第17回年次大会
第17回年次大会
会場：龍谷大学大宮学舎
＜プログラム＞
2001年5月12日（土）公開記念講演・公開シンポジウム・総会
◆公開記念講演
"Islamic Fundamentalism Movement in Central Asia": The Islamic Threat to Central Asia Ahmed RASHID（ファーイースタンエコノミックレヴィユー・デイリーテレグラフ 中央アジア・アフガニスタン・パキスタン支局長）
◆公開シンポジウム「現代シルクロードとイスラーム復興」
Ahmed RASHID
小畑 紘一（衆議院国際部長・前駐ウズベキスタン大使）
小松 久男（東京大学）
新免 康（中央大学）
中田 考（山口大学）
2001年5月13日（日）研究発表
◆第一部会
- 大庭 竜太（京都大学）
「クルド・ナショナリズム再考：ヌルジュ運動における民族性とイスラームをめぐって」 - 古川 美緒（東京都立大学）
「エジプト・デルタS村におけるシャーズリー教団の活動と村長の一族」 - 太田 啓子（お茶の水女子大学）
「シャリーフ政権によるメッカ支配と国際関係：バフリー・マムルーク朝期を中心に」 - 大河原 知樹（日本学術振興会）
「19世紀中頃のダマスカスの都市構造：徴税台帳（ルスーム・デフテリ）の分析」 - 近藤 信彰（東京都立大学）
「二重ワクフ：19世紀テヘランの一訴訟」 - 阿部 克彦（上野学園大学）
「サファヴィー朝期におけるケルマーンのタイル装飾と陶器」
◆第二部会
- 山尾 あおい（大阪外国語大学）
「文学に表されたトルコ人労働者：ベキル・ユルドゥズを中心に」 - 川久保 一美（津田塾大学）
「1922年エジプト独立前後のエジプトの対日外交：葉煙草輸入関税問題を中心に」 - 久保 幸恵（一橋大学）
「ムスリム・コミュニティーとオランダの多文化政策：国営ムスリム放送局の紛争をめぐって」 - 三尾 真琴（中部大学）
「もう一つのパレスティナ問題：レバノン国民のまなざしとUNRWA School」 - マイケル ペン（北九州大学）
「野田正太郎と日本軍艦比叡・金剛のイスタンブールへの派遣」 - 小島 宏（国立社会保障・人口問題研究所）
「イスラームと人口移動」
◆第三部会
- 末近 浩太（京都大学）
「ラシード・リダーと大戦間期におけるシリア統一・独立運動」 - 小池 利幸（東京外国語大学）
「アルジェリア・ウラマー協会の社会改革思想の考察」 - 田村 幸恵（津田塾大学）
「委任統治パレスチナにおける国家構想の相違：パレスティナ分割案、二民族国家案と独立」 - 貫井 万里（慶應義塾大学）
「モサッデク政権期におけるテヘランのバーザール勢力の役割：ティール月30日事件を中心として」 - タレック シェヒディ（上智大学）
「日本とアラブの近代思想における民主主義：吉野作造とアル＝ターヒル、アル＝ハッダードからの視点」 - 島 敏夫（福山大学）
「新段階を迎えたイラン石油産業」 - 清水 学（宇都宮大学）
「中央アジア市場化の10年」
◆第四部会
- 元好 朗子（京都ノートルダム女子大学）
「ジャーヒリーヤ詩人 イムルウ・アルカイスとアルカマ・アルファフルの詩的競演：馬の描写とその性的解釈」 - ジャハーンギーリー ナーデル（東京外国語大学）
「The Linguistic Reflection of Social Hierarchy in Post Revolutionary Iran」 - ハイリー ドゥーマ（大阪外国語大学）
「Are They "Autobiographial Novels"?」 - 依田 純和（大阪外国語大学）
「マグレブのアラビア語非ムスリムにおけるh音の脱落とそれに伴う音韻変化について」 - 山中 由里子（国立民族学博物館）
「ズー・ル＝カルナイン再考：タバリーのコーラン注釈書を通して」 - 富田 健次（大分県立芸術文化短期大学）
「ヴェラーヤテ・ファギーフの論証形態に関する若干の考察」
