を可視化する」のご案内
2023年1月7日

12月

笹川平和財団_参加者募集_12月25日(月)2023年度第2回現代中東若手研究会(zoom開催)

笹川平和財団では、現代中東若手研究会を運営しています。当研究会では、近現代の中東地域(主にアフガニスタン~モロッコ)に関わる研究に取り組む、博士後期課程所属からポストドクター5年目までの若手研究者を対象に開催するものです。研究会を通じて、参加者が様々な研究テーマに取り組む同世代の研究者と、各々の研究に関する知見を共有しながら意見交換を行うこと、所属組織を越えたネットワークを獲得することを目的としています。

当研究会はメンバーシップ制を取っておりますが、博士後期課程所属からポストドクター5年目までの研究者で、かつ当財団の定めるアンチハラスメントポリシーに同意される方であれば、どなたでもメンバーとなっていただけます。詳細は当財団HP(https://www.spf.org/asia-islam/news/20230324.html)をご確認ください。少額ですが発表者の方にも発表サマリー執筆の対価として謝金をお支払いいたします。

12月25日、「現代ムスリム社会のイスラーム理解と実践:時空を超える思想的ネットワークの展開」と題した研究会を下記のとおり開催します。本研究会にご参加を希望される方は笹川平和財団水谷( )までご連絡ください。なお参加者は、本研究会の特性上、「博士後期課程所属からポストドクター5年目までの研究者」に限らせていただきます。

1 日時
2023年12月25日(月)17:00~18:45(最大19時)*日本時間
2 発表者/テーマ
-平野 貴大氏(筑波大学助教)/「インドネシアにおけるシーア派の自己認識における中東の学者たちの影響」
-兼定 愛氏(慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師)/「現代的イスラミック・グリーフケアの展開と伝統的解釈学の連関」
3 コメンテーター
大川 玲子氏(明治学院大学国際学部国際学科教授)
新井 和広氏(慶応義塾大学商学部教授)

本件照会先
笹川平和財団アジア・イスラム事業グループ 水谷 (

笹川平和財団 アジア・イスラム事業グループ
研究員 水谷 陣也
The Sasakawa Peace Foundation Asia and Middle East Program
Program Officer Mizutani Jinya (Mr.)
email :
TEL : 070-3143-9697

中東☆イスラーム研究セミナー受講生募集

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は,2023年度も下記の要領で全国の博士後期課程の大学院生およびPDを対象に,「中東☆イスラーム研究セミナー」を開催します。
本年の受講生募集を去る10月2日に締め切りましたが,定員に若干の余裕があるため,下記のように追加募集いたします。皆様のご応募をお待ちしています。

●開催期間
2023年12月22日(金)~24日(日)の3日間
(ただし,応募人数により,2日間に短縮される場合あり)
●開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
●応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を進めている大学院博士後期課程の大学院生・PDまたはこれに相当する研究歴を持つ者で,学術論文,特に博士論文の執筆計画を持つ者。
●プログラム
研究会形式で,受講者がそれぞれ1時間程度の研究発表を行い,関係教員および他の受講者から1時間程度の質問・コメントを受けることで,博士論文等の執筆に資する。
●募集人員
若干名。なお,募集人員内で大学院生,PD,その他の区分は行わない。
●受講料
無料。なお,首都圏(当研究所より50km圏内)以外からの参加者には本学規定の範囲内で旅費・宿泊費を支給する。
●応募方法
以下のウェブページの「募集要項」を参照し必要書類を応募先あてにe-mail添付にて送付すること。
https://meis2.aa-ken.jp/meis_research_seminar.html
●締め切り:
2023年11月17日(金)15:00
●結果通知:
中東☆イスラーム研究セミナー実行委員会において選考のうえ,11月下旬頃に応募者に通知する。
●担当スタッフ一覧:
飯塚正人,黒木英充,近藤信彰,長縄宣博,小倉智史,野田仁,後藤絵美,黒沼太一,
その他交渉中。
問合せ先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター
e-mail:

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)では、「Book Launch」第21回を開催いたします。
著者の小笠原弘幸先生(九州大学大学院人文科学研究院・准教授)に、2023年10月に出版された書籍をご紹介いただきます。

■小笠原弘幸著 『ケマル・アタテュルク オスマン帝国の英雄、トルコ建国の父』中央公論新社(中公新書)、2023年10月)
「トルコ建国の父、ムスタファ・ケマル(1881~1938)。オスマン帝国が西欧列強からの脅威にさらされるなか救国の英雄として活躍し、帝国崩壊後はトルコ共和国を建国し大統領に就任する。民族主義と世俗主義を掲げて新国家の建設を進めたケマルは、議会からアタテュルク(父なるトルコ人)という姓を与えられた。今なお国民から敬愛される彼の実像を、愛する家族や、戦いを共にした同志との人間模様を交えて活写する。」(中央公論新社HPHPより)
質疑応答の時間も設けておりますので、良い意見交換の場になれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております!
■要・参加登録(12月20日締切)
https://forms.gle/EBn6cn1Jmc3LjoHSA
(ご登録いただいたアドレス宛てにZoom参加用のリンクをお送りいたします)
■日時:
2023年12月22日(金) 19:00~20:00 (1時間程度)参加無料・要事前登録
会場:
Zoomにてオンライン開催
プログラム:(予定)
19:00-19:05 開会
19:05-19:10 趣旨説明
19:10-19:40 新著をめぐる対談
19:40-20:00 質疑応答
■ポスター:
https://www.facebook.com/CMEIS.Ritsumei/posts/pfbid02qCwB8zAQXLyUKjsUTc2wFYexZMuprXzwUuxnpAaibrooW4nrSPBdvAXKy8XUkDWCl
■問合先
s-nino38 @ fr.ritsumei.ac.jp 担当・二宮
■HP
https://www.cmeis-ritsumei.net
■主催
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

研究会 Computational Approaches to the Study of Hadith (12/22)のお知らせ

この度、同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)では、カルフォルニア大学デービス校准教授のMairaj Syed氏をお招きして研究会を開催し、Computational Approaches to the Study of Hadithというテーマ で研究報告をしていただくこととなりました。研究会の日時・場所、予定される報告の概要は以下の通りです。ご参加をご希望の方は、2023年12月20日までに下記の連絡先のメールアドレス宛にその旨お知らせください。Zoomでのオンライン参加も可能です。

日時:
2023年12月22日(金曜日)14時~16時
場所:
同志社大学今出川校地神学館4階共同研究室
参加申し込みの連絡先:
temoriya[a]mail.doshisha.ac.jp([a]を@に変えてください)
担当者:
森山央朗(同志社大学神学部・CISMOR)
報告の概要(予定)
Over the last few decades, there has been a significant surge in the digitization of Islamic texts, including Hadith sources. The unique structure and high volume of Hadith make them particularly well-suited for digital analysis. This structure typically involves a list of names documenting the transmission, known as "isnad," prepended to the actual text of the Hadith. The volume encompasses not just the sheer number of Hadiths—estimated to be around 500,000—but also the extensive data collected on individual transmitters. The lecture explores three types of digital analysis: 1) Basic statistical analysis that integrates isnad and biographical data to map Hadith transmission activity across cities and years. 2) Social network analysis that extracts relationships from individual isnads, filling gaps in biographical dictionaries. 3) Machine learning techniques that annotate isnad data, enabling the development of NLP tools that expedite research by automatically identifying narrators.

12.21 中東情勢オンライン講演会(奥山 爾朗 駐ヨルダン大使「最近の日・ヨルダン関係、ガザ情勢への対応を含むヨルダンの内外政」)

この度、中東調査会では12月21日に標題のウェビナーを開催する運びとなりました。
詳細は以下をご覧ください。
是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

https://www.meij.or.jp/event/215.html

日時:
2023年12月21日(木)15:00~16:30(日本時間)
講師:
奥山 爾朗(駐ヨルダン特命全権大使)
演題:
「最近の日・ヨルダン関係、ガザ情勢への対応を含むヨルダンの内外政」
参加費:
会員1,000円 非会員3,000円
主催:
公益財団法人中東調査会
お問い合わせ先
TEL:03-6261-4554 Email:
担当:
高橋、伊藤

東文研セミナー マムルーク朝法学者のペスト論

【キーワード:イスラーム法学、ハディース、マムルーク朝、エジプト、疫病・災害の歴史】

東文研セミナー「古典期イスラームにおける科学と聖典:イブン・ハジャル・アスカラーニーのペスト論」のお知らせ

東京大学東洋文化研究所では、この度、カリフォルニア大学デーヴィス校のMairaj Syed氏をお招きして、東文研セミナー「古典期イスラームにおける科学と聖典:イブン・ハジャル・アスカラーニーのペスト論」を下記の要領で開催いたします。 イスラーム法・イスラーム思想の専門家である Mairaj Syed氏は、今年、マムルーク朝時代のイスラーム法学者であるイブン・ハジャル・アスカラーニーが著したペストについての論説の英訳書を刊行しました。今回はそのペスト論について講演をされます。

セミナーは対面とオンライン併用で開催します。参加を希望される方は下記URLの参加申込フォームにご記入お願いいたします。

日時:
2023年12月20日(水) 17:00〜19:00
会場:
東京大学東洋文化研究所3階第二会議室/Zoom
講師:
Mairaj Syed (UC Davis)
題目:
Science and scripture in classical Islam: an Analysis of Ibn Hajar al-Asqalani's Treatise on the Plague
司会:
秋葉淳(東洋文化研究所)
登録フォーム:
https://forms.gle/8turkcAReYR1S4Ui8(締切12月19日(火)16:00)
講演要旨:
In the mid-15th century, amidst the aftermath of the Black Plague, the eminent Islamic scholar Ibn Hajar al-'Asqalani composed one of Islam's most influential treatises on the plague, titled Merits of the Plague. Having contracted and survived the disease himself, while losing two children to it, Ibn Hajar aimed to compile and synthesize texts from Islamic scripture, theology, medicine, and law on the plague. This presentation will examine Ibn Hajar's attempts to resolve two key interpretive issues: first, how he synthesized the competing explanations of the plague's origins from theology and medicine; and second, how he reconciled contradictory scriptural texts (hadiths) about the nature of jinns, supernatural beings he believed spread the plague. It will demonstrate how Merits of the Plague exemplifies an important method and aim of scholarship: the coherent balancing and reconciliation of competing truth claims and epistemologies.
連絡先:
秋葉淳(東洋文化研究所 j-akiba[at]ioc.u-tokyo.ac.jp)

国際ワークショップ "The Safavids, the Post-Safavids and the East Indian Companies" のご案内

文部科学省科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」計画研究班B01「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)は、同計画研究班A02 「イスラームの知の変換」(代表:野田仁) および科研費基盤研究(A)「外交の世界史の再構築:15~19世紀ユーラシアにおける交易と政権による保護・統制」(代表:松方冬子)との共催で、以下の国際ワークショップを開催いたします。

会場は東京外大AA研とZoomによるオンラインのハイブリッド形式で行います。皆様のお越しをお待ちしております。

https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1887/
※発表要旨はウェブページからご確認いただけます。

国際ワークショップ "The Safavids, the Post-Safavids and the East Indian Companies"

日時:
2023年12月17日 (日)14:00~17:00
プログラム:
14:00 イントロダクション:近藤信彰(東京外国語大学AA研)
14:10 Peter Good (JSPS Fellow/東京外国語大学AA研)
“Stability by Contract?: The East India Company in Persia 1600-1747”
15:10 大東敬典 (東京大学史料編纂所)
“Pursue of Agreement: The Dutch East India Company”
16:20 ディスカッション
コメンテーター: 嘉藤慎作 (東京外国語大学AA研)
使用言語:
英語
開催形態:
一般公開/無料、東京外国語大学AA研とZoomによるオンラインのハイブリッド形式/要事前登録
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所マルチメディア会議室(304)
事前登録:
対面で参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/15msr5ytQsLes9RbK0HvOMkwpZZervro-oo0mifUdY8o/edit
オンラインで参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYkdO-vqTwvG9CZp4v6har7eCD63S9K-rmA
共催:
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)/科研費学術変革領域研究(A)「イスラームの知の変換 」(研究代表者:野田仁(AA研)課題番号:20H05825)/科研費基盤研究(A)「外交の世界史の再構築:15~19世紀ユーラシアにおける交易と政権による保護・統制」(研究代表者:松方冬子(東京大学史料編纂所)課題番号:21H04355)
問い合わせ・連絡先:
守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp

Frederic Bauden教授講演会のご案内

西南アジア研究会では、アラビア語手稿本研究、古文書研究で世界的に著名なリエージュ大学のフレデリック・ボダン教授をお迎えし、以下の通り講演会を開催いたします。

日時:
2023年12月16日(土)15:00開始予定
会場:
京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター(CESCHI)羽田記念館
講演者:
Frederic Bauden 氏(リエージュ大学教授)
講演題目:
Negotiating for peace and trade with the Mamluks: from truce to decree

本講演は、西南アジア研究会年次総会中の行事として実施いたします。
会員ではない方もオンラインでご参加いただけますが、事前のお申込みが必要です。
以下のウェブサイトをご覧ください。
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/ceschi/hkk-nextmeeting5/

皆さまのご参加をお待ちしております。

問合せ先:伊藤隆郎
takaoito[at]lit.kobe-u.ac.jp

シンポ「帝国と民族のあいだ―パレスチナ/イスラエルをめぐるもう一つの層」

12月16日(土)に、以下のシンポジウムを東京大学(駒場)で開催いたします。数年前から準備してきたもので緊急に開催するものではありませんが、今回のガザ情勢を長期的観点から捉えるうえで、また地域研究一般の視座を考えるうえで、重要な機会になると思いますので、ご参加や情報拡散のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

シンポジウム「帝国と民族のあいだ―パレスチナ/イスラエルをめぐるもう一つの層」

2023年12月16日(土)10:00-18:00
東京大学駒場Iキャンパス21KOMCEE West B1F レクチャーホール(001)/オンライン同時配信
要参加申込(前日21時まで。下記リンク参照)

<開催趣旨>

二項対立図式に落とし込まれがちなパレスチナ/イスラエル。これに対し、今から半世紀前、板垣雄三は「n地域論」を提唱し、権力構造の非対称性ゆえに生じる三者関係の動態に光を当てた。本シンポジウムは、この視座を発展させ、「帝国」と「民族」がせめぎ合う紛争や支配・被支配関係が継続するなかで人びとが生きるもうひとつの層に着目し、パレスチナ/イスラエルをダイナミックに捉えていく。また、そのような地域研究、歴史研究のための対話の場としたい。

<プログラム>
10:00-10:10
趣旨説明
鶴見太郎+今野泰三・パレスチナ/イスラエルの変わらない構造―「n地域論」のその後
10:10-13:00
第Ⅰ部 重層性の現在形
髙橋宗瑠・民族自決権と武力抵抗の権利/江﨑智絵・ハマースにみる内政と外交の連動―その指導者間関係に着目して/山本健介・トランプ政権の中東和平政策とエルサレムの聖地問題―ラフマ門事件(2019年)を事例として/錦田愛子・中東和平の諸提案―共存と占領をめぐる政治構想の変遷/役重善洋・ジェンタイル・シオニズム再考―パレスチナ問題認識をめぐる闘争の現段階/末近浩太・コメント
14:10-17:00
第Ⅱ部 埋もれた層を掘り起こす
今野泰三・ベドウィンが生きた帝国と植民地主義-パレスチナ北部のバイサーン地方を中心に/田浪亜央江・委任統治期パレスチナにおける独立運動と汎アラブ主義の相克―アクラム・ズアイテルの回想録を手掛かりに/鶴見太郎・集合的記憶の入植―ロシア東欧におけるポグロムとパレスチナにおける暴動/反乱/金城美幸・帰還の意味の広がり―パレスチナ難民と「48年国内避難民」の経験から/鈴木啓之・「無名」パレスチナ人と離散の記憶:難民化とアイデンティティの葛藤/宇山智彦・コメント
17:10-18:00
総合討論
<詳細・参加申込サイトURL>
https://www.tarotsurumi.com/20231216

第1回全日本アラビア語弁論大会開催のお知らせ

慶應義塾大学法学部アラビア語部門は、「国際アラビア語の日」の一環として、「第1回全日本アラビア語弁論大会」を下記の要領で開催することになりました。学習歴に応じて3つのレベルに分かれ、アラビア語のスピーチの内容とプレゼンテーションを競います。レベルごとの発表時間や発表方法などの詳細は大隼(おおやは)エヴァ・ハッサン(ohbayaeva@keio.jp)までお問い合わせください。多くの方々のご参加をお待ちしております。

開催日時:
2023年12月16日 14:00-16:05
場所:
慶應義塾大学日吉キャンパス
対象者:
学生、一般人(国籍不問。ただしアラビア語母語話者でない人)
目的:
アラビア語表現力、プレゼンテーション能力の向上と、アラビア語学習者間の交流・親睦
スピーチのテーマ:
全レベルでテーマは自由ですが、政治、宗教、ジェンダーなど、あらゆる差別につながる内容は受け付けません。内容は未発表のものに限ります。
応募締め切り:
2023年8月1日(火)23:59
応募方法:
以下のリンクにアクセスして、応募フォームを送ってください
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScHAA3g4IVPZmUwmTZui0bCUhusyTmMo6jJlHZu2X7mbeEG7w/viewform?usp=sharing

*書類選考ののち、参加の可否をお知らせします

シンポジウム「イスラーム国家体系と国際法」のご案内

文部科学省科学研究費学術変革領域研究A 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)計画研究B01班「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)では、九州史学会イスラム文明学部会と共催で、シンポジウム「イスラーム国家体系と国際法」を開催いたします。歴史研究と国際法学が切り結ぶ場となることが期待されます。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:
2023年12月10日14:40~17:30
会場:
九州大学伊都キャンパスイーストゾーンE-A-105教室、およびZoomによるオンライン
共催:
九州史学会;イスラーム信頼学B01
14:40
趣旨説明:近藤 信彰(東京外大AA研)
14:45
近世前半期オスマン帝国のアフドナーメと国家体系 堀井 優(同志社大学)
15:20
サファヴィー帝国からみたイスラーム国家体系 近藤 信彰
15:55
19世紀末のアラビア語国際法関連著作における国際法の法源について
沖祐太郎(九州大学)
16:30
休憩 (5分)
16:35
コメント:国際法学、比較法制史の視点から 幡新 大実(大阪女学院大学)
17:10
総合討論  (17:30終了予定)
司会:守田 まどか(東京外大AA研)
申し込み方法
次の参加登録フォームから事前登録を行い、大会参加費1500円をオンライン決済サービスPass Marketを通じて、12月5日23:00までにお支払いください。
参加登録フォーム
https://forms.gle/GN6BNHSUP1YVrw4P8
お問い合わせ先
イスラーム信頼学事務局
connectivity_jimukyoku[at]tufs.ac.jp
九州史学会
kyushushigakkai[at]gmail.com

2023年度九州史学会大会イスラム文明学部会のお知らせ

きたる12月10日(日)に、2023年度九州史学会イスラム文明学部会を、以下の要領で開催いたします。本年度は、対面とオンライン併用のハイフレックス開催で、参加費は対面・オンラインを問わず1500円です。参加ご希望の方は、以下の九州史学会ウェブサイトよりご登録ください。

https://kyushushigakkai.org/

※なお、10日夜は、イスラム文明学部会主催の懇親会を行います。予約の都合上、懇親会に参加予定の方は、11月末までに懇親会参加の旨、 his.isla@gmail.com までメールでご連絡ください。

<イスラム文明史部会>(オンライン定員100名:Zoom,E-A-105教室)

10:00
『カイナの書』におけるカイナと成人男性:主従外という関係性が持つ意味
立命館大学 金田 千澄
10:35
ユダヤ教カライ派知識人ユースフ・バスィールと同時代のムスリムたち
 京都大学 法貴 遊
11:20
サアド朝期マラケシュの異邦人たち:あるドミニコ会士の捕虜買い戻しの旅
東京外国語大学 篠田 知暁
11:55
オスマン帝国における内国旅券の導入
大阪公立大学 上野 雅由樹
13:20
エジプト混合裁判所判例集の特徴と傾向:19世紀末~20世紀初頭の判例分析を通じて
千葉大学 出川 英里
13:55
トルコ共和国の公教育における宗教教育の拡大過程(1950年代〜1970年代)
岩手県立大学 上野 愛実
14:40
シンポジウム「イスラーム国家体系と国際法」
司会:守田 まどか(東京外国語大学) 趣旨説明:近藤 信彰(東京外国語大学)
14:45
近世前半期オスマン帝国のアフドナーメと国家体系
同志社大学   堀井 優
15:20
サファヴィー帝国からみたイスラーム国家体系
東京外国語大学 近藤 信彰
15:55
19世紀末のアラビア語国際法関連著作における国際法の法源について
九州大学 沖 祐太郎
16:35
コメント:国際法学、比較法制史の視点から
大阪女学院大学 幡新 大実
17:10
総合討論  (17:30終了予定)

九州大学文学部イスラム文明学研究室
〒819-0395 福岡市西区元岡744 イースト1号館6階
Tel : 092-802-5097
Mail to:
http://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_isla/

第21回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内

下記の要領で、科研費(基盤研究(B))「ロシア帝国領中央ユーラシアにおける家族と家産継承」(22H00702)により、第21回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会を開催いたします。今回も、オンサイト会場とオンラインを組み合わせた形で開催いたします。ぜひともご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
あわせて、科研費による共同研究の打ち合わせ会議も行います。特に科研費のメンバーの方には、ご参加いただけますと幸いです。

日時:
2023年12月9・10日(土・日)
9日(土) 13:30~18:00 10日(日) 10:00~12:00
場所:
JR静岡駅ビル内 7階 パルシェ会議室 第3会議室・A会議室
(静岡県静岡市葵区黒金町49、https://www.parche.co.jp/kaigishitsu/
オンライン(Zoomミーティング)

【プログラム】

9日(土)
13:30~15:45 「トルキスタン統治規程」研究会
16:00~18:00 研究報告:
大河原 知樹 氏 (東北大学大学院国際文化研究科)
「家族復元とシャリーア法廷史料:ダマスカスのKh. スルージー家の事例」
討論者:
畠山 禎 氏 (北里大学一般教育部)
竹村 和朗 氏 (高千穂大学人間科学部)
司会:
磯貝 健一 氏 (京都大学大学院文学研究科)
(17:00~18:00 討論と議論)
18:30~ 懇談会
10日(日)
10:00~12:00 研究打ち合わせ会議

ご参加の方、とくにJR静岡駅ビル・パルシェ会議室でご参加の方は11月23日(木)まで、またオンラインでご参加の方は12月5日(火)までに、次の参加申し込みのGoogleフォームにアクセスし、必要事項を送信してください。
Zoomミーティングへの接続に必要な情報等をご連絡いたします。

パルシェ会議室でご参加の方は、参加申し込みフォームの「備考」で、旅費についてもお知らせください。

https://forms.gle/TQnU2oRh7Nks5jF17

お問い合わせは、次の事務連絡先までお願いいたします。
……事務連絡先: 磯貝真澄(isomasu3(at)mbe.nifty.com)

国際会議「The Middle East and Europe, 1097-1517」開催のお知らせ

2023年12月9日ー10日の2日間、「The Middle East and Europe, 1097-1517」と題する国際会議を早稲田大学にて開催いたします。本会議では、ヨーロッパのラテン・キリスト教徒に対するムスリムの認識や両者の関わりを検討します。

本会議を通じて、世界各国の研究者との意見交換を促進するとともに研究ネットワークの構築を目指します。そのために、幅広い年代、テーマ、地域を対象とする研究論文を募集します。なお、Frederic Bauden (Liege)、Maxim Romanov (Hamburg)、Fozia Bora (Leeds)による研究発表を予定しています。

会議で発表した論文は、論文集として出版する予定です。なお、本会議の参加に要する旅費・宿泊費は、早稲田大学カタール・チェアが負担いたします(但し、早稲田大学「研究費執行マニュアル」の定めに基づく上限あり)。

論文発表を希望される方は、4月2日までに論文の仮題を ( ) までお送りください。

本会議の詳細は、数ヶ月以内に公開する予定ですが、ご質問等がある方は、私 ( ) までご連絡ください。

データ駆動型研究に向けたRDFハンズオン・セミナー Part. 1

科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(イスラーム信頼学)は下記の日程でRDFの技術習得とデータ化を目的としたハンズオンセミナーを開催いたします。

デジタルヒューマニティーズに対するさらなる関心の高まりと、歴史・地域研究への「ローカライズ」の必要性から本セミナーは企画されました。
これから研究データの構造化(機械可読化)に興味のある方に向けて、実践的なハンズオンシリーズを開催いたします。

参加者の研究成果をRDFの記法で表現するための、アットホームなセミナーです。
どうぞお気軽にご参加ください。

イスラーム信頼学ワークショップ「データ駆動型研究に向けたRDFハンズオン・セミナー Part. 1」(Dec. 2&23)

日時:
Day 1 2023年12月2日(土)10:00-12:00
「RDF概論」
講師:小川潤(人文学オープンデータ共同利用センター)
Day 2 2023年12月23日(土)10:00-12:00
「セマンティックウェブとして描く15世紀人名録のコネクティビティ」(B01班公募研究・成果報告)
報告:太田(塚田)絵里奈(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
コメント:小川潤

また、2024年1月以降、参加者のデータをもとにしたモデル作成、SPARQLによるクエリの練習を行なう、さらに実践的なハンズオンを行ないます。
こちらはPart 2シリーズとして、1月上旬以降に開催いたします。

イベントページ:
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1844/
開催形態:
一般公開/日本語/無料/オンライン(Zoom)
事前登録:
https://docs.google.com/forms/d/12zIv10s91jyoAY91AaK69Ag9HQ2j0yJsg5vTpaegMH8/
登録期限:
11月29日(木)。締め切り以降は下記連絡先に直接お問合せください。
Zoomリンクのご連絡:
11月30日(金)
共催
科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」
  • 公募研究「14~16世紀アラブ都市エリート間の名目的コネクティビティの可視化分析」(研究代表者:太田(塚田)絵里奈(ILCAA)課題番号:23H03928)
  • C01班「デジタルヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析」(研究代表者:熊倉和歌子(慶應義塾大学)課題番号:20H05830)
  • 総括班(研究代表者:黒木英充(ILCAA/SRC)課題番号:20H05823)
ご連絡先:
太田絵里奈(e.otatsukada[at]tufs.ac.jp)

イスラーム教養公開講座のご案内

皆様方にはご健勝と拝察申し上げます。以下の通り、日本ムスリム協会主催のイスラーム教養公開講座が開催されます。お誘いあわせの上、ご参加ください。当日は協会の会館での対面とZOOMの両方が可能です。

日時:
12月3日(日)13:30~15:00
方式:
当協会五反田会館での対面(住所は協会のHP参照。参加無料)とZOOMの併用
講師:
中村 覚(サトル)
神戸大学大学院国際文化学研究科、2002年着任、2018年より教授職。在サウジアラビア日本大使館専門調査員、参議院第一調査室客員調査員、カタル大学湾岸研究センター客員研究員、キングサウード大学法政治学部客員研究員、ジュネーブ平和・開発研究大学院研究所研究員を歴任。
題目:
イスラーム中道派の形成と現状ータクフィールとジハード
ムハンマド・ビン・アブドゥルワッハーブの著した書簡と小論を解読して、彼のジハード観とタクフィール観に関する新しい研究成果を発表。イスラームの過激性に関して一定の再考を促す知的なきっかけになることが期待されます。
ZOOM登録方法:
以下のURLより登録ください。登録申請発信直後に受付完了の返信が届きますので、それを保存しておいて、当日は返信にあるリンクをクリックしてご参加ください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZArc-GurDgrGtANFtotdBljHXfkT9H8O0ck

「武人×帝国×ユーラシアー統合と包摂のダイナミズムー」(オンライン・シンポ)のご案内

科学研究費補助金基盤(A)「前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会」は、来る12月3日(日)にオンラインにて公開シンポジウム「武人×帝国×ユーラシア──統合と包摂のダイナミズム──」を下記の通り開催いたします。
専門に関わらず、ご興味・ご関心をお持ちの皆さまのご参加を広くお待ちしております。事前登録制でどなたでもご参加いただけますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

科学研究費補助金基盤(A)「前近代ユーラシア世界における広域諸帝国の総合的研究:移動する軍事力と政治社会」(研究代表者:杉山清彦)
公開オンラインシンポジウム
武人×帝国×ユーラシア──統合と包摂のダイナミズム──

前近代のユーラシアでは、広域・多様な地域・集団を統合する政体──「帝国」が数多興亡してきました。そしてその形成と運営の中核には、洋の東西を問わず、武を掌る個人や集団、すなわち「武人」の存在が看取されます。
このシンポジウムでは、遊牧王権、中国王朝、イスラーム国家など、ともすれば固定的な属性で輪郭づけられてきたこれまでの枠組みを取り払い、ユーラシアという巨大な空間を横断的に見渡して、各地における帝国形成・広域統合のメカニズムと、その担い手たる武人のありようとを提示・議論します。
そのために、6〜8世紀のユーラシア中央域のテュルク(突厥)、10〜12世紀の東方域の北宋、16〜17世紀の西方域のサファヴィー帝国を取り上げ、王権がいかに武人たちを統御しようとしたか、武人たちはいかに自らの道を拓こうとしたか、帝国において武人が果した役割を検討します。これにヨーロッパ近世史をはじめとする多彩な分野からのコメントを配し、より鳥瞰的な視野からの議論を試みます。
いまだ正面からは研究対象にされにくく、また軍制史や戦争・外交の分野に限られがちな〝武〟のありようと歴史的意義を、比較史的に考えるきっかけとなることを期しています。専門にかかわらず、幅広い関心からの参加をお待ちしています。

【日時】
12月3日(日)13時30分〜18時(予定) *全面オンライン実施
【プログラム】
趣旨説明:杉山清彦(東京大学)
鈴木宏節(神戸女子大学)
「遊牧国家突厥の君主と軍制――王権の構築と継承」
コメント:柳谷あゆみ(公益財団法人東洋文庫)
伊藤一馬(大阪大学)
「北宋の蕃兵とその運用――「軍事」・「辺境」・「異民族」」
コメント:清水和裕(九州大学)
前田弘毅(東京都立大学)
「サファヴィー帝国の「奴隷軍人」にみる帝国と辺境――バラタシュヴィリ一族のサガ」
コメント:舩田善之(広島大学)
全体コメント:鈴木直志(中央大学)
総合討論
【参加方法】
要事前申込み。下記URLよりお申込みください。
https://forms.gle/JjgAynGZgEoiNo5L6
申し込まれた方に、12/2の午後にZoomミーティングのURLとID・パスワード、報告資料のダウンロードURLを記載したメールをお送りします。
前日の夜までメールが届かない場合は、恐れ入りますが事務局( )まで問い合せください。
*案内URL
https://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/news/events/20231024103128.html

第65回 関西イラン研究会のご案内

第65回関西イラン研究会を下記の通り、対面・オンライン併用にて開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

《第65回 関西イラン研究会》

【日時】
2023年12月2日(土) 午後2時から5時頃まで
【場所】
大阪府箕面市船場東3-5-10
大阪大学箕面キャンパス外国学研究講義棟8階 ペルシア語共同研究室(849)
※土曜日は研究講義棟の玄関の鍵が閉まっておりますので、1階西側の守衛室前のドアからお入りください。
※状況により実施方法、会場を変更する可能性があります。
※研究会の後にペルシア語共同研究室で懇親会を行います。
会費は2500円程度(学籍のある方は1500円以下)を予定しております。
※参加申し込みフォーム:https://forms.gle/fX2HrZGH99RYy8Vr5
※上記Googleフォームのほか、メールでの申し込みも承ります。
メール連絡先: (担当:中村)
※オンライン参加をご希望の方には開催前日までに参加用のzoomリンクをお送りします。
会場での参加をご希望の場合は、11/18までにお申し込みください。
【発表】
発表者:田代智恵子
題 目:ルーダキーのカスィーダ研究―ペルシア修辞学の文飾論に注目して―
発表言語:日本語
発表者:中村菜穂
題 目:ヨーロッパにおけるイラン文学の受容過程に関する一考察—ブラウンからユトピランまで—
発表言語:日本語
《連絡事項》
・本研究会でご発表いただける方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
2024年10~12月頃に開催予定の第67回研究会の発表者まで決まっております。
[関西イラン研究会のサイト]
http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyukai.html

11月

Book Launch and Seminar: Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power

11月30日(目)の夕刻に、以下の通り出版記念セミナーを開催します。Beyond Modernityと題する同書の中で、ヨーロッパ中心主義のオルタナティブ・アプローチをいかに模索したのか、その結果何が見えてきたのかを編者らが語ります。皆様のご参加をお待ちしております。 申込はこちら(11月29日までにお申し込みください)

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0lduuuqj0qG9I2Kv-Ol1SXG2SEhasoxvPr

詳細はこちら
https://islam-gender.jp/news/400.html

日時:
2023年11月30日(木)17:00-19:00
開催場所:
東京外国語大学本郷サテライト4F会議室;オンライン開催
言語:
英語
タイトル:
Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power出版記念セミナー
要旨:
2023年11月にRowman & Littlefield Publishersより、Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Powerが刊行されました。本セミナーでは編者二人が登壇し、本書によって目指したものについて語ります。本書の重要な目的の一つは、近代とイスラームの二元論を再生産しがちなヨーロッパ中心主義的アプローチに疑問を呈することです。ムスリム社会における参照枠や、それに重なり合う多様な文脈・枠組みの存在にも焦点を当て、ヨーロッパ中心主義を越えるオルタナティブ・アプローチを、各章の議論を通して提案します。
書誌情報:
Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power
Edited by Mohammed Moussa and Emi Goto
Rowman & Littlefield Publishers
Pages: 220
https://rowman.com/ISBN/9781538150948/Beyond-Modernity-Critical-Perspectives-on-Islam-Tradition-and-Power
登壇者:
ムハンマド・ムーサー(イスタンブル・サバハッティンザイム大学)
後藤絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
主催・共催:
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点、基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治、20H00085)、若手研究
近現代イスラームにおける「排除」と知識人に関する研究(代表:後藤絵美、18K18292)
申込はこちら(11月29日までにお申し込みください)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0lduuuqj0qG9I2Kv-Ol1SXG2SEhasoxvPr

Dear JAMES members,

On the evening of Thursday, November 30, we will hold a book launch and seminar. We look forward to your participation.

Please register before November 29.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0lduuuqj0qG9I2Kv-Ol1SXG2SEhasoxvPr

Webpage:
https://islam-gender.jp/news/400.html

Date & Time:
Thursday, November 30, 5-7 pm (JST)
Venue:
4F seminar room, TUFS Hongo Satellite/ Online
Language:
English
Title:
Book Launch and Seminar: Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power
Abstract:
Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power was published from Rowman & Littlefield Publishers in November 2023. In this seminar, the editors will discuss the initial impetus behind the edited volume. One key objective was the questioning of Eurocentric approaches that reproduce the binary of modernity and Islam. The editors will also emphasize the proposal of post-Eurocentric alternative approaches in the volume chapters with a particular focus on the existence of a variety of contexts overlapping with common frames of reference within Muslim societies.
Book information:
Beyond Modernity: Critical Perspectives on Islam, Tradition and Power
Edited by Mohammed Moussa and Emi Goto
Rowman & Littlefield Publishers
Pages: 220
https://rowman.com/ISBN/9781538150948/Beyond-Modernity-Critical-Perspectives-on-Islam-Tradition-and-Power
Speakers:
Mohammed Moussa (Istanbul Sabahattin Zaim University)
Emi Goto (Research Institute for Languages and Cultures of Asia and
Africa, Tokyo University of Foreign Studies)
Organizers:
NIHU Global Area Studies Program: The Global Mediterranean at ILCAA (Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa), Grant-in-Aid for Scientific Research (A): Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion (Eiji Nagasawa, 20H00085), Grant-in-Aid for Early-Career Scientists: Research on 'Exclusion' and Intellectuals in Modern and Contemporary Islam (Emi Goto, 18K18292)
Please register before November 29.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0lduuuqj0qG9I2Kv-Ol1SXG2SEhasoxvPr
Contact/問い合わせ:
(Emi Goto)

11月30日ベイルート若手研究者報告会の追加募集(9月1日必着)

AA研の基幹研究「『記憶』のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」(代表・野田仁)が主催し、ベイルートの中東研究日本センター(JaCMES)にて2023年11月30日(木)に開催予定の若手研究者報告会については、7月10日が応募の締め切りでしたが、若干名を追加募集いたします。
詳細は次をご覧ください。

ベイルート若手研究者報告会(2023年11月30日開催)追加募集

応募締切:
2023年9月1日(金)必着
リンク先:
https://meis2.aa-ken.jp/report_beirut_seminar.html

ドイツにおけるレイシズム連続講演会のご案内

科研基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(通称「ワタン研究プロジェクト」)では、このたび、「〈ホームランド〉をレイシズムから考える」をテーマに、ドイツよりオヌル・エザータ弁護士をお招きし、ドイツにおけるレイシズムについて、11月25日(土)京都、28日(火)、29日(水)東京にて連続講演会を開催いたします。

みなさまのお越しをお待ちしております。

〈ホームランド〉をレイシズムから考える
オヌル・エザータ弁護士連続講演会

http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-3280

◆入場無料・
申込不要
◆使用言語:
ドイツ語(日本語通訳あり)
◆講師プロフィール:
ベルリン在住。レイシズムを動機とする過激主義や警察による暴力の被害者の代理人として法廷に立つ人権弁護士。
2000年代初頭にドイツで起きたネオナチ・テロリスト・グループ(NSU)による殺人および殺人未遂事件においては、移民被害者親族の代理人を務め、同事件が10年以上にわたり捜査されず、犯人が処罰されないことを許した治安当局の制度的レイシズムを暴くという、特筆すべき役割を果たした。
また、ナチスの強制収容所の生還者の代理人を務め、最近のシナゴーグ銃乱射事件など、過去・現在を問わず、反ユダヤ主義との闘いに尽力している。
人権・憲法・公民権の講師として、上級警察官を目指す学生の指導も務めている。
【プログラム】
◆第1回「ドイツにおける制度的レイシズムとNSU事件」
日時:
11月 25(土) 13:30 - 16:30
会場:
京都大学 北部キャンパス 益川ホール
https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/inline-files/campus-map-2023-North-0b7127c8110a90b41bac5de4098b94e9.pdf
*益川ホールは、No.13の北部総合教育研究棟にあります。
解説:
金 尚均(龍谷大学教授/刑法学)
ディスカッサント:
中村一成(ジャーナリスト/マイノリティの人権)
◆第2回「移民、難民をめぐる排外主義」
日時:
11月 28日(火) 17:15 - 20:00
会場:
早稲田大学 戸山キャンパス 36号館 682
https://waseda.app.box.com/s/lwwbo30xn58b1mjoahvthnmbrad5xqrm
ディスカッサント:
中村一成、 温井立央(「在日クルド人と共に」代表理事)
◆第3回「ナチ・ハンターという使命を背負って」
日時:
11月 29日(水) 17:30 - 20:00
会場:
早稲田大学 戸山キャンパス 36号館 682
ディスカッサント:
内海愛子(恵泉女学園大学名誉教授/歴史社会学)

上記3講演とも
司会:岡 真理(早稲田大学文学学術院)
通訳:金 尚均、鈴木克己(東京慈恵会医科大学教授)

主催 :
  • 科学研究費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表:岡真理)
  • 龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター
  • 同 犯罪学研究センター
後援:
早稲田大学総合人文科学研究センター(28日)
問合せ:

Seminar: Rethinking Frantz Fanon and Anti-Colonialism in the Contemporary Middle East

11月25日(土)の午後に、以下の通りフランツ・ファノンと反植民地主義に関するセミナーを開催します。どうぞふるってご参加ください。

申込はこちら(11月24日までにお申し込みください)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0ldO6rqjstGNPWIzfCWDrn2zmBNWuUmYuD

詳細はこちら:
https://islam-gender.jp/news/399.html

日時:
2023年11月25日(土)15:00-17:00
開催場所:
東京外国語大学本郷サテライト4F会議室;オンライン開催
言語:
英語
タイトル:
Rethinking Frantz Fanon and Anti-Colonialism in the Contemporary Middle East
フランツ・ファノンと現代中東の反植民地主義を再考する
講演者:
Dr. Mohammed Moussa (Istanbul Sabahattin Zaim University)
ムハンマド・ムーサー氏(イスタンブル・サバハッティンザイム大学)
要旨:
Frantz Fanon is often considered the ‘father’ of the theory of anti-colonial violence. However, such a reductionist view ignores the Antillean thinker’s complex analysis of colonialism and anti-colonial revolution in Africa and the Middle East. This seminar will highlight some of Fanon’s ideas on the nature of anti-colonialism with reference to the role of the peasantry in this struggle and urban politics. It will also draw out the implications of these ideas in light of current examples in the contemporary Middle East.
講演者紹介:
Mohammed Moussa is currently an assistant professor in the Department of Political Science and International Relations at Istanbul Sabahattin Zaim University. He was previously a Postdoctoral Research Fellow at Tokyo University of Foreign Studies. Mohammed completed his doctorate at the University of Exeter. His publications include a monograph on the political thought of Shaykh Muhammad al-Ghazali (2015) and articles in Journal of North African Studies, Journal of Arab & Muslim Media Research and Annals of Japan Association for Middle East Studies.
主催・共催
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点、基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治、20H00085)、若手研究
近現代イスラームにおける「排除」と知識人に関する研究(代表:後藤絵美、18K18292)
申込はこちら(11月24日までにお申し込みください)
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0ldO6rqjstGNPWIzfCWDrn2zmBNWuUmYuD

Dear JAMES members,

On the afternoon of Saturday, November 25, we will hold a seminar on Franz Fanon and anti-colonialism as follows. We look forward to your participation.

Please register before November 24.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0ldO6rqjstGNPWIzfCWDrn2zmBNWuUmYuD

Webpage:
https://islam-gender.jp/news/399.html

Date & Time:
Saturday, November 25, 3-5 pm (JST)
Venue:
4F seminar room, TUFS Hongo Satellite/ Online
Language:
English
Title:
Rethinking Frantz Fanon and Anti-Colonialism in the Contemporary Middle East
Speaker:
Mohammed Moussa (Istanbul Sabahattin Zaim University)
Abstract:
Frantz Fanon is often considered the ‘father’ of the theory of anti-colonial violence. However, such a reductionist view ignores the Antillean thinker’s complex analysis of colonialism and anti-colonial revolution in Africa and the Middle East. This seminar will highlight some of Fanon’s ideas on the nature of anti-colonialism with reference to the role of the peasantry in this struggle and urban politics. It will also draw out the implications of these ideas in light of current examples in the contemporary Middle East.
Speaker:
Dr. Mohammed Moussa is currently an assistant professor in the Department of Political Science and International Relations at Istanbul Sabahattin Zaim University. He was previously a Postdoctoral Research Fellow at Tokyo University of Foreign Studies. Mohammed completed his doctorate at the University of Exeter. His publications include a monograph on the political thought of Shaykh Muhammad al-Ghazali (2015) and articles in Journal of North African Studies, Journal of Arab & Muslim Media Research and Annals of Japan Association for Middle East Studies.
Organizers:
NIHU Global Area Studies Program: The Global Mediterranean at ILCAA (Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa), Grant-in-Aid for Scientific Research (A): Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion (Eiji Nagasawa, 20H00085), Grant-in-Aid for Early-Career Scientists: Research on 'Exclusion' and Intellectuals in Modern and Contemporary Islam (Emi Goto, 18K18292)
Please register before November 24.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0ldO6rqjstGNPWIzfCWDrn2zmBNWuUmYuD
Contact/問い合わせ:
(Emi Goto)

日本イスラム協会2023年度後期公開講演会のお知らせ

「リビアという国―なぜ混乱が続くのか」

【日時】
2023年11月25日(土)午後14時00分~16時50分(質疑応答含む)
【場所】
ZOOMウェビナーによるオンライン開催
【詳細】
今年9月,リビアを襲った大洪水は,2011年の「アラブの春」以降この国が置かれている状況を改めて浮き彫りにしました。本講演会では,リビアのこの終わりの見えない混乱の原因と今後の展望について,周辺国との関係もふまえながらからお話しいただきます 。
講演者と演目
  • 小林周氏(一般財団法人 日本エネルギー経済研究所中東研究センター主任研究員)「リビア紛争の要因と展望:東部洪水から見えるもの(仮題)」
  • 高橋雅英氏(公益財団法人中東調査会主任研究員)「周辺諸国から見るリビア紛争(仮題)」
参加方法:
登録フォーム(https://forms.gle/SYmmVzJz6UAAQ9hi6)またはポスター(協会HPからダウンロード可)のQRコードより、11月23日(金)までにお申し込みください。前日までに、参加用リンクをご登録のe-mailアドレスにお送りします。
問い合わせ先:
一般社団法人日本イスラム協会 事務局
Tel.& Fax. 03-5841-3778 e-mail:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 イスラム学研究室内

東京ジャーミィ特別公開文化講座「メヴラーナ(ルーミー)のクルアーンに基づく個性とメッセージ」

このたび、東京ジャーミィにおいて著名なイスラーム神秘家ルーミー(メヴラーナ)に関する講演会を、トルコの代表的ルーミー専門家であるアリー・テミーゼル・国立セルチュク大学教授を招聘し、以下のように開催します。ご関心のある方は自由にご参加ください。

名称:
東京ジャーミィ特別公開文化講座
日時:
2023年11月25日(土)13:00~15:00
主催:
東京ジャーミィ文書館
共催:
龍谷大学国際社会文化研究所指定研究『異文化理解と多文化共生―仏教・キリスト教・イスラームの実践的対話に向けた比較宗教学』(代表・佐野 東生・国際学部教授)
会場:
東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター 新館地下1階 エルトゥールル講堂 〒151-0065 東京都渋谷区大山町1-19 TEL: 03-5790-0760
講演者:
アリー・テミーゼル トルコ国立セルチュク大学教授
題目:
「メヴラーナ(ルーミー)のクルアーンに基づく個性とメッセージ」
モデレーター・通訳:
佐野 東生 龍谷大学教授
コメンテーター:
村山 木乃実 日本学術振興会PD(東京大学)

※詳細は以下の東京ジャーミィHPを参照。
https://tokyocamii.org/ja/notice/13938/

問い合わせ先:東京ジャーミィ文書館 担当:西田 03-5790-0760

東アジアにおけるアラビア語教育:アラブ・イスラーム・中東研究シンポジウム参加・発表の募集

2023年11月24, 25日に対面およびオンラインで東アジアアラビスト協会の主催による国際シンポジウム「東アジアにおけるアラビア語教育:アラブ・イスラーム・中東研究」が開催されます。
対面参加会場は台北にあるNational Chengchi University (NCCU)です。
詳細な案内(英語バージョンの後にアラビア語バージョンがあります)は以下をごらんください。

発表の申し込みは、案内にもありますが、10月15日までにAEAAInternational@gmail.comまでアブストラクトをお送りください。お待ちしております。

日本の連絡先:鷲見朗子

Association of East Asian Arabists

Inaugural Symposium

Teaching Arabic in East Asia

Arabic, Islamic and Middle East Studies in East Asia

Dates
24 and 25 November 2023
Venues
On Site at National Chengchi University (NCCU), Taipei
Online via Zoom or Teams
Languages
Arabic and English
Call for Interest and Participation
Abstract Deadline br 15 October 2023
Association email address
ddAEAAInternational@gmail.com

Introduction

Association of East Asian Arabists (AEAA) is a forum with three sets of objectives. First and foremost, it welcomes scholars from East Asia specialized in Arabic, Islamic and Middle Eastern studies and invites them to critically reflect on the pedagogy of teaching Arabic to speakers of East Asian languages at different levels, to share their research priorities, agenda, approaches, and methodologies, and to discuss any problems arising from their professional careers. Second, the Association fosters sharing experiences and mutual enrichments in two aspects of pedagogy and curriculum design in the East Asian context: Arabic language pedagogy; enhancement of the curricular connection between language and content courses; and the challenges of Arabic language teaching in the digital age. Finally, and most importantly, the Association will build a support network for East Asian scholars around the world. The Arabists of East Asian backgrounds face triple marginalization. In North America, Europe and the Middle East, they are pushed out both by North American and European orientalists and scholars of Arabic and Islamic backgrounds. In East Asia, the fields they partake in are marginal to mainstream disciplines and areas of study. AEAA offers space for them to engage with each other’s research and teaching and career concerns. The Association will engage its members through regular online and in person meetings, workshops, lectures, and reading sessions, and trigger further questions for discussion and opportunities for future collaboration such as annual meetings.

Background

The Arabic language, which originated from the sixth-century north Arabia, became the lingua franca of the Near East with the spread of Islam. The Arabic language and its literary productions are highly imbued with religious ideas and cultural norms of Arabs. Students from East Asian linguistic, cultural, and religious backgrounds without adequate prior knowledge of the region and religion would encounter challenges when they study more advanced texts. The cultural barrier and lack of relevant knowledge also impede them from appreciating the literary conventions, rhetorics, and poetics of the Arabic language.

While language teaching itself is inseparable from introducing the peoples and societies using the language, the need to combine both into a systematic curriculum is hardly realized in Taiwan. At present, Arabic, Islamic and Middle Eastern studies in East Asia follows the agenda and pedagogy of either Orientalism or pre-modern knowledge traditions of the Arabic-Islamic world. A coherent curricular structure that takes into consideration the lingual and cultural backgrounds of East Asian students is currently missing.

Technology exerts an unneglectable impact on language teaching. As online Arabic classes and learning tools abound, the efficiency of the traditional teaching methods is called into question. Furthermore, students’ dependence upon technology products such as translation tools and AI programmes for their coursework also undermines the validity of the traditional way of evaluation.

The Inaugural Symposium and Call for Participation

The Association’s Inaugural Symposium will address three main topics that concern teaching and research in Arabic, Islamic and Middle East Studies. It will in addition host a graduate student forum.

First: Textbooks for teaching Arabic written by academics of East Asian backgrounds, and Arabic language pedagogy in the classroom at East Asian universities.

Convenor: Sumi Akiko (Kyoto Notre Dame University)

  • What are challenges in teaching Arabic to speakers of East Asian languages?
  • What distinguishes Arabic texts written by East Asian academic from those used in the Arab world, Europe and North America?
  • How do East Asian languages, cultures and knowledge traditions play a role in textbook objectives and design?
  • Are East Asian learning environments Arabic friendly?
  • What role does new technology, such as digitization and AI, play in textbook design and classroom pedagogy?
  • Can social media, IT, and AI help to foster a better interconnected Arabic language world for East Asian students?

Second: Curriculum Design for the Humanities
Convenor: Tsung Pei-Chen (NCCU)

  • What are the challenges of teaching Arabic-Islamic culture, history, literature, politics and religion to students of East Asian backgrounds?
  • What role do local knowledge traditions play in how Arabic, Islamic and Middle East studies are received by East Asian students?
  • How do teaching teams manage the diverse knowledge traditions (Arab, Chinese, Japanese, Korean, Indian, Indonesian, European, North American, etc.) in which they are trained?
  • What are the objectives and anticipated outcome of degree programmes?
  • Are there sufficient textbooks in East Asian languages?

Third: Challenges and Creativity in Research Convenor: Su I-Wen (NCCU)

  • Facing triple marginalisation, what are the difficulties and challenges for East Asian Arabists in terms of their research?
  • What would East Asian Arabists do differently outside European knowledge traditions, such as Orientalism, and academic convention?
  • How can they do research creatively, and foster interests in Arabic, Islamic and Middle East Studies in academe and among a general audience?
  • What might some strategies be for East Asian Arabists to adopt to generate impact in local research cultures?

Fourth: The Graduate Student Forum br Convenor: Ouyang Wen-chin (Academia Sinica and SOAS, University of London)

  • Where do students choose to pursue MA and PhD degrees? Locally, in the Arab world, in other East Asian countries, in Europe or North America? Why?
  • What might some of the challenges students face? Mastery of Arabic and research languages? Adjusting to new research traditions? Disciplinary training? Marginalization and isolation?
  • Do PhD students publish while pursuing their degrees? What are the challenges?
  • What do they think of their career prospects?
  • How can AEAA help?

All East Asian Arabists are invited to the inaugural symposium. If you are interested in giving a presentation on one of the three topics identified above, please send an expression of interest to us at .

Ouyang Wen-chin (歐陽文津)
Sumi Akiko ( 鷲見朗子)
Su I-Wen (蘇怡文)
Tsung Pei-Chen (叢培臻)

مجمع المستعربين بشرق آسيا

الندوة الافتتاحية تعليم اللغة العربية في شرق آسيا الدراسات العربية والإسلامية والشرق الأوسطية في شرق آسيا

التاريخ ٢٤ و٢٥ من نوفمبر ٢٠٢٣

المكان حضوريا في جامعة تشينغ-تشي بتايبيه، تايوان وعبر Zoom أو Teams

لغات الندوة العربية والانجليزية

دعوة للإسهام آخر موعد لتسليم الملخص ١٥ أكتوبر ٢٠٢٣

عنوان البريد الالكتروني

تمهيد يهدف مجمع المستعربين بآسيا الشرقية إلى خلق فضاء للقاء والتحاور بين مدرسي اللغة العربية والباحثين في الدراسات العربية والإسلامية والشرق الأوسطية أصلا من بلدان شرق آسيا والعاملين في الجامعات والمؤسسات العلمية بها أو بيئات أخرى بالدول العربية أو أوروبا أو أمريكا الشمالية. يواجه مستعربو شرق آسيا تهميش من جوانب ثلاثة: خارج شرق آسيا، وفي الجامعات العربية والأمريكية والأوروبية، يضيق المجال بهم في التنافس بينهم وبين الباحثين من أصول عربية وأوروبية فتقل فرص العمل لهم، وفي شرق آسيا فلا يمكن لمجالاتهم العربية مواكبة المجالات العلمية المهيمنة. والأهم من ذلك أساليب التعليم ومناهجه، وأيضا التنظير والتطبيق في العلوم العربية والإسلامية والشرق الأوسطية التي تعلموا عليهما وتدربوا فيهما قد لا يناسبان البيئة التعليمية والعلمية في شرق آسيا. يرحب، إذاً، المجمع بالباحثين ومعلمي اللغة العربية الناطقين بلغات شرق آسيا والعاملين في الجامعات والمؤسسات العلمية بشرق آسيا أو خارجه للالتحاق بالمجمع والمشاركة في أنشطته وفعاليته فيما تتعلق بالتعليم والبحث. أولاً، مناقشة قضايا العمل في المجال الأكاديمي والنشر والترقية. ثانياً، النظر في مناهج تدريس اللغة العربية للناطقين بلغات شرق آسيا بكل المستويات وأيضاً التحاور في كيفية تطوير وسائل تدريس اللغة العربية للناطقين بلغات شرق آسيا، والتوفيق التدريس بين اللغة والأدب والعلوم الإنسانية بصفة عامة، وتصميم مناهج الدراسات الجامعية والدراسات العليا على مستويي الماجستير والدكتوراة. ثالثاً والأهم، خلق شبكة تضامن للمستعربين من وفي شرق آسيا في العالم.

الخلفية المعرفية

يتعرض تعلم اللغة العربية من قبل غير الناطقين بها عواقب عدّة أهمها غياب البيئة اللغوية المعرفية الأصلية في شرق آسيا وحضور لغاتها والتراث المعرفي المغاير لما هو في البيئة العربية والأوروبية. فكيف يمكن للمعلم والباحث توصيل الأطر المعرفية الكامنة في اللغة كالدين الإسلامي والثقافة العربية وبلاغة اللغة العربية إلى المتعلمين في المستويات العالية خاصة وهم جاهلون بالتراث المعرفي العربي ويعيشون في بيئة يقل فيها الاحتكاك بكل ما هو عربي حتى يتمكن المتعلم من فهم النصوص العربية وسبر غورها؟ بينما الجمع بين فهم اللغة وقواعدها واستعمالها وبين التراث المعرفي المحيط به بشكل يتوافق مع اللغات والتراث المعرفي لغير الناطقين بها، نجد أن الكتب التعليمية المستعملة ومناهج التدريس الموظفة نابعة إما من الاستشراق أو من التراث المعرفي العربي لا من التراث المعرفي بشرق آسيا. ما هو التصميم الأكثر مناسبة للبيئة اللغوية والمعرفية الآسيا-الشرقية الذي يأخذ في الاعتبار في نفس الوقت التطورات التكنولوجية للتواصل منها الذكاء الصناعي وأدوات الترجمة المتأتية عنه والرقمنة وانتشار النصوص العربية من خلالها ووسائل التواصل الاجتماعي والانترنيت وتسهليها للتواصل بين البيئات المترامية الأطراف في العالم، وأيضا دورها في التعليم والاختبار للمهارات اللغوية.

الندوة الافتتاحية ودعوة المشاركة

تطرح الندوة الافتتاحية لمجمع المستعربين بشرق آسيا المحاور الثلاثة التالية المعنية في التعليم والبحث فيما يخصّ اللغة العربية والدراسات الإسلامية والشرق الأوسطية للمناقشة والتواصل بين أعضاء المجمع وأصدقائه تتوزع أعماله على ثلاث جلسات علمية، بالإضافة إلى منتدى مفتوح يشارك فيه طلاب الماجستير والدكتوراة.

المحور الأول: الكتب المصممة لتدريس اللغة العربية للناطقين بلغات آسيا الشرقية كتبها علماء اللغة من أصول شرقآسيوية أو العاملين في شرق آسيا ومناهج تدريس اللغة العربية في جامعات شرق آسيا. وستقوم د. سومي أكيكو من جامعة نوتردام بكيوتو بإدارة الجلسة. وستتمحور الجلسة حول الأسئلة التالية:

• ما هي التحديات التي يواجهها تدريس اللغة العربية للناطقين بلغات آسيا الشرقية؟
• ما هي مميزات الكتب المصممة لتدريس اللغة العربية كتبها الناطقون بلغات شرق آسيا عما هو متداول من الكتب الصادرة في أوروبا وأمريكا الشمالية والبلاد العربية؟
• ما الدور الذي تلعبه لغات شرق آسيا وتراثها المعرفي في تصميم الكتب والمناهج التعليمية؟
• كيف نصف موقف بلدان شرق آسيا من اللغة العربية والدراسات العربية والإسلامية والشرق الأوسطية؟ هل البيئة عدائية أم مرحبّة؟
• هل للتكنولوجيا دور في الصف؟
• هل يمكن للذكاء الصناعي وأدوات الترجمة المتأتية عنه والرقمنة وانتشار النصوص العربية من خلالها ووسائل التواصل الاجتماعي والانترنيت في خلق شبكة التواصل بين شرق آسيا والعالم العربي؟

المحور الثاني: تصميم المناهج للعلوم الإنسانية وستقوم د. تسونغ بي-جن بجامعة تشينغ-تشي بإدارة الجلسة.

• ما هي التحديات التي تواجه تدريس الثقافة العربية والأدب العربي والإسلام وتاريخ الإسلام والعرب والسياسة، والديانات في الشرق للناطقين بلغات آسيا الشرقية الذين تربوا على تراث معرفي مغاير؟
• ما هو الدور الذي يلعبه التراث المعرفي المحلي في تحديد الموقف من العرب والإسلام؟
• كيف يتصرف المعلمون (الباحثون) مع الأطر المعرفية والتقاليد العلمية المتغايرة (العربية منها والصينية واليابانية والكورية والهندية والإندونيسية والأوروبية والأمريكية، إلخ) التي تدربوا فيها وعليها؟
• ما هي أهداف المناهج الجامعية والنتائج المتوقعة؟
• هل هناك ما يتوفر من الكتب المناسبة للتعليم بلغات شرق آسيا؟

المحور الثالث: التحديات والإبداع في البحث العلمي وستقوم د. سو إي-وين من جامعة تشينغ-تشي بإدارة الجلسة.

• كيف يواجه مستعربو شرق آسيا الصعوبات والتحديات الناتجة عن التهميش الثلاثي؟
• ماهي مناحي البحث البديلة التي يراها الباحثون في شرق آسيا خارج الاستشراق والتراث المعرفي العربي وما هي توجهاتهم في توظيفها في بحثهم؟
• كيف يمكنهم الإبداع في البحث وتشجيع الاهتمام بالدراسات العربية والإسلامية والشرق الأوسطية في شرق آسيا؟
• ما هي الخطوات التي يمكن لمستعربي شرق آسيا أن تتخذها للتأثير في الثقافة العلمية المحلية؟

المنتدى المفتوح لطلاب الماجستير والدكتوراة ستديره د. أويان وين-جين بكلية الدراسات الأفريقية والشرقية، جامعة لندن.

• بأي جامعات يلتحق الطلاب المهتمون بالدراسات العربية والإسلامية والشرق الأوسطية؟ بالجامعات المحلية أو العربية أو الأوروبية أو الأمريكية؟ ولماذا؟
• ما هي التحديات التي تواجه طلاب الماجستير والدكتوراة؟ التمكن من اللغة العربية ولغات البحث الأخرى؟ التأقلم مع تقليد جديد للمعرفة والبحث؟ اكتساب مهارات خاصة بعلم من علوم البحث؟ التهميش والعزلة؟
• هل يتمكن طلاب الدكتوراة من نشر أعمالهم قبل حصولهم على الدكتوراة؟ ما هي التحديات التي يواجهونها في هذا السياق؟
• كيف يتصورون مستقبلهم في الحقل الأكاديمي والعمل الجامعي؟
• ما هو الدعم الذي يمكن للمجلس أن يقدمه لطلاب الدراسات العليا؟

كل المستعربين من آسيا الشرقية والعاملين فيها مدعوون إلى الندوة الافتتاحية. يرجى ممن يرغب في تقديم مداخلة إرسال ملخص لفكرة أو تصور إلى قبل أو يوم ١٥ أكتوبر ٢٠٢٣.

أويان وين-جين سومي أكيكو سو إي-وين تسونغ بي-جن

龍谷大学「比較宗教とルーミー」講演会のお知らせ

このたび、龍谷大学において著名なイスラーム神秘家ルーミー(メヴラーナ)に関する講演会を、トルコの代表的ルーミー専門家であるアリー・テミーゼル・国立セルチュク大学教授、および村山木乃実・学振PD(東京大学)を招聘し、以下のように開催します。ご関心のある方は自由にご参加ください。

主催:
龍谷大学国際社会文化研究所指定研究『異文化理解と多文化共生―仏教・キリスト教・イスラームの実践的対話に向けた比較宗教学』(代表・佐野 東生・国際学部教授)
日時:
2023年11月24日(金)
第一部:
11:00~12:30
第二部:
13:30~15:00
会場:
第一部:深草キャンパス和顔館B208
第二部:深草キャンパス和顔館B201
所在地:
〒612-8577 京都市伏見区深草塚本町67
代表TEL
075-642-1111 FAX 075-642-8867
キャンパスマップ:
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html
講演者と題目:
第一部:村山 木乃実 日本学術振興会PD(コメント・佐野 東生)
題目:ルーミーの作品にみる仏教
第二部:アリー・テミーゼル トルコ国立セルチュク大学教授(通訳・佐野 東生、コメント・村山 木乃実)
題目:ルーミー思想と現代トルコの国際交流
※詳細は以下の国際社会文化研究所HP(チラシをダウンロードできます)を参照。
https://scri.rec.ryukoku.ac.jp/events/events-336/
問い合わせ先:
龍谷大学国際社会文化研究所
E-mail:

11月21日アルジェリア映画上映会のご案内

上智大学アジア文化研究所と科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)は、2019年にアルジェリアで制作された映画「サハラのカフェのマリカ」の上映会を11月21日(火)に開催します。

主人公・マリカは長年サハラ砂漠のハイウェイ沿いでカフェを営む名物おばさん。マリカの日常生活を描くドキュメンタリー映画を鑑賞することでサハラ砂漠と北アフリカの社会をマリカの目線から理解を深めます。映画鑑賞後には、私市正年・上智大学名誉教授に背景となる現代のアルジェリア社会について解説いただきます。

(映画はアラビア語に日本語字幕:解説は日本語)

*11月19日(日)までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。
参加申し込みフォーム Registration: https://forms.gle/cfUHfzRbnvQjgHRn7
(Registration deadline November 19, 2023 )

【日時Time】
November 21, 2023 18:10 – 20:10
【場所 Place】
上智大学四ツ谷キャンパス 6号館101号室 Building 6, Room 101
最寄り駅:四ツ谷駅 (千代田区紀尾井町7-1)https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/access/campus/
【プログラムProgram】
18:10 趣旨説明Introduction (岩崎えり奈 Erina IWASAKI)
映画上映Film screening<サハラのカフェのマリカ 143 Sahara Street>上映 (100 minutes)
19:50 映画解説(私市正年 Masatoshi KISAICHI)+質疑応答Q & A discussions
【言語 Language】
アラビア語 Arabic、映画字幕:日本語 Japanese subtitles, 解説:日本語 Commentary in Japanese
【主催 Organization】
上智大学アジア文化研究所 Institute of Asian, African, and Middle Eastern Studies, Sophia University
科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)Kakenhi (A)”Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion” (Leader: Eiji NAGASAWA)
上智大学イスラーム地域研究所 Institute of Islamic Area Studies, Sophia University
【連絡先 Contact】
上智大学アジア文化研究所 https://dept.sophia.ac.jp/is/iac/
EMAIL : i-asianc*sophia.ac.jp(*を@に代えてご利用ください)

イスラーム地域研究・若手研究者の会11月例会のお知らせ

イスラーム地域研究・若手研究者の会では、下記の通り11月例会を開催いたします。これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

11月例会の報告は東京大学大学院博士後期課程の和田知之さんにお願いしました。
今回の例会はZoomでのオンライン開催のみとし、参加は事前申込制といたします。
参加をご希望の方は下記の【参加手続き】をご確認のうえ、期日までに手続きをお済ませください。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
なお、イスラーム地域研究・若手研究者の会の旧ホームページおよび研究会メーリングリストは、2022年度末をもって運用を終了しました。
今後の告知は、日本中東学会のメーリングリストや、新ホームページ「イスラーム地域・若手研究者の会のブログ」、当研究会のフェイスブックページにて行ってまいります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

日時:
11月18日(土)14:00–17:00
発表者:
和田知之氏(東京大学大学院人文社会系研究科宗教学宗教史学専門分野 博士後期課程)
コメンテーター:
安達智史氏(関西学院大学社会学部社会学科教授)
題目:
現代ドイツにおける改宗ムスリムのメディア表象
要旨:
本報告では、現代ドイツの多数派社会側がイスラームへの改宗者をいかに表象しているのかについて現地新聞メディアの記事を事例に分析する。またその際には宗教学の理論的視座を取り入れ、「イスラーム」/「ムスリム」/「宗教」の諸概念がいかに言説上理解され、同時に他者化を正当化するために再構築・操作されているかに注目する。
【参加手続き】
参加をご希望の方は、以下のリンク先の登録フォームにてお名前とメールアドレスをご登録ください。
https://us02web.zoom.us/.../tZwvcO2qrTIpHNa8sNJzKFbBvPfeV
https://islamkokkaron.blogspot.com/

京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 研究員
荒井悠太
e-mail:

一般公開シンポジウム「いま、地域から「豊かな食」と「つながり」を考える」

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所の太田絵里奈と申します。平素より大変お世話になっております。
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)は、地域研究コンソーシアムとの共催のもと、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所におきまして一般公開シンポジウム「いま、地域から「豊かな食」と「つながり」を考える」を開催いたします。

今年度は、「いま、地域から「豊かな食」と「つながり」を考える」と題し、世界各地の食文化の多様性を楽しみつつ、食を通じた人々のつながりとその豊かさを再考する場と位置付けました。参加者のフィールドにおける「食」をめぐる話題を展示する参加型企画、託児サービスもございます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

シンポジウム「いま、地域から「豊かな食」と「つながり」を考える」
2023年11月18日(土)13:00〜17:00

会場:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階303大会議室
東京都府中市朝日町3-11-1

一般公開/日本語/無料/事前申込制/託児あり/参加型企画(下記をご参照ください)

イベントページ・ポスター:https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1809/

プログラム
13:00-13:05 開会の挨拶
近藤信彰(東京外国語大学AA研 所長)
13:05-13:15 趣旨説明・登壇者の紹介
黒木英充(東京外国語大学AA研/北海道大学SRC)
13:15-13:45 基調講演
「南アジア・ムスリムの食がつなぎ、育むもの」
山根聡(大阪大学)
13:45-14:05 第一報告
「海を渡る食材:中世のイエメンとインド洋西海域」
馬場多聞(立命館大学)
14:05-14:25 第二報告
「ともに食べる:福建南部の『僕ら』の清真寺(モスク)における共食」
砂井紫里(千葉工業大学)

【休憩 10分】

14:35-14:55 第三報告
「移民家族における食とジェンダー:つながりとアイデンティティに着目して」
工藤正子(桜美林大学)
14:55-15:15 第四報告
「食糧と戦争経済:つながりと依存、自律性をめぐって」
井堂有子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

【休憩 20分:ネットワーキングタイム】

15:35-16:05 コメント
大澤由実(青山学院大学)
南直人(立命館大学)
16:05-16:55
全体討論
16:55-17:00
閉会の挨拶
野町素己(地域研究コンソーシアム 会長/北海道大学SRC センター長)
17:30-19:30 学術情報交換会
(東京外国語大学生協食堂)

事前登録制となっております。
こちらのリンクよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1ypvIz8nQ0HriQZvt7cdoER1pxRiOLtJPRHdnjyNM9aU/
登録締切:11月15日(水)
(※託児サービスは10月31日(火)、学術情報交換会のお申込みは11月9日(木)まで)

【託児に関するご案内】
アジア・アフリカ言語文化研究所所内に託児室を設けます(無料、12:30-17:30)。
ご希望の方は10月31日までに、上記の事前登録フォームよりお子様のご年齢と人数をご入力ください。
【参加型企画】
□■食でつながる・食がつなげる □■
より分野的な広がりのあるなかで「食」の議論を深めるため、「食」をめぐる参加者各自のフィールドからの事例、話題を募集いたします。
ご参加の皆様におかれましては、ご専門のフィールドで「食とつながり」を示す写真(メイン)と短い説明文をA4(縦・横)一枚でお持ち寄りいただき、会場前のスペースに設置した世界地図に貼り付けていただきます。
全員参加型のディスカッションとネットワーキングのための有意義な時間となりますよう、本企画へのご協力をお願い申し上げます。
詳細はイベントページ(https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1809/)をご覧ください。
共催:
科研費・学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(略称:イスラーム信頼学)
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
地域研究コンソーシアム
お問合せ:
「イスラーム信頼学」事務局 connectivity_jimukyoku[at]tufs.ac.jp

共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」2023年度第2回研究会(公開)

このたび、東京外国語大学AA研共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」では、以下の公開研究会を開催することになりました。
みなさまのご参加を、心よりお待ち申し上げております。

共同利用・共同研究課題
「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」
2023年度第2回研究会

日時:
2023年11月18日(土)14:00-18:00
場所:
東京外国語大学・本郷サテライト3Fセミナールーム
アクセス:
https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html
プロジェクトについて:
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp275
プログラム
14:00〜15:00
報告1:宍戸遥弥(明治大学)
「16世紀サファヴィー帝国の「暴君」エスマーイール2世:その政策の実態はいかなるものであったか」(仮)
15:00〜15:30
コメント 後藤裕加子(関西学院大学,ILCAA共同研究員)
15:30〜16:20
質疑・討論
16:20〜16:30
休憩
16:30〜17:30
発表2:阿部尚史(お茶の水女子大学,ILCAA共同研究員)
「シェイフ・サフィー=アッディーン廟の動産目録の成立背景と史料的特徴」(仮)
17:30〜18:00
質疑・討論
使用言語:
日本語
参加費:
無料
事前登録が必要です。
参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします(申し込み期限:11/16(木))
https://forms.gle/EfXkoHNoSadhKzHc6
※ Zoomオンライン参加も可能です。オンライン参加の方には、メールで Zoom URL をお送りします。
問い合わせ先:
khargush1969 [at] gmail.com([at]を@に変えてください)
主催:
AA研

特別ワークショップ「ガザ紛争を考える:イスラエル、パレスチナと国際社会はどうなるか」

10月7日、パレスチナ・ガザ地域に拠点を置くハマースの軍事部門がイスラエル本土を攻撃して以降、イスラエルによる報復攻撃が激しさを増しています。10月29日現在、OCHA(国連人道問題調整事務所)の発表によれば、イスラエル側の死者は最大1400人、ガザでのパレスチナ側の死者は8005人に上っています。イスラエル・パレスチナ間の衝突はガザにとどまらず、西岸やイスラエル国内でも見られ、それぞれ115人、1000人程度の死者を出しています。こうした事態に対して、国連安保理ではたびたび停戦案が提案されましたが、いずれも米ないし中ロの拒否権によって成立せず、27日に国連総会決議が採択されたものの、同日にイスラエルは地上戦を開始するという現実のもとで、戦争を止められない国際社会の無力さがまざまざと見せつけられています。
ガザを舞台とした紛争の激化は、周辺国はむろんのこと、国際社会にも大きな影響を与えることが予想されます。本特別ワークショップでは、ガザ情勢の現状を知るとともに、その背景にあるイスラエル、パレスチナ社会の問題、周辺諸国の対応、そして国際社会の関わりを、それぞれの分野のご専門家をお招きして、包括的に議論します。
多くの方のご参加をお待ちしております。

日時:
11月16日(木)17時~20時
場所:
東京大学 駒場キャンパス 18号館ホール 及び Zoomによるハイブリッド開催
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

*オンライン参加をご希望の方は、11月15日(水)17時までに以下のリンクよりお申し込みください。同日夜までにZoom参加用リンクをご登録メールアドレス宛にお送りいたします。(会場にお越しの方は参加登録は不要です)。

https://forms.gle/6pFwFUUSb8SBgb6y8

プログラム
開会の辞
酒井啓子(千葉大学グローバル関係融合研究センター)
第一部 イスラエル・パレスチナ情勢 司会:山本薫(慶応大学総合政策学部)
(1) 鈴木啓之(東京大学中東地域研究センター)「事態の推移と今後の展望」
(2) 田中好子(パレスチナ子供のキャンペーン)「現地の現況:NGOの視座から」
(3) 保井啓志(筑波大学ヒューマンエンパワーメント推進局)「イスラエル側の動きと世論の変遷」
(4) 山本健介(静岡県立大学国際関係学部)「占領下パレスチナ人の多様な境遇」
質疑応答
第二部 イスラエル・パレスチナを取り巻く国際環境 司会:酒井啓子
(1) 堀抜功二(日本エネルギー経済研究所中東研究センター)「湾岸諸国の反応と対応」
(2) キハラハント愛(東京大学大学院総合文化研究科)「国際法からみたガザ情勢」
(3) 藤原帰一(千葉大学特任教授)「アメリカ対外政策のなかのイスラエル」
質疑応答、総合討論
閉会の辞 山本薫
主催:
令和5年度科研費新学術領域補助金基盤A「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」(課題番号21HD4387-K)
共催:
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)/日本中東学会
問い合わせ先:
千葉大学・グローバル関係融合研究センター
E-mail:

オンデマンド連続講演会「イスラームにおける聖性の継承:預言者、聖者の血統と聖遺物」

上智大学イスラーム地域研究所(SIAS)は京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センターとの共催により、オンデマンド連続講演会「イスラームにおける聖性の継承:預言者、聖者の血統と聖遺物」を11月13日から12月3日にかけて提供いたします。
上智大学では研究機構の下にある研究所、センター、研究プロジェクトなどがその研究成果を広く学生や学外の方々に向けて公開する催しであるSORW (Sophia Open Research Weeks)を毎年度実施しており、本連続講演会はその企画の一環として、イスラーム地域研究所関連研究プロジェクトの研究分担者が担当して、その研究の一端をお伝えするものです。

【プログラム】
企画立案 赤堀雅幸(上智大学総合グローバル学部教授、イスラーム地域研究所長)
11月13日(月)公開
1. 森本一夫(東京大学東洋文化研究所教授)
「世界に広がる預言者ムハンマドの一族」
2. 新井和広(慶應義塾大学商学部教授)
「インドネシアにおける預言者ムハンマドの一族:高貴な血統を持つ生身の人間」
11月20日(月)公開
3. 三沢伸生(東洋大学社会学部教授)
「オスマン帝国とイスラームの聖遺物」
4. 小牧幸代(高崎経済大学地域政策学部教授)
「南アジア・イスラーム世界と聖遺物信仰」
動画はイスラーム地域研究所の下記ウェブページ上で提供いたします。
https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/achievement/2023/sorw_2023.html

主として学部学生、専門家ではない社会人などを対象とした講演です。授業などでご担当の学生などにご紹介いただければ幸いに存じます。

Tarek Sabraa博士講演会とアラビア語手稿本セミナーのご案内

マムルーク朝時代のアラビア語歴史叙述を精力的に研究しているTarek Sabraa博士(マックス・プランク学術史研究所(ドイツ・ベルリン)ポスドク研究員)の講演会およびアラビア語手稿本セミナーを下記の通り開催いたします。ご参加にあたっては、各Googleフォームより期日までにお申し込みください。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。また、関心をもちそうな方々にも周知していただけましたら幸いです。

講演会(10月22日の振替です。ハイブリッド)

日時:
11月12日(日)15:00-16:30
場所:
神戸大学大学院人文学研究科B棟234号室
講演題目:
Ibn Qadi Shuhba and His Relationship with the Historians of His Time
ご参加のお申し込みはこちらから:
https://forms.gle/EAjYqb6vnbQuoAWS8
(お申し込み期限:11月10日)

講演会(ハイブリッド)

日時:
11月19日(日)15:00-16:30
場所:
早稲田大学戸山キャンパス31号館307教室
講演題目:
Historical Works of Ibn al-Zamalkani, a Damascene historian contemporary with Ibn Qadi Shuhba
ご参加のお申し込みはこちらから:
https://forms.gle/Ez6XgHq5LmSocbqa9
(お申し込み期限:11月17日)

アラビア語手稿本セミナー(対面のみ)

日時:
11月26日(日)15:00-17:00
場所:
早稲田大学戸山キャンパス31号館301教室
講師:
Tarek Sabraa博士
ご参加のお申し込みはこちらから:
https://forms.gle/Ux6prWkWxvP2B3XD9
(お申し込み期限:11月19日)

問い合わせ先:伊藤隆郎(

なお、ターレク・サブラ氏の招へいは、JSPS外国人研究者招へい事業によるものであり、早稲田大学での講演会とセミナーは、早稲田大学総合人文科学研究センター「拡大するムスリム社会との共生:歴史的背景とグローバル化 」部門との共催でおこなわれます。

11.7 中東情勢オンライン講演会(「パレスチナ情勢に対するイスラエル・米国の動向と展望」)

この度、中東調査会では11月7日に標題のウェビナーを開催する運びとなりました。詳細は以下をご覧ください。是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

【講演案内】11.7 中東情勢オンライン講演会(「パレスチナ情勢に対するイスラエル・米国の動向と展望」)

中東調査会は、10月7日に発生したハマースによるイスラエルへの攻撃と、その後のイスラエルによるガザ報復攻撃を受けたイスラエル・パレスチナ情勢の展開を受け、下記の通り講演会を実施いたします。本講演会は、オンライン(Zoomウェビナー)での開催となります。
是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

日時:
2023年11月7日(火)15:00~16:30(日本時間)
演題:
「パレスチナ情勢に対するイスラエル・米国の動向と展望」
プログラム:
開会挨拶:浅子清(中東調査会副理事長)
報告(1)中島勇(中東調査会 協力研究員)
「ガザ戦争の行方――破綻している占領政策と今後の選択肢」(30分)
報告(2)渡部恒雄(笹川平和財団 安全保障研究グループ上席研究員)
「バイデン政権の内憂外患――迷走する議会にパレスチナの衝撃」(30分)
質疑応答(30分)
参加費:
会員 1,000円 / 非会員3,000円(お振込み後の払い戻しは対応致しかねます)
主催:
公益財団法人中東調査会

※まことに勝手ながら、お申込み先着順とさせて頂きます。なお、定員に達した場合は、お申込みを締め切らせて頂くことがございますので、あらかじめご了承頂けますと幸いです(定員となりました際は、その旨メールにてご連絡させて頂きます)。
お申込み方法・詳細は以下をご覧ください。

https://www.meij.or.jp/event/213.html

お問い合わせ先
TEL:03-6261-4554 Email: 担当:高尾、伊藤

東京ジャーミイ文書館第1回シンポジウム 参加受付開始のお知らせ

このたび(一財)東京ジャーミイ文書館におきまして第1回シンポジウム「東の果てのイスラーム」を開催する運びとなりました。

https://institute.tokyocamii.org/symposium/

11月3日(金)の基調講演をはじめ、4日(土)~5日(日)には国内外の研究者14名による発表が予定されています。
上記URLより予稿集をご覧いただけます。

聴講を希望される方は、どうぞ事前にお申込みください。
申込フォーム:https://forms.gle/fyBwH1SQL36ezym36

多くの皆様のご参加をお待ちしております。
併せて、ご関係者各位にもご周知いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

(一財)東京ジャーミイ文書館 事務局
東京都渋谷区大山町1-19 3F
03-5790-0760
https://institute.tokyocamii.org/

「性と性愛をめぐる前近代イスラーム史」(イスラーム・ジェンダー学科研第4回若手研究報告会)のご案内

11月2日(木)に下記の研究報告会を開催いたします。
皆さまのご参加をお待ちしております。よろしくお願いいたします。

イスラーム・ジェンダー学科研 第4回若手研究報告会
「性と性愛をめぐる前近代イスラーム史」

日時:
2023年11月2日(木)17:00-19:40
場所:
東京大学(本郷キャンパス)※対面開催のみ
*建物・教室番号は、10月中旬以降、お申込みの方にメールにてお知らせします。
【概要】
前近代のイスラームの法や医学において、性は男と女に分けられるだけでなく、いずれにも区分されない「あいまいな性」をもつ者が想定されていた。性交渉の相手についても、それを「異性愛/同性愛」に区別する捉え方が明確化されるようになるのは近代以降であると言われている。本研究報告会では、前近代ムスリム社会における性と性愛をめぐる記述を材料として、ジェンダーの視点からそれらを議論してみたい。
【プログラム】
司会 後藤 絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
第1報告 小野 仁美(東京大学)「あいまいな性とイスラーム:前近代の法学と医学」
コメント 矢口 直英(東京大学)「イスラーム医学の立場から」
質疑応答
休憩
第2報告 辻 大地(九州大学大学院博士後期課程)「前近代イスラーム社会における同性愛的観念の形成」
コメント 弓削 尚子(早稲田大学)「西洋史の立場から」
質疑応答
閉会のことば 村上 薫(アジア経済研究所)
【お申込みはこちらより】
https://forms.gle/yPUvEAYKw5G6hPRq5
※10月31日(火)までにお申し込みください。
【共催】
  • 科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者:長沢 栄治(東京外国語大学))
  • 科研費基盤研究(C)「身体をめぐるイスラームの規範とジェンダー:前近代の思想と法の比較研究」(研究代表者:小野 仁美(東京大学))
リンク:
https://islam-gender.jp/news/392.html
問い合わせ先:
小野仁美

10月

国際シンポジウム: 50 YEARS AFTER THE OIL CRISIS: BUILDING A NEW JAPAN-MIDDLE EAST RELATIONSHIP 石油危機から50年ー日本と中東の新たな関係構築ー

早稲田大学カタールチェアと日本エネルギー経済研究所(IEEJ)より、イベントの開催をお知らせします。

石油危機から50年 ー日本と中東の新たな関係構築ー

今から50年前の1973年起こった「石油危機」、石油資源を輸入に依存していた日本は深刻な石油不足に直面したことで、中東産油国との関係構築に一層力を入れるようになりました。それ以来、日本と中東の関係は大きく発展し、現在では様々な分野にわたって広がっています。ただし、エネルギー分野は、依然両国の関係の支柱となっています。カタールチェアとJIME-IEEJの共催による本国際シンポジウムでは、過去50年の振り返りと、今後50年にわたるエネルギー分野を通じた日本と中東の新しい関係について議論します。

◇日時:
2023年10月30日(月)10:00~12:30
◇言語:
日本語、英語(逐次通訳)
◇場所:
ハイブリッド形式
【対面会場】
経団連会館2階経団連ホール北(先着120名様)
住所 東京都千代田区大手町1-3-2
http://www.keidanren-kaikan.jp/map.html
【オンライン】
Zoomによるオンライン・ウェビナー
◇プログラム
Time Program
09:30-10:00 Registration
10:00-12:30 MC: Ms. Kana Sato, Senior Researcher of JIME Center, IEEJ.
10:00-10:05 Opening Remarks
10:05-10:15 Keynote speech 1: TBC
10:15-10:25 Keynote speech 2:
H.E. Dr. Mohamad bin Saleh al-Sada, former Minister of Energy and Industry, Qatar (video message)
10:25-11:15 Session 1. Talking about 50 Years since the Oil Crisis (Dialogue session)
Speaker: Mr. Keiichi Konaga, Fromer Under-Secretary of Ministry of International Trade and Industry, Japan
Moderator: Mr. Shuji Hosaka, Director of JIME-IEEJ and President of JAMES
11:15-11:25 Short Break
11:25-12:10 Session 2. Japan-Middle East Relationship beyond the Oil Crisis (Presentation)
Historical and diplomatic relations: Dr. Habib Hasan al-Badawi, Professor of the Lebanon University, Lebanon Energy and business relations: Dr. Keiko Sakai, Professor at Chiba University, Japan Culture and soft power: Dr. Essam Bukhary, CEO of Manga Productions and Editor in Chief of Manga Arabia, Saudi Arabia
12:10-12:25 Session 3: Discussion and proposals for the future friendship and cooperation
Dr. Abdullah Baabood, Professor of Qatar Chair, Waseda University, Japan Dr. Shigeto Kondo, Senior Researcher of JIME Center, IEEJ
12:25-12:30 Closing remarks:Dr. Keiko Sakurai, Professor of School of International Liberal Studies, Waseda University

参加をご希望される方は、以下の登録フォームより参加登録をお願いいたします。
https://forms.gle/KBsdBtXQbWvrSFaD6

早稲田大学
カタールチェアーチーム

Dear Colleagues,
The Qatar Chair at Waseda University and the Institute for Energy Economics Japan are pleased to invite you to the following public event:

50 YEARS AFTER THE OIL CRISIS: BUILDING A NEW JAPAN-MIDDLE EAST RELATIONSHIP

This year marks the 50th anniversary of the oil crisis: in 1973, Japan faced an oil shortage crisis and worked hard to build relations with oil-producing countries in the Middle East. Since then, relations between Japan and the Middle East have developed significantly. Today, the relationship between the two sides covers a wide range of areas, but energy relations remain a pillar of Japan-Middle East relations. In this international symposium jointly organised by the Qatar Chair and JIME-IEEJ, we would like to look back at the past 50 years and discuss new relations between Japan and the Middle East through energy and other fields in the next 50 years.

Date and Time:
10:00-12:30, 30th October 2023.
Venue:
Keidanren Hall North, Second Floor, Keidanren-Kaikan, Otemachi, Tokyo.
Language:
Japanese and English (with simultaneous interpretation)
Participation fee:
free of charge
Participation is possible in-person or online as a hybrid system via Zoom
Agenda:
Time Program
09:30-10:00 Registration
10:00-12:30 MC: Ms. Kana Sato, Senior Researcher of JIME Center, IEEJ.
10:00-10:05 Opening Remarks
10:05-10:15 Keynote speech 1: TBC
10:15-10:25 Keynote speech 2:
H.E. Dr. Mohamad bin Saleh al-Sada, former Minister of Energy and Industry, Qatar (video message)
10:25-11:15 Session 1. Talking about 50 Years since the Oil Crisis (Dialogue session)
Speaker: Mr. Keiichi Konaga, Fromer Under-Secretary of Ministry of International Trade and Industry, Japan
Moderator: Mr. Shuji Hosaka, Director of JIME-IEEJ and President of JAMES
11:15-11:25 Short Break
11:25-12:10 Session 2. Japan-Middle East Relationship beyond the Oil Crisis (Presentation)
Historical and diplomatic relations: Dr. Habib Hasan al-Badawi, Professor of the Lebanon University, Lebanon
Energy and business relations: Dr. Keiko Sakai, Professor at Chiba University, Japan
Culture and soft power: Dr. Essam Bukhary, CEO of Manga Productions and Editor in Chief of Manga Arabia, Saudi Arabia
12:10-12:25 Session 3: Discussion and proposals for the future friendship and cooperation
Dr. Abdullah Baabood, Professor of Qatar Chair, Waseda University, Japan
Dr. Shigeto Kondo, Senior Researcher of JIME Center, IEEJ
12:25-12:30 Closing remarks:Dr. Keiko Sakurai, Professor of School of International Liberal Studies, Waseda University

To register, please go to:
https://forms.gle/KBsdBtXQbWvrSFaD6

Sincerely,
The Qatar Chair at Waseda Team

Disease as a Form of Silent Resistance/「病気という無言の抵抗」セミナー開催のお知らせ

日本中東学会の皆様

この度、医療人類学の専門家ムスタファ・アブダッラー氏を迎えて、エジプトにおける病気にまつわる抵抗運動に関するセミナーを開催することになりました。皆様、ふるってご参加ください。

詳細ウェブページ:
https://islam-gender.jp/news/397.html
参加登録はこちらから:
https://forms.gle/q8S9zxirKcme486e8

Seminar: Disease as a Form of Silent Resistance: Engaging in Disease Markets to Attain Healthcare Services
セミナー「病気という無言の抵抗——医療サービスへのアクセスを目的とした疾病市場への参入」

日時:
2023年10月28日(土)15:00-17:00[日本時間]
場所:
東京外国語大学本郷サテライト4Fセミナー室およびオンライン
https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html
講師:
ムスタファ・アブダッラー氏(ベルリン自由大学)
言語:
英語(質問等は日本語でも可)
お申込みはこちらから:
https://forms.gle/q8S9zxirKcme486e8
*参加をご希望の方は10月26日(木)までにお申し込みください。
プログラム:
15:00 趣旨説明 後藤絵美(東京外国語大学AA研)
15:10 「病気という無言の抵抗——医療サービスへのアクセスを目的とした疾病市場への参入」
ムスタファ・アブダッラー(ベルリン自由大学)
16:10 質疑応答
司会:鳥山純子(立命館大学)
講演要旨:
エジプトの医療制度は、すべての国民に公平な治療を約束するユニバーサル・アクセス・ヘルスケアの原則に基づいている。しかし、現実はその理念からは程遠いものである。全ての人々に医療へのアクセスを約束するはずだった制度は、非効率性、資源の制約、制度上の欠点に苦しみ、多くの市民が医療サービスから取り残されている。本発表では、日常的な抵抗に関するジェームズ・C・スコットの視点にヒントを得て、エジプトで出現したユニークな現象を探る。そこでは、私が「プロフェッショナル・ペイシェント」と呼ぶ特定の集団によって、病気は逆説的に、自分や家族への医療アクセスを獲得するための無言の抵抗の道具となっている。
講師紹介:
ムスタファ・アブダッラー
専門は医療人類学。カイロ・アメリカン大学で人類学の修士、ベルリン自由大学で人類学の博士を取得。エジプトとマリをフィールドに、ジェンダー、セクシュアリティ、健康、病気、医学教育、移動、宗教に焦点を当てた研究を行っている。現在、ベルリン自由大学社会文化人類学研究所の医療人類学ユニット所属、「Productive Pathologies: Professional Patients and the Commodification of Disease in Egypt」研究プロジェクトに取り組んでいる。
共催:
科学研究費国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))ポスト・アラブの春時代における中東ムスリムのグローバル移動と社会関係の複合的再編(19KK0023)、基盤研究(A)空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較(21H04387)、基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(20H00085)

Dear Members of JAMES,

We are pleased to announce a seminar on disease-related resistance movements in Egypt with Dr. Mustafa Abdallah, an expert in medical anthropology from the Free University of Berlin. We look forward to your participation.

Webpage:
https://islam-gender.jp/en/5.html
Registration:
https://forms.gle/q8S9zxirKcme486e8

Seminar: Disease as a Form of Silent Resistance: Engaging in Disease Markets to Attain Healthcare Services

Date & Time:
Saturday, October 28, 2023, 3:00-5:00 pm (JST)
Venue:
TUFS Hongo Satellite (4F Seminar Room) and Online
https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html
Lecturer:
Mustafa Abdalla
Language:
English
Registration (Please register through the link by Oct 26)
https://forms.gle/q8S9zxirKcme486e8
Program:
3:00 Introduction (Emi Goto, ILCAA, TUFS)
3:10 "Disease as a Form of Silent Resistance: Engaging in Disease Markets to Attain Healthcare Services" Mustafa Abdalla (The Free University, Berlin)
4:10 Discussion
Moderator: Junko Toriyama (Ritsumeikan University)
Abstract:
Egypt's healthcare system is grounded in the principle of universal access to healthcare services, promising equitable treatment for all citizens. However, the ground realities often reveal a stark contrast. Drawing inspiration from the perspectives of James C. Scott on everyday forms of resistance, this paper explores a unique phenomenon that has emerged within the Egyptian context, where disease has paradoxically become a tool of silent resistance employed by a particular group of individuals, which I call “Professional Patients.” By presenting a detailed examination of this strategy, this paper uncovers the strategies employed by these individuals to navigate the barriers of the healthcare system, including adopting a disease identity, and offering disease services in a growing disease market in order to gain access to medical services.
Speaker:
Mustafa Abdalla is a medical anthropologist who holds a master’s degree in anthropology from the American University in Cairo and a doctoral degree in anthropology from the Free University in Berlin. He conducted research both in Egypt and Mali focusing on health issues, gender, sexuality, health, disease, medical education, mobility and religion. Mustafa Abdalla is affiliated to the Medical Anthropology Unit of the Institute for Social and Cultural Anthropology, The Free University, Berlin and he currently works on his research project “Productive Pathologies: Professional Patients and the Commodification of Disease in Egypt”.
Organizers:
Grant-in-Aid for The Promotion of Joint International Research, Fostering Joint International Research (B) Global Migration and Reconfiguration of Social Relations among Middle Eastern Muslims in the Age of the Post-Arab Spring (19KK0023), Grant-in-Aid for Scientific Research (A) Protest on the Street, and Reconsider the Nation: from the viewpoints of space, violence and resonance (21H04387), Grant-in-Aid for Scientific Research (A) JSPS Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion (20H00085)

公開講演会 「ローザンヌ条約から100年ー終わらぬ余波ー」

日時:
2023年10月27日(金) 16:20 - 19:00
場所:
東京外国語大学(府中キャンパス)研究講義棟 2階 226教室
開場:
16:00
開会:
16:20
第1部:
16:30 - 17:50
講演 (1)
“The Treaty of Lausanne as a Milestone in the Age of Modern Capitalist Civilization: Europe then and now”
アブドゥルラッハマン・ギュルベヤズ(長崎大学 多文化社会学部准教授)
Prof. Dr. Abdurrahman GUELBEYAZ
講演 (2)
“100 Years after the Treaty of Lausanne: Addressing the Kurdish Self-determination Conflict and International Responsibility”
ナーイフ・ベズワーン(ウィーン大学法学部プロジェクト長)
Prof. Dr. Naif BEZWAN, University of Wien
第2部:
18:00-19:00
(1) 討論者コメント
佐原徹哉(明治大学 政治経済学部 教授)
(2) 会場からの質問・コメントと応答
閉会: 19:00
参加自由(事前登録不要)
共同主催:
東京外国語大学 国際関係研究所 (https://www.tufs.ac.jp/common/fs/iir/); 科研費国際共同研究加速基金(B)「国家・政治と宗教的ナショナリズム」(21KK0019)
問い合わせ先:
国際関係研究所 E-mail: iir-office[a]tufs.ac.jp

英文案内

An Open Workshop
“100 Years from the Lausanne Treaty: The Never-Ending Aftermath”

Room 226, Tokyo University of Foreign Studies
3-11-1 Asahi-cho, Fuchu-shi, Tokyo

Open for Seating:
16:00
Opening Remarks:
16:20
Part I: 16:30 - 17:50
“The Treaty of Lausanne as a Milestone in the Age of Modern Capitalist Civilization: Europe then and now”
Prof. Dr. Abdurrahman GUELBEYAZ, Nagasaki University
“100 Years after the Treaty of Lausanne: Addressing the Kurdish Self-determination Conflict and International Responsibility”
Prof. Dr. Naif BEZWAN, University of Wien
Part II: 18:00-19:00
(1) Discussion
Prof. Tetsuya SAHARA, Meiji University
(2) Q&A
Close: 19:00
No Pre-registration Required.

This event is jointly organized by the Institute of International Relations, Tokyo University of Foreign Studies (https://www.tufs.ac.jp/common/fs/iir/), and Kakenhi Project "The State, Politics and Religious Nationalisms" (21KK0019)."

国際ワークショップ 近代以前のイスラーム教におけるクルアーンの遺産とインテレクチュアル・ヒストリー的課題

近代以前のイスラーム教におけるクルアーンの遺産とインテレクチュアル・ヒストリー的課題

(Tokyo-Jerusalem Joint Workshop (October 2023):
The Quranic Heritage and Intellectual-Historical Challenges in Early and Medieval Islam)

2019年に締結された東京大学とエルサレム・ヘブライ大学の間の大学間包括協定を踏まえ、東京大学先端科学技術研究センター,グローバルセキュリティ・宗教部門では、過去数年間にわたり、ヘブライ大学の研究者との活発な学術交流を進めてきました。今回、これまでの活動の延長として、両大学に属する若手から中堅の宗教研究者およびイスラーム学者による合同ワークショップが開催されます。

本ワークショップは、イスラームという宗教の聖典にして精神的支柱であるところのクルアーンならびにクルアーン解釈伝統の意義、そしてそれらを取り巻くより広範な思想史(インテレクチュアル・ヒストリー)的布置連関、を全体テーマとして設定し、クルアーン的世界観における知覚表現、初期イスラーム教のVisio Dei/angelicaと天界上昇/夜間旅行の伝承、純正同胞団によるプラトン哲学の継承と伝播、イブン・アラビーの神秘哲学における神礼拝、マムルーク朝期の軍事理論とその淵源といった多彩なトピックが扱われます。それぞれの研究を多角的に検討する機会を設けることによって、今後の研究の発展へとつなげていくことを狙いとして定めています。

本ワークショップを通じて、イスラーム学や比較宗教学において鋭意取り組まれている文字どおり現在進行形の研究内容の一端をお見せすることになるでしょう。多くの方々の積極的なご参加を心より期待いたしております(ワークショップの内容の詳細と登壇者については、英語のシラバスをご参照ください)。

本ワークショップは、山城貢司特任研究員がプロジェクト・リーダーとして推進する国際研究プロジェクトHumanitas Futura:Traditions of Thought and New Vistas for Understanding Manの一環として、開催されます。

開催日時
2023年10月22日(日)19:00-21:30(日本時間)/ 13:00–15:30(イスラエル時間)
開催形式
ハイブリッド形式
開催場所
ヘブライ大学 マウントスコーパス・キャンパス ラビン・ビルディング 2001番教室
オンライン参加者には、後日URLを送付
登壇者
ハンネリス・コロスカ博士(エルサレム・ヘブライ大学人文学部比較宗教学科)
山城貢司博士(東京大学先端科学技術研究センター)
タニヤ・ヴェルトマン博士(エルサレム・ヘブライ大学人文学部ユダヤ思想学科)
ミハエル・エブスタイン博士(エルサレム・ヘブライ大学人文学部アラビア語・アラブ文学科/イスラーム学・中東学科)
木村風雅博士(東京大学中東地域研究センター)
メイル・バルアシェル教授(エルサレム・ヘブライ大学人文学部アラビア語・アラブ文学科)
主催
東京大学先端科学技術研究センター(グローバルセキュリティ・宗教分野/池内研)
東京大学先端科学技術研究センター・創発戦略研究オープンラボ(ROLES)
参加登録
下記のリンク先のフォームにご記入ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScJiydd6-rN9p56kXc1ZOMS1peli7HmFOlulmP98gRPdiP2EA/viewform?usp=sf_link
問い合わせ先
東京大学先端科学技術研究センター特任研究員(グローバルセキュリティ・宗教分野) 山城貢司 ( )

Tokyo-Jerusalem Joint Workshop (October 2023):
The Quranic Heritage and Intellectual-Historical Challenges in Early and Medieval Islam

The present workshop aims to review different aspects of Islamic thought and culture, as they found expression in the Quran, hadith collections, exegetical literature, theological and philosophical writings etc. in early and medieval Islam. Each presentation will cover one specific topic and offer a fresh evaluation in light of new findings and analyses. The central question is how Muslim authors struggled to give birth to a new spiritual creation in intellectual-historical contexts, in which they were inevitably situated. In this connection, we shall also pay attention to the acts of Verstehenby Muslims of their canon as well as clusters of interpretations and speculations surrounding it, not excluding moments of prejudices, deviations and distortions inherent in them, which are hermeneutically positiveand necessary.

The present workshop will be held as part of the activities carried out under the international research project “Humanitas Futura: Traditions of Thought and New Vistas for Understanding Man,” which is propelled by Dr. Koji Yamashiro. On the basis of the academic collaborations between the University of Tokyo and the Hebrew University of Jerusalem, this project intends to promote creative interactions on research frontiers and to serve as a truly interdisciplinary platform for international scholarly cooperation.

Date:
October 22, 2023 (Sun), 13:00 – 15:30 (IST)/ 20:00-22:30 (JST)
Venue:
The Hebrew University of Jerusalem, Mount Scopus Campus, Rabin Building (The Mandel Institute of Jewish Studies), Room 2001
Format:
Hybrid
Program
Chair:
Prof. Meir Bar-Asher (The Hebrew University of Jerusalem)
13:00-13:05 (IST)/19:00-19:05 (JST)
Greetings by Prof. Nissim Otmazgin (The Hebrew University of Jerusalem, Dean of the Faculty of Humanities)
13:05-13:25 (IST)/19:05-19:25 (JST)
Dr. Hannelies Koloska (The Hebrew University of Jerusalem)
“From Sights and Signs: Sensory Piety in the Qur'an”
13:25-13:45 (IST)/19:25-19:45 (JST)
Dr. Koji Yamashiro (The University of Tokyo)
“Al-Burāq behind the Ladder: On Sura 17, Sura 53, Sura 81 and the Isrā’/Mi‘rāǧTradition”
13:45-14:05 (IST)/19:45-20:05 (JST)
Dr. Tanja Wertmann (The Hebrew University of Jerusalem)
“The Transmission of Plato through the Epistles of the Brethren of Purity (Rasā'ilIkhwān al-Ṣafā)”
14:05-14:20 (IST)/20:05-20:20 (JST)
Short Break
14:20-14:40 (IST)/20:20-20:40 (JST)
Dr. Michael Ebstein (The Hebrew University of Jerusalem)
““Your Lord Has Decreed that You Worship None but Him”: Ibn al-ʿArabī on the Prophet Noah”
14:40-15:00 (IST)/20:40-21:00 (JST)
Dr. Fuga Kimura (The University of Tokyo)
“Islamic War Theory in the Mamluk Period: The Case of Ibn Jama'a al-Shafii (d. 1333) and his Sources”
15:00-15:30 (IST)/21:00-21:30 (JST)
Discussions
Abstracts
Hannelies Koloska, "From Sights and Signs: Sensory Piety in the Qur'an"
The domain of sensation, as an instrument of human experience, source of knowledge and condition as well as impediment to spiritual insight, is broad in the Qur’an. However, the examination of the conceptualization, calibration, and utilization of sensory perception in the Qur’an is at its very beginning (e.g. Lange 2022, Bursi 2020, Akkach 2021). Christian Lange is the first scholar who introduced sensory studies into Islamic Studies within an extensive framework, but in the historical and philological study of the Qur’an hardly any comprehensive study exists about the senses in the Qur’an. In contrast, studies in the cultures and religions of Late Antiquity are witnessing an increased awareness of the importance of sensory perception as a cultural act in holy scriptures, theological writings, and ritual practices. In this talk, I would like to draw attention to the Qur’anic recourse to the senses and sensual experiences as requisite and also as an impediment to spiritual insight, which shows the Qur’an’s active participation in the shared “age of sensory piety“ of Late Antiquity. Focusing on two Qur’anic passages: Abraham’s desire to see divine power (Q. 2:260) and the request of Jesus’ disciples to taste food from a heavenly table (Q. 5:112-115), the talk will discuss a main concern among Christians and Jews and its Qur’anic response: How the senses of sight and taste might be utilized and able to recognize, know and respond to the presence of the divine.
Koji Yamashiro, “Al-Burāq behind the Ladder: On Sura 17, Sura 53, Sura 81 and the Isrā’/Mi‘rāǧTradition”
This presentation aims to offer a new proposal for solving the problem of the complex relation between Sura 53 and Sura 81 in relation to their respective visionary passages, and as a corollary,to shed somelight on the origin and development of the early Muslim traditions on the isrā’and mi‘rāǧ, i.e. the Prophet’s so-called night journey and ascension to heaven, taking into account the significance of Sura 17 therein. Reference will also be made to Jewish and Christian connections to the whole issue.
Tanja Wertmann, “The Transmission of Plato through the Epistles of the Brethren of Purity (Rasā'il Ikhwān al-Ṣafā)”
The encyclopedic oeuvre The Epistles of the Brethren of Purity(Rasā’il Ikhwān al-Ṣafā’), composed in the 10thcentury, contains treatises devoted to various spheres of science: mathematics, natural sciences, astronomy, psychology and epistemology, metaphysics and theology, music, etc. Both the identity of the author(s) and the exact period of composition of the Epistlesremain uncertain. The Epistlesdraw on a variety of sources, yet it is the Neoplatonic spirit which prevails in the corpus.
Plato is mentioned in the Epistles on various occasions, at times in the frame of ideas and traditions rooted in Plato’s oeuvre, yet sometimes traditions are ascribed to him which do not originate in Plato’s writings. This lecture will deal with the striking presence of Plato’s heritage in the Epistleswhich is not indicated by references to Plato. A close inquiry into The Epistle on the Essence of Loveshows that Muslim scholars had access to sources of Platonic tradition that by far exceed medieval Arabic translations and adaptations of relevant Greek texts extant today.
Michael Ebstein, ““Your Lord Has Decreed that You Worship None but Him”: Ibn al-ʿArabī on the Prophet Noah”
Who were the real heroes of the Biblical and Qurʾānic story of the flood? Who was truly worshipping God, and who was a victim of his own erroneous beliefs? In my lecture, we will read and discuss the chapter on Noah in Ibn al-ʿArabī’s (560/1165-638/1240) famous (or notorious) Fuṣūṣ al-ḥikam(“The Ring-Gems of Wisdoms”), in which he offers his radical interpretation of this classical story, commenting mainly on chapter 71 of the Qurʾān (sūrat al-nūḥ).
Fuga Kimura, “Islamic War Theory in the Mamluk Period: The Case of Ibn Jama'a al-Shafii (d. 1333) and his Sources”
Ibn Jama'a (d. 1333) was an Imam (clerics) of the al-Aqsa mosque, a chief qadi (judge) in both Damascus and Cairo, and a representative Shafii scholar in the Mamluk era (1250-1517). His work “Tahrir al-Aḥkam fī Tadbīr Ahl al-Islām (Clarifying the Regulations for Organizing the People of Islam)” is a representative classic of Islamic law of war. In this book, he is doing comparative analysis on early judicial opinions about warfare not only from the perspective of his own madhhab (school) but also all other Sunni madhhabs. Based on his analysis, sometimes he criticizes the representative legal opinions of his own school (like one by Abū al-Ḥasan al-Māwardī, d. 1058), and moreover he recognizes some regulations are not fitted and realized in his living time. It means that he recognized the gap between classical/ideal theory and real society. In my presentation, through his classical work on Islam, I will show how he tried to re-create the fundamental regulations of war and territory through his critical review of early legal sources.
Short Bios
Dr. Hannelies Koloska is a scholar of Qur’anic and Islamic Studies. She is a senior lecturer at the Department of Comparative Religion at the Hebrew University of Jerusalem. Her research focuses on the Qur’an in its late antique context, and on its interpretation, Islamic material cultures and religious practices. Her first book, “Revelation, Aesthetics and Qur’anic Exegesis. Two Studies of Surah 18 (al-Kahf)” (published in German) explores the rhetorical composition and theological focus of a Qur’anic text and sketches out its immediate impact on its initial audience and takes account of later Muslim interpretation. She also published the first German translation of Aḥkām al-nisāʾ by Ibn al-Jawzī, including considerable annotations. She currently runs a five-year research project VISIONIS – Vision and Visuality in the Qur’an and Early Islam funded by the European Research Council.
Dr. Koji Yamashirois Project Researcher at the University of Tokyo, Research Center for Advanced Science and Technology, where he leads the research project “Humanitas Futura:Traditions of Thought and New Vistas for Understanding Man.” His fields of interest include, among others, the comparative study of the Abrahamic religions, the theory of religions, the history of philosophical and scientific ideas, Gnostic and Manichaean Studies and Jewish and Christian studies.
Dr. Tanja Werthmann is Lecturer in the Department of Jewish Thought at the Hebrew University of Jerusalem. She specializes in medieval Jewish philosophy and mysticism against the background of Greek and Arabic thought.
Dr. Michael Ebsteinis a senior lecturer in the Arabic Language and Literature Department and in the Islamic and Middle Eastern Studies Department at the Hebrew University of Jerusalem. In his research, he focusses mainly on the study of Islamic mysticism, particularly as it developed in al-Andalus (Spain or the Iberian Peninsula) during medieval times.
Dr. Fuga Kimurais Project Assistant Professor at Centre for Middle Eastern Studies in the University of Tokyo. He is working on the Sunni legal texts in the Mamluk era. He graduated from Keio University (B.A.), and studied at the University of Tokyo, Graduate School of Humanities and Sociology, where he obtained an M.A. in March 2019, and a Ph.D. in March 2023. He assumed his current position in April 2023.

シュテファン・クノスト氏講演会のご案内

科研費(基盤B)「中東における協働・共有の法制と実態:組合と財産共有」研究は、バンベルク大学客員教授シュテファン・クノスト氏をお招きして、下記の講演会を開催する運びとなりました。

皆さまのご参加をお待ちしております。

講演者:
シュテファン・クノスト氏(バンベルク大学中東文化研究客員教授)
題目:
「アレッポの法廷文書にみる財産と(共同)所有(18~19世紀)」
コメンテーター:
久保亮輔氏(一橋大学経済学研究科科研フェロー)
開催日時:
10月22日(日)13:30-15:30
開催場所:
東洋文庫 2階講演室 〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
使用言語:
英語
参加申込(Googleフォーム):
https://forms.gle/Sc14mroCHs6QsRVR9
※対面・オンライン併用で開催します。
※対面参加をご希望の方は、10月20日までにお申込をお願いします。
※オンライン参加の方は、前日までにご登録いただいたメールアドレスに zoomリンクをお送りします。
主催:
科研費「中東における協働・共有の法制と実態:組合と財産共有」
(研究代表者:大河原知樹)
問い合わせ先:
大河原知樹
Eメール:
Speaker:
Dr. Stefan Knost (Visiting Professor for Cultural Studies of the Middle East,
University of Bamberg)
Title:
Property and (joint-)ownership in court documents from Aleppo (18th - 19th century)
Commentator:
Dr. Ryosuke Kubo (Research Fellow, Graduate School of Economics,
Hitotsubashi University)
Date and time:
October 22 (Sun), 2023 13:30-15:30
Venue:
Lecture Room, Toyo Bunko 2F Lecture room
(2-28-21, Honkomagome, Bunkyo-ku, Tokyo 113-0021)/ Online (Zoom)
Language:
English
Registration form:
https://forms.gle/Sc14mroCHs6QsRVR9
For inquiries:
Tomoki Okawara
Email:

国際シンポジウム「多文化社会ドイツにおける移民難民統合の課題と展望 ―教育の視点から―」

東北大学で、国際シンポジウム「多文化社会ドイツにおける移民難民統合の課題と展望 ―教育の視点から―」を開催いたします。ご来聴をお待ち申し上げております。(オンライン配信はございません。)

広報詳細
https://www.intcul.tohoku.ac.jp/event/科研費プロジェクト・/)

日時:
2023年10月21日(土)14:00-17:10
場所:
片平キャンパス 片平さくらホール2階会議室
主催:
科学研究費補助金基盤研究(B)「EUにおける移民・難民統合政策の課題と展望
-旧社会主義圏を中心に」チーム(代表者氏名: 佐藤雪野)
共催:
東北大学大学院国際文化研究科
概要:
科学研究費補助金基盤研究(B)「EUにおける移民・難民統合政策の課題と展望-旧社会主義圏を中心に」チームは、ドイツより2名の講師を招き、国際シンポジウムを開催します。
ドイツは先進国の中でも突出して積極的に難民受け入れと社会統合に努めていますが、ウクライナ避難民の受け入れという新たな状況も生じています。教育に視点を定め、中等教育、高等教育機関の現状をお話しいただきます。
講師はハレ市公立校の教諭で市議会議員でもあるメラニー・ランフト氏および元ハレ大学特任講師で現在はバンベルク大学客員教授のシュテファン・クノスト博士です。
日独逐次通訳により、日本語での質問も可能です。
問い合わせ先:藤田恭子あるいは
(佐藤雪野/国際文化研究科)

座談会「Fieldnetでつながろう:フィールドワーカー、フィールドにもどる」開催のお知らせ

この度、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所のFieldnet企画として、座談会「Fieldnetでつながろう:フィールドワーカー、フィールドにもどる」をオンライン開催します。

本座談会では、さまざまな分野の研究者の方にコロナ禍後のフィールドの状況と調査についてお話しいただき、フィールドワーカーの知見や経験を共有する場を提供できたらと考えております。参加は無料で、事前登録が必要です。

詳細はこちらをご覧ください。参加登録もこちらからお願いいたします。
https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-fieldnetpsotcovid20230925.html

みなさまのご参加をお待ちしております。

日時:
2023年10月21日(土)13:30-16:00
場所:
Zoomによるオンライン(要事前申し込み)
申込締切:
2023年10月20日(金)23:59
プログラム:
13:30:
太田信宏(AA研)
「Fieldnetからの挨拶」
13:35:
足達太郎(東京農業大学)
「生きるためのフィールドワーク:アフリカ・農学・昆虫学」
13:50:
近藤康久(総合地球環境学研究所)
「Archaeologistics: オマーンにおける考古学調査のロジスティクスとコロナ禍」
14:05:
早川裕弌(北海道大学)
「フィールドワークとリモートワークがつながる未来?」
14:20:
藤田護(慶應義塾大学)
「コロナ禍を経てアンデス先住民言語の調査を続ける」
14:35:
宮本万里(慶應義塾大学)
「Covid-19とブータン:どこへ向かうのか?」
14:50:
休憩
15:00:
全体討論
16:00:
閉会挨拶
詳細と参加登録はこちらから
https://fieldnet-aa.jp/member-info/event-fieldnetpsotcovid20230925.html
共催:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、東京外国語大学フィールドサイエンスコモンズ

フィールドネット事務局
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター内
Website: https://fieldnet-aa.jp/
E-mail:

ウェビナー:ジェンダー平等とイスラーム/Gender Equality & Islam

10月19日(木)17:00より、Webinarにて、「ジェンダー平等とイスラーム」と題するセミナーを開催します。『イスラームとジェンダー:現代イランの宗教論争』(明石書店)の著者、ズィーバー・ミール=ホセイニーさんも登壇し、最新の議論についてお話しいただきます。

皆様のご参加を心よりお待ちしています。

参加登録はこちらから
https://onl.bz/CDcAmCA

ムサーワー×東京大学共同企画「ジェンダー平等とイスラーム」
Musawah×The University of Tokyo "Gender Equality & Islam"

「ムサーワー(アラビア語で「平等」の意)」は、2009年にマレーシアで発足した団体で、ムスリムの家族に平等と公正をもたらすことを目指して活動しています。社会活動家や研究者、政治家らが参加し、地域的にも東南アジアや中東のほか、欧米などに広がるグローバルな動きとなっています。

この度、ムサーワーのメンバーが刊行した『ムスリムの結婚における公正と美——平等に基づく倫理と法を目指して(Justice and Beauty in Muslim Marriage: Toward Egalitarian Ethics and Laws)』をもとに、ムサーワーの活動とそれを支えるものについて、編著者のムルキー・シャルマーニーさんとズィーバー・ミール=ホセイニーさんを中心にお話をうかがう機会を持てることになりました。皆さまどうぞふるってご参加ください。

日時:
2023年10月19日(木)17:00-19:00
場所:
オンライン(参加費無料、要事前登録)
使用言語:
英語(質問等は日本語でもOKです)
詳細:
https://islam-gender.jp/news/394.html
ご登録はこちらからお願いします。ポスターのQRコードからも登録できます。
https://onl.bz/CDcAmCA

※登録された方には10月18日までにZoomリンクをお送りします。

登壇者
ムルキー・シャルマーニー氏(Dr. Mulki Al-Sharmani)
ヘルシンキ大学中東・イスラーム研究科准教授。ムサーワーの主要メンバー。現代ムスリム家族法について、古典法学との関りを含めて研究している。
ズィーバー・ミール=ホセイニー氏(Dr. Ziba Mir-Hosseini)
ロンドン大学東洋アフリカ研究学院Professorial Research
Associate。イスラーム法、ジェンダー、イスラミック・フェミニズムを専門とする法人類学者。ムサーワーの設立メンバーの一人。
モデレーター
唐ムナ(東京大学大学院)
後藤絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教)
主催者:
カルティカ・ダイアナ(東京大学准教授)
共催:
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究
東京大学持続的平和研究センター(RCSP)、グローバル地域研究機構(IAGS)
問い合わせ先:
唐ムナ (to-mona099[a]g.ecc.u-tokyo.ac.jp) ※[a]を@に代えてください

Dear Members of JAMES,

A seminar on "Gender Equality and Islam" will be held on Thursday, October 19, at 5:00 p.m. (JST) at Webinar. We look forward to your participation.

Webinar: Justice and Beauty in Muslim Marriage

Two editors of this book will share their ideas about Islamic feminism, family law, and marriage. This book, coordinated by the Musawah movement for equality and justice in the Muslim family, brings together a diverse group of scholars.

This event is a platform for everyone interested in discussions about how egalitarian marital relations can be supported within existing Islamic traditions.

Date:
Thursday, October 19, 2023, 5pm–7pm (JST)
Venue:
Online (Free Participation, registration required)
Language:
English
Webpage:
https://islam-gender.jp/news/393.html
Please register from below by October 18.
https://onl.bz/CDcAmCA
*Zoom details will be sent to registered participants
Speakers:
Dr. Mulki Al-Sharmani
Associate Professor of Islamic and Middle Eastern Studies at University of Helsinki, Finland. She is also a member of the knowledge building working group in Musawah, researching on contemporary Muslim family laws and their relationship to classical Islamic jurisprudence, etc.
Dr. Ziba Mir-Hosseini
Professorial Research Associate at the Centre for Islamic and Middle Eastern Law, SOAS, University of London. She is a legal anthropologist, specializing in Islamic law, gender and Islamic feminism, and a founding member of Musawah.
Moderators:
Mona Tang (MA student, The University of Tokyo)
Dr. Emi Goto (Tokyo University of Foreign Studies)
Organizer:
Dr. Kartika Diana (The University of Tokyo)
Supporters:
  • Grant-in-Aid for Scientific Research (A): Research Project on Islam and Gender
  • Research Center for Sustainable Peace (RCSP)
  • Institute of Advanced Global Studies (IAGS), The University of Tokyo
Contact event organizer:
Mona Tang ( )

ブックトークBook Talk - States of Subsistence: The Politics of Bread in Contemporary Jordan のご案内

上智大学アジア文化研究所では、以下の要領で「中東研究セミナー」を開催します。
ご関心のある方はぜひご参加くださいますようご案内いたします。

Institute of Asian, African, and Middle Eastern Studies, Sophia University will hold a book talk.

Book Talk - States of Subsistence: The Politics of Bread in Contemporary Jordan

Speaker: José Ciro Martínez (University of York)

英国ヨーク大学のJosé Ciro Martínez氏を招き、2022年にご出版の自著States of Subsistence: The Politics of Bread in Contemporary Jordanについてお話を伺います。本書は、ヨルダンの首都アンマンのパン屋での1年以上にわたるフィールドワークをもとに、パフォーマティビティの諸理論に取り組みながら、国家が日々の生活の中に地位を確立していくうえで(食料という形の)社会福祉が機能するあり方を検討するものです。

日時:
10月16日(月)15:30-17:00 October 16
会場:
上智大学四谷キャンパス2号館6階603会議室 (オンライン同時配信あり)
Sophia University, Yotsuya Campus Building no.2, 6F Room 603 (+zoom)
https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/access/campus/
講師:
José Ciro Martínez (Lecturer, University of York)
言語:
主に英語 (Language: English)
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)、日本エネルギー経済研究所 中東研究センター
Center for Middle Eastern and Islamic Studies Ritsumeikan University, The Institute of Energy Economics, Japan
申込フォームリンク(締切:10/12)
Please register by Oct.12: https://forms.gle/LusahGkXu8AdyAe96

*オンライン参加ご希望の方には10/13にzoom情報をメールでお送りします。
zoom information will be sent on Oct.13.

Short introduction to book:

On any given day in Jordan, more than nine million residents eat approximately ten million loaves of khubz 'arabi—the slightly leavened flatbread known to many as pita. Some rely on this bread to avoid starvation; for others it is a customary pleasure. Yet despite its ubiquity in accounts of Middle East politics and society, rarely do we consider how bread is prepared, consumed, discussed, and circulated—and what this all represents.

Drawing on more than a year working as a baker in Amman, Martínez probes the practices that underpin subsidized bread. Following bakers and bureaucrats, he offers an immersive examination of social welfare provision. Martínez argues that the state is best understood as the product of routine practices and actions, through which it becomes a stable truth in the lives of citizens. States of Subsistence not only describes logics of rule in contemporary Jordan—and the place of bread within them—but also unpacks how the state endures through forms, sensations, and practices amid the seemingly unglamorous and unspectacular day-to-day.

第19回松下幸之助国際スカラシップフォーラム開催のお知らせ

中東関係では、レバノンに留学し、内戦の記憶と喪失との向き合い方を調査した児玉さん(東京外国語大学)、トルコに留学し、近世イスタンブルの荷役人同業組合を調査した岩田さん(同)、またイスラームに関連して、カメルーンに留学し、同地のムスリムと書物の関係を調査した平山さん(京都大学)が発表します。

詳細は以下の通りです。今年度も対面とオンラインの併用によるハイブリッド型で実施いたします。いずれの場合も事前予約が必要となりますので、ご関心をお持ちの方は、松下幸之助記念志財団のHPにてお申し込みくださいますようお願い申し上げます。

https://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/

本フォーラムは、どなたでも参加できます。とくに、スカラシップに関心がある学部生・大学院生の方は、そこここに留学経験者がおりますので、話を聞くことができる機会になるかと思います。

多くの皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

第19回松下幸之助国際スカラシップフォーラム
「隔離を経て、心をつなぐ」

開催日時:2023年10月14日(土) 13:30-17:30

<成果報告者>

(※発表時間は進行によって多少前後することがあります)

13:55~
森田 智惠 (同志社大学グローバルスタディーズ研究科博士課程/韓国留学)
「近代史と現代史のはざま:朝鮮観光史研究を中心に」
14:20~
児玉 恵美 (東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程/レバノン留学)
「失地とつながる:レバノン内戦後の日常」
14:55~
岩田 和馬 (東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程/トルコ留学)
「近世イスタンブルの同業組合と都市」
15:20~
平山 草太 (京都大学アフリカ地域研究資料センター特任研究員/カメルーン留学) 「カメルーンにおけるムスリムの「読書」」
<メッセージ>
15:45~
猪又 玲衣 (津田塾大学学芸学部/ベトナム留学) br 「ボランティアを通して見たベトナム」
<基調講演>
16:10~
胎中 千鶴 (目白大学外国語学部教授)
「フォーラムの小窓から」
スカラシップフォーラムは、私にとって社会と自分をつなぐ大切な「窓」である。そこから見える景色を眺めていたら、いつのまにか19年近い時間が過ぎた。窓際を去る前に、「窓」のさまざまな記憶をまとめてみる。
<開催日時・開催場所>
開催日時:
2023年10月14日(土) 13:30-17:30
開催場所:
フクラシア 品川クリスタル会場
開場(受付)13:00~
開催方式:
ハイブリッド形式(会場とオンライン配信)
財団ウェブサイト(https://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/)の「参加お申し込み」ボタンからお申込みください。
お問合せ:
公益財団法人 松下幸之助記念志財団 事務局
電話番号:080-3864-1192
お問い合わせ:https://matsushita-konosuke-zaidan.or.jp/contact/index.html

国立大学附置研究所・センター会議 第3部会(人文・社会科学系)シンポジウム「危機の世紀」

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターは、今年度の国立大学附置研究所・センター会議 第3部会(人文・社会科学系)シンポジウムとして、「危機の世紀」と題したシンポジウムを行います。詳細は下記URLを御覧下さい(登録もそこから行っていただけます)。

https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/seminors/src/2023.html#231013

2023年10月13日(金)

司会:
村上智見(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 特任助教)
〈開会挨拶〉
13:00~13:05
行松泰弘(北海道大学理事)
〈報告〉
13:05~13:45
「14世紀の危機の語り方——ヨーロッパ到来以前の黒死病」
諫早庸一(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 特任准教授)
13:50~14:30
「15世紀の危機と17世紀の危機——東アジアを中心に」
中島楽章(九州大学人文科学研究院 准教授)
14:35~15:15
「長い20世紀の終焉」
長縄宣博(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター/ 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 教授)
〈総合討論〉
15:25~15:55
ディスカッサント:岡美穂子(東京大学史料編纂所 准教授)
〈閉会挨拶〉
15:55~16:00
野町素己(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター センター長)

御関心の向きは、御登録いただけますと幸いです。

シンポジウム「地中海古代語へのまなざし―移動する人、移動する言葉」(10/7)のお知らせ_西尾哲夫(国立民族学博物館)

シンポジウム「地中海古代語へのまなざし―移動する人、移動する言葉」

【日時】
10月7日(土)13:30-17:00
【会場】
京都大学文学部第3講義室(文学部校舎2階)
※オンライン参加可(要申し込み)
※対面で参加される場合は申し込み不要です
プログラム、オンライン参加申し込み等詳細は以下URLをご参照ください。
プログラム
タイトル:
「地中海古代語へのまなざし―移動する人、移動する言葉」
日時:
令和5年10月7日(土)13:30~17:00
会場:
京都大学文学部第3講義室(文学部校舎2階)
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
主催:
グローバル地中海地域研究・国立民族学博物館拠点(人間文化研究機構・グローバル地域研究推進事業)
京都大学大学院文学研究科/京都産業大学ことばの科学研究センター
総合司会
定延利之 京都大学大学院文学研究科教授
第一部
13:30 趣旨説明
西尾哲夫 国立民族学博物館特定教授・名誉教授(グローバル地中海地域研究プロジェクト代表)
13:40 基調講演
吉田和彦 京都産業大学外国語学部教授・ことばの科学研究センター長・京都大学名誉教授
「印欧語動詞の語幹形成母音の起源―アナトリア諸語にみられる特徴は古いのか、新しいのか?」
14:30 休憩
第二部
14:40 研究発表①
勝又直也 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
「ユダヤ人らしく書き話すとは―ユダヤ人における多言語使用のスペクトル」
15:10 研究発表②
宮川創 国立国語研究所助教
「コプト語から古代エジプト語の姿を考える―エジプト語歴史音韻論による母音の内的再建」
15:40 研究発表③
金澤雄介 近畿大学国際学部准教授
「地中海島嶼ロマンス語の分布と系統―名詞の有生性にまつわる諸問題から考える」
16:10 休憩
16:20 質疑応答を含むディスカッション
ファシリテーター アダム・キャット 京都大学大学院文学研究科准教授
17:00 閉会

第4回環インド洋世界史研究会(10/5)開催のご案内

第4回環インド洋世界史研究会を10月5日(木)にオンラインにて開催いたします。
今回はアジア各地の都市史について多彩な研究をなされてきた布野修司先生がお話しくださいます。
Zoomによるオンラインのみの開催になります。
どなたでもご参加いただけますが、事前登録が必要です。
参加を希望される方は、以下のプログラムにあるURLより事前登録をしていただくようによろしくお願いいたします。

ご関心の先生方におかれましては奮ってご参加いただけますように、どうぞよろしくお願い申し上げます。

第4回環インド洋世界史研究会

日時:
2023年10月5日(木)19:30~21:00
開催方法:
オンラインのみ
報告者:
布野修司(日本大学生産工学部特任教授、滋賀県立大学名誉教授)
報告題目:
アジア海域世界の港市ー異文化共生の原理ー店屋と四合院
参加登録:
Zoomリンクをお知らせするため、前日正午までに以下のgoogle formsから参加登録をお願いいたします。
https://forms.gle/zDSGbnXoiLoW1JKg9
環インド洋世界史研究会幹事
大久保翔平(東京大学)、嘉藤慎作(東京外国語大学)、島田竜登(東京大学)、鈴木英明(国立民族学博物館)

特別ワークショップ「『オイルショック」』ら50年」開催のお知らせ

科学研究費補助金基盤A「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」(研究代表:酒井啓子)では、以下の特別ワークショップを対面・オンライン(ハイブリッド形式)で開催します。

ご関心のあります皆さまの参加を歓迎しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

◆◆特別ワークショップ
「「オイルショック」から50年:石油危機は、産油国、国際政治と日本をどう変えたのか」

半世紀前の1973年10月、第四次中東戦争でイスラエルと対峙するアラブ産油国は、「イスラエルを支援する国々には原油の輸出を行わない」との決定を行い、原油価格が急騰しました。1973年初頭から一年強の間に原油価格は四倍に跳ね上がり、原油輸入に依存する先進国は大きな打撃を受けました。日本もその例外ではなく、トイレットペーパの買い占め騒ぎで記憶されるように、経済的な「ショック」を受けました。当時「アブラ外交」と揶揄されるまでに、日本外交はその対中東政策を大きく転換させ、パレスチナ問題をはじめとして中東政治に深くかかわっていくことになります。

しかし、石油危機は、先進国の経済政策のみに影響を与えたのではありません。油価高騰で膨大な石油収入を得た産油国の多くは、大規模な国家開発計画を進めるとともに、レンティア国家と呼ばれる不労所得依存体質を強めました。またオイルマネーを利用した産油国の対外援助政策が、当時の冷戦構造や域内紛争、さらに途上国経済に与えた影響も看過できません。

本ワークショップでは、半世紀前に起きた「石油危機」が、国際政治上、そして日本の政治経済においてどのような意味を持ったのか、その後どのような影響を与えたのかを振り返り、そのうえで、日本が今後この出来事からどのような教訓を学ぶべきかを、中東政治経済に対する研究者と元外交官を報告者にお呼びして、論じます。

日時:
2023年10月5日(木) 17:00~20:00
場所:
東京大学駒場キャンパス18号館ホール
東京都目黒区駒場3-8-1

*オンラインでご参加希望の方は、こちらからお申込みください。
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZMlduCrqDwuHtHjbxWR5mOZiRDCaT1IqbhP

プログラム:

17:00~17:10 開会の挨拶・趣旨説明
(酒井啓子 千葉大学グローバル関係融合研究センター長)

第一部 石油危機が産油国と国際社会に与えた長期的影響

17:10~17:30 報告1 「石油危機は湾岸産油国に何をもたらしたか」
(松尾昌樹 宇都宮大学国際学部 国際学科 教授)

17:30~17:50 報告2 「9.11とイラク戦争の出発点としての石油危機」
(酒井啓子)

第二部 その時日本はどうしたか~元外交官に聞く

17:50~18:10 報告3 「日本・中東関係再考:石油を超えて」
(保坂 修司 日本エネルギー経済研究所理事、中東研究センター長)

18:10~18:30 報告4 「アラブ・アブラ外交から重層的交流まで」
(片倉邦雄 元駐エジプト・イラク・UAE大使、日本アラブ協会副会長)

休憩(15分)

18:45~19:15 片倉大使に聞く(インタビュアー:保坂修司)

第三部 総合討論 司会 鈴木啓之(東京大学中東地域研究センター)

19:15~19:35 質疑応答
19:35~19:45 まとめ
19:45~19:50 閉会の辞

主催: 科学研究費補助金基盤A「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」(研究代表:酒井啓子)
共催:日本エネルギー経済研究所中東研究センター

お問い合わせ先:
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)・鈴木啓之
03-5465-7724 /

国連大学イベントについてのお知らせ(10月3日 午後5時~)

UNRWAのラザリー二事務局長が、10月2日~4日の日程で日本を訪問いたします。
その際に、国連大学にてシンポジウムを開催することが決定いたしました。

つきましては以下の当方のウェブサイトにて、広報を行っておりますので、ご参集いただければ幸いです。

10月3日 午後5時~
国連大学3F ウ・タント国際会議場にて
内容:日本のUNRWA及びパレスチナ難民支援70周年を記念したシンポジウムの開催
https://www.unrwa.org/japan70th/unuevent

本イベントでは、ラザリー二事務局長の基調講演以外にも、ガザから3名の中学生を招聘し、中学生自身によるガザのアピールを実施いただく予定です。

また、ガザの中学生たちが加わる中、出川NHK解説主幹のファシリテートの下、河野デジタル大臣、UNRWA事務局長等とのパネルディスカッションを予定しております。

子供たちから発せられるパレスチナ・ガザの現状を知る上で良い機会になるものとともに、日本の皆様のこれまでのパレスチナ難民に対する貴重なご支援について感謝の思いを伝えさせていただければ幸いです。

時間のご都合つくようでしたら、是非とも事前登録の上、ご参集いただければ幸いです

また、ご関心ありそうな方々に転送いただければ幸いです。

何卒宜しくお願い致します。

10.3中東情勢オンライン講演会案内(岩坂将充 北海学園大学法学部教授「トルコにおける2023年大統領選挙・議会選挙と今後の展望」)

この度、中東調査会では10月3日に標題のウェビナーを開催する運びとなりました。詳細は以下をご覧ください。是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

【講演案内】10.3 中東情勢オンライン講演会(岩坂将充 北海学園大学法学部教授「トルコにおける2023年大統領選挙・議会選挙と今後の展望」)

中東調査会は、岩坂 将充 北海学園大学法学部教授を講師にお招きし、中東情勢講演会を実施いたします。岩坂先生には、2023年5月に実施された大統領選挙と議会選挙の分析と、そこから見る政治・社会情勢、そして選挙後の政治動向についてお話しいただく予定です。

なお、本講演内容の一部は、『中東研究』第548号(特集「トルコ建国100周年」、9月29日発売)における講師論文「分断と権力――2023年トルコ大統領選挙・議会選挙の分析から」を含みます。

https://www.meij.or.jp/publication/chutoukenkyu/2023_02.html

本講演会は、オンライン(Zoomウェビナー)での開催となります。是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

日時:
2023年10月3日(火)15:00~16:30(日本時間)
講師:
岩坂 将充(北海学園大学法学部教授)
演題:
「トルコにおける2023年大統領選挙・議会選挙と今後の展望」
参加費:
会員1,000円 非会員3,000円(お振込み後の払い戻しは対応致しかねます)
※本講演のお申込みと同時に『中東研究』第548号を新たにご購入の方は、会員・非会員を問わず、参加費を無料とさせていただきます(『中東研究』代、2,000円、税・送料込のみのお支払い)
主催:
公益財団法人中東調査会

※まことに勝手ながら、お申込み先着順とさせて頂きます。なお、定員に達した場合は、お申込みを締め切らせて頂くことがございますので、あらかじめご了承頂けますと幸いです(定員となりました際は、その旨メールにてご連絡させて頂きます)。

お申込み方法・詳細は以下をご覧ください。
https://www.meij.or.jp/event/209.html

お問い合わせ先
TEL:03-6261-4554 Email:
担当:青木、伊藤

9月

公開シンポジウム「オスロ合意から30年」開催のお知らせ

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)共同利用・共同研究課題「パレスチナ/イスラエル紛争の変容」では、以下の公開シンポジウムを対面・オンライン(ハイブリッド形式)で開催します。

ご関心のあります皆さまの参加を歓迎しますので、何卒宜しくお願い申し上げます。

◆◆公開シンポジウム「オスロ合意から30年:最終的地位の現在と新たな課題」◆◆

[日時]
2023年9月30日(土) 10:00~18:00
[会場]
東京大学駒場キャンパスアドミニストレーション棟3階学際交流ホール
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)
*オンラインでの参加も可能です
[詳細・参加申込]
次のページでご案内しています
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/2023/08/30/symposia/
[プログラム]
10:00~10:10 開会の辞
鈴木啓之(AA研共同研究員・東京大学)
10:10~12:00 第一パネル:オスロ合意とは何だったのか
錦田愛子(AA研共同研究員・慶應義塾大学)
江﨑智絵(AA研共同研究員・防衛大学校)
鶴見太郎(AA研共同研究員・東京大学)
浜中新吾(AA研共同研究員・龍谷大学)
コメンテーター:立山良司(AA研共同研究員)、司会:菅瀬晶子(AA研共同研究員・国立民族学博物館)
13:00~14:50 第二パネル:パレスチナ問題からの再考
今野泰三(AA研共同研究員・中京大学)
田浪亜央江(AA研共同研究員・広島市立大学)
高橋宗瑠(AA研共同研究員・大阪女学院大学)
金城美幸(AA研共同研究員・立命館大学)
コメンテーター:奈良本英佑(法政大学)、司会:南部真喜子(AA研共同研究員・東京外国語大学)
15:10~17:00 第三パネル:忘却された現実
児玉恵美(AA研共同研究員・東京外国語大学)
細田和江(AA研共同研究員・東京外国語大学)
役重善洋(AA研共同研究員・同志社大学)
山本健介(AA研共同研究員・静岡県立大学)
コメンテーター:臼杵陽(AA研共同研究員・日本女子大学)、司会:後藤絵美(AA研)
17:10~17:50 総合討論
17:50~18:00 閉会の辞
後藤絵美(AA研)
[主催]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「パレスチナ/イスラエル紛争の変容:最終的地位と新たな課題」
[共催]
パレスチナ/イスラエル研究会、東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
[問い合わせ先]
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
03-5465-7724/

公財)国際通貨研究所「中東ミニウエビナー」開催の件

9月28日(木曜日)、公財)国際通貨研究所がウエビナーを開催致します。

『脱炭素とエネルギー安全保障~日本と中東の関係を考える』をテーマとして中東の今を議論致します。

宜しければ、ご参加をお待ちしております。

1. 日時:
2023年9月28日(木)15:00 - 16:00(日本時間)、 9:00 - 10:00(ドーハ時間)
2. 形式:
ZOOMウエビナー
3. パネリスト(敬称略、順不同):
保坂  修司 日本エネルギー経済研究所 中東研究センター センター長
髙橋  守 三菱UFJ銀行 ドーハ出張所長
九門  康之 国際通貨研究所 客員研究員(モデレーター)
詳細: http://www.iima.or.jp/info_active/mini-webinar/20230928.html
4. 内容:
講演及びパネルディスカッション
5. 使用言語:
日本語(英語の同時通訳はございません)
6. お申込み:
参加ご希望の方は9月27日(水)までに下記URLからお申込み下さい。
URL: https://www1.entryform.jp/mini-webinar0928/
  • プログラムは予告なく変更することがあります。参加は無料です。
  • 登録されたメールアドレス宛に、受付確認メールと参加URLをお送りします。
  • お申込み多数の場合、受付期限前であっても受付を終了させて頂く場合がございますので、予めご了承ください。
7. お問合せ:
国際通貨研究所 TEL:03-3510-0882 Email: または九門( )まで。

「都市の世界史」第15回オンライン講演会(9月27日(水)19:30~21:00)のご案内

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第15回は下記の要領で行います。

日時:
2023年9月27日(水)19:30~21:00
講師:
林 佳世子先生(東京外国語大学学長)
テーマ:
「イスタンブル「再建」再考」
【講師紹介】
専門は、オスマン帝国史。オスマン帝国時代の都市社会史をテーマとし、イスラム的な宗教寄進制度であるワクフ制度について、イスタンブルのアヤソフィア・モスクを素材に研究をおこなってきた。著書に、『オスマン帝国 500年の平和』(講談社学術文庫、2016年)、『オスマン帝国の時代』(山川出版社、1997年)、『イスラーム 書物の歴史』(共編著、名古屋大学出版会、2014年)、『西アジア・南アジアの帝国 16~18世紀』(岩波講座世界歴史第13巻、2023年)などがある。

*世界史的な大事件と言われるオスマン帝国によるコンスタンティノープル征服後に、イスタンブルはどのように再建されたのでしょうか。今回は、15世紀後半における再建プロセスを改めてたどり、オスマン帝国にとって帝都とはどのようものだったのか、都市はどのように管理されていたのか、を中心に、オスマン帝国史研究の第一人者である林先生にお話しいただきます。

申込先: https://forms.gle/WtWWHyTm4urmeRA89

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の9月26日正午までに、上記のURLからお申し込みください。

*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。

ご講演は45~50分、質疑応答は30~35分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。 奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】

第1回・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水) 稲葉穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像―マルセイユの事例から」
第7回・11月25日(金) 松井洋子先生「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日(火) 佐川英治先生(東京大学)「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」
第10回・3月3日(金) 南川高志先生(京都大学・佛教大学)「古代ローマ帝国の都市を考える─その実態と歴史的意義をめぐって」
第11回・4月17日(月) 布野修司先生(日本大学)「都市の類型をめぐって―世界都市(計画)史の構想」
第12回・5月19日(金) 上田信先生(立教大学)「風水と都市―南京・北京・京都」
第13回・6月22日(木) 長井伸仁先生(東京大学)「人の移動からみる近代パリ」
第14回・7月26日(水) 六反田豊先生(東京大学)「朝鮮王朝の王都漢城―立地と都市構造」

【今後の予定】

第16回・10月19日(木) 守川知子(東京大学)「「世界の半分」と呼ばれた都イスファハーン」
第17回・11月17日(金) 山内和也先生(帝京大学)
第18回・12月14日(木) 飯田巳貴先生(専修大学)
第19回・1月19日(金) 私市正年先生(上智大学)

【発表者募集】環インド洋地域研究 若手研究者集会

環インド洋地域研究は、人間文化研究機構「グローバル地域研究推進事業」のもとで展開する地域研究プロジェクトのひとつとして、2022年に立ち上がりました。
プロジェクトでは若手研究者の育成にも注力しており、その一環として若手研究者集会を開催します。
各発表のあとには、プロジェクトに参加する研究者からコメントを得る機会を設けます。
プロジェクトについては、以下のページをご覧ください。
https://www.r.minpaku.ac.jp/indows/index.html

環インド洋にかかわる地域の研究や、研究者間の交流にご関心のある皆様の、発表へのご応募をお待ちしております。

2023年度環インド洋地域研究若手研究者集会
―環インド洋を流通する人、もの、文化、信仰―

日時:
2023年9月25日(月)13時~
場所:
京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
応募資格:
環インド洋の諸地域(東南アジア、南アジア、西アジア、中東、アフリカなど)に関連する人文学、社会科学分野の研究(文化人類学、歴史学、文学、社会学、政治学、経済学など)に取り組む大学院生、ポストドクター。
発表時間:
30分
参加形態:
対面参加を原則とする。
参加費:
無料。関西圏外の受講者には旅費に関する補助金を一部支給する予定だが、日本学術振興会特別研究員等はその対象に含まれない。
詳細については、受講決定者に連絡する。
募集人数:
5人程度
コメンテーター:
鈴木英明(国立民族学博物館 グローバル現象研究部 准教授)
中村沙絵(東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 准教授)
※その他、プロジェクトに関わる研究者が参加・コメントの予定です。
応募方法:
応募先に発表要旨(1200字程度、様式自由)をe-mailで送信する。
応募・問い合わせ先:環インド洋地域研究プロジェクト中心拠点 国立民族学博物館事務局
締め切り:
7月31日(月)17時

Jérôme Samuel氏講演会「ジャワ島のガラス絵(19~20世紀)」9月24日東京大学

東京大学東洋文化研究所では9月24日(日)にマレー文化圏の専門家であるジェローム・サミュエル氏(パリ東洋言語文化学院教授・在バンコク現代東南アジア研究所所長)をお迎えし、ジャワ島のガラス絵に関する講演会を開催いたします。英語開催ですが逐次和訳がつきます。インドネシア、ジャワ島、イスラーム美術にご関心がおありの皆様の参加をお待ちしております(要事前登録)。

東文研セミナー:Jérôme Samuel氏講演会「ジャワ島のガラス絵(19~20世紀):移りゆく世界の写し絵」Tobunken Seminar: Reverse glass painting in Java, 19th-20th centuries by Professor Jérôme Samuel, September 24 (Sun)

https://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/news/news.php?id=TueAug221035552023

1. 報告主題:
ジャワ島のガラス絵(19~20世紀):移り行く世界の写し絵(Reverse glass painting in Java, 19th-20th centuries. Reflecting a world in motion)
2. 講演者:
ジェローム・サミュエル教授
パリ東洋言語文化学院・在バンコク現代東南アジア研究所
3. 報告概要:
ガラス絵は19世紀末から1970年代にインドネシア全土で広まった。ガラス絵の手法の普及により、ジャワの絵画のほとんどが刷新されてしまったほどであった。他の素材(紙、木材、皮革)による絵画も同時代を通じて存続していた中で、裏から着彩するガラス絵はほかの場所では見られない様々な表現をもたらした。この報告では、近代性の主題に焦点を当てる。前述の時代において、裏から着彩するガラス絵は、ガラスという素材のみならず、絵画が生み出した様式、描かれたイメージ、込められた思想などによって「近代性」を代表するものだった。数百のガラス絵作品の図像分析は、19世紀から20世紀にかけてのジャワの歴史の解明に役立つものである。またとりわけ、植民地社会における非ヨーロッパ人たちの様々な社会階層において、絵画図像がどのように味わわれ用いられていたか、いかなる宗教的・政治的思想の伝播があったのかを、よりよく理解することが可能になる。
4. 日程:
2023年9月24日(日), 15:00~17:00
言語: 英語(逐次和訳あり)
場所: 東京大学東洋文化研究所 3階大会議室
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/
無料・要事前登録。参加ご希望の方は、以下のフォームより9月20日(水)正午までにご登録ください:
https://forms.gle/fDRBqmST8asNfaoB8
5. 講演者について:
ジェローム・サミュエル氏はフランスの研究者で、東洋言語文化学院(Inalco、パリ)教授、現在現代東南アジア研究所(Irasec、バンコク)所長、また雑誌Archipel(Irasec、パリ)の編集長でもある。専門はインドネシアのマレー語と言語政策、術語学、教授法、マレーシアのマレー語との相互理解可能性。これらに加え、20年来インドネシア(ジャワ島、バリ島)のガラス絵の研究を精力的に進めており、多くの調査地をめぐって2500以上の作品のデータベースを作り、多数の論文を出版した。
6. 問い合わせ:
【English】

The Institute for Advanced Studies on Asia at the University of Tokyo is pleased to announce a lecture on September 24 by Professor Jérôme Samuel, Professor at the National Institute of Oriental Languages and Civilizations in Paris and Director of the Research Institute on Contemporary Southeast Asia in Bangkok, who is an expert on Malay culture. The lecture will be held in English, but Japanese translation will be provided. We look forward to your participation if you are interested in Indonesia, Java, and Islamic art.

1. Subject:
Reverse glass painting in Java, 19th-20th centuries. Reflecting a world in motion
2. Speaker:
Professor Jérôme Samuel
Institut National des Langues et Civilisations Orientales (INALCO, Paris)/ Research
Institute on Contemporary Southeast Asia (Bangkok)
3. Abstract:
Painting under glass was widely practiced in Indonesia between the end of the 19th century and the 1970s. It was so successful that almost all Javanese iconography was reproduced on this medium. However, as works on other media (paper, wood, leather) have survived less well over time, reverse glass paintings give us access to a range of images that would be hard to find elsewhere.
In my talk, I will focus on the question of modernity. During the span of time mentioned above, reverse glass painting has been a kind of emblem of “modernity”, not only by virtue of the medium itself, but because of the models these paintings reproduced, the images they displayed and the ideas they conveyed. Based on a corpus of several hundred items, my aim is to show that iconography on glass can contributes to the study of Javanese history in the 19th-20th centuries, and in particular enable us to better apprehend and understand iconographic tastes and uses, of course, as well as the circulation of ideas, both religious and political, within the different strata of colonial society in its non-European components.
4. Program:
Date and Time: September 24, 2023 (Sun), 15:00~17:00
Language: English(with Japanese translation)
Venue: Meeting Room 303, Institute for Advanced Studies on Asia, The University of Tokyo
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/eng/access/
Open to the public (Registration required from the form below):
https://forms.gle/fDRBqmST8asNfaoB8
*The form should be submitted by November 20 (Wed), 2023, 12:00 (JST)
5. Biodata of the speaker
Jérôme Samuel is a French researcher, full professor (Indonesian and Malaysian studies) at Institut National des Langues et Civilisations Orientales (INALCO, Paris), and currently Director of the Research Institute on Contemporary Southeast Asia (Bangkok). He is also the editor-in-chief of the journal Archipel (IRASEC, Paris). Part of his work focuses on Indonesian Malay, its language policies, terminologies, didactics and mutual intelligibility with Malaysian Malay. Besides, for the past 20 years, he has been conducting extensive research on traditional and contemporary reverse glass painting in Indonesia (Java and Bali). To this end, through numerous field surveys, he has built a database of over 2,500 items and has published numerous articles on the subject.
6. Contact:

イスラーム地域研究・若手研究者の会9月例会(9/23)のお知らせ

イスラーム地域研究・若手研究者の会では、下記の通り9月例会を開催いたします。これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

※本例会はハイブリッド開催となります。Zoom参加希望の方のみ下記リンクより参加登録を行って下さい。

なお、イスラーム地域研究・若手研究者の会の旧ホームページおよび研究会メーリングリストは、2022年度末をもって運用を終了しました。
今後の告知は、日本中東学会のメーリングリストや、新ホームページ「イスラーム地域・若手研究者の会のブログ」、当研究会のフェイスブックページにて行ってまいります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

日時:
9/23(土)14:00-17:00
場所:
京都大学吉田キャンパス総合研究2号館4階第1講義室
発表者:
笹原健氏(京都大学大学院文学研究科 博士後期課程)
コメンテーター:
中町信孝氏(甲南大学文学部 教授)
題名:
イブン・アラブシャーと『純潔な著作』
要旨:
マムルーク朝の歴史家イブン・アラブシャー(d. 1450)は、当時のスルターンであるジャクマク(r. 1438-53)を対象にした君主伝『純潔な著作』al-Ta’līf al-Ṭāhirを執筆した。本報告ではこのテキストを分析し、著者の求めた理想的君主像を検討する。さらに、イブン・アラブシャーが関わったテキスト群との関係性に注目し、本作を著者の作品群に位置付ける。
【参加手続き】
Zoom参加をご希望の方は、以下のリンク先の登録フォームにてお名前とメールアドレスをご登録ください。https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwtce-pqj8jEtI8EFiemiB7J9oS49uiQcb6

AA研中東☆イスラーム教育セミナー受講生募集のお知らせ(締切6/19)

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所は,今年度も下記の要領で全国の大学院生を対象とした「中東☆イスラーム教育セミナー」受講生を募集いたします。なお,このセミナーは,地域研究コンソーシアムの協賛を受けて行われるものです。
大学院生の皆様の積極的なご応募をお待ちしております。

1. 開催期間
2023年9月21日(木)~24日(日)の4日間
2. プログラム
6名の講師によるそれぞれ1時間の講義+受講者の中の希望者による40分程度の研究発表+希望者によるポスター発表
講師(敬称略):上野雅由樹(オスマン帝国史),藤屋リカ(国際保健学),飯塚正人(イスラーム学・中東地域研究),小倉智史(南アジア地域研究・歴史学),近藤信彰(イラン近代史),床呂郁哉(東南アジア島嶼部の人類学)
3. 開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 (東京都府中市朝日町3-11-1)
※ただし状況に応じてオンライン開催の可能性もあります
4. 応募資格
イスラームもしくは中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・政治学・経済学・社会学・国際関係論・移民研究など。たとえば「東南アジアにおけるイスラーム教育」「ヨーロッパのムスリム移民」なども含む)を志す大学院生、またはそれに相当する研究歴を持つ者で、受講期間を通じて講義に出席し、討論に積極的に参加する意思を持つ者。以前の参加者の再度の応募も可。
5. 募集人員
25名程度。
6. 受講料
無料。
7. 応募締切
2023年6月19日(月)15:00締切(e-mail添付)

応募書類送付先・問い合わせ先:meis [at] aa.tufs.ac.jp※ [at] を@に変更して送信ください。
応募方法については以下のサイトをご覧ください。過去のプログラム・参加者の感想もこちらに掲載されています。
https://meis2.aa-ken.jp/meis_educational_seminar.html

なお、博士論文執筆者等を対象とする中東☆イスラーム研究セミナーは、本年度は2023年12月22日(金)~24日(日)の3日間で開催予定です。こちらの応募締切は10月2日(月)となります。詳細は下記ウェブサイトをご覧ください。
https://meis2.aa-ken.jp/meis_research_seminar.html

9.21 中東情勢オンライン講演会(岡 浩 駐エジプト大使「最近の日・エジプト関係、エジプト内外政(仮)」)

この度、中東調査会では9月21日に標題のウェビナーを開催する運びとなりました。

詳細は以下をご覧ください。

是非ご参加賜りますようお願い申し上げます。

https://www.meij.or.jp/event/207.html

日時:
2023年9月21日(木)16:00~17:30(日本時間)
講師:
岡 浩(駐エジプト特命全権大使)
演題:
「最近の日・エジプト関係、エジプト内外政(仮)」
参加費:
会員1,000円 非会員3,000円
主催:
公益財団法人中東調査会
お問い合わせ先
TEL:03-6261-4554 Email:
担当:
高橋、伊藤

シリア人作家講演会&映画上映会

シリア人作家講演会&映画上映会@大阪大学箕面キャンパスについて、以下の通りご案内申し上げます。

大阪大学 講演会「シリアの短編小説、女性、戦争」&映画上映会

来る9月18日(月・祝)、大阪大学箕面キャンパスにシリア人の短編小説家イブラヒーム・サミュエル氏とジャーナリストのリーム・ホーリー氏をお招きし、大講義室(1F)において、下記の通り、映画上映会&講演会「シリアの短編小説、女性、戦争」を二部構成で実施いたします。映画『カーキ色の記憶』をすでにご覧になった方は、第二部の講演会だけでもいらして下さると幸いです。

講演趣旨:

シリアでは半世紀以上にわたる独裁政権の支配とその後の戦争により何ら未来への展望がみえません。しかし、その内側では作家やジャーナリストなどが自由を基盤とする健全な社会を築くための無数の知的な努力を重ねてきました。

この企画では1970年代以来の弾圧の経験を語る記録映画『カーキ色の記憶』を上映するとともに、映画に登場するシリアの短編小説家サミュエル氏に、自身とアラブの短編小説との関わりについて、またジャーナリストのホーリー氏に、シリアにおける女性と戦争という主題でお話ししていただきます。アラブ文学だけでなく、シリア問題や難民問題に関心のある学生や市民の方々にもお越しいただき、現地の知識人との直接的な交流の時間をもてればと願います。

日時:
2023年9月18日(月・祝) 13:00-17:00
場所:
大阪大学箕面キャンパス・大講義室(1F)
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/top#8um6f
講演者:
イブラヒーム・サミュエル氏(短編小説家)
リーム・ホーリー氏(ジャーナリスト)
司会:
福田義昭(大阪大学)
通訳:
岡崎弘樹(亜細亜大学)
内容:
12:40 開場
第一部 13:00-15:00
開会のあいさつ
シリア映画『カーキ色の記憶』(108分)の上映
第二部 15:05-17:00
サミュエル氏の講演「短編小説との旅」
ホーリー氏の講演「シリアにおける戦争と女性」
質疑応答
<サミュエル氏の略歴>

1951年、ダマスカス生まれ。ダマスカス大学哲学部に入学後、独裁政権を批判した青年運動組織に加わり、1977年に拘束。1980年まで収監される。1988年に最初の短編小説集『重い足取りの香り』を発表、2002年までに4冊の短編小説集を刊行し、作品集あるいは個別の作品が英仏伊蘭、ブルガリア、日本語などに翻訳されている。シリア滞在の欧米・日本人留学生を対象としたアラビア語講師としても知られ、2015年以降に在アンマン・フランス研究所教官を務める。

<ホーリー氏の略歴>

1971年、ダマスカス生まれ。1994年にダマスカス大学文学部ジャーナリズム科を卒業後『アル=ハリージュ』など湾岸系の新聞、ロンドン発行『ハヤート』紙、ヨルダンの女性誌『ターイキ』などで寄稿・編集・調査を務めたほか、アラブ諸国のメディア関係者会議にも複数参加。シリアではJICAでアラビア語講師、現在は在アンマン・フランス研究所教官を務める。

お問い合わせ先:

主催:科研費若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」(代表者:岡崎弘樹)/科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(代表者:岡真理)/科研費基盤研究(C)「近現代アラブ文学における地理的世界表象に関する基礎研究」(代表者:福田義昭)

東文研セミナー 門井由佳博士「イスラーム美術とミュージアム―21世紀の展望」

東文研セミナー 門井由佳博士「イスラーム美術とミュージアム―21世紀の展望」(2023年9月13日)のご案内

東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」主催の東文研セミナーをご案内いたします。

発表者:
門井由佳博士(ウイーン大学)
演題:
「イスラーム美術とミュージアム―21世紀の展望」
日時:
2023年9月13日(水)15時半〜17時半
場所:
東京大学東洋文化研究所3階大会議室

本講演では、2000年頃から現在までのイスラーム美術分野に関する世界各国の美術館・博物館プロジェクトの状況を紹介・概観します。「イスラーム美術」と呼ばれる展示ジャンルに関する20年にわたる議論を検討することにより、この分野に関する様々な社会学的議論を21世紀のミュージアム学の文脈に置くことを目指します。

門井由佳博士は、中世ペルシャ美術・近現代ペルシャ美術研究史を専攻にされ、立命館大学文学部東洋史学専攻にて学士号を取得された後、英国エジンバラ大学に留学、2005年に美術史の博士号を取得、カタールのイスラーム美術館、シカゴ美術館でキュレーターとして経験を積んだ後学術界に戻り、エジンバラ大学、レバノンアメリカン大学など世界各国で客員教授・研究職等を経て、2019年からウイーン大学歴史文学部美術史学科にオーストリア・サイエンスファンド(FWF)助成研究者として着任、グローバル美術史家として国際的にご活躍されています。

海外で活躍され、たくさんの研究書・論文を刊行されている門井博士の、東京での貴重なご講演になります。奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。本講演は対面のみで開催され、登録は必要ありません。お問い合わせは東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」桝屋友子(masuya(at)ioc.u-tokyo.ac.jp)まで。

「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会のご案内

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)と現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)では以下のとおり、9月10日(日)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会を開催いたします。

全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。また、今回より対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

■「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第7回研究会のご案内(2023年9月10日)

■ 本研究会の概要:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を設立いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
■ 研究会詳細:
日時:2023年9月10日(日) 14:00~17:00頃まで
場所:東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールーム、およびZoomミーティングによるハイブリッド開催(参加無料:いずれの参加形式でも事前にご登録ください)
14:00 開会
14:10~15:30 報告1:関 颯太(神戸大学大学院国際文化学研究科博士課程後期課程)「国際機関加盟プロセスにおける民主化のパラドックス:トルコの事例」
(休憩)
15:40~17:00 報告2:青木 健太(公益財団法人中東調査会研究主幹)「イランの対外政策と非国家主体:アフガニスタン人の動員を事例として」
■ 参加登録:
対面でご参加される場合も、オンラインでご参加される場合も、下記のGoogleフォームよりご登録ください。(登録締切:2023年9月8日)
https://onl.sc/Pgj3Q1Y
※オンラインで参加される方には9月9日にZoomミーティングの情報をお送りする予定です
■ 対面で参加される場合の会場案内:
東京外国語大学本郷サテライト4階セミナールーム
所在地:〒113-0033  東京都文京区本郷2-14-10
https://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/access.html
■ 問い合わせ先:
biladalsham[a]tufs.ac.jp
■ 主催・共催:
主催:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)、立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催:
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)、科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者:浜中新吾 課題番号:22H00055)、国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)、科研費基盤研究(B)「中東の非国家武装主体の越境的活動に関する比較研究」(研究代表者:髙岡豊 課題番号:21H03683)、パレスチナ/イスラエル研究会

Dr. Christine Kämpfer 講演会 "Just another Travelogue on Qājār Persia? Exploring the Travel Diaries of the German Botanist Carl Haussknecht (1838–1903) and his observations on society under Nāṣir al-Dīn Shāh"@本郷サテライト/オンライン

グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点では、2023年9月9日(土)に、Otto-Friedrich-Universität Bamberg(バンベルク)のDr. Christine Kämpferをお招きし、以下の要領でカージャール朝期の旅行記についての講演会を行います。本講演会は、どなたでもご参加いただけます。みなさんのご来場・ご視聴をお待ちしています。

なお、Dr. Christine Kämpfer は、国際シンポジウム“Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World”(アジア・アフリカ言語文化研究所、9月1日〜3日;https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230901-03/)、国際ワークショップ “Magic and the Manipulation of ‘Nature’ in Arabic, Persian, and Urdu Narratives”(国立民族学博物館、9月5日;https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230905/)にも講演者として参加予定です。ペルシア語文化圏文学研究新進気鋭の若手である氏の研究に触れることのできる貴重な機会ですので、こちらにつきましても、皆様、奮ってご参加ください。

■ イベント名
Dr. Christine Kämpfer氏 講演会 "Just another Travelogue on Qājār Persia? Exploring the Travel Diaries of the German Botanist Carl Haussknecht (1838–1903) and his observations on society under Nāṣir al-Dīn Shāh"
■ 日時
2023年9月9日(土)16:00〜17:15(15:45開場)
■ 開催方法
対面・オンライン併用
■ 場所
東京外国語大学本郷サテライト 3F 会議室(〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10 http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html) +オンライン会議室
※本講演は、事前申し込み制です。参加に必要なzoom URL等の情報は、グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局( )より、講演前日正午までにお送り致します。
参加をご希望の方は、2023年9月7日(木)22:00までに、こちらのフォームに記入してご送信ください。
https://forms.gle/dHmYV3AExm2GVXtL7
■ プログラム
16:00–16:05 講演者(Dr. Christine Kämpfer, Otto-Friedrich-Universität Bamberg)紹介・導入
16:05–16:45 Just another Travelogue on Qājār Persia? Exploring the Travel Diaries of the German Botanist Carl Haussknecht (1838–1903) and his observations on society under Nāṣir al-Dīn Shāh
16:45–17:15 ディスカッション
※本講演は英語で行われ、通訳はつきません。
■ 題目・要旨
Just another Travelogue on Qājār Persia? Exploring the Travel Diaries of the German Botanist Carl Haussknecht (1838–1903) and his observations on society under Nāṣir al-Dīn Shāh Nāṣir al-Dīn Shāh’s (1831-1896) era saw an enormous increase in foreigners coming to Persia as diplomats, missionaries, and European company representatives. Among these travelers was the German botanist Carl Haussknecht (1838–1903), whose aim was to collect plants and information on the local botany. Haussknecht undertook two botanical expeditions to the so-called Orient: the first in 1865 to the Ottoman Empire, the second in 1866-1869 to the Ottoman Empire and Persia. He recorded his observations in 15 booklets, totaling about 1000 pages, during both journeys. His diaries were never published, thus his travels are mostly unknown beyond the field of botany. The travel diaries of Haussknecht provide insights into the society, politics, and economy of Persia during the 19th century. However, since the diaries were never edited during his own lifetime, they reveal not only the genesis of a travelogue but they also provide a meta level access to Qājār society. This especially is visible in Haussknecht’s treatment of reading material, details which would probably have been deleted during an editing process.
This paper presents Haussknecht’s travel diaries as a source for studying Qājār Persia. Additionally, it shows how their meta level can provide a new way of studying the sociocultural landscape of the Nāṣirī period.
■ 主催
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点(https://global-mediterranean.aa-ken.jp
■ お問い合わせ先
(グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局)

Dr. Julia Rubanovich 講演会 "Biblical Narrative Poems in Judeo-Persian in Fourteenth-Century Iran" @本郷サテライト/オンライン

グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点では、2023年9月9日(土)に、The Hebrew University of Jerusalem(イェルサレム)のDr. Julia Rubanovich をお招きし、以下の要領で、14世紀のイランにおいてヘブライ文字ペルシア語によって編まれた、聖書の逸話を含む詩についての講演会を行います。本講演会は、どなたでもご参加いただけます。みなさんのご来場・ご視聴をお待ちしています。

なお、Dr. Rubanovichは、国際シンポジウム“Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World”(アジア・アフリカ言語文化研究所、9月1日〜3日;https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230901-03/)、国際ワークショップ “Magic and the Manipulation of ‘Nature’ in Arabic, Persian, and Urdu Narratives”(国立民族学博物館、9月5日;https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230905/)にも講演者として参加予定です。ペルシア語文化圏文学研究の第一線で活躍されている氏の研究に触れることのできる貴重な機会ですので、こちらにつきましても、皆様、奮ってご参加ください。

■ イベント名
Dr. Julia Rubanovich 講演会 "Biblical Narrative Poems in Judeo-Persian in Fourteenth-Century Iran"
■ 日時
2023年9月9日(土)14:30〜15:45(14:15開場)
■ 開催方法
対面・オンライン併用
■ 場所
東京外国語大学本郷サテライト 3F 会議室(〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10 http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html) +オンライン会議室
※本講演は、事前申し込み制です。参加に必要なzoom URL等の情報は、グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局( )より、講演前日正午までにお送り致します。
参加をご希望の方は、2023年9月7日(木)22:00までに、こちらのフォームに記入してご送信ください。
https://forms.gle/GWRavP1a5eum2Ygm9
■ プログラム
14:30–14:35 講演者(Dr. Julia Rubanovich, The Hebrew University of Jerusalem)紹介・導入
14:35–15:15 "Biblical Narrative Poems in Judeo-Persian in Fourteenth-Century Iran"
15:15–15:45 ディスカッション
※本講演は英語で行われ、通訳はつきません。
■ 題目・要旨
Biblical Narrative Poems in Judeo-Persian in Fourteenth-Century Iran Shāhīn (fl. in the first part of the 14th century) holds the distinction of being the first known poet to versify portions of the Hebrew Bible in the Judeo-Persian language in the form of long narrative poems (mathnavī). He is credited with four works, the most extensive of which is the Bereshit-nāma (Book of Genesis), composed in 1358/59. Shāhīn was active during the late Ilkhanid and early post-Mongol periods, a time when new forms of patronage over literary and artistic production emerged seeking to blend different cultural worlds. The poet indeed crafted unique amalgams of Jewish and Perso-Islamic traditions, both in form and content.
In this talk, I will delve into several episodes from the Bereshit-nāma to explore Shāhīn’s retelling of biblical narratives from a comparative angle, considering both Jewish and Muslim exegetical sources. My aim is to reveal the pool of traditions that Shāhīn might have drawn upon for his version and to elucidate the working techniques and interpretative strategies he employed. Through this analysis, I hope to demonstrate that despite writing in Judeo-Persian, the poet was firmly entrenched in a Persianate cultural domain.
■ 主催
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点(https://global-mediterranean.aa-ken.jp
■ お問い合わせ先
(グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局)

笹川平和財団_現代中東若手研究会参加者募集及び2023年度第一回会合のお知らせ

笹川平和財団では、現代中東若手研究会を運営しています。当研究会は、近現代の中東地域(主にアフガニスタン~モロッコ)に関わる研究に取り組む、博士後期課程所属からポストドクター5年目までの若手研究者を対象に開催するものです。研究会を通じて、参加者が様々な研究テーマに取り組む同世代の研究者と、各々の研究に関する知見を共有しながら意見交換を行うこと、所属組織を越えたネットワークを獲得することを目的としています。

当研究会はメンバーシップ制を取っておりますが、博士後期課程所属からポストドクター5年目までの研究者で、かつ当財団の定めるアンチハラスメントポリシーに同意される方であれば、どなたでもメンバーとなっていただけます。詳細は当財団HP(https://www.spf.org/asia-islam/news/20230324.html)をご確認ください。少額ですが発表者の方にも発表サマリー執筆の対価として謝金をお支払いいたします。

9月7日、「中央アジア・コーカサスの紛争と平和:政治・社会・文学」と題した研究会を下記のとおり開催します。本研究会にご参加を希望される方は笹川平和財団水谷(j-mizutani@spf.co.jp)までご連絡ください。なお参加者は、本研究会の特性上、「博士後期課程所属からポストドクター5年目までの研究者」に限らせていただきます。

1 日時
2023年9月7日(木)18:00~19:45(最大20時)*日本時間
2 発表者/テーマ
-齊藤竜太氏(ロシアNIS貿易会)/タジキスタン内戦:和平へのプロセスにおける国内アクター・外部アクター間関係の影響」
-堤縁華氏(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻)/「重なり合うヴァタン、ぶつかり合うヴァタン:アゼルバイジャンの(元)人民作家アクラム・アイリスリとパトリオティズム」
3 コメンテーター
島田志津夫氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究院講師)
塩野﨑信也氏(龍谷大学文学部歴史学科東洋史学専攻准教授)

本件照会先
笹川平和財団アジア・イスラム事業グループ 水谷 (

国際ワークショップ "Magic and the Manipulation of ‘Nature’ in Arabic, Persian, and Urdu Narratives"@国立民族学博物館

国立民族学博物館では、2023年9月5日(火)に下記のワークショップを開催いたします。
本ワークショップは、人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト「グローバル地中海地域研究」の東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)拠点および国立民族学博物館(みんぱく)拠点共催のイベントです。ペルシア語文化圏の物語研究者が日本に結集する大変貴重な機会ですので、国際シンポジウム "Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World"(9月1日~3日@AA研)と合わせて、ぜひ、大阪の陣にもご参加ください。

International Workshop “Magic and the Manipulation of ‘Nature’ in Arabic, Persian, and Urdu Narratives”

Date: Sept. 5 2023
Venue: Seminar Room 4, National Museum of Ethnology, Osaka
Program:
10:00-10:30 Opening remarks Yuriko Yamanaka (National Museum of Ethnology)
“Where Lie the Boundaries of ‘Nature’?”
10:30-11:00 Jaakko Hämeen-Anttila (University of Edinburgh)
"Witchcraft and the Supernatural in Iranian National History"
11:00-11:30 Julia Rubanovich (Hebrew University of Jerusalem)
"The Narrative World of the Persian Dastan Vis-à-vis the Binary of Reality and Fantasy"
11:30-12:00 Christine Kämpfer (University of Bamberg)
“The Role of Magic and Otherworlds in Khvaju's Humay-u Humayun”
12:00-13:00 Lunch break
13:00-15:00 Museum visit
15:00-15:30 Ulrich Marzolph (University of Göttingen)
“Magic in the Thousand and One Nights”
15:30-16:00 Pasha M. Khan (McGill University)
“Epistemologies of the Qissah Genre and the Challenge of Western Disenchantment”
16:00-16:30 Break
16:30-18:00 Discussion

[Funded by NIHU Global Area Studies Program “Global Mediterranean at the National Museum of Ethnology” and “Global Mediterranean at ILCAA”; JSPS KAKENHI JP18H03573]

場所:大阪府吹田市千里万博公園10-1 国立民族学博物館 2階 第4セミナー室 (対面参加のみ)
使用言語:英語
参加費:無料(ただし、8月21日(月)までに事前登録をされない方は、万博記念公園自然文化園の入園料260円がかかります。)
事前登録:参加希望の方はこちらのフォーム(https://forms.gle/tXYQPr6JiT6mAYVo8)より、事前のご登録をお願いいたします。8月21日(月)正午までに事前登録をされた方には、後日、万博公園の業務通行に関する連絡をご登録いただいたメールアドレスにお送りいたします。なお、当日の飛び入り参加も歓迎いたします。
お問い合わせ: (グローバル地中海地域プロジェクト AA研拠点事務局)

大阪 国際セミナー「チュニジアにおける労働と女性の権利(ワーク・ライフバランス含む)」

9月にチュニジアよりお招きするエラ・コトラーン氏(金融学)による大阪での国際セミナーのご案内です。
同日午後には同じ会場にて、ハーテム・コトラーン氏(法学、弁護士)および丹羽聡子弁護士による国際シンポジウムもございます。
皆さまのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

International Seminar "Women's Rights in Work in Tunisia (Including Work-life Balance)”
国際セミナー「チュニジアにおける労働と女性の権利(ワーク・ライフバランス含む)」

Date and Time :
Tue. 5 Sep. 2023 11:00-12:30
日時:
2023年9月5日(火)11:00-12:30
Venue :
Osaka University (Camp. Toyonaka) 場所:大阪大学(豊中キャンパス)
*詳しい場所は、お申込みいただいたメールアドレス宛に後日お送りいたします。
Language:
English
Chair:
Hitomi ONO (The University of Tokyo) 司会:小野仁美(東京大学)
Lecturer :
Dr. Hela KOTRANE (Maitre-assistante en Finance a l’Institut des Hautes Etudes Commerciales -IHEC ? Universite de Carthage-Tunisie)
講演者:
エラ・コトラーン氏(チュニジア高等商科学院講師)
※お申込みはこちら→ https://forms.gle/QnkEU9gztV7fftpm8
【共催】
科研費基盤研究(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(研究代表者 堀井聡江 桜美林大学)
科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
※リンク先
https://islam-gender.jp/news/390.html
※連絡先
小野仁美 onohitomi(a)l.u-tokyo.ac.jp

大阪開催 国際シンポジウム「子どもの権利条約と子どもを保護する法―チュニジアと日本」

大阪大学の会場では、チュニジアよりハーテム・コトラーン氏(法学、弁護士)、日本からは丹羽聡子弁護士をお招きし、下記の国際シンポジウムを開催いたします。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

国際シンポジウム「子どもの権利条約と子どもを保護する法―チュニジアと日本」

日時:
2023年9月5日(火)14:00-17:40
場所:
大阪大学(豊中キャンパス、法学研究科大会議室)
言語:
アラビア語 (日本語逐次通訳あり)、日本語
お申込みはこちらから:
https://forms.gle/tVM2zmpV9kLHcF3W7
*参加をご希望の方は9月1日(金)までにお申し込みください。
【概要】
本シンポジウムでは、北アフリカのチュニジアよりハーテム・コトラーン氏(カルタゴ大学名誉教授、国連子どもの権利委員会元副委員長)をお迎えし、「子どもの権利条約」とチュニジア「子ども保護法」についてご講演をいただきます。チュニジアでは、1992年に「子どもの権利条約」を批准後、1995年に同法が施行され、子どもをめぐる諸問題に取り組んでいます。一方、我が国では、国連「子どもの権利条約」を批准(1994年)して30年近くが経過した今年4月に、ようやく「こども基本」が施行され、「こども家庭庁」が創設されました。弁護士の丹羽聡子先生より、日本における子どもの法的地位について、子どもの権利の視点からお話をうかがい、チュニジアの状況とも比較しながら、子どもをめぐる諸問題とその解決法について考えてみたいと思います。
【プログラム】
司会
ベリーグ・エルバルティ(大阪大学)
趣旨説明
小野仁美(東京大学)
講演1:「子どもの権利条約とチュニジア「子ども保護法」」
ハーテム・コトラーン(チュニジア・カルタゴ大学名誉教授、弁護士、元国連子どもの権利委員会副委員長)
講演2:「日本における子どもの権利・法的地位」 丹羽聡子(弁護士、丹羽綜合法律事務所)
総合討論
閉会のことば
長沢栄治(東京外国語大学)
【共催】
科研費基盤研究(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(研究代表者 堀井聡江 桜美林大学)
科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
科研費基盤研究(C)身体をめぐるイスラームの規範とジェンダー:前近代の思想と法の比較研究(研究代表者:小野仁美 東京大学)
【後援】
公益財団法人 日本ユニセフ協会
※ウェブサイトリンク
https://islam-gender.jp/news/388.html
※連絡先
小野仁美 onohitomi(a)l.u-tokyo.ac.jp

東京 国際セミナー「チュニジアの金融:現状と課題」のご案内

9月にチュニジアよりお招きするエラ・コトラーン氏(金融学)による東京での国際セミナーのご案内です。
同日午後には同じ会場にて、ハーテム・コトラーン氏(法学、弁護士)および松野絵里子弁護士による国際シンポジウムもございます。
皆さまのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

International Seminar " Finance in Tunisia: Current Issues"
国際セミナー「チュニジアの金融:現状と課題」

Date and Time :
Sun. 3 Sep. 2023 11:00-12:30
日時:
2023年9月3日(日)11:00-12:30
Venue :
The University of Tokyo (Camp. Hongo)
場所:
東京大学(本郷キャンパス)
*詳しい場所は、お申込みいただいたメールアドレス宛に後日お送りいたします。
Language:
English
Chair:
Hitomi ONO (The University of Tokyo) 司会:小野仁美(東京大学)
Lecturer :
Dr. Hela KOTRANE (Maitre-assistante en Finance a l’Institut des Hautes Etudes Commerciales -IHEC ? Universite de Carthage-Tunisie)
講演者:
エラ・コトラーン氏(チュニジア高等商科学院講師)
※お申込みはこちら→
https://forms.gle/dSeDCwMZkodFsNmy7
【共催】
科研費基盤研究(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(研究代表者 堀井聡江 桜美林大学)
科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
※リンク先
https://islam-gender.jp/news/390.html
※連絡先
小野仁美 onohitomi(a)l.u-tokyo.ac.jp

東京開催 国際シンポジウム 「子どもの権利条約と『子の利益』―チュニジアと日本の事例」

この度、チュニジアよりハーテム・コトラーン氏(法学、弁護士)、日本からは松野絵里子弁護士をお招きし、下記の国際シンポジウムを開催いたします。
多くの皆さまのご来場をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

国際シンポジウム 「子どもの権利条約と『子の利益』―チュニジアと日本の事例」

日時:
2023年9月3日(日)14:00-17:40
場所:
東京大学(本郷キャンパス、国際学術総合研究棟内 文学部3番大教室)
言語:
フランス語(日本語通訳あり)、日本語
お申込みはこちらから:
https://forms.gle/TiDrf28Twndphv3F6
*参加をご希望の方は9月1日(金)までにお申し込みください。
【概要】
本シンポジウムでは、北アフリカのチュニジアよりハーテム・コトラーン氏(カルタゴ大学名誉教授、国連子どもの権利委員会元副委員長)をお迎えし、「子どもの権利条約」と『子の利益』についてご講演をいただきます。チュニジアでは、1992年に「子どもの権利条約」を批准後、1995年に「子ども保護法」が施行され、子どもをめぐる諸問題に取り組んでいます。一方、我が国では、国連「子どもの権利条約」を批准(1994年)して30年近くが経過した今年4月に、ようやく「こども基本」が施行され、「こども家庭庁」が創設されました。少子化が大きな社会問題とされる現在、児童虐待やいじめ、貧困など子どもをめぐる問題はますます深刻化しています。今回は、弁護士の松野絵里子先生より、離婚後の親権をめぐる父母の紛争を例にお話をうかがい、日本とチュニジアを比較しつつ、「子どもの権利」について皆で考えてみる機会としたいと思います。
【プログラム】
司会 堀井聡江(桜美林大学)
趣旨説明 小野仁美(東京大学)
講演1:「子どもの権利条約後34年―すべての子どもたちの未来を再考する」
ハーテム・コトラーン(チュニジア・カルタゴ大学名誉教授、弁護士、元国連子どもの権利委員会副委員長)
講演2:「子どもの権利と父母の紛争」松野絵里子(弁護士、東京ジェイ法律事務所)
総合討論
閉会のことば 長沢栄治(東京外国語大学)
【共催】
科研費基盤研究(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(研究代表者 堀井聡江 桜美林大学)
基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(研究代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
科研費基盤研究(C)身体をめぐるイスラームの規範とジェンダー:前近代の思想と法の比較研究(研究代表者:小野仁美 東京大学)
【後援】
公益財団法人 日本ユニセフ協会
※ウェブサイトリンク
https://islam-gender.jp/news/387.html
※連絡先 小野仁美
onohitomi(a)l.u-tokyo.ac.jp

国際シンポジウム "Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World"@AA研303

科研費基盤研究B 「ペルシア語歴史物語の生成、伝播、受容に関する学際的研究」およびグローバル地中海地域研究AA研拠点では、国際シンポジウム"Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World"を開催いたします。海外から著名な研究者を招いて、ペルシア語文化圏から東南アジアへ至る文化の環流や『ハムザ物語』や『王書』などの文学作品と歴史文献の関係、文学と語りの乗り入れなどを議論します。

皆様のご参加をお待ち申し上げます。

International Conference
Amir Hamza and Beyond: Historical Narratives and Romances across the Muslim World

Date: 1–3 September 2023
Venue: Large Conference Room (303)
Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA),
Tokyo University of Foreign Studies
(Address: 3-11-1, Asahicho Fuchu, Tokyo 183-8534, Japan)
Supported by JSPS Kakenhi 20H0125 and the Global Mediterranean at ILCAA

Registration required. Please access the google form:
https://forms.gle/MmySXd4Gkq4BTX5X7
For inquiry, please contact

Program

Friday, 1 September 2023
15:00 Opening Remarks
15:15~15:55
Ulrich Marzolph (Göttingen University)
Illustrating the Persian Epics in Lithographed Editions of the Qajar Period
15:55~16:35
Nobuaki Kondo (ILCAA)
How did the Hamza Romance Develop over Time? An Analysis of the Zubdat al-Rumuz
16:35~17:00 Discussions
18:00~20:00 Conference Dinner

Saturday 2 September 2023
10:30~11:20
Ben Arps (Leiden University/ILCAA)
‘And God Knows Best What Is Correct’: The Marvels of the Real in and around the Javanese Amir Hamza
11:20~12:00
Yumi Sugahara (Osaka University)
The Story of Amir Hamzah as a Muslim Side Epic in Java
12:00~12:30 Discussions

14:00~14:40
Kumiko Yamamoto (ILCAA)
Performing the Story of Amir Hamza in Iranian Style: Fakhr al-Zamani and the Oral Performance Model
14:40~15:20
Pasha M. Khan (McGill University)
The Ways of Storytellers in Mughal South Asia: From Darbar Khan to Baqir ‘Ali
15:20~16:00
Julia Rubanovich (The Hebrew University of Jerusalem)
Verse Insertions in the Hamza-nama
16:00~17:00 Discussions

Sunday, 3 September
10:30~11:20
Osamu Otsuka (The University of Tokyo)
Nihayat al-Arab Reconsidered: Reconstructing Pre-Islamic Persian History in the Arabic Historiography:
11:20~12:00
Jaakko Hämeen-Anttila (The University of Edinburgh)
Pagan Heroes in an Islamic Society: Literary Responses to the Shahname and its Heroes
12:00~12:30 Discussions

14:00~14:40
Christine Kämpfer (Bamberg University)
The Odd Courtly Romance: The Influence of Popular Romances on Khvaju Kirmani’s Humay-u Humayun
14:40~15:20 Yuriko Yamanaka (National Museum of Ethnology)
The Demotic Alexander: The Safavid Iskandar-nama and its Possible Impact on Historical Narratives in Southeast Asia
15:20~16:30 Discussions
16:30 Closing Remarks

8月

公開講演会「ターリバーン復権下で『動く』アフガン女性運動―現地での聞き取りから」

8月21日(月)10時より、下記の講演会をハイブリッド形式にて開催いたしますのでご案内申し上げます。多くの皆さまのご参加を歓迎いたします。よろしくお願い申し上げます。

公開講演会「ターリバーン復権下で『動く』アフガン女性運動―現地での聞き取りから」

今年3月に現地訪問をし、現地で活動を続ける女性運動やNGO関係者、「隠れ学校」に通う女性・女児等から話を聞かせてもらいました。メディアを通してイメージされるものと現地の様子に乖離はあるのか。本報告では、女性運動関係者がこの一年半で抱いてきた複合的な思いと実際の活動内容に焦点をあてながら、経済制裁が女性に及ぼしている影響等についても取り上げます。

日時:
2023年8月21日(月)10:00-11:30
場所:
室蘭工業大学 教育・研究3号館(N棟)101教室 および オンライン(Zoom)
*キャンパスマップ:
https://muroran-it.ac.jp/guidance/about/facilities/
講師:
清末愛砂(室蘭工業大学)
お申込みはこちらから:
https://forms.gle/KS1yqEpom8L98r77A
*参加をご希望の方は8月18日(金)までにお申し込みください。

講師プロフィール
◆清末愛砂(室蘭工業大学教授)
専門:憲法学、家族法、アフガニスタンのジェンダーに基づく暴力
著作:松本ますみ・清末愛砂ほか編(2021)『北海道で考える〈平和〉―歴史的視点から現代と未来を探る』法律文化社
清末愛砂(2020)『ペンとミシンとヴァイオリン―アフガン難民の抵抗と民主化への道』寿郎社
清末愛砂(文)・久保田桂子(絵)(2020)『《世界》がここを忘れても―アフガン女性・ファルザーナの物語』寿郎社
清末愛砂ほか(2019)『平和とジェンダー正義を求めて―アフガニスタンに希望の灯火を』耕文社

【主催】
科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(研究代表者:長沢栄治(東京外国語大学))

*リンク: https://islam-gender.jp/news/385.html
*問い合わせ先:IG科研事務局

公開セミナー「北海道におけるムスリム—ムスリム観光客受入と定住者との共生に向けた課題」

8月21日(月)13時より、下記の公開セミナーをハイブリッド形式にて開催いたしますのでご案内申し上げます。多くの皆さまのご参加を歓迎いたします。よろしくお願い申し上げます。

公開セミナー「北海道におけるムスリム—ムスリム観光客受入と定住者との共生に向けた課題」

ポスト・コロナ時代の北海道経済活性化に向けた課題として観光業の再興と深刻な人手不足の解消とがあります。北海道はコロナ禍において観光業に大きな打撃を受けましたが、2022年末までにコロナ禍以前の9割まで来道観光客数は回復しました。円安を背景に外国人観光客数も増加していますが、北海道は自然や文化を体感するアドベンチャー・トラベルの目的地として世界的に注目されつつあります。今後は、従来の観光地訪問型以外にもレンタカーでの周遊型や定点的な滞在型等の様々なスタイルで、外国人観光客が北海道全土を訪問するであろうことが予想されます。しかしながら北海道の人材不足は観光業においても顕著で、外国人材の活用や異文化への対応は急務であり、特にインドネシアや中近東等から来訪するムスリム観光客が増加していることからもイスラームの正しい理解が必要と考えられます。
このセミナーでは、ポスト・コロナ時代の北海道の活性化のために、北海道にやってくる外国人ムスリム観光客の受入や道内のムスリムとの共生上の課題について、皆さんと一緒に考えたいと思います。

【日時】
2023年8月21日(月曜日)13:00-17:00(開場・受付開始12:30)
【場所】
室蘭工業大学 教育・研究3号館(N棟)101教室 および オンライン(Zoom)
*キャンパスマップ:
https://muroran-it.ac.jp/guidance/about/facilities/
お申込みはこちらより:
https://forms.gle/rbshGURYMsZaTKFQ8
*参加をご希望の方は8月18日(金)までにお申し込みください。
【プログラム】
司会:
小野仁美(東京大学)
開会挨拶
木幡行宏(室蘭工業大学 国際交流センター長)
企画趣旨説明
清末愛砂(室蘭工業大学)
1 コロナ禍前後の外国人出入国者および在留者数におけるムスリムの態様
伊藤弘子(室蘭工業大学)
2 北海道における観光業の課題と外国人ムスリム観光客受入への取組
島崎範子(北海道庁経済部観光振興課)
3 室蘭市における外国人との共生の取組
斉藤昌志(室蘭市総務課課長)
休憩(10分)
4 パネルディスカッション
コメンテーター:
室蘭工業大学留学生
服部美奈(名古屋大学)
根岸忠(高知県立大学)
森田豊子(横浜市立大学)
閉会の挨拶
長沢栄治(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
【共催】
  • 科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(研究代表者 長沢栄治)
  • 外国法制研究会
*リンク:
https://islam-gender.jp/news/386.html
*問い合わせ先:IG科研事務局

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(オンライン) (2023年度第3回のお知らせ)

暑中お見舞い申し上げます。この度は、イスラーム国際法学をご専門とされ、現在は九州大学国際部国際戦略企画室(J-MENAオフィス)特任准教授であられる沖先生を講師にお招きし、2020年からのJ-MENA事業(日本留学海外拠点連携推進事業・中東北アフリカ拠点)におけるご経験をもとに、中東北アフリカ地域から日本への留学の現状と課題についてお話しいただきます。

今回は、オンライン配信で開催いたします。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。オンラインでのご参加の手続きは、以下のリンク先のGoogleフォームにてお願いいたします。

◆ 日時:
2023年8月18日(金)開始時間:カイロ14時から(日本時間20時から)
講演:
60分 質疑応答:30分
◆ 配信方法:
zoom
◆ 講演:
「中東北アフリカ地域から日本への留学の現状と課題:J-MENA事業(日本留学海外拠点連携推進事業・中東北アフリカ拠点)の活動を中心に」
◆ 講師:
沖祐太郎(九州大学国際部国際戦略企画室(J-MENAオフィス)特任准教授)
◆ 要旨(講師記)
文部科学省は2018年から、日本留学促進を目的に、リクルーティング機能から帰国後のフォローアップまで一貫したオールジャパンの日本留学サポート体制を実現する「日本留学海外拠点連携推進事業」を行ってきました。対象地域にはASEAN、サブサハラ、南西アジア、南米、ロシア・CISと並び、中東・北アフリカ地域も含まれておりました。私は中東・北アフリカ地域向け拠点(J-MENA)の活動を2020年度より担当して参りましたが、今年度末で本事業は終了予定です。そこで、今回の講演では中東北アフリカ地域から日本への留学生の動向につき若干の分析を交えて紹介し、本事業の成果と課題について報告させて頂きたいと思います。
●参加方法:
講演は無料となっております。参加希望者は、Googleフォームにご記入の上、送信ください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdyTHQtLFHnorm_017RBsqTr5Du5g1-k0Tlxv7bDLkEG9Ph-A/viewform?usp=sf_link

※今回の講演は金曜に開催いたしますので、曜日をお間違えのないようにご注意ください。

イスラーム地域研究・若手研究者の会8月例会のお知らせ

イスラーム地域研究・若手研究者の会では、下記の通り8月例会を開催いたします。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

8月例会の報告は京都大学大学院一貫制博士課程の中鉢夏輝さんにお願いしました。

今回の例会も前回と同様、Zoomでのオンライン開催とし、参加は事前申込制といたします。

参加をご希望の方は下記の【参加手続き】をご確認のうえ、期日までに手続きをお済ませください。

なお、イスラーム地域研究・若手研究者の会の旧ホームページおよび研究会メーリングリストは、2022年度末をもって運用を終了しました。
今後の告知は、日本中東学会のメーリングリストや、新ホームページ「イスラーム地域・若手研究者の会のブログ」、当研究会のフェイスブックページにて行ってまいります。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

日時:
8月12(土)14:00-17:00
開催方法:
オンライン開催
報告者:
中鉢夏輝(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科グローバル地域研究専攻一貫制博士課程)
コメンテーター:
阿部哲(九州大学大学院比較社会文化研究院助教)
題目:
インドネシアにおけるイスラーム環境法学の創出ーーナフダトゥル・ウラマーの法学検討を手がかりに
要旨:
本報告では、インドネシアにおける主流ムスリム団体の1つであるナフダトゥル・ウラマーが第34回全国大会で行った環境問題をめぐる法学的議論や、この議論をもとに作成したエコ・プサントレンやプラスチックごみにかんする著作を手がかりに、伝統的な法源や近代科学、環境活動家の知識を組み合わせようとするウラマーの知的営為を分析する。これを通じて、イスラーム環境法学と呼ばれる指針や実践がどのようにして創出されているのか検討していく。

【参加手続き】 参加をご希望の方は、以下のリンク先の登録フォームにてお名前とメールアドレスをご登録ください。

https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZwtcOivrToqHtFJKjLh7_g3tCNe_2Pl-Qi2

気候変動レジームと権威主義的資源国に関する研究会のお知らせ

「気候変動レジーム下における権威主義的資源国の政治体制の持続性に関する実証的研究」(科研費基盤研究C 代表:堀拔功二)では、中東・中央アジアの資源国の権威主義体制が国際的な気候変動レジームのなかでいかに持続的であるのか、そのメカニズムを実証的に明らかにすることを目的としています。この度、秋田大学で第2回目となる研究会を開催します。オープンな研究会ですので、皆様のご参加をお待ちしております。

日時:
2023年8月10日(木)13:30~17:30
場所:
秋田大学国際資源学部棟1号館 N-317号室
https://www.akita-u.ac.jp/honbu/info/magazine/outline/pdf/039.pdf
<スケジュール(予定)>
13:30-13:40 研究会趣旨説明
13:40-15:10 報告①:「湾岸諸国の気候変動対策~産油・ガス国が脱炭素を目指す理由~」 柳沢崇文(日本エネルギー経済研究所)
15:10-15:30 休憩
15:30-17:00 報告②:「環境権威主義を読む」堀拔功二(日本エネルギー経済研究所)
17:00-17:30 研究打ち合わせ(※メンバーのみ、非公開)
※準備の都合上、参加を希望される方は8月7日(月)までに堀拔(koji.horinuki[at]jime.ieej.or.jp)までご連絡下さい。※[at]を@に置き換えて下さい。
主催:
科研費基盤研究(C)「気候変動レジーム下における権威主義的資源国の政治体制の持続性に関する実証的研究」(代表:堀拔功二 課題番号:23K11598)
共催:
(一財)日本エネルギー経済研究所中東研究センター、科研費基盤研究(C)「中央アジアの電力網を事例としたエネルギー資源分配の国際公共財化の可能性」(代表:稲垣文昭 課題番号:20K01519)

ワークショップ「イスラーム諸国の「人権」規範形成と国際的な信頼醸成」のご案内

学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(イスラーム信頼学)では、下の要領にてワークショップ「イスラーム諸国の「人権」規範形成と国際的な信頼醸成」を開催いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

報告者:
池端蕗子(立命館大学、B02班公募研究者)
コメンテーター:
小野仁美(東京大学)
日時:
8月8日15:00–16:30
プログラム:
15:00–15:40 池端蕗子(立命館大学)「イスラーム諸国の「人権」規範形成と国際的な信頼醸成:イスラーム協力機構の事例から」
15:45–16:00 コメント(小野仁美・東京大学)
16:00–16:30 質疑・応答
使用言語:
日本語
開催形態:
一般公開/無料, Zoomによるオンライン開催/要事前登録
事前登録:
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZUtf-GqrzooHNUzkcioXprVCybrJi6xo9ow#/registration
要旨:
イスラーム諸国は、人権侵害の原因をイスラームという宗教そのものに還元するような規範・言説に対抗する規範を、イスラーム世界内外に積極的に打ち出す必要に迫られてきた。これはイスラモフォビアへの対応であると同時に、人権侵害の疑いから国際社会の評判を損なうことを防ぐための各国政府による政治戦略でもあった。その際に、世俗主義的な立場から宗教にもとづく暴力を否定するのではなく、あくまでもイスラームに基づいて「人権」とは何かを再解釈し、暴力に対抗する規範形成に寄与する試みが行われてきた。本発表では、イスラーム協力機構(OIC)とその下部機関の活動に焦点を当て、イスラーム諸国やウラマーがどのように国際的に結びつき、人権概念の再解釈と人権に関する国際的な合意形成を行っているかを明らかにする。
共催:
学術変革領域研究(A)
思想と戦略が織りなす信頼構築(代表:山根聡、20H05828)、基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治、20H00085)
お問い合わせ:
藻谷悠介 motani.hmt[at]osaka-u.ac.jp

「大エジプト博物館のいま――ファラオの至宝をまもる2023」のお知らせ

みんぱくでは、8月5日に一般公開イベント「大エジプト博物館のいま――ファラオの至宝をまもる2023」を開催いたします。
対面・オンラインでご参加頂けます。(要事前登録・7月27日締め切り)

日時:
2023年8月5日(土)13:30~16:45(開場12:30)
場所:
国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
言語:
日本語(英語・アラビア語からの逐次通訳あり)

イベントの詳細と参加申込はこちらから:
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/44476

7月

成蹊大学アジア太平洋研究センター主催講演会のご案内

成蹊大学アジア太平洋研究センターでは、7月29日(土)に下記の要領で講演会を開催いたします。日本史・中国史・西アジア史・中央アジア史等「アジア史」に関する講演をそろえました。参加費は無料です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

「アジア史探訪:史料の杜をゆく」

(公式ウェブサイト:https://www.seikei.ac.jp/university/caps/events/2023/14971.html

主催:
成蹊大学アジア太平洋研究センター
日時:
2023年7月29日(土)14:00ー16:30
場所:
成蹊大学4号館ホール(400人収容)
登壇者:
樋口真魚(成蹊大学)、久保茉莉子(埼玉大学)、佐々木紳(成蹊大学)、小松久男(東洋文庫)
司会:
中野由美子(成蹊大学)
関連書籍:
成蹊大学文学部学会編『歴史の蹊、史料の杜:史資料体験が開く日本史・世界史の扉』(風間書房、2023年)(書籍情報のリンク先: https://www.kazamashobo.co.jp/products/detail.php?product_id=2499

*本講演会に関するお問い合わせは、成蹊大学アジア太平洋研究センター事務室( )または成蹊大学・佐々木紳( )までお願いします。

公開企画「UNRWAの歩みとパレスチナ問題」開催のお知らせ(7/29 14:00-16:30)

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)との共催で、公開シンポジウム「UNRWAの歩みとパレスチナ問題:日本のパレスチナ難民支援70周年を迎えて」を開催します。

参加費は無料ですが、参加のためには事前の申込が必要です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

◆◆UNRWAの歩みとパレスチナ問題:日本のパレスチナ難民支援70周年を迎えて◆◆

[日時]
2023年7月29日(土)14:00~16:30
[登壇者]
清田明宏(UNRWA保健局長)
酒井啓子(千葉大学)
錦田愛子(慶應義塾大学)
江﨑智絵(防衛大学校)
[モデレーター]
荻上チキ(評論家・ラジオパーソナリティ)
[会場]
東京大学駒場キャンパス18号館ホール
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)
[参加申込・詳細]
次のページをご参照ください
https://www.unrwa.org/japan70th/seminar2023/
[共催]
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
[後援]
東京大学持続的平和研究センター(RCSP)、東京大学持続的開発研究センター(RCSD)
[問い合わせ先]
東京大学中東地域研究センター
03-5465-7724 /

オンラインミートアップシリーズ Coffee Time Series 第12回「実践!アカデミアのためのアサーティブ・コミュニケーション」7/24(月)18:00-

7月24日(月)の日本時間18時から、第12回Coffee Time Seriesを開催します。

研究にまつわる楽しさや悩みをリラックスした形でカジュアルに話し合える場を作りたいという思いで始まったオンラインミートアップシリーズの第12回です。
今回は、「実践!アカデミアのためのアサーティブ・コミュニケーション」をテーマに、アサーティブ・コミュニケーション研究の第一線でご活躍されている堀田美保先生(近畿大学)をゲストにお招きします。
イベントでは、参加者のワークショップ・実践を交えながら、堀田先生によるトークが行われます。
研究に携わる様々な人たちが、アサーティブ・コミュニケーションのスキルを身につけ、研究環境で実践できるようになるだけでなく、研究者とりわけ横のつながりが希薄になりがちな若手研究者や大学院生が大学や分野を横断して交流し、気軽に相談できる・悩みを共有できる場をつくれたらと考えています。

ぜひお気軽にご参加ください。

【イベント詳細ページ】
https://historiansworkshop.org/2023/06/29/cts-assertiveness/

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

「シャリーアと近代」令和5年度第3回(通算第113回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、科研費(基盤B)「中東における協働・共有の法制と実態:組合と財産共有」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

皆さまのご参加をお待ちしております。

「シャリーアと近代」令和5年度第3回(通算第113回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

下記日程にて今年度第3回(通算第113回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※対面とオンラインのハイブリッド開催になります。
なお、対面参加は、研究会メンバーに限らせていただきます。
ほかの参加予定の方にはZoom招待状を送ります。

日時:
2023年7月21日(土)12:30~17:00
会場:
(公財)東洋文庫 7階会議室 +オンライン
テクスト:
第10編の訳語検討(第1062条~)

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

UTCMESセミナー「セネガルの宗教運動バイファルによる托鉢とウォロフ語の説教」開催のお知らせ(7/15 15:00-16:30)

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、日本学術振興会特別研究員(PD)の池邉智基様を講演者としてお迎えし、「セネガルの宗教運動バイファルによる托鉢とウォロフ語の説教」とのタイトルで公開講演を開催します。

このセミナーには、どなたでも無料でご参加頂くことができます。
ぜひご参加下さいましたら幸いです。

◆◆UTCMESセミナー◆◆

[日時]
2023年7月15日(土)15:00~16:30
[講演者]
池邉智基(日本学術振興会特別研究員PD) 司会:木村風雅(UTCMES)
[タイトル]
セネガルの宗教運動バイファルによる托鉢とウォロフ語の説教
[会場]
東京大学駒場キャンパス 18号館コラボレーションルーム1(4階)
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)
[参加申込]
以下のURLよりお申し込み下さい。
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/2023/06/15/seminar_230715/
[主催]
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
[問い合わせ先]
東京大学中東地域研究センター(UTCMES) 03-5465-7724 /

SRC 2023 Summer International Symposium "The Phase of Catastrophe: The Crisis of the 14th Century in Afro-Eurasian Context."

北海道スラブ・ユーラシア研究センターは、2023年度夏期国際シンポジウム「崩壊の局面:アフロ・ユーラシアから「14世紀の危機」を思考する」を、7月13日(木)および14日(金)の2日間にわたって開催いたします(原則対面のみ)。

世界史を転換させた契機の1つとも言われる「14世紀の危機」について、分野横断的に、モンゴル帝国史や地域間ネットワーク、気候変動や黒死病などをテーマに議論する場となります。御関心の向きはぜひ、初夏の札幌に足をお運びください。参加登録は以下のサイトからお願いいたします。

日本語:
https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/sympo/2023summer/index-j.html
English:
https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/sympo/2023summer/index.html

東文研セミナー(2023年7月13日)のご案内

以下のように東文研セミナーを開催いたしますのでご案内申し上げます。
ご参加をお待ち申し上げております。

東文研セミナー(2023年7月13日)のご案内

東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」は東文研セミナーをオンラインで開催いたします。

発表者:
佐藤紗良博士(日本学術振興会特別研究員PD)
演題:
「19世紀ドイツにおけるアルハンブラ様式とその伝播」
スペイン、アルハンブラ宮殿の建築装飾群は19世紀のヨーロッパにおいて「アルハンブラ様式」とも言える一大ムーブメントを引き起こした。中でもイギリスにおける流行が有名だが、大きく取り上げられることのなかったドイツにも近年目が向けられ始めている。本発表では特にドイツのアルハンブラ様式に大きな影響を与えた建築家カール・フォン・ディービッチュ(Carl von Diebitsch, 1819-1869)に着目し、アルハンブラから受けた影響及び彼のドイツ内での作品とアルハンブラ様式の浸透にかんして検証を行う。
日時:
2023年7月13日(木)19時30分〜21時

佐藤紗良博士は、アルハンブラ宮殿の近代における修復作業について詳細な研究を行い、大阪大学大学院文学研究科文化表現論専攻にて博士号を取得されました。グラナダ考古学建築研究所の客員研究員、大阪大学未来戦略機構第一部門特任助教等を経て、今年度まで東洋文化研究所で日本学術振興会特別研究員を務められます。近年ではアルハンブラ宮殿の建築が19世紀以来ヨーロッパの人々にどのように認識されていたかにも注目し、さらに研究を広げていらっしゃるところです。現在調査中のヨーロッパからのご発表となるため、遅い時間とはなりますが、奮ってご参加くださいますようご案内申し上げます。

つきましては、以下のGoogleフォームにご登録くださいましたら、前日までにオンライン発表URLをお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

https://forms.gle/h6Zhk5qNcAG1m8KW8

東京大学東洋文化研究所班研究「イスラーム美術の諸相」

桝屋友子

お問い合わせ先(masuya(at)ioc.u-tokyo.ac.jp)

7.10中東情勢オンライン講演会(前田 哲 駐カタール大使)

中東調査会では、下記の要領でZoomによるオンライン講演を行います。詳細と参加お申込みについては末尾のURLからご確認ください。

日時:
2023年7月10日(月)15:00~16:30(日本時間)
講師:
前田 哲(駐カタール特命全権大使)
演題:
「カタールのいま~国際社会で存在感を増す湾岸の小国~(仮)」

https://www.meij.or.jp/event/203.html

Majlis@Waseda: Biking One Lap Around the World for Africa's Last Colony, 11th July, 2023

We are delighted to announce that The Chair of the State of Qatar in Islamic Area Studies at Waseda University will be organizing the Majlis@Waseda on 11th July, 2023, featuring a distinguished talk titled "Biking One Lap Around the World for Africa's Last Colony". For your convenience, we're sharing some specific details about this event:

Topic:
Biking One Lap Around the World for Africa's Last Colony
Speakers:
Sanna Ghotbi and Benjamin Ladraa

Sanna and Benjamin are two Swedish human rights defenders biking one lap around the world to raise awareness about Africa's last colony Western Sahara, which has been occupied by Morocco since 1975, and the indigenous people, the Sahrawis, suffer grave human rights violations. Because Morocco forbids journalists from entering, there is little knowledge of the situation of Western Sahara under occupation. To change that, Sanna and Benjamin are now biking through 40 countries for over two years. In this event, they will talk about their tour and Western Sahara.

*Sanna Ghotbi is a human rights activist from Gothenburg, Sweden who has worked with a range of issues. She was elected in the city council of Gothenburg where she put forward many policy changes for the rights of undocumented migrants, unaccompanied refugee youth and women suffering domestic abuse. She has worked with indigenous groups in Ecuador and Colombia. She co-founded a democracy lab that works with promoting participatory democracy, increasing citizen's power of local decision-making in places like New York, Chicago and Sweden focusing on underfunded communities, youth and people of color. Both her parents are political activists from Kurdistan, Iran and Sanna is working on a book about their life and has the goal of uniting the Kurdish, Palestinian and Sahrawi struggle together, along with all other occupied groups. Her main passion is to change the way democracy works so that those that are most affected by political decisions are the ones making them.

*Benjamin Ladraa is a human rights activist from Umea, Sweden. He walked 4800 km during 11 months from Sweden to Palestine to raise awareness about the occupation. He did a speaking tour in the US and UK about his journey that got major attention. He biked 2000 km from Gothenburg to Abisko to raise fund for prosthetics to disabled children in Gaza through the PCRF - Palestine Children's Relief Fund. He walked 500 km from Gothenburg to Stockholm to advocate for refugee rights in Sweden. During the pandemic he organized a series of webinars about Western Sahara and intersectional solidarity which are available on Solidarity Rising's YouTube Channel. His main passion is advocating for oppressed people's and working to unify struggles in order to strengthen movements for justice.

Date:
11th July 2023
Time:
17:30-19:00
Venue:
Waseda University, Waseda Campus, Building 3, Room 801

*Please be informed that this event will be conducted as an in-person ONLY gathering

To participate, kindly pre-register at https://forms.gle/fRxwwsshcL6dLzQb7
Visit https://www.waseda.jp/top/qatarchair for event details.

* Majlis are 'sitting places' where community members gather to discuss and debate events and issues, exchange news, receive guests, socialize and be entertained in Arab societies

We look forward to your participation.

Sincerely,
The Qatar Chair at Waseda Team

公開企画「ウクライナ危機下のイラン・イスラエル・米国」開催のお知らせ(7/8 15:00-17:00)

特定非営利活動法人「パレスチナ子どものキャンペーン」との協力のもと、公開セミナー「ウクライナ危機下のイラン・イスラエル・米国」を7月8日(土)に開催します。
講師に放送大学名誉教授の高橋和夫先生、登壇者にサントゥール演奏家の岩崎和音さまを迎え、講演と演奏の2本立てで中東を学ぶ企画です。

参加費は無料ですが、参加のためには事前の申込が必要です。
多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

◆◆ウクライナ危機下のイラン・イスラエル・米国◆◆

[日時]
2023年7月8日(土) 15:00~17:00
[登壇者]
高橋和夫(放送大学 名誉教授)、岩崎和音(サントゥール演奏家)
[会場]
東京大学駒場キャンパス18号館ホール
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)
[参加申込・詳細]
次のページをご参照ください
https://ccp-ngo.jp/news/#1486
[共催]
パレスチナ子どものキャンペーン・東京大学中東地域研究センター
[問い合わせ先]
パレスチナ子どものキャンペーン事務局
03-3953-1393 /

東文研セミナー「オスマン史研究会第12回定例大会(7/8)」のお知らせ

この度、東文研セミナー「オスマン史研究会第12回定例大会」を、下記の要領で2023年7月8日(土)に対面とオンラインのハイブリッド開催することとなりました。

第12回の研究会では、東京外国語大学の岩田和馬さんと関西大学の澤井一彰さんに報告をお願いしました。両報告とも、オスマン朝下イスタンブルの社会経済史がテーマとなりました。岩田さんは博士論文構想の一部である18世紀イスタンブルの木炭供給と木炭商人組合について、澤井さんは現在取り組んでいるテーマであるオスマン帝国の飲酒の歴史について報告される予定です。奮ってご参加ください。ご関心のある方は、どなたでも無料で参加できます。

なお、研究所棟の玄関は施錠されていますので、開始時刻までにご来場くださるようお願いいたします。

参加希望者は、下記の参加申込フォームにて、「対面で参加する」または「オンラインで参加する」のどちらかをお選びください。

日時:
2023年7月8日(土) 13:30〜17:50
会場:
東京大学東洋文化研究所3階大会議室/Zoom
参加方法:
参加希望者は、必ず下記のURLにアクセスして参加申込フォームに記入してください。開催日前日までに、オンラインミーティングのIDとパスコードをメールでお送りします。
参加申込フォーム:https://forms.gle/TXEAxWHDMtaA17mS6
※申込期限:
2023年7月7日(金)18:00
プログラム:
司会 秋葉淳
13:30〜13:40 司会挨拶
13:45〜15:05 岩田和馬(東京外国語大学)
「18世紀オスマン帝国イスタンブルにおける木炭供給と木炭商人組合」
15:45〜17:05 澤井一彰(関西大学)
「飲んで捕われ、捕らえて飲んで―スレイマン1世治世末期のガラタにおける飲酒記録―」
17:20〜17:50 総合討論

※このセミナーは科研費基盤研究(B)「オスマン帝国における社会階層とジェンダーに関する国際共同研究」(20H01322) の支援を受けて開催されます。

連絡先 秋葉淳 j-akiba(a)ioc.u-tokyo.ac.jp ※(a)を@に変えて下さい。

23年度日本イスラム協会前期公開講演会のお知らせ

日本イスラム協会では,下記の通り,オンラインによる公開講演会を行います。
どうぞ奮ってご参加下さい(協会HP: https://www.islamkyokai.org/openlecture でもご確認頂けます)。

「中東の食糧危機」

ウクライナ戦争の長期化によって拍車がかかった世界の食糧危機は,中東・アフリカにも深刻な影響を与えています。本講演会ではこの問題を地域の政治・経済および地政学の観点からお話しいただきます。

【日時】
2023年7月8日(土)午後14時00分~16時50分(質疑応答含む)
【場所】
ZOOMウェビナーによるオンライン開催
講演者と演目
  • 福富満久氏(一橋大学教授)「中東・北アフリカ政治経済と食糧危機ー現地調査をふまえて―」
  • 井堂有子氏(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニアフェロー)「黒海穀物の1年と中東・アフリカ」
参加方法:
登録フォーム(https://forms.gle/z5XqkJdoSbMYq5Ab9)より、7月6日(木)までにお申し込みください。前日までに参加用リンクをご登録のe-mailアドレスにお送りします。
問い合わせ先:
一般社団法人日本イスラム協会 事務局
Tel.& Fax. 03-5841-3778 e-mail:
〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1
東京大学 イスラム学研究室内

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Hybrid) (2023年度第2回のお知らせ)

前略、日本では梅雨の鬱陶しい日々をお過ごしのことと存じます。この度は、印パ情勢に詳しい金子先生を講師にお招きし、カシミール紛争についてお話しいただきます。かつてカシミールはムガル朝皇帝たちが広大な庭園を築いた緑あふれる避暑地でした。あちこちで紛争が絶えませんが、カシミールそして世界に平穏が訪れる日を心待ちにしております。

金子先生は、大学時代にヒンディー語を専攻され、ニューデリー支局を経て、2023年3月にカイロ支局長に着任されました。着任されて以来、エジプトや中東のさまざまなニュースを発信していらっしゃいます。

https://mainichi.jp/reporter/kanekojun/

今回は、前任地でのご経験をもとに、カシミールの状況を解説していただきます。慣例のオンライン配信だけではなく対面を加え、ハイブリッドで開催いたします。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。オンラインでのご参加の手続きは、いつも通りご連絡いただきたいと思います。一方、事務所にご来所いただける方は、別途ご連絡をいただきたく、下欄にご案内いたします。

草々

日時:
2023年7月7日(金)開始時間:カイロ14時から(日本時間20時から)
講演:
60分 質疑応答:30分
配信方法:
ハイブリッドzoom 対面;日本学術振興会カイロ研究連絡センター
講演:
「カシミール紛争とは」
講師:
金子 淳(毎日新聞カイロ支局長)
要旨(講師記)
インドとパキスタンは1947年の分離独立以来、カシミール地方の領有権を巡って対立を続けています。しかし、カシミール紛争には印パ対立という国家間の争いだけでなく、インド側カシミールの地元住民とインド政府との争いという側面もあります。カシミールではいまも「解放」を求める武装勢力が暗躍しており、インド政府は数十万人規模の治安部隊を常駐させています。2019年には自治権をはく奪して州を解体し、連邦直轄領とする憲法改正も強行されました。ニューデリー特派員として16~17年にカシミールで反インド政府の抗議デモを取材した経験をもとに、カシミール紛争とは何なのか、分かりやすく解説できればと思います。
参加方法:
講演は無料となっております。 オンラインでの参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、メール 宛に前日までに必ずお申込みください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします。
対面での参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、メール 宛にご連絡ください。なお、事務所にてご参加いただけますみなさまには、講演終了後に講師との懇親の時間を設けさせていただきたいと存じます。

※今回の講演は金曜に開催いたしますので、曜日をお間違えのないようにご注意ください。

CSEASジェンダー・セミナーのご案内(Prof. Patricia Sloane-White)

このたび京都大学東南アジア地域研究研究所主催のジェンダー・セミナーに、マレーシアにおけるイスラーム・企業活動・ジェンダーに関するご研究で知られるパトリシア・スローン=ホワイト先生 Prof. Patricia Sloane-White(デラウェア大学)をお迎えし、2回にわたってお話いただくこととなりました。以下にご案内申し上げます。

オンライン参加も可能となっておりますところ、皆さまのご参加をお待ちしております。

どうぞよろしくお願いいたします。

【CSEAS Gender Seminars 2023 with Prof. Patricia Sloane-White】

2023年7月4日(火)16:00-17:30
Seminar 1) Frontiers of Gender Studies in Asia
"Gendering Sharia in the Muslim Workplace: Corporate Islam in Malaysia"
会場:
京都大学本部キャンパス 総合研究2号館 4階 AA447会議室
オンライン参加可
参加登録:
https://forms.gle/aMhtUUiXTdqdMnRk9
詳細情報はこちらです→ https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/event/20230704/
2023年7月11日(火)12:00-14:00
Seminar 2) Seminar on Gender Issues in Academia In Conversation with Professor Patricia Sloane-White. "Growing a Strong Department of Women and Gender Studies”
会場:
京都大学稲盛財団記念館 2階 213セミナー室
オンライン参加可
参加登録:
https://forms.gle/3zZLqFZwtocEcECG8
詳細情報はこちらです→ https://kyoto.cseas.kyoto-u.ac.jp/event/202307011/
About the Speaker:
Professor Patricia Sloane-White is a social anthropologist who earned her Bachelor's Degree in Anthropology at Amherst College, her M.A. in Anthropology at Princeton University, and her DPhil at University of Oxford. She is a professor of anthropology and chair of the Department of Women and Gender Studies with joint appointments in Asian Studies and Islamic Studies at the University of Delaware, USA. She has been teaching at the University of Delaware since 2002, and prior to that was teaching tutorials in Social Anthropology at Oxford University, served as a post-doctoral researcher at the National University of Malaysia (UKM), and is the recipient of two Fulbright Awards. She has researched Islam, Muslim entrepreneurship, and corporate business in Malaysia for nearly 30 years and has written numerous articles on the Malaysian Muslim middle class, gender, shariah, zakat, and the Muslim workplace. The author of Islam, Modernity and Entrepreneurship among the Malays (Palgrave/Macmillian 1998), her recent book, the winner of several awards in law and religion, is Corporate Islam: Sharia and the Modern Workplace (Cambridge University Press, 2017). The book was translated into Turkish in 2021. She served as the Chair of the Malaysia, Singapore, Brunei Studies group, a section of the Association for Asian Studies in the U.S. for four years until 2022 and currently serves as a member of its Executive Committee.

SRCセミナー:マリ・ファヴロ先生『オルド』ブックトーク

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センターでは、下記の要領でマリ・ファヴロ先生の近著『オルド』のブックトークを開催いたします。

日時:
2023年7月4日(火)17:00-18:30
講演者:
マリ・ファヴロ(パリ・ナンテール大学)
討論者:
長峰博之(小山工業高等専門学校)
題目:
The Horde: How the Mongols Changed the World. Cambridge MA: Harvard University Press, 2021
会場:
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター大会議室(403)

https://src-h.slav.hokudai.ac.jp/jp/seminors/src/2023.html#230704

この書はジョチ・ウルス史待望の英語モノグラフで、すでに高い評価を得ているものです。ディスカッサントには現在同書の日本語訳を準備されている長峰博之先生にお越しいただきます。この貴重な機会、御関心の向きはどうぞ初夏の札幌に足をお運びください。

THE POWER OF BOOKS——女性がつくる書店と出版社/Bookstores and publishers created by women

7月2日(日)の午後、東京兜町のBook Lounge Kableにて、以下の通りセミナーを開催します。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

*詳細はこちらより: https://islam-gender.jp/news/383.html

THE POWER OF BOOKS - 女性がつくる書店と出版社
THE POWER OF BOOKS - Bookstores and publishers created by women

*申込フォーム(Peatixより):https://peatix.com/event/3611015/view

エジプト、モロッコ、日本で、女性たちがつくった書店や出版社が話題になっています。本イベントでは、つくり手となった3人をお迎えし、創業や経営にまつわる経験や、「本を通して世界を変える」という共通の思いについてお話しいただきます。電子化が進み、さまざまなメディアを通して情報があふれる今、本の持つ力~ THE POWER OF BOOKS とは一体何なのでしょうか。そしてフェミニズムの可能性とは? ご参加の皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

日時:
7月2日(日)14:00-16:00(13:45開場)
会場:
Book Lounge Kable[カブル]
東京都中央区日本橋兜町7番1号
アクセス:
東京メトロ東西線「茅場町」駅直結【出口11】

【お申し込み】

▼Peatixより:
https://peatix.com/event/3611015/view

[登壇者]※逐次通訳がつきます。
ナディア・ワーセフ(エジプトの書店「ディーワーン」創業者)
2002年に共同設立されたエジプト初のモダンな書店「Diwan(ディーワーン)」の創業者。1974年、エジプト・カイロ生まれ。ロンドン大学バークベック校でのクリエイティブ・ライティングの修士号、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院での人類学の修士号、カイロ・アメリカ大学での英語および比較文学の修士号の三つをもつ。ディーワーンを設立する前は、「女性器切除対策プロジェクトチーム」や「女性と記憶フォーラム」で調査やアドボカシー活動に従事していた。2014年、2015年、2016年に『中東版フォーブス』の中東で最もパワフルなアラブ女性200人に選ばれたほか、『タイム』誌などの雑誌でも取り上げられている。
ヤスミナ・ナジ(モロッコの出版社「クルテ」&アートセンター設立者)
モロッコ・フランス人。キュレーター、出版社「クルテ(Kulte)」の創設者。1980年、モロッコ・ラバト生まれ。ソルボンヌ大学(旧パリ第4大学)の政治哲学科を卒業
道徳および政治哲学の修士号と編集顧問の修士号。2013年、モロッコにて出版社「クルテKulte)」を設立。フェミニズム、性的少数者問題、人種問題などマイノリティを扱った書籍をアラビア語、フランス語、英語などで出版している。アートセンター「Kulte Center for Contemporary Art & Editions」も同時に運営しており、Kulte は現在、北アフリカで最も意欲的な出版社およびアートセンターの1つとして認識されている。
松尾亜紀子(フェミニズムの本を届ける出版社「エトセトラブックス」創業者)
エトセトラブックス代表・編集者。1977年生まれ。出版社で編集者として15年勤めたのち、2018年に独立してエトセトラブックスをスタート。刊行物に、フェミマガジン「エトセトラ」、『痴漢とはなにか』(牧野雅子著)、『フェミニズムはみんなのもの』(ベル・フックス、堀田碧訳)などがある。2021年、同名のフェミスト書店をオープン。2019 年に始まり全国に広がった、性暴力に抗議する「フラワーデモ」を呼びかけた一人でもある。
[コーディネーター]
  • 後藤絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
  • 鳥山純子(立命館大学国際関係学部)

・共催:科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治・東京外国語大学)

グローバル地中海ワークショップ「アフリカ、中央ユーラシアをめぐる文化の環流」

グローバル地中海地域研究AA研拠点では、下記のようにワークショップ「アフリカ、中央ユーラシアをめぐる文化の環流」を開催いたします。
中東を挟んだ二つの地域にまたがる文化の環流について論じる予定です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

グローバル地中海ワークショップ「アフリカ、中央ユーラシアをめぐる文化の環流」

日時:
2023年7月1日(土)13:30-17:00
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3F304号室、およびオンライン
プログラム
13:30-13:40 近藤信彰(AA研)趣旨説明
13:40-15:00 苅谷康太(東京大学)「初期ソコト・カリフ国におけるマフディー思想」
15:10-16:30 坂井弘紀(和光大学)「テュルク英雄叙事詩の特徴『アルパムス・バトゥル』を例に」
16:30-17:00 総合討論
使用言語:
日本語
参加費:
無料
事前登録が必要です。
参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。
https://forms.gle/wYT4CPGHW2ruCBAz5
申し込み期限:
6月30日(金)正午
※オンラインでの参加を登録をされた方には6月30日中にZoomのurlをお知らせします。
主催
グローバル地中海地域研究AA研拠点
お問い合わせ:

6月

二人の中東出身フェミニストの対話/A Dialogue Between Two Middle Eastern Feminists

6月29日(木)の夕方、立命館大学衣笠キャンパスにて、以下の通りセミナーを開催します。ふるってご参加ください。

*詳細はこちらより: https://islam-gender.jp/news/382.html

セミナー:
二人の中東出身フェミニストの対話:社会変革、本、そしてフェミニストとして生きること
A Dialogue Between Two Middle Eastern Feminists: social changes, books, and forming feminist selves.

2011年に中東を席巻した民主化運動の高まりは、日本でも「アラブの春」として注目を集めました。一方、あまり知られていないのが、そうした大きな社会変革以前から、中東で多様な人々による社会変革の試みが行われてきたことです。それらは政権の転覆をもたらすような政治的インパクトはもたなかったかもしれませんが、人々の生活に大小の影響を与えました。本講演会では、エジプトとモロッコで、それぞれに社会を変えようと取り組んできた二人の女性をお招きし、彼女たちにとっての社会変革、その道具としての本、さらには自らが中東でフェミニストとして生きることについてお話を伺います。

彼女たちが目指す社会とは、社会変革についての思いとは、フェミニストを名乗ることの意義とは。二人の対話を通じて、私たち一人ひとりにとっての社会変革や、フェミニストとして生きることについて考えてみたいと思います。

日時:
6月29日(木) 17:30-19:30 (最長20:00まで)
会場:
立命館大学衣笠キャンパス 平井嘉一郎記念図書館カンファレンスルーム
キャンパスマップ(https://www.ritsumei.ac.jp/campusmap/kinugasa/)内1番
言語:
日本語・英語(逐次通訳が付きます)
参加費:
無料

[申込]参加をご希望の方は2023年6月27日(火)までに下記のフォームにてお申し込み下さい。
申込フォーム:https://forms.gle/eKVcXBV1Y44uo4Rh8

◆登壇者
  • ナディア・ワーセフ(エジプトの書店「ディーワーン」創業者)
  • ヤスミナ・ナジ(モロッコの出版社「クルテ」&アートセンター設立者)
◆聞き手
  • 鳥山純子(立命館大学国際関係学部、中東ジェンダー研究者)
  • 後藤絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、現代イスラーム研究者)
【プログラム】
17:30-18:00 活動紹介
◇二人の登壇者の活動紹介。
18:00-18:40 トークタイム
◇エジプト×モロッコでの経験をうかがいます。
18:40-19:30 質問タイム
◇皆さんからの質問やコメント、フロアを交えてのディスカッションの時間。
[登壇者紹介]
ナディア・ワーセフ(Nadia Wassef)
2002年に共同設立されたエジプト初のモダンな書店「Diwan(ディーワーン)」の創業者。1974年、エジプト・カイロ生まれ。ロンドン大学バークベック校でのクリエイティブ・ライティングの修士号、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院での人類学の修士号、カイロ・アメリカ大学での英語および比較文学の修士号の三つをもつ。ディーワーンを設立する前は、「女性器切除対策プロジェクトチーム」や「女性と記憶フォーラム」で調査やアドボカシー活動に従事していた。2014年、2015年、2016年に『中東版フォーブス』の中東で最もパワフルなアラブ女性200人に選ばれたほか、『タイム』誌などの雑誌でも取り上げられている。
ヤスミナ・ナジ(Yasmina Naji)
モロッコ・フランス人。キュレーター、出版社「クルテ(Kulte)」の創設者。1980年、モロッコ・ラバト生まれ。ソルボンヌ大学(旧パリ第4大学)の政治哲学科を卒業
道徳および政治哲学の修士号と編集顧問の修士号。2013年、モロッコにて出版社「クルテKulte)」を設立。フェミニズム、性的少数者問題、人種問題などマイノリティを扱った書籍をアラビア語、フランス語、英語などで出版している。アートセンター「Kulte Center for Contemporary Art & Editions」も同時に運営しており、Kulte は現在、北アフリカで最も意欲的な出版社およびアートセンターの1つとして認識されている。
[コーディネーター]
  • 鳥山純子(立命館大学国際関係学部)
  • 後藤絵美(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
  • 立命館大学国際言語文化研究所 重点プロジェクトA2 ジェンダー研究会
[共催]
  • 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
  • 立命館大学国際言語文化研究所 重点プロジェクトA2 ジェンダー研究会
  • 科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表:長沢栄治・東京外国語大学)

6月29日「中東大使を囲む会」のご案内

中東調査会は、4年ぶりとなる「中東大使を囲む会」を6月29日に開催致します。詳細は以下URLをご覧ください。

https://www.meij.or.jp/event/199.html

中東・北アフリカ諸国に駐在されている大使の皆様が一堂に会することから、現地で活躍される大使の方々と中東に関心をお持ちの関係者の方々が有益な懇談を行う機会になることと存じますので、是非ともご出席賜りますようご案内申し上げます。

第20回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会のご案内

下記の要領で、科研費(基盤研究(B))「ロシア帝国領中央ユーラシアにおける家族と家産継承」(22H00702)により、第20回近代中央ユーラシア比較法制度史研究会を開催いたします。今回も、オンサイト会場とオンラインを組み合わせた形で開催いたします。ぜひともご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
あわせて、科研費による共同研究の打ち合わせ会議も行います。特に科研費のメンバーの方には、ご参加いただけますと幸いです。

日時:
2023年6月24・25日(土・日)
24日(土) 13:30~18:00 25日(日) 10:00~12:00
場所:
京都大学文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター羽田記念館
(京都市北区大宮南田尻町13、
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/ceschi/hkk-top/
オンライン(Zoomミーティング)
※25日(日)・研究打ち合わせ会議の場所:ふれあい貸し会議室 京都FORUM B-505 (京都市中京区西魚屋町607)

【プログラム】

24日(土)
13:30~15:45
「トルキスタン統治規程」研究会
16:00~18:00
研究報告:
出川 英里 氏 (千葉大学大学院人文公共学府博士後期課程)
「19世紀後半のエジプト混合裁判所における法の運用:差押えられた財産の返還請求訴訟を事例として」
討論者:
堀井 聡江 氏 (桜美林大学リベラルアーツ学群)
竹村 和朗 氏 (高千穂大学人間科学部)
司会:
磯貝 真澄 (千葉大学大学院人文科学研究院)
(17:00~18:00 討論と議論)
18:30~
懇談会
25日(日)
10:00~12:00 研究打ち合わせ会議
※場所:ふれあい貸し会議室 京都FORUM B-505

ご参加の方、とくに京都大学羽田記念館でご参加の方は6月7日(水)まで、またオンラインでご参加の方は6月21日(水)までに、次の参加申し込みのGoogleフォームにアクセスし、必要事項を送信してください。Zoomミーティングへの接続に必要な情報等をご連絡いたします。
京都大学羽田記念館でご参加の方は、参加申し込みフォームの「備考」で、旅費についてもお知らせください。

https://forms.gle/1JXgJ2NdN7QNCzXz6

お問い合わせは、次の事務連絡先までお願いいたします。

……事務連絡先: 磯貝真澄(isomasu3☆mbe.nifty.com)

連絡先:
磯貝健一 京都大学大学院文学研究科
〒606-8501 京都市左京区吉田本町 E-mail: keisogai1230☆gmail.com

※メールアドレスの☆は半角アットマークに書きかえてご利用ください。

海外学術調査フォーラム(外語大AA研)開催のご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所では、2023年6月24日(土)に、「海外学術調査フォーラム」を、以下の通り対面にて開催します。

日時:
2023年6月24日(土) 13:00-17:30
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
13:00-14:00
全体会議「科学研究費の執行についての説明と質疑応答」
講演:
日本学術振興会担当者
14:10-15:30
ワークショップ:共通テーマ「デジタル時代のフィールドサイエンスと共同研究の可能性」
報告1:
矢原 徹一(九州オープンユニバーシティ)「東南アジアの植物多様性を調べる-ゲノム解析とアジア太平洋生物多様性観測ネットワーク」
報告2:
飯田 卓(国立民族学博物館) 「フィールドサイエンスにおける一次資料のアーカイビング―学術知デジタルライブラリの軌跡」
報告3:
星 泉(AA研)「チベット牧畜民の伝統文化のフィールドアーカイビング」
15:40-17:10
テーマ別分科会
17:15-17:30
ラウンドテーブル

海外学術調査フォーラムの詳細については、こちらをご覧ください。
https://gisr-forum.aa-ken.jp/
参加登録期間は、4月10日(月)~6月21日(水)正午で、参加登録フォームは以下となります。
https://forms.gle/x4kGHBKVRZTqpyrS9

本フォーラムは、全国の研究者が、個別の学問分野を越えて、また、文理の境界も越えて、 海外学術調査にともなう様々な情報交換や交流を目的に開催するもので、今年で40周年を迎えます。個別のフィールド調査で豊かな経験を積まれた研究者、これから新たなフィールド調査を行おうとする研究者、 近い将来フィールド調査研究を計画している若手研究者などによる情報交換や研究ネットワーク構築の機会となっています。
皆さまのふるってのご参加をお待ちしております。

【問い合わせ先】
gisr [at] aa.tufs.ac.jp

6月24日(土)立命館AJI連続セミナー「多極化する世界と核拡散問題」のご案内

立命館大学アジア・日本研究所(AJI)より、6月24日(土)に開催されます「立命館AJI連続セミナー『多極化する世界と核拡散問題』のご案内です。
皆さまのご参加を、心よりお待ち申し上げております。

2023年度 立命館大学アジア・日本研究推進プログラム
朝鮮戦争停戦70周年連続セミナー第3回
「多極化する世界と核拡散問題」

1. 講師:

田中浩一郎(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授)

【略歴】

1989年外務省在イラン日本国大使館専門調査員、1992年財団法人中東経済研究所副主任研究員。同主任研究員を経て、1998年外務省国際情報局分析2課専門分析員。1999年からは、国際連合アフガニスタン特別ミッション政務官を務めた。日本エネルギー経済研究所常務理事兼中東研究センター長を経て、現在慶應義塾大学にて勤務。

2. 日時:

2023年6月24日(土) 15時-18時

3. 会場:

立命館大学大阪梅田キャンパスおよびZoomウェビナー

4. 主催:

立命館大学アジア・日本研究推進プログラム
協力:立命館大学コリア研究センター、立命館大学東アジア平和協力研究センター
※本講演会は、JSPS科研費20K13446の助成を受けたものです。

5.言語

日本語および英語(日英同時通訳)

【重要】本セミナーでは、Zoom上で英語⇔日本語の同時通訳をご利用いただけます。会場での通訳のご利用をご希望の方は、Zoomが利用可能な端末(PCやスマートフォン)とイアフォンをご持参ください。

6.参加方法

無料、事前登録必要(6月22日まで)

※対面:20名様、オンライン:100名様(先着順)

【重要】事前登録時、「質問とコメント欄に対面参加かオンライン参加か必ずご入力」のほどお願いいたします。

事前登録はこちらから↓

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-Lr8Jg-CRHqGv8ovHsIlpA

7.プログラム

受付(事前登録後にお送りするリンクおよびパスワードにて、14時55分頃にサインインください)

※プログラムは予告なく変更される場合があります。

1.第1セッション(15:00-16:15)
基調講演:田中浩一郎(慶應義塾大学教授)
「ウクライナ戦争と中東地域の相関:パワーバランスの変化と核拡散問題」
2.第2部 トーク・セッション(16:15-18:00)
「多極化する世界における核拡散問題について考える」
モデレーター:
崔正勲(立命館大学アジア・日本研究機構助教)
パネリスト:
ジェフリー・ルイス(米ミドルベリー大学モントレー校教授)、李鍾元(早稲田大学アジア太平洋研究科教授)、戸崎洋史(日本国際問題研究所軍縮・科学技術センター所長)、中戸祐夫(立命館大学国際関係学部教授)

※フロアからのQ&Aもございます。

※※ セミナーの詳細や連絡先については、ポスターをご覧いただければと思います。
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=574939

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ(2023年6月22日)

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)では、2023年6月22日(木) 17:00~「Book Launch」第20回を開催いたします。
著者の望月葵氏(日本学術振興会特別研究員PD)に、2023年3月に出版された書籍をご紹介いただきます。

■ 望月葵著 『グローバル課題としての難民再定住 異国にわたったシリア難民の帰属と生存基盤から考える』ナカニシヤ出版、2023年3月)

「シリア難民問題が突きつける国際社会の課題とは? ヨルダン・ドイツ・スウェーデンでのフィールド調査により、難民が再定住地で生存基盤を再構築する過程を考究しつつ、「帰国の見込みがない難民問題」に対する国際社会の役割を問い直す。」(ナカニシヤ出版HPより)

質疑応答の時間も設けておりますので、良い意見交換の場になれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。

■ 要・参加登録(6月20日締切)

https://forms.gle/e4keochdRm8mzwbP6

(ご登録いただいたアドレス宛てにZoom参加用のリンクをお送りいたします)

■ 日時:2023年6月22日(木) 17:00~18:00 (1時間程度)参加無料・要事前登録

会場:Zoomにてオンライン開催
プログラム:(予定)
17:00-17:05 開会(司会:桐原翠)
17:05-17:10 趣旨説明(末近浩太)
17:10-17:40 著者による新著紹介
17:40-18:00 質疑応答

■ポスター:

https://www.facebook.com/CMEIS.Ritsumei/posts/pfbid02nryG9kVqYBzRw4eFBqWv1BHjL32qbxBm5dx8emjoAghhHvY9rsY2SKWEmSrV6q1Bl

■ 問合先 s-nino38 @ fr.ritsumei.ac.jp 担当・二宮

■ HP https://www.cmeis-ritsumei.net

■ 主催 立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

「シャリーアと近代」令和5年度第2回(通算第111回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、科研費(基盤B)「中東における協働・共有の法制と実態:組合と財産共有」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

皆さまのご参加をお待ちしております。

「シャリーアと近代」令和5年度第2回(通算第112回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。

下記日程にて今年度第2回(通算第112回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※オンライン開催になります。

参加予定の方にはZoom招待状を送ります。

日時:
2023年5月18日(日)12:30~17:00
テクスト:
第10編の訳語検討(第1045条~)

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]
大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

イスラーム地域研究・若手研究者の会のお知らせ

イスラーム地域研究・若手研究者の会では、下記の通り6月例会を開催いたします。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

6月例会の報告は日本学術振興会特別研究員PDの福田耕佑さんにお願いしました。
今回の例会も前回と同様、Zoomでのオンライン開催とし、参加は事前申込制といたします。
参加をご希望の方は下記の【参加手続き】をご確認のうえ、期日までに手続きをお済ませください。

なお、イスラーム地域研究・若手研究者の会の旧ホームページおよび研究会メーリングリストは、2022年度末をもって運用を終了しました。
今後の告知は、日本中東学会のメーリングリストや、新ホームページ「イスラーム地域・若手研究者の会のブログ」、当研究会のフェイスブックページにて行ってまいります。 ご理解のほどよろしくお願いいたします。

日時:
6月17日(土)14:00-17:00
発表者:
福田耕佑氏(日本学術振興会特別研究員PD、大阪大学大学院人文学科)
コメンテーター:
佐藤良樹氏(同志社大学大学院 総合政策科学研究科 博士課程)
題目:
マリア・ヨルダニドゥの『ロクサンドラ』に見る「ギリシアの帝都」と女性
要旨:
ギリシア独立以降のイスタンブルのギリシア文学が本土の文学に与えた影響を整理しつつ、イスタンブル出身のマリア・ヨルダニドゥ(1897 - 1989)の『ロクサンドラ』(1963)を取り上げ、そこに描かれる「ギリシア都市」としての帝都表象と多民族都市帝都の中で生きる様々な民族の中の一民族としてのギリシア人表象を分析することを通し、ギリシア・キリスト教側から見た帝都理解と歴史認識について、そして作品に描かれる主人公たちの伝統的とされる女性像が含む状況についてという二つの問題に取り組みたい。
【参加手続き】
参加をご希望の方は、以下のリンク先の登録フォームにてお名前とメールアドレスをご登録ください。
https://us02web.zoom.us/j/84768971577?pwd=WVpFMDk2bzdFMDV5NUNCc0dyOHlqZz09

劇場公開記念 特別ワークショップ「パオロ・タヴィアーニ監督作品『遺灰は語る』とイタリア」

グローバル地中海地域研究 東洋大学アジア文化研究所拠点では、下記のように劇場公開記念特別ワークショップ「パオロ・タヴィアーニ監督作品『遺灰は語る』とイタリア」を対面形式で開催いたします。

イタリアを俎上に中東からの難民まで射程に捉えた近現代の地中海の諸問題の表象・イメージについて検討する予定です。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

劇場公開記念 特別ワークショップ「パオロ・タヴィアーニ監督作品『遺灰は語る』とイタリア」

日時:
2023年6月13日(火)18:15-20:00 (17:45開場)
会場:
東洋大学白山キャンパス井上円了ホール
登壇者:
磯尚太郎(ムヴィオラ/『遺灰は語る』字幕翻訳)
「『遺灰は語る』――作品解説」
土肥秀行(東京大学/イタリア現代文学)
「タヴィアーニ兄弟におけるシチリアとトスカーナの記憶」
栗原俊秀(イタリア文学・翻訳家)
「地中海における移民・難民の表象について――イタリアの視点から」
使用言語:
日本語
参加費:
無料
※キャンパス入構のため「事前登録」をお願いいたします。
参加ご希望の方は,こちらから事前のご登録をお願いします。
https://www.toyo.ac.jp/news/research/labo-center/acri/global_newslists/NEWS_230613/
主催
グローバル地中海地域研究 東洋大学アジア文化研究所拠点
お問い合わせ:
toyochichukai[at]toyo.jp ※[at]を@に差し替えて発信願います。

Rachida Chih先生研究講演会@東京のお知らせ

この度、フランスより近代アラブ・スーフィズム研究者のRachida Chih先生(CNRS-CETOBaC)を招へいし、下記の要領で研究講演会を開催する運びとなりました。
今回はハイブリッドでの実施となります。
研究講演会の日時等詳細につきましては、以下をご覧いただければ幸いです。

本研究講演会は、科研研究費助成事業(基盤研究(A))「非アラブにおける穏健イスラームの研究-インドネシア・パキスタン・トルコの事例から」(22H00034、JSPS)、および同(基盤研究(A))「イスラームおよびキリスト教の聖者・聖遺物崇敬の人類学的研究」(JP1900564, JSPS)との共催により、京都大学ケナン・リファーイー・スーフィズム研究センターと上智大学イスラーム地域研究センターとの協力のもと実施されます。

なお、先にお知らせさせていただいたとおり、Rachida Chih先生の講演会は別途5月20日に京都でも実施の予定です(それぞれタイトルは異なります)。
お近くの方、ご都合のよろしい方はそちらへのご参加もご検討いただければと存じます。
京都での研究講演会の詳細は本メール下部をご参照ください。

皆様におかれましては、奮ってのご参加をよろしくお願い申し上げます。

Rachida Chih先生研究講演会@東京
[ハイブリッド実施]

【日時】
2023年6月11日(日曜日)13:00~15:00
【場所】
上智大学 2号館6階2-603教室
【Zoomリンク】
https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/83864756131?pwd=eEUyZS95RHhFUmJaVisvZkljcUFrUT09
ミーティングID: 838 6475 6131
パスコード: 003279
【プログラム】
Rachida Chih (Centre National de la Recherche Scientifique) "The Presence of the Prophet: The Construction of the Figure of Muhammad and the Politics of Prophetic Piety in Early Modern and Modern Islam"
Short bio:
Rachida CHIH is a senior research fellow at the French National Center for Scientific Research (CNRS) and a member of the Center for Turkish, Ottoman, Balkan, and Central Asian Studies (CETOBaC), a faculty of the School for Advanced Studies in the Social Sciences (EHESS). She is an historian of Sufism in the Ottoman Arab Lands, Modern Egypt and Morocco. Her most recent published works include: 'The Apogee and Consolidation of Sufi Teachings and Organizational Forms (1453-1683)', in The Wiley-Blackwell History of Islam and Islamic Civilization (2018); Sufism in Ottoman Egypt: Circulation, Renewal and Authority in the Seventeenth and Eighteenth Centuries (2019); “Prophetic Piety, Mysticism, and Authority in Premodern Arabic Devotional Literature: al-Jazuli's Dala'il al-Khayrat (15th Century)”, International Journal of Middle East Studies,54 (2022).

Rachida Chih先生研究講演会@京都
[対面実施]

【日時】
2023年5月20日(土曜日)16:00~18:00
【場所】
京都大学 本部構内 総合研究2号館 4階AA447(会議室)
【プログラム】
Rachida Chih (Centre National de la Recherche Scientifique) "Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt (Fifteen century)"

Announcement: Special Lecture by Prof. Rachida Chih in Sophia University, Tokyo

Dear all,

You are cordially invited to the special lecture by Prof. Rachida Chih (CNRS-CETOBaC, France).
The lecture is held in English and hybrid mode.
Please see below for the details.

As I informed previously, the special lecture with another title by Prof.Chih will be held at Kyoto University on 20. May, Saturday [in person].

We look forward to seeing you at the lecture.

Special Lecture by Prof. Rachida Chih in Sophia University, Tokyo
[in hybrid mode]

【Date】
11 June, 2023, Sunday, 13:00~15:00
【Venue】
Room 2-603, 6th floor, Bldg. No. 2, Sophia University Yotsuya Campus
【Zoom Link】
https://kyoto-u-edu.zoom.us/j/83864756131?pwd=eEUyZS95RHhFUmJaVisvZkljcUFrUT09
Meeting ID: 838 6475 6131
Passcode: 003279
【Program】
Rachida Chih (Centre National de la Recherche Scientifique)"The Presence of the Prophet: The Construction of the Figure of Muhammad and the Politics of Prophetic Piety in Early Modern and Modern Islam"
Short bio:
Rachida CHIH is a senior research fellow at the French National Center for Scientific Research (CNRS) and a member of the Center for Turkish, Ottoman, Balkan, and Central Asian Studies (CETOBaC), a faculty of the School for Advanced Studies in the Social Sciences (EHESS). She is an historian of Sufism in the Ottoman Arab Lands, Modern Egypt and Morocco. Her most recent published works include: 'The Apogee and Consolidation of Sufi Teachings and Organizational Forms (1453-1683)', in The Wiley-Blackwell History of Islam and Islamic Civilization (2018); Sufism in Ottoman Egypt: Circulation, Renewal and Authority in the Seventeenth and Eighteenth Centuries (2019); “Prophetic Piety, Mysticism, and Authority in Premodern Arabic Devotional Literature: al-Jazuli's Dala'il al-Khayrat (15th Century)”, International Journal of Middle East Studies,54 (2022).
This lecture is co-hosted by:
Kenan Rifai Center for Sufi Studies (KR), Kyoto University
Institute of Islamic Area Studies (SIAS), Sophia University
Sponsored by:
"Research on Moderate Islam in the Non-Arab World: From the Cases of Indonesia, Pakistan and Turkey"(Grant-in-Aid for Scientific Research (A), 22H00034, JSPS)
"Anthropological Studies on Veneration of Saints and Holy Relics in Islam and Christianity (Grant-in-Aid for Scientific Research (A), JP1900564, JSPS)

6.9 中東情勢オンライン講演会

下記の通り、中東調査会による、イスラエル政治情勢に関するオンライン講演を実施いたします。詳細は末尾URLをご覧ください。

日時:
2023年6月9日(金)14:00~15:30(日本時間)
講師:
今野 泰三(中京大学教養教育研究院教授)
演題:
「右派政権の復活と「民主主義の危機」言説の陥穽」
https://www.meij.or.jp/event/198.html

「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第6回研究会のご案内

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)と現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)では以下のとおり、6月9日(金)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第6回研究会を開催いたします。
全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。これまでの研究会の実施時間帯と比べて少し遅めの時間設定となっておりますが、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

■「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第6回研究会のご案内(2023年6月9日)

■ 本研究会の概要:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を設立いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
■ 研究会詳細:
日時:
2023年6月9日(金) 19:00~21:00頃まで
場所:
Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
19:00 開会
19:10~20:00 報告1:山岡 陽輝(慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程)「「抗議者」としての二面性:解放党に関する一考察」
(休憩)
20:10~21:00 報告2:髙岡 豊(東京外国語大学特別研究員)「「テロとの戦い」とイスラーム過激派モニターの20年」
■ 参加登録:
Googleフォームよりご登録ください。
https://qr.paps.jp/7Libe(登録締切:2023年6月8日)
■ 問い合わせ先:
biladalsham [a] tufs.ac.jp
■ 主催・共催:
主催:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)、
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催:
科研費基盤研究(B)「現代中東における「政治の宗教化」と「宗教の政治化」:ムスリム同胞団の比較事例研究」(研究代表者:横田貴之 課題番号:23H03629)、科研費基盤研究(A)「中東諸国民の政策選好と統治の正統性」(研究代表者 浜中新吾 課題番号:22H00055)、国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)、パレスチナ/イスラエル研究会

https://cmeps-j.net/ja/archives/7508

講演会開催のご案内:「知の先達たちに聞く―鎌田繁先生をお迎えして―」

京都大学イスラーム地域研究センター(KIAS)では、「知の先達たちに聞く」と題して、これまで、日本人(一部外国人を含む)の先生方をお招きして講演会を催し、お話を伺ってきました。これまでの講演記会録につきましては以下のURLをご覧下さい(https://kias.asafas.kyoto-u.ac.jp/publication.html)。
15回目を迎える今回は、鎌田繁先生をお招きし、「極私的イスラーム研究」と題するご講演によって、これまでの研究生活を振り返っていただきます。

鎌田繁先生は、イスラーム思想史、とくにシーア派とスーフィズムの研究を先導してこられました。その成果は、単著の 『モッラー・サドラーの霊魂論—『真知をもつ者たちの霊薬』校訂・訳注並びに序説』(イスラム思想研究会、1984)、『イスラームの深層 - 「遍在する神」とは何か』(NHK出版、2015)、共著の『古典への誘い』 (いきいきトーク知識の泉 著名人が語る<知の最前線> 第2巻 リブリオ出版、2007)、編著の『聖典と人間』(鎌田繁・市川裕編、宝積比較宗教・文化叢書第6巻、大明堂、1998)、『超越と神秘—中国・インド・イスラームの思想世界』 (鎌田繁・森秀樹編、宝積比較宗教・文化叢書第2巻、大明堂、1994)などの多くの著書・論文にまとめられています。なお、先生の古希をお祝いして、森本一夫・井上貴恵・小野純一・澤井真編『イスラームの内と外から-鎌田繁先生古希記念論文集』(ナカニシヤ出版、2023)が出版されております。

ご講演では、丹念な原典読解と深い思索によって発言を続けてこられた鎌田先生のこれまでの研究生活について、ご回想いただく予定です。

皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

「知の先達たちに聞く―鎌田繁先生をお迎えして―」

日時:
6月6日(火曜日) 16時30分~18時30分
講演者:
鎌田繁(東京大学東洋文化研究所名誉教授)
タイトル:
「極私的イスラーム研究」
場所:
京都大学吉田キャンパス総合研究2号館4階会議室AA447

会場の所在地については、以下の2点のリンク先の地図をご参照下さい。上のリンク先にある地図では「34」の建物が総合研究2号館になります。会議室はこの建物の4階東側にあります。

https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-y

http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/kias/contents/access_map08.pdf

*準備の都合上、ご参加くださる方は事前にKIAS事務局 ( )までご連絡いただけますと幸いです。

Special Lectures: Life and Social Landscape in Pre-Modern World

このたび、新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」では、第42回研究会として、コプト研究のMagdi Guirguis氏 (Kafrelsheik University) と、イラン・中央アジア考古学のRante Rocco氏 (Musée du Louvre) をお招きして、6月6日(火)に東京大学本郷キャンパスにて、講演会を開催します。対面のみでの開催となります(参加無料・事前申込不要)。

なお、本講演会は、東京大学大学院人文社会系研究科との共催です。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

42nd C01-05 Workshop: Life and Social Landscape in Pre-Modern World

Date:
6 June 2023 (Tuesday), 15:00 pm
Venue:
The University of Tokyo, Hongo Campus, Hobun Building 2, Meeting Room 3
日時:
2023年6月6日(火)15時
場所:
東京大学本郷キャンパス、法文2号館、第三会議室
Rocco Rante (Musée du Louvre)
The Bukhara Oasis: a History of Water and People
Magdi Guirguis (Kafrelsheik University)
Non-Muslims in Mamluk-Ottoman Egypt: The Limits of the “Coptic Community”
Organized:
C01-Research Group 05 “Historical research on the urban structure of West Asian “Islamic cities”” (MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas: “The Essence of Urban Civilization”)
Co-Organizer:
Graduate School of Humanities and Sociology, University of Tokyo
主催:
新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究C01-05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」
共催:
東京大学大学院人文社会系研究科
お問い合わせ先:
守川知子 Tomoko Morikawa tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp

Arabic Language Teaching Workshop

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)アラビア語研究室は、ICESCO(Islamic World Educational, Scientific and Cultural Organization)アラビア語センターより非ネイティブ向けアラビア語教育の専門家であるアナス・H・サイード博士をお迎えし、6月3日・4日の二日間、アラビア語教育の新たな実践方法を学ぶワークショップを以下の要領で開催する運びとなりました。なるべく多くの方にご参加いただければ幸いです。

日時:
2023年6月3日(土)11:00~16:30
4日(日)10:00~16:00
場所:
慶應義塾大学日吉キャンパス 来往舎2階中会議室
使用言語:
アラビア語(通訳なし)
参加:
無料
参加申込方法:
下記グーグルフォームから5月25日までにお申し込みください。お申込みいただいた方にプログラム等の詳細をメールでお知らせします。
https://forms.gle/NET5v7LgcMaMUszk8
講師略歴:
アナス・フサーム・サイード博士。イラク出身、モロッコ在住。2012年にマレーシア・国際イスラーム大学にてアラビア語・アラブ文学の博士号取得。マレーシアやカタールなどで長年アラビア語教育に携わる。現在ICESCOのCenter of Arabic for Non Arabic Speakers所属の専門家として、世界各地で非ネイティブ向けアラビア語教育法のワークショップを実施している。
主催:
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)アラビア語研究室
問い合わせ先:
慶應義塾大学総合政策学部 山本薫

إعلان إقامة ورشة تدريبية في تعليم اللغة العربية للناطقين بغيرها

سيستضيف مختبر اللغة العربية في حرم شونان فوجيساوا بجامعة كيئو الدكتور أنس حسام سعيد, خبير في مركز اللغة العربية للناطقين بغيرها في منظمة العالم الإسلامي للتربية والعلوم والثقافة (إيسيسكو), ويقيم ورشة تدريبية حول الأساليب المبتكرة في تعليم اللغة العربية للناطقين بغيرها في يومي 3 و4 من شهر حزيران / يونيو, ونرحب بمشاركتكم.

مواعيد الورشة: يوم السبت 3 حزيران / يونيو من الساعة 11 حتى 4:30 يوم الأحد 4 حزيران / يونيو من الساعة 10 حتى 4:00 المكان: جامعة كيئو, حرم هيوشي, مبنى رايئوشا (来往舎), الطابق الثاني اللغة المستخدمة: اللغة العربية (بدون الترجمة) دورة مجانية يرجى التسجيل عن طريق جوجل فورم حتى يوم 25 أيار/مايو. سنرسل للمسجلين برنامج الورشة والتفاصيل الأخرى عبر الإيميل.
https://forms.gle/NET5v7LgcMaMUszk8

نبذة عن الأستاذ الدكتور أنس حسام سعيد النعيمي. عراقي الجنسية ومقيم في المغرب. حصل على دكتوراه فلسفة في العلوم الإنسانية في اللغة العربية وآدابها في الجامعة الإسلامية العالمية بماليزيا عام 2012. له خبرة طويلة في تعليم اللغة العربية في ماليزيا وقطر وغيرها, ويعمل حاليًا كخبير في مركز اللغة العربية للناطقين بغيرها في إيسيسكو ويقدم دورات تدريبية في مختلف البلدان في العالم.

جهة الاتصال: الأستاذة كاورو ياماموتو مختبر اللغة العربية في حرم شونان فوجيساوا بجامعة كيئو

UTCMESギャラリートーク「中東の馬にレンズを向けて:サウディアラビア・ヨルダン・トルコ」開催のお知らせ

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、写真家の佐藤美子様を講演者としてお迎えし、「中東の馬にレンズを向けて:サウディアラビア・ヨルダン・トルコ」とのタイトルで第4回博物館ギャラリートークをハイブリッド形式で開催します。

このセミナーには、どなたでも無料でご参加頂くことができます。
ぜひご参加下さいましたら幸いです。

◆◆UTCMES・駒場博物館ギャラリートーク(第4回)◆◆

[日時]
2023年6月3日(土)15:00~16:30
[講演者]
佐藤美子(写真家) 聞き手:鈴木啓之(UTCMES)
[タイトル]
中東の馬にレンズを向けて:サウディアラビア・ヨルダン・トルコ
[会場]
東京大学駒場キャンパス 18号館コラボレーションルーム3(4階)
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)
*Zoomによるオンライン参加も可能です
[参加申込]
以下のURLよりお申し込み下さい
https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES/2023/05/10/gallery_talk_230603/
[主催]
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
[問い合わせ先]
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
03-5465-7724 /

『アラブの嵐』から読み解く日本とエジプトの文化還流/The Circulation of Culture: On the Japanese Film, Arabu no Arashi

*English follows Japanese

日本中東学会の皆様
グローバル地中海地域研究ワークショップ:「『アラブの嵐』から読み解く日本とエジプトの文化還流」のお知らせ

グローバル地中海地域研究AA研拠点では、20世紀における広義の文学・芸能を題材に、中東と日本の文化的還流を検討するプロジェクトを実施しています。その一環として、この度、石原裕次郎主演によるエジプトを舞台にした映画『アラブの嵐』を題材に、映画の上映会(6月2日)と映画に関する講演会(6月3日)を行います。日本から中東へ、中東から日本へという視線の中にある「自己の投影」という要素と、「自己の創造」というプロセスについて考えてみたいと思います。

ふるってご参加ください。

※6月1日までに事前登録が必要です。

登録フォーム:https://forms.gle/xAVaUs75J68d9c57A

日時:
①上映会 2023年6月2日(金)17:00より
②講演会 2023年6月3日(土)14:00より
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階
マルチメディアセミナー室306
参加費:
無料
要事前登録:
※①は対面開催のみ、②はオンライン併用で実施します。
※ 6月1日(木)までに事前登録をお願いします。
登録フォーム:
https://forms.gle/xAVaUs75J68d9c57A
詳細:
https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230602-03/

①上映会

日時:
2023年6月2日(金)17:00-19:30
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階
マルチメディアセミナー室306
言語:
日本語、英語 (映画は日本語、講演は英語で、日本語通訳がつきます)
17:00-17:05
趣旨説明(後藤絵美、東京外国語大学AA研)
17:05-17:15
On Arabu no Arashi(ニコラス・マンジェラーディ、ウィリアムズカレッジ)
17:15-18:45
上映『アラブの嵐』(中平康監督作品、1961年)
※ 映画の詳細はこちら: https://www.nikkatsu.com/movie/20607.html
18:45-19:00
休憩
19:00-19:30
質疑応答

②講演会

日時:
2023年6月3日(土)
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階
マルチメディアセミナー室306
言語:
英語
14:00-14:05
Introduction (Emi Goto, ILCAA, TUFS)
14:05-15:00
Cinemas, Celebrities, and Censors: Making the First Egyptian-Japanese Film Arabu no Arashi (Nicholas Mangialardi, Williams College)
15:00-16:00
Discussion
講演者紹介:
Dr. Nicholas Mangialardi is a scholar of Arabic literature and music whose research focuses on modern Egypt. He is currently working as a visiting assistant professor of Arabic Studies at the Williams College. His recent works include “The Social Life of Songbooks” (ArabLit Quarterly, 2021) and “Deciphering Egyptian Rap Ciphers” (Middle East Journal of Culture and Communication, 2019).
共催:
グローバル地中海地域研究AA研拠点, TUFSフィールドサイエンスコモンズ(TUFiSCo)
問い合わせ:
(後藤絵美)

The Global Mediterranean Workshop: The circulation of culture between the Middle East and Japan: On the Japanese Film, Arabu no Arashi

This project examines the circulation of culture between the Middle East and Japan in the 20th century through the lens of literature and the performing arts in a broad sense. On this particular occasion, we are holding a film screening and a lecture followed by a discussion on the subject of Arabu no Arashi/ Arab Storm, a film set in Egypt starring Yujiro Ishihara. Particular attention will be paid to aspects of "projecting the self" and "creating the self," highlighting the ways in which peoples of the Middle East and Japan have viewed each other.

(1) Screening: June 2, 2023 (Friday), 5:00 pm-

(2) Lecture: June 3, 2023 (Saturday), 2:00 pm-

Venue: Seminar Room 306, Institute for Research in Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies (TUFS)

Admission: Free

※ Registration required (Please register through the link below by June 1st)
https://forms.gle/xAVaUs75J68d9c57A
Detail:https://global-mediterranean.aa-ken.jp/news/20230602-03/

Program

(1) Screening Date: June 2, 2023 (Friday) 5:00-7:30 pm
Venue: Seminar Room 306, ILCAA, TUFS
Language: Film in Japanese, talk in English with a Japanese translation
5:00-5:05 Introduction (Emi Goto, ILCAA, TUFS)
5:05-5:15 On Arabu no Arashi (Nicholas Mangialardi, Williams College)
5:15-6:45 Screening of Arabu no Arashi, (Directed by Yasushi Nakahira, 1961, Japanese)
* For more information about the film:
https://www.nikkatsu.com/movie/20607.html
6:45-7:00 Break
7:00-7:30 Q&A

(2) Lecture
Date: June 3, 2023 (Saturday) 2:00-4:00pm
Venue: Seminar Room 306, ILCAA, TUFS
Language: English
2:00-2:05 Introduction (Emi Goto, ILCAA, TUFS)
2:05-3:00 Cinemas, Celebrities, and Censors: Making the First
Egyptian-Japanese Film Arabu no Arashi (Nicholas Mangialardi, Williams College)
3:00-4:00 Discussion

Speaker: Dr. Nicholas Mangialardi is a scholar of Arabic literature and music whose research focuses on modern Egypt. He is currently working as a visiting assistant professor of Arabic Studies at the Williams College. His recent works include “The Social Life of Songbooks” (ArabLit Quarterly, 2021) and “Deciphering Egyptian Rap Ciphers” (Middle East Journal of Culture and Communication, 2019).

Organizers:
Global Mediterranean at ILCAA, TUFS Field Science Commons (TUFiSCo)
Contact: (Emi Goto)

5月

第64回 関西イラン研究会のご案内

第64回 関西イラン研究会のご案内です。
対面・オンライン併用で開催となります。
どうぞ奮ってご参加ください。

《第64回 関西イラン研究会》

【日時】
2023年5月27日(土) 午後2時から5時頃まで
【場所】
大阪府箕面市船場東3-5-10
大阪大学箕面キャンパス外国学研究講義棟8階 ペルシア語共同研究室
参加申し込みフォーム
https://forms.gle/QQQBozb1nWsBLNCH7
*メールでの申し込みも受け付けております。お名前・ご所属をお書きのうえ、下記アドレスまでご連絡ください。
会場参加をご希望の方へ:
*研究会の後、会場近くのお店で懇親会を実施できたらと考えております。懇親会参加費は一般4000円程度の予定です(別途、学割設定します)。
*会場でご参加希望の場合は、懇親会の参加希望有無も含めて5/17までにお知らせください。予定は当日に変更してくださって問題ありません。(申込者多数の場合は、会場の変更を検討いたします)。
*状況により実施方法、会場を変更する可能性があります。
【発表】
発表者:
福永海南美
題目:
イラン人移民の移動の経験―日本および第三国に居住歴のある人々を中心に―
発表言語:
日本語
発表者:
モスタファー・ハリリ
題目:
周縁から見たイランの抵抗運動―少数民族における「女性、生命、自由」の感じ方―
発表言語:
英語
[関西イラン研究会のサイト]
http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyukai.html
お問い合わせ先:

(担当:中村)

パレスチナ学生基金 2023年公開講演会のお知らせ

このたび5月27日に、パレスチナ学生基金では講師に東洋英和女学院大学名誉教授の池田明史先生をお迎えし、2023年度公開講演会を開催することとなりました。
昨年末のネタニヤフ政権の復権以降、イスラエルでは司法制度改革をめぐり史上最大規模の抗議集会が繰り返され、パレスチナとの関係も緊迫の度を深めています。
こうした中、今年はパレスチナ/イスラエル和平の画期となったオスロ合意から30年を迎えます。
この節目の年に、オスロ合意で提案された二国家解決構想が、現状に至るまでどのように作用してきたのか、ご講話を頂きます。
ご関心をお持ちの皆様に、ぜひご参加頂ければさいわいです。

まだコロナ禍が完全に過ぎ去ったとはいえませんが、以前に比べて状況は緩和してまいりましたので、当基金では2019年以来、4年ぶりの対面開催を企画しております。
またオンラインでも参加頂けるよう、ハイブリッド形式で開催する予定です。
接続先を送らせて頂きますので、オンライン参加の場合は事前登録をお願い致します。
皆様のご参加をお待ち申しております。

パレスチナ学生基金2023年公開講演会
池田明史先生「オスロ合意の30年:二国家解決構想の光と影」」

パレスチナ/イスラエル情勢は、このところいっそう緊迫しています。
2022年は、過去18年間で最も多くのパレスチナ人が占領地で殺害された年になりました。
また、2022年末に成立したイスラエルのネタニヤフ政権では、これまでの極右政党に替わって、入植者運動を支持基盤とする宗教シオニスト政党の発言力が強まっています。これまでタブー視されていたユダヤ教徒による「神殿の丘/ハラム・アッシャリーフ」訪問も、年々人数が増加し、パレスチナ側では政治的挑発と捉えられています。
また、世代交代が進まないパレスチナ指導部と、大統領・議会選挙の度重なる延期は、近い将来に続く政治的停滞をいまから予見させるものといえます。

今年、2023年9月にイスラエルとパレスチナは、和平交渉の大きな画期となったオスロ合意の署名から30年を迎えます。
この契機にパレスチナ学生基金では、イスラエル政治の変容とパレスチナを取り巻く国際政治環境について鋭い論考を提示されてきた、東洋英和女学院大学名誉教授の池田明史先生を講師にお迎えし、「オスロ合意の30年:二国家解決構想の光と影」」と題した公開講演会を開催いたします(講演会は対面・オンライン併用で開催されます)。
過去30年間の展開を振り返りながら、現在の緊迫した情勢に至った背景や、パレスチナ問題の根源的な課題、今後の見通しなどについてお話しいただきます。
皆さま、ぜひご参加下さい。

[日時]
2023年5月27日(土)14:00~16:00(開場13:30)
[会場]
文京シビック会議室1(文京シビックセンター3階北側・会議室エリア)
東京都文区春日1-16-21
[講師]
池田明史先生(東洋英和女学院大学名誉教授)
司会:立山良司(パレスチナ学生基金理事)
[講師プロフィール]
東北大学法学部卒。アジア経済研究所研究員、イスラエル・トルーマン研究所客員研究員、英オクスフォード大学客員研究員などを経て1997年東洋英和女学院大学社会科学部助教授に着任。2001年同大学国際社会学部教授。2014年から学長(2022年退任、現職は東洋英和女学院学事顧問)。2023年より名誉教授。専門は国際政治学、中東現代政治。 主要著作に「イスラエル国家の諸問題」(編著、アジア経済研究所、1994年)、「途上国における軍・政治権力・市民社会」(共著、晃洋書房、2016年)等。
[参加方法]
1.対面参加の方
直接会場にお越し下さい
2.オンライン参加の方
以下より事前に登録をお願いします(自動受付のため、開始直前まで登録が可能です)
https://u-tokyo-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tZMtc-ipqTkpHdEkMa2fiftGzmA8DIsWVRzA
[主催・問い合わせ]
パレスチナ学生基金事務局
〒108-8345 東京都港区三田 2丁目15番45号
慶應義塾大学 研究室棟604B 錦田愛子研究室気付
TEL/FAX 03-5427-1384

立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS) 「Book Launch」開催のお知らせ

2023年5月24日(水) 17:00~立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)では、「Book Launch」第19回を開催いたします。
著者の髙岡豊先生(東京外国語大学総合国際学研究員 特別研究員)に、2023年3月に出版された書籍をご紹介いただきます。

■髙岡豊著 『「テロとの戦い」との闘い あるいはイスラーム過激派の変貌』東京外国語大学出版会、2023年3月)

「二〇二一年八月の、アフガニスタンからの米軍撤退と、ターリバーンによる政権奪取は、米国が二〇〇一年以来進めてきた「テロとの戦い」の破綻を国際社会に印象づけた。アフガニスタン以外の地域でも、「テロとの戦い」が二〇年を経て十分な成果を上げていない現実がある。この間、その主敵とみなされ続けてきたイスラーム過激派の主体や思考・行動様式は、常に大きく変容している。長年にわたる網羅的な情報収集と定性的な分析、現地主義に徹した研究手法とリテラシーを駆使して、その実態に迫る。」(東京外国語大学出版会HPより)
質疑応答の時間も設けておりますので、良い意見交換の場になれば幸いです。皆さまのご参加をお待ちしております。

■要・参加登録(5月22日締切)

https://forms.gle/Tn7fpCiAaS7rvEHx7

(ご登録いただいたアドレス宛てにZoom参加用のリンクをお送りいたします)

■日時:
2023年5月24日(水) 17:00~18:00 (1時間程度)参加無料・要事前登録
会場:
Zoomにてオンライン開催
プログラム:(予定)
17:00-17:05 開会(司会:桐原翠)
17:05-17:10 趣旨説明(末近浩太)
17:10-17:40 著者による新著紹介
17:40-18:00 質疑応答
■ポスター:
https://www.facebook.com/CMEIS.Ritsumei/posts/pfbid0EkbA2ee3prxqXcf8g6GkDMjxmTwHLPuhw1dKTXoRFVSxcA5DjDyiPWHwLtTCMjNkl
■問合先
s-nino38 @ fr.ritsumei.ac.jp 担当・二宮
■HP
https://www.cmeis-ritsumei.net
■主催
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)

Seminar on Land Tenure, Inheritance, and Gender in Middle East

5月23日(火)に、日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配付上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」(代表:赤堀雅幸)、科研費基盤(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(代表:堀井聡江)、科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)は、Myriam Ababsaさん(French Institute for the Near-East (IFPO))を招聘し、以下のセミナーをハイブリッドで開催します。ご関心のある皆さまは、どうぞ奮ってご参加頂きますようお願い申し上げます。

Myriam Ababsaさんは、ヨルダンとシリアをフィールドとする社会地理学者で、2000年からヨルダンを拠点とし、シリアやヨルダンにおける地域や公共政策、都市開発に関して研究しています。
本セミナーでは、「ヨルダンにおける女性の土地相続権と実践」と題された報告を行い、ヨルダンにおける土地と相続の制度、そして女性が土地の所有から排除されるメカニズムについて話してくださいます。また、報告を踏まえて、エジプトをフィールドとして、沙漠の土地所有について研究している竹村和朗さん(高千穂大学)がエジプトとの比較の観点からコメントしてくださいます。

Institute of Islamic Area Studies at Sophia University invites Myriam Ababsa (associate researcher at the French Institute for the Near-East (IFPO)), and hold a research seminar on the property, inheritance and gender in Jordan with Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion” (Principal Investigator: Eiji Nagasawa) and Grant-in-Aid for Scientific Research (B) “Maslaha as practiced in Muslim societies: A comparative study with a special focus on rights of socially disadvantaged people” (Principal Investigator: Satoe Horii).

Myriam Ababsa is social geographer based in Jordan since 2000. Her work focuses on the impact of public policies on regional and urban development in Jordan and Syria. She also works for the United Nations as an urban planner. In this seminar, she will talk about the land tenure and inheritance system in Jordan, and social mechanism to exclude women from land property based on the fieldwork she carried out in Jordan in 2015-2016.

Kazuaki Takemura (Takachiho University), who has been studying land ownership in the desert with Egypt as his field, will comment on her presentation from a comparison with Egypt.

【日時 Time】
May 23 (Tues) 2023 17:30 - 19:00
【場所 Place】
Onsite 上智大学四ツ谷キャンパス 2号館730号室 Building 2, Room 730 (7th floor), Sophia University Yotsuya Campus
https://www.sophia.ac.jp/eng/aboutsophia/access/campus/
Online Zoom
【言語 Language】
English
【プログラム Program】
17:30-17:35 Opening・岩崎えり奈 Erina IWASAKI(Sophia University)
17:35-18:20 Myriam ABABSA (French Institute for the Near-East (IFPO))
“Women's Land Inheritance Rights and Practices in Jordan”
18:20-18:30 竹村和朗Kazuaki TAKEMURA (高千穂大学 Takachiho University)
Comments
18:30-19:00 Discussions
【参加登録】
*5月18日(木)までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。登録を頂いた方宛に、セミナー前日までにzoomへの参加手続き情報をお送りいたします。
参加申し込みフォーム Registration: https://forms.gle/CYy9KbYLHcSempfH9
(Registration deadline May 18, 2023 )*Seminar URL will be sent to you later.
【主催 Organization】
日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配付上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」 (代表:赤堀雅幸)Research on the Dynamics of the Reconstruction of Publicness in Contemporary Islam (Academic Research Promotion Fund by the Promotion and Mutual Aid Corporation for Private Schools of Japan) (Principal Investigator: Masayuki Akahori)
科研費基盤(B)「ムスリム社会におけるマスラハ(福利)の実践―弱者の権利をめぐる比較研究」(代表:堀井聡江)Grant-in-Aid for Scientific Research (B) “Maslaha as practiced in Muslim societies: A comparative study with a special focus on rights of socially disadvantaged people” (Principal Investigator: Satoe Horii)
科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion” (Principal Investigator: Eiji Nagasawa)
【連絡先 Contact]】
イスラーム地域研究所 Institute of Islamic Area Studies, Sophia University https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html
sias-co[at]sophia.ac.jp please change [at] to @

Myriam Ababsa has directed the Atlas of Jordan. History, Territories, Society (Ifpo 2013), and co-edited with Baudouin Dupret and Eric Denis Popular Housing and Urban Land Tenure in the Middle East (University of Cairo Press, 2012) and with Rami Daher, Cities, Urban Practices and Nation Building in Jordan (Ifpo 2011).

She holds a PhD in Geography from the University François Rabelais of Tours (2004) on Raqqa (Syrian Studies Association, Best Doctoral Dissertation Prize, Special Mention, 2006).

「シャリーアと近代」令和5年度第1回(通算第111回)研究会のご案内

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、科研費(基盤B)「民法、民事訴訟法におけるイスラーム法と中東法の国際比較研究」の助成を受けて、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。
皆さまのご参加をお待ちしております。

「シャリーアと近代」令和5年度第1回(通算第111回)研究会のお知らせ

東洋文庫現代イスラーム研究班「シャリーアと近代: オスマン民法典研究会」は、オスマン民法典(メジェッレ)のアラビア語訳の講読・翻訳作成および研究成果公開を最終目的として、研究を進めています。
下記日程にて今年度第1回(通算第111回)目の研究会および会合を行います。
関心をお持ちの方はどなたでも奮ってご参加ください。

※オンライン開催になります。
参加予定の方にはZoom招待状を送ります。

日時:
2023年5月21日(日)12:30~16:30
テクスト:
第12編の訳語検討(第1600条~)

本研究会についてのご質問・ご連絡は、下記へお願いいたします。

[連絡先]

大河原知樹
e-mail: tomoki.okawara.c5 (a) tohoku.ac.jp

Rachida Chih先生研究講演会のお知らせ

この度、フランスより近代アラブ・スーフィズム研究者のRachida Chih先生(CNRS-CETOBaC)を招へいし、下記の要領で研究講演会を開催する運びとなりました。
今回は対面での実施を予定しております。
皆様におかれましては、奮ってのご参加をよろしくお願い申し上げます。

【日時】
2023年5月20日(土曜日)16:00~18:00
【場所】
京都大学 本部構内 総合研究2号館 4階AA447(会議室)
【プログラム】
Rachida Chih (Centre national de la recherche scientifique)"Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt (Fifteen century)"
Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt
(Fifteen century)
Abstract: My seminar is part of a long-term research aimed at uncovering the historical conditions and ideological foundations of the religious authority and social role of Sufis in the early modern period based on Arabic sources. Religious history rarely follows the sometimes rapid twists and upsets of political history. Instead, it unfolds over the long term, identifying the transmission, exchange and appropriation of ideas, and of practices connected to such ideas. I consider the fifteen century as the moment when the Sufi doctrine of the metahistorical reality of the Prophet, and of sainthood inherited through Muhammadan prophecy, that has developed over the long term became established among the general populace as much as within the ranks of political élites. I propose to look at how a fifteenth century Moroccan collection of prayers for the Prophet which gained international popularity in the Ottoman lands, Dalā'il al-Khayrāt (Proofs of Good Deeds), composed in Morocco by Muḥammad ibn Sulaymān al-Jazūlī (d.1465) was critical in the diffusion of a doctrinal theme that will be formalised in the scholarly circles of Medina during the seventeenth century and take the name of “Muhammadan path”: the waking vision of the prophet granted to the Sufis through continuous prayer for him. The recitation of the taṣliya (ṣalāt 'alā al-nabī) became a method of spiritual transmission directly from the Prophet who teaches the Sufi like a master teaches his disciple. The Egyptian Sufi Sha`rānī (d. 1565), who was probably the most widely disseminated Sufi writer in Egypt from the sixteenth to the nineteenth centuries, goes as far as to write that the waking vision of the Prophet gives the Sufi the rank of jurist (mujtahid). He underlined the superiority of the mystical inspiration of the Sufi, who receives knowledge of the legal judgments in its fullness by means of unveiling (kashf), and in a waking vision, directly from the Prophet. This shift in the concept of sainthood underlines the temporal authority and probably unprecedented social role of Sufis at the dawn of the modern era.
Short bio:
Rachida CHIH is a senior research fellow at the French National Center for Scientific Research (CNRS) and a member of the Center for Turkish, Ottoman, Balkan, and Central Asian Studies (CETOBaC), a faculty of the School for Advanced Studies in the Social Sciences (EHESS). She is an historian of Sufism in the Ottoman Arab Lands, Modern Egypt and Morocco. Her most recent published works include: 'The Apogee and Consolidation of Sufi Teachings and Organizational Forms (1453-1683)', in The Wiley-Blackwell History of Islam and Islamic Civilization (2018); Sufism in Ottoman Egypt: Circulation, Renewal and Authority in the Seventeenth and Eighteenth Centuries (2019); “Prophetic Piety, Mysticism, and Authority in Premodern Arabic Devotional Literature: al-Jazuli's Dala'il al-Khayrat (15th Century)”, International Journal of Middle East Studies,54 (2022).

Announcement: Special Lecture by Prof. Rachida Chih "Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt (Fifteen century)"

You are cordially invited to the special lecture by Prof. Rachida Chih (CNRS-CETOBaC, France).
The lecture is held in English and in-person.
Please see below for the details.
We look forward to seeing you at the lecture.

【Date】
May 20, 2023, Saturday, 16:00~18:00
【Venue】
Room AA 447 (Meeting room), 4th floor, Research Bldg. No. 2, Kyoto University
【Program】
Rachida Chih (Centre national de la recherche scientifique)"Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt (Fifteen century)"
Waking Visions of the Prophet and Sainthood in al-Jazūlī's Dalāʼil al-khayrāt
(Fifteen century)
Abstract: My seminar is part of a long-term research aimed at uncovering the historical conditions and ideological foundations of the religious authority and social role of Sufis in the early modern period based on Arabic sources. Religious history rarely follows the sometimes rapid twists and upsets of political history. Instead, it unfolds over the long term, identifying the transmission, exchange and appropriation of ideas, and of practices connected to such ideas. I consider the fifteen century as the moment when the Sufi doctrine of the metahistorical reality of the Prophet, and of sainthood inherited through Muhammadan prophecy, that has developed over the long term became established among the general populace as much as within the ranks of political élites. I propose to look at how a fifteenth century Moroccan collection of prayers for the Prophet which gained international popularity in the Ottoman lands, Dalā'il al-Khayrāt (Proofs of Good Deeds), composed in Morocco by Muḥammad ibn Sulaymān al-Jazūlī (d.1465) was critical in the diffusion of a doctrinal theme that will be formalised in the scholarly circles of Medina during the seventeenth century and take the name of “Muhammadan path”: the waking vision of the prophet granted to the Sufis through continuous prayer for him. The recitation of the taṣliya (ṣalāt 'alā al-nabī) became a method of spiritual transmission directly from the Prophet who teaches the Sufi like a master teaches his disciple. The Egyptian Sufi Sha`rānī (d. 1565), who was probably the most widely disseminated Sufi writer in Egypt from the sixteenth to the nineteenth centuries, goes as far as to write that the waking vision of the Prophet gives the Sufi the rank of jurist (mujtahid). He underlined the superiority of the mystical inspiration of the Sufi, who receives knowledge of the legal judgments in its fullness by means of unveiling (kashf), and in a waking vision, directly from the Prophet. This shift in the concept of sainthood underlines the temporal authority and probably unprecedented social role of Sufis at the dawn of the modern era.
Short bio:
Rachida CHIH is a senior research fellow at the French National Center for Scientific Research (CNRS) and a member of the Center for Turkish, Ottoman, Balkan, and Central Asian Studies (CETOBaC), a faculty of the School for Advanced Studies in the Social Sciences (EHESS). She is an historian of Sufism in the Ottoman Arab Lands, Modern Egypt and Morocco. Her most recent published works include: 'The Apogee and Consolidation of Sufi Teachings and Organizational Forms (1453-1683)', in The Wiley-Blackwell History of Islam and Islamic Civilization (2018); Sufism in Ottoman Egypt: Circulation, Renewal and Authority in the Seventeenth and Eighteenth Centuries (2019); “Prophetic Piety, Mysticism, and Authority in Premodern Arabic Devotional Literature: al-Jazuli's Dala'il al-Khayrat (15th Century)”, International Journal of Middle East Studies,54 (2022).

Seminar on Raqqa, Syrian Urban Society

5月19日(金)に、日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配付上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」(代表:赤堀雅幸)と科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)は、Myriam Ababsaさん(French Institute for the Near-East (IFPO))を招聘し、以下のセミナーをハイブリッドで開催します。ご関心のある皆さまは、どうぞ奮ってご参加頂きますようお願い申し上げます。

Myriam Ababsaさんは、ヨルダンとシリアをフィールドとする社会地理学者で、2000年からヨルダンを拠点とし、シリアやヨルダンにおける地域や公共政策、都市開発に関して研究しています。

本セミナーでは、彼女の博士論文であり、2009年に刊行されたRaqqa, Territoires et pratiques sociales d'une ville syrienne(ラッカ―シリアの一都市における地域と社会的実践)(Presse de l'IFPO)をベースに、19世紀半ばから2011年後のIS時代とその後のラッカについて話してくださいます。また、報告を踏まえて、シリア政治の専門家である高岡豊さんがシリア紛争の結果ラッカやその周辺の諸部族の政治的な地位や勢力がどのように変化したのかについて報告し、赤堀雅幸さんがコメントしてくださいます。

Institute of Islamic Area Studies at Sophia University invites Myriam Ababsa (associate researcher at the French Institute for the Near-East (IFPO)), and hold a research seminar on Raqqa, urban society in northern Syria with Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion” (Principal Investigator: Eiji Nagasawa).

Myriam Ababsa is social geographer based in Jordan since 2000. Her work focuses on the impact of public policies on regional and urban development in Jordan and Syria.

In this seminar, she will talk about the governance and reconstruction of Raqqa city from 1864 - 2023, based on her PhD thesis published as Raqqa, Territoires et pratiques sociales d'une ville syrienne (2009). The presentation will be followed by Yutaka Takaoka who will give a short presentation on tribal society and militia in Raqqa, and Masayuki Akahori's comments.

【日時Time】
May 19 (Fri) 2023 17:30 - 19:00
【場所 Place】
Onsite上智大学(四ツ谷キャンパス) 2号館615a 会議室 Building 2, Room 615a (6th floor), Sophia University Yotsuya Campus
https://www.sophia.ac.jp/eng/aboutsophia/access/campus/
Online Zoom
【言語 Language】
English
【プログラム Program】
17:30
Opening・岩崎えり奈 Erina IWASAKI(Sophia University)
17:30-18:15
Myriam ABABSA (French Institute for the Near-East (IFPO))
“Raqqa City Governance, Self Administration and Reconstruction (1864-2023).”
18:15-18:35
高岡豊 Yutaka TAKAOKA (University of Tokyo for Foreign Studies research fellow)
Tribes in al-Raqqa governorate and Syrian conflict
18:35-18:45
赤堀雅幸Masayuki AKAHORI (Sophia Univresity) Comments
18:45-19:00
Discussions
【参加登録】
*5月15日(月)までに、下記のフォームから参加登録をお願いいたします。登録を頂いた方宛に、セミナー前日までにzoomへの参加手続き情報をお送りいたします。
参加申し込みフォーム Registration:https://forms.gle/b1Faur1e45jzRJVF8
(Registration deadline May 15, 2023 )*Seminar URL will be sent to you later.
【主催 Organization】
日本私立学校振興・共済事業団学術研究振興資金配付上智大学イスラーム地域研究所共同研究「現代イスラームにおける公共性再構築をめぐる動態の研究」 Research on the Dynamics of the Reconstruction of Publicness in Contemporary Islam (Academic Research Promotion Fund by the Promotion and Mutual Aid Corporation for Private Schools of Japan) (Principal Investigator: Masayuki Akahori)
科研費基盤(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究」(代表:長澤栄治)Grant-in-Aid for Scientific Research (A) “Research Project on Islam and Gender: Towards a Comprehensive Discussion” (Principal Investigator: Eiji Nagasawa, Project number:20H00085)
【連絡先 Contact]】
イスラーム地域研究所 Institute of Islamic Area Studies, Sophia University https://dept.sophia.ac.jp/is/SIAS/index.html
sias-co[at]sophia.ac.jp please change [at] to @

Myriam Ababsa has directed the Atlas of Jordan. History, Territories and Society (Ifpo 2013), and co-edited with Baudouin Dupret and Eric Denis Popular Housing and Urban Land Tenure in the Middle East (University of Cairo Press, 2012) and with Rami Daher, Cities, Urban Practices and Nation Building in Jordan (Ifpo 2011). She holds a PhD in Geography from the University François Rabelais of Tours (2004) on Raqqa (Syrian Studies Association, Best Doctoral Dissertation Prize, Special Mention, 2006). She is a former student of the Ecole Normale Supérieure (Fontenay-Saint Cloud)

高岡豊 略歴:公益財団法人中東調査会主席研究員(2018年~2020年)。東京外国語大学総合国際学研究院特別研究員。著書に『現代シリアの部族と政治・社会 : ユーフラテス河沿岸地域・ジャジーラ地域の部族の政治・社会的役割分析』三元社、『「イスラーム国」がわかる45のキーワード』明石書店、『「テロとの戦い」との闘い あるいはイスラーム過激派の変貌』東京外国語大学出版会など。

5.12 第28回中東情勢分析発表会(中東調査会研究主幹 高尾賢一郎、研究主幹 青木健太)

この度、中東調査会では5月12日に標題のウェビナーを開催する運びとなりました。詳細は以下をご覧ください。

是非ご参加賜りますようお願い申し上げます

https://www.meij.or.jp/event/195.html

中東調査会は、第28回「中東情勢分析発表会」(オンライン)を開催いたします。

この分析発表会は、中東調査会の研究員が担当地域・国の情勢について中・長期的な視点から分析を行い、その成果を発表するとともに、参加者の方々と意見交換を行う場です。本発表会では、中国の仲介により、3月に国交回復合意を発表したサウジアラビアとイランの対中関係や、両国が目指す地域秩序などについて説明いたします。
なお、本講演会は、オンライン(Zoomウェビナー)での開催となります。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

日時:
2023年5月12日(金)14:00~15:30(日本時間)
演題:
(1)高尾 賢一郎「サウジアラビアが目指す地域秩序の再編」
要旨:2021年1月のウラー宣言、2023年3月のイランとの国交回復合意に見られるように、サウジは地域外交において封じ込めから取り込みへの転換を図っている。この背景、成果、展望について考察する。
(2)青木 健太「イラン・サウジアラビア国交回復合意に見るイランの地域外交戦略」
要旨:2023年3月10日、中国の仲介により、イランはサウジアラビアとの国交回復に合意した。イラン・ライーシー政権の地域外交戦略はどのようなものか、アメリカ一極体制への抵抗戦線の視角を中心に分析し、今後を展望する。
参加費:
法人・個人会員 無料
非会員 3,000円(税込)
主催:
公益財団法人中東調査会

※まことに勝手ながら、お申込み先着順とさせて頂きます。なお、定員に達した場合は、お申込みを締め切らせて頂くことがございますので、あらかじめご了承頂けますと幸いです(定員となりました際は、その旨メールにてご連絡させて頂きます)。

1.お申込方法

(1)下記に必要事項をご記入の上、中東調査会宛(LDA03532@nifty.com )にご返信下さい。

申込者氏名(フリガナ):
法人名:
部署・役職名:
Email:
TEL:

※ご記入いただいた個人情報につきましては、適切に管理し、当講演会に関する業務のみに使用いたします。

(2)参加費をお振込みください(※非会員の方のみ)

お申込み頂いた方は以下の振込先に参加費をお振込み下さい。

  • 振込先:
    みずほ銀行 虎ノ門支店
    普通2115962
    口座名義 ザイ)チュウトウチョウサカイ
  • 振込期日: 2023年5月9日(火)23:59
  • 参加費 法人・個人会員:無料
    非会員:3,000円

(ご自身が会員か非会員かご不明な場合はお問い合わせください)

※お申込者と振込人名義が異なる場合は、その旨を振込メモ欄にご記入いただくか、メールでお知らせください。
※請求書をご希望の場合は、PDFにて発行いたしますので、お申し込みの際に宛名を明記の上、メールでお知らせください。なお、請求書発行以降のキャンセルは対応いたしかねますのでご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
※領収証をご希望の場合は、ご入金確認後にPDFにて発行いたしますので、領収証の宛名を明記の上、メールでお知らせください。

2.ご入金確認後、ウェビナー事前登録依頼メールを送信します

(1)当会会員の参加者と、ご入金が確認できた非会員の方に、5月10日(水)に「ウェビナー事前登録依頼メール」をお送りします。同メール内のリンクから必ずご登録ください。
(2)ウェビナーの事前登録後、「中東調査会」名でウェビナー講演会のURLが届きます。当日はこのURLからご参加ください。

【ご注意ください!】

※ウェビナーへの事前登録をしないままですと、当日ご参加頂けません。
※1アカウント1名様のみとさせて頂きます。同一名義で複数のログインはご参加をお断りすることもございますのでご注意ください。
※Zoomの操作に関するお問い合わせはお受けできません。

3.当日の流れ

  • 講演開始時間の5分前からウェビナーにご参加頂けます。
  • 皆さまの音声と画像はオフとさせていただきます。
  • 画面内の「Q&A」にご質問をお書入れください。司会者が取りまとめた上で、講師に質問します。
  • 動画の撮影・録画は固くお断りいたします。

4.お問い合わせ先

TEL:03-6261-4554 Email:

担当:高橋、伊藤

【講師略歴】

高尾 賢一郎(たかお けんいちろう)

公益財団法人中東調査会研究主幹。同志社大学大学院神学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(神学)。専門は現代イスラーム思想・社会史。著書に『イスラーム宗教警察』(亜紀書房、2018年)、『宗教と風紀――〈聖なる規範〉から読みとく現代』(岩波書店、2021年、共編)、『サウジアラビア――「イスラーム世界の盟主」の正体』(中公新書、2021年)等。

青木 健太(あおき けんた)

公益財団法人中東調査会研究主幹。2001年上智大学卒業、2005年英ブラッドフォード大学平和学修士課程修了(平和学修士)。専門は現代アフガニスタン・イラン政治。アフガニスタン政府省庁アドバイザー、在アフガニスタン日本国大使館二等書記官、外務省国際情報統括官組織専門分析員、お茶の水女子大学講師等を経て現職。著作に、『タリバン台頭――混迷のアフガニスタン現代史』(岩波書店、2022年)、「イラン・ロシア関係の展開――イランの「ルック・イースト」政策に着目して」(『中東研究』546号、2023年1月)等。

オンライン講演会「イスラームにおけるウェルビーイング観」

5月12日(金)18時半より、オンライン講演会「イスラームにおけるウェルビーイング観」を開催します。
参加費は無料です。
多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

英国レスターのマークフィールド高等教育研究所から女性のチャプレンであり研究者であるラフマナラ・チャウドリ先生をお招きして、「イスラームにおけるウェルビーイング観」の講演をいただきます。
本講演は、3回の連続講演「英国ムスリムチャプレンと家族のウェルビーイング」(Muslim Chaplaincy and Family Wellbeing)の第1回にあたります。
連続講演では、現代イスラームにおける家族の幸福観・ウェルビーイング観を確認しつつ、DVなどの家族の問題に、ムスリムチャプレンがどのように向き合うかという課題をお話しいただく予定です。
ラフマナラ博士は、イスラーム法、法心理学、イスラーム心理学がご専門です。
また、ムスリムチャプレン養成コースの講師をされています。企画者のみる限り、欧米のカウンセリングやトラウマについての理論の体系の中にイスラームの儀礼の活用や、イスラーム神学への誤解の修正を採り入れていると思われます。
マークフィールド高等教育研究所は、英国レスターにあるイスラーム(学)を学ぶための拠点で、ムスリムチャプレンになるためのトレーニングも受けることができる教育機関です。
Markfield Institute of Higher Education: https://www.mihe.ac.uk/

講演は英語で行われますが、逐次通訳がつきます。参加費は無料です。
講師、日程と講演タイトルは、以下です。

日時:5月12日(金)18時半~20時半

講演タイトル:イスラームにおけるウェルビーイング観
(Islamic framework of Well-being)

講師:ラフマナラ・チャウドリ博士、マークフィールド高等教育研究所 イスラームと牧会ケア学士課程および修士課程主任
(Dr. Rahmanara Chowdhury, Course Leader for BA and MA Islam and Pastoral Care, Markfield Institute of Higher Education)
https://www.mihe.ac.uk/staff/rahmanara-chowdhury
以下のような論文と著作があります。著作はDV被害者向けの実践的なものです。
Chowdhury, R., & Winder, B. (2022). A Web Model of Domestic Violence and Abuse in Muslim Communities
—A Multi Perspective IPA Approach. Social Sciences, 11(8), 354.
Road to Recovery: Healing from Domestic Violence, Taha Publishers, 2021.
Qawwamoon: Protectors and Maintainers, Taha Publishers, 2016.

2023年5月8日(月)24時までに下記のフォームに記入し、お申し込み下さい。

申込フォーム:https://forms.gle/MF3yhgNeBZRUVvjG7

  • 前々日の5月10日(水)中に、接続情報を研究会のメールアドレス chaplaincy.studies@gmail.comからお知らせします。
  • 本研究会は、 チャプレン研究会の第8回として、科研費基盤研究(A):イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(https://islam-gender.jp/)との共催で行われます。
  • メールアドレスの単純な記入間違いがしばしばあります。ご確認お願いします。
  • 携帯キャリアのアドレスなどは、Gmailからのご案内が受信できないことがあります。ご注意下さい。
  • 前日に接続情報が未着の場合は、chaplaincy.studies@gmail.comにメールでお知らせ下さい。
    「ゴミ箱」や「迷惑メールフォルダ」などに紛れ込んでいることがしばしばあります。ご確認ください。
  • 接続情報は、申込手続をしていない方にお伝えしないで下さい。

(参考)
連続講演: 「英国におけるムスリムチャプレンと家族のウェルビーイング」(Muslim Chaplaincy and Family Wellbeing) 全3回の講演タイトル

  1. 5月12日(金)18時半~20時半
    イスラームにおけるウェルビーイング観
    (Islamic framework of Well-being)
  2. 5月15日(月)18時半~20時半
    トラウマインフォームドケアとムスリムチャプレン
    (Trauma Informed Care and Muslim Chaplaincy)
  3. 5月26日(金) 18時半~20時半
    英国とムスリムコミュニティにおけるドメスティックバイオレンス
    (Domestic Violence within the UK and Muslim Communities)

(公財)東洋文庫国際シンポジウム「契約と訴訟の比較:アジアとイスラーム諸地域」

(公財)東洋文庫では、総合アジア圏域研究班による標記の第10回国際シンポジウムをオンラインで開催いたします(使用言語:英語)。プログラムは下記のとおりです。ご参加をご希望の方は、メール末尾に記載されている方法で、4月22日(土)までにお申し込みください。幅広いご参加を期待いたします。

なお、本シンポジウムは、1月22日に開催した第9回国際シンポジウム(タイトルは同じ)の後編にあたるものです。

日時:2023年5月6日(土)18時~23時(オンライン)

プログラム:

Contracts, Litigation and their Norms Compared: Asian and Islamic Regions
SESSION 1
Zahir BHALLOO (Hamburg University, Hamburg)
From Document to Written Formula: The Qāḍī's Sijill in Early Modern Iran
ABE Naofumi (Ochanomizu University, Tokyo)
An Intergenerational Dispute over a Hereditary Property in 19th Century Iran
ISOGAI Ken'ichi (Kyoto University, Kyoto)
Did Gaining Fatwa Always Secure the Winning of a Lawsuit?
The Function of Fatwa Observed in Sharī'a Court Documents of Russian Turkestan
Nandini CHATTERJEE (University of Exeter, Exeter)
The Price of a Life: Diya or Compensation for Loss of Life and Limb in late Mughal (early 18th Century) India
SESSION 2
JINNO Kiyoshi (Tokyo University of Science, Tokyo)
Litigation, Contracts, and Documents in Medieval Japan
AIHARA Yoshiyuki (Toyo Bunko, Tokyo)
Rediscovering of Forest Contract Documents of Qing China: From the Perspective of Natural Resource Management
SAITO Teruko (Tokyo University of Foreign Studies, Tokyo)
Debt Contracts and Litigation in Early Modern Burma (Myanmar)

General Discussion

参加申込み方法:

下記のGoogle Formサイトにて、申込み登録をお願いいたします(Name, Affiliation, Job title, e-mail address, Specialty)。日本人の方は、アルファベット表記とともに日本語表記も併記ください。後日、発表要旨集とオンライン(Zoom)のURLアドレスを、メールにてお送りいたします。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc4P3GUGCGbMFkp2hGQOwqTBuhpcPoRbF1fuFVXCT8GtLy_Nw/viewform?usp=sf_link

問合せ先:

太田啓子(東洋文庫研究員、国際シンポジウム担当)

4月

講演会「"太陽の男たち"とパレスチナ難民」開催のお知らせ

特定非営利活動法人「パレスチナ子どものキャンペーン」との協力のもと、「パレスチナ問題を知るための連続セミナー」第一弾として、慶應義塾大学の山本薫先生を講師として以下のような講演会を4月22日(土)に開催します。

参加費は無料ですが、参加のためには事前の申込が必要です。
多くの皆さまのご参加をお待ち申し上げております。

パレスチナ問題を知るための連続セミナー
【第一弾】講演会「"太陽の男たち"とパレスチナ難民」

■開催日時:
2023年4月22日(土)14:00~16:00(開場13:30)
■会場:
東京大学教養学部18号館ホール
(東京都目黒区駒場、井の頭線駒場東大前下車)
■参加費:
無料
■事前のお申し込みが必要です。
詳細・お申込み方法はホームページをご覧ください。
https://ccp-ngo.jp/news/#1478
■お問い合わせ:
パレスチナ子どものキャンペーン事務局
TEL:03-3953-1393
FAX:03-3953-1394
メール:
■共催:
パレスチナ子どものキャンペーン・東京大学中東地域研究センター
■登壇者
山本薫さん:慶應義塾大学総合政策学部専任講師。
鈴木啓之さん:東京大学大学院総合文化研究科スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授。
■「太陽の男たち」
1971年に製作された映画ですが、いまなお続くパレスチナ難民問題の原点を考えます。
そして、地中海を小舟で渡ろうとして遭難するなど、世界中で多くの難民が毎日出ている今日の世界が、当時と全く変わらないことを改めて教えてくれます。
小説は、1970年代に日本語に翻訳されましたが、2017年に河出書房新社から「ハイファに戻って/太陽の男たち」として文庫化されて現在は入手が容易になっています。
今年は、「パレスチナ問題を理解するための連続セミナー」を企画しています。
パレスチナの歴史などはもちろん、文化など、さまざまな切り口からパレスチナ問題へアプローチをする予定です。
第一弾として、パレスチナ人小説家ガッサン・カナファーニの同名小説をもとにした劇映画の一部上映とアラブ文学に造詣の深い山本薫さんにお話いただきます。
山本さんによる新訳字幕です。
また、難民が生まれた経緯などについては、鈴木啓之さんにお話しいただきます。

第2回環インド洋世界史研究会のご案内

下記の通り、4月8日に第2回環インド洋世界史研究会を開催いたしますのでご案内をさし上げます。

今回は対面のみの開催になります。また事前登録(4/5(水)まで)も必要です。
上記の2点についてご留意ください。

多くの皆様のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

今年1月に立ち上げました環インド洋世界史研究会ですが、2回目の研究会を、下記の通り、4月8日(土)に東京大学にて対面のみで開催いたします。ご関心の方はどうぞご参集ください。どなたでも参加いただけますが、レジュメ等の準備の都合上、事前登録をよろしくお願いいたします。

日時:
2023年4月8日(土)13:00~17:30
会場:
東京大学本郷キャンパス法文1号館1階113教室(https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_01_j.html
プログラム:
13:00~14:00:出席者自己紹介
(出席者全員が2~3分ほど発言し、研究情報の交換を行います。最近出版された自著や論文、あるいは国際学会の開催情報、外国書近刊などをお話し下さい)。
14:10~15:40:研究報告
報告者:栗山保之(大東文化大学)「環インド洋世界を往還したアラブの船乗りたちの航海技術」
16:00~17:30:書評会(弘末雅士『海の東南アジア史』ちくま新書、2022年)
書評者:大久保翔平(東京大学)、冨澤かな(静岡県立大学)
応答:弘末雅士(立教大学、東洋文庫)
出席登録:
以下のgoogle formsで4月5日(水)までにご登録ください。
https://forms.gle/BsUXA7NxPMBizEix9

環インド洋世界史研究会幹事
大久保翔平(東京大学)、嘉藤慎作(東京外国語大学)、島田竜登(東京大学)、鈴木英明(国立民族学博物館)

東文研セミナー "The Ottoman Postal System: An Infrastructural History" のご案内

東京大学東洋文化研究所では、この度、カリフォルニア大学ロサンジェルス校のコー・チュンヒ Koh Choon Hwee先生をお招きして、東文研セミナー "The Ottoman Postal System: An Infrastructural History" を下記の要領で開催することになりました。

コー先生はオスマン帝国の駅逓制度を専門に研究をされており、今回は現在出版準備中の単著について講演される予定です。ご関心のある方は奮ってご参加ください。
セミナーは対面とオンライン併用で開催します。参加を希望される方は下記URLの参加申込フォームにご記入お願いいたします。対面での参加者数には制限がありますので、先着順とさせていただきます。

日時:
2023年4月3日(月) 15:30〜17:00
会場:
東京大学東洋文化研究所3階第二会議室/Zoom
講師:
Koh Choon Hwee (UCLA)
題目:
The Ottoman Postal System: An Infrastructural History
司会:
秋葉淳(東洋文化研究所)
登録フォーム:
https://forms.gle/qozhdSaGk1v8r1hr6 (締め切り:4月1日(土)23:59)
講演要旨:
Like its Roman and Mongol predecessors, the horse-run Ottoman postal system was a sprawling infrastructure essential for everyday imperial affairs. Unlike them, however, it left behind a sea of paper documentation that tracked its mundane operations and traced its strategic reforms. Based on this uniquely rich archive, this book project follows eight small-scale actors across its chapters—The Courier, The Decree, The Bookkeeper, The Postmaster, The Villager, The Tatar, The Credit Voucher, and The Horse. It offers a history of the Ottoman Empire as a single, meaningful unit, in stark contrast to the fragmented landscape today of its more than thirty-five successor nation-states. This is a story about the lands from Belgrade to Baghdad, Crimea to Cairo, circa 1600 to 1900--a vast area once home to a united infrastructure that brought together diverse imperial subjects to serve a now forgotten Ottoman social order.

このセミナーは科研費基盤研究(B)「オスマン帝国における社会階層とジェンダーに関する国際共同研究」(20H01322) の支援を受けて開催されます。

連絡先:秋葉淳(東洋文化研究所 j-akiba[at]ioc.u-tokyo.ac.jp)

3月

東文研セミナー「オスマン史研究と史料翻訳:『ミドハト・パシャ自伝』への道/からの道」

東文研セミナー「オスマン史研究と史料翻訳:『ミドハト・パシャ自伝』への道/からの道」のお知らせです。
東京大学東洋文化研究所では、この度、東文研セミナー「オスマン史研究と史料翻訳:『ミドハト・パシャ自伝』への道/からの道」を下記の要領で開催いたします。本セミナーでは、佐々木紳・本研究所私学研修員(成蹊大学)が、先月刊行した『ミドハト・パシャ自伝—近代オスマン帝国改革実録』について、そして今後の計画について講演を行います。奮ってご参加ください。
セミナーは、対面とオンライン併用で開催されます。参加希望者は登録をお願いします。会場の定員が埋まった段階で対面参加申込は締切りいたします。

日時:
2023年3月29日(水) 15:30~17:00
会場:
東京大学東洋文化研究所3階第二会議室/Zoom
登録フォーム:
https://forms.gle/3oJNgzuPb4qEyzyh8
講師:
佐々木紳(東洋文化研究所私学研修員/成蹊大学)
題目:
オスマン史研究と史料翻訳:『ミドハト・パシャ自伝』への道/からの道
司会:
秋葉淳(東洋文化研究所)
概要:
日本におけるオスマン史研究は、専門書・概説書・教科書記述等々、多方面にわたり存在感を高めてきた。そこに決定的に欠けていたのが、ほかならぬオスマン・トルコ語史料の翻訳である。本報告では、訳書『ミドハト・パシャ自伝:近代オスマン帝国改革実録』(東京大学出版会、2023年)の紹介を交えつつ、歴史研究・歴史教育のなかで史料翻訳が占める重要性を再確認し、課題と展望を論じ、さらには「続編」刊行に向けての抱負を語る。
連絡先:
秋葉淳(東洋文化研究所 j-akiba[at]ioc.u-tokyo.ac.jp)

国際会議 “Toward Peaceful Alliance and Cooperation in the Caucasus:Tectonic Changes in the Region”

2020年、アゼルバイジャンとアルメニアによる第二次カラバフ戦争は、南コーカサスの勢力図に変化をもたらしました。また、2022年より始まったウクライナ戦争は、本地域の内外に劇的な影響を及ぼしています。アゼルバイジャン出身の2人の著名な講演者が、急速に変化する南コーカサスの安全保障の状況と、それが欧州の安全保障に及ぼす影響について考察します。

詳細・プログラムは、以下のURLをご覧ください。

http://www.cismor.jp/jp/lectures/toward-peaceful-alliance-and-cooperation-in-the-caucasus-tectonic-changes-in-the-region/

開催日時:
2023年3月26日(日)15時00分~17時00分
開催場所:
ハイブリッド開催(会場)同志社大学烏丸キャンパス 志高館1F 会議室/ オンライン(Zoom)
使用言語:
英語
参加登録:
https://forms.office.com/r/0zB0uHth7F
(3月21日(火)までに参加登録をお願い致します)
主催:
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科
科学研究費補助金 基盤研究A:ハイブリッド戦争時代における新たな安全保障学の構築 :中東ユーラシア地域の事 例から(2022~2025) 研究代表者: 中西久枝, 課題番号:22H00051]
共催:
同志社大学一神教学際研究センター(CISMOR)

International Conference
“Toward Peaceful Alliance and Cooperation in the Caucasus:Tectonic Changes in the Region”

The 2020 Second Karabakh War between Azerbaijan and Armenia changed the balance of powers in the South Caucasus. Yet, Russia's War in Ukraine has dramatically impacted the region and beyond. Two distinguished speakers from Azerbaijan will examine the rapidly changing security landscape in the South Caucasus and its implications for European security.

For more detail, please refer to the URL below:
http://www.cismor.jp/jp/lectures/toward-peaceful-alliance-and-cooperation-in-the-caucasus-tectonic-changes-in-the-region/

Date & Time:
15:00 -17:00 (JST), Sunday, 26 March 2023
Venue:
Hybrid format (On site) Shiko-kan Conference Room(1st floor), Karasuma Campus, Doshisha University/ Online (Zoom)
Language:
English
Registration:
https://forms.office.com/r/0zB0uHth7F
(Please register by 21 March 2023)

Organized by the Graduate School of Global Studies, Doshisha University
Co-organized by the Center for Interdisciplinary Studies of MonotheisticReligions (CISMOR), Doshisha University Grant-in-Aid for Scientific Research (A),Towards a new security paradigm: Lessons from the greater Eurasian area(2022-2025) ,Nakanishi Hisae ,22H00051

Contact:
中西久枝 NAKANISHI Hisae
同志社大学グローバル・スタディーズ研究科教授
Professor of the Graduate School of Global Studies, Doshisha University
Email: hinakani〔@〕mail.doshisha.ac.jp

GEAHSS第6回公開シンポジウム参加申し込み方法

人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)は3月26日13時30分より第6回シンポジウム「人文社会科学系学協会・大学におけるジェンダー平等の現状と課題」を開催します(オンライン)。

詳細についてはGEAHSSのウェブページ(https://geahssoffice.wixsite.com/geahss/single-post/geahss_20230326)をご参照ください。

この度、下記のとおりシンポジウムへの参加申し込み方法などが決まったとの連絡をいただきました。

ご関心がおありの方は下記のリンクから申し込みをよろしくお願いいたします。

GEAHSS第6回公開シンポジウム【2023年3月26日】参加申し込み方法など

12月に速報としてお知らせしておりました2023年3月26日開催の公開シンポジウム「人文社会科学系学協会・大学におけるジェンダー平等の現状と課題」への参加申込方法等が決まりましたので、下記のとおりご案内申し上げます。

学協会ご所属会員の皆々様にもご案内くださいますよう、ご協力のほどなにとぞよろしくお願い申しあげます。

シンポジウム内容の詳細は、添付のポスターをご覧ください。皆様のご参加をお待ちしています。(Zoom開催・参加無料・どなたでもご参加いただけます)

▼お申込みはこちらから→ https://forms.gle/7TnjyL8g8yTSE6ks7

(申し込み締切:2023年3月20日(月))

▼ポスター(PDF)はこちらから→ https://geahssoffice.wixsite.com/geahss/single-post/geahss_20230326

第21回中央アジア古文書研究セミナーのご案内

本年度の「中央アジア古文書研究セミナー」を、科研費(基盤研究(B))「ロシア帝国領中央ユーラシアにおける家族と家産継承」(代表:磯貝健一)の助成により、下記の要領で開催いたします。京都大学羽田記念館を会場に、オンライン(Zoomミーティング利用)でも参加可能なハイブリッド形式で行います。ぜひご参加ください。

日時:
2023年3月25・26日(土・日) 13:30~17:30(両日とも)
場所:
京都大学文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター羽田記念館
(京都市北区大宮南田尻町13、
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/ceschi/hkk-top/
オンライン(Zoomミーティング)

【プログラム】

25日(土) 司会:
矢島洋一(奈良女子大学研究院人文科学系)
13:30~13:50
参加者自己紹介
13:50~15:20
磯貝真澄(千葉大学大学院人文科学研究院)
「19世紀末ヴォルガ・ウラル地域の教区簿:婚姻・離婚の記録」
15:30~17:00
塩野崎信也(龍谷大学文学部)
「19世紀後半の南東コーカサスにおけるシャリーア法廷文書」
17:00~17:30
質疑応答
26日(日) 司会:
磯貝真澄
13:30~15:00
矢島洋一
「19世紀前半ブハラの訴状と権利放棄文書」
15:15~16:45
磯貝健一(京都大学大学院文学研究科)
「帝政期中央アジアのシャリーア法廷判決台帳」
16:45~17:30
質疑応答・総合討論
※18:00~
懇談会(Zoomミーティング利用)

参加を希望される方は、【2月20日(月)】までに、次の参加登録フォームでご登録くださるようお願いいたします。文書史料講読で使用する資料を事前に郵送いたします。
ただし、京都大学羽田記念館でのご参加を希望され、その際にご出張の方は、旅費のご相談もしますので、【2月8日(水)17時】までにご登録ください。

【参加登録フォーム】

https://forms.gle/fkMH1ZKiogHMtSDt8

ご不明な点、事務連絡先までお尋ねください。
――事務連絡先:磯貝真澄(isomasu3●mbe.nifty.com)
※メール送信の際は、メールアドレスの●をアットマークに替えてください。

2022年度イラン研究会のご案内3/25-26(AA研)

2022年度のイラン研究会は、3/25-26に東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所で対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されます。
この会は、故勝藤猛先生を代表とする科研費プロジェクト「イラン・アフガニスタンにおける変革の歴史的研究」(1981-82)を起源とする40年の歴史を持つ研究会で、イランに興味のある方ならどなたでも参加いただけます。
参加いただける方で、お申し込みがまだの方は、以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/xcqm47u9YPL4qZR86
締切は3/22 23:59です。オンライン参加の方にはそれからZoomリンクをお送りいたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

イラン研究会プログラム

3月25日(土)
14:00
鈴木 均 コンフェッション拡大版
14:30
Elham
Saberi イラン人(中上級)学習者の日本語作文評価における採点者特性の影響母語、教育経験、ビリーフによる相違――日本人評価者とイラン人評価者の比較
15:45
コンフェッション
17:00
終了予定
3月26日(日)
10:00
富田健次 イラン現体制と欧米の間にある文明断層線を求めて*
10:30
毛利奈知子 イラン都市住民が語る家庭での水使用の変遷*
11:10
Behnam Jahedzadeh 村名のDaryamanは地名のDeylamanに由来する言語学的な証拠
11:55
中村菜穂 ペルシア詩におけるイメージ論について
12:15
昼食
13:15
八尾師誠 イラン近現代史再考の一視点――”遊牧民”から”移動部族民”へ
14:35
山岸智子 イラン日本関係と履物の文化史
14:55
黒田賢治 国交樹立以前の日本-イラン間の商業関係について
15:15
神山美輝 イラン政府の対アフガン移民/難民政策――「外国人の組織化に関する包括的計画」(2010年)を軸に
15:45
近藤信彰 ハムザ物語写本をめぐる諸問題
16:05
コンフェッション2
17:00
終了予定

*のある報告はオンライン

ワークショップ “Circles of Trust: Marriage, Village Guarantors, and Private Reading Groups in the Ottoman Empire” のご案内

文部科学省科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」計画研究班B01「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)は、科研費基盤研究(B)「オスマン帝国における社会階層とジェンダーに関する国際共同研究」(代表:秋葉淳)と共催で 以下のワークショップを開催いたします。

会場は同志社大学・今出川キャンパスとZoomによるオンラインのハイブリッド形式で行います。皆様のお越しをお待ちしております。

※発表要旨はウェブページからご確認いただけます。

https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1532/

ワークショップ “Circles of Trust: Marriage, Village Guarantors, and Private Reading Groups in the Ottoman Empire”

日時:2023年3月25日 (土) 13:30~17:00

【プログラム】
13:30~13:45
Opening
13:45~14:30
Koh Choon Hwee (UCLA): “Trust, Connectivity and Empire: Nested Suretyships in the Ottoman Postal System”
14:35~15:20
Tommaso Stefini (European U Institute): “Risky unions: Venetian/Ottoman marriages and contested inheritances”
15:50~16:35
Baki Tezcan (UC Davis): “The not-so-well-connected domains of Ottoman knowledge production: Su'udi's The Book of Felicity and The New Report and their reception.”
16:35~17:00
discussions
司会:
秋葉淳(東京大学)
使用言語:
英語
開催形態:
一般公開/無料、対面・Zoomによるオンライン開催/要事前登録
会場:
同志社大学・今出川キャンパス、徳照館2階第2共同利用室
京都市営地下鉄・烏丸線の今出川駅下車すぐ。
下記リンク内キャンパスマップ中の12番の建物です。
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html
事前登録:
(対面参加)https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc1A07Woz8UaKKI0-2dMGOqbOCrMwD02sUst_gJXW2mR8iO7A/viewform
(オンライン参加)https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0vd-qoqD0sGtA0GFFbo_U93Tljgl6LPhev
共催:
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)/科研費基盤研究(B)「オスマン帝国における社会階層とジェンダーに関する国際共同研究」(研究代表者:秋葉淳(東京大学東洋文化研究所)課題番号:20H01322)
問い合わせ・連絡先:
守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp

環太平洋オスマン帝国史研究国際会議のご案内

東京大学東洋文化研究所では、2023年3月22日、23日に「環太平洋オスマン帝国史研究国際会議」を開催いたします。この国際会議は、米国西海岸と東アジアのオスマン帝国史研究者が一同に会してそれぞれの研究を共有する目的で開催されるものです。会議は対面とオンラインの両方で開催されます。登録フォームで対面かオンラインかの参加方式をお選びください。対面参加者は18名までで、先着順といたします。

登録フォーム:
https://forms.gle/wqndVFqy9StPPXYK8 (締め切り3月19日23:59).
開催日:
2023年3月22、23日(水、木)
場所:
東京大学東洋文化研究所3階大会議室 https://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/access/index.html
プログラム:
3月22日(水)
17:00~18:40 Opening session
Opening remarks (Jun Akiba, U Tokyo)
Baki Tezcan (UC Davis): "Birgili, Akhisarlı, and Kadızade: A Story of Disenchantment in Three Acts."
Jun Akiba: "Visiting the Courtroom through Back Door: A New Look at the Ottoman Sharia Courts"
3月23日(木)
10:30~17:00
1st Session 10:30~12:00 Law and Justice in the Ottoman Empire
Tommaso Stefini (European U Institute): "Ottoman justice and Political Economy of Empires: Venetian merchants in Ottoman Courts (16th-18th centuries)"
Nora Barakat (Stanford U): "Assembling Private Property in the Late Ottoman Empire, From Homs to Hufuf"
2nd Session 13:20~14:50 Early Modern Istanbul: From the Palace to the Street
Koh Choon Hwee (UCLA) and Madoka Morita (TUFS): ""How to Keep the Horses Happy: Urban Crowding in Eighteenth-Century Istanbul"
Satoshi Kawamoto (TUFS): "New Dorms for New Elites :The Baltacılar and the Ottoman Palatial Architecture in the Seventeenth Century"
3rd Session 15:20~16:50 Ottoman Urban History
Masato Tanaka (U Tokyo): "'Men of Business and Money': Freemasonry, Civic Associations, and the Formation of a New Social Class in Late Ottoman Beirut"
Eunjeong Yi (Seoul U) and Madoka Morita: "Reconsidering Mahalles of Ottoman Istanbul" (tentative title)

*この国際会議は科研費基盤研究(B)「オスマン帝国における社会階層とジェンダーに関する国際共同研究」(20H01322) の支援を受けて開催されます。

Khvandamir: Value and Readership of Persian General Histories"のご案内

グローバル地中海地域研究AA研拠点は、京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター(CESCHI)羽田記念館と共催で以下の国際ワークショップをハイブリッド開催いたします。

Philip BOCKHOLT氏と大塚修氏を迎えて、ペルシア語普遍史の価値や受容に関して議論いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。(要事前登録)

International Workshop "Banakati and Khvandamir: Value and Readership of Persian General Histories"

日時:
2023年3月21日(火)、14:00-17:00(13:30 開場)14:00-17:00
会場:
京都大学大学院文学研究科附属文化遺産学・人文知連携センター(CESCHI)羽田記念館 およびZoomによるオンライン開催
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/ceschi/hkk-top/
Day and Time
Tuesday March 21, 2023, 14:00-17:00
Venue:
Haneda Memorial Hall and Online by Zoom
https://www.bun.kyoto-u.ac.jp/ceschi/hkk-top/
14:00-14:15
Opening address by Nobuaki KONDO (ILCAA)
14:15-14:55
Osamu OTSUKA (The University of Tokyo), "Tārīkh-i Banākatī Reconsidered: Beyond Rashīd al-Dīn-centrism"
15:10-15:50
Philip BOCKHOLT (WWU, Münster), "Read by Whom? On the Question of Readership of the Ḥabīb al-Siyar in the Eastern Islamic World"
16:05-17:00
General Discussion
以下のグーグルフォームから3/20 12:00までにお申し込みください。Please register in the google form by 12:00, 20 March
https://forms.gle/Rvz24gTcy39sjQ3W9
共催:
羽田記念館;NIHUグローバル地中海地域研究・アジア・アフリカ言語文化研究所拠点
問い合わせ先:
eurasia-haneda(at mark)bun.kyoto-u.ac.jp (羽田記念館)
gmed.ilcaa (at mark)
gmail.com(グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局)
Abstracts:
Tārīkh-i Banākatī Reconsidered: Beyond Rashīd al-Dīn-centrism Osamu OTSUKA (The University of Tokyo)
Abū Sulaymān Dāwūd b. Abī al-Faḍl Muḥammad b. Muḥammad b. Dāwūd al-Banākatī's Tārīkh-i Banākatī is a Persian universal history compiled in the Ilkhanid period that was dedicated to the ninth Ilkhanid ruler, Abū Sa'īd (r. 1316-35) on 31 December 1317. This work has commonly been considered to be an abridgement of Rashīd al-Dīn's (d. 1318) Jāmi' al-Tawārīkh since the middle of the nineteenth century. This kind of negative evaluation is found deeply rooted in most previous studies. While the work Jāmi' al-Tawārīkh is highly admired and widely studied, other Persian universal histories written in the Ilkhanid period including the Tārīkh-i Banākatī, have not attracted commensurate attention. It is worth noting that later intellectuals in pre-modern Persianate societies never evaluated the Tārīkh-i Banākatīas a mere abridgement of the Jāmi' al-Tawārīkh, which has no value. This paper is the first philological study of the Tārīkh-i Banākatī. By investigating its remaining manuscripts and comparing the text with that of other Persian universal histories, I reconsider its historical value in Persian historiographical studies (especially in the Ilkhanid period).
Read by Whom? On the Question of Readership of the Ḥabīb al-Siyar in the Eastern Islamic World Philip BOCKHOLT (WWU, Münster)
The Persian world history Ḥabīb al-Siyar is one of the most copied historiographical works in Islamic intellectual history. Written by the Iranian historian Khvāndamīr (d. 1535/36) in Herat during the rule of the Shiʿi Safavids in the 1520s, the book was subsequently adapted to the religious and political expectations of his later patrons, the Sunni Mughals in India, and circulated through hundreds of copies spread across the entire eastern Islamic world. In my paper, I will analyse manuscript copies of the work and offer new insights into their readership at various locations in the premodern Islamic world. Taking cues from reception, provenance, and historical readership studies, I will examine ownership and readership notes, endowment seals and illustrations in order to shed light on the owners and readers of the work between the 16th and early 20th centuries. By giving an in-depth analysis of marginal notes found in the extant copies, I will situate the Ḥabīb al-Siyar within the broader framework of Islamic book culture and show that the chronicle was part of a larger canon of texts. This canon was read within a greater Persianate world including not only the Safavid court in Iran and the Mughal court in India, but also places on the Deccan as well as in Central Asia and the Ottoman Empire. My paper thus offers comprehensive insights into the transregional transmission of Persian historiography as well as regionally specific readership practices.

ワークショップ“Trade Diasporas across the Early Modern Mediterranean”のご案内

文部科学省科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」計画研究班B01「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)は、以下のワークショップを開催いたします。
会場は東京外国語大学AA研とZoomによるオンラインのハイブリッド形式で行います。皆様のお越しをお待ちしております。

※発表要旨はウェブページからご確認いただけます。
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1496/

ワークショップ “Trade Diasporas across the Early Modern Mediterranean”

日時:
2023年3月20日 15時から17時
報告:
Tommaso Stefini (European University Institute)
“Hosting the stranger: trade diasporas across the early modern Mediterranean (15th-18th centuries)”
司会:
近藤信彰(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
使用言語:
英語
開催形態:
一般公開/無料、東京外国語大学AA研とZoomによるオンラインのハイブリッド形式/要事前登録
会場:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所セミナー室(301)
事前登録:
対面で参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeCHY6zDc-DZKX5_5NA0JSxD64TdWqlrS3inIfhat02Mh7uhg/viewform
オンラインで参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZIpde6tqDsoG9Lb4OpMLAnt1j4BUKATTvsW
主催:
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)
問い合わせ・連絡先:
守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp

第13回オスマン文書セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(以下AA研)では、基幹研究「「記憶」のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」(代表:野田仁)の事業の一環として、2023年3月18日(土)と19日(日)に第13回オスマン文書セミナーを対面・オンラインで開催します。研究上、オスマン朝下で作成されたさまざまな手書きの文書や帳簿を読む必要のある方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。

今回のセミナーは、「条約の書」とも訳されるアフドナーメ(ahdname)を取り上げます。初日はまず講読に先立ち、アフドナーメの内容と様式についての解説を行います。アフドナーメの正本は、華麗なジェリー・ディーヴァーニー書体で記された特徴的な様式の文書ですが、原則としてトルコ国外の文書館に所蔵されているせいか、実際にオスマン史研究で利用されるのは、オスマン文書館所蔵のいずれかの簿冊に記録された控えのテキストが一般的です。今回の講読では1680年にオスマン朝のメフメト4世からネーデルラント連邦共和国に与えられ、「外国台帳(Düvel-i Ecnebiye Defteri)」に記録されたアフドナーメのテキストを使用します(ハーグの国立文書館所蔵の正本も適宜参照する予定です)。ただしアフドナーメの本文は非常に長いので、セミナーで実際に講読する条文は、テキストの一部となることをご承知おき下さい。

さらにセミナー2日目には、アフドナーメの規定に関連して「外国台帳」に記録された勅令テキストも合わせて取り上げます。取り上げる勅令は、セミナーの前半で講読したアフドナーメの条文に対応した案件を扱うものになります。ネーデルラント大使からオスマン政府に宛てて提出された嘆願書(arzuhal) に基づいて作成されたこれらの勅令からは、アフドナーメの個別の規定がどのように具体的に運用されていたかがわかります(勅令とその抄録については第2回、第3回、嘆願書については第7回、第8回のセミナーですでに取り上げましたが、概要は説明いたします)。

なお今回のセミナーで取り上げる1680年のアフドナーメは、その後一度も改定されず、オスマン朝滅亡までネーデルラント(オランダ)との関係を規定していました。ネーデルラント(オランダ)は、ヨーロッパのキリスト教諸国のうち歴史上一度もオスマン朝と戦争をしたことのない稀有な友好国であり、このアフドナーメは通商に関する規定が中心です。アフドナーメの構成要素の解説や原文の読解を通じて、近代の条約との相違を実感し、カピチュレーションの問題についても考えていただければと思います。

参加を希望される方は、お名前、ご所属、連絡先住所・電話番号、メールアドレス、専門分野、対面・オンライン参加の別、セミナー参加可能日程を明記の上(部分参加も可)、下記の申込先まで3月13日(月)までにEメールにてご連絡ください。こちらから、セミナーで用いる資料がダウンロードできるURLをご案内いたします。なお参加費は無料ですが、会場の定員の都合上、オンラインによる参加をお願いすることもありえますのでご了承下さい。

問合わせ・申込先:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター事務局
e-mail:fsc_office@aa.tufs.ac.jp (@は半角)

プログラム等の詳細は以下の通りです。

日時
2023年3月18日(土)14:00-17:30 / 2023年3月19日(日)14:00-18:00
会場
対面の場合は1日目と2日目で会場が異なりますのでご注意下さい。
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)
(〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1)
3月18日:3階マルチメディア会議室 (304号室)
3月19日:3階大会議室 (303号室)
およびZoomによるオンライン開催
http://www.tufs.ac.jp/access
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
使用言語
日本語
共催
AA研基幹研究「「記憶」のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」
講師
松井真子(愛知学院大学)、髙松洋一(AA研)

日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online) (2022年度第10回のお知らせ)

前略、年度末まであとわずか、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。この度は、ウクライナ情勢に詳しい真野先生を講師にお招きし、彼の地で普通の人たちにどんなことが起こっているのかを現地での経験からお話いただきます。戦線が長引くにつれ兎角遠ざかりがちですが、同時代に生きる人間として、直面しなければいけない問題と考えます。

真野先生は、2021年9月に『ポスト・プーチン論序説 「チェチェン化」するロシア』(東洋書店新社)を刊行され、同年12月に当懇話会オンラインでご講演いただきました。今回は、新著『ルポ プーチンの破滅戦争―ロシアによるウクライナ侵略の記録』(ちくま新書)を軸にとのことで、カイロ事務所にご寄贈いただいております。真野先生は3年間のカイロでの駐在を終え、3月にご帰任を控えていらっしゃいますので、慣例のオンライン配信だけではなく対面を加え、ハイブリッドで開催いたします。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。オンラインでのご参加の手続きは、いつも通りご連絡いただきたいと思います。一方、事務所にご来所いただける方は、別途ご連絡をいただきたく、下欄にご案内いたします。

◆ 日時:
2023年3月18日(土)開始時間:カイロ13時から(日本時間20時から)講演:60分 質疑応答:30分
◆ 配信方法:
ハイブリッドzoom
◆ 講演:
「ロシアの侵攻開始1年――ウクライナ市民の声から考える」
◆ 講師:
真野 森作(毎日新聞カイロ支局長)
◆ 要旨(講師記)
プーチン政権のロシアによるウクライナ侵攻の開始から2月24日で1年が経過しました。ロシアは当初の電撃的な首都キーウ(キエフ)制圧に失敗した後、東部や南部で侵略を進め、現在もウクライナ国土の約2割を占領しています。プーチン政権はこれらの占領地域が「自国領になった」と強弁、対するウクライナ国民は抗戦の意思が固く、戦争終結は見通せません。なぜ、この戦争は起きたのか。ウクライナの人々は何を思っているのか。私はモスクワ特派員時代の13~17年にロシアとウクライナの情勢(マイダン革命、クリミア併合強行、東部ドンバス紛争など)を現場で追いかけました。今回の戦争については、昨年2月と5月にウクライナ各地で取材しました。今年1月に刊行した著書『ルポ プーチンの破滅戦争―ロシアによるウクライナ侵略の記録』(ちくま新書)などを基にお話したいと思います。
●参加方法:
講演は無料となっております。 オンラインでの参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、メールjspslecmet@gmail.com宛に前日までに必ずお申込みください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします。
対面での参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属を明記の上、メールjspslecmet@gmail.com宛にご連絡ください。なお、事務所にてご参加いただけますみなさまには、講演終了後に講師との懇親の時間を設けさせていただきたいと存じます。

※今回の講演は土曜に開催いたしますので、曜日をお間違えのないようにご注意ください。

シンポジウム「中央アジア・西アジア文書研究の最前線---ハラム文書研究事始めによせて---」

学振科研プロジェクト「ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究」(代表 川本正知)では、2年間にわたってエルサレムのハラム文書の解読をすすめてまいりました。このたび東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所のご協力によって、3月18日にシンポジウムを開催することになりました。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

シンポジウム 「中央アジア・西アジア文書研究の最前線---ハラム文書研究事始めによせて---」

日時:
2023年3月18日(土) 14時?18時
場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 大会議室(3階) (ハイブリッド開催)
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/event/upcoming
参加方法:
以下のGoogle Formから3月17日(金)正午までにお申し込みください。
申込先:
https://forms.gle/qGf4Qok4g8TJLCbs8

1990年代後半から本格的に行われるようになった日本の中央アジア・西アジア文書研究はいまや西アジア・中央アジア歴史研究の主流となったといってもよいだろう。文書研究によって、王朝国家がイスラム教徒・キリスト教徒・ユダヤ教徒そのほかの宗教共同体からなる複合社会に対してどのような支配をおよぼそうとしてきたのか、イスラム法の規定がそういった社会に実際にどのような影響をおよぼしていたのか、などの研究成果が積み重ねられてきた。

昨年度からはじまった科研プロジェクト「ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究」はこの3月末が折り返し点にあたる。来年度から研究成果を発表していくことになるが、そのためにこの時点で私たちのハラム文書研究を日本の中央アジア・西アジア文書研究全体の中に位置づける作業が必要である。この作業にはプロジェクトのメンバー以外の文書研究に携わっている研究者たちの協力が不可欠である。このたび東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「記憶のフィールドアーカイビング」との共催で当研究所においてシンポジウムを開催することとなった。私たちのプロジェクトがめざすものを含む今後の文書研究の方向を共に議論していきたい。

◆プログラム◆
司会
近藤信彰(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
基調報告
川本正知(奈良大学)「中央アジア・西アジア文書研究におけるハラム文書研究」 14:00-14:20
報告
①松井太(大阪大学)「ポスト=モンゴル諸王朝の書記官房におけるウイグル文字使用の伝統」 14:20-14:50
②渡部良子(東京大学)「ハラム文書中のペルシア語文書に見る14世紀北西イランのモンゴル社会:アミール・アドチ家文書を題材に」 14:50-15:20
③熊倉和歌子(東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所)・Omar Ali(ソハーグ大学)「あるホラーサーン商人の遺産関連文書にみる14世紀末の動乱」 15:2 0-15:50
【休憩】
15:50~16:10
コメントと討論
①のコメントと討論 矢島洋一(奈良女子大学) 16:10-16:35
②のコメントと討論 磯貝健一(京都大学) 16:35-17:00
③のコメントと討論 佐藤健太郎(北海道大学) 17:00-17:25
全体討論 17:25 - 18:00
◆共催◆
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所基幹研究「記憶のフィールドアーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」(代表 野田仁)
https://meis2.aa-ken.jp/about.html
日本学術振興会基盤研究(B)一般「ハラム文書に含まれるペルシア語文書の解読と研究」(代表 川本正知)
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21H00580/
日本学術振興会科研費・基盤研究(B)一般「古文書資料の言語横断的総合分析に基づくモンゴル帝国の支配システムの解明」(代表 松井太)
https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-20H01324/
◆協賛◆
東京外国語大学アジアアフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として (2)」(代表 渡部良子)
https://meis2.aa-ken.jp/joint_research_projects.html

第63回 関西イラン研究会のご案内

【日時】
2023年3月18日(土) 午後2時から5時頃まで
【場所】
大阪府箕面市船場東3-5-10
大阪大学箕面キャンパス ペルシア語共同研究室(8階)

※ご参加をご希望の方は下記フォームよりお申し込みください。
(メールでのお申し込みも受付いたします。)

https://forms.gle/PYphLVRmJXYtMSNe6

Email:

前日までにzoomリンクをお送りいたします。
会場での参加をご希望の場合は2/28までにお申し込みください。

【発表】

発表者:
本多由美子
題目:
『ガーリーシューヤーン』翻訳奮闘記
要旨:
  1. 本書の内容紹介と現地の祭礼について
  2. 勉強会での講読から出版に至る経緯
  3. 翻訳作業過程での諸々
事実上複数人で行った翻訳作業、ペルシア語の音の表記問題、翻訳の難しかった語彙・表現等々。翻訳出版という得難い経験をさせていただいた中で気づいたこと感じたことをざっくばらんにお伝えするような形になると思います。
発表言語:
日本語
発表者:
八尾師誠
題目:
イランを翻訳するという事
要旨:
(いわば本多報告へのコメントとなります)イランに関する事柄を日本語で表現することは、とりもなおさず、イランを翻訳することである。この前提に立って、シリーズ“あいねイラン”の基本的狙いは、一言でいえば、“生の”イラン、“加工されていない”、“在るが儘の”イランを日本の読者に紹介することであります。そうはいっても、言うは易しであり、そもそも、“生の”、“加工されていない”、“在るが儘の”とはどのような事をいうのか、また、それを実現する方法とは何か、など疑問は山積みです。そうした疑問に対する何かしらの答えを実践を通して見出してゆこうとする試みが本シリーズであるとも言えるでしょう。また、“生の”、“加工されていない”、“在るが儘の”イランに拘ることは、結果として、対象としてのイランに対する「敬意(リスペクト)」の表明にも繋がるであろうと考える次第です。
参考文献:
アリー・ボルークバーシー著、本多由美子訳『ガーリーシューヤーン:マシュハデ・アルダハールにおける象徴的絨毯洗いの祭礼』(あいねイラン)、包、2020年。
発表言語:
日本語

《連絡事項》

  • 本研究会でご発表いただける方がいらっしゃいましたらご連絡をください。2023年10~12月頃に開催予定の第65回研究会の発表者のお一人目まで決まっております。
  • 『イラン研究』第19号の投稿締切日が2023年3月31日に延期されました。奮ってご投稿ください。

https://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/iran_kenkyu_19.html

[関西イラン研究会のサイト]

http://www.sfs.osaka-u.ac.jp/user/persian/kenkyukai.html

2022年度第4回現代中東若手研究会参加者募集のお知らせ

笹川平和財団アジア・イスラム事業グループでは、博士後期課程からポストドクター5年目までの若手中東研究者を参加者とした「現代中東若手研究会」を開催しています。2022年度はこれまで3回の会合を開催してきました。

<今年度開催報告>

第1回(5月)「現代中東における統治のあり方:暴力、抗議行動から」
https://www.spf.org/asia-islam/news/20220620.html

第2回(8月)「近現代中東における文学と覚醒」
https://www.spf.org/asia-islam/news/20220914.html

第3回(10月)「法的観点からみるパレスチナとイスラエル」
https://www.spf.org/asia-islam/news/20230116.html

1.研究会について

所属機関やディシプリンを越え、中東地域(アフガニスタン~マグリブ)を中心に多様な問題関心を持った方々が集える研究会となることを目指し、若手研究者2名の発表、参加者によるディスカッション、中堅・シニアの中東研究者や実務家の方によるコメントで構成される研究会を開催しています。

2.第4回現代中東若手研究会について

2022年度最後となる本会合では、普段は当研究会に登録している人にのみ限定している参加者(発表を聞き、ディスカッションに参加する者)を拡大し、博士前期課程在籍中の学生、もしくは2023年度前期課程への進学が決定している学生の方々にもご参加いただきたいと考えております。

<第4回会合詳細>

① 日時:
2023年3月14日(火)16:00~17:45(オンライン開催)
② 会合タイトル:
「現代ヨルダン政治の諸問題:権威主義支配と難民政策」
③ 発表者/テーマ:
- 吉井紀子氏(大阪青山大学講師)/「長期化するシリア難民支援と受入れ国ヨルダンの政策の狭間で翻弄されるシリア難民とヨルダン市民の現状」
- 渡邊駿氏(日本エネルギー経済研究所主任研究員)/「ヨルダンのサブナショナルな資源分配政治」
④ コメンテータ
- 今井宏平氏(アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ研究員)
- 佐藤麻理絵氏(筑波大学人文社会系助教)

3.日本中東学会のみなさまへのお願い

日本中東学会のみなさまにおかれては、所属先等で本会合開催の周知をしてくださるよう、お願いします。また、もし参加者として出席を希望される学生さんがいらっしゃいましたら、下記のURLに出席登録をいただくよう慫慂願います。

<出席登録>

https://forms.office.com/r/u9DPT9Md4G

4.担当者

担当者:
水谷陣也(公益財団法人 笹川平和財団(SPF) アジア・イスラム事業グループ)
E-mail:

「龍谷大学国際社会文化研究所・宗教間対話研究講演会」のお知らせ

このたび、龍谷大学国際社会文化研究所の指定研究プロジェクト『異文化理解と多文化共生―仏教・キリスト教・イスラームの実践的対話に向けた比較宗教学』(代表:佐野東生・龍谷大学国際学部教授、2022~2024年度)の研究講演会を3月13日(月)12:30から開催します。
テーマとして仏教、イスラームなどの諸宗教の祈りとその思想を比較考察します(龍谷大学世界仏教文化研究センター、科研費基盤研究C「ルーミーの実践的神秘思想の比較宗教学的究明」共催)。
第一部は釈徹宗・相愛大学学長(本指定研究共同研究員)を招き念仏思想を比較宗教的に考察します。
第二部は佐野がトルコを軸にイスラームのズィクルと念仏を比較し、思想的背景を考察します。
現代の課題である宗教・宗派間対話のため、諸宗教の接点を探る試みです。ふるってご参加ください。(詳細は以下をご参照ください)

1. 日時
2023年3月13日(月) 12:30~16:00
2. 開催方法
対面とオンラインで同時開催(自由参加)
【対面】
会場:
龍谷大学大宮キャンパス清和館3Fホール
アクセス:
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/traffic/t_omiya.html
【オンライン】
ZOOMアドレス:
https://us02web.zoom.us/j/8189466834?pwd=L1U4YzQrdU13YUZRci9odnZXT05IZz09
ミーティングID:
818 946 6834
パスコード:
1XsLkh
3. プログラム
12:30~12:35
趣旨説明 久松 英二 龍谷大学国際学部教授
第一部
12:35~13:40
講演1 釈 徹宗 相愛大学学長
演題:『念仏思想の比較宗教的考察』
13:40~13:50
コメント1 鶴岡 賀雄 東京大学名誉教授
13:50~14:00
コメント2 村山 木乃実 日本学術振興会PD
14:00~14:15
質疑応答
14:15~14:30
休憩
第二部
14:30~15:20
講演2 佐野 東生 龍谷大学国際学部教授
演題:『トルコにおける多宗教の交流』
15:20~15:35
コメント1 松長 昭 事業創造大学院大学客員教授
15:35~15:50
コメント2 M. Dündar トルコ国立アンカラ大学教授
15:50~16:00
質疑応答
4. お問い合わせ先
龍谷大学 国際社会文化研究所
E-mail:
5. 主催
龍谷大学 国際社会文化研究所
共催 龍谷大学 世界仏教文化研究センター
科研費基盤研究C「ルーミーの実践的神秘思想の比較宗教学的究明」(代表・佐野:課題番号21k00077)
6. 大学リンク
https://scri.rec.ryukoku.ac.jp/events/events-244/

11th-12th March]Announcement of the international symposium of Minpaku Special Research Project

この度3月11・12日にみんぱく特別研究・国際シンポジウム「グローバル地域研究と地球社会の認知地図—わたしたちはいかに世界を共創するのか?」を開催する運びとなりました。
会場の関係から、ウェビナーでの参加のみを募っております(3月8日までにお申し込みください)。
参加申込およびプログラムの詳細については、
https://www.minpaku.ac.jp/ai1ec_event/40782をご覧ください。

Dear all., Minpaku Special Research Project annonces the international symposium “Global Area Studies: Towards a New Epistemology for Mapping the Globalizing World” in 11th and 12th March, 2023.
Due to venue constraints, we are only inviting participation via webinar (please register by 8th March).
Please see for registration and program details: https://www.minpaku.ac.jp/en/ai1ec_event/40796.

【Date】
11th and 12th March, 2023
【Venue】
National Museum of Ethnology (Zoom Webinar)
【language】
Japanese and English (simultaneous interpretation is available)
【Programme】
March 11 (Saturday), JST (GMT +9:00)
Welcome Speech by Tetsuo Nishio (Project Leader, National Museum of Ethnology)
Opening Remarks by Kenji Yoshida (Director-General, National Museum of Ethnology)

Panel Session 1: Global China

Introductory Speech by Masashi Nara (Session Facilitator, National Museum of Ethnology)

Presenter:
Noriko Unno (Waseda University)
“Sino-Muslims and the Ottoman Empire in Early Twentieth-century China”
Alessandro Rippa(University of Oslo)
“Thinking through amber: Global China and area studies”
Yukihiro Kawaguchi (Tohoku University)
“Great Wall in Nigeria: Cleavage and transaction between Chinese immigrants and local merchants”
Discussant: Masashi Nara

Panel Session 2: Mobilities and Connectivity to Global space in Modern and Contemporary Iran
Introductory Speech by Kenji Kuroda (Session Facilitator, National Museum of Ethnology)
Presenter:
Kenji Kuroda (National Museum of Ethnology)
“Transportation, Hinterlands, and Intermediaries in Early 20th Century”
Mikiya Koyagi (The University of Texas at Austin)
“Infrastructural Networks in the Indo-Afghan-Iranian Borderlands”
Atsuko Tsubakihara (Ryukoku University)
“Destinations and Tastes of Japanese Porcelain”
Discussant: Tomoko Yamagishi (Meiji University)

1st Day Concluding Speech and General Discussion
Tetsuo Nishio (National Museum of Ethnology)
“From Global Area Studies to Global Humanities for Co-creating Global Societies”

2nd Day: March 12 (Sunday), JST (GMT +9:00)
Panel Session 3: South Asian Diasporas and Diverse Connectivity: Mobilities, Representations, and Values
Introductory Speech by Yoshiaki Takemura (Session Facilitator, National Museum of Ethnology)
Presenter:
Nisha Mathew (Mahindra University)
“A City, Migrants and their Cosmopolis of Glitter”
Yoshiaki Takemura (National Museum of Ethnology)
“Questioning from Underfoot and Across the Shore: Re-evaluating and Re-contextualizing the Hereditary Dancing Community on Classical Dance in South India”
Discussant: Aya Ikegame (Kyoto University)

Panel Session 4: Colonial Encounters and Post-Colonial Present
Chair: Naoko Shimazu (Asia Research Institute, NUS / Yale-NUS College)
Presenters:
Hatsuki Aishima (National Museum of Ethnology)
“Introduction: Aesthetics of Body and Power in Egyptian Karate”
Lucy Riall (European University Institute) / Christian Goeschel (University of Manchester)
“The Italian and German Empires: Latecomers or Pioneers?”
Benjamin Soares (University of Florida)
“Excavating Contentious Muslim-Christian Encounters in West Africa”

2nd Day Concluding Speech and General Discussion
Hideaki Suzuki (National Museum of Ethnology)
“How Can We Map the Globalizing World: A Perspective from Global History as One of the Many Ways”

【Inquiry】E-mail:gassympo2023★gmail.com(Please replace [at] with @)

International Workshop: "Kalila and Dimna in Anatolia: Persian and Turkish Traditions"

グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点では、2023年3月11日(土)に、ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学(ミュンスター)のDr. Philip Bockholtをお招きし、以下の要領で、中世から近世にかけてのアナトリアにおける動物寓意譚『カリーラとディムナ』の受容史についてのワークショップを行います。

本講演会は、どなたでもご参加いただけます。みなさんのご来場・ご視聴をお待ちしています。

English follows Japanese.

■ イベント名
International Workshop: "Kalila and Dimna in Anatolia: Persian and Turkish Traditions"
■ 日時
2023年3月11日(土)14:30〜17:00(14:00開場)
■ 開催方法
対面・オンライン併用
■ 場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所306(マルチメディアセミナー室)
住所:〒183-8534 東京都府中市朝日町 3-11-1(http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/about/access
+オンライン会議室

※本ワークショップは、事前申し込み制です。参加に必要なzoom URL等の情報は、グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局(gmed.ilcaa@gmail.com)より、講演前日正午までにお送り致します。

参加をご希望の方は、2023年3月9日(木)23:59までに、こちらのフォームに記入してご送信ください。

https://forms.gle/NDPvkRLTX43CNBBF6

■ プログラム
14:30-14:40
講演者紹介・導入
14:40-15:10
Dr. Yui Kanda (ILCAA, TUFS), "Reception of the Persian Metrical Version of Kalila and Dimna in Anatolia During the Early Modern Period"
15:10-15:20
休憩
15:20-15:50
Dr. Philip Bockholt (WWU, Münster), "On the Turkish Tradition of the Kalīla and Dimna: Parallel Translations for Different Patrons"
15:50-16:00
休憩
16:00-17:00
議論

※本ワークショップは英語で行われ、通訳はつきません。

■ 題目・要旨
Yui KANDA (ILCAA, TUFS), "Reception of the Persian Metrical Version of Kalila and Dimna in Anatolia During the Early Modern Period"
In recent years, a considerable literature has grown up around the theme of the diffusion and reception of various versions of Kalila and Dimna, a collection of didactic animal fables that circulated widely in the Middle East and beyond after the production of Arabic prose version by Ibn al-Muqaffaʿ in the eighth century. Up to now, however, research concerning Persian metrical version of Kalila and Dimna, particularly that composed by Qāniʿī Ṭūsī around 1260 for the Seljuq ruler of Anatolia, Kaykāʾūs II (r. 1246-62), remains underdeveloped due to a relatively small number of manuscripts that survive to date. To address this gap in the literature, this presentation begins by providing a list of extant manuscripts of this work and introduces the contents of this hitherto less explored version of Kalila and Dimna. It will then examine the only known illuminated and illustrated manuscript, dated 900/1495 (Chhatrapati Shivaji Maharaj Vastu Sangrahalaya [Mumbai], 51.34). While seven illustrated folios of this particular manuscript have occasionally been mentioned by art historians in the context of discussing the development of Ottoman illustrated manuscripts, its detailed codicological and textual analysis has yet to be conducted. Based on my own examination of this Mumbai manuscript and contemporaneous primary sources (including another manuscript of this work in the British Library), this paper proposes the possibility that it was produced in Istanbul for the court of Bāyāzīd II (r. 1481-1512). It also discusses a possible implication of this finding for the reception history of Kalila and Dimna in the early modern Persianate world.
Philip BOCKHOLT (WWU, Münster), "On the Turkish Tradition of the Kalīla and Dimna: Parallel Translations for Different Patrons"
The genre of mirrors for princes has a long tradition in the Middle East and beyond, dating back to pre-Islamic times. From the middle of the eighth century onwards, books of advice literature in various languages were produced and distributed throughout the Islamic world. Among these works, the collection of fables Kalīla and Dimna is a special case, as it was translated from Sanskrit into Middle Persian and later into Arabic, Persian and Ottoman Turkish, as well as many European languages. This is also true for the Turkish principalities of Anatolia in the late medieval and early modern periods, where several versions of the text translated from Persian and written in Old Anatolian Turkish emerged. While most of the early Turkish versions fell into oblivion shortly after they were written, ʿAlī Çelebi's (d. c. 1543) Hümāyūnnāme stands out. As an Ottoman Turkish translation of the Persian Anvār-i Suhaylī of the Herati scholar Ḥusayn Vāʿiż-i Kāshifī (d. 1504/5), the Hümāyūnnāme not only did not fall into oblivion, but was copied and disseminated throughout the Ottoman Empire from the Balkans to the Arab provinces. Focusing on the prefaces and epilogues of the Hümāyūnnāme and its predecessors in Old Anatolian and Ottoman Turkish, I will first discuss the reasons for the differences in production and transmission as well as the role of the translators and their patrons. Second, taking into account the manuscript tradition of the different versions, I will analyse the paratextual elements found in the manuscriptcopies in order to answer questions about the intended and actual readership.
■ 発表者プロフィール
Philip BOCKHOLT is Junior Professor for the History of the Turco-Persian world at the Institute of Arabic and Islamic Studies at the University of Münster (since October 2022). From 2022 to 2028, he will head the Emmy Noether Junior Research Group, “Inner-Islamic knowledge transfer in Arabic-Persian-Ottoman translation processes in the Eastern Mediterranean (1400-1750)” (cf. TRANSLAPT https://go.wwu.de/translapt). He was formerly a research associate at the Institute of Oriental Studies at the University of Leipzig and received his PhD in Islamic Studies from Freie Universität Berlin in 2018. His PhD dissertation examined historiography in Iran in the early Safavid period (16th century) and provided an analysis of Khvāndamīr's Ḥabīb al-Siyar (Beloved of Careers) and its readership. It was published in two volumes by Brill (Leiden/Boston) as Weltgeschichtsschreibung zwischen Schia und Sunna (Writing World History between Shia and Sunna) and Austrian Academy of Sciences Press (Vienna) as Ein Bestseller der islamischen Vormoderne (A Bestseller of Pre-Modern Times) in 2021-2. A series of research fellowships took him to Istanbul, Jerusalem, Madrid, Paris and Saint Petersburg.
Yui KANDA is Project Assistant Professor at the Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies. Her research focuses on Islamic works of art (ceramics, metalwork, and illustrated manuscripts) of the late medieval and the early modern period in the Middle East and South Asia. She is the author of “'If I Circumambulate around Him, I Will Be Burnt': A Brass Candlestick Endowed to the Mausoleum of Imam Musa al-Kazim, Kazimayn,” Iran: Journal of the British Institute of Persian Studies (https://doi.org/10.1080/05786967.2023.2170817) and “Kashan Revisited: A Luster-Painted Ceramic Tombstone Inscribed with a Chronogram Poem by Muhtasham Kashani,” Muqarnas 34, 2017, pp. 273-86. Her current project explores the reception history of various versions of Kalila and Dimna in the early modern Persianate world.
■ 主催
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点(https://global-mediterranean.aa-ken.jp
■ お問い合わせ先
(グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局)

別便にてご案内しました通り、弊拠点では2023年3月21日(火)にも、Dr. Philip Bockholtを交えた国際シンポジウムの開催を予定しております。こちらにつきましては、また追ってご案内させていただきます。

International Workshop: "Kalila and Dimna in Anatolia: Persian and Turkish Traditions"

Date and Venue:
2:30 PM-5:00 PM [GMT+9], 11 March 2023 (Sat)
in person (@Room 306 of ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies, 3-11-1 Asahi-cho, Fuchu-shi, Tokyo 183-8534, JAPAN http://www.aa.tufs.ac.jp/en/about/access ) and online

*Pre-registration (deadline: 23:59 [GMT+9], 9 March 2023) is required for this workshop:

https://forms.gle/NDPvkRLTX43CNBBF6

Program:
14:30-14:40
Introduction
14:40-15:10
Dr. Yui Kanda (ILCAA, TUFS), "Reception of the Persian metrical version of Kalila and Dimna in Anatolia during the early modern period"
15:10-15:20
Coffee break
15:20-15:50
Dr. Philip Bockholt (WWU, Münster), "On the Turkish Tradition of the Kalīla and Dimna: Parallel Translations for Different Patrons"
15:50-16:00
Coffee break
16:00-17:00
Discussion
Language:
English
Contact:

特別シンポジウム「イラク戦争から20年:イラク、中東、アメリカ、国際社会はどう変わったか」開催のお知らせ

この度、以下の特別シンポジウムを開催いたします。
http://www.shd.chiba-u.jp/glblcrss/activities/activities20230213.html

ぜひ多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

2003年に起きたイラク戦争から、今年で20年になります。同年3月20日に米軍を中心とした有志連合軍がイラクを空爆、続く陸上戦によって、開戦から二週間強で首都バグダードは陥落、40日後には当時のブッシュ米大統領が、「主要な戦闘の終結」を宣言しました。しかし、その後の米軍の占領統治、戦後政治体制確立の過程で、イラク国内では激しい反米・反政府活動が展開し、さらにはほぼ内戦ともいえる内部対立や「イスラーム国」の台頭、首都を中心とする反政府抗議運動の高揚など、戦後のイラクは激しい政治的動乱を経験してきました。一方で、2022年には初めてイラク国内出身の首相が誕生し、年末にはバスラでサッカーのガルフ・カップが開催されるなど、安定の兆しを見せています。

本シンポジウムでは、イラク戦争から20年という年月を振り返り、イラクは今どのようになっているのかについて、イラク研究者の報告を伺います。また、イラク戦争とその後のイラク情勢の展開により、周辺国の域内関係はどのように変わったのか、さらにはイラク戦争を主導しその後占領統治に携わったアメリカにとって、イラク戦争はどのような影響を与えたのかをイラン、湾岸アラブ諸国、アメリカに関する研究者をお招きして、お話を伺います。最後に、イラク戦争が国際政治に与えたインパクトもまた、看過すべきことではありません。国際政治研究の第一人者をお招きして、議論を深めます。

日時:
3月10日(金) 13:30-18:00
会場:
東京大学駒場キャンパス 18号館ホール
http://www.c.u-tokyo.ac.jp/zenki/classes/layout/haichizu.pdf

オンラインでご参加の場合は、以下にて3月9日(木)正午までに、以下のフォームにてお申込みください。

特別シンポジウム「イラク戦争から20年:イラク、中東、アメリカ、国際社会はどう変わったか」オンライン参加申込書

https://forms.gle/myLEA82J6mK3DB4w7

プログラム

13:30-13:40 開会の言葉、趣旨説明
酒井啓子(千葉大学 グローバル関係融合研究センター)
13:40-15:10 第一部 イラクは今どうなっているか
「戦後20年のイラク国内の政治・社会の変化」
酒井啓子
「イラク・クルディスタンの"国家建設"とその限界」
吉岡明子(日本エネルギー経済研究所 中東研究センター)
「英雄か脅威か?―リスト実験結果からみるシーア派民兵集団に対する人々の支持度合い」
山尾大(九州大学 比較社会文化研究院)
質疑応答
15:25-16:25 第二部 イラクを巡る域内バランスがどう変わったか
「イラン:ガーセム・ソレイマーニーの22年」
松永泰行(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院)
「シーア派の三日月とイスラーム国-やっかいな隣人?
」 保坂修司(日本エネルギー経済研究所 中東研究センター)
質疑応答
16:30-17:30 第三部 「イラク戦争」後のアメリカと国際社会
「イラク戦争とアメリカ政治・外交への影響―過去の主要な戦争との比較を視野に入れて」
佐々木卓也(立教大学 法学部)
「大国の『行動の自由』の逆説―武力不行使原則とその例外の拡張」
石田淳(東京大学 大学院総合文化研究科)
17:30-18:00
全体討論
主催:
科学研究補助金基盤(A)「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」(研究代表:酒井啓子)
科学研究補助金基盤(A)「国際社会の保護・禁止等の範囲をめぐる学際的研究」(研究代表:石田淳)
◆問合せ:
千葉大学グローバル関係融合研究センター内事務局
Email: glblcrss*chiba -u.jp(*を@に代えてご利用ください)

ワークショップ「オスマン朝治下地中海の法の重層性と領海性」のご案内

文部科学省科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」計画研究班B01「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)は、以下のワークショップを開催いたします。

会場は同志社大学・今出川キャンパスとZoomによるオンラインのハイブリッド形式で行います。皆様のお越しをお待ちしております。

※発表要旨はウェブページからご確認いただけます。
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1460/

ワークショップ「オスマン朝治下地中海の法の重層性と領海性」

日時:
2023年3月9日 15時から17時
報告:
Michael Talbot (University of Greenwich)
“From Abode of Holy War to the Waters of the Sublime State: Layers of law and maritoriality in the Ottoman Mediterranean”
司会:
近藤信彰(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
使用言語:
英語
開催形態:
一般公開/無料、同志社大学・今出川キャンパスとZoomによるオンラインのハイブリッド形式/要事前登録
会場:
同志社大学・今出川キャンパス、徳照館2階第2共同利用室
京都市営地下鉄・烏丸線の今出川駅下車すぐ。
下記リンク内キャンパスマップ中の12番の建物です。
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html
事前登録:
対面で参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSegPwnd59GG-xuJERaIalEuULLRg2VAn_9GKP1U_M3Ps6yYNw/viewform
オンラインで参加ご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZ0pf-yuqDwuEteYqvFnVCkN72l0lA1zaQO_
主催:
科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)
問い合わせ・連絡先:
守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp

Philip Bockholt氏 講演会 "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"

グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点では、2023年3月7日(火)に、ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学(ミュンスター)のDr. Philip Bockholtをお招きし、以下の要領で講演会を行います。本講演会は、どなたでもご参加いただけます。みなさんのご来場・ご視聴をお待ちしています。

English follows Japanese.

■ イベント名
Philip Bockholt氏 講演会 "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"
■ 日時
2023年3月7日(火)15:30〜17:00(15:00開場)
■ 開催方法
対面・オンライン併用
■ 場所
東京外国語大学本郷サテライト 8F 会議室(〒113-0033 東京都文京区本郷2-14-10 http://www.tufs.ac.jp/abouttufs/contactus/hongou.html) +オンライン会議室

※本講演は、事前申し込み制です。参加に必要なzoom URL等の情報は、グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局( )より、講演前日正午までにお送り致します。

参加をご希望の方は、2023年3月5日(日)23:59までに、こちらのフォームに記入してご送信ください。
https://forms.gle/jz4Gy45JSTp92N4C7

■ プログラム
15:30-15:40
講演者紹介・導入
15:40-16:20
Dr. Philip Bockholt (WWU, Münster), "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"
16:20-17:00
ディスカッション
※本講演は英語で行われ、通訳はつきません。
■ 題目・要旨
Philip BOCKHOLT(WWU, Münster), “The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"
Khvāndamīr's general history Ḥabīb al-Siyar of 1524 was by far the most important historiographical work of the early Safavid and Mughal periods. Taking into account the political events that took place in Iran, Central Asia and India around 1500, I will first examine the manuscript tradition of the work and analyse in detail how the author adapted his chronicle to the Shiʿi and Sunni religio-political worldview of his Safavid and Mughal overlords. This will provide answers to the questions of how Khvāndamīr combined past events, how he understood “writing history” and what patterns he relied on to construct his work. Secondly, I will trace the Ḥabīb al-Siyar in its “Turkish garb” and shed light on its translation, which was commissioned by the Ottoman grand vizier Dāmād İbrāhīm Pasha in the 1720s, at a time when the Ottomans were at war with their Safavid neighbours. Since Khvāndamīr wrote the work for the Ottomans' arch-enemies and gave it a Shiʿī orientation, the committee of several translators appointed by the grand vizier faced the challenge of translating explicitly anti-Ottoman and pro-Shiʿī sections within the text. In particular, I will focus on the translators' approach to historical events that were of utmost importance to the Ottomans, such as Sultan Selīm's victory over Shah Ismāʿīl at Chāldirān in 1514. The analysis will shed light on the relationships between scholars and patrons, as well as the transmission of texts against the respective religious and political backgrounds of the Eastern Mediterranean in the early modern period.
■ 講演者プロフィール
Philip Bockholt is Junior Professor for the History of the Turco-Persian world at the Institute of Arabic and Islamic Studies at the University of Münster (since October 2022). From 2022 to 2028, he will head the Emmy Noether Junior Research Group, “Inner-Islamic knowledge transfer in Arabic-Persian-Ottoman translation processes in the Eastern Mediterranean (1400-1750)” (cf. TRANSLAPT https://go.wwu.de/translapt). He was formerly a research associate at the Institute of Oriental Studies at the University of Leipzig and received his PhD in Islamic Studies from Freie Universität Berlin in 2018. His PhD dissertation examined historiography in Iran in the early Safavid period (16th century) and provided an analysis of Khvāndamīr's Ḥabīb al-Siyar (Beloved of Careers) and its readership. It was published in two volumes by Brill (Leiden/Boston) as Weltgeschichtsschreibung zwischen Schia und Sunna (Writing World History between Shia and Sunna) and Austrian Academy of Sciences Press (Vienna) as Ein Bestseller der islamischen Vormoderne (A Bestseller of Pre-Modern Times) in 2021-2. A series of research fellowships took him to Istanbul, Jerusalem, Madrid, Paris and Saint Petersburg.
■ 主催
グローバル地中海地域研究アジア・アフリカ言語文化研究所拠点(https://global-mediterranean.aa-ken.jp
■ お問い合わせ先
(グローバル地中海地域プロジェクトAA研拠点事務局)

なお、弊拠点では2023年3月11日(土)、および3月21日(火)にも、Dr. Philip Bockholtを交えた国際シンポジウムの開催を予定しております。こちらにつきましては、また別便にてご案内させていただきます。

Lecture by Dr. Philip Bockholt "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"

Date and Venue:
3:30 PM-5:00 PM [GMT+9], 7 March 2023 (Tue)
in person (@8F of Hongo Satellite, Tokyo University of Foreign Studies, 2-14-10 Hongo, Bunkyo-ku, Tokyo, 113-0033) and online
*Pre-registration (deadline: 23:59 [GMT+9], 5 March 2023) is required for this lecture:
https://forms.gle/jz4Gy45JSTp92N4C7
Program:
3:30 PM-3:40 PM
Introduction
3:40 PM-4:20 PM
Dr. Philip Bockholt (WWU, Münster), "The Many Persian and Turkish Versions of the Ḥabīb al-Siyar"
4:20 PM-5:00 PM
Discussion
Language:
English
Contact:

公開シンポジウム「共に創る:誰もがより生きやすい社会を考える」

「日本社会におけるイスラムの実像」事業公開シンポジウム
「共に創る:誰もがより生きやすい社会を考える」

(2023.3.5開催)

https://us.msgs.jp/c2/0L6ES?t1=uI1&t2=3uwWaYgs7Z1&t3=GmpDA

◆お申込みページ◆

https://us.msgs.jp/c2/0L6EO?t1=uI1&t2=3uwWaYgs7Z1&t3=GmpUv

笹川平和財団アジア・イスラム事業グループでは、2022年度より「日本社会におけるイスラムの実像」事業を実施し、日本社会におけるイスラムへの理解促進を目的として、日本のムスリムに関する調査と情報発信を行っています。本シンポジウムでは、イスラム教徒や、イスラム教徒と協働したり交流したりしている方々をお招きし、お話しをいただきます。大上段に構えての比較(宗教)文化論ではなく、どんな風に互いに楽しんだり失敗したりしているか、日常的なエピソードを披露していただく予定です。ますます多様化する社会のなかで誰もが生きやすい社会を創るヒントを、このシンポジウムから得ていただければと考えています。多くの方のご参加をお待ち申し上げます。

【日時】
2023年3月5日(日)13:00-16:00 (JST)
【開催方法】
オンライン(Zoom利用)
【主催】
笹川平和財団 アジア・イスラム事業グループ
【プログラム】
13:00-13:05
開会挨拶
小西伸幸 笹川平和財団アジア・イスラム事業グループ長
13:05-13:25
発題1 「子育て世代・日本人ムスリムの視点」
アサディみわ氏(静岡ムスリム協会事務局長)
13:25-13:45
発題2 「Order madeのお約束」
中村翁團氏(茶人)
13:45-14:15
発題3 「ムスリムと付き合うのって別に難しくないですよ」
古城良氏(福岡県行政書士会副会長)
14:15-14:55
発題4 「Interaction between IISO and Japanese」
Hussam Zaineh氏(インターナショナル・イスラーミーヤ・スクール大塚(IISO)校長)
※発表言語は英語。(子島進・東洋大学教授による日本語逐次通訳あり)
14:55-15:15
発題5 「イスラーム系インターナショナルスクールでの経験-ムスリムの子供たちへの日本語教育を通して」
池田奈緒子氏(IISO日本語担当教員)
15:15-15:25
休憩
15:25-16:00
質疑応答・意見交換
モデレーター:岡井宏文氏(京都産業大学准教授)
16:00
閉会
【使用言語】
日本語。発題4のみ英語(日本語逐次通訳あり)
【お申込について】
参加ご希望の方は、3月3日(金)正午(日本時間/JST) までに本ページよりお申し込みください。
https://us.msgs.jp/c2/0L6Eo?t1=uI1&t2=3uwWaYgs7Z1&t3=GmpU0

※ お申込いただく際、メールアドレスの情報が正しく入力されているか、必ずご確認ください。
もし受付確認のメールが届かない場合、「迷惑メール」フォルダもあわせてご確認いただきますよう、お願いいたします。

※ お申込み後、登録されたメールアドレスに仮登録確認メールが届きます。お手数ですが24時間以内にメールにあるURLをクリックし登録を完了してください。

※ お申込みいただいた皆様には、3月3日(金)の申込締切後にウェビナー参加用のURLをご案内いたします。

<シンポジウムに関するお問い合わせ>

アジア・イスラム事業グループ(横山、水谷)
E-mail:
Tel: 03-5157-5160

※取材についてのお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。

Email:

Tel:03-5157-5389

Mar 4 (Sat) Workshop: Echoes from the Medieval West Asian Cities at the Univesity of Tokyo

このたび、新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」では、国内外の研究者をお招きして、3月4日(土)に東京大学本郷キャンパスにて、Workshop: Echoes from the Medieval West Asian Citiesを開催します。対面のみでの開催となります(参加無料・事前申込不要)。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

Echoes from the Medieval West Asian Cities

日時:
2023年3月4日(土)14時~18時
場所:
東京大学本郷キャンパス法文2号館・第三会議室
Date:
4 March 2023, Saturday, 14:00-18:00
Venue:
Meeting Room 3, Hobun Bldg. 2, Hongo Campus, The University of Tokyo

Yoichi Isahaya (Hokkaido University) 諫早庸一(北海道大学)"Locus for Power, Locus for Intellect: Tūsī Family at the Marāgha Observatory"

Tomoko Morikawa (The University of Tokyo) 守川知子(東京大学)“Mapping Medieval Isfahan: Urban areas, minarets and cemeteries”

Nobutaka Nakamachi (Konan University) 中町信孝(甲南大学)“A Tunisian scholar in the Mamluk cities: Knowledge transmission from al-Ayni to al-Washtati”

Ayumi Yanagiya (The Toyo Bunko) 柳谷あゆみ(東洋文庫) “Rulers echoing in the ears: al-Shi'ar in Syrian cities of the 5th-6th/11th-12th centuries”

Vanessa Van Renterghem (INALCO) ヴァネッサ・ヴァン・ランテルガン(フランス国立東洋言語文化学院)"Riots and urban control in medieval Baghdad (11th-12th century)"

Organized by C01-Research Group 05: Historical research on the urban structure of West Asian “Islamic cities” (MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas: “The Essence of Urban Civilization”)

*参加無料、事前申込不要

*使用言語:英語 (English)

*Open to the public, Free of charge

お問い合わせ先:守川知子(tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp)

2022年度IG科研公開セミナー「鹿児島から『異文化』と『食』を考える」のご案内

このたび、2022年度の公開セミナーを3月4日(土)に鹿児島大学でオンラインとのハイブリッド形式で開催する運びとなりましたので、以下のとおりご案内いたします。

2022年度IG科研公開セミナー「鹿児島から『異文化』と『食』を考える」

地域社会にとって大切な課題は、豊かな文化の継承と発展です。ただし今日、その中には「異文化」の理解と受入れも、含まれるのではないでしょうか。本セミナーでは、「食」をめぐる問題を軸にして、ムスリムなど多様な人々と豊かで平和な暮らしをいかに築くことができるか、みんなで考えたいと思います。

[日時]
2023年3月4日(土)13時20分~16時40分
[会場]
鹿児島大学郡元キャンパス
学習交流プラザ2階学習交流ホールおよびオンライン(Zoom)
郡元キャンパスへのアクセス
https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/access.html
キャンパスマップ
https://www.kagoshima-u.ac.jp/about/campusmap.html
[参加申込]
対面参加は2月28日、オンライン参加は3月2日までに、以下のフォームよりお申込みください。
https://forms.gle/HDuK9vMuBQDQqGNr5
〈プログラム〉
13:00
開場
13:20
開会挨拶:長沢栄治(東京外国語大学)
13:30-14:20
第一部 講演
店田廣文(早稲田大学名誉教授)
「日本におけるムスリム、『食』を中心にした交流を考える」
14:20-14:50
休憩
14:50-16:10
第二部 パネルディスカッション「地域社会で『食』の場を共有する」
モデレーター:森田豊子(鹿児島大学)
ダリア・ヒッシャム(鹿児島大学)
「娘として、母として」
安和留ゾヤ(甲南高校)
「日本生まれのムスリムとして」
安川あかね(城山ホテル鹿児島)
「『食』を提供する側として」
コメント
伊藤弘子(名古屋大学)
クレシ サラ好美(宗教法人名古屋イスラミック・センター)
小野仁美(東京大学)
16:10-16:40
全体討論
16:40
閉会挨拶:服部美奈(名古屋大学)

★セミナー開催にあわせて写真家・佐藤兼永さんの写真展を予定しております。

[主催]
科研費基盤研究(A)
イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究 (代表: 長沢栄治、20H00085)
[お問い合わせ先]
イスラーム・ジェンダー学科研事務局
office★islam-gender.jp ※★は@に変更してください。
[リンク]
https://islam-gender.jp/news/371.html

2022年度イスラーム信頼学全体集会「対立と紛争のなかで、つなぐ」

来たる3月2日(木)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所におきまして、科学研究費・学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(「イスラーム信頼学」)2022年度全体集会「対立と紛争のなかで、つなぐ」が開催されます。

シンポジウムにおきましては、評論家、文化人類学者の辻 信一さん(明治学院大学名誉教授)をディスカッサントにお迎えいたします。

また当日は、若手研究者中心のポスターセッション(https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1128/)と保育園で実施した二年間のシビルダイアログ(アウトリーチ)企画を振り返る企画展(https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1122/)も開催いたします。
ぜひ多くの皆様に会場まで足をお運びいただけましたら幸いに存じます。

2022年度イスラーム信頼学全体集会「対立と紛争のなかで、つなぐ」

2023年3月2日(木)13時半~18時

【シンポジウム概要】
他者の排斥や民族・宗派紛争、さらには戦争・・・
こうした局面では「信頼」は破壊され、その構築は困難だと思われます。
しかし、そのさなかにあっても、対立する両者の間にスペースを作り出し、つないで交渉する媒介者は存在します。
潜在的あるいは構造的な暴力や剥き出しの暴力には何らかの形で政治的権力が介在するので、つなぐ行為は水平・垂直いずれの方向にもはたらかざるをえません。
現代のパレスチナ、ドイツ、新疆ウイグル、百年前の欧米・シリアを舞台に、対立や紛争の現場で、人はどのようなコネクティビティをもって関係と信頼を構築しようとするのか、本シンポジウムで考えてみましょう。
【イベントページ・ポスター】
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1089/
【プログラム】
総合司会:
石井正子(立教大学)
討論者:
辻信一(明治学院大学)
11:00
シビルダイアログ展示開場・ポスター掲示
(企画展「学知の共創を考える:イスラーム信頼学・シビルダイアログキャラバンの試み)
【シンポジウム「対立と紛争のなかで、つなぐ」】
13:30-13:35
開会の挨拶 黒木英充(東京外国語大学AA研/北海道大学SRC)
13:35-13:40
趣旨説明 石井正子
13:40-14:05
第1話者 鈴木啓之(東京大学)
「紛争下での信頼と猜疑:パレスチナ人と「他者」が織り成す関係性」
14:05-14:30
第2話者 昔農英明(明治大学)
「ドイツのムスリムとユダヤ人の関係性からみる移民問題の現状」
14:30-14:40
休憩
14:40-15:05
第3話者 熊倉潤(法政大学)
「新疆ウイグル自治区における信頼あるいは団結の問題:民族幹部の形成と変容」
15:05-15:30
第4話者 黒木英充(東京外国語大学AA研/北海道大学SRC)
「第一次世界大戦期のレバノン・シリア移民と中東地域の再編」
15:30-15:40
休憩
15:40-16:00
コメント 辻信一(明治学院大学)
16:00-17:00
全体討論
17:00-17:50
ポスターセッション・コアタイム
17:50-18:00
閉会の挨拶
18:00-18:30
シビルダイアログ展示・コアタイム
【参考文献】
『「あいだ」の思想 セパレーションからリレーションへ』
高橋 源一郎・辻 信一 著、大月書店、2021年
http://www.otsukishoten.co.jp/book/b580930.html
使用言語:
日本語
開催形態:
一般公開/無料、対面・Zoomによるオンライン開催/要事前登録
開催場所:
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 3階大会議室及び同フロア・サテライト会場
事前登録:
参加ご希望の方はフォーム(https://forms.gle/qF8PaureFqWfu7Cn7)からお申し込みください。
申し込み期限 2023年2月28日12時

※オンライン参加者の方には前日までに参加リンクをお送りいたします。

当日はアジア・アフリカ言語文化研究所所内にて、ポスターセッション及び企画展「学知の共創を考える:イスラーム信頼学・シビルダイアログキャラバンの試み」も開催されます。
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1122/

ポスターセッションにつきましては、現在発表者を募集しております(締切:1月29日)。
発表者には東京外国語大学の規定に即して旅費を支給いたします。
幅広くお声がけをいただけましたら幸いでございます。

【募集要項】
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1128/
ポスター発表者が確定次第、上記特設サイトにてご案内申し上げます。
主催:
科研費学術変革領域研究 (A)
「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」総括班
(研究代表者:黒木英充(ILCAA/SRC)課題番号:20H05823)
お問合せ:
「イスラーム信頼学」事務局
E-Mail : connectivity_jimukyoku[at]tufs.ac.jp

「都市の世界史」第10回オンライン講演会(3月3日(金)19:30~21:00)のご案内

「都市とは何か」を検討するにあたり、さまざまな地域や時代の歴史をご専門とされる先生方をお招きして、オンライン(Zoom)による連続講演会「都市の世界史」を開催しております。
第10回は下記の要領で行います。

日時:
2023年3月3日(金)19:30~21:00
講師:
南川 高志先生(佛教大学特任教授、京都大学名誉教授)
テーマ:
「古代ローマ帝国の都市を考えるーーその実態と歴史的意義をめぐって」
【講師紹介】
佛教大学歴史学部特任教授。京都大学名誉教授。ローマ帝国の政治史と社会史を専門とし、帝国支配下のブリテン島や帝国衰亡史についても研究する。著書に『ローマ皇帝とその時代ーー元首政期ローマ帝国政治史の研究』(創文社、1995年)、『ローマ五賢帝』(講談社現代新書、1998年〔講談社学術文庫、2014年〕)、『海のかなたのローマ帝国』(岩波書店、2003年〔増補新版、2015年〕)、『新・ローマ帝国衰亡史』(岩波新書、2013年)、『マルクス・アウレリウスーー『自省録』のローマ帝国』(岩波新書、2022年)など多数ある。

*古代ローマ人の都市といえば、故地であるローマ市やイタリアの都市が語られがちですが、ローマ帝国の世界史的意義を考えるならば、イタリアの外の広大な帝国領(属州)にあった都市にこそ目を向けるべきでしょう。今回は、帝国領の特に西半の地域にあった諸都市を取り上げ、その実態や歴史的意義についてお話しいただきます。

申込先: https://forms.gle/eTi8hBU2emjU7ftJA

*Googleフォームでの申し込みとなります。前日の3月2日正午までに、上記のURLからお申し込みください。

*お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

本連続講演会は、新学術領域研究「都市文明の本質:古代西アジアにおける都市の発生と変容の学際研究」計画研究「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」(代表:守川知子)にて行ってきた「西アジア都市研究」を発展させたものです。

ご講演は45~50分、質疑応答は35~40分と、ディスカッションを重視した時間配分となっております。
奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

【これまでの講演会】

第1回・4月22日(金) 深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター)「都市の歴史:生態圏と形態・人口」
第2回・5月24日(火) 森本公誠先生(東大寺)「アラブの軍営都市(ミスル)」
第3回・6月21日(火) 菅谷成子先生(愛媛大学)「スペイン植民地都市マニラ」
第4回・7月15日(金) 森安孝夫先生(大阪大学)「中央ユーラシアのオアシス都市と草原都市」
第5回・9月27日(水) 稲葉穣先生(京都大学)「都市と山岳フロンティア」
第6回・10月21日(金) 深沢克己先生(東京大学・日本学士院)「地中海都市の歴史像――マルセイユの事例から」
第7回・11月25日(金) 松井洋子先生「近世日本の貿易都市長崎」
第8回・12月13日(火) 常木晃先生(筑波大学)「西アジアにおける都市の始まりと物資管理システム」
第9回・1月17日(火) 佐川英治先生「東アジア都城の系譜―『周礼』考工記から藤原・平城京まで」

【今後の予定】

第11回・4月 布野修司先生(日本大学)

皆様のご参加をお待ちしております。

国際ワークショップ “Trade, Diplomacy and Capitulations in Early Modern World” のご案内

文部科学省科研費学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」計画研究班B01「イスラーム共同体の理念と国家体系」(代表:近藤信彰)は、科研費基盤研究(A)「外交の世界史の再構築:15~19世紀ユーラシアにおける交易と政権による保護・統制」(代表:松方冬子)と共催で以下の国際ワークショップを開催いたします。

会場は東京外大AA研とZoomによるオンラインのハイブリッド形式で行います。皆様のお越しをお待ちしております。

※発表要旨はウェブページからご確認いただけます。

https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1414/

国際ワークショップ “Trade, Diplomacy and Capitulations in Early Modern World”

Date & Time:
March 3, 2023, 13:30-17:00
Moderator:
KONDO Nobuaki (ILCAA, Tokyo University of Foreign Studies)
Programme
13:30-13:45
Opening
13:45-14:25
DAITO Norifumi (Historiographical Institute, the University of Tokyo)
“Trade, Consumption and Diplomacy in the Indian Ocean”
14:30-15:10
Michael TALBOT (University of Greenwich)
“Diplomacy in Practice: Dispute Resolution in Eighteenth-Century Ottoman-British Relations”
15:15-15:55
MATSUI Masako (Aichi Gakuin University)
“Dutch Encounters with the Ottoman Empire: Did Ottoman Capitulations influence Dutch Eastern Diplomacy?”
16:10-17:00
Discussions
Language:
English
Venue:
Room 303, Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa, Tokyo University of Foreign Studies
(registered participants may also access the workshop online by Zoom), Open to public/Admission free, Pre-registration is required.
Pre-registration:
please use this form for in-person participation.
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeDHGyuj2Ib3W8B5pDUyPnIYivFSTAX7C_EIBKbxGB9Kh6b8g/viewform
please use this form for online participation.
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZYuc-muqD4tGdFixEY7FkNy_OoII56jw9j0
Organizer:
Grant-in-Aid for Transformative Research Areas (A), “The Ideas of the Muslim Community and State Systems” (Principal Investigator: KONDO Nobuaki (ILCAA); 20H05827)/Grant-in-Aid for Scientific Research (A), “Toward a Global History of Inter-State Relations: A Comparative Study on Governmental Controls on Commercial Exchanges and Traffics in Eurasia, 1400-1900” (Principal Investigator: MATSUKATA Fuyuko (Historiographical Institute, the University of Tokyo); 21H04355)
Contact:
MORITA Madoka (mmorita[at]aa.tufs.ac.jp)

全体集会におけるポスター発表者の募集

科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム信頼学」は、2023年3月2日に開催される全体集会の中でポスターセッションを設け、研究を通じた学術交流の機会とします。つきましては、下記の要領にて、ポスター発表者を募集します。特に若手研究者・実務家の方のご参加をお待ちしておりますので、是非ともふるってご応募ください。

募集内容
「イスラーム信頼学」のコンセプトである、「信頼」や「コネクティビティ(つながりづくり)」を扱ったポスター発表。分野(地域研究、歴史・政治・経済学など)は問いません。また、新しい分析手法の提案や、非イスラーム世界も含めた他時代・他地域からの比較研究も歓迎いたします。「イスラーム信頼学」のコンセプトについては、下記の「イスラーム信頼学」の射程をご参照ください。
【「イスラーム信頼学」の射程】
本研究領域は、イスラーム文明が水平方向の人間関係作りに長けてきた特質に注目し、そのコネクティビティの蓄積と信頼構築の諸相を洗い出し、そこから明らかになる暗黙知を、言語化・可視化して戦略知として表現し、現代世界にて深刻化する分断状況を解決するための新たな視座を確立し、国内外の社会に提言することを目指すものである。この目的の達成のため、イスラームを軸に、コネクティビティの現場で信頼が創り出されるプロセスを、1400年の時間と地球全体の空間を視野に入れて総ざらいする。イスラーム文明の中にしか見出せない特殊な事象のみを扱うのではなく、その総体の中に関係づくりと信頼構築の知恵を見出し、吟味し、組み立てる方向を重視する。従って、他の文明との共通性や連関も統合的に解釈して位置付けるものである。
応募資格
以下の項目のいずれかを満たす方。
  • 大学や研究所等の研究機関に所属する学部生・大学院生・ポスドク・研究者
  • NGOなどを通じて活動されている実務家
若手支援
遠方から参加される方には、出張費を国内旅費に限り東京外国語大学の規定に従って支給します。
ポスター報告の流れ
全体集会の当日に、終日、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所内に展示されます。
ポスターの内容について、説明や議論を行うコアタイム(*)を設けます。
(*)コアタイムとは、ポスター発表者がポスターの前で、内容を説明したり、質問に答えたりする時間のことです。
ポスター展示までの流れ
希望者は、1月29日(日)までにポスター発表希望の旨を、イスラーム信頼学事務局宛( )にメールにて伝えてください。
下記の【ポスター作成要領】に沿って、ポスターを作成します。
2月20日までに事務局宛にポスターのファイル(形式はpdf)を送付すれば、事務局にてポスター印刷と掲示を行います。上記の期日に間に合わない場合は、参加者自身で印刷のうえ、当日にポスターを持参、掲示していただきます。
ポスター作成要領
A0(縦)カラー印刷でポスターを作成してください。
文字は多すぎず、小さすぎず、可読性を重視してください。また、図表に置き換えられるものは図表で示してください。
上記募集内容につきましては、下記のとおり「イスラーム信頼学」ウェブサイト上にも掲載しております。
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1128/

「Development, Growth and Policy Refrorm in the Middle East」 Qatar Chair Distingushed Speaker Lecture with JIME-IEEJ

この度、早稲田大学カタールチェアーでは日本エネルギー経済研究所中東研究センターと共催で以下の講演会を開催いたします。

ぜひ多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

"Development, Growth, and Policy Reform in the Middle East"
Qatar Chair Distinguished Speaker Series with JIME-IEEJ

日時:
2023年3月1日 10:00-12:00
場所:
経団連会館4階ダイアモンドルーム
登壇者:
Dr. Tarik Yousef (Director of Middle East Council on Global Affairs), Prof. Shuji Hosaka (Director of JIME-IEEJ)
言語:
英語・日本語(同時通訳)
参加費無料
主催・共催:
早稲田大学カタールチェアー・日本エネルギー経済研究所中東研究センター
申し込み:参加ご希望の方は、以下のURLより事前登録をお願いします。
https://forms.gle/KzUHCrrbDmrpAX5A7
問い合わせ:
早稲田大学カタールチェアーチーム(

2月

2.28中東情勢オンライン講演会(岩井 文男 駐サウジアラビア大使)

2月28日(火)15:00~16:30、中東調査会は岩井 文男 駐サウジアラビア大使を講師にお招きし、中東情勢講演会(オンライン(Zoomウェビナー)を実施いたします。岩井大使には急速に進むサウジアラビアの変化の様相、この変化を支える体制及びサウジアラビアの行方についてお話しいただく予定です。

なお、本講演会はオンライン(Zoomウェビナー)での開催となります。詳細は下記URLをご参照ください。

https://www.meij.or.jp/event/190.html

アダム・サブラ氏講演会(東京2/24・京都2/27)のお知らせ

中東の慈善史、スーフィズム史、社会史研究などで著名なアダム・サブラ教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)による講演会を、東京(2/24(金))と京都(2/27(月))で行います(対面式)。年度末の多忙な時期ですが、是非、ふるってご参加ください。

【東京講演会】

日時 :
2月24日(金) 15時00分~17時30分
場所 :
早稲田大学・戸山キャンパス、33号館16階・第10会議室
https://www.waseda.jp/top/assets/uploads/2014/08/edb11e6c82861fa22b605950bcfdee00.pdf
講演者 :
アダム・サブラ教授(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)
題目 :
A City Illuminated: A Noble Lineage in Ottoman Cairo
(内容) :
Images of light and illumination are common to Sufi theology, nighttime religious devotions, and the social life of the religious nobility in Cairo in the sixteenth and seventeenth centuries. As the most prominent lineage of scholars and Sufis in Ottoman Cairo, the Bakri Lords combined a luxurious lifestyle with a commitment to spiritual leadership to create a distinct form of sociability that illuminated Cairo and beyond. (オスマン朝期カイロのスーフィー・学者の名望家をめぐって)
対面方式、使用言語 (英語)

【京都講演会】

日時 :
2月27日(月) 15時00分~17時30分
場所 :
同志社大学・今出川キャンパス、弘風館2階・K23教室
https://www.doshisha.ac.jp/information/campus/imadegawa/imadegawa.html
講演者 :
アダム・サブラ教授
題目 :
Local Power in an Imperial Context: The Rise and Fall of an Arab Shaykh in Sixteenth-Century Egypt
(内容) :
Emir ʿĪsā b. Ismāʿīl, shaykh of the Banī ʿAwna, emir of al-Buḥayra, and twice emir of the Egyptian Hajj caravan, rose to unprecedented prominence in mid-sixteenth century Egypt. Allying himself with members of the Ottoman court at the end of the reign of Sultan Süleyman, he used political influence, bribery, and outright coercion to dominate much of the rural Nile Delta before his grand ambitions led to his downfall. His career provides a window into the dilemmas of Ottoman governance in rural Egypt, in which a limited military and administrative apparatus, the monetization of office holding through rural tax-farming, and Istanbul's ambitions to use Egypt's resources to fund larger imperial projects led it to empower tribal leaders, resulting in fierce local power struggles. (オスマン朝期のエジプト・デルタ農村と同朝支配をめぐって)
対面方式、使用言語 (英語)

なお、コロナ対策のため、もしも可能であれば、事前にメールで参加をお知らせいただけると助かります。

連絡先 :

※ 本招聘は科研費助成事業 (課題番号19H05041・代表:大稔哲也)によるものです。

※ このメールは送信専用です。このメールに返信しても届きませんので、本文中の連絡先にご連絡下さい。

2月19日「女たちの『アラブの春』」および2月24日「中東地域におけるコロナ禍とジェンダー」のご案内:上智大学アジア文化研究所

上智大学アジア文化研究所では、米ノースカロライナ州立大学客員研究員のRita Stephan博士の編著書を用いて、「アラブの春」および「コロナ禍」をジェンダーの視点から考える研究会を行います。

1. 日時:19 Feb (Sun)

14:30-16:30
Women Rising「女たちの『アラブの春』」
14:30-14:35
Moderator: Dr. Namie Tsujigami (Professor, Sophia University) 開会(司会:辻上奈美江(上智大学教授)
14:35-15:35
Speaker: Dr. Rita Stephan (Visiting Researcher, North Carolina State University) "Women Rising" リタ・ステファン博士(ノースカロライナ州立大学客員研究員および国務省)「女たちの『アラブの春』」
15:35-16:05
Discussant: Dr. Eva Ohbaya (Senior Assistant Professor, Keio University)コメント 大隼エヴァ(慶應義塾大学講師)
16:05-16:30
Q&A

*2011年に起きた「アラブの春」では、女性も改革を求め、抑圧に抵抗し、抗議行動に参加したことが知られている。本講演では、2020年に出版されたWomen Rising: In and Beyond the Arab Springをもとに、「アラブの春」における女性活動家や政治家のみならず、主婦、学生、芸術家らにも着目して、社会運動と女性のエイジェンシーについて議論する。

2.日時:24 Feb (Fri)

15:00-17:00
COVID and Gender in the Middle East「中東地域におけるコロナ禍とジェンダー」
15:00-15:05
Moderator: Dr. Namie Tsujigami (Professor, Sophia University) 開会(司会:辻上奈美江(上智大学教授)
15:05-16:05
Speaker: Dr. Rita Stephan (Visiting Researcher, North Carolina State University) "COVID and Gender in the Middle East" リタ・ステファン博士Rita Stephan (ノースカロライナ州立大学客員研究員および国務省)「中東地域におけるコロナ禍とジェンダー」
16:05-16:35
Discussant: Dr. Eva Ohbaya (Senior Assistant Professor, Keio University) コメント 大隼エヴァ(慶應義塾大学講師)
16:35-17:00
Q&A

*コロナ禍によるロックダウン、外出自粛、学級閉鎖、在宅勤務は、家族のあり方そしてジェンダー関係に大きな影響を及ぼしている。本講演では、2023年2月に出版されるCOVID and Gender in the Middle Eastをもとに、中東地域におけるコロナ禍のジェンダー関係への影響について議論する。

会場:上智大学四谷キャンパス2号館4F 402号教室
https://www.sophia.ac.jp/jpn/aboutsophia/access/campus/
Venue: Sophia University, Yotsuya Campus, Building no.2, 4F Room 402
https://www.sophia.ac.jp/eng/aboutsophia/access/campus/

言語:英語(通訳なし)
Language: English
事前申し込み(下記のリンクからそれぞれお申し込みください)

  1. 19 Feb (Sun) 14:30-16:30 Women Rising (2/16締切)
    https://forms.gle/nQpsRMjad5NyAHXR7
  2. 24 Feb (Fri) COVID and Gender in the Middle East 15:00-17:00(2/22締切)
    https://forms.gle/K4a9kJxHmwPYQdC19

シリア人作家サーレハ氏講演(明治大学)

2月 2 5日(土)にシリア人作家ヤシーン・ハージュ・サーレハ氏を明治大学駿河台キャンパスにお迎えし、「“世界の縮図”としてのシリア問題」という演題にて講演を行います。それに先立ち記録映画『記憶への旅』も上映いたします。以下の通り案内申し上げます。

http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-2889

2月25日(土)明治大学駿河台キャンパス
ヤシーン・ハージュ・サーレハ講演会&記録映画上映会
「“世界の縮図”としてのシリア問題」

ベルリンに在住するシリア人作家サーレハ氏は2010年代の祖国の混乱の中で「シリアは世界の縮図、世界はシリアの拡大図」と述べました。ロシアのプーチン政権に支えられたアサド政権による自国民の弾圧は広く知られましたが、その後に似たような、あるいは関連する構図として香港やミャンマー、ウクライナの危機ともつながっていきました。現在も続く自由の弾圧の問題ともからめて、世界の政治的課題として何が語られるべきかについて講演します。

日時:
2月25日(土)15:00~17:45
場所:
明治大学駿河台キャンパス リバティタワー 1021教室
https://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
予約不要・入場無料
講演者:
ヤシーン・ハージュ・サーレハ(シリア人作家)
モデレーター:
岡崎弘樹(亜細亜大学)
通訳:
森晋太郎(アラビア語通訳)
司会:
山本薫(慶応大学)
15:00
趣旨説明、ドキュメンタリー『記憶への旅』の上映
16:00
サーレハさんの講演
“世界の縮図”としてのシリア問題
17:00
Q&Aセッション
17:45
終了
問い合わせ先:
<サーレハ氏の略歴>
シリア人作家。1961年、ラッカ生まれ。1980年、アレッポ大学医学部在学中、反体制派民主化組織に所属していたため当局に拘束され、1996年まで収監される。2000年代に「ハヤート」ほか汎アラブ紙上でシリアやアラブの政治・社会・文化に関する論考を発表、2011年以降はシリア革命に参加した代表的知識人として世界的に注目され、「ガーディアン」「ル・モンド」「ニューヨーク・タイムズ」などに論説が翻訳掲載されている。ジャーナリストとしての業績により2012年プリンス・クラウス賞(オランダ)、2017年クルト・トゥホルスキー賞(スウェーデン)受賞。革命以後に国内潜伏生活を続けるも2013年、トルコに脱出。2017年以降ドイツに滞在。多数の著書が欧米語に訳され、邦訳として『シリア獄中獄外』(みすず書房、2020)がある。
【主催】
若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」
(研究代表者:岡崎弘樹)22K12988
【共催】
基盤研究A「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」(研究代表者:岡真理)20H00006/基盤研究A「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」(研究代表者:酒井啓子)21H04387/若手研究「現代イスラーム圏におけるユマニスムの再構築」(研究代表者:鵜戸聡)19K20526

シリア人作家サーレハ氏講演(広島市立大学)

2月 2 2日(水)にシリア人作家ヤシーン・ハージュ・サーレハ氏を広島市立大学サテライトキャンパスにお迎えし、「語られるジェノサイド、語られないジェノサイド」という演題にて講演会を行います。それに先立ち記録映画『記憶への旅』も上映いたします。以下の通り案内申し上げます。
http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-2903

シリア人作家ヤシーン・ハージュ・サーレハ氏講演会
「語られるジェノサイド、語られないジェノサイド」

世界各地では、とりわけ20世紀から現在に至るまで、大量虐殺(ジェノサイド)が続いてきました。シリアでは一斉検挙による収監や拷問、自国民への爆撃によって数十万人レベルで犠牲者が生まれているにもかかわらず、国際世論の関心は薄まりつつあります。祖国を離れ、現在ベルリンに在住するシリア人作家ヤシーン・ハージュ・サーレハ氏は、かつてのアウシュビッツの経験だけでなく、ミャンマーやウクライナといった現在続く殺戮の問題ともからめて、人類的課題として何が語られるべきかについて講演します。

2023年2月22日(水)
広島市立大学サテライトキャンパス セミナールーム
https://www.hiroshima-cu.ac.jp/service/category0004/
(広島市中区大手町4-1-1大手町平和ビル9階)
予約不要・参加費無料

講演:
ヤシーン・ハージュ・サーレハ(作家)
通訳:
岡崎弘樹(亜細亜大学国際関係学部教員)
司会:
田浪亜央江(広島市立大学国際学部教員)
18:00
開場
18:30
趣旨説明、ドキュメンタリー『記憶への旅』上映
19:30
講演 「語られるジェノサイド、 語られないジェノサイド」
20:30
Q&Aセッション
21:15
終了
ヤシーン・ハージュ・サーレハ(1961-)
シリア・ラッカ生まれ。アレッポ大学医学部在学中、反体制派民主化組織に所属していたため拘束され、1996年まで収監される。汎アラブ紙や英字紙に論考多数掲載。日本語訳された著書に『シリア獄中獄外』(みすず書房、岡崎弘樹訳、2020)がある。
ドキュメンタリー『記憶への旅』 ハーラ・ムハンマド監督、2006年、 シリア、47分、アラビア語(日本語字幕):シリアの作家3人がパルミラに向かう車内で「絶対的な監獄」と呼ばれた同地刑務所での収監経験を振り返りながら、来るべき「祖国」のあり方について話し合う。
【主催】
若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践」
【共催】
基盤研究A「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」広島・中東ネットワーク
【問い合わせ用メールアドレス】

「イスラーム信頼学」ワークショップ「比較の中のイスラーム経済」のご案内

科学研究費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(領域代表:黒木英充)では、A01班「イスラーム経済のモビリティと普遍性」(研究代表者:長岡慎介)とC01班「デジタル・ヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析」(研究代表者:熊倉和歌子)との共催で、荒井悠太氏(A01班研究員、京都大学)による研究発表会を開催いたします。

日時:
2023年2月22日(水)14:00-16:00
発表者:
荒井悠太(A01班研究員、京都大学)
発表題目:
「歴史叙述・権力・経済――イブン・ハルドゥーン『イバルの書』における人間社会観」
コメンテーター:
伊藤隆郎(C01班研究分担者、神戸大学)
使用言語:
日本語
開催形態:
一般公開/無料、Zoomによるオンライン開催/要事前登録
事前登録:
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZwvf-GrrjwuE9LS9S3H4UBks8Q9KEDn6PAl
要旨:
イブン・ハルドゥーンの「序説」(『歴史序説』)は、イスラーム経済史の観点からも早くから関心を集めてきた。しかし「序説」にはリバーといった現代イスラーム経済においても主要な問題をめぐる独自の考察はなく、イスラーム法に基づき経済活動や制度に関する著述を残した法学者達とは異なる観点から関心を集めてきたことが指摘できる。すなわち、イブン・ハルドゥーンが経済史の観点から注目されてきたのは、彼が「序説」で提示した人間社会と王朝権力の循環的な盛衰プロセスの隅々まで、生計、市場、労働、奢侈といった経済学的ファクターが浸透しているという理由によるのである。そして報告者の見方では、彼は単に14世紀の部族王朝における自身の経験に留まらず、『イバルの書』で取り上げている伝説上の古代部族から14世紀に至るまでの諸民族・諸王朝の歴史に対する俯瞰的な認識に基づき、歴史上の「諸状態」の長期的な変遷を念頭に置いて人間社会を捉えている。しかしながら、かかる『イバルの書』の歴史叙述を経済史的アプローチと結び付ける試みは従来ほとんどなされてこなかった。本報告においては、種々の経済学的ファクターを織り込んだイブン・ハルドゥーンの人間社会観ならびに権力観が、その基層にある歴史叙述といかにして結び付いているかを考察したい。
共催:
科研費学術領域変革研究(A)A01「イスラーム経済のモビリティと普遍性」(研究代表者:長岡慎介(京都大学)課題番号:20H05824)、C01「デジタル・ヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析」(研究代表者:熊倉和歌子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)課題番号:20H05830)
問い合わせ先:
荒井悠太 arai.yuta.7e(at)kyoto-u@ac.jp

Qajar Round Table: Urban Landscapes in Qajar Iran at Kyoto University

このたび、新学術領域研究「都市文明の本質」計画研究05「中世から近代の西アジア・イスラーム都市の構造に関する歴史学的研究」では、国内外の研究者をお招きして、2月20日に京都大学人文科学研究所にて、Qajar Round Table: Urban Landscapes in Qajar Iranを開催します。対面のみでの開催となります(参加無料・事前申込不要)。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

Qajar Round Table: Urban Landscapes in Qajar Iran

日時:
2023年2月20日(月)10時~18時
場所:
京都大学人文科学研究所4階大会議室
Date:
Monday 20 February 2023, 10:00 am-18:00 pm
Venue:
Conference Room (4th Floor), Institute for Research in Humanities, Kyoto University
【プログラム Program】
10:00-10:10
Opening Address: Minoru INABA (Director of Institute for Research in Humanities, Kyoto University) 稲葉穣(京都大学人文科学研究所所長)
Opening Remarks: Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo) 守川知子(東京大学)
10:10-10:40
Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo) 守川知子
Artisans and Handicrafts of 19th century Isfahan: Legacy of Safavid Iran
10:45-11:15
Susan ASILI (Tehran University) スーサン・アスィーリー(テヘラン大学)
Women's Socio-economic position in the urban life of Tehran during the Qajar period: A Case Study based on the Daftar-e Shar'iyat of the Imam Jom'e Khoie
11:20-11:50
Ichiro OZAWA (Ritsumeikan University) 小澤一郎(立命館大学)
Cities and Settlements in Iranian Makran at the Turn of the 19th and 20th Centuries
13:30-14:00
Takashi KURODA (Tohoku University) 黒田卓(東北大学)
A Photo with Mirza 'Ali Asghar Khan Atabak in it, taken during his stay in Japan: Reconstructing its Context
14:05-14:35
Hashem RAJABZADE (Osaka University) ハーシェム・ラジャブザーデ(大阪大学)
Urban Landscape of Iran as described in Masaharu Yoshida's Travelogue (1880-1881)
14:40-15:10
Naofumi ABE (Ochanomizu University) 阿部尚史(お茶の水女子大学)
Social Structures of the Tabrizi Urban Quarters in the Naseri Era
15:30-16:00
Anja PISTOR-HATAM (Kiel University) アンヤ・ピストル=ハタム(キール大学)
Landscapes of Constitutionalism in Tehran: The Capital and Its Parliament
16:05-16:35
Nobuaki KONDO (Tokyo University for Foreign Studies) 近藤信彰(東京外国語大学)
Between Cities and Villages: a Qasabe in Qajar Demography
16:45-17:45
General Discussion
17:50-18:00
Closing Remarks: Tomoko MORIKAWA
Organized by C01-Research Group 05:
Historical research on the urban structure of West Asian “Islamic cities” (MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas: “The Essence of Urban Civilization”)
*Open to the public, Free of charge
お問い合わせ先:
守川知子 tomomo[a]l.u-tokyo.ac.jp

ワークショップ「近世の海洋空間をめぐる異文化接触と信頼」のご案内

科研費学術領域変革研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(イスラーム信頼学)A02班「イスラームの知の変換」とB01班「イスラーム共同体の理念と国家体系」は立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)と共催で、ワークショップ「近世の海洋空間をめぐる異文化接触と信頼」を開催いたします。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップ「近世の海洋空間をめぐる異文化接触と信頼~海賊への対応をめぐって~」

日時:
2023年2月19日(日)、14:00-17:30
会場:
立命館大学衣笠キャンパス啓明館KM302教室
司会:
野田仁(東京外国語大学AA研・A02)
報告者:
末森晴賀(北海道大学)、嘉藤慎作(東京外国語大学AA研・A02)
コメンテーター:
薩摩真介(立命館大学)
タイムテーブル
14:00〜14:10
趣旨説明
14:10〜15:00
報告①:末森晴賀「17世紀末〜18世紀初頭地中海の海賊をめぐるオスマン朝−ヴェネツィア関係」
15:00〜15:10
休憩
15:10〜16:00
報告②:嘉藤慎作「17世紀後半~18世紀初頭インド洋海域における通航の安全保障をめぐって:ムガル朝・オランダ東インド会社間関係の分析から」
16:00〜16:10
休憩
16:10〜16:30
コメント:薩摩真介
16:30〜17:30
質疑応答
使用言語:
日本語
開催形態:
対面、一般公開/無料/要事前登録
事前登録
https://docs.google.com/forms/d/1Kci0buSS72eyK2n9-oIpByb9AH6usEynhSfBhPa8S0k/viewform?edit_requested=true
※締切:
2月18日12時まで
問い合わせ・連絡先:
嘉藤 慎作(shin_kato[at]aa.tufs.ac.jp)

早稲田大学高等研究所公開セミナー「近代日本と中東・イスラーム圏:ヒト・モノ・情報の交錯から見る」のご案内

2023年2月18日(土)に早稲田大学高等研究所にて公開講演会「近代日本と中東・イスラーム圏:ヒト・モノ・情報の交錯から見る」(ハイフレックス開催、要事前登録)を開催いたします。詳細は下記URLをご覧ください。

https://www.waseda.jp/inst/wias/news/2023/01/11/12390/?fbclid=IwAR2ZOuxz-nuzk8z1t910dIECCLO6wJyMslQV7sq7wDqKT6fUDSdNPrmirfY

会場:
早稲田大学早稲田キャンパス19号館 7階 712号教室
プログラム:
14:00~14:10
開会挨拶(海野典子)
14:10~15:30
セッション1 「近代日本と中央アジア」
講演①「カザフ自治政府アラシュ・オルダの日本政府への承認・援助要請(1919年):旧ロシア帝国空間での民族運動の三面戦略」(宇山智彦)
講演②「マルセコフ要請書の前提としての新疆軍事派遣団」(小野亮介)
コメント(澤田次郎)
フロアとの質疑応答
15:30~15:50
休憩
15:50~17:00
セッション2 「近代日本とペルシア文化」
講演③「ペルシア美術は「東洋」美術か――1920年代日本の美術商とペルシア美術工芸品の展覧会」(ザヘラ・モハッラミプール)
コメント(桑原夏子)
フロアとの質疑応答
17:00~17:10
休憩
17:10~17:30
全体討論

上記HPにも記載のとおり、会場参加を希望される方は、1月31日(火)までに下記URLからご登録をお願いいたします。教室の収容人数に限りがあるため、先着順とさせていただきます。登録者数が上限に達した場合は、期日より前に募集を締め切らせていただく場合がございます。会場参加を希望される方は、早めにご登録いただけますと幸いです。

https://forms.gle/reZuBA9eTjvtLFxBA

多くの方のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

特別講演会:Vanessa Van Renterghem (INALCO) & Anja Pistor-Hatam (Kiel University)

このたび、ヴァネッサ・ヴァン=ランテルゲム先生(フランス国立東洋言語文化学院)と、アンヤ・ピストル=ハタム先生(キール大学)をお招きして、下記の要領で特別講演会を開催します。対面のみでの開催となります(参加無料・事前申込不要)。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

Date:
18 February 2023, Saturday, 15:00-18:00
Venue:
Seminar Room 4 (3rd Floor), Institute for Research in Humanities, Kyoto University
15:00-15:10
Opening Address: Minoru INABA (Director of Institute for Research in Humanities, Kyoto University)
15:10-16:25
Vanessa Van RENTERGHEM (INALCO)
“Urban Structure and Urban Change in Seljuq Baghdad”
16:45-18:00
Anja PISTOR-HATAM (Kiel University)
“Tehran at the Transition from the Qajars to the Pahlavis: Modernization and the History of Everyday Life”
Chair:
Tomoko MORIKAWA (The University of Tokyo)
Organized by C01-Research Group 05:
Historical research on the urban structure of West Asian “Islamic cities” (MEXT Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas: “The Essence of Urban Civilization”)
お問い合わせ先:
守川知子 tomomo[@]l.u-tokyo.ac.jp

連続講演会「TEI (Text Encoding Initiative) × Library が拓くデジタル人文学と図書館の未来」

ケンブリッジ大学Digital Libraryより、Yasmin Faghihi氏とHuw Jones氏をお招きし、2月18日(土)と2月21日(火)の2回にわたる連続講演会「TEI (Text Encoding Initiative) × Library が拓くデジタル人文学と図書館の未来」を下記の要領にて開催いたします。

ウェブページはこちらからご覧いただけます:https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1140/

いずれの場合にも事前登録制とさせていただきますのでご協力どうぞよろしくお願いいたします。

講演者
Yasmin Faghihi氏 (ケンブリッジ大学図書館中近東部門長)
Huw Jones氏 (ケンブリッジ大学デジタル・ライブラリー・ユニット長、デジタル人文学コーディネーター)
コーディネーター
永崎研宣氏(一般財団法人人文情報学研究所 主席研究員)

講演1 2023年2月18日(土)14:00-16:30(13:30開場)
「インターフェースを越えて:デジタル人文学のためのデータとしてのTEI」

TEI(Text Encoding Initiative)を使ったデジタル・ヒューマニティーズの研究手法について紹介します。デジタルカタログであるFIHRISTとデジタルライブラリーであるCambridge Digital Libraryを事例に、TEIデータセットの人文科学分野における活用と、研究成果をデジタルアーカイブに統合する方法を紹介します。

開催場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所大会議室(303号室)およびオンラインによるハイブリッド方式
使用言語
英語と日本語
*対面参加者には同時通訳をお聞きいただけます。
*オンラインの方でも同時通訳がお聞きいただけるよう現在調整中ですが貴重な機会ですので是非会場に足を運んでいただけますと幸いです。
開催形態
一般公開(無料)
事前登録制
対面参加はこちらからご登録ください:https://forms.gle/Z4iLTyCt8ux4knR5A
オンライン参加はこちらからご登録ください:https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZMscOGrqD4vH9GeK70IlsqW78EwFOSXUaoG

講演2 2023年2月21日(火)14:00-17:00(13:30開場)
「デジタルカタログとデジタルライブラリー:コレクションデータのためのTEIの活用」

文化遺産資料のデータセットの作成について、図書館、アーカイブ、研究者間、さらには機関間の共同作業の基礎となるTEIに焦点を当ててお話します。その際、写本資料の統一的なカタログとして確立されているFIHRISTと、記述データと画像データを組み合わせたリポジトリとしてのCambridge Digital Libraryを例にとって説明します。

開催場所
国文学研究資料館(対面のみ)
使用言語
英語と日本語の同時通訳
開催形態
一般公開(無料)
事前登録制
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSciQHq8fXhelJV3HG-kvXo3W4B9gEgQoIdmp-TzSmWN8ZgPaw/viewform
共催
  • Cambridge Digital Library
  • AA研基幹研究 「記憶のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」
  • 国文学研究資料館
  • 人文情報学研究所
  • 東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)
  • 科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム信頼学」 (研究代表者:黒木英充(ILCAA)課題番号:20H05823)
  • TUFSフィールドサイエンスコモンズ

お問い合わせ
イスラーム信頼学事務局 connectivity_jimukyoku[at]tufs.ac.jp

シリア人作家サーレハ氏対談講演(京都大学)

2月 1 8日(土)にシリア人作家ヤシーン・ハージュ・サーレハ氏を京都大学吉田南キャンパスにお迎えし、康宗憲(南北朝鮮問題研究者)と「監獄と《祖国》」という演題にて政治囚としての経験に基づいた対談講演を行います。それに先立ち記録映画『記憶への旅』も上映いたします。以下の通り案内申し上げます。

http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-2911

元政治囚の対話&記録映画上映 監獄と《祖国》 ―シリアと韓国―

講演趣旨:
シリアの監獄に16年間収監されたサーレハ氏と、韓国で13年間収監された康氏。異なる地域ではありながらも、独裁政権による抑圧政治の中で同じように青春を奪われた元政治囚の二人が、自らの監獄経験とその後の精神的回復、さらに「祖国」の在り方について語り合います。
日時:
2 0 2 3年 2月 1 8日(土) 1 5: 0 0ー 1 8: 0 0
会場:
京都大学 吉田南キャンパス 吉田南総合館 南棟 地下 共南 0 1教室
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/yoshida/map6r-ys
(入場無料・事前申し込み不要)
講演者:
ヤシーン・ハージュ・サーレハ(シリア人作家)
康宗憲(南北朝鮮問題研究者)
モデレーター:
岡崎弘樹(亜細亜大学)
通訳:
森晋太郎(アラビア語通訳者)
司会:
岡真理(京都大学)
15:00
趣旨説明、ドキュメンタリー『記憶への旅』の上映
16:00
サーレハ氏と康氏の対談
17:00
Q&Aセッション
18:00
終了
問い合わせ先:
<サーレハ氏の略歴>
シリア人作家。1961年、ラッカ生まれ。1980年、アレッポ大学医学部在学中に反体制派民主化組織に所属していたため当局に拘束され、1996年まで収監される。2000年代に汎アラブ紙上でシリアやアラブの政治・社会・文化に関する論考を発表、2011年以降はシリア革命に参加した代表的知識人として世界的に注目され、欧米紙などに論説が翻訳掲載されている。革命以後に国内潜伏生活を続けるも2013年、トルコに脱出。2017年以降ドイツに滞在。多数の著書が欧米語に訳され、邦訳『シリア獄中獄外』(みすず書房、2020)もある。
<康氏の略歴>
1951年生まれ。在日2世。1971年より母国のソウル大学医学部在学。1975年に国家保安法違反の容疑で拘束。77年最高裁で死刑判決が確定。82年無期懲役に減刑。
88年に仮釈放。89年日本に帰還し、同年韓国問題研究所を設立。大阪大学大学院で国際政治を学んだ後、立命館大学、大阪樟蔭女子大学、同志社大学などで日本国憲法九条を中心に平和学を担当してきた。市民講義などでの講演も多い。著書に『死刑台から教壇へ:私が体験した韓国現代史』(角川学芸出版、2010)ほか。
主催:
科研費若手研究「近現代アラブ思想・文学における「共存」構想とその実践(22K12988)」(研究代表:岡崎弘樹)
共催:
科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究(20H00006)」(研究代表:岡真理)/科研費基盤研究(A)「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較(21H04387)」(研究代表:酒井啓子)

日本ゲニザ学会主催 <ゲニザ・ワークショップのお知らせ>

①「ヘブライ語読解ワークショップ」・ハイブリッド形式

開催日:
2023年2月14・火、15・水、16・木(3日間)
時間:
毎回12:00~15:30+α(90分×2コマ+途中休憩30分)
場所:
東京大学本郷キャンパス(教室は未定)
講師:
アミール・アシュール博士 Dr. Amir Ashur
テクスト:
ヘブライ語で書かれたゲニザ文書を初見で読解する

②「ユダヤ・アラビア語読解ワークショップ」・ハイブリッド形式

”Judeo Arabic Letters and Documents from the Cairo Geniza”
開催日時:
2023年2月17・金、18・土、19・日、20・月(4日間)
時間:
毎回12:00~15:30+α(90分×2コマ+途中休憩30分)
場所:
東京大学本郷キャンパス(教室は未定)
講師:
アミール・アシュール博士 Dr. Amir Ashur
テクスト:
以下の通り
letter:
1. TS 8 J 17.15: On his way out, Allān writes from Aydhāb to his family in Fustat. He was prepared to embark (for Aden or directly to India) immediately, although no merchants, including those in the Kārim fleet, had yet arrived from the East. Had he known how great his yearnings to his family would become, he would not have traveled at all. He had taken a cabin together with Yahyā, since the rafiq, or travel companion, whom he had chosen while setting out from Fustat, had proved to be unreliable. Note. The letter to Allān, TS 3 J 17, f. 15, written to him by his boy Zayn al-dār ("Ornament of the House," who is mentioned also here), transl. in Med. Soc., III, 193-194, was sent to him while on a business trip to the Maghreb many years before. Edited by Goitein, 'Portrait of a Medieval India Trader: Three Letters from the Cairo Geniza', Bulletin of the School of Oriental and African Studies, , Vol. 50,No. 3 (1987), pp. 449-464, Document n. III (transliterated to Arabic script).
2. ENA NS 31.21: A draft of a battered wifeʼs letter a communal official. The writer describes her sufferings at the hand of her husband and his family and asks the help of the recipient. Since the letter contains no names, it can be only generally dated by the script to around 1150-1250. It seems that the writing in the verso was smeared and the scribe repeated the lines below. The language of the letter is rather difficult and contains many features of colloquial Arabic (was the scribe dictating the womanʼs speech verbatim?), thus making the translation uncertain in several places. (Zinger, p. 336-339)
Maimonides:
  1. T-S 12.192- letter with his signature.
  2. 5519A.1- responsum, OR 5519A.1 (Blau, n. 275)
  3. JTS MS 8254, fol. 10, responsum (Blau, n. 273)
  4. T-S 12.199, responsum (Blau, n. 277)
  5. T-S 12.200, responsum (Blau, n. 278)
  6. T-S 16.28, responsum on legal deed (Blau, 281)
Philosophy
1. Moss. VIII,35, Guide, part 1, ch. 17-21 (Yellin, Tarbiz)
Legal documents:
  1. TS 16.138. - partnership. Lieberman p. 131-133
  2. Bodl MS Heb a 3 40verso: settlement between husband and wife (Zinger, 329-332)
  3. TS 10 J 27.12: Bill of release after divorce (Zinger, 381-383)
  4. TS Ar 52.177: In this legal deed, Sitt al-Kull bt. Elijah, the wife of Yakhin (=Thābit) b. Shabbat, presented her ketubba to the court, which examined it and confirmed that she was owed by her husband seventy-five dinars (Zinger, 398-400)
  5. TS 24.15: Agreement between husband and wife (Ashur, 214-216)
  6. TS 12.121: Betrothal agreement (Ashur, 244-246; Goitein, 71)

*アミール先生の「ワークショップ」は原則的に対面ですが、オンラインにも対応したハイブリッド形式の予定です。
*それぞれご参加を希望される方は、オンライン登録フォームにて期限内に日本ゲニザ学会事務局までお申し込みください。

①(登録フォーム ヘブライ語・締切:2023年1月13日・金)
https://forms.gle/9uuvC28uTiHKoyV87
(参加費:無料・申込手続き:必要)

②(登録フォーム ユダヤアラビア語・締切:2023年1月13日・金)
https://forms.gle/yFjiYjMNx5Pya5tC9
(参加費:無料・申請手続き:必要)

*万が一コロナ禍の影響で開催出来ない場合は、中止ではなく延期となります。

*講師のアミール・アシュール博士の紹介記事です。
https://www.researchgate.net/profile/Amir-Ashur-2

*アミール先生の「ワークショップ」のテキストは参加希望者に事前に添付送信いたします。
また「ワークショップ」の全講義の録画を可能な限り迅速に共有いたします。
本研究会は、活動記録のため録音・録画させて頂きますことをご了承下さい。
その他ご不明な点がございましたら事務局までお気軽にお問合せ下さい。

共催:日本ゲニザ学会&科学研究費研究助成金基盤研究A 「生きられた古代宗教の視点による古代ユダヤ教変革期の東地中海世界の総合的宗教史構築」(研究代表者:市川裕)

主催団体:
日本ゲニザ学会
会長:
市川裕(東京大学名誉教授)
連絡先:
日本ゲニザ学会事務局(東京大学宗教学研究室内)
Email: (嶋田英晴)
Website : https://sites.google.com/view/jsgs

ワークショップ「20世紀ムスリム社会のフェミニズム思想:カースィム・アミーンとターハル・ハッダード」

2月14日に、ワークショップ「20世紀ムスリム社会のフェミニズム思想:カースィム・アミーンとターハル・ハッダード」を開催します。
講演者は、後藤絵美氏(東京外国語大学 AA研)、 岡崎弘樹氏(亜細亜大学)、 タチアナ・エルナンデス・フスト氏 (スペイン・ナショナル・リサーチ・カウンシル)です。対面のみの会となります。みなさまのご参加をお待ちしております。

ウェブサイト
https://islam-gender.jp/news/372.html

Registration/お申込み
Please register through the link below by Feb 11.
お申込みは2/11までにこちらから
https://forms.gle/YeUZcBGtUYb45TAm7

Workshop/ワークショップ
Muslim Feminism Thoughts in the Early 20th Century: Qasim Amin and Tahar Haddad
20世紀ムスリム社会のフェミニズム思想:カースィム・アミーンとターハル・ハッダード

Date & Time/日時:
Feb. 14, 2023 2:00-4:15 pm (JST)
Venue:
Sophia University (Yotsuya Campus)
上智大学(四谷)図書館9階 L911号室
Language/言語:
English 英語
Abstract/要旨:
This workshop will discuss the emergence and development of the ideas of women's liberation in Arab societies, comparing Egyptian jurist Qasim Amin (1863-1908) and Tunisian reformist thinker Tahar Haddad (1899-1935). The first presenter, Goto, will focus on how Qasim Amin's messages were received and developed by later Egyptian women's activists and describe the flowering of feminism in Egypt. Okazaki focuses on women's labor in Qasim Amin's book The New Woman (1900) and shows how it led to the Tunisian reformist thinker Tahar Haddad. The final presenter, Hernandez-Justo examines Tahar Haddad's work, Muslim Women in Law and Society (1930), to examine how Tunisian women's labor was perceived at the time.
プログラム/Program
Chair:
Erina Iwasaki (Sophia University)
14:00-14:05
Opening remarks
Hitomi Ono (The University of Tokyo)
14:05-14:25
Title: The roles of male intellectuals in the development of feminism: In the case of early twentieth-century Egypt
Speaker:Emi Goto (Research Institute for Languages and Cultures of Asia and Africa (ILCAA), Tokyo University of Foreign Studies)
This presentation considers the role of male intellectuals in early feminism by focusing on Qasim Amin. While Amin has been hailed as the “father of feminism”, his writings have also been criticized as reflecting (false) feminism rooted in colonialism. In this presentation, I examine the assessments of Amin made in the writings of two contemporary female activists: Huda Sha'arawi (1879-1947) and Nabawiya Musa (1886-1951). For them, Amin's writings were both inspiring and lacking some elements, to bring about a new society in which women live better lives.
14:25-14:35
Q&A
14:35-14:55
Title: How did Nahda thinkers understand women's labor? -with a focus on Qasim Amin's The New Woman
Speaker:Hiroki Okazaki (Asia University)
Ideas of women's liberation in the modern era have been linked to labor theory in both the West and the East. I will focus on how women's labor was argued in Qasim Amin's The New Woman (1900) and how it was later connected to the ideas of Taher Haddad. I will examine then how the relationship between women and labor has been discussed in Nahda's thought since Tahtawi, comparing it with the history of women's liberation thought in Western Europe and Japan.
14:55-15:05
Q&A
15:05-15:15
Coffee Break
15:15-15:45
Title: Working women, invisible women? Female participation in Tunisia's labor market according to Tahar Haddad
Speaker:Tatiana Hernandez-Justo (Spanish National Research Council)
Tahar Haddad was a modernist scholar renowned for his contribution to trade unionism and female emancipation in Tunisia. He was active at a point in time in which said issues were cornerstones of the reformist debate as well as of the nationalist struggle. Having published books on both of them, our aim with this presentation is to analyze Haddad's views in hopes of understanding the links between the two, what it was like to be a Tunisian working woman in the 1930s and how they were viewed by society at large.
15:45-15:55
Q&A
15:55-16:15
Discussion
共催
科研費基盤研究(C)身体をめぐるイスラームの規範とジェンダー:前近代の思想と法の比較研究(代表者 小野仁美 東京大学)
科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表者 長沢栄治 東京外国語大学)

「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第5回研究会のご案内

立命館大学中東・イスラーム研究センターでは、以下のとおり、2月13日(月)に「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第5回研究会を開催いたします。
全体討論の時間も設けておりますので、良いディスカッションの場になれば幸いです。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

■「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」第5回研究会のご案内(2023年2月13日)

■ 本研究会の概要:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)と立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)は、デュアルプラットフォームで「現代中東研究コロキアム(Contemporary Middle Eastern Studies Colloquium)」を設立いたしました。日本における現代中東研究、特に政治分野の研究を推進・発展させるための一助となるべく、研究者の専門分野・地域間の対話を今一度活性化し、さらなる広がりと深みを持つ新たな研究の展開を目指します。また、次世代(若手)の現代中東研究者を後押しするための機会と場を設けることで、アカデミアでの認知度のアップやキャリア支援ができればと考えています。
■ 研究会詳細:
日時:2023年2月13日(月) 15:00~19:00
場所:Zoomにてオンライン開催(参加無料:要事前登録)
15:00 開会
15:10~16:10 報告1:山尾 大(九州大学大学院比較社会文化研究院・准教授)「乖離する安全保障の認識と紛争の継続:イラク主要紙とTwitterの計量テキスト分析から」
16:10~17:10 報告2:木戸皓平(東京外国語大学大学院総合国際学研究科・博士後期課程)「紛争下のシリアで非国家主体が果たした役割の変化」
(休憩)
17:20~ 全体討論
■ 参加登録:
Googleフォームよりご登録ください。
https://forms.gle/8Q5NniF1JF9MgnQJ6
(登録締切:2023年2月11日)
■ 問い合わせ先:
s-nino38[at]fc.ritsumei.ac.jp(担当:二宮【立命館大学中東・イスラーム研究センター】)
■ 主催・共催:
主催:
現代中東政治研究ネットワーク(CMEPS-J)、
立命館大学中東・イスラーム研究センター(CMEIS)
共催:
科研費基盤研究(A)「東アラブ地域の非公的政治主体による国家機能の補完・簒奪に関する研究」(研究代表者:青山弘之 課題番号:18H03622)/科研費基盤研究(B)「計量テキスト分析を用いた現代中東における新たな政治的動員に関する実証研究」(研究代表者:末近浩太 課題番号:19H04374)/科研費基盤研究(B)「現代中東における政治と宗教:「アラブの春」以降のムスリム同胞団を事例に」(研究代表者:横田貴之 課題番号:19H04370)/科研費基盤研究(B)「権威主義体制における分配政治の変容とアカウンタビリティ改革:中東諸国の比較研究」(研究代表者:石黒大岳 課題番号:19H01454)/国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))「危機下の東アラブ諸国における社会的レジリエンスの実証研究:ヨルダンの事例から」(研究代表者:末近浩太 課題番号:22KK0018)

公開ワークショップ「今日の中東・北アフリカの食糧問題―チュニジア・レバノン・エジプトの事例より」

2月10日(金)、上智大学イスラーム地域研究所の主催により、公開ワークショップ「今日の中東・北アフリカの食糧問題―チュニジア・レバノン・エジプトの事例より」が開催されますところ、ご案内差し上げます。ご関心のある皆さまは、どうぞ奮ってご参加頂きますよう、お願い申し上げます。

公開ワークショップ
「今日の中東・北アフリカの食糧問題―チュニジア・レバノン・エジプトの事例より」

日時:
2023年2月10日(金)16:00~17:30
場所:
上智大学2号館7階730号室/Zoomによるオンライン
主催:
上智大学イスラーム地域研究所(SIAS)
【趣 旨】
ウクライナ危機発生からまもなく1年。いまだ戦闘が続く中、食糧・肥料・エネルギーを中心とした世界の資源市場は大きな打撃を受け、危機対応としてさまざまな動きが展開しています。主要穀物の大半をロシア・ウクライナの輸入に依存してきた中東・北アフリカ地域も直撃を受けましたが、黒海封鎖はきっかけに過ぎず、この地域はそれ以前からの構造的課題に苦しんできました。本企画では、かつて「アラブの春」の優等生といわれ現在は政治的混迷を深めるチュニジア、再権威主義化が進む世界最大の小麦輸入国エジプト、国難レベルの複合危機に見舞われてきたレバノンを取り上げ、各国の食糧問題の深層を探ります。
【プログラム】
16:00-16:05 司会・河村有介(神戸大学)
16:05-16:20 井堂有子(日本国際問題研究所)
「黒海封鎖の衝撃と中東・アフリカの食糧不安」
16:20-16:35 山中達也(駒沢大学)
「チュニジアにおける食料安全保障の構造的課題と食料主権」
16:35-16:50 岩崎えり奈(上智大学)・井堂有子(日本国際問題研究所)
「エジプトにおける食糧『危機』が直撃する脆弱層」
16:50-17:05 土屋一樹(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
「レバノンの食料不安―金融危機と難民流入―」
17:05-17:15 討論者・佐藤 寛(日本貿易振興機構アジア経済研究所)
17:15-17:30 全体議論(17:30以降は研究メンバー会議)
【参加登録】
今回のWSでは、会議室等の理由により、報告者以外の方は基本的にオンラインでのご参加をお願い致します。

ご参加希望の方は、以下のURLからご登録下さい(2月8日まで)。
https://forms.gle/U5sDom8aE1JWQ5gi9

ご参加希望の方には、追ってZoomリンクをお送り致します。

【連絡先】上智大学イスラーム地域研究所
Email:

セミナー「ターハル・ハッダードとチュニジア家族法」(対面とオンライン)

2月10日に、セミナー「ターハル・ハッダードとチュニジア家族法」をハイブリッド開催します。チュニジアとモーリタニアとも繋いで議論を行う予定です。
みなさまのご参加をお待ちしております。

ウェブサイト
https://islam-gender.jp/news/373.html

Registration/お申込み
Please register through the link below by Feb 7.
お申込みは2/7までにこちらから
https://forms.gle/UD3Xacm9FypgtfbF6

Seminar/セミナー:
Tahar Haddad and the Family Law in Tunisia
ターハル・ハッダードとチュニジア家族法
Date & Time/日時:
Fri Feb. 10, 2023 2:00-4:00 pm (JST)
2023年2月10日(金)14:00-15:30
Venue/開催場所:
Osaka University (Toyonaka camp.) & Online
大阪大学(豊中キャンパス)法研研究棟4階大会議室 & zoomオンライン
Language/言語:
English 英語
Lecturer/講演者:
Tatiana Hernandez-Justo (Spanish National Research Council)
タチアナ・エルナンデス・フスト氏(スペイン・ナショナル・リサーチ・カウンシル)
プログラム/Program
Chair: Hitomi Ono (The University of Tokyo)
14:10-14:50
Lecture
Tahar Haddad and the Family Law in Tunisia
Tatiana Hernandez-Justo (Spanish National Research Council)
14:50-15:10
Comment: Elbalti Beligh (Osaka University)
Hiroko Ito (Nagoya University)
15:10-15:20
Coffee Break
15:20-15:40
Comment: Omar Fassatoui (Science Po Aix en Provence)
Manoubia Ben Ghedahem (University of Carthage)
15:40-16:00
Q&A
共催
科研費基盤研究(A)イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究(代表者 長沢栄治 東京外国語大学)
科研費基盤研究(B)「「アジア・ジェンダー史」の構築と「歴史総合」教材の開発」(代表者 三成美保 追手門学院大学)
科研費基盤研究(C)身体をめぐるイスラームの規範とジェンダー:前近代の思想と法の比較研究(代表者 小野仁美 東京大学)

RSGC研究セミナー「中東の社会問題:中東とアジアの研究ネットワーク構築」開催のご案内

JSPS研究拠点形成事業 B.アジア・アフリカ学術基盤形成型「中東を軸とした非欧米社会の路上抗議運動研究ネットワーク構築:アジアの結節と比較」では、イラク、アフガニスタンの研究者を交えて、中東が今抱える諸社会問題を取り上げた研究報告会を下記の通り行います。http://www.shd.chiba-u.jp/glblcrss/index_en.html)

RSGCセミナー「中東の社会問題:中東とアジアの研究ネットワーク構築」
RSGC Seminar on Social Problems in the Middle East: Establishing Research Networks between the Middle East and Asia

日時:
2023年2月9日(木) 13:30より_Feb 9 (Thu), 2023 13_30-
場所:
東京大学駒場キャンパス 第18号館4階 セミナールーム1 /Zoom参加あり
Venue:
University of Tokyo: Seminar Room 1, 4th Floor, Bldg. 18, the University of Tokyo, Komaba(3-8-1, Komaba, Meguro-ward, Tokyo 153-8902)
お申込み(オンライン参加の場合のみ):
https://forms.gle/NRFyZQmvb1qyRYVY6
Registration for Online participation:
Please fill the registration form below by 8th february.
https://forms.gle/NRFyZQmvb1qyRYVY6
言語:
英語(一部アラビア語あり)
Language:
English/ Arabic

みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。

プログラム Programme
13:30-13:35
開会の辞 Opening remarks:
酒井啓子Keiko Sakai (千葉大学Chiba University, Chiba)
第一部 Part I: 知識人の役割 Role of Intellectuals
13:35-14:00
マフムード・カイスィー Mahmoud Al-Qaysi (バグダード大学University of Baghdad, Iraq):
イラクの出版事情:ワタン概念と国家建設On the current situation of publications in Iraq: A study of the Concepts of Watan and State Building
14:00-14:25
ヤースィル・カラウィー Yasir al-Karawi (イスラー大学、アドナン書店 Isra University, Iraq)
イラク「ムタナッビーの金曜日」における知識人との対話、若者の社会意識との関係Conversations of Intellectuals in Mutanabbí's Friday in Iraq and its relation with the social consciousness of the youth
14:25-14:50
岡崎弘樹 Hiroki Okazaki (亜細亜大学Asia University, Tokyo)
シリア・イスラーム主義者による新たな抵抗の形式:パルミラ監獄のメモワールを読むNew Form of Protest Shown by Syrian Islamists -Reading the Palmyra Prison Memoirs of a Former Muslim Brotherhood Member-
14:50-15:20
討論 Discussion
15:20-15:40
休憩 Tea break
第二部 Part II: 女性と若者が置かれた状況On the situation of Women and Youth
15:40-16:05
シーリーン・ムハンマドShireen Muhammad (バグダード大学University of Baghdad, Iraq):
戦後イラクの2つのジェンダーの声:社会的政治的移動におけるフェミニストの役割 Two Gender Voices in Postwar Iraq: Feminist Role in the Social and political Mobility
16:05-16:30
山本薫 Kaoru Yamamoto (慶應大学Keio University, Tokyo)
抵抗としてのラップ音楽? 若者のムードと音楽Rap music as resistance?: Moods and Music of Youth
16:30-16:55
ハシブッラー・ムワッヒドHasibullah Mowahed (東京外国語大学/カーブル大学 Tokyo University of Foreign Studies, Tokyo)
アフガニスタンの経済状況がアフガニスタン若年層の社会環境に与える影響
Impact of Afghanistan's economic situation on the social environment of Afghan youth
16:55-17:25
討論 Discussion
17:25-17:55
全体討論 General Discussion
17:55-18:00
閉会の辞Closing Remarks:
ラルビー・サーディキーLarbi Sadiki (カタール・グローバル問題中東評議会
Middle East Council on Global Affairs, Qatar)
Sponsored by:
JSPS Core-to-Core program: Type B. Asia-Africa Science Platforms (JPJSCCB20210002), headed by Keiko SAKAI)
主催:
JSPS研究拠点形成事業 B.アジア・アフリカ学術基盤形成型「中東を軸とした非欧米社会の路上抗議運動研究ネットワーク構築:アジアの結節と比較(課題番号JPJSCCB20210002)」(研究代表:酒井啓子)、科研基盤A「空間・暴力・共振性から見た中東の路上抗議運動とネイション再考:アジア、米との比較」
連絡先 Contact:
千葉大学グローバル関係融合研究センターCenter for Relational Studies on Global Crises
Email:
glblcrss [at] chiba-u.jp

国際ワークショップ「中東・アジアにおける研究ネットワークの確立:第1回研究拠点代表(イラク、カタール)会合」開催のご案内

JSPS研究拠点形成事業 B.アジア・アフリカ学術基盤形成型「中東を軸とした非欧米社会の路上抗議運動研究ネットワーク構築:アジアの結節と比較」では、下記の通り、Larbi Sadiki氏(アラブ民主化専門家、カタール・グローバル問題中東評議会)、Mahmoud al-Qaysi氏(日本研究、イラク・バグダード大学)をお招きし、また基調講演として藤原帰一氏(国際関係論、千葉大学学長特別補佐)にご登壇いただき、国際ワークショップを開催いたします。

(研究拠点形成事業では、2021年度より「中東、特にアラブ諸国における近年の若年層の社会政治意識の把握のために、日本およびアジアの事例と中東の事例を比較し、千葉大学グローバル関係融合研究センターにその研究ハブを形成すること」を目的に、カタール、イラク、レバノン、ヨルダンの拠点組織とのネットワークを形成する研究交流を行っております。http://www.shd.chiba-u.jp/glblcrss/index_en.html)

みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。

「中東・アジアにおける研究ネットワークの確立:第1回研究拠点代表会合」

日時:
2023年2月7日(火)
会場:
千葉大学大学院人文公共学府 2階マルチメディア会議室/Zoomによるオンライン
https://www.chiba-u.ac.jp/e/about/location/nishi-chiba_campus.html
言語:
同時通訳あり(オンライン参加の方には同時通訳はありません)
登録:
https://forms.gle/HvY2Uzxi4jkHnbKa8
(2月5日までにご登録ください)
13:30 開会の辞:
酒井 啓子(千葉大学 グローバル関係融合研究センター長/研究拠点事業コーディネータ)
マフムード・カイスィー Mahmoud al-Qaysi (バグダード大学 教授、イラク)
ラルビ・サーディキー Larbi Sadiki (中東国際問題評議会 シニア・フェロー、カタール)
14:00 基調講演:
藤原 帰一(千葉大学 国際高等研究基幹 教授・学長特別補佐/東京大学名誉教授)
「民主化革命の再考::東南アジア、東ヨーロッパ、中東」
14:45-15:00
コーヒーブレイク
15:00-15:45 発表1:
ラルビ・サーディキーLarbi Sadiki (中東国際問題評議会 シニア・フェロー、カタール)
「2011年と2019年の「アラブの春」概観」
討論
15:50-16:35 発表2:
ムスタファ・ハリーリMostafa Khalili (千葉大学 特任研究員)
「『緑の運動』から『女性、生命、自由』へ:イランにおける抗議運動の発展における継続と変化」
討論
16:40-17:25 発表3:
酒井 啓子(千葉大学 グローバル関係融合研究センター長)
「アラブ地域における抗議運動の歴史:ワタンを求めて」
討論
17:25~18:00
総合討論
主催:
JSPS研究拠点形成事業 B.アジア・アフリカ学術基盤形成型「中東を軸とした非欧米社会の路上抗議運動研究ネットワーク構築:アジアの結節と比較(課題番号JPJSCCB20210002)」(研究代表:酒井啓子)
◆問合せ:
千葉大学グローバル関係融合研究センター内事務局
Email: glblcrss*chiba -u.jp(*を@に代えてご利用ください)

International Workshop:
“Establishing Research Networks in the Middle East and Asia: First Inter-Core Meeting”

Date:
February 7 (Tue)
Venue:
Chiba University, Multimedia meeting room, 2nd Floor, Graduate School of Humanities and Social Sciences/ Hybrid
https://www.chiba-u.ac.jp/e/about/location/nishi-chiba_campus.html
Language:
English
(Simultaneous translation (English-Japanese) will be available only in person participation)
Registration:
https://forms.gle/HvY2Uzxi4jkHnbKa8
(Please register by 3 February (Fri))
13:30
Opening remarks:
Keiko SAKAI (Coordinator of Core-to-Core Program, Center for Relational Studies on Global Crises, Chiba University)
Mahmoud al-Qaysi (University of Baghdad, Iraq)
Larbi Sadiki (Middle East Council on Global Affairs, Doha, Qatar)
14:00
Keynote Lecture:
Kiichi Fujiwara (Professor, Institute for Advanced Academic Research, Chiba University)
Revisiting Democratic Revolutions: Southeast Asia, Eastern Europe, and the Middle East
14:45-15:00
Coffee Break
15:00-15:45
Presentation 1:
Larbi Sadiki (Senior Fellow, Middle East Council on Global Affairs, Doha, Qatar)
General view on Arab Spring in 2011 and in 2019
Discussion
15:50-16:35
Presentation 2:
Mostafa Khalili (Special Research Fellow, Chiba University)
From “Green Movement” to “Woman, Life, Freedom”: continuity and change in the evolution of the protest movement in Iran
Discussion
16:40-17:25
Presentation 3:
Keiko Sakai (Dean, Center for Relational Studies on Global Crises, Chiba University)
Protest movements in the history of the Arab Region: searching for Watan
Discussion
17:25- 18:00
General Discussion
Sponsored by:
JSPS Core-to-Core program: Type B. Asia-Africa Science
Platforms (JPJSCCB20210002), headed by Keiko SAKAI)
Contact:
Center for Relational Studies on Global Crises
Email:
glblcrss [at] chiba-u.jp

Al Jazeera ドキュメンタリー『教科書のナクバ』日本語字幕完成記念上映会+トーク

この度、Al Jazeera制作のドキュメンタリー映画『教科書のナクバ』(原題Nakba al-Manahij)が初の外国語字幕として日本語で公開される運びとなりました。
それを記念して、科研費学術変革領域研究 (A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)と科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」は、レバノンから監督のレーン・ミトリー氏、構想・企画のムハンマド・エルアルビード氏をお招きし、東京と京都におきまして、上映会とトークイベントを開催いたします。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。

Al Jazeera ドキュメンタリー『教科書のナクバ』日本語字幕完成記念上映会+トーク

【登壇者】
レーン・ミトリー Reine Mitri(監督)
ムハンマド・エルアルビード Mohamad El Arbid(構想・企画)
東京会場
2023年2月5日(日)15:00-17:30
東京大学駒場キャンパス 18号館ホール
司会 黒木英充 通訳 森晋太郎
15:00-15:10
趣旨説明 黒木英充(東京外国語大学AA研/北海道大学SRC)
15:10-16:05
ドキュメンタリー「教科書のナクバ」上映
16:05-16:30
講演 ムハンマド・エルアルビード(通訳あり)
16:30-16:40
休憩
16:40-16:55
コメント 鈴木啓之(東京大学)
16:55-17:30
Q & A レーン・ミトリー、ムハンマド・エルアルビード(通訳あり)
京都会場
2023年2月11日(土)15:00-17:30
京都大学吉田南キャンパス 総合人間学部棟
地下 1B05教室
使用言語:
日本語(一部アラビア語、通訳あり)
開催形態:
対面/一般公開/無料/事前登録不要
【イベントページ・ポスター】
https://connectivity.aa-ken.jp/activity/1221/
【東京(主催)】
  • 科研費学術変革領域研究 (A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築:世界の分断をのりこえる戦略知の創造」(イスラーム信頼学)【京都(共催)】
  • 科研費基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」
  • イスラーム信頼学
お問合せ先
イスラーム信頼学事務局(

1月

マムルーク朝文書研究セミナーのご案内

東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)では、基幹研究「「記憶」のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」(代表:野田仁)事業の一環として、2023年1月28日(土)と29日(日)にマムルーク朝文書研究セミナーを開催します。研究で文書を扱う方や今後扱いたいと考えている方を中心に、広くイスラーム史を研究される方のご参加をお待ちしております。ただし、アラビア語の授業を行う場ではありませんのでご注意ください。また、本セミナーは科研費・基盤研究(C)「中世エジプト環境変動期の村落社会と地方行政」(代表:熊倉和歌子)の研究会との共催となります。

本セミナーの講師は、現在東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所外国人共同研究員として来日中のオマル・アリー先生です。最初に、講義形式でマムルーク朝の文書資料の伝世状況、文書史料へのアクセスの方法、文書研究の現状といった基礎知識をおさえた後に、文書の読解に入っていきます。扱う文書は、可能なかぎり、ハラム文書、聖カテリーナ修道院文書などの中から受講者の関心に即した内容のものを取り上げる予定です。

セミナーへの参加資格として、アラビア語の読解力があることを条件といたします。

AA研のウェブサイトで告知したところ、すでに10名程度の申し込みがありましたが、追加で5名の参加者を募集したいと思います。

参加を希望される方は、12月20日(火) までに下記のフォームにてご登録ください。こちらから、セミナーで用いる資料をメールアドレス宛に送付いたします。参加費は無料です。また、遠方からの参加者で、学生と研究費を持たないポスドクの方には旅費の支出も検討しますので、ご相談ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdJMG-K2SZFP5irL2ndxbNtIeO62GfJS417YXvEWXd6uJdRCQ/viewform

プログラム等の詳細

日時
2023年1月28日〜29日(2日間)
場所
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階304(マルチメディア会議室)
形式
対面形式
講師
オマル・アリー(ソハーグ大学准教授/東京外大AA研外国人共同研究員)
使用言語
アラビア語
対象
アラビア語の読解力がある方
募集人数
5名程度
登録フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdJMG-K2SZFP5irL2ndxbNtIeO62GfJS417YXvEWXd6uJdRCQ/viewform
登録締切
2022年12月08日(木)
プログラム
1月28日(土)
10:00-12:00 趣旨説明・講師および参加者の自己紹介
13:00-15:00 文書読解1
15:30-17:30 文書読解2
1月29日(日)
10:00-12:00 文書読解3
13:00-15:00 文書読解4
15:30-17:30 補足・総合討論
問合わせ
熊倉和歌子(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
kumakura[at]aa.tufs.ac.jp
共催
基幹研究「「記憶」のフィールド・アーカイビング:イスラームがつなぐ共生社会の動態の解明」(代表:野田仁); 科研費・基盤研究(C)「中世エジプト環境変動期の村落社会と地方行政」(代表:熊倉和歌子)

イスラーム地域研究若手研究者の会」1月例会のお知らせ

「イスラーム地域研究・若手研究者の会」では、下記の通り1月例会を開催いたします。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

1月例会の報告は東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程の今城尚彦さんにお願いしました。
今回の例会も前回と同様、Zoomでのオンライン開催とし、参加は事前申込制といたします。
参加をご希望の方は下記の【参加手続き】をご確認のうえ、期日までに手続きをお済ませください。
これまで以上の多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

なお、イスラーム地域研究・若手研究者の会の旧ホームページおよび研究会メーリングリストは、2022年度末をもって運用を終了いたします。
今後の告知は、日本中東学会のメーリングリストや、新ホームページ「イスラーム地域・若手研究者の会のブログ」、当研究会のフェイスブックページにて行ってまいります。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

日時:
1月28日(土)14:00-17:00
発表者:
今城尚彦氏(東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程)
コメンテーター:
赤堀雅幸氏(上智大学教授)
題目:
現代トルコにおける博物館化された聖者廟:ネヴシェヒル県ハジュ・ベクタシュ・ヴェリ修道場と世俗主義
要旨:
本報告では2022年に行った14ヶ月のフィールドワークに基づき、トルコ共和国の世俗主義政策のもと博物館化されているハジュ・ベクタシュ・ヴェリ廟・修道場において、いかなる関係性の中で「世俗的」感覚が浮かび上がっており、またそれが揺らいでいるのかを考察する。具体的には来館(あるいは廟参詣)する人々と「展示物」、敷地内にある聖者廟との関係や、人々と職員たちとの関係などについて分析する予定である。

【参加手続き】

参加をご希望の方は、以下のリンク先の登録フォームにてお名前とメールアドレスをご登録ください。

時間: 2023年1月28日 14:00 大阪、札幌、東京

Zoomミーティングに参加する

https://us02web.zoom.us/j/81616257486?pwd=Q2xLL0tZUm03ZTRZTzdYeVZ5MmhGdz09

ミーティングID: 816 1625 7486

パスコード: 642146

『クルド音楽への誘い:レクチャーと演奏』(対面とオンライン)

このたび、下記の要領でトルコからクルド人演奏家セルダル・ジャーナン氏をお招きして、「クルド音楽への誘い―レクチャーと演奏―」を開催する運びとなりました。
対面公演(松本と神戸)とオンライン配信(オンデマンド)を予定しております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。また、関心のある学生や一般の方にもご周知頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

1.松本公演

◇日時:
2023年1月28日(土)14時~16時
第 1部:14時からレクチャー、第 2部:15時からコンサート
◇出演:
セルダル・ジャーナン、通訳:鈴木郁子、司会:飯野りさ
◇会場:
信毎メディアガーデン 3階スタジオ(長野県松本市)
◇参加登録先リンク:
https://bit.ly/3W09wEi(定員になり次第締め切り)
◇関連FBページ:
https://bit.ly/3CAM5d0
◇主催:
科研費基盤研究(B)「中東少数派の音文化に関する研究-共有と非共有に着目して」、
後援:
信濃毎日新聞、協力:信州イスラーム世界勉強会

2.神戸公演

◇日時:
2023年1月30日(月)13時~15時
第1部:13時から、第2部:14時から
◇出演:
セルダル・ジャーナン、通訳:鈴木郁子、司会:飯野りさ
◇会場:
神戸大学国際人間科学部C 棟 111教室(鶴甲第2キャンパス内)
◇参加登録先リンク:
https://bit.ly/3PG5lex
◇関連FBページ:
https://bit.ly/3ZyqYC3
◇主催:
科研費基盤研究(B)「中東少数派の音文化に関する研究-共有と非共有に着目して」、
共催:
神戸大学谷正人研究室

3.期間限定オンライン配信

◇日時:
2023年2月3日(金)18時~2月6日(月)23時
◇神戸大公演録画のオンライン配信(オンデマンド)
◇参加をご希望の方は下記リンクからご登録下さい。
2月3日正午までに配信先のリンクとパスワードをご連絡いたします。
◇参加登録先リンク:
https://forms.gle/NcpcYcjiZe1LPtxD7
◇関連FBページ:
https://bit.ly/3CzGNhQ
◇公演概要:
トルコ、シリア、イラク、イランをまたがる地域に居住し、中東において国家を持たない最大の民族と言われるクルド人。その音楽文化は、語り部デングベージュの伝統から、ネックの長い撥弦楽器のバーラマなどの伴奏で歌われる民謡、さらには横に並んで手をつなぎステップを踏む民族舞踊まで実に多彩だ。第1部のレクチャーに続いて第2部のコンサートでは、関連する映像などを交えてジャーナン氏が様々なクルドの音楽を解説し演奏する。
◇セルダル・ジャーナン氏:
トルコ南東部のハッカリ出身。トルコにおけるクルド民謡・民族音楽研究者。トルコ各地をまわり、クルド民謡、音楽を収集。2019年、ミマール・スィナーン芸術大学(イスタンブール)で修士号を取得。伝統楽器バーラマの奏法指導の傍ら、クルド音楽の歴史と理論、奏法について、クルド語による論考を発表。2022年初来日で、東京芸術大学等でレクチャー・コンサートなどを行っている。
◇問い合わせ先:
(中東音文化研究会、飯野)

公開ワークショップ「財の管理から見るイスラーム聖者廟:中央アジア・イラン・南アジア」

この度、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」は、1月22日(日)、以下の通りの公開ワークショップを開催することとなりました。対面とオンライン併用による開催になります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」2022年度第 2回公開ワークショップ「財の管理から見るイスラーム聖者廟:中央アジア・イラン・南アジア」

日時
1月22日(日) 13:30-15:20
会場:
AA研マルチメディア会議室(304)、オンライン会議室
http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp275
プログラム
13:30-13:40
渡部良子(東京大学非常勤講師・ILCAA共同研究員) 趣旨説明
13:40-15:10
菅原純(蘭州大学・西北少数民族研究中心)「20世紀初頭カシュガルのワクフ財に関する計量的アプローチ」
15:10-15:20
休憩
15:20-15:50
渡部良子(東京大学非常勤講師・ILCAA共同研究員)「サフィー廟財産目録におけるワクフの記録」
15:50-16:10
近藤信彰(ILCAA)コメント
16:10-16:30
二宮文子(青山学院大学・ILCAA共同研究員)コメント
16:30-16:40
休憩
16:40-17:20
総合討論
使用言語:
日本語
参加費:
無料
事前申し込みが必要です(申し込み期限:2023年1月21日(土)12:00)。
ご希望の方は,こちらからご登録をお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdSCsnzvRxI4pdu2usczAOPwx42A6LjGPtSc2vNvSLVm0zRKg/viewform?usp=sf_link
※ 状況によってはオンラインのみになる可能性があります。その場合は、開催日3日前(1月19日(木))までに告知をいたします。
問い合わせ先:渡部良子 khargush1969[at]gmail.com([at]を@に変えて送信してください)
主催:
東京大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同利用・共同研究課題「イスラーム聖者廟の財産管理に関する史料学的研究:イラン・サファヴィー朝祖廟を事例として(2)」(2021-2023年度)
共同研究ウェブサイト:http://www.aa.tufs.ac.jp/ja/projects/jrp/jrp275
本共同研究・ワークショップに関するお問い合せ先
渡部 良子(AA研共同研究員・東京大学非常勤講師)
khargush1969[@]gmail.com

2011年後のチュニジア南部タタウィーン地域社会に関するワークショップのご案内

上智大学アジア文化研究所は、Mabrouk Dhokar チュニジア人口家族公団(National Office for Family and Population, 略称ONFP)タタウィーン県支部長をお招きし、2011年チュニジア革命後のタタウィーン地域社会に関してお話しいただく研究ワークショップを1月25日(水)に開催します。
Mabrouk Dhokar氏は長年にわたりチュニジア人口家族公団のタタウィーン県支部で家族計画やリプロダクティブ・ヘルスに携わってきたほか、タタウィーンのNGO (Association Tunis Khair in Tataouine)で活動しています。保守色の強いチュニジア南部における2011年以後の政治や社会事情、ならびに人口と家族計画について話を伺い、懇談します。ご関心ある方はどうぞご参加ください。

【日時 Time】
Jan 25 2023 16:00 - 18:00
【場所 Place】
上智大学2号館6階615a室 (+ Zoom)
(JR中央線、東京メトロ南北線・丸の内線/四ツ谷駅より徒歩5分)
*会場の位置・経路の詳細については、以下をご参照ください。
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/directions/access_yotsuya
http://www.sophia.ac.jp/eng/info/access/map/map_yotsuya
【プログラムProgram】
16:00 - 16:10 趣旨説明Introduction by Erina Iwasaki (Sophia University)
16:10 - 17:00 Lecture by Mabrouk Dhokar on “Tataouine society (Southern Tunisia) after 2011”, and “Population and family planning in Tataouine and Tunisia”
17:00 - 17:10 休憩Pause
17:10 - 18:00 質疑応答Q & A discussions
【言語 Language】
English, French, Arabic (通訳なし)
【主催 Organization】
上智大学アジア文化研究所 Institute of Asian, African, and Middle Eastern Studies at Sophia University https://dept.sophia.ac.jp/is/iac/
【連絡先 Contact】
上智大学アジア文化研究所 岩崎えり奈
EMAIL : iwasaki*sophia.ac.jp(*を@に代えてご利用ください)
【申込】
ご参加いただける方は、メールで上記 岩崎えり奈までご連絡ください。

(公財)東洋文庫国際シンポジウム「契約と訴訟の比較:アジアとイスラーム諸地域」

(公財)東洋文庫では、総合アジア圏域研究班による標記の第 9回国際シンポジウムをオンラインで開催いたします。
プログラムは下記のとおりです。ご参加をご希望の方は、メール末尾に記載されている方法でお申し込みください。

日時:
2023年1月22日(日) 18時~23時 (オンライン)
プログラム:
Contracts, Litigation and their Norms Compared: Asian and Islamic Regions
SESSION 1
18:00-20:00
Chair:
MIURA Toru (Toyo Bunko)
Opening Address
SATO Kentaro (Hokkaido University)
The Moroccan Contract Documents of the Toyo Bunko and the References to Relevant Legal Acts
Léon BUSKENS (Leiden University)
A Social History of Contracts and Legal Documents in Modern Morocco
Boğac ERGENE (The University of Vermont)
Appeal to Justice in the Ottoman Empire from a Comparative Perspective
SESSION 2
20:30-23:00
Chair:
KISHIMOTO Mio (Toyo Bunko)
OKAWARA Tomoki (Tohoku University)
The Ottoman System of Testimony Reconsidered: A Consideration on the Term “Shuhud al-hal”
Pascale GHAZALEH (American University in Cairo)
Taken to Court: Artisans and Merchants in late Ottoman Cairo
AOKI Atsushi (Aoyama Gakuin University)
Wang Anshi - Shenzong Legal Reform in the Song Dynasty
Pengsheng CHIU (Shanghai Jiao Tong University)
From Expressing Compassion to Ordering Debtors Sell Property for Compensation: Judicial Reforms to Settle Merchant Debt Claims in 18th Century China
General Discussion

なお、2023年 5月に、同一のテーマで、国際シンポジウム続編(中央アジア、イラン、南アジア、東南アジア、中国、日本)を開催する予定でております。

参加申込み方法:
下記のGoogle Formサイトにて、申込み登録をお願いいたします。日本人の方は、アルファベット表記とともに日本語表記も併記ください。オンライン(Zoom)のURLアドレスは後日メールにてお送りいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeeVMVf1ELIQKy0Q4Dj6SC7l3C46-Kp3p9OBuSxbe5ZV7lWQQ/viewform?usp=sf_link

問合せ先:
太田啓子(東洋文庫研究員、国際シンポジウム担当)

「グローバル時代におけるハラール基準の標準化と多様性の動態」第2回国際ワークショップのご案内

科学研究費補助金基盤研究(B)「グローバル時代におけるハラール基準の標準化と多様性の動態」(代表:大形里美、九州国際大学、課題番号:22H03846)では、2023年1月22日(日)に第2回国際ワークショップ“Changes in Halal Identity Management: Stricter Halal Standards and Diversity in the Global Era”を開催することとなりました。ご関心のある方のご参加をお待ち申し上げます。

なお、お申し込みの際にはポスターのQRコードをスキャンし、google formに必要事項をご記入ください。お申し込みされた方にzoomのリンク先をお知らせいたします。

Dear all, Our research project will hold the second international workshop “Changes in Halal Identity Management: Stricter Halal Standards and Diversity in the Global Era”. The purpose of our international workshop is to discuss the current situation on halal services and halal certification systems in Muslim minority countries, the changes in halal standards in Muslim minority countries, and the affections of halal standards of Muslim majority countries over the halal services in Muslim minority countries.

Program Schedule of The Second International Workshop

Organizer:
Satomi OHGATA (Kyushu International University)
Date and Time:
January 22th (Sunday), 2023
Time:
13:00 - 16:55 JST (Japan Standard Time)
Venue:
Online Webinar (Zoom)
Registration:
Pre-register is required. Please scan the QR-code on the poster. If you cannot scan the QR-code, refer to the following link (https://forms.gle/t9iL2SUBHcxAjyzn7). The deadline is January 18. The link for zoom webinar will be sent before the event.
Poster:
https://x.gd/h51np
Program:
12:40 - 13:00
Zoom Open for Participant
13:00 - 13:15
Opening by MC: Yuji MIZUNO and Members Introduction
13:15 - 13:20
Purpose of This Project: Satomi OHGATA
13:20 - 13:50
Dr. Chang Chung-fu (National Chengchi University, Taiwan)
“The “Localization” of Halal Restaurants and its Plural Limitation in Contemporary Taiwan”
13:50 - 14:05
Q and A
14:05 - 14:35
Dr. Hiroko YAMAGUCHI (The Kitakyushu University, Japan)
“The Beginning and Development of “Halal Services" in Japan: Focusing on Food Trends in Regional Cities”
14:35 - 14:50
Q and A
14:50 - 15:10
Break
15:10 - 15:50
Discussant: Dr. Ayang Utriza Yakin (Sciences Po Bordeaux, France, & Catholic University of Louvain, Belgium)
Discussant: Dr. Mohammad Aizat Jamaludin (International Islamic University Malaysia, Malaysia)
15:50 - 16:50
General Discussion
16:50 - 16:55
Closing
Language:
English

For More Details:
This Research Project is supported by JSPS KAKENHI Grant Numbers JP22H03846.

島薗進編集 『宗教信仰復興叢書』刊行記念 一般社団法人日本宗教信仰復興会議主催シンポジウム「現代における宗教信仰復興を問う」

本件シンポジウムの東京版は、お陰様で無事終了しました。ご支援につき感謝申し上げます。続きまして、京都版のご案内です。

島薗進編集 『宗教信仰復興叢書』刊行記念
一般社団法人日本宗教信仰復興会議主催シンポジウム

「現代における宗教信仰復興を問う」

シンポジスト(あいうえお順)

岡田真水 兵庫県立大学名誉教授(仏教)
加藤眞三 慶応義塾大学名誉教授(大本)
鎌田東二 京都大学名誉教授(神道)
小原克博 同志社大学教授(キリスト教)
島薗 進 東京大学名誉教授
原 敬子 上智大学准教授(キリスト教)
堀江宗正 東京大学教授
水谷 周 日本宗教信仰復興会議代表理事(イスラーム)
弓山達也 東京工業大学教授

*なお京都会場の参加は無料、予約不要です。ただし、ZOOM参加の登録申請は、12月20日開始となり、当法人の本HP(http://www.hukkoukaigi.or.jp)に申し込み要領を開始日までに掲載します。

*京都会場にて、叢書第1巻『宗教信仰復興と現代社会』または『信仰の滴』を、先着様50名に贈呈の予定です。

京都会場 2 0 2 3年 1月 2 2日(日) 「危機の時代における文化の継承と創造」

「京都」は1000年以上の長期にわたる日本の都で、そこでは常に「伝統」と「流行」が緊張感を持ってせめぎ合ってきた。しかし、明治維新後、日本の首都が「東京」に移って、東京がめまぐるしい「近代」を体現する年になったのに対して、京都は過去の歴史文化を保持してきた日本文化の砦のように見なされてきた。だが、実はそこにも「近代」の新しい波が押し寄せ、最古と最新がぶつかり合いながらダイナミックな生成を生み出していた。京都という都市を舞台に展開されてきた危機とその打開の創造を多角的な論者の視点から検討してみたい。また、その議論を通じて、広く現代社会における宗教をめぐる課題についてもアプローチしていきたい。

日時:
日時:2023年1月22日(日)13:00~16:30
場所:
同志社大学 良心館内 RY103
12:30
開場
13:00
開会、黙祷(進行 加藤眞三)
13:03
聖書朗読及び祈祷(小原克博)、法螺貝奉奏(鎌田東二)
13:10
叢書編者島薗進、割田剛雄国書サービス社社長挨拶
13:20
討論開始(司会 小原克博)
シンポジスト 岡田真水、鎌田東二、水谷周、弓山達也
15:00
休憩
15:15
再開
コメント(島薗進、加藤眞三)
16;30
法螺貝奉奏(鎌田東二)、閉会

環インド洋地域研究 第一回国際シンポジウムのご案内:"Discovering the Indian Ocean World”

INDOWSプロジェクト第一回目の国際シンポジウムを、国立民族学博物館にて来年1月に開催いたします。
東南アジアからアフリカ地域に渡るまで、人類学、歴史学、建築学、物質文化研究などの多様な専門を交えたセッションを予定しております。
同時通訳もあり、研究者以外の皆様にも広くご参加いただけます。
対面もしくはオンラインにて、皆様のご参加をお待ちしております。

■シンポジウムタイトル:
“Discovering the Indian Ocean World: “Gyres”, Indian Ocean and beyond”
■日時:
2023年 1月21日(土)・22日(日)・23日(月)
1/21-22:国際シンポジウム、1/23:若手研究者による国際会議
開催の詳細は、下記URLのポスターおよび要旨集をご参照ください。
プログラム詳細:https://drive.google.com/file/d/1OI2av8f0cyG-jM7Wsl1u4F6Y9LUCfraG/view?usp=sharing
要旨集:https://drive.google.com/file/d/12ZVv3vhz9D4qQV8FPInNIdaIZLbNKNkU/view?usp=sharing
■使用言語:
英語(同時通訳あり)
■会場:
国立民族学博物館 第4セミナー室(本館2階) + Zoomオンライン
■お申込み:
2023年1月11日(水)締切
  • 対面参加の申込(国立民族学博物館):https://forms.gle/LQ8RFqQCshqzARns8
  • オンライン参加の申込(Zoom):https://forms.gle/htSbJLYbXY2zzUMz9
    - お申込みいただいた方全員に、1月20日までにZoom URLをお送りいたします。
    - 対面でのご参加は、先着40名までとさせていただきます。
  • ■お問合せ:
    環インド洋地域研究 国立民族学博物館拠点
    email: tel: 06-7661-8501
    ホームページ:https://www.minpaku.ac.jp/research/project/nihu

    The 1st International Symposium of INDOWS Project:"Discovering the Indian Ocean World: “Gyres”, Indian Ocean and beyond”

    Hope this email finds you well, this is from the INDOWS conference team.
    We are pleased to announce that INDOWS*, the Indian Ocean World Studies Project, is holding our inaugurating symposium "Discovering the Indian Ocean World: “Gyres”, Indian Ocean and beyond” in January 2023, in the National Museum of Ethnology, Osaka, Japan, as well as via online.

    We are going to have sessions which interweave the fields of anthropology, history, architecture, material cultures and more.
    This symposium is widely open also to non-researchers, with simultaneous interpretation between English and Japanese.
    We are looking forward to having you on site or seeing you online!

    FUJII Chiaki

    * Date & Time:
    January 21 (Sat), 22 (Sun), 23 (Mon)
    - Jan 21-22: International Symposium, Jan 23: Interdisciplinary Conference for Young Scholars
    - flyer: https://drive.google.com/file/d/1OI2av8f0cyG-jM7Wsl1u4F6Y9LUCfraG/view?usp=sharing
    - abstracts: https://drive.google.com/file/d/12ZVv3vhz9D4qQV8FPInNIdaIZLbNKNkU/view?usp=sharing
    * Language:
    English (Simultaneous interpretation between Japanese and English will be available)
    * Venue:
    National Museum of Ethnology (Osaka, Japan) + Zoom online.
    * Registration:
    deadline: January 11 (Wed), 2023
    - Attend on site at National Museum of Ethnology: https://forms.gle/LQ8RFqQCshqzARns8
    - Attend online via Zoom: https://forms.gle/htSbJLYbXY2zzUMz9
    Zoom URL will be sent before January 20th, 2023, to all who registered.
    On site attendance is limited up to the first 40 registrant.
    * Contact us:
    Center for Indian Ocean World Studies, National Museum of Ethnology
    email:
    tel: +81-(0)6-7661-8501

    慶應大学(地域研究・比較政治)研究会 ウクライナ情勢

    慶應義塾大学法学部政治学科地域研究・比較政治グループでは、この度下記の要領にて、研究会を開催することになりました。
    混乱を続けるウクライナ情勢について、トルコの視点からもご報告頂く貴重な機会となります。
    ご関心をおもちの皆さまのご来場をお待ち申しております。

    なお本研究会はオンラインではなく、十分な感染対策を取った上で対面にて開催いたします。
    新型コロナウイルス感染対策のため、ご参加をご希望される方は、当方での参加者記録管理のため、下記のリンクから事前にご登録下さい。
    https://forms.gle/fCnaxNTbj1aV332o6 お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

    *2022年度慶應義塾大学法学部プロジェクト科目I 地域研究・比較政治*

    ■開催日:
    2023年1月21日(土)14:00~18:00
    ■開催場所:
    慶應義塾大学三田キャンパス 421教室
    https://www.keio.ac.jp/ja/maps/mita.html
    (正門を入ってすぐのガラス張りの建物、地図上の④の建物、南校舎2階)
    ■報告者:
    小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター・専任講師)
    「ロシア・ウクライナ戦争と日本の安全保障」
    仙石学(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・教授)
    「中東欧諸国の政党政治とウクライナ」
    柿﨑正樹(テンプル大学ジャパンキャンパス 政治学部・上級准教授)
    「ウクライナ侵攻からみるトルコ・NATO関係」

    *内容に関するお問い合わせがございましたら、担当者(錦田愛子 )までご連絡下さい。
    どうぞよろしくお願い致します。

    若手研究報告会「動物倫理の『最前線』:最前線としてのイスラエルからの応答」のご案内

    イスラーム・ジェンダー学科研では、2023年1月21(土)に、下記の若手報告会を予定しております。
    みなさまのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

    イスラーム・ジェンダー学科研主催 若手研究報告会
    「動物倫理の『最前線』:最前線としてのイスラエルからの応答」

    ・日時:
    2023年1月21日(土)13:30-16:00
    ・場所:
    東京外国語大学AA研(zoomハイブリッド開催)
    報告概要:
    今年2022年の5月に出版された『動物倫理の最前線:批判的動物研究とは何か』は、動物倫理の流れから批判的動物研究に至るまでを網羅的に著した和書としては初めての書籍と名高い。イスラーム・ジェンダー学科研の本報告では、とりわけ第五章のフェミニズムやジェンダーとの関わりに着目しながら本書を解題する。その後報告者の研究対象である、イスラエルの動物の権利運動を事例に、「最前線」で起きているヴィーガン・ナショナリズムの問題を論じたい。
    参考文献:
    井上太一(2022)『動物倫理の最前線―批判的動物研究とは何か』人文書院
    【プログラム】
    司会:
    小野仁美(東京大学)
    報告(13:35-15:00)
    参考文献『動物倫理の最前線』の紹介
    研究報告「動物倫理の『最前線』:最前線としてのイスラエルからの応答」
    報告者:保井啓志 (東京大学大学院 博士後期課程)
    休憩
    (15:00-15:10)
    コメント(15:10-15:30)
    コメンテーター:井上太一氏(翻訳家・執筆家)
    質疑応答
    (15:30-16:00)
    [登録フォーム]
    https://forms.gle/rehcm6pQCnxbSJLX7
    ※対面参加をご希望の場合は1月14日まで、オンライン参加をご希望の場合は1月20日までにお申し込み下さい。
    ※オンライン参加をご希望の方には、開催前日までにZoomリンクをご登録いただいたメールアドレスにお送りします。なお、会場参加にご変更の際は事務局までご連絡ください。
    ※会場参加をご希望の方はご連絡先の明記をお願いします。詳細についてはご登録いただいたメールアドレスに別途ご連絡差し上げます。また、オンライン参加にご変更の際はご連絡は不要です。
    [主催]
    科研費基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究』(代表:長沢栄治)
    [共催]
    科研費基盤研究(B)「『アジア・ジェンダー史』の構築と『歴史総合』教材の開発」(代表:三成美保)
    [お問い合わせ先]
    イスラーム・ジェンダー学科研事務局 office★islam-gender.jp
    ※★は@に変更してください。

    イスラーム信頼学ワークショップ「オスマン・カリフ制をめぐる議論」のご案内

    科学研究費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(領域代表:黒木英充)では、B01班の主催でワークショップ「オスマン・カリフ制をめぐる議論」をオンラインで開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

    参加を希望される方は、以下のオンライン登録フォームにてお申し込みください。

    ※ご登録いただくことで当日のリンクが自動送信されます。リンクの共有はできませんのでご注意ください。

    https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZErc-6hpzwsGdaXZyzGFI8FCN0kkfANEU6p

    日時:
    2023年1月21日(土) 14:00~16:00
    報告:
    藤波伸嘉(津田塾大学)
    「立憲君主の再イスラーム化?―オスマン帝国憲法と近代的カリフ制」
    要旨:
    立憲主義と国民主権の正統性が確立した1908年の青年トルコ革命以降、オスマン帝国憲法の改正は君主大権の軽重強弱を焦点とした。従って改憲の是非はカリフの権限如何に直結する。しかしムスリム非ムスリム問わず国制の根幹に関わる法的論点をも政争の具とした当時にあって、信徒の長の条件やムスリムの連帯に関わる「イスラーム的」な主張の信頼性もまた、同時代的な政局を踏まえて判断する必要がある。そこで本報告では、主権国家体系を前提として展開した近代的カリフ制の一つの到達点として、国内法上の一制度としてのその地位を論じるに際し、20世紀初頭のオスマン人が、聖法憲法国際法のそれぞれとの関係をどのように説いていたかを考察する。
    コメンテーター:
    長縄宣博(北海道大学/B01 研究分担者)
    使用言語:
    日本語
    開催形態:
    一般公開/無料、Zoomによるオンライン開催/要事前登録
    主催:
    科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)
    問い合わせ・連絡先:
    守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp

    日本学術振興会カイロ研究連絡センター定例懇話会(Online) (2022年度第9回のお知らせ)

    前略、年の瀬も押し詰まり、お忙しい日々をお過ごしのことと存じます。この度は、2021年に真珠史研究により大阪大学で博士号を取得され、去る11月に博士論文に基づく『真珠と大航海時代』を出版された山田篤美氏に、真珠の歴史についてお話をいただけることになりました。山田氏は京都大学をご卒業後、オハイオ州立大学大学院にてイスラーム美術史などを専攻され『ムガル美術の旅』(1997年)を上梓。その後研究分野を広げられ、南米への欧州進出の近世史『黄金郷伝説』(2008年)を刊行、さらにグローバルな視点から真珠に着目して『真珠の世界史』(2013年)をまとめられ、精力的に研究を続けられました。ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

    ◆ 日時:
    2023年1月20日(金)開始時間:カイロ13時から(日本時間20時から)
    講演:60分 質疑応答:30分
    ◆ 配信方法:
    zoom
    ◆ 講演:
    「真珠から見た大航海時代――海の宝石のグローバルヒストリー」
    ◆ 講師:
    山田 篤美(やまだ あつみ)文学博士(大阪大学)、歴史研究者
    ◆ 要旨(講師記)
    大航海時代にはスパイスと黄金が求められたと説明されますが、当時の法令や公文書を分析し、真珠の観点から大航海時代を見ると、従来の解釈とは異なる事象が明らかになります。ポルトガル領インドでは、イエズス会やポルトガル海軍が関与する真珠採取業という水産業が実施され、ゴアは新世界の真珠までも集めるグローバル市場になりました。その新世界ではスペイン人による奴隷制真珠採取業が興り、真珠による大西洋奴隷貿易が16世紀前半に形成されていたのです。今回の発表は、『真珠と大航海時代』(山川出版社)をベースにあまり知られていない真珠の歴史を語ります。
    なぜ真珠が歴史学で看過されたかについては、世界史研究所の「世界史の眼」ウェブサイトをご覧ください。 https://riwh.jp/category/eye/ 本の表紙には、西洋の女神に真珠が献上されているイギリス東インド会社の天井画を使っていますので、こちらもご覧ください。
    ●参加方法:
    講演は無料となっております。 参加希望者は、氏名(フルネーム)と所属、第9回を明記の上、メール 宛に前日までに必ずお申込みください。ZoomのURL、ID、パスワードをこちらより後日連絡いたします。

    ※今回の講演は金曜、カイロ時間13時(日本時間20時)にオンラインのみで開催いたしますので、曜日・時間帯・参加方法をお間違えのないようにご注意ください。

    日本学術振興会カイロ研究連絡センター
    JSPS Cairo Research Station
    Flat no.4, 9 al-Kamil Muhammad Street
    Zamalek, Cairo, Egypt
    Tel. Fax. 02-2736-3752

    第1回環インド洋世界史研究会のご案内

    環インド洋地域に関する歴史研究の進展を受けて、このたび研究情報の交換などを目的に「環インド洋世界史研究会」を立ち上げ、年数回、東京と大阪で開催することにしました(但し当面はオンライン開催)。つきましては第1回研究会を来る2023年1月13日にオンラインで開催します。ご関心の先生方には奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

    第1回環インド洋世界史研究会は下記の要領で行います。

    日時:
    2023年1月13日(金)19:30~21:00
    報告者:
    鈴木英明先生(国立民族学博物館准教授)
    テーマ:
    「インド洋西海域世界を発想する―生活文化から発想する歴史世界」
    開催方法:
    Zoomによるオンライン開催
    申込先:
    https://forms.gle/XrnziqnxicSVf97n7

    *どなたでもご参加いただけますが、Googleフォームでの事前申し込みとなります。前日正午までに、上記のURLからお申し込みください。

    *お申し込みいただいた方へ、前日中に、当日のURL(Zoom)をお送りいたします。

    環インド洋史研究会幹事
    大久保翔平(東京大学)、嘉藤慎作(東京外国語大学)、島田竜登(東京大学)、鈴木英明(国立民族学博物館)

    早稲田大学高等研究所公開セミナー 「オスマン帝国と東アジア:近代化をめぐる交流の軌跡」のご案内

    2023年1月13日(金)に早稲田大学高等研究所で開催予定の公開セミナー「オスマン帝国と東アジア:近代化をめぐる交流の軌跡」(対面式)についてご案内させていただきたく、ご連絡差し上げました。詳細は下記URLをご覧ください。
    共催は早稲田大学美術史研究会、早稲田大学中央ユーラシア歴史文化研究所、スーパーグローバル大学創成支援事業 早稲田大学国際日本学拠点になります。

    https://www.waseda.jp/inst/wias/news/2022/12/19/12223/

    多くの方のご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。

    国際ワークショップ「アラビア語とヘブライ語の物語ワークショップ」

    国際ワークショップ「アラビア語とヘブライ語の物語ワークショップ」を京都で対面にて開催する予定です。
    アラビア語とヘブライ語による物語・民話研究において国際的に第一線で活躍する専門家を中東から招きます。マグリブ写本、アンダルス写本、千一夜物語、センデバル物語などの主題を扱った各研究発表の後、質疑応答を交え、議論を行います。
    当日のプログラム(英語)および各発表の要旨(英語・アラビア語)については、このメールの後半をご覧ください。
    ご関心のある方は是非ご参加ください。申込制になっております。

    イベント題目:アラビア語とヘブライ語の物語ワークショップ

    日時:
    2023年1月9日(月・祝)10:00-17:00(予定)
    会場:
    京都大学 吉田南キャンパス 吉田南総合館 東南棟 1階 101演習室(対面のみで行います)
    キャンパスマップ
    https://www.h.kyoto-u.ac.jp/access/#02
    使用言語:
    英語、アラビア語(通訳なし)
    申込:
    以下のオンラインフォームにて2022年12月31日(土)までにお申込みください。
    Registration (by December 31, 2022):
    https://forms.office.com/r/FG6qAwCuhv
    問い合わせ先:
    鷲見朗子(すみ あきこ)
    主催:
    JSPS 科研費20340466(研究代表者:鷲見朗子)& JSPS
    科研費21H04347(研究代表者:勝又直也)

    Event title: A Workshop on Arabic and Hebrew Folktales

    Date & Time:
    January 9^th , 2023, 10:00-17:00
    Venue:
    Kyoto University, Yoshida Minami Campus, Yoshida Minami
    Sougoukan, Tounantou 1F, Room 101
    Language:
    English and Arabic

    Hosted by JSPS grant number 20340466 (Akiko Sumi) and JSPS grant number
    21H04347 (Naoya Katsumata)

    [Program (Tentative)]

    10:00 Opening

    10:10-11:10 Dr. Enass Khansa (American University of Beirut)
    Notes on /The Queen of Sorcerers and Thirteen Andalusī Tales on Love/

    11:15-12:30 Dr. Akiko Sumi (Kyoto Notre Dame University)
    From Despair to Recovery in a Chinese Buddhist Story and the Frame Stories of /The 101 Nights/ and /The 1001 Nights/

    Lunch break

    14:00-15:30 Dr. Haitham Sharqawy (South Valley University, Egypt) and Dr. Naoya Katsumata (Kyoto University)
    /Bayad wa-Riyad/- Towards a New Critical Edition of the Arabic Story and a Comparative Study with the Hebrew /Maqama/

    15:45-16:45 Dr. Farag Kadri Fakhrany (South Valley University, Egypt)
    Indications of Arabic Influence in /Mishle Sendebar/ - Reading Medieval and Modern Jewish Versions

    16:45 Closing

    [Abstracts]**

    AbstractWorkshopArabic&HebrewFolktales1211.pdf

    中東現代文学研究会 定例研究会のご案内

    プロジェクト・ワタン(科研基盤(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」)事務局の渡邉です。
    年明け2023年1月7日(土)、8日(日)の週末に中東現代文学研究会(MMEL)の 1月定例研究会を、対面(京都大学)およびZOOM によるオンラインのハイブリッドで開催いたします。

    プログラム詳細および会場等については、以下をご参照ください。
    http://www.projectwatan.jp/archives/activities/activities-2629

    参加ご希望の方は、12月28日(火)までに、以下のフォームで申し込みください。
    https://forms.gle/SuNEGzGr4f1PCEdn8

    以上、よろしくお願い申し上げます。

    渡邉円香

    科研基盤研究(A)「トランスナショナル時代の人間と「祖国」の関係性をめぐる人文学的、領域横断的研究」
    プロジェクト・ワタン事務局
    〒606-8501 京都府京都市左京区吉田二本松町
    京都大学大学院 人間・環境学研究科(岡真理研究室内)
    TEL: 075-753-6728(プロジェクト室)
    HP:http://www.projectwatan.jp/
    問合せ:

    国際シンポジウム 革命における公論と暴力

    来る1月7-8日、三谷博(東洋文庫)を研究代表とする科学研究費補助金・基盤研究(B)「公論と暴力―革命の比較研究」(19H01302)に基づき、革命比較の国際シンポジウムを開催します。17世紀のイギリス革命から現代の中東革命までの複数の革命を「公論」と「暴力」を軸に比較検討するプロジェクトです。

    1日目の午前中は、アラブの春とイラン・イスラーム革命に関する報告があり、ミシガン大学からホアン・コール先生がご報告されます。プログラム詳細は研究会のホームページ(https://kakumeihikaku.jimdosite.com/)をご確認ください。

    みなさまの積極的なご参加をお待ちしております。

    また、オンラインでの参加も可能です。オンライン申し込みは、https://kakumeihikaku.peatix.com/ までご連絡ください。

    お問い合わせ先:鹿野美枝

    国際シンポジウム 革命における公論と暴力 ―体制変革のグローバル比較―

    2023年1月7日 9:30-17:30 / 1月8日 9:00-17:30
    東京大学 本郷キャンパス 法文2号館2階 1番大教室 (Zoom同時配信)
    日本語・英語(一部同時通訳あり) 要参加登録・参加費無料

    1月7日(土) 9:30-17:30
    基調報告 9:30-10:10 三谷博

    第1セッション:中東 10:15-12:00
    酒井啓子 「アラブの革命――ネイション意識に光を当てた革命分類」
    Juan Cole 'The Islamic Revolution in Iran as Modular Collective Action for the Middle East'
    (「中東における集合行為のモジュラーとしてのイラン革命」 和訳配布)
    ▶ 討論:Harald Fuess
    昼休憩(12:0 0-13:00)
    第2セッション:中国 13:00-14:15
    深町英夫 「国民党の未完の中国革命」
    石川禎啓 「歯車として生きる――1940年代の中国革命運動における組織と個人」
    ▶ 討論:Jeffrey Wasserstrom

    第3セッション:ロシア 14:30-15:45
    池田嘉郎 「革命ロシアにおけるソヴィエト公共性の探求」
    Merissa Stockdale ''War Makes Revolution?': Gauging the Impact of War and Its Rhetoric
    on Russia's Revolutions, 1904-1936'
    ▶ 討論:石川禎啓

    ラウンド・テーブル 16:00-17:30

    1月8日(日) 9:00-17:30
    第1セッション:アメリカ・フランス 9:00-10:45
    鰐淵秀一 「アメリカ革命における公論と暴力」
    早川理穂 「フランス革命における戒厳令と民衆の暴力」
    平正人 「フランス革命総裁政府期における政治局と選挙集会の分裂」
    ▶ 討論:David Bell

    第2セッション:イギリス 11:00-12:15
    Michael Braddick 'Street Politics and the "Invention of the People" in England's
    Long Revolution, 1640-1720'
    (「長いイングランド革命における街頭政治と「人民の創造」」 和訳配布)
    後藤はる美 「17世紀イギリスにおける暴力・正当性・公共圏」
    ▶ 討論:三谷博
    昼休憩(12:15~13:15)
    第3セッション:日本 13:15-14:30
    朴薫 「なし崩し的革命、明治維新――伝統的政体構想の利用と変容」
    塩出浩之 「明治維新と新聞」
    ▶ 討論:岩井淳

    総合討論 14:45-16:45 冒頭コメント 渡辺浩

    結語 17:00-17:30 山﨑耕一 ・ Michael Braddick
    International Symposium
    Pen and Sword in Revolutions: A Global Comparison
    7th Jan. 9:30-17:30(JST) / 8th Jan. 9:00-17:30(JST) 2023
    The University of Tokyo (Hongo), Ichidai Lecture Hall, Faculty of Law & Letters Bldg.2 with Zoom
    Language: Japanese & English Fee: Free

    Saturday, 7th January 9:30-17:30

    Opening Address 9:30-10:10
    Hiroshi Mitani 'Re-thinking Revolutions through Global Comparison'

    1st Session: Middle East 10:15-12:00 Keiko Sakai 'Revolutions in the Arab States: Patterns of Revolution according to How the Revolutionaries Consider Their Nationhood' Juan Cole 'The Islamic Revolution in Iran as Modular Collective Action for the Middle East' ▶ Harald Fuess Lunch Break 2nd Session: China 13:00-14:15 Hideo Fukamachi 'The Kuomintang's Unfinished Chinese Revolution' Yoshihiro Ishikawa 'Living as a Cog in the Party Organization: A Revolutionary Way of Life in 1940s' China' ▶ Jeffrey Wasserstrom

    3rd Session: Russia 14:30-15:45
    Yoshiro Ikeda 'A Quest for the Soviet Publicness in Revolutionary Russia'
    Merissa Stockdale ''War Makes Revolution?': Gauging the Impact of War and Its Rhetoric
    on Russia's Revolutions, 1904-1936'
    ▶ Yoshihiro Ishikawa

    Round Table 16:00-17:30

    Sunday, 8th January 9:00-17:30

    1st Session: America & France 9:00-10:45
    Wanibuchi Shuichi 'Civil War, Print, and the Legitimacy of Violence in the American Revolution'
    Riho Hayakawa 'The Martial Law and Popular Violence in the French Revolution'
    Masato Taira 'French Revolution from the Perspective of the Conflict between Public Opinion and Violence' ▶ David Bell

    2nd Session: Britain 11:00-12:15
    Michael Braddick 'Street Politics and the “Invention of the People" in England's
    Long Revolution, 1640-1720'
    Harumi Goto 'Violence, Legitimacy and Public Sphere in Seventeenth Century Britain and Ireland'
    ▶ Hiroshi Mitani
    Lunch Break
    3rd Session: Japan 13:15-14:30
    Hun Park 'A Gradual Revolution, Meiji Ishin: Utilization and Transformation of Traditional
    Idea of Government'
    Hiroyuki Shiode 'The Meiji Revolution and Newspaper'
    ▶ Jun Iwai

    General Discussion 14:45-16:45
    Opened by Hiroshi Watanabe

    Closing Remarks 1700-17:30
    Koichi Yamazaki & Michael Braddick

    酒井啓子 Keiko SAKAI

    千葉大学 Chiba University
    法政経学部/大学院社会科学研究院 教授 Professor, Faculty of Law, Politics and Economics
    グローバル関係融合研究センター長 Center for Relational Studies on Global Crises
    新学術領域研究「グローバル関係学」代表

    http://www.shd.chiba-u.jp/glblcrss/index.html

    https://www.routledge.com/Iraq-since-the-Invasion-People-and-Politics-in-a-State-of-Conflict/Sakai-Marfleet/p/book/9780367193690

    住所:263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学
    電話 研究室:043-290-2388 センター室:043-290-2334
    e-mail: University's address: Law, Politics and Economics
    Chiba University
    1-33, Yayoi-cho, Inage-ku, Chiba-shi, Chiba, 263-8522 JAPAN
    tel: (81)43-290-2388/ 2334

    イスラーム信頼学ワークショップ「信頼を可視化する」のご案内

    科学研究費学術変革領域研究(A)「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」(領域代表:黒木英充)では、B01班とC01班および公募研究「前近代アラビア語史料のデジタル解析による文民エリートの人的ネクサス研究」(21H05374)との共催で、下記のようにワークショップ「信頼を可視化する」をオンラインで開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。

    参加を希望される方は、以下のオンライン登録フォームにてお申し込みください。

    ※ご登録いただくことで当日のリンクが自動送信されます。リンクの共有はできませんのでご注意ください。

    https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZIpdO-rqj0rHd1VTNVeR6izmw9ndwfQxrDh

    日時:
    2023年1月7日(土) 14:00~16:00
    報告:
    太田(塚田)絵里奈(東京外国語大学AA研/総括班特任助教)
    「15世紀ウラマーの名目的師弟関係にみる“信頼”:RDFグラフを用いた可視化分析」(仮)
    要旨:
    マムルーク朝期の人名録史料において中核を占めるウラマーをめぐっては、著名な個人や家系のプロソポグラフィー的研究が充実してきた。だが、彼らのコネクティビティに関しては、師弟関係や婚姻など、実態を伴う関係の分析が中心であったと思われる。
    本報告では、人名録に記録される「イスティドゥアーのイジャーザ(祈願の免状)」に基づき、15世紀のウラマーが構築した、名目的な師弟関係に着目したい。「イスティドゥアーのイジャーザ」は、遠隔地から集団的に請求・授与されたほか、授与者と被授与者を結びつける仲介を担った請求者が存在するなど、請求者の学的到達を保証する通常のイジャーザとは大きく異なる性質、位置づけにあったと考えられる。
    報告では、仲介者を起点に拡張される同時代ウラマーのネットワークを、RDFグラフを用いて分析することを試みる。そのうえで、かかる名目的なコネクティビティが大規模に構築されたことの社会的意義を、信頼という視座から検討したい。
    コメンテーター:
    伊藤隆郎 (神戸大学/C01 研究分担者)
    使用言語:
    日本語
    開催形態:
    一般公開/無料、Zoomによるオンライン開催/要事前登録
    共催:
    科研費学術変革領域研究(A)「イスラーム共同体の理念と国家体系」(研究代表者:近藤信彰(AA研)課題番号:20H05827)/科研費学術変革領域研究(A)「デジタル・ヒューマニティーズ的手法によるコネクティビティ分析」(研究代表者:熊倉和歌子(AA研)課題番号:20H05830)/学術変革領域研究(A) 「イスラーム的コネクティビティにみる信頼構築」公募研究「前近代アラビア語史料のデジタル解析による文民エリートの人的ネクサス研究」 (研究代表者:太田(塚田)絵里奈(AA研) 課題番号:21H05374)
    問い合わせ・連絡先:
    守田まどか mmorita[at]aa.tufs.ac.jp